無料の適性検査おすすめ4選|メリットや選ぶ際のポイントも解説

Check!

  • 自社に適した人材の選定に役立つ適性検査には、無料で利用できるものもある
  • 無料の適性検査は、有料のものと比べるとサービスの範囲が限られていることがある
  • 無料の適性検査を選ぶ際は、無料の範囲・受験人数・期間をチェックする

適性検査は、自社に適した人材の選定や採用後のミスマッチ防止に役立ちます。無料のサービスもあるため、これから適性検査の導入を検討している企業はぜひ利用してみましょう。この記事では、無料で利用できるおすすめの適性検査や選ぶ際のポイントを解説します。

目次

開く

閉じる

  1. 適性検査を無料で実施しよう
  2. 無料の適性検査おすすめ4選
  3. 【比較表】無料のおすすめ適性検査サービス
  4. 無料の適性検査のメリット
  5. 無料の適性検査のデメリット
  6. 無料の適性検査がおすすめなケース
  7. 無料の適性検査を選ぶ際のポイント
  8. その他の適性検査の選び方
  9. 無料の適性検査を利用する際の注意点
  10. まとめ

適性検査を無料で実施しよう

適性検査とは、人材を客観的に見極める方法の1つとして行われる検査のことです。組織や職務に適した能力・資質を備えているかの判定や、自社に適した人材の選定や採用後のミスマッチ防止などに活用されています。

検査の内容としては、能力検査や性格検査、職務適性検査、心理検査などがあります。適性検査は有料で提供される検査のほかに、無料で検査できるサービスもあるため、これから適性検査の導入を検討している企業はぜひ利用してみましょう。

本記事では、無料で利用できるおすすめの適性検査に加えて、適性検査のメリット・デメリット、選ぶ際のポイントなどについて分かりやすく解説します。

適性検査とは?メリット・デメリットやSPIとの違いについても解説

適性検査とは、個人の能力・性格・特性を定量的かつ客観的に測定する試験のことです。人材採用後のミスマッチの予防や、適切な人員配置を行う目的で活用されています。この記事では、企業が適性検査を利用するメリット・デメリット、実施方法などを解説します。

無料の適性検査おすすめ4選

無料プランありの適性検査

エン・ジャパン株式会社

Talent Analytics(3Eテスト)

Talent Analytics(3Eテスト)

出典:jinji-test.en-japan.com

エン・ジャパン株式会社

Talent Analytics(3Eテスト)

無料プラン◎受検の負担を最小限に抑えたい企業におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 1987年から積み重ねた実績と信頼を備え、累計受検者数も240万人以上!
  • フリープランの提供があり、3名分の適正検査が無料で受けられる
  • 難しい専門用語ではなく、数値で分かりやすい結果報告書
MORE

ここが少し気になる…

  • 採用ミスマッチ防止に効果的な人材像の可視化や、テスト結果分析はオプション

無料トライアルありの適性検査

株式会社さかえ経営

HR-PROG

HR-PROG

出典:www.sakae-office.com

株式会社さかえ経営

HR-PROG

社員を見極めて優秀な人材の流出を防ぎたい企業におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 個人診断はもちろん、企業の職種・部署ごとの全体分析まで一気通貫して行える
  • Webと手書き受検どちらにも対応し、時間や手間の削減にも効果的
  • 2名まで無料トライアルが可能
MORE

ここが少し気になる…

  • 詳細や料金は問い合わせが必要

株式会社シンカ

tanΘ

tanΘ
出典:www.shinka.com

株式会社シンカ

tanΘ

無料トライアル有り!人材配置に役立てたい企業におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 「CUBIC」を基に共同開発
  • 個人特性を表す30因子の偏差値や人物像が書かれた診断レポート
  • A4サイズ1枚でコンパクトにまとまっており、フィードバック用の出力も可能
MORE

ここが少し気になる…

  • 有料プラン詳細はトライアル受検後に申し込む流れで審査がある

株式会社イング

Compass

Compass
出典:sonar-ats.jp

株式会社イング

Compass

抑うつやストレス耐性の確認もしたい企業におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • フィードバックやパーソナルなど、各種レポートが細かくて手厚い
  • 性格や地頭といった先天的な資質を判定できる
  • 結果は即座にチェック可能で時間の削減にも効果的
MORE

ここが少し気になる…

  • スマホは適性検査しか対応しておらず、タブレットは動作環境に対応していない場合も

【比較表】無料のおすすめ適性検査サービス

結果管理機能分析・レポート機能受検形態
無料プランありの適性検査Web
無料トライアルありの適性検査Web・紙受検
Web・紙受検
Web・インハウス受検・紙受検

無料の適性検査のメリット

無料の適性検査は、企業と求職者の双方に多くのメリットをもたらします。企業側は、採用プロセスの効率化やコスト削減が可能になり、適性の高い人材を見つけるのに役立ちます。

そして求職者側には、自分の能力や適性を客観的に理解する機会が得られ、自分に合った職種や企業を見つけやすくなる利点があります。ここからは、無料の適性検査の企業側と求職者側のそれぞれのメリットについて解説します。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

企業側にとってのメリット

適性検査には通常、高額な費用がかかります。特に大規模な採用活動では、受験者数が増えるにつれてコストがかさみます。無料の適性検査を利用することで、企業はこれらの費用を大幅に削減して、予算を他の重要な領域に振り向けられます。

初めて適性検査を導入する企業にとって、無料の検査はリスクが少なく、効果を確認するための良い手段となるでしょう。採用段階で多額の費用をかけることなく、適性検査の有効性や適用範囲を確認できるため、将来的な本格導入に向けた判断材料を得ることもできます。

さらに、無料の適性検査は簡便かつ迅速に実施できるため、応募者を効率的にスクリーニングする際に役立ちます。また、多くの応募者を短時間で的確に評価できるため、採用プロセスがスムーズに進行し、自社に必要な人材をすばやく選別可能です。

求職者にとってのメリット

求職者は、無料の適性検査を受けることで、自身の能力や性格、適性を客観的に把握できます。自身の強みを発揮できる職業やキャリアパスを具体的に診断する際の、大きな助けとなるでしょう。

また、無料の適職診断には面倒な登録なしで簡単にWeb受検できるものも多数あります。求職者はこれらを活用して、短時間で自分の特性を分析したり、自分に向いている仕事を診断したりすることが可能です。

さらに、無料の適性検査を提供する企業が増えることで、求職者はより多くの企業に応募しやすくなります。無料の適性検査は、求職者の自己理解を深め、適切な職種を見つけるための貴重なツールとしても機能します。

無料の適性検査のデメリット

無料の適性検査は、基本的な評価項目に焦点を当てることが多く、詳細な性格分析や高度な能力評価には限界があります。例えば、深層心理の分析など、より専門的な診断が求められる場合には、有料のサービスの方が信頼できるでしょう。

有料の適性検査では、幅広い質問項目と評価基準を用いて、受験者の性格や能力を多角的に分析します。これに対して、無料の検査は質問項目が限定されるため、提供される結果が表面的になる可能性があります。

また、有料サービスでは、検査結果に基づいた専門家からの個別フィードバックやアドバイスが受けられることが一般的ですが、無料の適性検査ではこのようなサポートが不足している場合があります。

無料の適性検査がおすすめなケース

無料の適性検査は、コストを抑えて適性検査を導入したい企業はもちろん、以下のようなケースで利用するのがおすすめです。

無料の適性検査がおすすめなケース

  1. 多くの応募者が集まる場合
  2. 適性検査を試してみたい場合

多くの応募者が集まる場合

大量の応募者が集まるケースでは、初期段階で無料の適性検査を実施するのがおすすめです。適性検査は利用人数に応じて料金が上がっていくのが一般的であるため、有料のものを大量の応募者全員に受けさせるとコストがかさみます。

まずは無料の適性検査で基本的な能力や性格による大まかな絞り込みを行い、次のステップに進む候補者にのみ有料の検査を実施するという方法もあるでしょう。

適性検査を試してみたい場合

採用活動で適性検査を実施したことがなく、効果を確認したい場合にも、無料の適性検査は役立ちます。適性検査で得られるデータが自社の選考に役立つか、自社の採用プロセスに組み込めそうかなどを判断できます。

将来的に有料の適性検査導入を検討している場合も、無料のサービスで手軽に導入効果を検証してみましょう。自社に合うものを検討するためには、複数の適性検査を無料で試し、比較するのがおすすめです。

無料の適性検査を選ぶ際のポイント

無料の適性検査を利用する際には、無料で実施できる範囲や人数、期間を確認することが重要です。ここでは、無料の適性検査を選ぶ際のポイントについて解説します。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

無料で実施できる範囲をチェック

無料の適性検査では、提供されるサービスの範囲が限られている場合があります。例えば、能力検査は有料で提供され、性格検査のみが無料で受けられるケースがあります。そのため、自社が必要とする評価項目が含まれているかどうかの確認が必要です。

また、無料の検査が提供するデータの精度や、どれだけ詳細な検査ができるかも確認しましょう。自社の採用活動に必要なデータが得られないのであれば、無料ではなく有料サービスを検討すべきです。

無料で実施できる人数をチェック

無料で利用できる適性検査の中には、人数制限が設けられているサービスもあります。例えば、「100名まで無料」といった制限が設定されている場合があり、その人数を超えると追加費用が生じる点に注意しましょう。

特に大量の人材を採用したい場合には、無料の範囲内に収まるかどうかを慎重に検討する必要があります。さらに、人数制限を超えた場合の追加費用やサービス内容の変更についても把握しておき、必要に応じて予算の管理や計画の見直しを行いましょう。

無料で実施できる期間をチェック

無料の適性検査は、「30日間は無料」といったように無料で実施できる期間が制限されているサービスも存在します。無料で利用できる期間が過ぎると、有料プランに移行しないと利用できなくなるケースがあるので要注意です。

特に、自社の採用スケジュールや検査の実施時期が無料期間内に収まるかどうかは、必ず確認しておきたいポイントです。採用活動が長期に渡るケースも考慮し、無料で利用できる期間を把握しておきましょう。

その他の適性検査の選び方

適性検査を選定する際は、上述した選定ポイントに加えて、以下の要素にも注目することが重要です。まず、測定内容の適合性として、検査の内容が自社の採用目的やニーズに合致しているかどうかを確認しましょう。

次にオンラインや対面など、受検方法が自社の実施形態に適しているかどうかも要チェックです。また、検査結果をもとに面接でのフィードバックやアドバイスの提供といったサポートの有無を確認すると、効果的な検査の実施につながります。

さらに、検査の信頼性や業界での評価、導入実績を確認することで、結果の信頼性が担保されます。最後に、使いやすさも重要な判断基準です。使い勝手が良ければ、受検者のストレスが軽減され、より正確なデータが得られます。

【重要なポイント2つ】

  1. 測定内容は目的に合っているか
  2. どのような受検方法か

【その他の比較ポイント】

  1. 面接のサポートはあるか
  2. 信頼性・実績があるか
  3. 使いやすいか

無料の適性検査を利用する際の注意点

無料の適性検査は気軽に利用できる一方で、内容が簡易的なものだと、信頼性や正確性に欠けることがあります。信頼できる適性検査を選ぶためには、過去の利用社数や受検者数などを確認するのがおすすめです。

また、適性検査の結果は過信せず、あくまでも選考の補助ツールとして活用すべきです。個性や価値観、自社文化との適合性などは適性検査で判断するのは難しいため、面接やグループディスカッションなども併用し、多角的な評価を行いましょう。

まとめ

適性検査は、候補者の能力や適性を客観的に評価するためのツールであり、自社にマッチした人材を選別するのに役立ちます。適性検査には、数値的な能力を測定する能力検査と、性格特性を評価する性格検査などが含まれます。

また、適性検査には有料のものと無料のものがあり、これから導入を検討している企業には無料の検査もおすすめです。ただし、無料の適性検査は実施できる範囲や人数、期間が限られていることがあるため注意が必要です。

必要な検査の範囲や利用人数を確認し、自社の規模やニーズに合った適切な検査を選んで、採用活動を効率化させましょう。

Share

同じカテゴリの記事を探す

同じタグの記事を探す

同じタグの記事はありません

top