英語対応のCRMおすすめ4選|導入メリットや選び方も解説

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  • CRMとは顧客情報を一元管理するシステムのことで、英語対応のものも多数ある
  • CRMを導入すると、顧客情報の共有がスムーズになり業務効率化や経営拡大に繋がる
  • 英語対応のCRMを選ぶ際は、現地使用の可否や現地通貨に対応しているかを確認する

CRMとは顧客の情報を一元管理し、業務を効率化させるシステムです。英語対応のものも多数あり、海外に拠点を持つグローバルな企業にも導入が進んでいます。この記事では、英語対応のおすすめなCRMや導入メリット、選び方などを解説します。

目次

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  1. CRMとは
  2. 英語対応のCRMが必要な企業
  3. CRMの基本的な機能
  4. CRMを導入するメリット
  5. 英語対応のCRMを選ぶ際のポイント
  6. おすすめの英語対応CRMツール4選
  7. その他のCRMツールの選び方
  8. まとめ
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CRMとは

CRMとは、「Customer Relationship Management」の略語で、顧客の情報を一元管理し、業務を効率化させるシステムです。日本では、顧客管理システムと呼ばれています。

CRMでは、顧客の基本情報や取引履歴などを蓄積し、その情報を基に分析すること、顧客に最適なアプローチができます。販売を促進するプロモーション支援機能などもあり、データを基にスピーディーなサポートも受けることが可能です。

SFAやチャットツールなどのシステムとも連携ができるものも多く、顧客情報の共有がスムーズになるため、業務効率化や経営拡大などに大いに役立ちます。

CRMは、さまざまな国で開発されているシステムのため、英語対応のものも多く、海外に拠点を持つグローバルな企業でも導入が進んでいます。業務効率化や経営拡大などのメリットを実感するためにも、ぜひ導入を検討してみましょう。

\より詳しいCRMの解説はこちら/

CRMとは?メリットやマーケティングに合わせた選び方も解説

CRMとは、利益の最大化を目的に顧客との関係性を管理することを指します。この記事では、顧客関係管理やマネジメントを自動化・効率化してくれるCRMの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。

英語対応のCRMが必要な企業

日本の会社でも、英語対応のCRMを導入している企業は多くあります。英語対応のCRMが必要な企業は、以下のような企業です。

  1. 外国人の従業員が多い企業
  2. 海外に拠点を持つ企業
  3. 海外進出を目指している企業

海外に拠点を持つ企業はもちろん、外国人の従業員が多く在籍している企業や海外進出を目指す企業も、積極的に英語対応のCRMを導入するのがおすすめです。

求人や会社情報などで英語対応のシステムを導入していることをアピールできれば、「グローバル化を進めている企業」や「外国人従業員に寄り添った会社」として認識されやすくなります

日本国内では多くの企業がCRMを導入しており、英語対応や多言語対応のCRMを導入している企業も多いです。海外進出などを検討する企業であれば、ぜひ英語対応のCRMの選択肢として考えるべきでしょう。

CRMの基本的な機能

CRMには、効率的に顧客管理ができる機能が備わっています。ここからはCRMの基本的な機能を2つ解説します。

顧客データ・案件管理

CRMは、顧客の基本情報を一元管理できます。どの顧客がどの商品を購入したかといった案件と紐づけた管理も可能です。

また、他のシステムと連携することができ、別のツールでの情報もまとめて管理できるため、部署ごとに異なるシステムや情報を扱う場合でも、顧客情報の共有が簡単にできます

顧客分析

CRMは問い合わせや購入の履歴が蓄積されるため、性別や年齢などの顧客情報と照らし合わせた分析ができます。地域ごとの売上の差やニーズの違いが発見でき、マーケティング戦略に役立ちます。

個別のマーケティング施策を練る時にも分析した情報を活用でき、企業の今後の発展につながります

CRMを導入するメリット

CRMの導入によって、顧客情報の一元管理やデータに基づいた経営判断ができるのがメリットです。ここでは、CRMを導入するメリットについて詳しく解説します。

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顧客情報を一元管理できる

CRMは、顧客情報を一元管理できるのが最大のメリットです。顧客の名前・連絡先・住所などの基本情報から、製品やサービスの購入履歴、取引履歴などの情報を蓄積して、すぐに抽出できます。営業先でも情報を素早く抽出できるため、スムーズな営業活動が可能です

また、顧客情報の一元管理ができると、社内での情報共有が容易になります。CRMのデータ共有により、社員同士でのサポートしやすさや、引継ぎ作業の負担軽減に期待できます。そのため、今以上に営業活動に集中して取り組めます。

データに基づいた経営判断ができる

CRMの導入により、データに基づいた経営判断ができるようになります。顧客との取引履歴、基本情報などを基にリアルタイムで分析や集計ができるため、マーケティング施策として非常に有効です。

正確なデータ分析ができれば、経営戦略が立てやすく、新しい商品の開発にも役立ちます。CRMの分析結果は、今後どうアプローチしていくかの指標にもなり、経営方針の見直しにつなげられるのが大きなメリットといえます。

CRMによって顧客の情報が整理されるため、顧客に合わせた丁寧な対応によって顧客との良い関係が構築でき、受注キャンセルや解約などといった弱みも把握しやすくなるため、現状の経営を改善できるのも特徴です。

業務効率化が図れる

CRMの導入によって、業務効率化が図れるのもメリットです。多くのCRMツールはクラウド上で使用できるため、Web上ならいつでもどこでも顧客情報にアクセスでき、情報を素早く更新できます

簡単にデータを抽出できれば、会議などの資料作成も簡素化され、エクセルなどにまとめるよりも工数や人員を減らすことが可能です。導入後に操作に慣れるのは大変ですが、うまく活用できれば労働コストの削減にも繋がるでしょう。

英語対応のCRMを選ぶ際のポイント

英語対応のCRMは多数のシステムがあるため、どのシステムを選ぶべきかわからない方も多いでしょう。ここでは、英語対応のCRMを選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。

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海外拠点でも使用できるか

海外拠点のある企業は、現地で正しく使用できるかチェックしておきましょう。英語対応のシステムでも、英語圏で使えない可能性もあります。英語以外の言語に対応しているかも重要でしょう。

使いたい国でシステムが動作しなければ、導入した意味がなくなってしまいます。導入後のトラブルを防ぐためにも、試用期間などをうまく活用するのがおすすめです。

現地通貨・現地時間に対応しているか

英語対応のCRMは、現地通貨や現地時間に対応しているかも確認しましょう。現地通貨・現地時間に対応していない場合、会計処理などが複雑になる上に、トラブル時の対応が遅れることもあります。

現地通貨・現地時間に対応しているかをあらかじめ確認しておけば、こうしたトラブルを回避でき、取引がスムーズになります

英語でのサポート体制があるか

CRMは、英語でのサポート体制があるかどうかチェックしておきましょう。例えば日本製のCRMツールを導入する場合、カスタマーサポートが日本語のみの対応の可能性があり、日本語を話せない外国人社員が困ってしまう可能性があります。

そのため、ベンダーに問い合わせる際に英語でも大丈夫かどうか確認しておくと良いでしょう。また、24時間サポート体制が整っているなど、トラブル時にも安心のサービスを選ぶのがおすすめです。

おすすめの英語対応CRMツール4選

OrangeOne株式会社

Freshsales Suite

「AI機能」搭載かつ豊富なプランから選びたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 「AI搭載予想コンタクトスコア」を搭載しアプローチに役立つ
  • 4プランから選べ、顧客管理だけであればフリープランだけでも十分な機能

MORE
ここが少し気になる…

  • 有料プランは使える機能が多い反面、使わない機能は持て余す場合も
企業規模 - 料金(税別) ・FREE
・GROWTH 最新価格は問い合わせで確認
・PRO 最新価格は問い合わせで確認
・ENTERPRISE 最新価格は問い合わせで確認
顧客データ管理 マーケティング支援
カスタマーサポート 他システム連携機能 -
他言語対応 - サポート体制 英語
セキュリティ対策 最新のセキュリティパッチを適用 無料トライアル -
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

Sansan株式会社

Sansan

大量の名刺の整理整頓ができずに困っている方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 大量の名刺があっても「AI」を駆使して精度の高いデータでまとめられ、全社で人脈を共有できる
  • 専用のスキャナーやスマホアプリにも対応し、メールも自動蓄積する

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ここが少し気になる…

  • 具体的な金額は要問合せ
企業規模 - 料金(税別) 問い合わせで確認
顧客データ管理 マーケティング支援
カスタマーサポート - 他システム連携機能 -
他言語対応 ・英語
・中国語
・その他
サポート体制 -
セキュリティ対策 - 無料トライアル -
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

株式会社セールスフォース・ジャパン

Sales Cloud

多言語対応なためグローバル展開を目指す方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 顧客情報の分析により、商談管理や営業支援などの業務を効率化できる
  • 使える機能が多く、さまざまな営業支援にも活用可能

MORE
ここが少し気になる…

  • 機能が多いため使いこなせるまで時間がかかる
企業規模 全規模に対応 料金(税別) ・Lightning Professional 1ヶ月あたり1ユーザー9,000円
・Lightning Enterprice 1ヶ月あたり1ユーザー18,000円
・Lightning Unlimited 1ヶ月あたり1ユーザー36,000円
顧客データ管理 マーケティング支援
カスタマーサポート 他システム連携機能 ・Outlook
・Gmail
他言語対応 ・英語
・フランス語
・ドイツ語
・その他
サポート体制 ・サポートサイト
・電話
・動画
セキュリティ対策 - 無料トライアル
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

その他のCRMツールの選び方

CRMツールを選ぶ際は、自社に必要な機能や他システムとの連携などを適切に分析することで、よりシステムのメリットを実感できます。CRMを選ぶ際は、以下のようなポイントに注目するのがおすすめです。

【重要なポイント3つ】

  1. 必要な機能とコストが見合っているか
  2. 他システムと連携できるか
  3. 画面が見やすく使いやすい操作性か

【その他の比較ポイント】

  1. サポートは充実しているか
  2. セキュリティ対策は万全か
  3. 無料トライアルがあるか

まとめ

CRMとは顧客の情報を一元管理し、業務を効率化させるシステムです。外国人従業員が多い企業や、海外に拠点を持つ企業、海外進出を目指す企業は、積極的に英語対応のCRMシステムを導入するのがおすすめです。

ただし、CRMはさまざまなツールがあるため、自社に合った機能などを慎重に選定しなければなりません。特に海外拠点で利用する場合は、現地で適切に使用できるか、現地通貨や現地時間に対応しているかなどをチェックする必要があります。

英語対応のCRMを導入する際は、この記事を参考に利用するシステムの選定や準備を行い、業務効率化をはじめとするシステムのメリットを実感できる環境作りを行いましょう。

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