【営業コンサル監修】名刺管理アプリのおすすめ11選を徹底比較|無料アプリからOCRの精度が高いものまで!専門家がよくある質問に回答

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- おすすめの名刺管理アプリを比較して検討できる!
- 名刺管理アプリのよくある質問に営業コンサルタントが回答!
- 名刺管理アプリの選び方をビジコン編集部が徹底解説!
本記事では、「名刺をアプリで管理したい」と考える個人事業主や企業に向けて、おすすめの名刺管理アプリを厳選してご紹介します。記事中盤では営業コンサルタントの大岩さんに、名刺管理アプリのよくある質問について解説いただいています。ぜひこの記事を参考に名刺管理アプリを選択しましょう。
※監修者は「名刺管理アプリのよくある質問」についてのみ監修をおこなっております。その他の部分については監修者が監修したものではありません。

編集部
この記事の編集者
ビジネスコンシェルジュ編集部
ビジネスコンシェルジュは、国内シェアNo.1ドメイン公式登録サービス「お名前.com」が個人事業主・中小企業の方々に向けて、ビジネス効率化がより身近になる情報をお届けするメディアです。
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監修者
営業コンサルタント
大岩 俊之
電子部品メーカー、半導体商社、パソコンメーカーなどで、家電メーカー、自動車部品メーカー、家電量販店向けの法人営業を経験。最高月間売上3億円、200人中1位の売上実績を持つ。 現在は、営業研修講師、営業コンサルタントとして活動中。著書は15冊。
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目次
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名刺管理アプリおすすめ11選
比較表で名刺管理アプリを比較するならこちらSansan株式会社
Sansan


ここがおすすめ!
- 電話・メール・面会などの接触履歴を残せ、名刺データを活かして有益な営業活動が行える
- 人事異動情報・ニュース配信といった機能を搭載し、常に相手企業の最新の情報を把握できる
ここが少し気になる…
- 顧客フォロー機能が少なく、名刺管理がある程度完了すると利用頻度が減る場合も
-
上記に記載の通り従来は名刺はほぼ手入力で、スキャナーは1枚数秒及び精度が非常に悪かったので過去数千枚の名刺は紙ベースで残っていただけで、デジタル化ができていませんでした。sansanはこの眠っている名刺をデジタル化して、営業戦略を考える上で大きなメリットがありました。例えば、名刺情報にコンタクト履歴を紐づけることでいつどこで誰が、どのように商談をしたかの履歴を追うことができ、商談内容の組み立てに活用していました。
-
導入前は、名刺の管理が個人ごとにバラバラで、情報共有が難しい状況でした。Sansanを導入したことで、名刺情報を一元管理し、検索や共有が簡単になりました。しかし、できる機能が多く、活用しきれないと感じました。
-
そもそも個人が取得した名刺を管理する文化がなかった会社だったため、退職や異動の際の引継ぎなどで細かに(丁寧に)そのあたりが引き継がれている印象がなかったが、導入することでこの点が甘かったり不十分だったとしてもデータとして残る。ということが一番メリットとして感じた

ここがおすすめ!
- 月々600円からスタートできる手軽さとコストパフォーマンスの高さ
- 初心者でも始めやすいシンプルなUIと無駄のない機能
- 高い技術力を持つ世界最高峰のエンジニアによる開発
ここが少し気になる…
- 原則5ユーザーからの利用で、一部オプション対応の機能がある
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株式会社もぐら
メイシー


ここがおすすめ!
- 名刺を発送するだけで、1~2日ほどでデータ納品が完了
- 「OCR変換」と「プロスタッフ」によるWチェックで高精度を実現
- 万全なセキュリティ対策に加え、便利なスマホアプリにも対応
ここが少し気になる…
- 2500枚以上追加登録する場合や、返送する際には追加の料金が発生
-
名刺管理だけで無駄な料金を払い続けるということがなく、それでいてしっかりと名刺管理もできているので大変便利に使っております。写真を撮影してアッップロードをするだけという手軽さで誰でもすぐに使いこなせるし、名刺を探し出す手間もなくなりとても重宝しています。
-
担当者の引継、交代が分かりやすい。リモートワークが中心のため、データ化することで検索することができる。検索することが出来ることで、探したい人やその人の上司なども分かるようになる。誰にコンタクトを取ればいいのか、悩む必要がなくなり、仕事がスムーズになった。
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ここがおすすめ!
- 名刺管理だけでなく、営業活動を強化できるSFA・MAを1つに集約
- スキャンするだけで、あとはオペレーターがデータ化!
- 取り込んだデータは自動で整理・名寄せ
ここが少し気になる…
- SFA・MAが一体型になっているため、既に別システムを使用している場合は機能を持てましてしまう場合も
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株式会社Phone Appli
PHONE APPLI PEOPLE

ここがおすすめ!
- 複数のツールや機能をPEOPLEに集約、コラボレーションの起点をこれひとつに
- 人と人をつなげる情報を集約、強みや個性など、お互いを知るきっかけに
- ハイブリッドワークやフリーアドレスなど、多様化する働き方にも対応
ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため、問い合わせる必要がある
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ここがおすすめ!
- 名刺枚数による従量制課金
- 国内最高クラスのアイネットクラウドデータセンターにて運用し、セキュアな名刺管理を実現
- スマートフォン・タブレットなどのカメラ機能で取込可能
ここが少し気になる…
- 利用料金が公開されていないため、問い合わせる必要がある
機能の詳細や利用イメージは
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Sansan株式会社
Eight Team
ここがおすすめ!
- 電話・メール・面会などの接触履歴を残せ、名刺データを活かして有益な営業活動が行える
- 人事異動情報・ニュース配信といった機能を搭載し、常に相手企業の最新の情報を把握できる
ここが少し気になる…
- 顧客フォロー機能が少ないため、すべて名刺入力が完了したり特定の取引先とのやり取りのみになってくると利用頻度が減る
-
最大のメリットとしては個人の名刺を会社の資産にできること。チーム内で人脈を共有できることが良いです。また名刺情報を社外/遠隔にいてもスマホで見れることができるので、いちいち社に電話することもなくなり工数削減もできるようになったり、社内でも煩雑な名刺管理が楽になりました。
-
名刺をデータ管理出来ること、繋がっているお客様とは役職や部署が変わっても通知機能をオンにする事で名刺更新次第分かるのがとても便利です。無料でもある程度使い勝手は良いですが、プレミアムに登録する事で名刺の登録もすぐに完了するので、とても役に立っています。
-
個々人のEightで管理していた名刺情報が共有されることで、顧客との会話時に他のメンバーとの接点があるということで関連する話題の会話ができたり、退職時の引継ぎなどもスムーズに行えるようになった。また、イベント実施時に大量に入手した名刺の共有・その後のフォローアップについても共有できることにより容易に行えるようになった。
ブルーテック株式会社
Knowledge Suite


ここがおすすめ!
- グループウェア、SFA、CRM、ビジネスアプリケーションが機能連動してオールインワン!
- ユーザー数無制限!利用したいときに利用した分だけ!SaaS型なので、低コスト運用ができる!
- PC、スマートフォン、タブレット、いつでもどこでもオフィスと変わらないビジネス環境!
ここが少し気になる…
- UIが使いにくいところがある
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ヤマトシステム開発株式会社 ソリューション事業本部 ビジネスソリューション部
名刺de商売繁盛

ここがおすすめ!
- 利用人数の制限がなく月額費用32,000円払えば全社員で使える
- セキュリティ対策にも力を入れており、情報漏洩や災害対策も教育・訓練している
- データ化はオペレーターが対応し、最短翌営業日にはフルデータ化
ここが少し気になる…
- オペレーターに依頼すると1枚当たり40円かかる
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ここがおすすめ!
- 日本最大の企業情報にアクセスし放題!
- 部門・グループを横断した名刺データの活用を促進!
- 社内コミュニケーションをスムーズに!
ここが少し気になる…
- 料金が公開されていないため問い合わせる必要がある
-
今まで部署で名刺を管理していなかったので、役職などの情報が古い名刺があるなど情報が散らばっていました。 導入したことによって最新の役職が整理できたたり、読み込んだ企業の関連会社までわかるため営業がかけやすくなりました。
-
営業活動において、効率的に情報を管理することができる。名刺をカメラで撮影すると、必要な情報を読み込み、アプリで管理することが可能。紙ベースの名刺だと、目的の情報を見つけるのに時間がかかるが、このサービスがあれば、整理整頓できる。
-
あとから取引先の担当者を検索するのが楽になりました。溜まっていた名刺も名刺用ファイルに閉じたり分類することもなくなり、デスクまわりがスッキリしました。
機能の詳細や利用イメージは
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キングソフト株式会社
CAMCARD BUSINESS


ここがおすすめ!
- 「商談情報」との紐づけが行え、社内共有やタスク閲覧も可能
- 名刺情報を基に「メールマガジン」の配信もでき、営業活動にも効果的
- 公開された人事異動情報に限り「再アプローチ」が行える
ここが少し気になる…
- 無料トライアルはあるが10日間しかなく、じっくり検討したい方には不向き
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【比較表】名刺管理アプリのおすすめ
OCR機能 | 名刺登録 | 機能 | セキュリティ | ||
名刺管理アプリおすすめ | AIが名刺を認識→人との共同入力で精度が99.9% | 無制限 | ![]() | ![]() | |
AI技術を取り入れた独自のアルゴリズムで精度が95%以上 | 無制限 | ![]() | ![]() | ||
OCR機能による変換→専門の入力担当者による1次チェック・修正→2次チェック担当者によるWチェック | 全ユーザー合計最大2,500枚 | ![]() | ![]() | ||
– | お問い合わせ | ![]() | ![]() | ||
オプションでオペレーター入力サービスあり | 無制限 | ![]() | ![]() | ||
– | 名刺回数による従量制課金 | ![]() | ![]() | ||
– | 無制限 | ![]() | ![]() | ||
自動と人手のハイブリッド入力&チェック | スタンダード:毎月400枚まで | ![]() | ![]() | ||
– | 20万枚以上になると追加料金発生 | ![]() | ![]() | ||
企業情報と独自の名刺データ解析→目視によるデータ補正で精度は99.9% | ベーシックプラン:100枚まで | ![]() | ![]() | ||
– | 無制限 | ![]() | ![]() |
無料で使える名刺管理アプリ5選

ここがおすすめ!
- Eightユーザー同士ならスマホをかざすだけで簡単にタッチ名刺交換
- QRコードやURLを送って、デジタル名刺を渡すことも可能
- 名刺を撮影するだけで簡単に管理・検索
ここが少し気になる…
- 名刺を撮影してから反映に時間がかかることがある
-
名刺の情報を正確にデータ化し、クラウド上で一元管理できるため、探したい名刺をすぐに検索できるため営業活動や業務が効率化されます。紙の名刺の煩雑さがなく名刺整理が不要で紛失リスクも減ります。 またDMを送付する際も社内で共有できるため便利です。
-
名刺の管理が楽なる、名刺の管理が個人に集中しない
-
問い合わせ顧客や休眠顧客アプローチ等で、過去の設定の有無が一発で分かるようになった
マイブリッジ株式会社
myBridge


ここがおすすめ!
- 共有名刺帳で社内の名刺を一括管理
- 他の連絡帳サービスに保存したりExcelでダウンロードも
- LINEやメールなどで簡単に名刺共有
ここが少し気になる…
- 共有名刺帳の場合有料になる
-
まず、無料で使用できるところがすごいと思います。名刺を名刺入れに貯めてしまうことが多かったのですが、それがなくなりました。スマホで写真を撮るだけで情報は記入してくれて、スムーズですし、どこかに置いたり仕舞い忘れてしまい名刺を失くしてしまうこともなくなりました。 それから、一度、登録すれば着信があった時にスマホに登録してなくても誰からの連絡が分かるというのもかなり助かりるサービスだと思います!
-
もともとは紙の名刺の管理が大変というのが始まりです。見やすく一覧にしてくれるので見やすいです。また、共有名刺帳という機能も使いやすいです。社内共有がはかどります。
-
名刺管理を紙ではなく、アプリで行うことにより、ペーパーレス化可能となった点、名刺情報の検索により簡単に必要な情報が探せるようになった点はかなり大きいと思います。名刺情報の登録においても、写真撮影により自動保存されるため、手間も最小限となっています。
機能の詳細や利用イメージは
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ウォンテッドリー株式会社
Wantedly People


ここがおすすめ!
- 他サービスからもデータを簡単移行
- 同時に10枚 瞬間データ化
- 1人が複数枚の名刺情報をプロフィール上に登録できる
ここが少し気になる…
- 多機能で使いこなせないところがある
-
①名刺を交換することが多いが、全ての名刺をいつも持ち歩く必要がないため、持ち歩く必要がなくなった。 ②手動で登録する必要がなくスキャンのみで登録できるため顧客管理業務の効率が上がる
機能の詳細や利用イメージは
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株式会社NTTデータNJK
名刺ファイリングCLOUD


ここがおすすめ!
- 名刺データベース作成を代行するサービスがある
- 安全なクラウド上にのみデータが置かれ、アプリやPC端末にデータが残らない
ここが少し気になる…
- 無料プランの場合100枚までの登録、データ訂正サービスは有料となる
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AI読み取り機能が優れていて、検索もできることが1番の強みである
-
スキャンをするだけで名刺管理がデジタル化できて、必要な会議の時などにしっかりと探し出せて名刺交換をしていた旨などをこちらからお伝えできるので業務の効率化やコミュニケーションも円滑に進めることができます。また小さい文字でもしっかり読み取ってくれているので、すごく便利に使えています。
機能の詳細や利用イメージは
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Intsig Information Corporation
CAMCARD


ここがおすすめ!
- 1億人以上のビジネスパーソンに愛用されるCAMCARD
- 事前に自分の名前の名刺情報を登録し、相手と電子名刺を交換できる
ここが少し気になる…
- 法人向けのプランの場合、有料となる
-
OCR機能は17ヶ国語に対応しており、グローバルなビジネス展開に特化していると思う
機能の詳細や利用イメージは
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【比較表】無料で使える名刺管理アプリのおすすめ
OCR機能 | 名刺登録 | 機能 | セキュリティ | ||
無料で使える名刺管理アプリおすすめ | – | 無制限 | ![]() | ![]() | |
OCRとオペレーターによる手入で精度99% | 100枚 | ![]() | ![]() | ||
– | 端末の空き容量に依存 | ![]() | ![]() | ||
– | 100枚まで | ![]() | ![]() | ||
– | 500枚まで | ![]() | ![]() |
営業コンサルが答える!名刺管理アプリのよくある質問

ここでは、名刺管理アプリにまつわるよくある質問について、営業コンサルタントとしてご活躍の大岩俊之さんにご回答をいただきました。営業の専門家ならではの回答ばかりなので、導入前の疑問や不安を解消できるはずです。ぜひ参考にしてください。
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名刺管理アプリのよくある質問
Q1. 名刺をスマホで即スキャン・即管理ができる名刺管理アプリは、現場の営業活動にどのようなメリットをもたらしますか?
Q2. 紙の名刺と名刺管理アプリの併用・移行はどのようにしていくのが現実的でしょうか?

営業コンサルタント
大岩 俊之
日本のビジネスマナーとして紙の名刺交換は避けられないため、名刺フォルダやカードケースで従来通り管理しつつ、名刺を受け取ったら当日中にスマホでスキャンをする習慣を身につけます。 いきなり紙の名刺の管理をやめるのではなく、紙はそのまま残して「二重管理」でOKとします。次に、情報の検索は紙ではなくアプリを使うようにします。名刺のスキャン後にタグ付け・メモ入力を習慣化し、紙では残らない「会話内容」「次アクション」なども記録していきます。 「紙の管理は不便」と感じるようになるまで続けると、自然と名刺管理アプリに移行できるようになります。
Q3. 名刺管理アプリをただの名刺保存ツールとしてではなく、「営業成果・顧客との関係構築につなげるツール」として活用するための工夫はありますか?

営業コンサルタント
大岩 俊之
情報資産として「見える化」をすることが重要です。 まず、タグ付け・属性付けをします。業界・役職・意思決定権の有無などを入力して検索性を高めます。 次に、優先度管理でランク分けをします。A(重点顧客)・B(フォロー必要)・C(情報収集から)などです。 最後は、名刺交換時の会話内容や相手の関心事をメモすることで、後日の商談で活かせるようになります。 顧客接点を共有することで、 どの営業パーソンがいつ誰と会ったか、商談内容は何かなどをチームで可視化します。同じお客様の二重アプローチを防止することにもつながります。
名刺管理アプリの選び方

ここでは、名刺管理アプリを選ぶ際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
名刺管理アプリの選び方
OCR機能の有無と精度
名刺管理アプリを導入するなら、OCR機能がついているかとその精度を確認してください。OCR機能は画像の中の文字をデータ化する機能で、撮影するだけで名刺情報の入力・登録が完了できます。
「名刺交換の機会が多く、手入力だと無駄な時間コストがかかる」という課題を抱えている事業者様は、この機能で課題解消が可能です。
注意点として、OCR機能は万能ではありません。正確にテキスト化できないケースがかなりの頻度で存在し、その場合手作業による修正が必要になります。中には、外部のオペレータが確認・修正を行いOCR機能の精度を担保しているサービスもあるので、読み取りに高い精度を求める場合はぜひチェックしてください。
\OCR機能付きの名刺管理ソフトを詳しく見るならこちら/

【2025年最新/比較表付き】OCR機能付き名刺管理ソフトおすすめ6選(全21製品)を比較!
名刺管理ソフトには、画像の中の文字を認識しデータ化するOCR機能を備えたものもあります。OCR機能搭載の名刺管理ソフトを使えば、紙での管理が不要になり検索性も高まるため業務効率化に繋がります。本記事では、OCR機能搭載のおすすめ名刺管理ソフトを紹介します。
登録枚数制限はあるか
名刺管理アプリを選ぶ際は、登録できる名刺の数に制限が設けられているかを確認しましょう。営業活動が活発化して名刺の枚数が増える予定があるかなど、今後の傾向も考慮して検討してください。
有料アプリでは制限はなかったりあってもそこまで少ない枚数ではなかったりしますが、無料アプリだと制限が重くかかっている場合があるので、特に注意が必要です。
名刺管理・営業業務を効率化できる機能はあるか

名刺管理アプリには、名刺管理・営業業務を効率化してくれる機能が搭載されたものがあります。ここでは、名刺管理アプリに搭載されている機能について詳しく解説します。いまいちサービスを絞りきれない時は、こちらで紹介されている機能はあるか、どれくらい質がいいかをチェックして検討してみましょう。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
名刺管理アプリの便利な機能
検索機能
電子化したとはいえ、登録している名刺の枚数が増えてくると特定の名刺を見つけるは困難です。そんな時に検索機能が充実していると、見つけたい名刺をすぐに引っ張ってくることができます。氏名・会社名での検索は一般的ですが、中には氏名の内の1文字での検索や会社の住所から検索ができるものもあります。
タグ付け機能
検索機能と同様に見つけたい名刺をすぐ見つけるのに便利なのが、タグ付け機能です。プロジェクト・顧客タイプ・業種などでタグ付けができ、検索時にタグを選択すればそのタグに該当する名刺を一覧で表示させることができます。
名寄せ機能
名寄せ機能とは、同一人物から過去に受け取った名刺を全てリストアップし、最新の名刺の情報に統一する機能です。この機能があれば、同一の人物の名刺が複数保存されてしまっても「どれが一番新しいの?」と目視で確認する手間もかかりません。
CSVやエクセルでの出力
名刺管理アプリの中には登録した名刺情報をCSV・エクセルで出力できる機能があるものがあります。定期的にバックアップをとってローカル環境に保存しておけば、名刺データ損失リスクを軽減させることができます。
また、管理機能がそこまで豊富ではないアプリは、名刺の取り込みだけアプリでしてデータをCSV・エクセルで出力、管理はエクセル等で行うのが想定されていたりします。エクセルはフィルター機能やメモ機能が備わっているので十分活用できます。
既存システムとの連携機能
名刺管理アプリを導入する際は、既存のSFAやCRMシステムと連携できる機能があるかも重要なポイントです。名刺情報がこれらのシステムと連携していると、営業担当者は名刺から直接顧客情報を取り込み、営業活動をより効率的に行えます。
例えば、名刺交換を通じて新しい顧客を獲得した場合、その顧客の情報が自動的にSFAやCRMに反映され、営業チーム全体で情報を共有が可能になります。
また、過去の取引履歴や顧客とのコミュニケーション履歴も一元管理できるため、より効果的な営業戦略を立てられます。
\SFA・CRMについて知りたい方は以下の2記事をチェック/

SFA(営業支援システム)とは?機能やメリット・デメリットと選び方を解説
SFA(営業支援システム)とは、営業メンバーの行動管理や商談の進捗状況を共有するツールを指します。本記事では、営業活動やマネジメントを効率化してくれるSFAの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。

CRMとは?初心者向けに導入のメリット・デメリットと機能を解説
CRMシステムとは、利益の最大化を目的に顧客との関係性を管理することを指します。この記事では、顧客関係管理やマネジメントを自動化・効率化してくれるCRMシステムの主な機能やシステム導入によるメリット・デメリット、導入の際に選ぶポイントを解説します。
多言語対応
グローバルビジネス企業の場合は、取引先と使用する言語に対応しているかをチェックしてみましょう。日本語・英語の2か国語対応はもちろん、中国語やスペイン語など豊富な言語に対応しているアプリも存在します。
データ暗号化・アクセス制限などのセキュリティ対策があるか
名刺管理アプリを選ぶ際には、セキュリティ対策がしっかりしているかどうかを必ず確認しましょう。名刺には氏名や連絡先などの個人情報が含まれているため、これらのデータが漏洩すると大きな問題になります。
そのため、データの暗号化やセキュアなクラウドストレージの利用、アクセス権限の管理が適切に行われているかを確認することが大切です。
特にクラウドを利用するアプリでは、保存されるデータがインターネットを介して送受信されるため、暗号化技術が使われているかどうかは重要なチェックポイントです。
また、アクセス権限を細かく設定できるアプリであれば、チーム内で情報を共有する際にも安心して利用できます。セキュリティ面をしっかり確認して、安全に利用できる名刺管理アプリを選ぶことが大切です。
無料で使える名刺管理アプリの注意点

名刺管理アプリには、名刺の登録・閲覧・検索などの基本的な機能だけなら無料で利用できるサービスがあります。そこまで機能性を求めず「名刺の登録と閲覧ができればいい」と考えている事業者には丁度いいと言えます。
ただ、無料の名刺管理アプリは、機能に制限がかかっていたりセキュリティが強くなかったりと課題がいくつかあるので、導入には注意が必要です。ここでは、無料で使える名刺管理アプリを導入する際の注意点を解説します。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
無料で使える名刺管理アプリの特徴や注意点
使える機能の制限に注意
無料で使える名刺管理アプリは、利用できる機能に制限がある場合があります。例えば、名刺の登録枚数に制限があったり、データのエクスポート機能が利用できなかったりなどが挙げられます。
従業員が複数いる法人での利用やビジネスシーンでの利用の場合は、必要な機能が備わっているかどうか、制限内で問題なく利用できるかを確認してください。「制限内での運用だとカツカツになるな」と少しでも感じるなら、有料プランへのアップグレードや、他の有料名刺管理アプリを視野に入れて検討をしてみましょう。
セキュリティリスクが伴う
無料で利用できるアプリはセキュリティ対策が十分でないことが多く、中には悪意のある人物によって作られたアプリも存在します。名刺には取引先の企業に関する機密情報が含まれるため、情報漏洩によって大きな問題に発展する恐れがあり、厳重な注意が必要です。
セキュリティリスクを抑えるには、信頼性の高い企業が開発したアプリを選んだり、利用者の口コミ・レビューを参考にしたりするのが良いでしょう。なお、アプリはSNSとの連携を薦めてくることがあるため、個人のプライベートアカウントとの混合にも注意です。
サポート体制が手薄
無料の名刺管理アプリはサポート体制が比較的手薄です。「問い合わせをしても返信が遅い」「有料版と比べて丁寧ではない」と感じるケースがあります。また、サポートがオンライン上のマニュアルのみで、電話は受け付けていないというパターンも多いです。
無料の名刺管理アプリは、トラブルを自己解決できる人やコストをかけずに少数の名刺を管理したい個人事業主に向いていると言えそうです。
その他の名刺管理アプリの選び方

ここでは、記事上部では紹介しきれなかった名刺管理アプリの選び方を紹介します。記事上の選び方ではサービスを絞りきれなかったという方は、ぜひ参考にしてみてください。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
その他の名刺管理アプリの選び方
対応OSを確認
名刺管理アプリを選ぶ際にまず確認すべきなのは、使っているスマホやタブレット、PCのOSに対応しているかどうかです。会社全体でアプリを導入する場合、全社員が同じアプリを利用できることは必須です。この確認を怠ると、後々別のアプリに乗り換える必要が出てしまうので、しっかりと確認しておきましょう。
例えば、iOS専用のアプリであれば、iPhoneやiPadでしか利用できませんが、iOS・Android・Windowsなど複数のOSに対応しているアプリであれば、どのデバイスからでも名刺情報にアクセスできるため、使い勝手が非常に良くなります。
操作がしやすいか
より使いやすい名刺管理アプリを選びたい場合は、UIが分かりやすく直感的に操作ができるかを確認しましょう。検索のしやすさ・タグ付けの柔軟性・名刺をリスト表示した際の見やすさなどが挙げられます。
名刺管理アプリは無料でダウンロードでき、基本的な操作を確認してから有料プランの申し込みに進めるものがあります。有料アプリでも一定期間無料のトライアルを受けられるサービスがあるので、操作性を確認したい方はぜひ活用してみてください。
SNSとの連携機能があるか
名刺管理アプリの中には、SNSと連携できる「つながり機能」を提供するものがあります。つながり機能を使うと、名刺交換をした相手と自動的にSNSでつながることができ、情報が更新された際もすぐに確認できる点が便利です。
例えば、相手の仕事の変更や新しい連絡先がSNSに登録されると、自分の名刺管理アプリにもその情報が反映されるため、常に最新の情報を手に入れられます。
なお、つながりたくない相手がいる場合やプライバシーを重視したい場合、ほとんどのアプリはこの機能をオフに切り替えることが可能です。
オフラインで名刺がチェックできるか
名刺管理アプリの選ぶ際は、オフラインで利用できるかどうかを確かめるのがおすすめです。インターネット環境が不安定な場所や、外出先、移動中に名刺情報を閲覧する必要がある場合、オフラインで利用可能なアプリだと非常に便利です。
一部のアプリでは、保存した名刺データをオフラインでも閲覧できる機能が備わっており、インターネットに依存せずに名刺情報を利用できます。そのため、いつでもどこでも情報にアクセスできる安心感があります。
オフライン対応の有無は、特にビジネスシーンでの使用を考える際には確認しておくべきポイントです。
まとめ
名刺管理アプリは紙の名刺を簡単にデータ化し、一元的に管理できる便利なツールです。外出先や自宅からでも名刺情報にアクセスできるため、ビジネスのスムーズな進行をサポートします。
無料で利用できるアプリもありますが、法人向けには有料版の方が機能やセキュリティ面で優れているため、導入を検討する価値があります。選ぶ際には、対応OSやセキュリティ対策、既存のシステムとの連携機能などをしっかり確認することが大切です。
さまざまなポイントを考慮し、自社に最適な名刺管理アプリを導入することで、業務の効率化が図れるでしょう。
対象別 | おすすめの名刺管理ソフトシステム
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【2025年最新/比較表付き】無料の名刺管理ソフトおすすめ6選(全21製品)を比較!
スマホやスキャナーを使って名刺をデータ化できる名刺管理ソフトには、無料で利用できるものもあります。コストをかけずに名刺管理したい場合に便利ですが、機能はソフトにより異なります。この記事では、おすすめの無料で使える名刺管理ソフトや選び方を解説します。
Excel対応

【2025年最新/比較表付き】Excel対応の名刺管理ソフトおすすめ6選(全17製品)
Excel(エクセル)を使用した名刺管理は、低コストでオフラインでも使用できますが、入力ミスが発生しやすいため、Excelに出力できる名刺管理ソフトの導入がおすすめです。本記事では、Excel出力に対応しているおすすめの名刺管理ソフトを紹介します。
社内共有機能搭載

【2025年最新/比較表付き】社内共有機能付き名刺管理ソフトおすすめ6選(全20製品)を比較!
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個人事業主向け

【2025最新/比較表付き】個人事業主向け名刺管理ソフトおすすめ10選|選ぶ際のポイントも解説】
名刺管理は個人事業主にとっても重要なタスクの1つですが、手間がかかるため後回しにしてしまっている、という方も多いかもしれません。名刺管理ソフトを活用し、効率的に管理しましょう。この記事では、個人事業主のおすすめの名刺管理ソフトや選び方を解説します。
営業コンサルタント
大岩 俊之
営業パーソンの作業効率を高め、時間のロスを防ぐことができます。 リモートで仕事をしている場合や、出張中・直行・直帰など社内のスキャナーや複合機が利用できない環境でも、スマホですぐに登録ができます。商談直後に登録することができるため、名刺交換日を忘れてしまったり、登録する名刺がたまって登録作業に時間が取られたりすることもありません。 営業パーソンは急ぎの仕事などで常に時間に追われているため、緊急性の低い仕事は後回しになりがちです。データ入力の「後回し」を防ぐことで、フォロー漏れを減らすことができます。