Windows対応の会計ソフトおすすめ4選|ソフトの種類も解説
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- Windows対応の会計ソフトには、クラウド型とインストール型がある
- 法人向けの会計ソフトには、決算に必要な機能があり、専門的な会計処理に対応できる
- 個人事業主向けの会計ソフトでは、確定申告に必要な会計業務を行う
会計ソフトを導入する際、Windowsを使用している場合は、Windows対応の会計ソフトを選ぶ必要があります。本記事では、Windows対応の会計ソフトの種類と、法人と個人事業主での会計ソフトの違いを解説し、おすすめの会計ソフトを紹介します。
目次
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Windows対応の会計ソフトの種類
Windowsのパソコンを使用している方は、会計ソフトを導入する際にWindows対応のソフトを選ぶ必要があります。Windows対応の会計ソフトは、クラウド型とインストール(パッケージ)型の2種類あり、それぞれ種類によってメリット・デメリットがあります。
まずは、クラウド型とインストール型の会計ソフトについて解説します。
クラウド型
クラウド型の会計ソフトは、インターネット環境があればいつでもどこでも会計業務が行える会計ソフトです。Windows・MacなどのOSや、パソコン・タブレットなどのデバイスを問わず使えるのがメリットです。
ブラウザ上でIDやパスワードを入力すればログインできるため、テレワークや出張中などでも会計業務を行うことができます。クラウド型の会計ソフトによってさまざまな働き方ができたり、移動中の時間を有効活用できたりできるのがメリットです。
また、インターネット上のサーバーにデータを保存するため、インストールしたりアップデートをしたりする手間がなくなるのもメリットです。バージョンアップやバックアップなどもスピーディーに対応できるので、ソフト管理の業務負担が軽減します。
ただし、インターネット環境上で使えるソフトのため、通信障害のリスクやセキュリティ面の不安がゼロではないことを理解しておきましょう。セキュリティ面や通信障害が気になる方は、インストール型の会計ソフトをおすすめします。
インストール型
インストール(パッケージ)型は、パソコンにソフトをインストールして使用する会計ソフトです。インストールしたPCでしかアクセスができませんが、セキュリティ性が高く、通信障害などのリスクが少ないのが特徴です。
インストール型の会計ソフトは、Windows専用の製品が多いので、ソフトが限定される心配は少ないでしょう。しかし、インストールした端末でしか使えないため、出先やテレワークなどで会計業務が行えないのがデメリットです。
また、アップデート・メンテナンス・バックアップなどの業務は、自分で行わなくてはなりません。しかし、税務申請などの高度な機能が搭載されており、法人で必要な会計処理が比較的簡単に行えるのがメリットです。
クラウド型・インストール型の費用の違い
クラウド型の会計ソフトは、月額・年額プランを採用しています。インストール型と違って、初期費用が一切かからないのが特徴です。月額プランに設定すれば、会計ソフトが使いづらくなったら解約することができます。
クラウド型の会計ソフトは、無料体験期間などが設けられている場合が多いため、気軽に試すことができるのが特徴です。
一方でインストール型は、月額料金などがかからず、買い切りのソフトです。初期費用が多くかかりますが、毎月のコストがかかりません。そのため、長く使うほどコストパフォーマンスが高くなるのがメリットです。
ただし、税制改正などによってシステムの更新が必要になった場合は、追加料金が発生する場合があります。どちらが自社に合っているのか十分検討し、選定しましょう。
法人と個人事業主での会計ソフトの違い
会計ソフトには、法人向けと個人事業主向けに製品があるため注意が必要です。個人事業主向けと法人向けのソフトでは、機能に少し違いがあるため、以下で違いについて解説します。
法人向け会計ソフトの特徴
法人向けの会計ソフトは、会計業務の中でも高度な機能が搭載されているのが特徴です。決算書作成・帳簿・税務申告・消費税管理など、法人の専門的な会計業務にも対応しています。
上記の専門的な書類も会計ソフトの仕訳を入力するだけで、自動作成できるのがメリットです。しかし、個人事業主向けのソフトと比べて初心者向けに作られていないため、少なからず経理や会計の知識が必要になるでしょう。
個人事業主が法人向けのソフトを選ぶと、操作が難しく使いこなせない可能性もあるので、企業規模や用途に合ったソフトを選定することが重要です。
個人事業主向け会計ソフトの特徴
個人事業主の会計ソフトは、確定申告や申告に必要な会計業務を行うもので、「確定申告ソフト」とも呼ばれています。
個人事業主向けの会計ソフトは、初心者でも操作しやすく、簡単に確定申告や青色申告ができるのが特徴です。直観的に操作できる製品が多く、経理や会計に関して専門的な知識がなくても基本的な会計業務が行えます。
個人事業主向けは、法人に必要な税務申告などの高度な会計業務ができないものがほとんどです。会計ソフトを選定する際は、自社で利用したい機能をチェックしてから選ぶことが大切でしょう。
会計ソフトを導入するメリット
会計ソフトを導入することで様々なメリットがあります。ここでは会計ソフトを導入する上でのメリットについて解説します。
人的ミスを減らすことができる
会計ソフトを導入することでヒューマンエラーを防ぐことができます。会計ソフトでは会計業務で起こりやすいミスを減らすために入力をサポートしてくれます。
例えば、自動仕訳機能では領収書などをスキャンしてデータを読み取り、自動で仕訳作業を行ってくれます。また、入力したデータを自動で集計してくれるため、人的ミスを減らすことができます。
業務の効率化を図ることができる
会計ソフトを導入することで会計業務を効率化させることができます。会計ソフトでは、書類を自動生成してくれる機能や管理や計算も行ってくれる機能もあります。
これらによって手間と時間を短縮できるため、作業を効率化できます。また、複数人でデータを共有することができ、さらに効率化が見込めます。
会計ソフトは使いやすさが重要
会計ソフトは、経理・会計担当者が使いやすい製品を選ぶことが重要です。会計ソフトの画面が見づらかったり、操作がしにくかったりすると、会計業務を効率化できません。また、コストがかかるものなので、企業にとってメリットが得られるものを選ぶ必要があります。
会計システムは無料トライアル期間を設けているものも多く、実際に会計システムを試用できるものが多いです。実際に試すことも大変な業務かもしれませんが、エクセルなどで会計業務を行うより大幅に業務を削減できます。
使いやすいソフトを選ぶためにも、ぜひ無料トライアルで確認を行ってみてください。
Windows対応のおすすめの会計ソフト4選
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ここが少し気になる…
- ある程度の簿記知識が必要な場合も
対象規模 | 個人事業主〜大企業 | 料金(税別) | ・スモールビジネス 月額 35,760円 ・ビジネス 月額 59,760円 |
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連携 | ・マネーフォワード各種サービス ・銀行 ・クレジットカード ・電子マネー ・POSレジ |
法改正対応 | ・インボイス制度 ・電子帳簿保存法 |
その他の機能 | ・伝票入力 ・支払管理 ・集計表・レポートの出力 ・経営状態の把握 ・決算書の作成 ・消費税集計 ・帳票作成 |
無料トライアル | ◯ |
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ここがおすすめ!
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- 簿記知識が豊富な方には返って扱いづらい
- 給与計算やマイナンバー管理など会計以外の機能は使えない
対象規模 | 個人事業主〜中小企業 | 料金(税別) | ・スターター 年額 11,760円 ・スタンダード 年額 23,760円 ・プレミアム 年額 39,800円 |
個人向け | ◯ | 法人向け | ◯ |
連携 | ・銀行口座 ・クレジットカード |
法改正対応 | ・インボイス制度 ・電子帳簿保存法 |
その他の機能 | ・取引の自動登録・自動仕訳 ・確定申告書の作成・提出 ・経営状況の見える化 ・スマホアプリ対応 |
無料トライアル | ◯ |
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ここがおすすめ!
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- スマート読取機能で銀行口座やレシートの情報を簡単自動仕訳
- 勘定科目や帳簿の作成など経理に関する疑問も相談できる
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ここが少し気になる…
- 基本的な機能しかなく、自由度の高い会計ソフトを求める方には不向き
弥生会計オンラインが選ばれる理由
弥生会計オンラインの最大の魅力は、経理や簿記知識がなくても簡単に決算書を作成できるシンプルな表示画面と使いやすさです。仕訳入力のほとんどが自動化されるので、銀行口座や領収書・レシートの内容もスキャンして簡単に自動仕訳・入力ができます。
日々の取引の集計結果は見やすいグラフでレポートされ、現在の経営状況をひと目で把握できます。またクラウド型ソフトのため時間や場所を問わず、いつでも会計業務が可能です。万が一のデータトラブルの際も、万全の体制でサポートしてくれます。
対象規模 | 小規模法人〜中小企業 | 料金(税別) | ・セルフプラン 月額 27,800円 ・ベーシックプラン 月額 37,600円 |
個人向け | ◯ | 法人向け | ◯ |
連携 | ・家計簿アプリ ・請求書アプリ ・POSレジ |
法改正対応 | ・インボイス制度対応 ・電子帳簿保存法対応 |
その他の機能 | ・仕訳・記帳の自動化 ・税理士・会計事務所連携 ・金融機関・POSレジ連携 ・スマホアプリ対応 ・スマート読取機能対応 |
無料トライアル | ◯ |
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ここが少し気になる…
- 機能をつかいこなせない場合は割高に感じることも
対象規模 | グローバル企業向け | 料金(税別) | - |
個人向け | - | 法人向け | ◯ |
連携 | ・二の丸EX ・Bill One powered Sansan ・TRADING-V3 ・sai*reco ・FaaSインテグレーター Chalaza ・Office DX-顔認証打刻- ・速販UX ・入出荷検品NAVI |
法改正対応 | - |
その他の機能 | ・自動起票 ・取引入力 ・会計帳票 ・決算・消費税申告 |
無料トライアル | ◯ |
その他の会計ソフトの選び方
会計ソフトを選ぶ際は、WindowsやMacなどのOSやデバイスに対応しているかはもちろん、必要な機能が搭載されているか、他のシステムと連携できるかなどをチェックすることが重要です。
会計ソフトはさまざまな種類があるため、以下のようなポイントに着目することがおすすめです。
【その他の比較ポイント】
- 必要な機能が搭載されているか
- 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているか
- 自身の申告方式や電子申告に対応しているか
- 他システムと連携できるか
- 顧問税理士とデータ共有ができるか
- サポート体制・セキュリティ対策は万全か
まとめ
Windowsのパソコンを使用している方は、Windows対応の会計ソフトを選びましょう。会計ソフトには、クラウド型・インストール型の2種類がありますが、ほとんどの会計ソフトがWindowsに対応しています。
ただし、会計ソフトを選ぶ際は、クラウド型・インストール型の特徴を理解した上で、検討することが重要です。個人事業主向け・法人向けの会計ソフトがあるため、自社の企業規模や目的に合ったものを選定しましょう。
Windows対応の会計ソフトを選ぶ際は、この記事を参考に業務効率化といったシステムのメリットを実感できる環境づくりを行いましょう。