Macで使える会計ソフトおすすめ7選|クラウド型・インストール型

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  • 会計ソフトはWindowsにのみ対応のものが多く、Macで使えるものは少ない
  • Macで使うなら導入コストが低く選択肢の多いクラウド型会計ソフトがおすすめ
  • 会計ソフトを選ぶ際は、必要な機能の有無やサポート体制などを確認する

会計ソフトはWindowsにのみ対応しているものが多く、特にインストール型はMac向けが非常に少ないため、Mac使用者には導入コストが低く選択肢の多いクラウド型がおすすめです。この記事では、Macで使えるおすすめの会計ソフトや選び方を解説します。

目次

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  1. Macで使える会計ソフトとは
  2. Macで使える会計ソフトおすすめ7選
  3. Macで使える会計ソフトおすすめ比較一覧表
  4. その他のMac対応会計ソフトの選び方
  5. まとめ
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Macで使える会計ソフトとは

Macで使える会計ソフトは、以下の3種類にあります。それぞれのソフトによってメリット・デメリットがあるため、以下で詳しく解説します。

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Mac対応のインストール型

Mac対応のインストール型のソフトは、Macに直接インストールして利用する会計システムのことをいいます。オフラインで利用できるため、通信障害などのリスクが少なくセキュリティ性が高いのがメリットです。

ただし、Windowsに比べてMacに対応しているインストール型会計ソフトが少ないのがデメリットです。そのため、Mac対応の会計ソフトは、選ぶソフトの選択肢が少ないのが難点でしょう。

しかし、インストール型はクラウド型の会計ソフトに比べて、より高度な会計機能が搭載されているものが多いです。税務申告書類なども簡単に作成できる機能があるため、法人におすすめのソフトです。

メリットデメリット
オフラインで利用できる通信障害などのリスクが少ないセキュリティ性が高い高度な会計機能が搭載されている会計ソフトの選択肢が少ないインストールしたPCでしか利用できない

クラウド型

クラウド型の会計ソフトは、オンライン環境ならどこでも利用できる会計ソフトです。OSやデバイス関係なく利用できるため、Macには選択肢が多いクラウド型がおすすめです。

近年ではクラウド型が主流で、経理や簿記などの知識がない人でも比較的簡単に利用できます。インストールやメンテナンス、アップデートなども自動で行ってくれるため手軽に利用できるのがメリットです。

ただし、月額制・年額制のため、長く使うほどコストが高くなるのがデメリットです。また、オンライン上で利用するため通信障害などのリスクもあります。

しかし、月額制なら気軽に試しやすく、無料お試し期間を設けているソフトも多いです。実際に操作しやすいかなどを確認するためにも、複数のソフトを試してみるのが良いでしょう。

メリットデメリット
オンライン環境ならいつでもどこでも利用できる会計ソフトの選択肢が多い対応デバイス・OSが多いインストール・アップデート・メンテナンスが不要月額制で試しやすい無料で試せるものが多い長く使うほどコストがかかる通信障害のリスクがある高度な機能が搭載されていないものが多い

Windows対応のインストール型

前世代のIntel Macの場合、大手のWindows専用の会計ソフトをダウンロードすることができます。Windows対応のインストール型のソフトが使えるようにする手順は、以下の通りです。

  1. Bootcampを用いてWindowsを動かす(Intel Macのみ)
  2. Windowsを動かせる仮想化ツールを使う

現行モデルであるM1、M2チップ搭載のMacはBootcampがそもそも使えないため、Windows対応のインストール型ソフトを利用することはできません。そのため、前世代のIntel Macを使用している人のみの選択肢のため注意が必要です。

MacでWindows対応のインストール型を使う際の注意点

MacでWindows対応のインストール型を使うのは、推奨された方法ではないためサポートが受けられません。また、Windowsをインストールするには、最低でも64GB以上の空き容量がないとインストールできないため、容量を確認しておく必要があります。

また、容量の負荷が大きい分、動作が遅くなるなどの動作不良のリスクがあります。このようにMacでWindows対応のインストール型を使うのはデメリットも多いため、Macではクラウド型やMac対応のインストール型を選ぶことをおすすめします。

Macで使える会計ソフトおすすめ7選

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  • 給与計算やマイナンバー管理など会計以外の機能は使えない

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ここが少し気になる…

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  • 仕訳や経理・確定申告の相談を行いたい場合は1番高い「トータルプラン」の契約が必要

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  • 無料で使えるが故に、サポート体制が弱い

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ここが少し気になる…

  • 飲食店以外の個人事業主や法人にはイマイチ

Macで使える会計ソフトおすすめ比較一覧表

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対象規模
個人事業主〜中小企業
小規模法人〜中小企業
個人事業主〜大企業
個人事業主
個人事業主
個人事業主〜小規模法人
・飲食店を経営する個人事業主
料金(税別)
・スターター 年額 11,760円
・スタンダード 年額 23,760円
・プレミアム 年額 39,800円
・セルフプラン 月額 27,800円
・ベーシックプラン 月額 37,600円
・スモールビジネス 月額 35,760円
・ビジネス 月額 59,760円
・セルフプラン 年額 8,800円
・ベーシックプラン 年額 13,800円
・トータルプラン 年額 12,000円 (2年目以降 24,000円)
・ベーシックプラン 初年度1年あたり4,600円、次年度1年あたり9,200円
・トータルプラン 初年度1年あたり8,400円、次年度1年あたり16,800円
完全無料
・月額 980円
個人向け
法人向け
-
-
×
連携
・銀行口座
・クレジットカード
・家計簿アプリ
・請求書アプリ
・POSレジ
・マネーフォワード各種サービス
・銀行
・クレジットカード
・電子マネー
・POSレジ
・税理士・会計事務所
・金融機関
・POSレジ
・2,500以上の金融機関
・e-Tax
・POSレジシステム
・請求書ソフト「Misoca」
-
・カシオBluetooth(R)レジ
・CASIO ECR+ Premium
・銀行口座やクレジットカードと連携
法改正対応
・インボイス制度
・電子帳簿保存法
・インボイス制度対応
・電子帳簿保存法対応
・インボイス制度
・電子帳簿保存法
・インボイス制度
・電子帳簿保存法
・インボイス制度
・電子帳簿保存法
その他の機能
・取引の自動登録・自動仕訳
・確定申告書の作成・提出
・経営状況の見える化
・スマホアプリ対応
・仕訳・記帳の自動化
・税理士・会計事務所連携
・金融機関・POSレジ連携
・スマホアプリ対応
・スマート読取機能対応
・伝票入力
・支払管理
・集計表・レポートの出力
・経営状態の把握
・決算書の作成
・消費税集計
・帳票作成
・自動取込・自動仕訳
・確定申告書・青色申告決済書の作成・e-Tax対応
・スマホアプリ対応
・スマホアプリ対応
・帳票作成
・各種経営関連レポート
・仕訳・記帳の自動化
・弥生会計とのデータ入出力可能
・青色申告決算書の作成
・メモ機能
・スマホでのレシート・領収書読み取り対応
・マイナンバー管理対応
・所属別集計
・改善策提案
・e-Tax対応
無料トライアル
体験版あり

その他のMac対応会計ソフトの選び方

Mac対応の会計ソフトを選ぶ際は、個人事業主向けか法人向けか、必要な機能が搭載されているかなどをチェックすることが大切です。会計ソフトはさまざまなソフトがあるため、以下のようなポイントに着目して選ぶのがおすすめです。

【重要な3つのポイント】

  1. 個人事業主向けか法人向けか
  2. 帳簿の知識が少なくても使いやすい操作性か
  3. クラウド型かインストール型か

【その他の比較ポイント】

  1. 必要な機能が搭載されているか
  2. 電子帳簿保存法・インボイス制度に対応しているか
  3. 自身の申告方式や電子申告に対応しているか
  4. 他システムと連携できるか
  5. 顧問税理士とデータ共有ができるか
  6. サポート体制・セキュリティ対策は万全か
  7. 無料トライアルがあるか

まとめ

Macで使える会計ソフトは、Mac対応のインストール型・クラウド型・Windows対応のインストール型の3種類あります。インストール型はWindows対応のものが多いため、Mac使用者には導入コストが低く選択肢の多いクラウド型がおすすめです。

しかし、会計ソフトにはそれぞれデメリット・メリットがあるため、特徴を理解した上で自社に合ったものを選定しましょう。Windows対応のインストール型をMacで使う方法もありますが、64GB以上の空き容量が必要など注意すべき点も多いです。

Macで会計ソフトを導入する際は、この記事を参考に会計ソフトの特徴や注意点を理解し、企業の目的や用途に合った会計ソフトを選びましょう。ぜひさまざまなソフトを比較して、会計業務の効率化といったメリットを実感できる環境づくりを行いましょう。

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