後払い決済代行サービスおすすめ9選|後払い決済サービスの種類や選ぶ際のポイントも徹底解説

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- 後払い決済代行サービスの導入により、顧客の利便性が向上し、売上アップが期待できる
- 後払い決済代行サービスには、BtoC向け・BtoB向け(掛け払い)がある
- 後払い決済代行サービスは、与信審査がリアルタイムで行えるものがおすすめ
本記事では、「後払い決済を導入したい」「後払いができる決済代行会社を比較して選びたい」と考える事業者様に向けて、おすすめの決済サービスを厳選してご紹介します。この記事を読めば自社に合った最適なサービスが導入できます。

目次
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知っておきたい!決済代行サービスの始め方
決済代行サービスで導入する際、自社に最適なものを選ぶのは容易ではありません。一見全て同じに見えますが、決済代行サービスごとに提供できる決済種類が異なっています。加えて、初期費用や月額固定費や利用できるシステムなども差があります。

どれがいいサービスか判断が難しそうな決済代行サービスですが、多くは資料請求して比較検討することで、自分に合ったサービスを選択できます。
本サイトでは複数のサービスをまとめて比較したり、資料請求したりすることができます。資料請求は無料なので、複数まとめて請求しても問題ありません。決済代行サービスで事業の効率化を目指しましょう。
BtoC向けおすすめ後払い決済代行サービス4選
ここでは、後払い決済を導入したい事業者様におすすめの決済代行サービスをご紹介します。気になったサービスがありましたら、ぜひ資料請求やサイトからの問い合わせを活用してください。
株式会社DGフィナンシャルテクノロジー
VeriTrans4G


ここがおすすめ!
- 30種類以上の豊富な決済手段をまとめて導入・管理が可能
- 都度課金はもちろん、定期購入や金融サービス・公共サービスなどの継続課金にも対応している
- Webサイトがなくても決済画面のURLを送付するだけでオンライン決済が可能
ここが少し気になる…
- 法人向けのため、個人での利用ができない

GMOペイメントサービス株式会社
GMO後払い

ここがおすすめ!
- 決済時に与信審査が行える「アルタイム与信」は業界最長の事績を持ち、安心かつスムーズな取引が可能
- 与信審査通過かつ正常に完了した取引に限り、業界最低水準の料金設定で「未回収リスク100%保証」
ここが少し気になる…
- サイトが未完成の場合や、対面販売・電話受注販売には対応していない
-
GMO後払いを利用することで、代金未回収のリスクを大幅に軽減できたのが大きなメリットです。特に医療や通販など、商品やサービスを先に提供する業態では、支払い遅延や未払いが課題でしたが、このサービスにより与信審査や回収業務を任せられるようになり、スタッフの負担も軽減されました。顧客側も手元に商品が届いてから支払える安心感があるため、購買率アップにもつながっていると思います。
株式会社Paidy
ペイディ


ここがおすすめ!
- 3・6・12回あと払いの活用により、顧客が高額商品を手に取りやすく売上アップが見込める
- 初期費用や月額料金は不要で、決済手数料のみで手軽に始められる
- 売上金は100%入金保証かつ、未払い金は負担してくれるため企業へのリスクがない
ここが少し気になる…
- 6・12回あと払いの導入には、別途申し込みが必要
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ペイディを利用することで、顧客の購入時の支払い負担を軽減し、売上の機会損失を減らせました。特に若年層を中心にスマホから簡単に後払いができるため、支払い方法の多様化が進み、顧客満足度の向上が期待できます。また、与信や請求・回収業務をペイディが代行するため、事業者側の管理コストや未回収リスクも軽減できる点が大きなメリットです。
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サービスを使用する際、分割で購入出来ることで、予算が少ないときでも、とても助けられ仕事が進められました。 また、購入する際もメールアドレスと携帯電話番号だけで承認し、簡単に決済出来る点もメリットです。
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最大のメリットだと感じるのは、Appleと連携しており、高額なApple商品を手数料0で分割払いできる点だと思っています。さらに分割も最大36回払いまで対応しており、高額のためなかなか手の出せなかった方でも気軽に購入できる点が本当に素晴らしいと感じます。

GMOイプシロン株式会社
Epsilon by GMO
ここがおすすめ!
- 売上連動型のビジネスカードが年会費永年無料で使える
- 定期購入・継続課金にも対応
- イプシロン加盟店のみ限定の融資サポートがある
ここが少し気になる…
- 国内特化ということもあり、海外取引には不向き

BtoB向けおすすめ掛け払い決済代行サービス5選
ここでは、BtoB向けのサービスを探している事業者様におすすめの掛け払い決済代行サービスをご紹介します。気になったサービスがありましたら、ぜひ資料請求やサイトからの問い合わせを活用してください。
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード 掛け払い

株式会社マネーフォワード
マネーフォワード 掛け払い
与信・請求書・消込・督促ぜんぶおまかせ!請求業務の課題を解決したい企業におすすめ
ここがおすすめ!
- 煩雑な手続きゼロで口座振替の負荷もなく導入が可能
- 連携機能が充実していて、仕訳登録の自動化ができる
- インボイス制度・電子帳簿保存法などの法改正などにも対応
ここが少し気になる…
- 業種や商材によって対応できない場合もある
GMOペイメントサービス株式会社
GMO掛け払い

ここがおすすめ!
- 「消し込み」や「督促(架電・再発行)」「入金管理」といった業務負荷のかかる作業を代行
- 未回収リスクも負担
- 買い手は事前の手続きが不要で初回取引から利用できる
ここが少し気になる…
- 手数料や固定費の幅が広く、取り扱いの商材や販売方法によっては高くつく場合も
株式会社ネットプロテクションズ
NP掛け払い
SBペイメントサービス株式会社
SBペイメントサービス


ここがおすすめ!
- 総合的にサポートしてくれるサービスのため、どれを導入すべきか悩んでいる場合にも便利
- 20種類以上の決済から選べ、事業や規模を問わず導入できる
ここが少し気になる…
- より高い安全性を得られる「EMV3Dセキュア」は有償オプションとなる

後払い決済サービス・決済代行会社とは

後払い決済サービスとは、顧客が商品やサービスを受け取った後に代金を支払える仕組みです。例えば、通常のネットショッピングではクレジットカード払いや前払いが一般的ですが、後払いの場合は商品を先に受け取れます。
決済代行会社はこの後払いサービスを提供・運用してくれるサービスで、導入にかかる手間や入金管理・請求書発行・督促状の発行などを代行してくれます。

決済代行とは?仕組みやメリット・デメリット、選び方のポイントを解説
決済代行とは、各種決済サービスを提供する会社と企業の間に立ち、売上入金管理の一元化やセキュリティ対策など、決算に関する業務を代行することを指します。本記事では、決済代行についての仕組みやメリット・デメリット、決済代行サービスを選ぶポイントなどを解説します。
後払い決済サービスの種類

後払い決済サービスはBtoC向けかBtoB向けかで名称と内容が若干異なります。自社のビジネスに合ったタイプを選ぶことで、より効果的に活用できます。以下でそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
BtoCの取引向けの「後払い」
まず、ECサイト・通販サイト・個人経営の塾など、BtoCビジネスを運営している事業者向け後払い決済サービスがあります。
商品・サービスの購入が発生した際、都度代金が請求されます。締め日にまとめて請求を行う掛け払いのようなことはできません。
請求書を使った支払いやコンビニ払いなど、好きな方法で支払いができるようになります。また、「サービスを受けたあとに支払える」ことで安心感もあり、初めて利用する人でもハードルが下がります。
企業にとっては、未回収リスクがなく、入金の管理も代行会社が対応してくれるため、業務の手間を減らしながら売上を安定させることが可能です。
BtoBの取引向けの後払いは「掛け払い」
次に製造業やコンサルなど、BtoBビジネスを展開している事業者向けの後払い決済サービスが掛け払いになります。
企業同士の取引では、一定期間の取引をまとめて後日締め日に支払う「掛け払い(後払い)」が一般的です。しかし、取引先からの支払いが遅れると、自社の資金が予定通りに入ってこないため、経営に影響が出てしまうこともあります。
そんなときにBtoB向けの後払い決済代行サービスを使えば、取引先の入金を待たずに代行会社が決まったタイミングで代金を支払ってくれます。さらに、請求や入金の確認、催促といった手間のかかる業務も代行してくれます。
後払い決済サービスを導入するメリット

後払い決済代行サービスを導入することで「顧客の利便性が向上する」「未回収リスクを回避できる」など、多くのメリットがあります。ここからは、後払い決済代行サービスを導入するメリットについて詳しく解説します。
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後払い決済サービスを導入するメリット
販売機会損失の防止
決済代行サービスの利用は、販売機会損失の防止に効果的です。販売機会損失とは、顧客が商品やサービスを購入する意思を持っているにもかかわらず、何らかの理由で購入を断念してしまうことを指します。販売機会損失が増えれば、売上が落ちてしまいます。
クレジットカードを持っていない顧客や登録を不便に感じてしまう顧客は、後払い決済の選択肢がない時点でハードルが少し高くなってしまいます。後払いを導入することで、顧客の選択肢を増やし、結果的に販売機会損失を防げます。
顧客の利便性が向上する
後払い決済では顧客がクレジットカード情報を入力せずに購入できるため、安心して買い物ができるというメリットがあります。多くの人が「カード情報の入力は不安」「商品を先に確認したい」と考えており、後払いならこうした不安を解消できます。
その結果、購入のハードルが下がり、「とりあえず試してみようかな」と思う人が増え、売上アップにつながるケースもあります。特に初めて利用するショップでは、後払いの選択肢があるだけで安心感が増します。
未回収リスクを回避できる
後払いは、商品を先に発送して、後から顧客に支払ってもらう仕組みなので、もし顧客が支払わなければ売上がそのまま損失になる可能性があります。しかし、後払い決済代行サービスを利用すれば、そのようなリスクを事業者が負わずに済みます。
サービスを通して支払いをしてもらうことで、事業者は確実に売上を得ることができ、安心して後払いを導入できます。さらに、代金の回収や支払いの催促、入金状況の確認などの手間もすべて代行会社が引き受けてくれます。
特に人手が限られている企業にとっては、大きなメリットといえるでしょう。
後払い決済代行サービスの選び方

後払い決済代行サービスを導入する際は、ただ有名だから、価格が安いからという理由だけで選んでしまうと、思わぬトラブルや運用上の不便が生じることがあります。
そのため、自社にとって必要な機能や対応範囲、保証制度などを一つひとつ確認しながら比較・検討することが大切です。ここでは、特に重要なチェックポイントをわかりやすく紹介していきます。
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後払い決済代行サービスの選び方
豊富な後払い手段に対応しているか
後払い決済には、コンビニ払い・銀行振込・郵便局・スマホ決済など、さまざまな支払い方法があります。顧客にとって、好きな場所や時間に支払える選択肢が多いほど利便性が高まり、購入のハードルが下がります。
そのため、代行サービスを選ぶ際は、どれだけ多くの支払い方法に対応しているかを必ず確認しましょう。特に、若年層向けの商品であればコンビニ払い、高齢層向けであれば銀行振込が好まれる傾向があります。
幅広い支払い手段に対応していれば、より多くの顧客のニーズに応えることができ、売上アップにもつながります。
与信審査がリアルタイムで行えるか
与信審査とは、購入者がきちんと支払いをしてくれるかどうかを確認する作業です。この審査がリアルタイムで行えるサービスであれば、顧客は注文の途中で待たされることなく、そのまま購入を完了できます。
もし審査に時間がかかると、購入をやめてしまう「カゴ落ち」が起きる可能性が高まります。特にスピード感が求められるECサイトでは、リアルタイム与信の有無はとても重要です。
導入を検討する際は、「リアルタイム与信に対応しているか」をしっかり確認しましょう。
利用可能な上限額を確認
後払い決済には、1回の取引や1ヶ月あたりの利用金額に上限が設定されている場合があります。たとえば、「1回の購入で5万円まで」などの制限があると、それ以上の高額商品を購入したい顧客は決済できず、機会損失につながることがあります。
特に家具や家電、高単価の商品を扱う場合は、利用上限額がどれくらいか、柔軟に設定できるかを確認することが重要です。
また、法人向けの掛け払いでも同様に、取引金額の大きさに応じて上限設定が事業に影響することがあるため、事前の確認が欠かせません。
既存システムと連携できるか
すでに使っているECサイトや受注・在庫管理のシステムと、後払い決済代行サービスが連携できるかどうかも、大きなポイントです。特にAPI連携に対応していれば、手作業の入力が不要になり、業務効率が大幅にアップします。
また、データの二重管理を避けられるため、ミスのリスクも減ります。業務負担を軽減しつつ、スムーズな運用を実現するには、導入前に「どのシステムと連携可能か」「自社の環境に対応しているか」をしっかり確認しておきましょう。
未払いに対する保証があるか
後払い決済では、顧客が商品を受け取った後に支払うため、万が一支払いがされなかった場合、売上が回収できないリスクがあります。
しかし、未払いに対する保証がついている代行サービスを選べば、そうしたリスクを肩代わりしてくれるため、事業者は安心して運営できます。
特に中小企業や個人事業主など、未回収が経営に直結しやすい事業者にとっては、この保証の有無はとても重要なポイントです。安心してビジネスを行うためにも、契約前に保証内容をしっかり確認しましょう。
その他の決済代行サービスの選び方

決済代行サービスをより細かく確認して選ぶなら、他にも手数料などのコストや入金サイクル、サポート体制などをチェックするのがおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
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決済代行サービス選びに重要な2つのポイント
手数料などコストが適切か
決済代行サービスを利用する場合、利用料金や手数料を支払う必要があります。利用料金は月額や年額で定められており、一定の金額をランニングコストとして支払いますが、手数料は決済が発生する度に別途支払うことになります。
基本利用料・手数料共に選ぶ決済代行会社によって料金が異なるので、自社の予算に合っているものを選びましょう。利用料が安いまたは無料でも手数料が高額だと、決済の度に負担が大きくなるので注意が必要です。
売上金の入金サイクルを確認
決済代行サービスの売上金の入金サイクルとは、売上が立った日から入金されるまでの期間を指します。決済代行サービスでは、一般的に「締め日」と「入金日」が設定されており、締め日までの売上額が入金日に事業者の登録口座に振り込まれる仕組みです。
入金日や締め日は月末や月末の15日、月末の20日など決済代行サービスによって異なります。そのため、あらかじめ売上金の入金サイクルを確認しておく必要があります。決済代行サービスの売上金の入金サイクルは、事業者の資金繰りに大きく影響します。
入金サイクルが長い場合、売上が立った日から入金されるまでに時間がかかるため、事業者は資金繰りに苦労する可能性があります。入金サイクルが短い決済代行サービスを利用すると、資金繰りに余裕が生まれるため、導入前に確認しておきましょう。
サポート体制は充実しているか
決済代行サービスを利用する際は、サポート体制が充実しているかどうか確認しましょう。サポート体制が充実していると、急なトラブルやエラーが発生した際もリアルタイムで対応してくれるため、顧客を逃すことがありません。
また、サポート体制について確認する際は、対応時間や問い合わせ先もチェックしておくのがおすすめです。夜間や休日でも対応してくれるか、問い合わせ先が明記されているか確認しましょう。
特に、初めて決済代行サービスを利用する場合には、手厚いサポートのある決済代行会社が適しています。分からないことや不明点があった際、丁寧に対応してくれるサービスを選ぶと導入もスムーズに進められます。
導入実績は豊富か
決済代行サービスを選ぶ際には、導入実績についても確認するのがおすすめです。同業種の企業の導入実績があると、決済方法や課金方式が自社に合っていると考えられます。また、大手企業など豊富な導入実績のあるサービスなら安心して使うことができます。
導入実績は決済代行会社の公式ホームページなどに掲載されているため、導入前に確認しましょう。自社と同業種の企業が多く導入しているか、導入実績が豊富にあるかどうかを確認し、信頼できるサービスを見極める必要があります。
「キャッシュレス決済を導入してどう変わったか」「取引先とのやり取りがどう楽になったか」など、導入事業者のコメントを掲載しているサービスも一部あるので、導入後のイメージを明確にしたい方はぜひ探してみましょう。
\他の決済手段も導入検討している事業者様はこちらもチェック!/

決済代行サービスのおすすめ19選を徹底比較!BtoB向けサービスや実店舗向けサービスも紹介
決済代行サービスとは、クレジットカード決済やコンビニ決済などの複数種類の決済を一括の契約で導入できるサービスのことです。本記事では、決済代行サービスの導入を検討している方のために、おすすめの決済代行サービスや選び方、導入する際の注意点を解説しています。
まとめ
後払い決済を含む決済代行サービスを選ぶときは、「豊富な支払い手段」「リアルタイム与信」「利用上限額」「既存システムとの連携」「未払い保証」など、機能面の充実度をまず確認しましょう。
そのうえで、対応している課金方式、手数料や入金サイクル、セキュリティ対策、サポート体制、導入実績といった運用面の要素も総合的に見て判断することが大切です。
すべてを一気に比較するのは難しくても、「自社にとって最も重要な条件は何か」を明確にして優先順位をつけることで、最適なサービスを見つけやすくなります。