後払い決済代行サービスおすすめ7選|後払い決済サービスの種類や選ぶ際のポイントも徹底解説

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  • 後払い決済代行サービスの導入により、顧客の利便性が向上し、売上アップが期待できる
  • 後払い決済代行サービスには、BtoC向け・BtoB向け(掛け払い)がある
  • 後払い決済代行サービスは、与信審査がリアルタイムで行えるものがおすすめ

本記事では、「後払い決済を導入したい」「後払いができる決済代行会社を比較して選びたい」と考える事業者様に向けて、おすすめの決済サービスを厳選してご紹介します。この記事を読めば自社に合った最適な後払い決済代行サービスが導入できます。

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目次

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  1. 知っておきたい!決済代行サービスの始め方
  2. 後払い決済サービス・決済代行会社とは
  3. 後払い決済サービスを導入するメリット
  4. 後払い決済サービスの種類
  5. 後払い決済代行サービスの選び方
  6. BtoC向けおすすめ後払い決済代行サービス3選
  7. 【比較表】BtoC向け後払い決済代行サービスおすすめ
  8. BtoB向けおすすめ掛け払い決済代行サービス4選
  9. 【比較表】BtoB向け後払い決済代行サービスおすすめ
  10. 後払い決済代行サービスのより細かい選び方
  11. まとめ

知っておきたい!決済代行サービスの始め方

後払い決済を導入するために決済代行サービスを検討する際、自社に最適なものを選ぶのは容易ではありません。一見全て同じに見えますが、後払い決済代行サービスごとに提供できる支払い手段が異なっています。加えて、未払い保証の有無や利用できる上限金額なども差があります。

①資料請求 ②担当者からのメール案内 ③サービス利用開始

どれがいいサービスか判断が難しそうなですが、多くは資料請求して比較検討することで、自分に合った後払い決済代行サービスを選択できます。

本サイトでは複数の後払い決済代行サービスをまとめて比較したり、資料請求したりすることができます。資料請求は無料なので、複数まとめて請求しても問題ありません。決済代行サービスで事業の効率化を目指しましょう。

後払い決済サービス・決済代行会社とは

後払い決済サービスとは、顧客が商品やサービスを受け取った後に代金を支払える仕組みです例えば、通常のネットショッピングではクレジットカード払いや前払いが一般的ですが、後払いの場合は商品を先に受け取れます。

決済代行会社はこの後払い決済サービスを提供・運用してくれるサービスで、導入にかかる手間や入金管理・請求書発行・督促状の発行などを代行してくれます。

決済代行とは?仕組みやメリット・デメリット、選び方のポイントを解説

決済代行とは、各種決済サービスを提供する会社と企業の間に立ち、売上入金管理の一元化やセキュリティ対策など、決算に関する業務を代行することを指します。本記事では、決済代行についての仕組みやメリット・デメリット、決済代行サービスを選ぶポイントなどを解説します。

後払い決済サービスを導入するメリット

後払い決済代行サービスを導入することで「顧客のカゴ落ちが防げる」「未回収リスクを回避できる」など、多くのメリットがあります。ここからは、後払い決済代行サービスを導入するメリットについて詳しく解説します。

販売機会損失(カゴ落ち)の防止

後払い決済は販売機会損失(カゴ落ち)の防止に効果的です。販売機会損失(カゴ落ち)とは、顧客が商品やサービスを購入する意思を持って商品をカゴに入れたにも関わらず、購入を断念してしまうことを指します。

クレジットカードを持っていない顧客や登録を不便に感じてしまう顧客は、後払い決済の選択肢がないと商品をカゴに入れていても離脱してしまうケースがあります。後払いを導入することでこれらの顧客のニーズを網羅し、売上を増やすことが可能です。

購入までのハードルが下がる

後払い決済は商品が手元に届いてから支払いができるので、購入までのハードルが低く感じやすいとされています。加えて、先述の通りクレジットカードの登録が不要な点も、購入に進むまでのハードルを下げるのに貢献しています。

この気軽さから、「後払いなら買えるな」「とりあえず後払いで試してみようかな」と思う人が増やしやすく、売上アップにつながる傾向です。顧客層をさらに増やしたいと考えている方は、後払い決済による新規顧客の獲得が期待できます。

未回収リスクを回避できる

後払い決済が顧客にとって有益な決済手段と分かっていても、「顧客が支払わなければ損失になるのでは?」と不安に思うのではないでしょうか。

しかし、後払い決済代行サービスの多くは未回収保証を導入しており、一定の条件をクリアした取引であれば全額入金保証をしてくれます。条件は後払い決済代行サービスごとに差があるので、導入前に要確認しましょう。

請求業務を効率化できる

後払い決済には与信審査や入金の確認、支払いが遅れた際の督促など多岐にわたる請求業務が存在しますが、後払い決済代行サービスを導入すれば、請求書の発行・送付・入金の確認・督促の代行まで行ってくれます。

人的ミスによる対応が少なくなって余分な時間コストを削減でき、経理や事務の担当者が別の大切な仕事に時間を使えるようになります。

後払い決済サービスの種類

①BtoCの取引向けの「後払い」 ②BtoBの取引向けの「掛け払い」

後払い決済サービスはBtoC向けかBtoB向けかで名称と内容が若干異なります。自社のビジネスに合ったタイプを選ぶことで、より効果的に後払い決済を活用できます。以下でそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

BtoCの取引向けの「後払い」

まず、ECサイト・通販サイト・個人経営の塾など、BtoCビジネスを運営している事業者向け後払い決済サービスがあります。

商品・サービスの購入が発生した際、都度代金が請求されます。締め日にまとめて請求を行う掛け払いのようなことはできません。

請求書を使った支払いやコンビニ払いなど、好きな方法で支払いができるようになります。また、「サービスを受けたあとに支払える」ことで安心感もあり、初めて利用する人でもハードルが下がります。

企業にとっては、未回収リスクがなく、入金の管理も代行会社が対応してくれるため、業務の手間を減らしながら売上を安定させることが可能です。

BtoBの取引向けの後払いは「掛け払い」

次に製造業やコンサルなど、BtoBビジネスを展開している事業者向けの後払い決済サービスが「掛け払い」になります。

企業同士の取引では、一定期間の取引をまとめて後日締め日に支払う「掛け払い(後払い)」が一般的です。しかし、取引先からの支払いが遅れると、自社の資金が予定通りに入ってこないため、経営に影響が出てしまうこともあります。

そんなときにBtoB向けの後払い決済代行サービスを使えば、取引先の入金を待たずに代行会社が決まったタイミングで代金を支払ってくれます。さらに、請求や入金の確認、催促といった手間のかかる業務も代行してくれます。

後払い決済代行サービスの選び方

①豊富な後払い手段に対応 ②リアルタイムの与信審査 ③利用可能な上限額 ④連携できるシステム ⑤未払いへの保証の有無

後払い決済代行サービスを導入する際は、「有名だから」「価格が安いから」という理由だけで選んでしまうと、思わぬトラブルや運用上の不便が生じることがあります。

そのため、自社にとって必要な機能・対応範囲・保証制度などを一つひとつ確認しながら、後払い決済代行サービス比較・検討することが大切です。ここでは、特に重要なチェックポイントをわかりやすく紹介していきます。

豊富な後払い手段に対応しているか

後払い決済には、コンビニ払い・銀行振込・郵便局・スマホ決済など、さまざまな支払い方法があります。顧客にとって、好きな場所や時間に支払える選択肢が多いほど利便性が高まり、購入のハードルが下がります。

そのため、後払い決済代行サービスを選ぶ際は、どれだけ多くの支払い方法に対応しているかを必ず確認しましょう。特に、若年層向けの商品であればコンビニ払い、高齢層向けであれば銀行振込が好まれる傾向があります。

幅広い支払い手段に対応していれば、より多くの顧客のニーズに応えることができ、売上アップにもつながります。

与信審査がリアルタイムで行えるか

与信審査とは、購入者がきちんと支払いをしてくれるかどうかを確認する作業です。この審査がリアルタイムで行える後払い決済代行サービスであれば、顧客は注文の途中で待たされることなく、そのまま購入を完了できます。

もし審査に時間がかかると、購入を途中でやめてしまう「カゴ落ち」が起きる可能性が高まります。特にスピード感が求められるECサイトでは、リアルタイム与信の有無はとても重要です。導入を検討する際は、「リアルタイム与信に対応しているか」をしっかり確認しましょう。

利用可能な上限額を確認

後払い決済には、1回の取引や1ヶ月あたりの利用金額に上限が設定されている場合があります。特に家具や家電、高単価の商品を扱う場合は、利用上限額がどれくらいか、柔軟に設定できるかを確認することが重要です。

たとえば、「1回の購入で3万円まで」などの制限があると、それ以上の高額商品を購入したい顧客は後払い決済ができず、機会損失につながることがあります。

また、法人向けの掛け払いでも同様に、取引金額の大きさに応じて上限設定が事業に影響することがあるため、事前の確認が欠かせません。

既存システムと連携できるか

すでに使っているECサイトや受注・在庫管理のシステムと、後払い決済代行サービスが連携できるかどうかも、大きなポイントです。後払い決済代行サービスがAPI連携に対応していれば、取引情報等の手入力が不要になり、業務効率が大幅にアップします。

また、データの二重管理を避けられるため、ミスのリスクも減ります。業務負担を軽減しつつ、スムーズな後払い決済を運用を実現するには、導入前に「どのシステムと連携可能か」「自社の環境に対応しているか」をしっかり確認しておきましょう。

未払いに対する保証があるか

先述の通り後払い決済代行サービスの多くは、万が一支払いがされなかった場合に売上額を負担する保証を用意しています。しかし、中には保証がないものや、保証するのが売上額の一部のものも存在します。

特に中小企業や個人事業主など、未回収が経営に直結しやすい事業者にとっては、この保証の有無と保証の内容はとても重要なポイントです。安心してビジネスを行うためにも、契約前に保証内容をしっかり確認しましょう。

BtoC向けおすすめ後払い決済代行サービス3選

ここでは、後払い決済を導入したい事業者様におすすめの決済代行サービスをご紹介します。気になったサービスがありましたら、ぜひ資料請求やサイトからの問い合わせを活用してください。

株式会社DGフィナンシャルテクノロジー

VeriTrans4G

VeriTrans4G
出典:www.veritrans.co.jp

株式会社DGフィナンシャルテクノロジー

VeriTrans4G

国内最大規模!多機能・高セキュアの決済代行を導入したい企業におすすめ

出典:VeriTrans4G
GOOD

ここがおすすめ!

  • 30種類以上の豊富な決済手段をまとめて導入・管理が可能
  • 都度課金はもちろん、定期購入や金融サービス・公共サービスなどの継続課金にも対応している
  • Webサイトがなくても決済画面のURLを送付するだけでオンライン決済が可能
MORE

ここが少し気になる…

  • 法人向けのため、個人での利用ができない

GMOペイメントサービス株式会社

GMO後払い

GMO後払い
出典:www.gmo-ps.com

GMOペイメントサービス株式会社

GMO後払い

カードより現金で払いたい顧客を抱えるEC事業におすすめ

全体評価
4.5 (2件)
GOOD

ここがおすすめ!

  • 決済時に与信審査が行える「アルタイム与信」は業界最長の事績を持ち、安心かつスムーズな取引が可能
  • 与信審査通過かつ正常に完了した取引に限り、業界最低水準の料金設定で「未回収リスク100%保証」
MORE

ここが少し気になる…

  • サイトが未完成の場合や、対面販売・電話受注販売には対応していない
評価・口コミ(一部抜粋)
4.5
  • GMO後払いを利用することで、代金未回収のリスクを大幅に軽減できたのが大きなメリットです。特に医療や通販など、商品やサービスを先に提供する業態では、支払い遅延や未払いが課題でしたが、このサービスにより与信審査や回収業務を任せられるようになり、スタッフの負担も軽減されました。顧客側も手元に商品が届いてから支払える安心感があるため、購買率アップにもつながっていると思います。

  • 昨今、クレジットカード決済でのオンライン注文が当たり前だが、個人情報やクレジットカード決済をしたくない方、そのやり方がわからないシニア層にとってはオンライン注文のハードルが後払いの支払い方法がある事により下がったと思う。特に、現金で支払いたいが、代引きはNGという方にとってもむいていると思う。

株式会社Paidy

ペイディ

ペイディ
出典:paidy.com

株式会社Paidy

ペイディ

決済の悩みを解決!カゴ落ち防止や売上アップを目指す企業におすすめ

全体評価
4.7 (6件)
出典:ペイディ
GOOD

ここがおすすめ!

  • 3・6・12回あと払いの活用により、顧客が高額商品を手に取りやすく売上アップが見込める
  • 初期費用や月額料金は不要で、決済手数料のみで手軽に始められる
  • 売上金は100%入金保証かつ、未払い金は負担してくれるため企業へのリスクがない
MORE

ここが少し気になる…

  • 6・12回あと払いの導入には、別途申し込みが必要
評価・口コミ(一部抜粋)
4.7
  • サービスを使用する際、分割で購入出来ることで、予算が少ないときでも、とても助けられ仕事が進められました。 また、購入する際もメールアドレスと携帯電話番号だけで承認し、簡単に決済出来る点もメリットです。

  • ペイディを利用することで、顧客の購入時の支払い負担を軽減し、売上の機会損失を減らせました。特に若年層を中心にスマホから簡単に後払いができるため、支払い方法の多様化が進み、顧客満足度の向上が期待できます。また、与信や請求・回収業務をペイディが代行するため、事業者側の管理コストや未回収リスクも軽減できる点が大きなメリットです。

  • ネット決済やリアル決済において、手元に現金を残しておきたい局面で大活躍。新幹線予約やSuicaのネットチャージなどはクレカがないと事情に不便なのだが、ペイディがあることでいずれも快適に利用でき、QOLが向上。クレジットカードが持てない・持ちたくない人にとって、救世主となるサービスですね。

【比較表】BtoC向け後払い決済代行サービスおすすめ

マッチする
企業規模
支払い手段リアルタイム
与信審査
利用上限額連携機能未払い保証
・大企業・コンビニ払い
・郵便局
・アプリ決済
55,000円(税込)
・大企業
・中小企業
・個人事業主
・コンビニ払い
・銀行振込
・郵便局
など…
55,000円(税込)
※一部店舗では異なる
・大企業
・中小企業
・個人事業主
・コンビニ払い
・銀行振込
・口座振替
利用の都度変動

BtoB向けおすすめ掛け払い決済代行サービス4選

ここでは、BtoB向けのサービスを探している事業者様におすすめの掛け払い決済代行サービスをご紹介します。気になったサービスがありましたら、ぜひ資料請求やサイトからの問い合わせを活用してください。

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード 掛け払い

マネーフォワード 掛け払い
出典:mfkessai.co.jp

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード 掛け払い

与信・請求書・消込・督促ぜんぶおまかせ!請求業務の課題を解決したい企業におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 煩雑な手続きゼロで口座振替の負荷もなく導入が可能
  • 連携機能が充実していて、仕訳登録の自動化ができる
  • インボイス制度・電子帳簿保存法などの法改正などにも対応
MORE

ここが少し気になる…

  • 業種や商材によって対応できない場合もある

GMOペイメントサービス株式会社

GMO掛け払い

GMO掛け払い
出典:www.gmo-ps.com

GMOペイメントサービス株式会社

GMO掛け払い

新規拡大したいけど未回収リスクは減らしたい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 「消し込み」や「督促(架電・再発行)」「入金管理」といった業務負荷のかかる作業を代行
  • 未回収リスクも負担
  • 買い手は事前の手続きが不要で初回取引から利用できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 手数料や固定費の幅が広く、取り扱いの商材や販売方法によっては高くつく場合も

株式会社ネットプロテクションズ

NP掛け払い

NP掛け払い
出典:np-kakebarai.com

株式会社ネットプロテクションズ

NP掛け払い

請求書後払いを導入したいがリスクは軽減したい方におすすめ

全体評価
5 (1件)
出典:NP掛け払い
GOOD

ここがおすすめ!

  • 支払遅延や未払い・倒産が起こった場合でも代金は100%保証
  • 与信管理・請求書発行・督促・代金回収などの作業はすべて代行可能
  • 個人事業主にも導入しやすいシステム
MORE

ここが少し気になる…

  • 業務や規模により費用の幅があり、問い合わせる必要がある
評価・口コミ(一部抜粋)
5
  • 請求書を発行する手間が省けた。 また未集金を自社で管理しなくても、入金管理をしてもらえ、督促までしてもらえるため業務の効率化を図ることができる。

株式会社ラクーンフィナンシャル

Paid

Paid
出典:paid.jp

株式会社ラクーンフィナンシャル

Paid

審査は初回のみ!継続的な取引が多い企業におすすめ

出典:Paid
GOOD

ここがおすすめ!

  • 手間がかかるほとんどの作業を代行してくれる
  • 取引先の限度額は最大1000万円で、大口取引がある場合も安心
  • 提携APIを利用することにより、不正利用のリスクも低減
MORE

ここが少し気になる…

  • 請求代行と未回収保証がセットになっているため、どちらか1つで十分な場合には持て余してしまう

【比較表】BtoB向け後払い決済代行サービスおすすめ

マッチする
企業規模
支払い手段リアルタイム
与信審査
利用上限額連携機能未払い保証
・大企業
・中小企業
・個人事業主
・コンビニ払い
・銀行振込
・口座振込
など…
100万円〜
・大企業
・中小企業
・個人事業主
・コンビニ払い
・銀行振込
・アプリ決済
30万円〜
・大企業
・中小企業
・個人事業主
・コンビニ払い
・銀行振込
・アプリ決済
最大300万円
・大企業
・中小企業
・個人事業主
・コンビニ払い
・銀行振込
・口座振替
最大1,000万円

後払い決済代行サービスのより細かい選び方

後払い決済を導入するための決済代行サービスをより細かく確認して選ぶなら、他にも手数料などのコストや入金サイクル、サポート体制などをチェックするのがおすすめです。ぜひ参考にしてみてください。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

手数料などコストが適切か

決済代行サービスを利用する場合、利用料金や手数料を支払う必要があります。利用料金は月額や年額で定められており、一定の金額をランニングコストとして支払いますが、手数料は決済が発生する度に別途支払うことになります。

基本利用料・手数料共に選ぶ決済代行会社によって料金が異なるので、自社の予算に合っているものを選びましょう。利用料が安いまたは無料でも手数料が高額だと、決済の度に負担が大きくなるので注意が必要です。

売上金の入金サイクルを確認

売上金の入金サイクルとは、売上が立った日から入金されるまでの期間を指します。後払い決済代行サービスでは、一般的に「締め日」と「入金日」が設定されており、締め日までの売上額が入金日に事業者の登録口座に振り込まれる仕組みです。

入金日や締め日は月末や月末の15日、月末の20日など後払い決済代行サービスによって異なります。事業の資金繰りに大きく影響するポイントなので、あらかじめ売上金の入金サイクルを確認しておく必要があります。

入金サイクルが長い場合、売上が立った日から入金されるまでに時間がかかるため、事業者は資金繰りに苦労する可能性があります。入金サイクルが短い後払い決済代行サービスを利用すると、資金繰りに余裕が生まれるため、導入前に確認しておきましょう。

サポート体制は充実しているか

後払い決済代行サービスを利用する際は、サポート体制が充実しているかどうか確認しましょう。サポート体制が充実していると、急なトラブルやエラーが発生した際もリアルタイムで対応してくれるため、顧客を逃すことがありません。

また、サポート体制について確認する際は、対応時間や問い合わせ先もチェックしておくのがおすすめです。夜間や休日でも対応してくれるか、問い合わせ先が明記されているか確認しましょう。

特に、決済代行自体初めて利用するという場合には、手厚いサポートのある決済代行会社が適しています。分からないことや不明点があった際、丁寧な対応を受けられ導入もスムーズに進められます。

導入実績は豊富か

後払い決済代行サービスを選ぶ際には、導入実績についても確認するのがおすすめです。同業種の企業の導入実績があると、支払い方法や課金方式が自社に合っていると考えられます。また、大企業の導入実績があればより安心感を持って使うことができます。

導入実績は決済代行会社の公式ホームページなどに掲載されているため、導入前に確認しましょう。自社と同業種の企業が多く導入しているか、導入実績が豊富にあるかどうかを確認し、信頼できるサービスを見極める必要があります。

「キャッシュレス決済を導入してどう変わったか」「取引先とのやり取りがどう楽になったか」など、導入事業者のコメントを掲載しているサービスも一部あるので、後払い決済導入後のイメージを明確にしたい方はぜひ探してみましょう。

決済代行サービスのおすすめ

決済代行サービスのおすすめ19選を徹底比較!BtoB向けサービスや実店舗向けサービスも紹介

決済代行サービスとは、クレジットカード決済やコンビニ決済などの複数種類の決済を一括の契約で導入できるサービスのことです。本記事では、決済代行サービスの導入を検討している方のために、おすすめの決済代行サービスや選び方、導入する際の注意点を解説しています。

まとめ

後払い決済を導入するために決済代行サービスを選ぶときは、「豊富な支払い手段」「リアルタイム与信」「利用上限額」「既存システムとの連携」「未払い保証」など、機能面の充実度をまず確認しましょう。

すべてを一気に比較するのは難しい場合は、「自社が後払い決済を導入する上で最も重要な条件は何か」を明確にして優先順位をつけることで、最適なサービスを見つけやすくなるのでおすすめです。

後払いは顧客のニーズが高い決済方法です。より多くの人に自社商品・サービスを利用してもらうためにも、ぜひ導入を検討してみてください。

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