物流業界・運送業向け給与計算ソフトおすすめ2選|導入簡単!

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  • 物流業界や運送業の給与計算業務には、給与計算ソフトが効率的で有効である
  • 物流業界・運送業向け給与計算ソフトのメリットは、必要な機能が搭載されていること
  • 物流業界・運送業の給与計算ソフトは、多様な雇用形態や給与形態に対応できるかで選ぶ

物流業界や運送業では雇用形態や勤務形態が複雑なため、エクセルなどでの給与計算・管理には時間と労力が必要です。本記事では、物流業界や運送業の給与計算業務を効率化できるおすすめの給与計算ソフトを、メリットや選び方を交えてご紹介します。

目次

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  1. 物流業界・運送業の複雑な給与管理は給与計算ソフトにお任せ
  2. 給与計算ソフトの種類
  3. 物流業界・運送業向け給与計算ソフトのメリット
  4. 物流業界・運送業向け給与計算ソフトの選び方
  5. 物流業界や運送業におすすめの給与計算ソフト
  6. その他給与計算ソフトの選び方
  7. まとめ
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物流業界・運送業の複雑な給与管理は給与計算ソフトにお任せ

物流業界や運送業では、雇用形態や勤務形態が多様化しており、Excelなどで給与計算や管理を手作業で行うには、時間と労力が必要です。特に、運送業においては、給与の計算方法が歩合給の場合や、固定給の場合もあるなど給与体系が会社によって違います。

また、長距離運転など、労働時間が長くなるケースもあるため、労働基準法に沿った給与計算が求められます。物流業界・運送業向けの給与ソフトなら、歩合率などの設定ができるため、運行管理データから給与計算までを自動で行うことが可能です。

物流業界や運送業の運賃の計算自体が複雑なものが多く、それに伴って給与計算も複雑化しやすい傾向がありますが、給与ソフトを活用すると、煩雑な給与管理が自動化されるため業務の効率化が期待できます。

おすすめの給与計算ソフト6選|選び方や注意点を詳しく解説

給与計算ソフトとは、従業員の給与額の算出や手当・保険料などの計算を自動化できるソフトのことです。給与計算ソフトの導入を考えていても数が多くてどれを選べばいいか分からない企業もあるでしょう。本記事では、おすすめの給与計算ソフトとその選び方を解説しています。

給与計算ソフトの種類

給与計算ソフトには、クラウド型・オンプレミス型・インストール型があります。それぞれにメリット・デメリットがあり、企業に合った種類を選定することがポイントです。以下で給与ソフトの種類について具体的に解説します。

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クラウド型

クラウド型はインターネット環境があれば、どこでも使用できるのが最大のメリットです。物流業界・運送業向けのクラウド型の給与計算ソフトは、運行管理・勤怠管理機能を備えているケースが多く、従業員は外出先からの勤怠入力ができます。

従業員が入力した勤怠をもとに、自動的に給与計算が行われるため、長距離輸送などで帰社が困難な場合でも、運行管理や勤怠管理に遅れが出ることはありません。そのため、長距離輸送や、勤務時間が変動しやすい運送形態を行う企業に向いています。

給与計算期間の締め日に長距離輸送中でも、運転手の帰社を待ち、日報の提出を待つことなく、スムーズな給与計算が可能です。また、改善基準告示があった場合には、アップデートにより常に法律に対応した給与計算ができます

しかし、クラウド型はログインして給与システムを使用したり、従業員がスマホで入力を行ったりするため、セキュリティ面での対策が必要になります。また、月額使用料が発生するケースも多いため、ランニングコストが発生するといったデメリットもあります。

オンプレミス型

オンプレミス型は、ベンダーよりライセンスを買い取って、自社のサーバーやハードウェアにて運用を行う方式です。物流業界の特殊な業務形態に対応した給与形態を、柔軟にカスタマイズでき、セキュリティレベルも自社のセキュリティポリシーに合わせられます

しかし、オンプレミス型を導入するには初期費用が大きくかかります。また、保守サービスやメンテナンスなどの運用コストも発生し、また、改善基準告示などに対応するには、給与ソフトのバージョンアップなど維持費も発生するケースがあります。

しかし、従業員数が多い企業ではランニングコストを考慮すると、クラウド型よりコスパが良くなることもあるため、給与を支払う従業員が多い企業に向いています

インストール型

インストール型は、買い切りであるため月額使用料などが発生しないのが最大のメリットです。また、オフラインでも使用できるため、インターネットのない環境でも問題なく使用できます。

しかし、改善基準告示などに対応するにはバージョンアップが必要になり、そのたび更新料が発生するケースがあります。また、給与ソフトをインストールしたパソコンでしか操作できないため、データ消失を防ぐために定期的なバックアップが必要です。

インストール型の給与ソフトは、コストをかけずにシステム導入したい企業や、従業員数の少ない企業に向いています。

物流業界・運送業向け給与計算ソフトのメリット

物流業界・運送業向けの給与計算ソフトを導入すると、多くのメリットが得られます。運送業特有の複雑な給与形態も、給与計算の自動化により、効率的で精度の高い業務が望めます。具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。

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給与計算業務を効率化できる

運送業向けの給与計算ソフトは勤怠管理や運行管理の機能を兼ね備えていることが多く、業務の効率をより高められます。運転手より提出された日報を入力することで、勤怠管理や運賃の算出、請求書まで幅広く連動し、さらに給与計算にも自動で反映することが可能です。

特に運送業の給与形態は多様化しているため、給与計算が自動化されることで業務が大幅に効率化されます。

人為的なミスを削減できる

上記で解説したとおり、運送業の給与形態は固定給や歩合制など、企業によってさまざまです。特に歩合制の場合、運賃に対する歩合率があり、従業員ごとに異なるケースもあります。

また、運賃も単価×個数など細かい計算が必要になることもあり、ベースとなる運賃の正確性も求められます。これらの細かい計算をExcelで管理した場合、入力ミスなどが発生する可能性が高くなる傾向があります。

しかし、給与計算ソフトを利用することで、これらの煩雑な計算はすべて自動化されるため、人為的ミスのリスクを削減することが可能です。

虚偽報告・不正が防止できる

タイムカードでの打刻は難しい手順もなく手軽な反面で、誰でも不正できてしまうというデメリットと隣り合わせです。勤怠管理機能も備えたシステムであれば、会社外でも打刻や勤怠状況を把握できるうえに、本人しか打刻が行えないので不正防止もできます。

GPSがついているシステムも多くあるので、タイムカードを押すためにわざわざ会社に戻る時間も削減できますし、事業所外での作業が多い運送業にはうってつけの機能です。

運送業に必要な機能が搭載されている

運送業は、雇用形態や勤務形態が多様化しており、それに伴い、給与形態も固定給や歩合制などさまざまです。給与計算ソフトでは、運賃に対する歩合率など、さまざまな給与計算の条件を設定できるため、細かい給与計算を手作業で行うよりも、大幅に効率化できます。

運送業向けの給与計算ソフトは、ベースとなる日々の運行データの入力をすれば、勤怠管理・運行管理・請求書管理・給与管理まですべて連動し自動で反映されるため、運送業のバックオフィス業務が広く効率化されます。

物流業界・運送業向け給与計算ソフトの選び方

物流業界・運送業向けの給与ソフトを選ぶ際は、コスト面や給与形態、ほかのシステムと連携できるかどうかなどが比較のポイントになります。以下のようなポイントに注目して選定すると良いでしょう。

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利用人数と料金プランが見合っているか

給与計算ソフトは、利用人数で料金が設定されている従量課金制の場合もあります。人数が多い場合、月額使用料などが高くなる可能性があるため、今後の採用計画なども合わせて検討すると良いでしょう。

従業員の人数が多い場合は、初期費用はかかりますがオンプレミス型のほうがコスパが良くなる可能性もあるため、ランニングコストを見て比較すると自社に合うかどうか判断しやすくなります。

モバイル端末やGPSに対応しているか

主に会社や事業所外で仕事をする運送業には、場所や時間を問わず利用できるシステムが最適です。従業員だけでなく、管理者の業務もモバイル端末で行えるシステムもあるので、自社が求める機能を備えたシステム選びをしましょう。操作方法も従業員が扱いやすいものである必要があります

GPS機能がついていると、リアルタイムで位置情報が取得でき、正確な打刻時間や勤怠状況の把握にも繋がります。

運転日報機能がついているか

運転日報機能は、手書きやエクセルで作成するよりも効率的な日報作成業務が可能です。前述したGPS機能も合わせるとより正確な管理や集計が実現し、モバイル端末を利用し作成することで大幅な時間の節約になります。運送後にわざわざ時間をかけて会社へ戻らなければならないという従業員の負担も軽減できるでしょう。

多様な雇用形態や給与形態へ対応できるか

運送業は雇用形態や給与形態が多様化している傾向が多いため、固定給や歩合給・時給など幅広い給与計算の設定が可能なものがベストです。特に歩合制は、固定給+歩合給や、従業員によって歩合率が異なるなど、複雑な場合があります。

また、長距離輸送による残業や、変形労働時間制を採用している場合などもあり、加算する手当の計算も煩雑です。これらの計算を自動化できる給与ソフトなら、大幅に給与計算の業務を効率化し、時間をかけずに精度の高い業務が叶います。

勤怠管理システムと連携できるか

物流業界・運送業向けの給与ソフトは、勤怠管理システムと連動することでさらに効率化が望めます。運送業では変形労働時間制を採用している場合もあり、残業時間の計算など複雑な作業も伴います。

勤怠システムのデータを給与ソフトに連携すると、残業などの手当が自動で反映されるため正確な賃金の支払いが可能になります。手作業により煩雑な作業が不要になるため、給与計算の業務を効率化できます。

物流業界や運送業におすすめの給与計算ソフト

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド給与

無料トライアル実施中!必要な機能が多い中小企業におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 勤怠はもちろん労務やタレントマネジメントシステムまで幅広く連携可能
  • 企業規模に合わせた豊富な連携先と機能性
  • 安心のセキュリティ対策と充実したサポート体制

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ここが少し気になる…

  • ある程度の経理経験や知識が必要

価格(税抜) ・スモールビジネス 年払い1ケ月あたり2,980円 月払い1ケ月あたり3,980円
・ビジネス 年払い1ケ月あたり4,980円 月払い1ケ月あたり5,980円
小規模・個人事業主 -
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収 -
紙明細発行機能 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 - 販売関係機能 -
社会保険 - 年末調整 -
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・銀行振込連携
・各種帳票作成
連携サービス ・勤怠ソフト各種
・労務管理ソフト各種
・タレントマネジメントシステム各種
・マネーフォワードクラウド各種

jinjer株式会社

ジンジャー給与

誰でもできる簡単な操作性とコスパに優れたクラウドソフト

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  • 社内の複雑な規則や給与体系に応じて、情報を細かく設定できる
  • 年末調整の自動計算可能!給与明細もWebから閲覧・送付OK
  • 「ジンジャー」シリーズとの連携で人事業務を一括管理

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  • 複数人やチームでの管理が難しい

ジンジャー給与が選ばれる理由

シリーズ累計利用社数18,000社*を突破したジンジャー給与は、誰でも使いやすい表示画面と操作性が特徴の給与計算ソフトです。複雑な給与計算業務を最小限の工数で簡単に処理できます。

正社員やアルバイトなど、多様化した従業員の雇用形態にも柔軟に対応し、従業員一人ひとりに合わせた給与計算ができます。スマホアプリにも対応しているので、スキマ時間に経理業務を行いたい方にもおすすめです。

※ トライアル含む登録社数合計

価格(税抜) 1ヶ月あたり1ユーザー 500円 小規模・個人事業主 ・個人事業主 -
・小規模 ◯
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 - 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 - 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル 言語 -
そのほかの機能 ・給与体系管理
・支払明細設定
・月変算定
連携サービス ・ジンジャー人事労務
・ジンジャー勤怠
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

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その他給与計算ソフトの選び方

そのほかにも、物流業界・運送業向けの給与計算ソフトを選ぶ際には、自社の規模や業務体制・業務フローに合っているか、また勤怠管理の方法に対応できるかどうかが重要なポイントとして挙げられます。

また、自社が求める機能が搭載されているか、サポートやセキュリティ対策についてどの程度対応してくれるのか確認が必要です。また、無料トライアルで実際に使用し、使い心地や操作性を確認できるサービスがあれば、導入後の失敗が少なくなります。

【重要なポイント3つ】

  1. 自社の規模に合っているか
  2. 自社の体制・業務フローに合っているか
  3. 自社の勤怠管理の方法に合っているか

【その他の比較ポイント】

  1. 自社に必要な機能が搭載されているか
  2. サポート体制は充実しているか
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. 無料トライアルはあるか

まとめ

物流業界・運送業は、雇用形態や勤務形態が多様化しており、給与計算する際に細かい計算が必要となるため、業務負担と人為的ミスなどのリスクが高い傾向にあります。しかし、運送業向けの給与ソフトを導入することで、これらの煩雑な業務が大幅に軽減されます。

特に、Excelで給与計算の管理をしている場合は、給与計算ソフトの導入を検討して効率化を目指すと良いでしょう。

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