おすすめのDM発送代行サービス12選|選び方や注意点も解説

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- DM発送代行サービスは、対応可能な範囲や発送スピードなどを重視する
- 費用やデータ入稿方法、発送方法を選べるかなども確認する
- DM発送代行サービスは安さだけで選ばず、コストと品質のバランスを見極める
DMは、メールやSNSなどの販促手段と比べて開封率を高めやすいですが、手間がかかります。ワンストップ対応の代行サービスを利用すれば、DM発送に関する業務を一括で依頼できます。本記事では、サービスの選び方などを交え、おすすめのDM発送代行サービスを解説します。
目次
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DM発送代行サービスを利用して業務効率を高めよう

DM(ダイレクトメール)は、デジタル広告と比べて開封率が高く、特に高齢者層や企業向けの案内で効果的とされています。しかし、自社で印刷や封入、宛名貼り、発送を行うには多くの時間と労力が必要です。
そこで活用したいのが、DM発送代行サービスです。ワンストップでDM業務を請け負ってくれるため、手間をかけずに効率的な販促が可能になります。本記事では、代行サービスの選び方と重要な比較ポイントを詳しく紹介していきます。
DM発送代行サービスは対応範囲や発送スピードで選ぶ

DM発送代行サービスを選ぶ際は、何がどこまで依頼できるのか、どんなDMに対応しているのか、どのくらいのスピードで発送できるかを見極めることがポイントです。次の章では、それぞれの要素について詳しく解説していきます。
【重要なポイント3つ】
- 依頼できる業務範囲と実績を確認
- 対応可能なDMの種類とロット数を確認
- 発送スピードは十分か
【その他の比較ポイント】
- 費用はどのくらいかかるか
- データの入稿方法を確認
- 発送方法を選べるか
- ターゲットリストやマーケティング支援があるか
DM発送代行サービスの選び方で重要な3つのポイント

DM発送代行サービスを選ぶ際は、「どの業務まで対応してくれるか」「どんな種類・規模のDMに対応しているか」「どれだけスピーディーに発送できるか」の3つが特に重要です。
これらを確認することで、自社の目的や予算、スケジュールに合ったサービスを選びやすくなります。以下で順に詳しく解説します。
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DM発送代行サービスの選び方で重要な3つのポイント
依頼できる業務範囲と実績を確認
業務を一括依頼できるワンストップ対応のサービスを選ぶと効率的です。DM発送業務には、印刷・封入・宛名ラベルの貼付・発送までさまざまな工程があります。
業者によっては一部のみ対応という場合もありますが、すべてまとめて依頼できる「ワンストップ対応」の代行サービスを選ぶと、自社の作業負担を大きく減らせます。また、過去の実績や取り扱い件数が豊富な業者であれば、安心して任せられるでしょう。
対応可能なDMの種類とロット数を確認
自社の目的に合ったDM形式・数量に対応しているかを確認しましょう。DMにはさまざまな種類があり、たとえば以下のような形式があります。
- はがきDM
- 封書DM(A4用紙を封筒に封入)
- 圧着ハガキDM(開くと情報が出てくるタイプ)
- カタログDM
- 冊子DM
サービスによっては「〇通以上のみ対応」「最大〇通まで」といったロット数の制限もあるため、自社の必要数に合うかどうかも重要な判断材料になります。
発送スピードは十分か
DMは「いつ届くか」が重要であり、キャンペーンやイベントに間に合うかといった納期の確認が必須です。たとえばイベントの1週間前に届いてこそ意味があり、遅れれば効果は薄れてしまいます。
そのため、DM発送代行サービスを選ぶときは、希望するタイミングでの発送が可能かどうかを必ず確認しましょう。即日・翌日発送に対応している業者もあれば、発送までに数日〜1週間かかる業者もあります。
加えて、短納期を希望すると追加料金が発生するケースもあるため、納期と費用のバランスにも注意が必要です。発送スケジュールが重要な施策では、特に慎重に選定しましょう。
DM発送代行サービスのその他の比較ポイント

DM発送代行サービスを選ぶ際は、対応範囲やスピードだけでなく、その他の細かい要素も比較することが大切です。
たとえば、どれくらい費用がかかるのか、データの入稿方法はスムーズか、発送手段に選択肢はあるかなど、事前に確認しておくことでトラブルや手間を防げます。
さらに、マーケティング支援がある業者なら、DMの効果を高める施策も期待できます。以下でそれぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
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DM発送代行サービスのその他の比較ポイント
費用はどのくらいかかるか
DM発送代行サービスの費用は、内容によって大きく変わるため、必ず総額を確認しましょう。料金は「印刷費」「作業費(封入・ラベル貼りなど)」「送料」の3つが基本で、DMの種類(はがき・封書・冊子など)や枚数、発送までの納期によって金額が上下します。
急ぎの発送を希望すると追加料金がかかる場合もあります。また、同じ条件でも業者によって見積もりの出し方が違うため、「単価が安いから」と選ぶと、最終的な支払い額が想定より高くなることもあります。
料金を比較するときは、必ず合計金額で見比べるようにしましょう。コストを抑える工夫としては、納期に余裕を持って依頼する、印刷データを自社で用意するなども有効です。無駄な出費を防ぐためにも、事前の見積確認はとても重要です。
データの入稿方法を確認
DMの印刷データを提出する際、業者ごとに受け付けているファイル形式(PDF、Word、Excelなど)や、入稿の方法(メール、アップロードフォームなど)は異なります。
自社で作ったデータがそのまま使えるのかチェックしておかないと、再作成の手間がかかったり、提出しても戻ってくる恐れがあります。特にパソコン操作に不慣れな人が関わる場合や、短納期で進めたい場合は、スムーズに入稿できるかを事前に確認することが大切です。
発送方法を選べるか
DMの内容やコストに応じて、発送方法を選べる業者がおすすめです。DMを届ける手段には、普通郵便や定形外郵便、ゆうメール、宅配便などさまざまな方法があります。
DMのサイズや厚さ、送り先によって最適な方法は変わるため、複数の発送方法から選べるかは重要なポイントです。
また、発送費は全体のコストに大きく影響するので、費用を抑えたい場合は安価な方法を提案してくれるかも確認しましょう。スピード重視のDM施策では、速達や宅配便などの対応もあると安心です。
ターゲットリストやマーケティング支援があるか
企業リストの提供やターゲットリスト作成への対応、マーケティング支援があると、より効果的なDMが実現できます。DMの効果を上げるには「誰に送るか」がとても大事です。
企業リストや個人のターゲットリストを自社で用意できない場合、代行業者が提供してくれると利便性が向上します。また、どんな内容・タイミングで送ると効果的かといったマーケティング支援をしてくれる業者もあります。
単なる発送だけでなく、集客や販促の成果を高めたい場合は、こうした支援があるかもチェックしておきましょう。
おすすめのDM発送代行サービス12選
株式会社メディアボックス
DM発送代行センター

ここがおすすめ!
- 6つの「無料トラブル対策サービス」で、初めてのDM発送代行でも負担軽減
- 独自の手法を駆使してネットよりも顧客獲得の単価を下げられる
- 複雑な封入パターンや1封筒への大量封入が得意
ここが少し気になる…
- 初めに申し入れをしないと、ABテストの割引が適応されない
株式会社ゼンリンマーケティングソリューションズ
DM発送代行サービス

ここがおすすめ!
- DM発送業務で生じる突発的な変更にも専任担当者が迅速に対応
- 常に作業の進行状況を把握し、希望納期に合わせて発送
- 専用に開発した「データ授受システム」により、高い安全性を確保
ここが少し気になる…
- 資材の保管も可能だが、物量によっては難しい場合もある
ディーエムソリューションズ株式会社
セルマーケ
ここがおすすめ!
- 高品質DMを簡単・低価格で注文可能
- 反応率が高い手書きDMで受取人に強い印象を与えられる
- 発送代行の注文・管理が全てWeb上で完結し、手持ちの資材でもオンライン注文が可能
ここが少し気になる…
- 投函日を指定することはできず、配達日数はあくまで目安となる
株式会社ネクスウェイ
NEXLINK「オンデマンド印刷発送サービス」

ここがおすすめ!
- 3分程度の操作で印刷から発送までワンストップで行える
- 1通から注文でき、30,000通までは最短当日発送が可能
- 情報量が多く、視覚的にも優れたA4ハガキを業界最安級で利用できる
ここが少し気になる…
- 転居等の理由で不達の場合にも料金は発生する
株式会社ジャパンメール
ジャパンメール

ここがおすすめ!
- 「DM発送料金の安さ」「専任担当者制」「迅速な発送対応」など、顧客満足度が高い
- 日本全国対応・100通からの小ロットと、小規模の発送でも利用しやすい
- ダイレクトメールを専門に扱い、DM発送が初めてでも安心して導入できる
ここが少し気になる…
- 土日祝日の対応はできない
有限会社サードパーティー
ダイレクトメール発送ONLINE
ここがおすすめ!
- 機械化に加え、「専任担当者」による手作業での丁寧な品質管理
- 印刷・作業まで完全内製化により、高品質なDMサービスを実現
- 毎年プライバシーマークを更新している厳格なセキュリティ対策
ここが少し気になる…
- 100部以下の小ロット印刷も可能だが、最低受注価格がある
ここがおすすめ!
- ストレートに内容が伝わる「ハガキ」の発送は、1通あたり71.8円からと低価格
- 入稿フォーマットはどれでも受付可能で、ファイル形式の変換方法も案内
- 全商品「お急ぎ発送」に対応し、低価格・高品質・短納期を実現
ここが少し気になる…
- 急ぎの場合は電話での問い合わせがスムーズ
株式会社データセレクト
データセレクト
ここがおすすめ!
- 到着後24時間以内の発送、短納期作業にも即対応
- 案件に合わせた最適な発送方法を提案し、コストカットを実現
- ISO27001・プライバシーマーク取得で、高セキュリティ環境下での作業
ここが少し気になる…
- 印刷作業から希望する場合には個別見積りが必要
株式会社ビーブレイン
DM発送.net

ここがおすすめ!
- 安くて早いだけではなく、ストレスフリーなサービスを提供
- 毎日・定期・単発に対応し、どんなパターンでも丸投げできる
- 「郵便各種割引」「大量発送割引」など、短納期で低価格を実現
ここが少し気になる…
- 1,000通からの急ぎの場合はフリーダイヤルが使えない
ラクスル株式会社
ラクスル ダイレクトメール
ラクスル ダイレクトメール
ここがおすすめ!
- 少部数対応で1通~必要な枚数だけ注文できる
- 平日12:29までの注文で、最大5,000部まで最短当日発送可能
- 業種を問わず、印刷・宛名印字・発送手配まで行うサービス
ここが少し気になる…
- 受付日が確定した後はキャンセルができない
株式会社ジャストコーポレーション
DM発送おまかせ便
DM発送おまかせ便
ここがおすすめ!
- 累計取引実績60万社以上、全国トップクラスの発送実績
- 印刷から発送まですべて一貫のワンストップサービスで、安心・安全・リーズナブル
- プライバシーマーク取得企業で個人情報保護体制が万全
ここが少し気になる…
- 基本は1,000通からの受付となる
ここがおすすめ!
- DMや商品発送代行専門で、企画・印刷・封入・保管までトータル支援
- 「防犯対策」「個人情報の取り扱い」など、徹底したセキュリティ環境
- 自社倉庫内・自社スタッフによる作業で高度な情報共有と管理
ここが少し気になる…
- 支払は銀行振込のみで、初回取引の場合は前入金が必要
DM発送代行サービスを利用する際の注意点

DM発送代行サービスは便利ですが、トラブルを避けるためには事前にいくつかのポイントを確認しておくことが大切です。料金だけで業者を選んでしまうと、品質が悪かったりサポートが不十分だったりすることもあります。
また、発送日と到着日は異なるため、到着タイミングも考慮が必要です。加えて、印刷物の見た目や宛名の表示位置がイメージ通りかを確認するためにも、サンプルやテスト発送を活用することが重要です。以下に、注意点を一つずつ解説します。
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DM発送代行サービスを利用する際の注意点
コストと品質のバランスを見極める
DM発送代行サービスの中には、非常に安い料金を提示する業者もあります。しかし、価格が安い分、印刷の仕上がりが粗かったり、サポート対応が遅かったりする場合もあり、不満やストレスに繋がることも考えられます。
大切なのは、見積もりの内訳をきちんと見て、何にいくらかかっているのかを理解することです。また、同じ価格でも対応業務の範囲や納期スピードが異なる場合があります。コスト重視になりすぎず、自社の目的や品質基準とバランスをとって選ぶことが重要です。
発送予定日から到着日までを考慮する
DMを使ったキャンペーンでは、いつ相手に届くかがとても重要です。たとえば、イベント開催の直前にDMが届くようにしたい場合、単に「発送日」を聞くだけでは不十分です。
DMは普通郵便やゆうメールなどで送られることが多く、発送から到着までに数日かかることもあります。発送予定日が決まったら、何日後に届くのか、どのエリアにどれくらいかかるのかを事前に確認しておきましょう。特に短期間のキャンペーンでは注意が必要です。
契約前にサンプル確認やテスト発送を依頼する
DMは、実際に手に取ってもらうものなので、印刷の見た目や色味、紙の質感などが非常に重要です。また、宛名の位置やレイアウトも読みやすさやデザインに影響し、再印刷やブランドイメージを損なうといったトラブルに繋がる恐れもあります。
実際のDMの見た目は、画面上のデータだけでは確認しにくいため、契約前に印刷サンプルやテスト発送を依頼して、実際の仕上がりを確認するのが安心です。
特に初めての業者を利用する場合や、大量発送を予定している場合は、必ずサンプルを確認してから契約しましょう。
まとめ

DM発送代行サービスは、DMの印刷から発送までをまとめて依頼できる便利なサービスです。自社で作業する手間を省ける反面、きちんと準備をしないと「届くのが遅れた」「印刷に不備があった」などのトラブルも起こりかねません。
サービスを選ぶ際は、料金の安さだけでなく、仕上がりの品質やサポート体制にも注目しましょう。また、DMはタイミングが大切なため、納期をしっかり確認して、スケジュールに余裕をもたせておくことが大切です。
契約前には、実物を確認できるサンプルやテスト発送をお願いするのも安心につながります。事前にチェックすべきポイントをしっかり押さえて準備を整えれば、安心して効果的なDM施策を進めることができるでしょう。