おすすめのSNS投稿監視サービス10選|選ぶ際のポイントも解説

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- SNS投稿監視サービスは、監視方法・監視する範囲・検知スピードに注目して選ぶ
- 危険な投稿が検知された際や炎上してしまった場合にサポートが受けられると安心
- 監視範囲やサービス内容によって料金が変動するため、複数ベンダーから見積もりをとる
情報社会である現代では、企業が各種SNSやWebメディアでの炎上リスクを避けることは非常に重要です。万が一問題が起きた際にすぐ対処するためにも、SNS投稿監視サービスを利用しましょう。この記事では、おすすめのSNS投稿監視サービスや選ぶポイントを解説します。
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SNS投稿監視サービスで炎上リスクを回避しよう

SNS投稿監視とは、企業のSNS投稿をきっかけに炎上や誹謗中傷が起こらないよう監視をすることです。SNSをマーケティングの主力にする企業が増える現代において、SNSやWebメディアでの炎上リスクは非常に高く、企業の信頼低下や大損失にもつながりかねません。
炎上のリスクをできる限り低減するためにも、企業には適切なSNS投稿監視が求められます。特にSNS投稿監視サービスでは、企業のSNSアカウントの投稿内容や、寄せられたコメントを監視し、炎上・誹謗中傷に発展しそうなものをクライアントに早期に通知します。
また、不適切な投稿・コメントの削除や修正のほか、炎上した場合にワンストップで対応してくれるサービスもあり、企業の安心安全なSNSアカウント運用を手助けします。本記事では、SNS投稿監視サービスの選び方のポイントやおすすめのサービスを解説します。
SNS投稿監視サービスはタイプ・監視範囲・検知スピードで選ぶ

SNS投稿監視サービスを選ぶ際は、「自社に適した監視方法か」「監視できるSNSやメディアの種類」「監視頻度・検知スピードは適切か」に注目するのがおすすめです。
これにより、自社が求めるレベルのSNS監視体制を構築でき、サービスの導入効果の最大化にもつなげられます。また、危険が検知された場合のサポートの有無・AIのリスク判定の有無・導入実績にも注目すると、より運用がスムーズになります。
SNS投稿監視サービスを選ぶうえで重要なポイントについて、次の章でそれぞれ詳しく解説していきます。
【重要なポイント3つ】
- 自社に適した監視方法を確認
- どのSNSやメディアを監視できるか
- 監視頻度・検知スピードは十分か
【その他の比較ポイント】
- 危険が検知された際のサポートがあるか
- AIによるリスク判定があるか
- 導入実績は豊富か
SNS投稿監視サービスの選び方で重要な3つのポイント

SNS投稿監視サービスによって、監視方法や対応できるSNS・Webメディア、監視頻度や検知スピードは異なります。自社が求める基準を満たしているか、しっかりと確認したうえでサービスを選定しましょう。
ここでは、SNS投稿監視サービスの選び方で重要な3つのポイントについて解説していきます。
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SNS投稿監視サービスの選び方で重要な3つのポイント
自社に適した監視方法を確認
SNS投稿監視の方法には、「目視で直接監視するタイプ」と「自動検知するタイプ」の2種類があります。それぞれの特徴や強みを理解したうえで、自社のニーズを満たす監視方法を採用しているサービスを選定しましょう。
目視で直接監視するタイプ
目視で直接監視するタイプは、人の目で直接SNSを監視し、炎上や誹謗中傷リスクが高い内容を判断します。人が一つずつコンテンツを精査するため、リスクの検知精度が高く、見落としが少ないのが魅力です。
また、ほとんどのサービスはリスクを検知すると即座にクライアントに連絡するため、早期対応につなげやすいです。一方で人手をかける分、費用が高額化しやすい点に留意が必要です。
自動検知するタイプ
ツールを活用してリスクを自動で検知するタイプです。一般的には、あらかじめ登録した「リスクキーワード」が企業のSNS投稿に含まれていないかを監視します。
目視で直接監視するタイプに比べると、監視の精度は低いです。しかし、ツールの活用によってコストを抑えられるため、低価格で利用できるサービスが多いのはメリットです。また、ツールタイプはリスク検知以外の情報収集にも応用できる場合があります。
代表的なのは、プレリリースの反響確認や自社サービスの口コミなどです。企業はリソースを節約しながら、顧客のリアルな声を聞くことができ、サービス改善や課題解決にもつなげやすくなります。
どのSNSやメディアを監視できるか
SNS投稿監視サービスによって、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、2chなど監視する対象に違いがあります。自社が重視するSNS・Webメディアへの対応可否は、事前に確認しましょう。
監視範囲が広いほど、より初期対応が可能であるため、炎上のリスクを抑えられます。しかし、広範な監視を行うサービスは料金も高額であるため、費用対効果は十分に見極めましょう。
なお、最近は1つのSNS・Webメディアで拡散された火種は、閲覧数稼ぎのために別のSNSにも転載される傾向にあります。ほとんどはまずX(旧Twitter)で拡散・転載されるため、最低限でもX(旧Twitter)の監視に対応したサービスの選定が望ましいです。
監視頻度・検知スピードは十分か
監視頻度・検知スピードが十分であるかも、SNS投稿監視サービスを選ぶ上で重要なポイントです。毎秒大量に投稿されるSNSをリアルタイムでチェックするのは、あまり現実的ではなく、スクリーニングは一定間隔で実施されるのがほとんどです。
火種が炎上するのにかかる時間は半日~1日といわれています。対応が遅いほど収束までに時間がかかりやすいため、数時間おきに監視を行うサービスが望ましいです。
自社の業務形態やリスク管理も考慮しながら、求める頻度・スピードを実現しているサービスを選びましょう。
SNS投稿監視サービスのその他の比較ポイント

SNS投稿監視サービスを選ぶ際は、上記のようなポイントに加えて、サポートの有無やAIによるリスク判定、導入実績の豊富さにも注目するのがおすすめです。ここでは、SNS投稿監視サービスのその他の比較ポイントを解説します。
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SNS投稿監視サービスのその他の比較ポイント
危険が検知された際のサポートがあるか
SNS投稿監視サービスによっては、危険が検知された場合に対応方法を相談できるほか、対応をワンストップで委託できる場合もあります。特に、目視で直接監視するタイプのサービスは、担当者が相談窓口になってサポートしてくれることが多いです。
すべての火種が炎上するわけではなく、そのまま収束することも少なくありません。そうであるにもかかわらず、企業があえて直接対応することで、かえって炎上するケースもみられます。
できる限り穏便に事を運ぶには、リスクレベルの見極めや、クレーム・誹謗中傷が予想される場合に先手を打つこと、その方法について慎重に検討していくことが大切です。このような判断に不安がある場合は、危険検知の際にサポートを受けられるサービスが安心です。
AIによるリスク判定があるか
人が直接目視で監視するタイプのサービスを希望する場合は、AIによるリスク判定の有無にも注目するのがおすすめです。AIによるリスク判定では、炎上リスクがあるワードや画像などを事前登録し、これらに類似するものが投稿されると通知が届きます。
AIによるリスク判定を併用するサービスは、すべての作業を人力で行うサービスよりもコストを抑えられるのが魅力です。一方で、細かなニュアンスの判断ができない可能性があり、人に比べるとチェックの精度は低い点には留意しましょう。
現状においてAIだけで完璧に監視するのは難しいため、人とのWチェック体制を敷いているサービスを検討しましょう。
導入実績は豊富か
自社の業種・業態やターゲット層におけるSNS監視の実績が豊富なサービスを選びましょう。これは、企業や客層によって炎上のリスクレベルや炎上ポイントは異なり、これらのノウハウが少ない事業者に依頼しても導入効果を感じにくいためです。
自社における炎上レベルやリスクを正確に見極め、適切な提案をしてくれるサービスを選ぶ必要があります。自社が求める分野での導入実績があれば、自社においても一定の品質に期待できるでしょう。
おすすめのSNS投稿監視サービス10選
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【目視で直接監視】おすすめのSNS投稿監視サービス7選
アディッシュ株式会社
MONI

ここがおすすめ!
- 24時間365日の危機管理体制による公式SNSのリスクモニタリング
- 専任アナリスト・システムが高品質なリスク検知を行い、情報漏洩などを防止
- コミュニティやオウンドメディアなど、自社サイト運営のリスク管理も可能
ここが少し気になる…
- リスク管理したいSNSやWebサイトが増えるほどコストが増大
株式会社エルテス
Webリスクモニタリングサービス
Webリスクモニタリングサービス
ここがおすすめ!
- 24時間365日の監視により、休日や深夜の監視にも対応
- 知らない間のリスク投稿といった不安や課題の解決に貢献
- リスク分析はもちろん、緊急時の対応方針までサポート
ここが少し気になる…
- 費用は問い合わせで確認
シエンプレ株式会社
Web/SNSモニタリング
Web/SNSモニタリング
ここがおすすめ!
- 有人監視やシステムによる24時間監視・モニタリングで炎上発生を感知
- あらかじめ炎上保険の補償が付いており、スピーディーな対応が可能
- 誹謗中傷・風評被害から守り、インターネット上のブランディングを最適化
ここが少し気になる…
- 沈静化・広報コンサルティングは別途契約が必要
イー・ガーディアン株式会社
ネットパトロール・モニタリング 投稿監視サービス(有人監視)
ネットパトロール・モニタリング 投稿監視サービス(有人監視)
ここがおすすめ!
- 25年以上の事業実績と豊富な監視件数があり、企業の健全な運用をサポート
- 投稿内容を自動判別できるAI監視システムにより、「AI×人」の監視体制を構築
- 専門オペレーターが24時間365日体制で投稿をチェックし、高精度な掲載可否の判断
ここが少し気になる…
- 料金体系やサポート内容は問い合わせで確認
株式会社リリーフサイン
炎上リスクモニタリング
炎上リスクモニタリング
ここがおすすめ!
- 業界最多2,000メディア以上、主要SNSすべてをカバーする有人監視
- 「バンコク専門センター」×「日本人オペレーター」で24時間365日監視
- 緊急時には国内のコンサルタントが無償で即対応し、炎上保険も付帯
ここが少し気になる…
- 詳しいサポート体制と料金は問い合わせで確認
株式会社ガイアックス
炎上対策
炎上対策
ここがおすすめ!
- 「24時間365日アカウント監視」で必要な情報のみをタイムリーに報告
- 要望や社則に沿った「SNSガイドライン・コミュニティーガイドライン」を作成
- 「SNS研修」「勉強会」「セミナー」などを通じた「守りの支援」を実施
ここが少し気になる…
- ガイドラインポリシーの添削以外の費用は問い合わせで確認
大日本印刷株式会社
SNS炎上監視サービス
SNS炎上監視サービス
ここがおすすめ!
- 24時間365日の監視に加え、4時間に1回以上120以上のメディアを目視で確認
- 炎上の火種となる投稿に対して緊急通知を行い、オプションで緊急対応支援も可能
- 評判やクレーム内容が記載された日報・月報の活用で、サービス向上につなげられる
ここが少し気になる…
- 緊急対応のコンサルティングはオプション
【自動検知】おすすめのSNS投稿監視サービス3選
NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
Buzz Finder

ここがおすすめ!
- X(旧:Twitter)公式全量データを利用し、直近投稿をリアルタイム収集
- 風評被害や炎上によるツイート数の増加を検出するとアラートメールを通知
- 日報メールで前日の話題概要・具体投稿例が届き、手間なく変化を把握できる
ここが少し気になる…
- X(旧:Twitter)以外のサポートについては問い合わせが必要
株式会社BLITZ Marketing
AIブランドモニター
AIブランドモニター
ここがおすすめ!
- 「検索エンジン」「評価サイト」「SNS」などをダッシュボードでスコア化
- AIがネガティブ情報を自動判定する独自の炎上予防・口コミ管理サポート機能
- 炎上時には経験豊富なスタッフによる相談と最適な対策の提案を受けられる
ここが少し気になる…
- すべてのSNSに対応しているわけでない
Statusbrew株式会社
Statusbrew
Statusbrew
ここがおすすめ!
- 16種類のSNSをはじめ、さまざまなWebメディアなどにも対応
- プロ品質の投稿画面で「プレビュー」「絵文字」「画像・動画」などを管理
- 最新の検索キーワードでブランドや業界の声を一括で収集・管理できる
ここが少し気になる…
- 主に大量アカウント・大規模組織向け
SNS投稿監視サービスの導入フローと注意点

SNS投稿監視サービスをスムーズに運用するには、事前の準備が重要です。ここでは、SNS投稿監視サービスの導入フローと注意点を解説していきます。
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SNS投稿監視サービスの導入フローと注意点
1. リスクを想定したうえでサービスを選ぶ
サービスによって監視方法や範囲が異なるため、自社に起こり得るリスクに対応できる事業者を選定する必要があります。まずは、自社の運営メディアや顧客層の傾向を分析しながら、「どのSNSで」「どのようなリスクがあるか」を想定しましょう。
その結果、自社におけるSNS監視の課題解決につながるサービスの選定が可能になります。また、自社の懸念を事業者に伝えることで、より適切なSNS監視体制の構築にもつながります。
2. 複数のベンダーから見積もりをとる
SNS投稿監視サービスを選ぶ際は、はじめから1社に絞り込むのではなく、複数社から見積もりを取りましょう。これにより、最も費用対効果の高いサービスの導入につなげられます。
多くのサービスでは、監視範囲やサービス内容によって料金が変動します。したがって、金額だけを見るのではなく、費用対効果を算定したうえで比較するのが望ましいです。
一般的に、十分なサポートを受けられるサービスほどコストは高額になりますが、その分、SNSアカウントを安心安全に運用できます。自社のセキュリティポリシーや予算を考慮したうえで、最も条件の良いサービスを選定しましょう。
3. 有事の対応方法は社内でも検討しておく
有事が起こった場合を想定し、社内でも対応措置をあらかじめ検討しましょう。SNS投稿監視サービスを利用しても、炎上や誹謗中傷などのトラブルを100%防げるわけではありません。
例えば、危険検知時の連絡フローや担当者の選出方法に加えて、SNS投稿監視サービス会社からサポートを受ける場合は、その連携方法も確認しておきましょう。
対応方法をマニュアル化することで、対応方法が社内で属人化するのを防げて、早期解決できる確率も高まります。
まとめ

SNS投稿監視サービスとは、企業のSNS投稿や寄せられたコメントを監視し、炎上・誹謗中傷などのリスクがあるものを通知するサービスです。情報社会の現代において、このようなサービスを活用してリスクを早期発見・対処することは重要です。
サービスによって監視の方法・範囲・頻度・検知スピードが異なるため、自社が求めるレベルでの監視体制を実現しているかは特に重要な選定ポイントです。
リスク発見時や炎上時の対応に不安がある場合は、トラブル解決までワンストップでサポートを受けられるサービスが望ましいでしょう。本記事を参考に、自社に最適なSNS投稿監視サービスを導入して、自社のSNSアカウントを安全に運用しましょう。