文字起こしができるおすすめのボイスレコーダー16選|選び方も解説

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- ボイスレコーダーには文字起こし機能付きのものもあり、議事録作成を効率化できる
- 文字起こしができるボイスレコーダーを選ぶ際は、仕様や保存容量などを確認する
- 会議の録音・文字起こしを行う際には、議事録作成の専用ツールも活用できる
ボイスレコーダーには、録音された内容の文字起こしができるものもあります。自動で文字起こしされれば、議事録作成の手間を省けて便利です。この記事では、文字起こしができるおすすめのボイスレコーダーや選ぶ際のポイントを解説します。
目次
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ボイスレコーダーで文字起こし・議事録作成を簡単に

ボイスレコーダーは単に音声を録音するだけでなく、自動で文字起こしできるものを選ぶことで、議事録作成を簡単に行えます。会議中にすべての発言を手作業でメモし続けるのは非常に負担が大きく、聞き漏らしや記録ミスが起こりやすいのが実情です。
その結果、会議後に録音を聞き直しながら文字に起こす作業に多くの時間を割かざるを得ず、本来の業務に支障をきたしてしまうケースも少なくありません。
一方で、文字起こし機能付きのボイスレコーダーであれば、録音した音声を自動的にテキスト化できます。そのため、会議終了後はすぐに内容を整理し、正確な議事録を短時間で仕上げることが可能です。
この記事では、そのような文字起こし対応のおすすめボイスレコーダーや、選ぶときに押さえておきたいポイントを紹介していきます。
文字起こしができるボイスレコーダーのメリット

文字起こしができるボイスレコーダーには、議事録作成を効率化できるなどさまざまなメリットがあります。ここでは、具体的にどのような利点があるのかを詳しく解説していきます。
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文字起こしができるボイスレコーダーのメリット
議事録作成を効率化できる
議事録作成を効率化するうえで、文字起こし機能付きのボイスレコーダーは非常に有効なツールです。従来の方法では、会議を録音しても後から音声を聞き直し、一言一句を書き起こす作業が必要でした。
しかし、文字起こし機能付きのボイスレコーダーを利用すれば、録音と同時に音声がテキスト化されるため、ゼロから文章を起こす必要がありません。これによって、生成されたテキストをもとに内容を整理・修正するだけで済むため、作業時間が大幅に短縮されます。
結果として、議事録作成の際は文章を整える作業に集中でき、内容の質を高めながら効率よく議事録を仕上げられます。
聞き間違い・漏れを防止できる
字起こし機能を活用すれば会議記録における聞き間違いやメモの取りこぼしを防ぐことができます。文字起こし機能を活用すれば、音声をリアルタイムでテキスト化できるため、聞き間違いや取りこぼしのリスクが大幅に減ります。
さらに、録音データも同時に保存されるため、必要に応じて内容を何度でも確認でき、誤解のない正確な情報整理が可能です。これによって、会議後の議事録作成が効率化されるだけでなく、重要事項の伝達や意思決定の精度も向上します。
聞き間違い・漏れを防止し、正確な記録を手早く残せる点は大きなメリットです。
会議の内容をスムーズに共有できる
自動文字起こし機能によって、会議の内容を迅速かつ正確に共有できるようになります。従来の方法では、会議が終わった後に録音を聞き直し、文章を整えた議事録を作成してから配布するため、参加者に情報が届くまでに時間がかかっていました。
しかし、文字起こし機能があれば、会議終了直後にはすでにテキストデータが用意されているため、内容をすぐにチームや関係者に共有できます。会議の内容をスムーズに共有できることで、意思決定のスピードが向上して業務を迅速に進められます。
文字起こしができるボイスレコーダーの選定ポイント

文字起こしができるボイスレコーダーを選ぶ際には、機能や使い勝手をしっかり確認することが重要です。文字起こし機能があるといっても、その方法や精度、保存容量、対応言語、さらには持ち運びやすさまで製品ごとに大きな違いがあります。
ここからは、具体的に確認しておくべき5つのポイントを順に解説していきます。
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文字起こしができるボイスレコーダーの選定ポイント
文字起こしの方法を確認
ボイスレコーダーを選ぶ際は、文字起こしの方法が自分の使い方に合っているかを必ず確認しましょう。文字起こし対応のボイスレコーダーには、大きく分けて二つのタイプがあります。
一つは、レコーダー本体のディスプレイに直接文字が表示されるタイプで、その場で内容を確認できるため、授業や会議中でも即座にメモ代わりとして活用できます。
もう一つの専用アプリやパソコンと連携して文字起こしを行うタイプは、より多機能で長文にも対応できるという特徴があります。前者はその場の確認に便利ですが、長い会議やデータ管理をしたい場合は後者の方が向いています。
音質や文字起こしの精度は良いか
録音音質と文字起こし精度は、ボイスレコーダー選びの最重要ポイントの一つです。どれだけ便利な機能が備わっていても録音の音質が悪かったり、文字起こしの精度が低かったりすると、肝心の記録としての価値が下がってしまいます。
例えば、会議で複数人が同時に話している場合や周囲に雑音が多い環境では、音質が悪いと誤認識や抜け落ちが多発し、修正に多くの時間を使わなければならなくなります。これは、効率化のはずが二度手間になってしまう典型例です。
そのため、マイク性能やノイズキャンセリング機能の有無、実際の文字起こし精度のレビューをしっかり確認することが必要です。精度の高い製品を選ぶことで、正確な議事録や講義ノートを短時間で完成させられるようになります。
データの保存容量・録音時間は十分か
保存容量と録音時間が十分でなければ、肝心な場面で記録が途中で止まってしまうリスクがあるため、必ず確認すべきです。会議は1時間以上に及ぶことが多く、長いものでは半日以上続く場合もあります。
その際、録音容量が小さいと途中で記録が止まってしまい、重要な発言を逃してしまうことになります。また、バッテリーの持ち時間も同じくらい重要です。充電切れで録音が中断されてしまうと、途中までしか録音されず議事録作成が困難になります。
そのため、できれば大容量のメモリを備えているものや、外部メモリカードに対応しているモデル、そして長時間稼働できるバッテリーを持つ製品を選ぶことが望ましいです。
対応言語をチェック
必要な言語に対応しているかを確認することはとても重要です。文字起こし機能付きボイスレコーダーには、日本語だけでなく英語や中国語、韓国語など多言語に対応している製品があります。
特に国際的な会議を記録する場面では、対応言語の幅が広いモデルほど活用の場が広がります。もし対応していない言語を利用する場合、文字起こしがうまくできず結局は使い物にならないという可能性もあります。
海外の取引先との打ち合わせが多い場合、多言語対応は必須の条件といえるでしょう。自分が将来的にどんなシーンで使うのかを考え、必要な言語に対応しているかどうかを事前にしっかり確認して選ぶことが大切です。
持ち運びやすいか
持ち運びやすさは日常的に使う場合の快適さに直結する重要なポイントです。文字起こし対応のボイスレコーダーは、会議室や教室など様々な場所で利用することが多いため、軽さや薄さ、サイズ感を確認しておく必要があります。
あまりに大きくて重いものだと持ち歩きが不便になり、結局は使う機会が減ってしまいます。反対にコンパクトで軽量なモデルなら、カバンやポケットに入れて気軽に持ち運ぶことができ、必要なときにすぐに取り出して利用できます。
また、デザイン性も重要です。例えば、ビジネスの場で違和感なく使えるシンプルなデザインであれば、会議でも浮かず周囲の印象も良くなります。機能面だけでなく持ち運んでストレスがないかという点も考慮して選ぶことで、長く愛用できる製品を選べるでしょう。
文字起こしができるおすすめのボイスレコーダー16選
PLAUD株式会社
PLAUD.AI

ここがおすすめ!
- 高精度AIによる自動文字起こしで議事録作成の手間を大幅削減
- 多様な要約テンプレートで議事録の形式や内容を目的に応じて最適化
- 112ヶ国語対応と無制限クラウドストレージで多言語環境やデータ管理にも安心
ここが少し気になる…
- すべてのサービスを利用するにはプラスで費用が掛かる
Nishika株式会社
SecureMemoCloud
ここがおすすめ!
- 国内最高水準の高精度な文字起こしを実現
- 会議音声を最短4分で処理、テキスト化が可能
- 多言語や専門用語への対応力が高い
ここが少し気になる…
- 利用規模やプランによって費用が膨らむ可能性あり
株式会社アドバンスト・メディア
ScribeAssist
ここがおすすめ!
- インターネット接続不要で、気密性の高い現場でも安心
- Web会議でも対面でも、幅広いシーンで利用可能
- ChatGPTとの連携で、文字起こし結果の自動要約を実現
ここが少し気になる…
- 料金を確認するには問い合わせが必要
株式会社コマースロボティクス
AIミニッツ

ここがおすすめ!
- 低コストで導入しやすく、運用コストも明確に把握可能
- 誰でも使いやすいシンプルな操作性で導入後の業務効率化が実現
- 強固なセキュリティによって気密情報を安全に管理
ここが少し気になる…
- 多言語対応が限定的
株式会社チームスピリット
Synclog
ここがおすすめ!
- ワンクリックで簡単にスタートでき、導入から運用までスムーズ
- 高精度音声認識と話者分別機能で正確な文字起こしを実現
- 自動要約機能で重要ポイントを効率的に抽出可能
ここが少し気になる…
- 支払方法は一括前払いのみ
株式会社喋ラボ
いきなり議事録

ここがおすすめ!
- リアルタイムでの高精度文字起こしと話者識別により迅速かつ正確に議事録作成
- 主要ビデオ会議ツールとのスムーズな連携が可能で、多様な会議環境に対応
- AIによる自動要約で重要ポイントを短時間で把握でき、共有や意思決定もスピードアップ
ここが少し気になる…
- 月額費用のほかに初期費用がかかる
ここがおすすめ!
- 他社と比較して費用対効果に優れた料金設定とプランの提供
- シンプルかつ直感的な操作を実現し、初心者でも安心して使える
- 常に機能開発や改善に努め、寄り添ったサポート体制で導入後も支援
ここが少し気になる…
- プランによっては使える機能が限られてしまう
ここがおすすめ!
- 高精度の音声認識と話者識別により、正確な文字起こしが可能
- 録音から文字起こし、要約まで自動処理されるため、業務効率が向上
- あらゆる端末で使用できるため、幅広いシーンで活躍
ここが少し気になる…
- 録音音声の文字起こしを行うため、リアルタイム確認には不向き
ここがおすすめ!
- 文字おこし・録音・画面キャプチャで、会議の記録もらくらく
- 見やすい画面で記録の確認や修正も行いやすい
- 音声・動画ファイルの文字起こしにも対応
ここが少し気になる…
- プランにより支払い方法や保存容量などが異なる
株式会社ギークフィード
YouWire

ここがおすすめ!
- 自社のニーズにあわせて利用したいサービスを選択できる
- クラウド上で管理しており、顧客対応や問題も素早く解決
- 自社開発製品だからこそトラブルも即時対応
ここが少し気になる…
- 議事録作成機能や文字起こしなどの機能は問い合わせで確認
株式会社時空テクノロジーズ
ログミーツ

ここがおすすめ!
- オンラインでもオフラインでも使え、自動で文字起こしが可能
- 「専用モバイル端末」と「Windowsアプリ」の2種類から選べる
- シンプル操作で誰でも簡単に扱え、DX推進にも
ここが少し気になる…
- 端末・アプリの費用やデモ依頼は問い合わせで確認
株式会社RevComm
MiiTel Meetings
ここがおすすめ!
- 商談から社内会議まで、あらゆるオンライン打ち合わせを最適化
- 膨大な会議データを蓄積し、セルフコーチングを実現
- トピックや勘定分析など改善に役立つ機能を多数搭載
ここが少し気になる…
- オンライン会議にのみ対応し、実際の費用は問い合わせで確認
ここがおすすめ!
- 商談記録や引き継ぎ業務を自動化し、工数ゼロを実現
- オンライン商談やIP電話での会話を「最先端AI」で文字起こし
- 外部ツールと連携するだけで、既存業務のまま導入できる
ここが少し気になる…
- 翻訳機能は非搭載で、費用は問い合わせで確認
株式会社ACES
ACES Meet

ここがおすすめ!
- 高精度なAIアルゴリズムが会議内容をリアルに可視化
- 重要な会議情報を自動で特定し、必要な情報のみを活用可能
- さまざまな機能を通じて、商談成果の向上や業務効率化を実現
ここが少し気になる…
- 料金を確認するには問い合わせが必要
Hmcomm株式会社
ZMEETING
ZMEETING
ここがおすすめ!
- 音声認識AIがリアルタイムで文字起こし、編集も可能
- 対面での会議やオンラインの面談などあらゆるシーンに対応
- 多言語翻訳・字幕でグローバルな会議も円滑に進められる
ここが少し気になる…
- 料金やプランを確認するには問い合わせが必要
iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS 株式会社
VOITER
VOITER
ここがおすすめ!
- 高精度AIにより正確な文字起こしを実現
- 会議終了直後に自動で議事録作成・スピーディーな共有が可能
- リモート・ハイブリッド会議に対応し、多拠点の会議も一元管理
ここが少し気になる…
- 料金を確認するには問い合わせが必要
「議事録作成ツール」を使うのもおすすめ

ボイスレコーダーだけでなく議事録作成ツールを使うのもおすすめです。最近はアプリやクラウドサービスとして提供され、録音から文字起こし、さらには要点の整理まで自動で行えるものもあります。
議事録作成ツールを選ぶ際は、以下のようなポイントをチェックしましょう。自分の利用シーンに合った機能・精度・連携性を基準に選べば、議事録作成ツールをより有効に活用できます。
【重要なポイント3つ】
- 必要な機能があるか
- AI機能の精度は十分か
- Web会議システムと連携できるか
【その他の比較ポイント】
- 対応デバイスを確認
- 使いやすい操作性か
- セキュリティ対策は万全か
- 料金は適正か
まとめ

文字起こしができるボイスレコーダーや議事録作成ツールを活用すれば、議事録の作成や会議内容の共有を効率化でき、聞き漏れや記録ミスの防止にもつながります。
選ぶ際には文字起こしの方法や精度、録音時間や保存容量、対応言語、持ち運びやすさなどを確認することが大切です。
また、議事録作成ツールを利用すれば、録音から文字起こし、さらには要約まで一連の作業を自動化できるため、会議の記録をよりスムーズに進められます。
本記事を参考に自分の利用シーンに合った機能を持つツールを選ぶことで、仕事の効率を大きく高めることができるでしょう。