【徹底比較】社労士向け給与計算ソフトおすすめ10選|クラウド型ソフトも

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  • 社労士向け給与計算ソフトは、社会保険関連の業務も管理できる
  • 社労士向け給与計算ソフトは、士業事務所への実績や価格で選ぶ
  • 給与計算ソフトの導入には資料請求が必須

社労士の経理業務を効率化するためにも給与計算ソフトの導入を検討しましょう。本記事では、クラウドソフトや労務管理システムを搭載したソフトなど、社労士向け給与計算ソフトをご紹介。導入するメリットや無料トライアルを設けているソフトも紹介します。

目次

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  1. 社労士向けの給与計算ソフトで業務を効率化!
  2. 給与計算ソフトの導入には資料請求が必要
  3. クラウド型|社労士向け給与計算ソフトおすすめ7選
  4. パッケージ型|社労士向け給与計算ソフトおすすめ3選
  5. 社労士向け給与計算ソフトを導入するメリット
  6. 社労士向け給与計算ソフトを選ぶ際の比較ポイント
  7. その他|給与計算ソフトの選び方
  8. まとめ
この記事に掲載されているサービス

社労士向けの給与計算ソフトで業務を効率化!

給与計算ソフトとは、毎月の給与計算・社会保険料の算出・年末調整などの業務をサポートしてくれるシステムです。法改正に伴う雇用保険料や所得税の変更に自動対応できるものも多く、機能はさまざまです。

社労士向けの給与計算ソフトは、専門的なニーズに合わせた機能やサポートを提供しており、労務関連の業務を効率化するための最強なツールとなっています。

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給与計算ソフトの導入には資料請求が必要

給与計算ソフトを利用する場合、多くの製品は資料請求が必要となります。これは公式サイトから利用する場合も同様です。

本サイトでは、複数のサービスをまとめて資料請求できるので、気になる製品を一括ダウンロードして、自社に最適な給与計算ソフトを選びましょう。

クラウド型|社労士向け給与計算ソフトおすすめ7選

jinjer株式会社

ジンジャー給与

低コストで導入したい中小企業向け

GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与や賞与明細・源泉徴収票などインターネット上で確認できペーパーレス化に
  • 社会保険や労働保険・年末調整など年次業務にも対応
  • シリーズ連携で人事情報から給与計算・各種社会保険の電子申請までジンジャーで完結
  • 優れたUIで価格も安く気軽に導入しやすい

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ここが少し気になる…

  • 所得税や住民税率は手動で変更する必要がある
価格(税抜) 1ヶ月あたり1ユーザー 500円 小規模・個人事業主 ・個人事業主 -
・小規模 ◯
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 - 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 - 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル 言語 -
そのほかの機能 ・給与体系管理
・支払明細設定
・月変算定
連携サービス ・ジンジャー人事労務
・ジンジャー勤怠
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

株式会社DONUTS

ジョブカン給与計算

社労士や担当者の声をかたちにした豊富な機能性

料金の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック

GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与や賞与計算だけでなく通勤手当の自動計算にも対応
  • 税務署や年金事業所といった役所に必要な帳簿を自動出力
  • Todoリストやメモ機能・途中入社や退職者の表示アシストで、業務の抜け漏れを防ぐ
  • 暗号化プロトコルSSL(256bit)採用や、IPアドレス制限など万全のセキュリティ

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ここが少し気になる…

  • ジョブカンシリーズで連携できるものの、連携できる機能には縛りがある
  • サポート体制に不満の声も
価格(税抜) 1ヶ月あたり1ユーザー 400円 小規模・個人事業主
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 - 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・給与規定グループ機能
・支給・控除項目の計算式適用
・通勤手当の自動計算
・税率・保険料率の自動アップデート
・雇用保険料の自動計算
・所得税の自動計算
・賃金台帳
・住民税一覧表
・複数口座振込
・メモ機能
・Todoリスト
・マイナンバー管理
連携サービス ジョブカンシリーズ連携

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド給与

勤怠管理システムや金融機関と豊富に連携したい中小企業に

料金の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック

GOOD
ここがおすすめ!

  • 勤怠管理や労務管理・マネジメントシステムなど外部サービスとの幅広い連携
  • 金融機関と連携でき、給与計算から振込までオンラインで完結
  • Web給与明細発行で経費も手間も削減
  • シンプルでわかりやすいモダンなUI

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ここが少し気になる…

  • 源泉徴収票や年末調整には対応していない(マネーフォワード クラウド年末調整を導入する必要がある)
  • アラート機能がない
価格(税抜) ・スモールビジネス 年払い1ケ月あたり2,980円 月払い1ケ月あたり3,980円
・ビジネス 年払い1ケ月あたり4,980円 月払い1ケ月あたり5,980円
小規模・個人事業主 -
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収 -
紙明細発行機能 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 - 販売関係機能 -
社会保険 - 年末調整 -
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・銀行振込連携
・各種帳票作成
連携サービス ・勤怠ソフト各種
・労務管理ソフト各種
・タレントマネジメントシステム各種
・マネーフォワードクラウド各種

フリー株式会社

freee人事労務

経理や労務管理初心者でもとにかく使いやすい給与計算ソフト

GOOD
ここがおすすめ!

  • 従業員情報や給与計算などあらゆる人事労務情報がこれ1つで完結
  • 国内シェアNo.1のAWSを採用し企業のデータを厳重に管理
  • アラート機能でイレギュラーな業務の抜け漏れを防ぐ
  • 既存業務の見直しや操作法のレクチャーなど専任担当が継続的にサポート

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ここが少し気になる…

  • freee会計と連携した際の画面切替が手間
価格(税抜) ・ミニマム 1ヶ月あたり1ユーザー 400円
・スターター 1ヶ月あたり1ユーザー 600円
・スタンダード 1ヶ月あたり1ユーザー 800円
・アドバンス 1ヶ月あたり1ユーザー 1,100円

※ 6名以降1名ごとの料金
小規模・個人事業主
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 勤怠管理機能 ○(一部プランのみ)
人事・労務管理機能 ○(アドバンスプランのみ) 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル 言語 ・英語(モバイル版のみ)
そのほかの機能 ・マイナンバー管理
・年末調整効率化機能
・入退社手続き
・社会保険電子申請
・2段階認証必須化
・IPアドレス制限

※ プランによって機能は異なります
連携サービス ・Smart HRやKING OF TIMEなどの勤怠管理ソフト各種
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

株式会社オービックビジネスコンサルタント

給与奉行クラウド

連携機能◎基本的な給与業務ができれば十分な方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与処理はもちろん、賞与・明細送付や振込み・社保関係や年末調整も行える
  • マイナンバー管理に対応しており、廃棄や暗号化・分割保管もできる

MORE
ここが少し気になる…

  • 他サービスと連携する必要があり、1つの機能でバックオフィス系を使いたい方には不向き
価格(税抜) ・iEシステム基本機能 初期費用初年度のみ0円、1ケ月あたり5,500円、
・iAシステム基本機能 初期費用初年度のみ50,000円、1ケ月あたり9,000円
・iBシステム基本機能 初期費用初年度のみ60,000円、1ケ月あたり17,000円
・iSシステム基本機能 初期費用初年度のみ70,000円、23,000円
・iSシステム基本機能 初期費用初年度のみ70,000円、1ケ月あたり93,000円
小規模・個人事業主
中小企業 大企業 -
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・マイナンバー管理
・管理帳票機能
・勤怠支給控除項目拡張
連携サービス ・奉行製品各種
・外部システム自動連携(CSVファイル)
・人材データ連携(カオナビ)
・シフト・勤怠管理システム連携(ShiftMAX)
・Microsoft Office連携(Office365)※予定

株式会社フリーウェイジャパン

フリーウェイ給与計算

無料プランあり◎安い価格で業務を効率化したい方に

GOOD
ここがおすすめ!

  • 給与明細の専用紙を購入する必要なく、コストを抑えられる
  • 有料版と無料版のプランを備えてダウングレードも可能なため、今後従業員の増減がある場合も安心して使える
  • 無料版の期間の制限はなく、豊富な機能を無制限で使える

MORE
ここが少し気になる…

  • マイナンバーの管理には「フリーウェイマイナンバー」の連携が必要となる
価格(税抜) 1ケ月あたり 1,980円 小規模・個人事業主
中小企業 - 大企業 -
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・所得税
・マイナンバー対応
連携サービス ・フリーウェイ経理
・フリーウェイタイムレコーダー
・フリーウェイマイナンバー

株式会社クリックス

Pay-Look

明細発行のコストや人事への問合せを減らしたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 毎月の給与明細を電子化できるだけでなく、オプションを使用すれば年末調整の電子化も
  • オプションが充実しており、必要に応じて「安否確認機能」や人事・労務機能と組み合わせられる

MORE
ここが少し気になる…

  • 毎月の明細を電子化する機能がメインかつ、詳細なプランや機能は問い合わせが必要
価格(税抜) 問い合わせで確認 小規模・個人事業主
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 - 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 ◯(オプション)
・入社時の申請
・各種変更申請
・年末調整
販売関係機能 -
社会保険 - 年末調整 ◯(オプション)
モバイル 言語 英語
そのほかの機能 ・保険料改定通知
・安否情報確認確認機能
連携サービス -

パッケージ型|社労士向け給与計算ソフトおすすめ3選

株式会社セルズ

Cells給与

顧問先との連携◎コスト削減・効率化したい社労士におすすめ

機能の詳細や利用イメージは
「サービス詳細はこちら」をクリック

GOOD
ここがおすすめ!

  • 顧問先とはクラウド経由で共有でき、急な変更があってっも給与計算結果を手早く送れる
  • 顧問先5社で契約すると2年目以降の保守料金が無料になる
  • 社労士有資格者や実務経験豊富なスタッフを揃え、サポートも手厚い

MORE
ここが少し気になる…

  • あくまでも社労士のための給与計算システムのため、企業での導入の場合機能の過不足が気になる場合がある
価格(税抜) ・初年度料金 65,000円
・2年目以降 保守料金費用 30,000円
小規模・個人事業主
中小企業 大企業 -
賞与 - 源泉徴収
紙明細発行機能 勤怠管理機能
人事・労務管理機能 - 販売関係機能 -
社会保険 - 年末調整
モバイル 言語 -
そのほかの機能 ・会社情報・個人情報の管理
・賃金台帳の作成
・支給控除一覧の作成
・振込/支給処理
連携サービス ・KING OF TIME
・ジョブカン

日本電気株式会社

EXPLANNER/S

人事システムが標準搭載された大企業向け給与計算ソフト

GOOD
ここがおすすめ!

  • 人事システムが標準搭載され、人事管理と給与計算をトータルサポート
  • 賞与計算や年末調整などの業務をサポートする機能を搭載
  • 社員のデータを安全に管理する安心のセキュリティ

MORE
ここが少し気になる…

  • サポート体制が弱い
価格(税抜) 本体ソフトウェア 200,000円〜(最低価格) 小規模・個人事業主 -
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 - 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・マイナンバー管理
・ハイパーグリッド機能
・ハイパーグリッドレポート機能
連携サービス ・勤怠管理システム各種

BSLシステム研究所

給料らくだプロ24

社労士監修のオンプレミス型給与計算ソフト

GOOD
ここがおすすめ!

  • 従業員一人ひとりの多様な働き方に対応
  • オンラインでのバックアップにデータ紛失等のトラブルを防ぐ
  • ユーザーサポートや操作サポートがついて導入後も安心

MORE
ここが少し気になる…

  • UIがイマイチ
価格(税抜) 本体価格 19,800円 小規模・個人事業主 -
中小企業 大企業
賞与 源泉徴収
紙明細発行機能 勤怠管理機能 -
人事・労務管理機能 - 販売関係機能 -
社会保険 年末調整
モバイル - 言語 -
そのほかの機能 ・お知らせ機能
・全銀協フォーマット入力
・タイムカード入力
・人事考課票
・マイナンバー管理
連携サービス ・Web給金帳Cloud

社労士向け給与計算ソフト比較一覧表

サービス名
ジンジャー給与
ジンジャー給与
ジョブカン給与計算
ジョブカン給与計算
マネーフォワード クラウド給与
マネーフォワード クラウド給与
freee人事労務
freee人事労務
給与奉行クラウド
給与奉行クラウド
フリーウェイ給与計算
フリーウェイ給与計算
Pay-Look
Pay-Look
Cells給与
Cells給与
EXPLANNER/S
EXPLANNER/S
給料らくだプロ24
給料らくだプロ24
資料を無料ダウンロード 資料ダウンロード - - 資料ダウンロード - - - - - -
価格(税抜)
1ヶ月あたり1ユーザー 500円
1ヶ月あたり1ユーザー 400円
・スモールビジネス 年払い1ケ月あたり2,980円 月払い1ケ月あたり3,980円
・ビジネス 年払い1ケ月あたり4,980円 月払い1ケ月あたり5,980円
・ミニマム 1ヶ月あたり1ユーザー 400円
・スターター 1ヶ月あたり1ユーザー 600円
・スタンダード 1ヶ月あたり1ユーザー 800円
・アドバンス 1ヶ月あたり1ユーザー 1,100円

※ 6名以降1名ごとの料金
・iEシステム基本機能 初期費用初年度のみ0円、1ケ月あたり5,500円、
・iAシステム基本機能 初期費用初年度のみ50,000円、1ケ月あたり9,000円
・iBシステム基本機能 初期費用初年度のみ60,000円、1ケ月あたり17,000円
・iSシステム基本機能 初期費用初年度のみ70,000円、23,000円
・iSシステム基本機能 初期費用初年度のみ70,000円、1ケ月あたり93,000円
1ケ月あたり 1,980円
問い合わせで確認
・初年度料金 65,000円
・2年目以降 保守料金費用 30,000円
本体ソフトウェア 200,000円〜(最低価格)
本体価格 19,800円
小規模・個人事業主
・個人事業主 -
・小規模 ◯
-
-
-
中小企業
-
大企業
-
-
-
賞与
-
源泉徴収
-
紙明細発行機能
-
-
-
-
勤怠管理機能
-
-
-
○(一部プランのみ)
-
-
-
-
-
人事・労務管理機能
-
-
○(アドバンスプランのみ)
◯(オプション)
・入社時の申請
・各種変更申請
・年末調整
-
-
販売関係機能
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
社会保険
-
-
-
年末調整
-
◯(オプション)
モバイル
-
-
-
-
-
-
言語
-
-
-
・英語(モバイル版のみ)
-
-
英語
-
-
-
そのほかの機能
・給与体系管理
・支払明細設定
・月変算定
・給与規定グループ機能
・支給・控除項目の計算式適用
・通勤手当の自動計算
・税率・保険料率の自動アップデート
・雇用保険料の自動計算
・所得税の自動計算
・賃金台帳
・住民税一覧表
・複数口座振込
・メモ機能
・Todoリスト
・マイナンバー管理
・銀行振込連携
・各種帳票作成
・マイナンバー管理
・年末調整効率化機能
・入退社手続き
・社会保険電子申請
・2段階認証必須化
・IPアドレス制限

※ プランによって機能は異なります
・マイナンバー管理
・管理帳票機能
・勤怠支給控除項目拡張
・所得税
・マイナンバー対応
・保険料改定通知
・安否情報確認確認機能
・会社情報・個人情報の管理
・賃金台帳の作成
・支給控除一覧の作成
・振込/支給処理
・マイナンバー管理
・ハイパーグリッド機能
・ハイパーグリッドレポート機能
・お知らせ機能
・全銀協フォーマット入力
・タイムカード入力
・人事考課票
・マイナンバー管理
連携サービス
・ジンジャー人事労務
・ジンジャー勤怠
ジョブカンシリーズ連携
・勤怠ソフト各種
・労務管理ソフト各種
・タレントマネジメントシステム各種
・マネーフォワードクラウド各種
・Smart HRやKING OF TIMEなどの勤怠管理ソフト各種
・奉行製品各種
・外部システム自動連携(CSVファイル)
・人材データ連携(カオナビ)
・シフト・勤怠管理システム連携(ShiftMAX)
・Microsoft Office連携(Office365)※予定
・フリーウェイ経理
・フリーウェイタイムレコーダー
・フリーウェイマイナンバー
-
・KING OF TIME
・ジョブカン
・勤怠管理システム各種
・Web給金帳Cloud

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社労士向け給与計算ソフトを導入するメリット

社労士向け給与計算ソフトの導入は、専門的な労務管理業務を効率化し、法的コンプライアンスを強化する上で重要です。ここでは、社労士向け給与計算ソフトのメリットについて解説します。

管理とデータ共有が効率化できる

社労士向け給与計算ソフトでは、顧問先のニーズに合わせて効率的な管理とデータ共有が行えます。異なる顧客の給与情報や労務データを一元的に管理できるため、複雑な業務も容易に処理できます。

さらに、顧客とのデータ共有がスムーズに行え、クラウドベースのシステムなら外出先やリモートワーク時でもアクセスできるため、柔軟な対応が可能です。これにより、効率的なコミュニケーションが促進され、正確な情報共有が確保されます。

社会保険関連の業務を管理できる

自動計算による正確な保険料算出や給与データの一元管理、保険料支払いの自動化により、社会保険関連の業務を効率的に行うことができます。また、給与データと保険料データを一元管理することで、給与と保険料の関連性を容易に把握できます。

また、保険料支払いの自動化により、支払いのスケジュールを誤るリスクを低減し、報告書の自動作成によって報告や税務申告時の文書作成も簡素化されます。さらに、法律や規制の変更への対応もスムーズに行え、新しいルールやレートを反映して正確な計算を保ちます。

社労士向けのソフトを活用することで、社会保険関連業務の正確性と効率性を向上させ、クライアントに信頼性のあるサービスを提供できます

自動アップデートで税制や法改正へ漏れなく対応

社労士は税率や法改正の情報にアンテナを張っていなければなりません。常に最新情報を追うのは大変ですが、給与計算ソフトであれば改正があるごとに自動でアップデートしてくれます。業務を任せる企業の信頼を獲得し続けるためにも、社労士は常に正しい方法で給与計算を行えるようにしておきましょう。

社労士業務の知識を持つスタッフによるサポート

一部の給与計算ソフトでは、社労士の業務を理解している専門のスタッフがサポートを提供する場合があります。こういったソフトでは、ベンダーが社労士向けのサポート体制を整えており、専門的な知識や要件に合致したカスタマイズされたサービスを提供します。

サポートスタッフはソフトウェアの導入や設定に関するアドバイスを行うだけでなく、実際の業務においてもトラブルシューティングや質問への回答を行います。

これにより、社労士はソフトウェアの適切な使い方や最適な機能の活用方法を把握し、効率的で正確な業務を遂行できます。

社労士向け給与計算ソフトを選ぶ際の比較ポイント

社労士向け給与計算ソフトを選ぶ際は、適切な選択をするためにいくつかの比較ポイントを検討する必要があります。ここでは、その比較ポイントについて解説します。

社労士向け給与計算ソフトの比較ポイント

  1. 士業事務所への導入実績があるか
  2. 価格は予算に見合っているか

士業事務所への導入実績があるか

給与計算ソフトを選ぶ際、士業事務所への導入実績があるかを確認しましょう。すでに社労士が利用し評価したソフトは信頼性が高く、業務に適したツールである可能性が高いです。

同業者への導入実績を参考にすることで、そのソフトが業務ニーズを満たすかどうかが判断できます。実際の利用者の声や成功事例を確認し、類似する業務環境に適しているかを判断することが、適切なソフト選びに役立つでしょう。

価格は予算に見合っているか

近年、給与計算ソフトは月額クラウド型が主流となっており、予算に見合ったプランを選ぶことが大切です。最適なプランを選ぶことで、無駄なコストを削減し、効率的な業務遂行を実現できます。

価格だけでなく、提供される機能やサポートの内容も比較し、必要な機能がカバーされているかを確認することも重要です。

確認の際はトライアルの活用がおすすめです。実際の操作感を確かめ、事務所の規模や業務ニーズに適したソフトを選択することができます。コスト効率を最大化し、クライアントへの高品質なサービスの提供を図りましょう。

もう一度見る!社労士向け給与計算ソフト10選

その他|給与計算ソフトの選び方

給与計算ソフトの導入を検討する際、自社に合ったものを選ぶことが重要です。ここでは給与計算ソフトの選び方について詳しく解説していきます。

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自社の企業規模に合わせて選ぶ

給与計算ソフトは、企業規模や従業員の人数によって機能やコストが異なります。中小企業と大企業では給与計算に必要となる機能が変わってくるため、自社の規模に合っているかどうかを最初に確認しておきましょう。

30名以下の小規模企業|給与計算特化タイプ

給与計算特化タイプは、主に給与の自動計算・明細発行に機能が絞られ、低コストで導入できるのが特徴です。給与計算に特化しているため、従業員30名以下の小規模企業に向いています。

中にはマイナンバー管理機能やWeb明細発行機能を持つ製品もあり、労務管理分野をカバーすることも可能です。

300名程度の中小企業|人事給与タイプ

人事給与タイプは、給与計算・管理のみならず勤怠・労務管理機能も備えており、人事・労務の分野までカバーできるのが特徴です。外部の勤怠・労務管理システムと連携しやすく、会社体制・業務フローの変化に柔軟に対応しながら業務システム化の範囲を広げられます。

企業の成長に合わせて段階的に機能拡張できるため、今後会社の成長により会社体制・業務フローの変化が見込まれる中小企業におすすめです。

300〜1,000名以上の中小・大企業|ERPタイプ

ERPタイプは、社員・金銭・商品・情報を1つに集約して統合的に管理するERP(基幹系情報システム)を活用しているのが特徴です。人事管理のほか販売・会計など幅広い領域をカバーし、各データをシームレスに共有・活用できるメリットがあります。

業務を一括で集中管理できるため、拠点が複数ありルールが複雑化している中小・大企業におすすめです。一部、小企業向けのソフトも販売されています。

自社の体制や業務フローに合わせて種類を確認

給与計算ソフトの導入方法は主に、クラウド型・インストール型・オンプレミス型の3つに分かれます。企業によって適した形態が異なるので、それぞれの特徴を確認して選びましょう。

インストール型

インストール型は、パソコンにソフトウェアをインストールし、パソコンやサーバー上で給与計算を行います。オフラインでの使用も可能です。ソフト購入費用が数万円程度かかるものの、その後のランニングコストが不要でコストを抑えられるのが最大のメリットです。

クラウド型

クラウド型は、インターネット上のサイトで使用します。常に最新データに自動更新され、法改正・税率改定などに合わせて手作業で更新する手間が省けるため、業務フローを大幅に削減できます。

スマートフォンで利用できるシステムもあり、勤怠データと連携しテレワークなどのさまざまな勤務形態で利用できます。

オンプレミス型

オンプレミス(On-Premses)型は、社内サーバー・通信回線を使用してシステムを構築し、自社運用を行うタイプです。ネットワーク・サーバ構築、システム開発など導入までに多大な金銭・人的コストが発生しますが、導入後はメンテナンス費用以外の維持費がほとんどかからず、カスタマイズの自由度も高いため、雇用形態が多様な大企業向けの導入形態です。

もう一度見る!社労士向け給与計算ソフト10選

給与計算に必要な機能を確認

給与計算ソフトの機能はさまざまです。自社の給与計算業務における課題を洗い出すことで、どのような機能を備えたものを選べばよいかがわかります。また、必要な機能を把握しておけば、無駄なコストをかけずに適切な給与計算ソフトを選ぶことができます。

既存システムとの連携機能

給与計算業務を効率化させるにあたり、勤怠管理システムとの連携は必須となります。社内で複数のシステムを利用している場合は、互換性を確認してから選びましょう。

経費精算システムと連携できるものなら、精算額を自動的に取り込み給与に反映させることも可能になります。経理ソフトから給与計算ソフトに情報を転記する作業が必要なくなるため、人的コストの削減にも繋がります。

年末調整の対応機能

給与計算業務を自社で行なっていても、年末調整は外部に委託している会社が多くあります。年末調整に対応できる給与計算ソフトを導入すれば、自社で年末調整を行うことも可能です。

年末調整を外部へ委託していると、提出や回収などのやりとりに手間がかかる場合があります。自社で年末調整を行えば、提出があったものから少しずつ処理できるため作業に余裕が生まれやすくなり、委託費用がかからないというメリットも得られます。

自動計算機能

給与計算を自動化できることは、給与計算ソフトの導入によって得られる大きなメリットの1つです。勤怠情報のインポートから計算までを自動化できるものなら、残業代などの計算もスムーズになります。

ソフトによって自動計算できる範囲は異なるため、対応可能な範囲を確認してから選ぶことが重要です。各種社会保険料率の変更や社保等級の改定なども自動計算できるソフトを選べば、より正確で効率的な給与計算業務を実現できます。

一般的に従業員数が多いほど給与計算業務の負荷が高まるため、規模の大きい会社ほど恩恵を感じやすくなるでしょう。

勤怠管理システムやほかサービスと連携できるか

給与計算は勤怠管理システムとの連携が不可欠です。すでに勤怠管理システムを導入している企業は、給与計算ソフトが自社の勤怠管理システムと連携できるか、必ず確認しましょう。

また給与計算ソフトの中には、会計システムや経費精算システムなどと連携可能な製品もあります。経費精算システムと連携すれば、給与計算と一緒に経費精算が可能です。ソフトによって連携できるシステムは異なるので、導入前に確認しておきましょう。

サポート体制はセキュリティ対策は充実しているか

給与計算ソフトは、サービスの提携状態により導入や設定の難易度が異なります。操作中にトラブルが発生した際、電話やメール・チャットでの連絡・相談ができると心強いです。連絡手段や営業時間と合わせて確認しておきましょう。

また、従業員の個人情報やマイナンバーを安全に管理するために、セキュリティ対策も確認しましょう。担当者の権限に応じたアクセス制限の機能があるか、情報が暗号化されているかなどは、最低限確認するべき項目です。

費用や無料トライアルの有無を確認

給与計算ソフトは、導入する製品や提供形態によってコストに大きな違いがあります。初期費用の安さだけを意識するのではなく、月々にかかる費用や、導入によって削減できる費用などと照らし合わせてソフトを検討しましょう。

また、給与計算ソフトの操作性や機能性を確認するためにも、無料トライアルを利用するのがおすすめです。複数の給与計算ソフトを実際に利用し、比較することで自社にあった最適な製品が選べます。

もう一度見る!社労士向け給与計算ソフト10選

まとめ

社労士向け給与計算ソフトは、給与計算や労務管理の負担を軽減し、正確かつ効率的な業務遂行をサポートします。社労士向け給与計算ソフトの選び方のポイントとして、まず士業事務所への導入実績があるかを確認し、同業者の評価を参考にすることが重要です。

また、価格は予算に見合っているかを確認し、月額クラウド型のプランを選ぶことで予算をコントロールできます。選び方のポイントを押さえながら、信頼性のあるソフトウェアを選ぶことで、高品質なサービス提供と顧客満足度の向上を実現することができます。

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