データ連携できる採用管理システムおすすめ10選|選定ポイントも解説

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  • 採用管理システムは、様々な求人媒体と連携することで応募者情報を一元管理できる
  • API連携できるシステムの例としては、LINEやカレンダー、チャットツールなどがある
  • 連携できる求人媒体や外部システムは製品によって異なるため、導入前に確認が必要

採用管理システムは、様々な求人媒体と連携することで、応募者の情報を一括管理できます。また、LINEなど他のシステムとAPI連携が可能なものもあるため、自社のニーズに合わせて選びましょう。この記事では、データ連携ができるおすすめの採用管理システムを紹介します。

目次

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  1. 採用管理システムの連携機能とは
  2. 採用管理システムの連携機能のメリット
  3. データ連携できる採用管理システムの選定ポイント
  4. データ連携できる採用管理システムおすすめ10選
  5. その他の採用管理システムの選び方
  6. まとめ

採用管理システムの連携機能とは

採用管理システムとは、求人情報の掲載から応募受付、面接、内定通知までの一連の採用業務を一元的に管理できるツールです。これまで求人媒体ごとに手作業で行っていた応募者情報の収集や整理を、自動的にまとめて管理できるのが大きな特徴です。

特に近年では、さまざまな求人サイトやSNS、外部システムとの連携機能を備えたシステムが主流になっています。採用管理システムの連携機能には、主に「求人媒体との連携」「SNSとの連携」「外部システムとのAPI連携」などの種類があります。

自社が利用している求人サイトやツールとの互換性を確認することで、より効率的に採用活動を進められるでしょう。この記事では、こうしたデータ連携が可能なおすすめの採用管理システムを紹介し、それぞれの特徴や選び方のポイントを解説していきます。

採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説

採用管理システムは、採用業務や採用に関する情報をデータ化して管理するシステムです。面接の設定や自動連絡などで作業を効率化でき、中小企業にもおすすめです。本記事では、採用管理システムをよく知らない方のために、機能やメリット・デメリット、選び方を解説しています。

採用管理システムの連携機能とは

  1. 求人媒体との連携
  2. 他システムとのAPI連携
  3. CSVインポート

求人媒体との連携

採用管理システムは、基本的に求人媒体と連携して利用する仕組みが多いです。求人媒体と連携することで、応募者の情報を自動でシステムに取り込み、一元管理できるようになります。

たとえば、複数の求人サイトに同時掲載している場合でも、各媒体からの応募情報を一つの画面で確認できるため、手作業でデータをまとめる負担を減らせます。また、応募ステータスの更新や面接日程の調整などもシステム内で統一的に行えます。

求人媒体との連携は、応募情報の抜け漏れを防ぎ、スピーディーで正確な対応を可能にする点が大きなメリットです。

他システムとのAPI連携

近年の採用管理システムの多くは、求人媒体だけでなく他の外部システムともAPI連携が可能です。APIとは「Application Programming Interface」の略で、異なるシステム同士をつなぎ、データを自動的にやり取りできる仕組みのことを指します。

たとえば、メール配信システムや人事労務システムなどと連携させることで、候補者への自動通知や入社後の情報登録がスムーズに行えます。API連携を活用すれば、データの二重入力や転記作業が不要になります。

これまで、求人媒体やメール、スプレッドシートなど複数のツールを行き来しながら手動でデータをまとめていた場合でも、API連携によりすべての情報が自動で同期され、最新の状態を保つことができます。

企業の規模や目的に合わせて、どの外部システムと連携できるかを確認しておくことが重要です。

API連携できるシステムの例

採用管理システムは、さまざまな外部サービスとAPI連携できます。例えば、カレンダーアプリと連携すれば、面接の日程が自動で反映され、予定の重複を防げます。

また、LINEなどのメッセージアプリとつなげることで、候補者へ面接日時のリマインドを自動送信したり、応募者とのやりとりをスムーズに管理できます。

さらに、社内のチャットツールとの連携では、応募があった際にリアルタイムで通知され、対応漏れを防げます。このようにAPI連携を活用することで、情報入力や調整の手間を減らします。

CSVインポート

すべての求人媒体が採用管理システムと自動連携できるわけではありません。そのような場合でも、CSVインポート機能を使えば応募者情報を簡単に取り込めるため、担当者の負担軽減を図れます。

CSVとは、表計算ソフトで扱えるデータ形式のことで、応募者の名前や連絡先、応募日などの情報をまとめてアップロードできます。手動入力より効率的で、データミスの防止にもつながります。

複数の媒体を利用している企業や、海外の求人サイトなど連携が難しいケースでも、CSVインポート機能を活用すれば柔軟に対応できます。採用管理システムを選ぶ際は、この機能の有無も必ずチェックしておくと良いでしょう。

採用管理システムの連携機能のメリット

採用管理システムの連携機能を活用するメリットは、分散しているデータを一括で管理できる点にあります。これまで求人媒体や社内のExcelなど、複数の場所に分かれていた応募者情報を一つのシステム上で統合できるため、情報の抜け漏れや重複を防げます。

また、担当者全員が同じデータを確認できるため、「どの候補者がどの段階にいるのか」「次に誰が対応すべきか」といった情報共有がスムーズに行えます。そのため、担当者はより重要な「面接」や「候補者対応」といったコア業務に集中できるようになります。

データ連携できる採用管理システムの選定ポイント

データ連携が可能な採用管理システムを選ぶ際は、連携できる媒体・システムなどを確認することがおすすめです。以下では、具体的な選定時の確認ポイントを詳しく見ていきましょう。

データ連携できる採用管理システムの選定ポイント

  1. 連携できる媒体・システムを確認
  2. 連携する際の料金を確認

連携できる媒体・システムを確認

採用管理システムによって、連携できる求人媒体や外部システムは異なります。そのため、導入前に自社が利用している求人サイトや外部ツールと連携できるかをしっかり確認しておくことが大切です。

対応していないと、データを手動で取り込む手間が発生し、せっかくのシステム導入効果が半減してしまいます。また、将来的に利用する予定のシステムとの互換性も考慮しておくと安心です。

こうした連携性の高さは、採用活動全体を効率化するだけでなく、組織全体の情報管理レベルを引き上げる効果もあります。

連携する際の料金を確認

連携機能は非常に便利ですが、システムによってはオプション扱いとなり、追加料金が発生する場合があります。そのため、導入前にどの連携が標準機能として含まれているのか、また有料オプションを利用する場合はいくらかかるのかを確認することが重要です。

機能が多いほど費用が上がる傾向があるため、必要な連携機能を明確にしておくと無駄な出費を防げます。また、API連携や外部ツールとの接続を行う際には、初期設定費用やサポート費用が別途かかるケースもあります。

費用対効果を考えたうえで、自社の採用規模や予算に合ったプランを選ぶようにしましょう。コストを抑えるためには、「どこまで無料で使えるか」「どの機能が有料なのか」を事前に把握しておくことが欠かせません。

データ連携できる採用管理システムおすすめ10選

株式会社Techouse

クラウドハウス採用

クラウドハウス採用
出典:jp.cloud-house.com

株式会社Techouse

クラウドハウス採用

強い集客力と自社採用HPを簡単に手に入れたい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 各求人検索エンジンと連携し、オリジナルの求人ページを作成可能
  • カスタマーサクセスが採用全般の課題に対し、専属サポートしてくれる
  • 応募者の情報を一元管理することができる
MORE

ここが少し気になる…

  • 日程調整が少し複雑なため、シンプルさに重点を置く企業にとってはデメリットになる

株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

HRMOS採用
出典:hrmos.co

株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

ノウハウ共有で情報交換も◎連携重視の担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 毎回テーマを変えて行う人事担当者による「ノウハウ共有」が使える
  • 人事・労務や、求人・スカウト媒体との連携ができ、オンライン面接も3種類に対応
  • 機能が充実しており、UIも直感的で使いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 機能が豊富にある一方、使わずに持て余してしまう場合も

株式会社ヒューマネージ

i-web

i-web
出典:i-web-ats.humanage.co.jp

株式会社ヒューマネージ

i-web

募集から入社までオンラインで完結したい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 媒体からエントリーした応募者へ、タイムラグなく企業ページを届けられる
  • 採用活動のデータを活用して、最適な採用戦略を実現
  • デザイン性の高いマイページと直観的な操作でWebページを作成できる
MORE

ここが少し気になる…

  • オンライン上ですべて完結できるため、採用担当者の直感が働きにくい可能性がある

HRクラウド株式会社

採用一括かんりくん

採用一括かんりくん
出典:www.career-cloud.asia

HRクラウド株式会社

採用一括かんりくん

LINE対応◎手軽な連絡手段が欲しい担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • LINEやZoomに対応しており、コミュニケーションがとりやすい
  • シンプルで誰でも分かりやすく、採用進捗ややるべきことが一目で分かる
  • 導入まで最短で1週間で、急ぎの場合でもサクっと始められる
MORE

ここが少し気になる…

  • 用途にあわせた3つのプランがあり、詳細金額は問い合わせで確認

Thinkings株式会社

sonar ATS

sonar ATS
出典:sonar-ats.jp

Thinkings株式会社

sonar ATS

コミュニケーションの取りやすさ重視の担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 新卒と中途採用のどちらも管理でき、応募者の人数と利用期間で料金を決められる
  • 煩雑しがちな採用業務を自動化したことによりオペレーションミスも防げる
  • パッと見て分かるフロー図により、集計や簡単な分析が行いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 分析機能としてはやや不十分で、細かな分析を行いたい方には不向き

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

HITO-Link リクルーティング

HITO-Link リクルーティング
出典:www.hito-link.jp

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

HITO-Link リクルーティング

オペレーション業務を自動化したい担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • サポートに優れており継続契約率が99.2%と高い
  • 大手求人媒体をはじめ、業界特化型の求人媒体とも連携
  • 「カレンダー機能」と連携することにより手間のかかる日程調整も行いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 導入まで時間がかかり、機能の割に価格が高い

株式会社アサイン

PERSONA

PERSONA
出典:www.web.persona-ats.com

株式会社アサイン

PERSONA

カスタマイズ性が高いサービスを探している方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • カスタマイズ性が高く自社の状況に合わせて導入可能
  • 応募書類から自動で性格診断をおこない面接内容を提案
  • AI搭載で自社で活躍する人材を見極める
MORE

ここが少し気になる…

  • プランごとに登録者制限があるため事前に概算が必要

株式会社ネオキャリア

MOCHICA

MOCHICA
出典:official.mochica.jp

株式会社ネオキャリア

MOCHICA

採用活動の連絡手段の課題を解決したい担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 管理画面で予め設定すれば、LINE上で説明会や選考会の自動日程調節が可能
  • 選考ステータスの管理や評価記録ができ、選考の現場に役立つ
  • エントリー学生の属性・採用進捗がグラフで確認できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 他の採用媒体との連携ができないため、必ずワンクッション置いて応募者情報を取り込む必要がある

株式会社ゼクウ

RPM

RPM
出典:zeku.co.jp

株式会社ゼクウ

RPM

応募〜採用決定までの全採用業務を効率化したい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 連携可能な求人媒体が400以上もある
  • ステータスや応募者情報の項目などを自由にカスタマイズできる
  • 柔軟な条件設定が行え、応募から採用までの作業の自動化にも効果的
MORE

ここが少し気になる…

  • 年間100名以上の大量採用を行わない企業には適していない

株式会社HERP

HERP Hire

HERP Hire
出典:lp.herp.cloud

株式会社HERP

HERP Hire

組織全体で採用活動に取り組みたいと考える担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 採用状況の把握に必要なデータを、職種や経路ごとに見える化できる
  • 応募通知や選考依頼・調整はSlackやChatworkでリアルタイムで現場に共有
  • 約30の求人媒体を一括管理でき、応募元や問い合わせ元がすぐに分かる
MORE

ここが少し気になる…

  • コミュニケーションツールを積極的に利用していない企業には不向き

その他の採用管理システムの選び方

採用管理システムを選ぶ際には、価格や知名度だけでなく、自社の採用活動に合った採用形態や機能を備えているかを見極めることが大切です。

採用形態には中途採用・新卒採用・アルバイト採用などがあり、採用する人材の種類によって最適なシステムは異なります。自社の採用フローや選考方法に適したシステムを選ぶことで、運用の手間を減らします。

また、自社に必要な機能があるかも重要なポイントです。必要以上に多機能なシステムを導入するとコストがかさむだけでなく、操作が複雑になってしまうこともあります。

まずは自社の課題を整理し、優先すべき機能を明確にしたうえで比較検討することが、最適な採用管理システム選びにつながります。

【重要なポイント】

  1. 採用形態を確認
  2. 自社に必要な機能があるか

【他の比較ポイント】

  1. 採用人数を確認
  2. 操作性を確認
  3. LINEと連携できるか
  4. セキュリティ対策は万全か
  5. サポート体制は充実しているか
  6. 無料トライアルはあるか

まとめ

本記事では、採用管理システムの連携機能と、その選び方のポイントについて解説しました。採用管理システムは、求人媒体や外部ツールとデータを連携することで、分散していた応募者情報を一元管理でき、担当者の負担を大幅に軽減します。

採用管理システムを選ぶ際は、どの求人媒体や外部サービスと連携できるのか、追加費用の有無などを確認し、自社の採用フローに合ったものを導入することが大切です。

採用活動は、単なる人材募集ではなく、企業の成長を支える重要な戦略のひとつです。連携機能を備えた採用管理システムを導入することで、より効果的な採用体制を築きましょう。

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