中途採用向け採用管理システムおすすめ7選|選ぶ際のポイントも解説

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  • 採用管理システムにより、候補者への連絡や面接の日程調整の手間を削減できる
  • 勘ではなく候補者のデータに基づいた採用活動が可能になり、ミスマッチを防止できる
  • 導入する際は、連携できる求人メディアや外部システム、費用などを確認して選ぶ

採用管理システムには、中途採用を得意とするものも多数あります。システム導入により、候補者への連絡や面接の日程調整の手間が削減され、採用業務の効率化が可能です。この記事では、中途採用向けのおすすめの採用管理システムや利用メリット、選ぶ際のポイントを解説します。

目次

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  1. 採用管理システムで中途採用業務を一元管理
  2. 中途採用向け採用管理システムのメリット
  3. 中途採用向け採用管理システムの選び方
  4. 中途採用向け採用管理システムおすすめ7選
  5. その他の採用管理システムの選び方
  6. まとめ

採用管理システムで中途採用業務を一元管理

採用管理システムとは、企業における採用活動を一元管理できるツールです。求人票の作成から面接・選考管理までを1つのシステム上で完結でき、データ分析によって採用活動の品質向上にもつなげられます。

採用管理システムの中には中途採用に強みを持つツールもあり、企業の即戦力確保を手助けします。本記事では、中途採用向けの採用管理システムを導入するメリットや選び方のポイント、おすすめの商品などを解説します。

採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説

採用管理システムは、採用業務や採用に関する情報をデータ化して管理するシステムです。面接の設定や自動連絡などで作業を効率化でき、中小企業にもおすすめです。本記事では、採用管理システムをよく知らない方のために、機能やメリット・デメリット、選び方を解説しています。

中途採用向け採用管理システムのメリット

中途採用向けの採用管理システムは、企業における中途採用業務を大幅に効率化させ、採用コストの削減や業務上の課題の解決にもつなげられます。ここでは、中途採用向けの採用管理システムを導入するメリットを解説します。

採用業務を効率化できる

採用管理システムの多くは、複数の求人媒体を一元管理するとともに、面接の日程調整や採用候補者への各種連絡・リマインドメールの送付などもワンストップで行えます。つまり、求人媒体ごとに応募状況を確認したり、個別に連絡したりする手間がかかりません。

特に採用業務におけるノンコア業務の自動化に長けているため、採用担当者は面接や選考といった本来のコア業務に専念できるようになります。また、システム上での応募情報の一元管理により、応募者の見落としや対応の抜け漏れを防げるのもメリットです。

情報共有がスムーズになる

採用の進捗・応募者の評価といった情報の社内共有がスムーズになるのも、採用管理システムを導入するメリットです。特に中途採用では、二次面談などで採用部門以外の担当者が採用業務に関わることも少なくありません。

採用に関する情報がすべてシステム上に集約されているため、異なる部署の担当者でも必要な情報をすぐに確認しやすいです。同一の情報に誰でもアクセスできる点は、社内の情報共有にかかる手間を削減するとともに、伝達ミスや認識の齟齬の防止にもつながります。

採用コストの削減に繋がる

中途採用活動における課題の一つに、ミスマッチによる採用コストの増大があげられます。早期離職したために新しい採用活動が必要になるケースや、人材育成にかかる費用が想定外にかかるといったケースが代表的です。

その点、採用管理システムの中には、求人分析や採用分析といった分析機能が充実しているものも多いです。例えば、自社で成果を上げている人の傾向や、早期離職した人の特徴を分析することで、ミスマッチな採用を減らせるでしょう。

その結果、採用コストの無駄を省きながら、質の高い人材確保も実現できます。

採用活動の課題を可視化できる

採用管理システムで採用プロセスを一元管理すれば、採用活動における課題を客観的に把握しやすくなります。

システムによっては、求人媒体別の応募者数や採用コストを可視化できるものもあり、効果的な求人票の作成や無駄な経費削減に即座に取り組めます。反省点を次回の採用活動に活かすことで、より高品質かつスムーズな人材採用につなげられるでしょう。

中途採用向け採用管理システムの選び方

一般的に、中途採用では複数の求人媒体を利用するため、採用管理システムもこれに対応したものを選ぶ必要があります。その他にも、求人票の作成のしやすさやリファラル採用機能などに注目するのがおすすめです。

ここでは、中途採用向け採用管理システムの選び方のポイントを解説します。

連携できる求人メディアを確認

中途採用において、求人票は複数の求人媒体に掲載することが一般的です。そのため、自社が利用したい求人メディアと連携できるかは、必ず確認すべきポイントです。

また、近年はSNSを参考に転職先を探す求職者も増加しています。企業にとっても、今すぐの転職は考えていないものの自社に興味のあるユーザーと接触できるメリットがあり、転職潜在層へのアプローチによって応募件数の増加も見込めます。

つまり、採用管理システムは、自社が運用するSNSとの連携性も考慮することが大切です。これらのポイントを押さえたシステムの導入により、狙ったターゲット層に効果的にアプローチでき、自社が求める人材の確保が効率化します。

採用サイトを作成・公開できるか

採用管理システムを選ぶ際は、オリジナルの採用サイトの作成・公開ができるかにも注目しましょう。採用サイトを内製化すると、自社の採用方針に沿った求人募集をかけられるため、応募者の質の向上に期待できます。

また、外部の求人媒体を利用するのに加えて、広告費や求人票の制作費用を節約でき、求人の掲載期限を気にせずに求人活動を続けられるのもメリットです。

特にノーコードで編集ができるツールは、プログラミングの知識がなくても簡単に利用しやすく、採用業務のさらなる効率化が見込めます。

リファラル採用機能があるか

リファラル採用とは、自社社員の知人・友人などを紹介してもらう採用方式です。自社の企業風土や特色をよく知る社員からの紹介のため、人材のミスマッチが起こりにくく、一般公募に比べて宣伝費や求人掲載費用の節約にも期待できます。

リファラル採用を実施する場合は、一般採用とまとめて情報管理できる採用管理システムの導入が望ましいです。例えば、通常の面接・選考管理機能に加えて、社内向けの求人票公開機能や、各社員が候補者に直接求人票を共有できるような機能があると便利でしょう。

外部システムと連携できるか

採用管理システムは、他の外部システムとの連携によって、さらに業務を効率化できる可能性があります。人事評価システムや分析・効果測定ツールなど、自社ですでに運用しているシステムの連携が可能かを確認しましょう。

また、LINEやチャットツールと連携できれば、使い慣れたコミュニケーションツールから採用候補者とやりとりできます。最近は、AIチャットボットと連携して候補者からの問い合わせ対応を自動化できるツールもあるため、必要に応じて検討しましょう。

費用は予算に見合っているか

採用管理システムは、基本料金内に含まれるサービスやサポート内容を確認したうえで、自社の予算と見合った効果が得られるか試算しましょう。なお、料金体系は「初期費用+月額費用」が一般的で、月額料金の相場は2〜10万円が相場となっています。

サービスによっては、利用人数や機能を有料で追加できる場合もあります。このようなツールは、企業の成長に合わせてサービス内容を拡張しやすく、小規模な企業でも固定費を抑えた運用が可能です。

中途採用向け採用管理システムおすすめ7選

株式会社ヒューマネージ

i-web

i-web
出典:i-web-ats.humanage.co.jp

株式会社ヒューマネージ

i-web

募集から入社までオンラインで完結したい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 媒体からエントリーした応募者へ、タイムラグなく企業ページを届けられる
  • 採用活動のデータを活用して、最適な採用戦略を実現
  • デザイン性の高いマイページと直観的な操作でWebページを作成できる
MORE

ここが少し気になる…

  • オンライン上ですべて完結できるため、採用担当者の直感が働きにくい可能性がある

株式会社DONUTS

ジョブカン採用管理

ジョブカン採用管理
出典:ats.jobcan.ne.jp

株式会社DONUTS

ジョブカン採用管理

さまざまな雇用形態に対応!満足度の高さ重視の方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 30日間の無料トライアルがあり、サポートも「メール・チャット・電話」の3つから選べる
  • 「Indeed」「Google」「しごと検索」に対応し、一括で自動掲載ができる
  • 「限定公開求人」機能があり、リファラル採用にも対応
MORE

ここが少し気になる…

  • カスタム項目の作成が複雑で手間がかかり、連携できる他システムも少ない

株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

HRMOS採用
出典:hrmos.co

株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

ノウハウ共有で情報交換も◎連携重視の担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 毎回テーマを変えて行う人事担当者による「ノウハウ共有」が使える
  • 人事・労務や、求人・スカウト媒体との連携ができ、オンライン面接も3種類に対応
  • 機能が充実しており、UIも直感的で使いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 機能が豊富にある一方、使わずに持て余してしまう場合も

株式会社ゼクウ

RPM

RPM
出典:zeku.co.jp

株式会社ゼクウ

RPM

応募〜採用決定までの全採用業務を効率化したい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 連携可能な求人媒体が400以上もある
  • ステータスや応募者情報の項目などを自由にカスタマイズできる
  • 柔軟な条件設定が行え、応募から採用までの作業の自動化にも効果的
MORE

ここが少し気になる…

  • 年間100名以上の大量採用を行わない企業には適していない

株式会社HERP

HERP Hire

HERP Hire
出典:lp.herp.cloud

株式会社HERP

HERP Hire

組織全体で採用活動に取り組みたいと考える担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 採用状況の把握に必要なデータを、職種や経路ごとに見える化できる
  • 応募通知や選考依頼・調整はSlackやChatworkでリアルタイムで現場に共有
  • 約30の求人媒体を一括管理でき、応募元や問い合わせ元がすぐに分かる
MORE

ここが少し気になる…

  • コミュニケーションツールを積極的に利用していない企業には不向き

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

HITO-Link リクルーティング

HITO-Link リクルーティング
出典:www.hito-link.jp

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社

HITO-Link リクルーティング

オペレーション業務を自動化したい担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • サポートに優れており継続契約率が99.2%と高い
  • 大手求人媒体をはじめ、業界特化型の求人媒体とも連携
  • 「カレンダー機能」と連携することにより手間のかかる日程調整も行いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 導入まで時間がかかり、機能の割に価格が高い

株式会社ステラス JPOSTING事業部

JobSuite CAREER

JobSuite CAREER
出典:jobsuite.jp

株式会社ステラス JPOSTING事業部

JobSuite CAREER

機能や実績にこだわりたい中途採用重視の担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 外部による安全な状況下で一元管理するため、内部の人為的ミスによる情報漏洩が防げる
  • 選考活動の履歴を自動で蓄積し、画面上で簡単に検索ができる
  • 応募受付や完了メールは自動で処理
MORE

ここが少し気になる…

  • 動作がやや重めでエラーが出やすく、画面も見にくい

その他の採用管理システムの選び方

採用管理システムを選ぶ際は、上記に加えて以下のようなポイントにも注目するのがおすすめです。特に搭載機能はツールごとに異なるため、自社に必要な機能があるかは重要な選定ポイントです。

自社における中途採用業務の課題を明確にし、その改善に役立つ機能が搭載されたツールを検討しましょう。また、ツールやプランによって利用できる人数・機能が異なるため、予算と比較したうえで、自社の採用規模に対応したものを選ぶ必要があります。

さらに、採用管理システムでは応募者の個人情報を扱うことから、セキュリティ対策も考慮する必要があります。提供会社のセキュリティポリシーや実際の取り組みを確認し、安全に運用できるツールを選びましょう。

【重要なポイント】

  1. 自社に必要な機能があるか

【他の比較ポイント】

  1. 採用人数を確認
  2. 操作性を確認
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. サポート体制は充実しているか
  5. 無料トライアルはあるか

まとめ

採用管理システムは、求人票の作成から面接・選考まで企業の採用活動を大幅に効率化できるツールです。中途採用向けのツールも数多くあり、面接の日程調整や応募者への連絡といったノンコア業務の自動化に役立ちます。

連携できる求人メディアや外部システムはツールごとに異なるため、自社で運用しているものとの連携が可能であるかを確認しましょう。また、採用サイトの作成・公開やリファラル採用への対応可否など、自社の採用方針にあった運用ができるかも確認すべき事項です。

本記事を参考に、費用対効果の高い採用管理システムを導入し、質の高い中途採用を実現しましょう。

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