人事DXとは?推進するメリットや注意点、成功のポイントも解説

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  • 人事DXの推進によって「戦略人事」が可能になり、採用活動の精度も向上する
  • 人事DXを推進する際は、現場からの理解を得た上で、経営層が率先して進める
  • 人事DX成功のためには、DX人材の確保やピープルアナリティクスの導入が重要

人事DXとは、最新のデジタル技術を活用して、人事業務の改善や生産性の向上、人材配置の最適化などを目指す取り組みです。人事DXにより、担当者の業務負担を軽減でき、「戦略人事」が可能になります。この記事では、人事DX推進のメリットや成功のポイントなどを解説します。

目次

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  1. 人事DXとは
  2. 人事DXを推進するメリット
  3. 人事DXを推進する際の注意点
  4. 人事DXを成功させるためのポイント
  5. 人事DX推進におすすめのシステム
  6. まとめ

人事DXとは

DXとは、デジタル技術を活用して、より良い方向へ社会生活を変革するという概念です。ビジネス領域で使用されることが多く、特に人事領域においては、デジタルツールの導入によって、業務の効率化や生産性を向上させる取り組みを「人事DX」と称します。

本記事では、人事DXの重要性や推進する際の注意点、成功のポイントなどを解説します。まずは、人事にDXが求められている背景をみていきましょう。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?意味や必要性を解説

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がデジタル技術によってレガシーシステムから脱却し、業務の効率化や新たなビジネスモデルの創出を実現することを指します。この記事では、DXの概要や意味、推進するメリット、進める際のポイントなどを解説します。

人事DXが求められている理由

人事DXが求められているのは、多岐に渡る人事業務を効率化し、組織としてのパフォーマンス向上につなげるためです。特に、Excelや紙ベースでの従業員管理はデータを有効活用しきれず、適材適所の人材配置や効果的な人材育成を阻む要因となっています。

また、古いシステムを使い続けることで、業務がブラックボックス化している企業も少なくありません。こういった人事課題は企業の競争力低下につながりかねないため、人事DXを通じた課題の解決が急務となっています。

従業員のデータを有効活用できていないため

Excelや紙ベースでのアナログな従業員管理は、人材データが社内各所に分散し、活用しにくくなっているケースが多くみられます。

例えば、履歴書や職務経歴書は採用部門に保管され、入社後の人事履歴や担当業務、スキルなどは、在籍していた部署ごとにばらばらに管理されているケースが代表的です。

人事情報が分散すると、従業員の現在の能力や適性が把握しづらくなります。このような状態では、求めるポジションに必要な条件を満たす従業員がいるにも関わらず、配置・異動の候補から外れる懸念があります。

このように、アナログな従業員管理は適切な人材配置や人材育成を阻害しかねないことから、デジタルツールを導入して従業員情報の一元管理を進める必要があります。

業務のブラックボックス化が起きているため

担当者しか操作できないような古い人事管理システムを使い続けている企業では、人事業務のブラックボックス化の懸念があります。

具体的には、担当者以外はシステムの操作・運用方法や人事業務の判断基準、業務プロセスについての知識がなく、最悪の場合は担当者の退職などに伴ってこれらのノウハウが社内から失われかねません

人事DXによってデジタルツールやITツールを導入し、人事業務の自動化や標準化を実現することが、このような課題の解消につながります。

HRテック・HRISとの違い

人事DXと並んでよく耳にする言葉に「HRテック」と「HRIS」がありますが、これらはすべて異なる意味を持ちます。結論からいえば、「HRテック」と「HRIS」は、いずれも人事DXを実現するための手段を指します。

「HRテック」は、人事業務全般の効率化を図るためのサービスやシステムの総称で、人事管理システムやタレントマネジメントシステム、採用管理システムなどのツールが含まれます。

対して「HRIS」は、「Human Resource Information System」の略称であり、人事情報管理に特化したシステムです。具体的には、従業員データベースや給与計算システム、勤怠管理システムなどが該当します。

つまり、「HRテック」の領域の中で、人事情報に特化したものが「HRIS」と呼び分けられています。人事DXを成功させるには、「HRテック」や「HRIS」の効果的な活用が必要です。

HRテック人事業務全般を効率化するサービスやシステム
HRIS人事業務の中でも人事情報管理に特化した
サービスやシステム

人事DXを推進するメリット

人事DXの推進は、人事担当者の業務負荷軽減や戦略的人事の実現、採用力や従業員パフォーマンスの強化につながります。ここでは、人事DXを推進するメリットを解説します。

人事担当者の業務負担を軽減できる

人事業務は多岐に渡ることから、特に人手不足の企業では、日常的な定型業務だけで手一杯というケースも少なくありません。しかし、人事DXによってデジタルツールの活用を進めることで、このような定型業務の効率化や自動化を実現できます。

例えば、勤怠管理システムや給与計算ツール、人事管理システムの導入により、これまで手動で行っていた勤怠管理や給与計算、入退社手続きなど、面倒な提携業務を全てシステム上で自動化できます。

その結果、人事担当者の業務負荷を軽減でき、場合によっては残業や労働時間の削減にも繋がるでしょう。定型業務から解放されることで、人事担当者は、人事戦略の立案や従業員へのフィードバックなど、より重要な業務に専念する時間も確保しやすくなります。

データに基づいた「戦略人事」が可能になる

戦略人事の実現につながる点も、人事DX推進のメリットです。戦略人事とは、人材活用の側面から、企業の経営戦略達成を支える取り組みです。例えば、経営戦略の達成に必要な人材の採用や育成などが代表的です。

人事DXでは、従業員ごとのスキル・評価・経歴に加えて、エンゲージメントやマインドなど、内面的な情報も一元的に集約して管理します。つまり、各従業員の全体像をデータとして見える化できるため、企業の経営戦略と紐づけやすくなります。

ひいては、企業が必要としている人材が誰かや、目標達成のために不足しているスキル・人材の把握が容易になるでしょう。その結果、適材適所の人材配置や効果的な人材育成を実施でき、企業の競争力強化や持続的な成長の支援にもつなげられます。

採用活動の精度を向上できる

社内における既存従業員のデータの集約・分析により、自社で高い成果を挙げている従業員の経歴や特性、行動傾向が可視化されます。これらのデータを採用基準に組み込めば、選考の段階で、入社後に活躍の可能性が高い人物を効率的に選別できます。

その結果、採用活動の精度が向上するだけでなく、効果的な人材育成も併用しながら組織全体のパフォーマンス向上につなげられるでしょう。ミスマッチな採用を減らすことで早期離職を防止し、必要以上の採用コストの削減にも期待できます。

従業員のエンゲージメントが高まる

アナログな人事評価は上司・周囲からの主観や好悪に依存しやすく、公正さにおいて懸念が残ります。しかし、人事DXの推進により、このような勘・経験頼りの判断を脱却して、科学的根拠に基づく評価の実現が可能です。

人事DXでは、従業員に関するあらゆる情報収集を行えます。そのため、一般的な評価基準である「成果」「能力」「情意」に加えて、マインドセットやエンゲージメントなど、定量的な項目も数値化して人事評価に反映できます。

多角的な評価基準と数値化された評点により、評価者ごとのばらつきを防止し、公正な人事評価ができるでしょう。また、客観的なデータに基づく人事評価は、従業員の納得感を得やすいのもメリットです。

「正しく評価されている」という実感は、組織に対するエンゲージメントの向上にもつながります。

人事DXを推進する際の注意点

人事DXは業務プロセスや組織の価値観を根本的に変革させるため、一気に進めると現場に反発や混乱を生じかねません。現状の課題に合わせて、従業員の理解を得ながら小規模なスタートを切ることが大切です。

ここでは、人事DXを推進する際の注意点を解説します。

現状の課題と目的を明確にする

人事DX推進の際は、ツールやシステムの導入自体が目的になるケースが少なくありません。その結果、最新技術を導入したものの効果的に活用できず、人事DXの推進が遅れるケースやコストが無駄になる恐れがあります。

人事DXを成功させるには、組織ごとの課題の解決につながるようなシステムを選定したうえで、効果的に運用する必要があります。そのためにはまず現状の課題を洗い出し、人事DXによって達成すべき目的やビジョンを明確にしましょう。

現場からの理解を得る

DX推進では、業務プロセスの大幅な変更を迫られるケースも多々あります。強引に進めると従業員が抵抗を示す可能性があるため、理解を得ながら慎重に進めることが大切です。

人事DXの必要性やメリット、到達ビジョンを具体的に示すことで、従業員の理解と協力を得やすくなります。また、デジタルツールに不慣れな従業員でもスムーズに対応できるよう、操作説明の徹底や問い合わせ窓口の設置などを同時に進めましょう。

経営層が率先して進める

人事DXは組織全体で取り組むべきものですが、そのぶん主導者が分かりにくいといった課題があります。責任の所在を明らかにするために、基本的には経営層が率先して人事DXを進めましょう。

経営層が自ら新しいツールを使いこなすことで、従業員も人事DXを前向きに捉えやすくなり、主体的な行動も促せます。人事DXは組織を変革させる取り組みであることを念頭に置き、経営層は責任を持って人事DXを進めましょう。

小規模な施策から始める

人事DXをいきなり全社的に進めると、高額なシステムコストを要するだけでなく、業務プロセス変更による混乱が起こりやすくなります。そのため、人事DXは限定的な範囲で小規模な施策からのスタートが望ましいです。

具体的には、特に課題やミスが多い領域から優先的にDXを進め、成果が出たら適用範囲を徐々に拡大しましょう。効果測定や検証を繰り返しながら成功体験を積み重ねることで、組織ごとに最適な人事DXの推進方法を確立でき、最短での人事DX達成にもつなげられます。

人事DXを成功させるためのポイント

人事DXの推進には、適切な人材やシステムの確保、効果的な運用体制の整備が必要です。ここでは、人事DXを成功させるためのポイントを解説します。

DX人材を確保する

人事DXは、最新のデジタルシステムやITツールを活用しながら進めていくため、デジタル技術に精通し、適切に運用できる人材の確保が重要です。

特に収集した人事データを上手に活用できなければ、人事DXの実現は困難であるため、人事部門こそデジタル人材の確保が求められます。

デジタル人材を獲得するには、「新規雇用」「既存社員の育成」「外部委託事業者」の3つの手段があります。コストや育成機関を考慮しながら、ニーズに合った方法でデジタル人材を確保しましょう。

ピープルアナリティクスを導入する

ピープルアナリティクスとは、従業員の人事・行動・属性データなどを収集・分析し、組織課題の解決を図る手法です。より具体的には、社員の基本情報や勤怠状況、行動傾向などのあらゆる人材データを採用・育成・配置・離職防止などに活用します。

データに基づく人事判断が可能になる事で、より的確で迅速な経営判断につなげられる点がメリットです。人事DX推進に不可欠な手法であるため、デジタルツールとともにピープルアナリティクスも導入していく必要があります。

既存システムと連携できるシステムを選ぶ

人事DXは新しいシステムの導入を伴うことが多いですが、一方で人事部ではすでに既存のシステムを運用しているケースが多いです。

システム間で情報が断絶すると二重入力などの手間が生じることから、新システムを導入する際は、既存システムとスムーズに連携できるものを選びましょう。例えば、API連携できるシステムはリアルタイムで情報が更新されるため、効果的なデータ活用が可能です。

システムに合わせた業務フローの変更も検討する

新システム導入の際は、基本的に自社の業務フローに合わせてシステムをカスタマイズします。しかし、場合によっては、システムに合わせて業務フローを設計し直す方が効率的に人事DXを進められる可能性があります。

特に「確認作業が多い」「二度手間になっている」「ミスの頻度が高い」などの場合は、業務フロー自体に問題があると考えられます。そのため、現行の業務フローのまま最新システムを運用しても、ツールの導入効果を実感しにくいでしょう。

必ずしもシステムをカスタマイズするのではなく、業務の取り組み方やプロセスの変更も視野に入れながら、柔軟な体制で人事DXを進めていきましょう。

効果検証と改善を行う

人事DXは中長期的な取り組みであり、短期間で成果が出るものではありません。また、デジタル技術は日々進歩していくため、常に最新情報をキャッチアップし、継続的に人事業務に活用することが大切です。

人事DXの進捗を把握するために、システム導入後は定期的な効果検証を行い、改善を重ねましょう。繰り返しPDCAサイクルを回すことで、より導入効果の高いシステム活用法を確立でき、人事DXの成功に近づきます。

人事DX推進におすすめのシステム

おすすめの人事管理システム

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

タレントパレット

タレントパレット
出典:www.pa-consul.co.jp

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

タレントパレット

多言語対応◎eラーニングも活用していきたい企業におすすめ

全体評価
3 (4件)

出典:タレントパレット

導入企業:味の素株式会社、ソフトバンク株式会社など

口コミ

初見で感じたのは、やはりUIのわかりやすさです。日本人的な感覚にとてもマッチしているなと感じました。機能面では分析機能が非常に充実しています。いずれも見せかけの機能ではなく、人事情報を扱う側に立ち「これ、必要だよね」と話しかけてくるような機能が多数あり衝撃を受けました。タレントパレットの作りが、我々が目指している形そのものになっていて。何より集積したデータの分析によって、組織をより良くしていきたいという思想を感じたんですよね。マーケティングが基盤にあり、数字を根拠に結果を出していくという考え方で開発されているので、説得力があるなと感じています。

経営戦略実現に向けタレントパレットを導入
多数精鋭組織を育成するニトリHDの構想とは https://www.pa-consul.co.jp/talentpalette/case/details/nitori.html
GOOD

ここがおすすめ!

  • 多様な人材データに基づいて人材管理
  • 活用が可能人事と従業員にとって使いやすいデザインと操作性
  • 人事評価や労務管理をはじめ、幅広い領域の「人事DX」を実現
  • 「健康管理」「ストレスチェック」機能を活用し、健康的かつ長く働きやすい環境に!
  • 組織診断や適性検査機能や人事異動シミュレーションを備え、人材を一元管理できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 高機能・多機能な反面、無料トライアルは設けていないため必要な機能や不要な機能の判断が難しい
評価・口コミ(一部抜粋)
3
  • 自身のスキルや経験を可視化できるため、これまで意識していなかった強みやキャリアの方向性を客観的に見直すきっかけになりました。 また、性格テストから自分の仕事観等が分かり、新たな発見も期待できる点、メンバーの仕事の価値観も参照すれば、どのように接してほしいか等のヒントが見つかるかもしれない点がメリットかもしれないです。

  • Todoをシステム側に通知できるので、システムに入りさえすればやらなければいけないことが流れずにまとまって閲覧できた。また、同様に動画研修への動線もスムーズに配置でき、受講漏れなどが減った。

  • 人事考査を一定の役職以上が評価において管理できるメリットがある。一般社員からするとブラックボックス化していることになるが、評価側は見えない点がよいため、管理設定しやすいメリットがある。

jinjer株式会社

ジンジャー人事労務

ジンジャー人事労務
出典:hcm-jinjer.com

jinjer株式会社

ジンジャー人事労務

ペーパーレスで人事をもっと楽に!ニーズに合わせてカスタマイズしたい企業におすすめ

出典:ジンジャー人事労務

導入企業:株式会社モスフードサービス、エイブル保証株式会社など

口コミ

ジンジャー導入前は、システム間のデータ連携処理に相当な時間がかかっていました。
月中に入社する社員もいるため週次でこの処理が発生するのですが、人事から勤怠、人事から給与…とそれぞれで連携処理をおこなう必要があり、各連携には1時間ほどかかっていましたね。週で換算すると10時間ほどかかっていたと思います。

ジンジャーではこの連携処理にかかる時間がゼロになったので、業務が止まってしまったり、PCの動作が重くなったりすることもなく助かっています。

統合型データベースの活用で、データ連携処理にかかる時間を年480時間削減!スピーディーな運用開始に成功
株式会社ABC Cooking Studio https://hcm-jinjer.com/results/136203/
GOOD

ここがおすすめ!

  • 1つのデータベースで人事情報を一元管理でき、ペーパーレス化・業務効率化につながる
  • 豊富な機能によって企業独自のカスタマイズが可能で、理想を実現できる
  • 従業員に関する情報は自動で時系列ごとにまとめられ、いつでも確認できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 申し込みから運用開始までに最低2~3ヶ月程度かかる

株式会社SmartHR

SmartHR

SmartHR
出典:smarthr.jp

株式会社SmartHR

SmartHR

人事・労務業務の効率化からタレントマネジメント機能まで活用したい企業におすすめ

全体評価
3.8 (5件)

出典:SmartHR

導入企業:九州電力株式会社、三菱重工業株式会社など

口コミ

SmartHRの申請フォームは、本人が入力した情報をそのまま承認できる点がよいですね。以前発生していた手入力やコピー&ペーストの工数が削減できました。また、入力内容に不備があればシステム上で差し戻せるのでスムーズです。情報の正しさや即時反映の便利さには、本当に助けられています。

社内のポータルサイトに申請フォームの使い方やフォームの一覧を公開しているので、従業員各自が調べて該当するフォームを使ってくれています。

組織変更の工数を1/3に短縮。急成長を支える総務労務部のフロー改善をサポート https://smarthr.jp/case/pixiv/
GOOD

ここがおすすめ!

  • 常に最新の情報が反映されたデータでタレントマネジメント業務が効率化し、組織のパフォーマンスが向上する
  • 従業員と組織の生産性向上につながる使いやすさ
  • 労務手続きのペーパーレス化により業務効率が向上し、従業員の負担も軽減される
MORE

ここが少し気になる…

  • 導入方法や費用については問い合わせが必要
評価・口コミ(一部抜粋)
3.8
  • 以前常駐していた企業は中小企業で、限られた人員で業務を回していた。そのため様々な従業員が役職を兼務しており、事務作業も例外ではなかった。しかしこのサービスを導入したことでペーパーレス化と事務作業の軽減が実現でき、特に事務的な手続き回りでは圧倒的なスピード感で作業を進めることができるようになった。

  • 紙/Excel中心だった労務手続きが全てオンラインかできたこと。 年末調整や社会保険の手続きをシステムで自動化・電子申請できるようになったこと。 特に以前は年末調整は社員からの問い合わせがとても多かったのですが、今はSmartHR上で「はい」「いいえ」と言ったような質問型になっているため、とても分かりやすくなり問い合わせが大幅減しました。

  • 年末調整の申請がわかりやすく、操作も簡単なので、誰かに聞いて進めるような必要がない点はメリットだと思います。申請に必要な書類も写真を撮って添付したら申請できるので、勤務場所が異なるような企業にもおすすめです。

株式会社HRBrain

HRBrain

HRBrain
出典:www.hrbrain.jp

株式会社HRBrain

HRBrain

無料トライアルあり◎人材の分析機能も欲しい企業におすすめ

出典:HRBrain

導入企業:株式会社アトレ、すかいらーくグループなど

口コミ

HRBrainは、サービス資料の一つに「作業工数削減のシミュレーションができるシート」があった点が印象的でした。
例えば、人事評価の運用について「エクセルシートに入力する時間(1分)×人数」分の工数が削減できるなど、項目ごとに記載欄が設けられており、導入後のイメージがわきやすいという利点がありました。
また、経営層から「システム導入にあたって費用対効果を出してほしい」という要望があり、それに応えるためにも便利に活用することができました。

脱エクセルで、人事業務効率化と従業員の納得度向上を両立 https://www.hrbrain.jp/case/toyocongroup
GOOD

ここがおすすめ!

  • 「分析ダッシュボード」や「組織分析」といった人材データの分析にも役立つ機能を搭載
  • 「配置シミュレーション」や「組織図ツリー」により、配置の検討も手軽に行える
MORE

ここが少し気になる…

  • 必要な機能を組み合わせて無駄なく使える反面、人事評価や組織診断を利用したい場合は別途契約が必要

株式会社カオナビ

カオナビ

カオナビ
出典:www.kaonavi.jp

株式会社カオナビ

カオナビ

グラフや図が豊富◎人材の見える化を重視する企業におすすめ

全体評価
4.1 (7件)

出典:kaonavi

導入企業:TOTO株式会社、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)など

口コミ

「カオナビ」での運用に切り替えてからは、さまざまな面で効果が出たと感じています。今までメールで行なっていたExcelシートの授受や記入漏れはほとんどなくなりましたし、評価者や人事担当者が入力の進捗確認もできるようになることで、一部入力が遅れている人がいたとしても全体の進行が止まることがなくなりました。また、以前はExcelに設定していた計算式が壊れるといったトラブルもあったので、その対応に対する手間を考えると効果は絶大です。

評価を大幅効率化、異動検討もスムーズに。サツドラHDの「カオナビ」活用法 https://www.kaonavi.jp/showcase/sat/
GOOD

ここがおすすめ!

  • 「組織ツリー図」「配置バランス図」「社員データグラフ」といった社員のスキルを可視化しやすい機能が豊富
  • 採用ミスマッチを防ぎ、現場で活躍できる人材を発掘できる優れた分析機能
MORE

ここが少し気になる…

  • 目的や規模により価格に幅がある為、詳細料金は問い合わせる手間が必要
評価・口コミ(一部抜粋)
4.1
  • カオナビの導入により、従業員の顔写真やスキル、評価履歴などの情報を一元管理できるようになりました。これにより、評価や人材配置の際の情報収集が効率化され、適切な人材活用が可能となりました。また、評価ワークフロー機能「スマートレビュー」を活用することで、評価プロセスの透明性が向上し、従業員の納得感も高まりました。

  • 顔写真付きで人材データを把握、管理でき、労務業務のペーパーレス化ができます。 また、スキルや評価情報と社内研修や学習履歴などを組み合わせて活用することができます。効果的な人材育成ができると思います。

  • 当日初めて一緒に働くメンバーが多い職種なので、顔がわかることですぐに挨拶ができ、業務を開始できる。社歴を知ることもできるので、自分の先輩なのか後輩なのかが業務前にわかる。部署異動があってもすぐに反映される。

株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME 人事労務

KING OF TIME 人事労務
出典:www.kingoftime.jp

株式会社ヒューマンテクノロジーズ

KING OF TIME 人事労務

ワンプライスで全機能が使える!手軽に導入したい中小企業におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 1人あたり300円から手軽に導入できる
  • 従業員からマイナンバー申請ができるため、管理者の登録負担が軽減する
  • カスタマイズ可能な人事管理項目により、自社用途に合わせやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 専任担当による伴走サポートには別途金額が必要になる

おすすめのタレントマネジメントシステム

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

タレントパレット

タレントパレット
出典:www.pa-consul.co.jp

株式会社プラスアルファ・コンサルティング

タレントパレット

人材を見える化し適切な配置や育成をしたい方におすすめ

全体評価
3 (4件)
GOOD

ここがおすすめ!

  • 多様な人材データに基づいて人材管理
  • 活用が可能人事と従業員にとって使いやすいデザインと操作性
  • 人事評価や労務管理をはじめ、幅広い領域の「人事DX」を実現
  • どこでも好きな時にオンライン研修が受講できる「e-ラーニング」対応
  • 人材育成や管理だけでなく、入社手続きから年末調整まで行える「労務管理」機能がある
  • 評価結果による昇給昇格のシミュレーションがしやすく、変化後の給与も自動で算出できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 人材の評価や傾向に優れている一方、その他の機能はやや物足りない
評価・口コミ(一部抜粋)
3
  • 人事考査を一定の役職以上が評価において管理できるメリットがある。一般社員からするとブラックボックス化していることになるが、評価側は見えない点がよいため、管理設定しやすいメリットがある。

  • 上司との面談の際は、こちらのツールをみながらフィードバックなどをもらっています。考課の際は進捗状況などこちらを確認すればOKです。オンライン研修もできるのは便利だと思いました。

  • 自身のスキルや経験を可視化できるため、これまで意識していなかった強みやキャリアの方向性を客観的に見直すきっかけになりました。 また、性格テストから自分の仕事観等が分かり、新たな発見も期待できる点、メンバーの仕事の価値観も参照すれば、どのように接してほしいか等のヒントが見つかるかもしれない点がメリットかもしれないです。

株式会社SmartHR

SmartHRタレントマネジメント

SmartHRタレントマネジメント
出典:smarthr.jp

株式会社SmartHR

SmartHRタレントマネジメント

人事業務の効率化から育成までを一気通貫で行いたい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 労務手続きの効率化も兼ねつつ、最新の従業員データが自然に集まる
  • シンプルなシステムで誰でも使いやすい
  • 月額使用料以外の初期導入費用・サポート費用は無料
MORE

ここが少し気になる…

  • より様々な機能を使用したい場合にはコストがかかることも

株式会社HRBrain

HRBrain タレントマネジメント

HRBrain タレントマネジメント
出典:www.hrbrain.jp

株式会社HRBrain

HRBrain タレントマネジメント

シンプルで使いやすい一元管理システムを探している方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 評価からスキル管理までがこれ一つでおこなえる
  • 人材配置の最適化や定着率・離職防止なども解決
  • 360°評価や1on1により管理職・リーダー育成に関わる評価も実現
MORE

ここが少し気になる…

  • 詳しい料金プランを知るには問い合わせが必要

株式会社カオナビ

カオナビ

カオナビ
出典:www.kaonavi.jp

株式会社カオナビ

カオナビ

8年連続シェアNo.1!人材育成や活用重視の方におすすめ

全体評価
4.1 (7件)
GOOD

ここがおすすめ!

  • シンプルかつ柔軟性の高さが魅力で、必要なものを必要なだけ組み合わせられる
  • 最短で導入直後から利用でき、システムとの連携も豊富
  • 人事評価や人材配置に対応し、ユーザーがユーザーから学べるコミュニティの場もある
MORE

ここが少し気になる…

  • スマホ対応で手軽にアクセスできて誰でも見れてしまうため、セキュリティが心配
評価・口コミ(一部抜粋)
4.1
  • 本サービスの導入により、全社員の経歴や評価に関して、一元管理できるようになり、業務効率化に繋がった。また、全社員の氏名から顔写真の検索が可能となり、社員間のコミュニケーション活性化に寄与した。

  • 当日初めて一緒に働くメンバーが多い職種なので、顔がわかることですぐに挨拶ができ、業務を開始できる。社歴を知ることもできるので、自分の先輩なのか後輩なのかが業務前にわかる。部署異動があってもすぐに反映される。

  • カオナビの導入により、従業員の顔写真やスキル、評価履歴などの情報を一元管理できるようになりました。これにより、評価や人材配置の際の情報収集が効率化され、適切な人材活用が可能となりました。また、評価ワークフロー機能「スマートレビュー」を活用することで、評価プロセスの透明性が向上し、従業員の納得感も高まりました。

おすすめの採用管理システム

株式会社DONUTS

ジョブカン採用管理

ジョブカン採用管理
出典:ats.jobcan.ne.jp

株式会社DONUTS

ジョブカン採用管理

さまざまな雇用形態に対応!満足度の高さ重視の方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 30日間の無料トライアルがあり、サポートも「メール・チャット・電話」の3つから選べる
  • 「Indeed」「Google」「しごと検索」に対応し、一括で自動掲載ができる
  • 「限定公開求人」機能があり、リファラル採用にも対応
MORE

ここが少し気になる…

  • カスタム項目の作成が複雑で手間がかかり、連携できる他システムも少ない

株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

HRMOS採用
出典:hrmos.co

株式会社ビズリーチ

HRMOS採用

ノウハウ共有で情報交換も◎連携重視の担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 毎回テーマを変えて行う人事担当者による「ノウハウ共有」が使える
  • 人事・労務や、求人・スカウト媒体との連携ができ、オンライン面接も3種類に対応
  • 機能が充実しており、UIも直感的で使いやすい
MORE

ここが少し気になる…

  • 機能が豊富にある一方、使わずに持て余してしまう場合も

HRクラウド株式会社

採用一括かんりくん

採用一括かんりくん
出典:www.career-cloud.asia

HRクラウド株式会社

採用一括かんりくん

LINE対応◎手軽な連絡手段が欲しい担当者におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • LINEやZoomに対応しており、コミュニケーションがとりやすい
  • シンプルで誰でも分かりやすく、採用進捗ややるべきことが一目で分かる
  • 導入まで最短で1週間で、急ぎの場合でもサクっと始められる
MORE

ここが少し気になる…

  • 用途にあわせた3つのプランがあり、詳細金額は問い合わせで確認

まとめ

人事DXは、デジタルツールの活用によって、多岐に渡る人事業務を効率化し、企業の採用・配置・育成を効率化する取り組みです。従来の勘や経験に頼りがちだった人事から脱却し、科学的根拠に基づく戦略人事の実現にもつなげられます。

人事DXでは業務プロセスや組織の価値観を根本的な変革を伴うため、従業員の理解を得たうえで、小規模な施策からの開始が望ましいです。本記事を参考に人事DXを推進し、あらゆる人事課題の解決につなげましょう。

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