他システムと連携できるおすすめ電子契約システム6選|選び方も解説

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  • 電子契約システムは、SFAやCRMと連携できるものを選ぶと利便性があがる
  • 他システムと連携できる電子契約システムは、契約業務や営業活動を一元管理できる
  • 電子契約システムは、連携したいシステムとの互換性で選ぶ

他システムと連携できる電子契約システムは、契約業務を一元管理できるメリットがあります。効率化をはかる企業は、他システムと連携できる電子契約システムを選びましょう。

本記事では、メリットを交えて他システムと連携できるおすすめ電子契約システムを紹介します。

目次

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  1. API連携ができる電子契約システムの利便性
  2. 他システムと連携できる電子契約システムを選ぶポイント
  3. おすすめの連携可能な電子契約システム6選を一括比較!
  4. 他システムと連携できる電子契約システムおすすめ6選
  5. 他システムと連携できる電子契約システムのメリット
  6. その他電子契約システムの選び方
  7. まとめ
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API連携ができる電子契約システムの利便性

電子契約システムは、他システムと連携することで契約業務を一元化できるメリットがあります。特にCRMやSFAと連携した場合、商談から契約までのワークフローがスムーズに行えるため、契約業務が効率化し、管理もしやすくなります。

電子契約システムとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

電子契約システムとは、企業などが契約時に交わす署名や押印等の書類でのやり取りを電子上で行うことができるシステムです。この記事では、電子契約システムの仕組みや、メリット・デメリット、選び方や導入する際の注意点などを解説します。

API連携とは

APIとはソフトウェアやプログラム、Webサービスを繋ぐインターフェースのことを指し、Application Programming Interfaceの略語です。

API連携とは、APIを用いて他システムと連携することでサービスの拡張をすることです。API利用者が何らかの要求(リクエスト)をすると、APIを通してAPI提供者が応答(レスポンス)するという仕組みになっています。

電子契約システムと連携することで便利なシステム

電子契約システムと連携することで便利なシステムとして、SFA(営業支援システム)・CRM(顧客管理システム)・請求管理システム・決済管理システムなどが挙げられます。

SFAと連携することで、商談から契約までのワークフローが記録され、SFAやCRMに保存されている顧客データから、電子契約へ必要な情報が自動的に入ります。顧客情報に電子契約の情報を紐づけ、購買記録をデータとして保存することで、CRM内での契約も可能です。

また、請求書管理システム、決済管理システムは電子契約から取引・決済までを電子契約システムと連動することで、一連のワークフローが効率化します。すべてのプロセスを電子上で完結できるため、電子帳簿保存法に沿った業務も可能です。

参考:電子帳簿保存法の概要|国税庁

他システムと連携できる電子契約システムを選ぶポイント

他システムと連携することで様々なメリットが見込めます。ここでは、他のシステムと連携可能な電子契約システムを選ぶ際に重視するべきポイントを解説します。

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他システムと連携できる電子契約システムを選ぶポイント

  1. 連携できるシステムの機能や種類で選ぶ
  2. セキュリティ体制で選ぶ
  3. 互換性で選ぶ

連携できるシステムの機能や種類で選ぶ

他システムと連携できる電子契約システムは、連携したいシステムの機能や種類に注目しましょう。電子契約システムによって連携できるシステムの種類や範囲は異なります。第一に、一番必要な機能が搭載されているかを確認しましょう。また、どのような機能を連携すると費用対効果が高まるのか検討し、電子契約システムを選択しましょう。

電子印鑑GMO
サイン
freee
サイン
マネーフォワードクラウド契約クラウドサインWAN-SignBtoBプラットフォーム 契約書ジンジャーサイン
詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら

セキュリティ体制で選ぶ

他のシステムと連携できる電子契約システムを選ぶ際には、セキュリティ体制を重視しましょう。API連携をすることで、他のサービスに自動で情報が届きます。これは、とても便利で業務効率化が見込めますが、裏を返せば情報漏洩のリスクが高まるとも言えます。電子契約システムのセキュリティ対策についても確認する必要があります。

互換性で選ぶ

他システムと連携できる電子契約システムは、連携したいシステムとの互換性で選ぶ内容を検討すると良いでしょう。自社の電子契約システムと互換性のある他システムと連携できるかどうか確認し、できるだけ簡単に連携が可能なものが理想的です。CRMやSFAは特に連携すると利便性が高まり、業務効率も上がるため、注目したいシステムです。

おすすめの連携可能な電子契約システム6選を一括比較!

サービス名
電子印鑑GMOサイン
電子印鑑GMOサイン
freeeサイン
freeeサイン
マネーフォワード クラウド契約
マネーフォワード クラウド契約
クラウドサイン
クラウドサイン
WAN-Sign
WAN-Sign
BtoBプラットフォーム 契約書
BtoBプラットフォーム 契約書
ジンジャーサイン
ジンジャーサイン
資料を無料ダウンロード 資料ダウンロード 資料ダウンロード 資料ダウンロード - - - -
料金(税別)
9,680円/月~
法人向け 4980円/月~
個人向け 980円/月~
要問合せ
10,000円/月~
要問合せ
10,000円/月~
要問合せ
無料プラン
-
-
多言語対応
日本語/英語
スペイン語/ポルトガル語
タイ語/ミャンマー語
ベトナム語
英語/ベトナム語
英語
英語/中国語
英語
-
英語
当事者型
-
-
-
-
立会人型
認証・本人確認
画像添付(身分証)機能
SMS認証
クライアント認証
IPアドレス制限
SSO・IdP連携(SAML)
ワンタイムパスワード
メール認証
アクセスコード認証
AD連携
2要素認証
SMS/電話認証
URLトークン
IPアドレス制限
ファイル暗号化
SSL暗号化
送信パスワード設置
ソーシャルログイン
SSOログイン
アクセスキー
2段階認証
2要素認証
メール認証
本人確認書類添付
クライアント認証
認証タイムスタンプ
Adobe Approved Trust List
認定タイムスタンプ
IPアドレス制限
暗号化
WAF
フォルダアクセス制限
アクセスコード認証
メール認証
2段階認証
2要素認証
IP制限
2要素認証
2段階認証
本人確認書類の添付
テンプレート
-
-
印鑑・印影登録
-
-
-
保管
ワークフロー
通知機能
合意締結証明書の発行
-
-
その他
スマホアプリ対応
AATL証明書採用
複数文書一括送信
OR署名
署名依頼メールの再送信
差し込み文書一括送信
三者間以上の契約対応
アドレス帳
SMS送信機能(オプション)
マイナンバー実印(オプション)
画像添付(オプション)
文書管理機能
契約書一括作成
相手方の複数承認
ワークフローへのファイル添付
契約書送付・締結時のファイル添付
フォルダー作成
グループ管理
契約書一覧ダウンロード
各種マネーフォワードクラウドとの連携が可能
弁護士ドットコムが電子署名・タイムスタンプ
インポートデータ保管
帳票作成
検索機能
ステータス確認
一括帳票作成/送信
承認権限機能
IPアドレス制限
-
契約書管理(契約書の一覧表示、検索、並べ替え)
参照者設定
権限管理
契約書関連付け機能
契約データ一括アップロード
代理作成機能
質問機能
取引先の電子署名不要機能
API連携
契約ステータス管理
検索機能
インポート
権限管理

他システムと連携できる電子契約システムおすすめ6選

GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社

電子印鑑GMOサイン

オプションが豊富で自社にあった機能を選びたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • オプションが充実しており自社に合ったものを無駄なく選べる
  • 権限機能の管理やセキュリティが強固で安心感がある

MORE
ここが少し気になる…

  • 機能やオプションが豊富でマルチに使えるが、全て必要な場合はオプション料金が高額になってしまう

電子印鑑GMOサインの特徴

料金(税別) 9,680円/月~ 無料プラン
多言語対応 日本語/英語
スペイン語/ポルトガル語
タイ語/ミャンマー語
ベトナム語
当事者型
立会人型 認証・本人確認 画像添付(身分証)機能
SMS認証
クライアント認証
IPアドレス制限
SSO・IdP連携(SAML)
ワンタイムパスワード
メール認証
アクセスコード認証
AD連携
テンプレート 印鑑・印影登録
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行
その他 スマホアプリ対応
AATL証明書採用
複数文書一括送信
OR署名
署名依頼メールの再送信
差し込み文書一括送信
三者間以上の契約対応
アドレス帳
SMS送信機能(オプション)
マイナンバー実印(オプション)
画像添付(オプション)
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド契約

電子契約書の送付料が従量課金制でないサービスをお探しの方

GOOD
ここがおすすめ!

  • 契約書の作成、申請・承認、締結、保存、管理までマネーフォワード クラウド契約ひとつで完結
  • 契約書送信料・契約書保管料は0円だから契約書が増えても追加課金なし!

MORE
ここが少し気になる…

  • ハンコの印影にもう少し工夫ができると良い

マネーフォワード クラウド契約の特徴

料金(税別) 要問合せ 無料プラン -
多言語対応 英語 当事者型 -
立会人型 認証・本人確認 SSOログイン
アクセスキー
テンプレート 印鑑・印影登録 -
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行
その他 各種マネーフォワードクラウドとの連携が可能
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

freeeサイン株式会社

freeeサイン

弁護士監修の信頼感!freee既存ユーザーにおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • リモートでも承認できるワークフローを搭載
  • 従量課金制ではないため、送信件数が増えても料金が変わらない
  • 契約相手も「電話サポート」が利用できる

MORE
ここが少し気になる…

  • シンプルで見やすい画面ではあるが、簡素化されすぎてしまい場所が分かりにくい機能もある

freeeサインの特徴

料金(税別) 法人向け 4980円/月~
個人向け 980円/月~
無料プラン
多言語対応 英語/ベトナム語 当事者型 -
立会人型 認証・本人確認 2要素認証
SMS/電話認証
URLトークン
IPアドレス制限
ファイル暗号化
SSL暗号化
送信パスワード設置
ソーシャルログイン
テンプレート 印鑑・印影登録
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行 -
その他 文書管理機能
契約書一括作成
相手方の複数承認
ワークフローへのファイル添付
契約書送付・締結時のファイル添付
フォルダー作成
グループ管理
契約書一覧ダウンロード
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

弁護士ドットコム株式会社

クラウドサイン

国内電子契約利用シェアトップ!実績重視の方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 「弁護士ドットコム株式会社」の運営により裁判所向け資料やマニュアルが充実
  • 電子契約の国内利用のシェアはトップで、確かな実績と信頼感がある
  • 「合意締結証明書」が発行でき、自社にあったプランも選びやすい

MORE
ここが少し気になる…

  • 陰影画像の貼り付け機能がなく、署名時にフリーテキスト欄を設けておくと誤入力される恐れもある

クラウドサインの特徴

料金(税別) 10,000円/月~ 無料プラン
多言語対応 英語/中国語 当事者型 -
立会人型 認証・本人確認 2段階認証
2要素認証
テンプレート 印鑑・印影登録 -
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行
その他 弁護士ドットコムが電子署名・タイムスタンプ
インポートデータ保管
帳票作成
検索機能
ステータス確認
一括帳票作成/送信
承認権限機能
IPアドレス制限

株式会社NXワンビシアーカイブズ

WAN-Sign

高セキュリティ◎内部統制の強化重視の方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 高度なセキュリティを標準搭載しており、内部統制の強化を図りたい方にも便利
  • 紙やデジタル文書が混在していても長年のノウハウで効率的に管理ができる

MORE
ここが少し気になる…

  • サービスの利用に条件があり、プランによっては高くついてしまう

WAN-Signの特徴

料金(税別) 要問合せ 無料プラン
多言語対応 英語 当事者型
立会人型 認証・本人確認 メール認証
本人確認書類添付
クライアント認証
認証タイムスタンプ
Adobe Approved Trust List
認定タイムスタンプ
IPアドレス制限
暗号化
WAF
フォルダアクセス制限
アクセスコード認証
テンプレート - 印鑑・印影登録
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行
その他 -

株式会社インフォマート

BtoBプラットフォーム 契約書

ワークフロー付きで稟議と紐づけて管理したい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 本人確認を厳格に行える「ブロックチェーン」を活用
  • 約91万社が利用しており、20年以上の運用実績がある
  • ワークフローが扱えるため社内稟議と紐づけて管理ができ、関連付けて契約書を管理できる

MORE
ここが少し気になる…

  • 海外言語に対応しておらず、日本語以外で契約を結びたい場合には扱えない

BtoBプラットフォーム 契約書の特徴

料金(税別) 10,000円/月~ 無料プラン
多言語対応 - 当事者型
立会人型 認証・本人確認 メール認証
2段階認証
2要素認証
IP制限
テンプレート - 印鑑・印影登録
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行
その他 契約書管理(契約書の一覧表示、検索、並べ替え)
参照者設定
権限管理
契約書関連付け機能
契約データ一括アップロード
代理作成機能
質問機能
取引先の電子署名不要機能
API連携

jinjer株式会社

ジンジャーサイン

すべてを効率化したいジンジャー既存ユーザーにおすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • さまざまなサービスがあり、契約関連だけでなく多方面の業務を効率化できる
  • 企業間の契約だけでなく、社内用の誓約書や納品書・検収書にも利用できる
  • 相手の企業に合わせず導入可能

MORE
ここが少し気になる…

  • シンプルで見やすいUIな一方で操作がやや複雑で不慣れな方は扱いにくさがある

ジンジャーサインの特徴

料金(税別) 要問合せ 無料プラン -
多言語対応 英語 当事者型 -
立会人型 認証・本人確認 2要素認証
2段階認証
本人確認書類の添付
テンプレート 印鑑・印影登録 -
保管 ワークフロー
通知機能 合意締結証明書の発行 -
その他 契約ステータス管理
検索機能
インポート
権限管理

他システムと連携できる電子契約システムのメリット

電子契約システムは、他システムと連携することでさまざまなメリットが得られます。契約業務と営業業務の一元化ができるため、業務の効率化やコスト削減などの効果があります。以下で、具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。

おすすめの電子契約システム9選|選び方や導入手順を詳しく解説

電子契約システムとは、PDF形式の契約書にインターネット上で押印や署名をして契約締結できるシステムのことです。システムの導入をしたくても種類が多くてどれを選べば良いか分からない企業もあるでしょう。本記事では、おすすめの電子契約システムと選び方を解説しています。

\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/

他システムと連携できる電子契約システムのメリット

  1. 契約業務や営業活動を一元管理できる
  2. 契約業務の効率化ができる
  3. コスト削減に繋がる

契約業務や営業活動を一元管理できる

電子契約システムは、SFAと連携することで営業活動と契約業務を一元管理できます。営業活動の顧客情報をそのまま電子契約に反映できるため、契約書作成の工数を減らせます。また、契約情報と商談履歴を紐づけることで、取引履歴が残ります。

ほかにも、CRM上の顧客情報も電子契約と連携することで、契約書へ情報を反映できます。CRMでの購買行動管理のためのデータにもなるため、今後の営業活動における情報資産にもなります。

契約業務の効率化ができる

電子契約システムは、CRMやSFAと連携することで、顧客情報をや案件情報を電子契約書にそのまま反映できるため、契約書の作成工数が大幅に軽減できます。また、請求書管理システム・決済サービスも連携すると、取引をすべて自動化することが可能です。

連携により、取引の内容すべてが連携したシステム上に統一した情報として記録され、そのデータはさまざまな分析にも役立ちます。

コスト削減に繋がる

電子契約システムを他システムと連携することで、すべてのプロセスを電子化することが可能です。そのため、紙の書類が不要になり、ペーパーレス化の取り組みを推進できます。

契約書を紙で作成した場合、用紙代やインク代、製本テープなども必要です。電子契約の場合は、紙の書類が必要ないため、それらのアイテムも不要です。また、電子取引の場合は印紙の貼付が必要ないため、印紙税にかかるコストや、郵送費も削減することができます。

その他電子契約システムの選び方

そのほかにも、電子契約システムの選び方は複数あります。電子署名のタイプは、当事者型・立会人型なのか、自社の契約件数とコストのつり合いや必要な機能が搭載されているかは重要な比較ポイントです。

ほかにも、外出先でも利用できるようにスマホに対応しているかどうか、グローバル化に対応できるように複数言語が利用可能かどうかも押さえておきたいポイントです。また、情報セキュリティの対策は万全かどうかや、サポート体制の充実度も確認しましょう。

【重要な3つのポイント】

  1. 電子署名のタイプは当事者型か立会人型か
  2. 自社の契約件数とコストが見合っているか
  3. 自社に必要な機能が搭載されているか

【その他の比較ポイント】

  1. スマホに対応しているか
  2. 複数言語に対応しているか
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. サポート体制は充実しているか
  5. 無料トライアルがあるか

まとめ

電子契約システムは、他システムと連携することにより、契約業務を一元管理できるメリットがあります。契約業務の工数を大幅に軽減し効率化を図りたい企業は、CRMやSFAなどのシステムを連携することで、利便性がアップします。

また、他システムと連携することで、契約業務だけでなく営業活動の一元管理も可能になるため、社内でも業務状況が可視化され、営業活動の共有が可能になります。電子契約システムは、連携したいシステムとの互換性で選ぶと良いでしょう。連携により、商談から契約、決済まですべての業務の効率化が期待できます。

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