Webエンジニアの職務経歴書はどう書く?書き方のポイントを解説

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  • 職務経歴書は応募者と企業のマッチ度を測る材料であるため、書き方が重要になる
  • Webエンジニアが職務経歴書を作成する際は、プロジェクトやスキルの整理をしておく
  • Webエンジニアの職務経歴書は、経験よりも成果や実績を重視した書き方をすると良い

職務経歴書は応募者がその企業にマッチするかを判断する大きな材料となるため、職種にあった書き方をすることが重要です。本記事では、Webエンジニアの職務経歴書の書き方について、事前準備から項目ごとの記述ポイント、効果的にアピールするコツまで解説します。

目次

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  1. Webエンジニアの職務経歴書は書き方が重要
  2. Webエンジニアが職務経歴書を作成するための事前準備
  3. 【項目別】Webエンジニアが職務経歴書を作成するポイント
  4. Webエンジニアが職務経歴書で効果的にアピールするコツ
  5. まとめ

Webエンジニアの職務経歴書は書き方が重要

職務経歴書は、応募者がその企業にマッチする人材か、入社後に活躍できるかを判断するための重要な資料です。特にWebエンジニアの場合、扱える技術や開発実績、担当フェーズによって評価が大きく変わります。

そのため、単に経歴を並べるのではなく、企業が求めるスキルと自分の経験を結びつけて記載することが重要です。開発言語やフレームワークの経験、チームでの役割、成果などを具体的に示すことで、実務レベルが伝わりやすくなります。

Webエンジニアに適した構成と表現を意識することが、選考通過の大きなポイントになります。本記事では、Webエンジニアの職務経歴書の書き方について、事前準備から項目ごとの記述ポイント、効果的にアピールするコツまで解説します。

職務経歴書の基本構成

職務経歴書は、読み手が短時間で経歴を把握できるよう、一定の構成に沿って作成するのが一般的です。基本構成に沿って整理することで、経歴の全体像と強みをバランスよく伝えられます。

Webエンジニアの場合は、担当工程や開発環境、チーム規模なども明記すると、より具体性のある内容になります。主な構成は以下のとおりです。

  1. 職務要約
  2. 職務経歴詳細(企業・プロジェクトごとの業務内容)
  3. 経験・知識・技術(使用言語、フレームワーク、ツールなど)
  4. 資格
  5. 自己PR

Webエンジニアが職務経歴書を作成するための事前準備

職務経歴書は、これまでの経験をまとめるだけの書類ではありません。応募先企業に対して「自分はどのような価値を提供できるのか」を伝えるための重要なアピール資料です。そのため、いきなり書き始めるのではなく、事前に情報を整理しておくことが大切です。

過去のプロジェクト内容や自分のスキル、そして応募先が求める人物像を把握しておくことで、説得力のある内容に仕上げやすくなります。ここでは、職務経歴書作成前に準備しておきたいポイントを解説します。

関わったプロジェクトについて整理する

職務経歴書を作成する前に、これまで関わってきたプロジェクトを時系列で整理しておくことが重要です。Webエンジニアは複数の案件を経験している場合が多く、担当範囲や使用技術もプロジェクトごとに異なります。

そのため、参画期間やプロジェクトの目的、担当工程(要件定義・設計・実装・テスト・運用など)、チーム規模、自身の役割を具体的に書き出しておくと、後の作成がスムーズになります。

また、単に業務内容を整理するだけでなく、どのような成果を出したのかも振り返ることが大切です。パフォーマンス改善率や売上向上への貢献、開発効率の向上など、可能であれば数値で整理しておくと説得力が増すでしょう。

このように事前に情報を棚卸ししておくことで、応募企業に合わせた取捨選択がしやすくなります。

自身のスキルや強みを整理する

Webエンジニアの職務経歴書では、扱える技術だけでなく、それをどのレベルで活用できるのかを明確にすることが求められます。

そのため、使用経験のあるプログラミング言語やフレームワーク、クラウド環境、データベース、ツール類などを洗い出し、実務経験年数や担当フェーズとあわせて整理しておきましょう。また、そのうえで自分ならではの強みを言語化することが重要です。

たとえば、設計力やフロントエンドのUI改善が得意なのか、チーム内の調整役として動けるのかなど、技術面と行動面の両方から整理するとよいでしょう。自分の強みが明確になることで、自己PRに一貫性が生まれて企業に伝わりやすい内容になります。

応募先が求める人物像を把握する

職務経歴書は自分の経歴を書く書類ではありますが、実際には企業が求める人材像にどれだけ合致しているかを示す書類でもあります。そのため、募集要項に記載された必須スキルや歓迎スキル、業務内容をしっかり確認することが重要です。

加えて、企業の事業内容や開発体制、技術スタック、カルチャーなども調べておくと、より的確なアピールが可能です。例えば、自社開発企業では主体性や提案力が重視されるケースが多く、受託開発の場合は顧客対応力や納期管理能力が評価されやすい傾向があります。

応募先の特徴を踏まえて内容を調整することで、汎用的な職務経歴書ではなく、その企業向けに最適化された書類に仕上げられます。

【項目別】Webエンジニアが職務経歴書を作成するポイント

職務経歴書は、全体の構成だけでなく各項目をどのように書くかによって評価が変わることもあります。特にWebエンジニアの場合、技術力や担当範囲、成果をいかに具体的に示せるかが重要です。

読み手である採用担当者や現場エンジニアは、限られた時間の中で自社に合う人材かどうかを判断します。そのため、項目ごとに役割を理解し、目的に沿った内容を書くことが重要です。ここでは、主要な4項目について、それぞれの書き方を解説します。

【項目別】Webエンジニアが職務経歴書を作成するポイント

  1. 職務要約
  2. 職務経歴
  3. 資格・スキル
  4. 自己PR

職務要約

職務要約は、職務経歴書の冒頭に記載する経歴のダイジェストです。採用担当者が最初に目にする部分であり、ここで興味を持ってもらえるかどうかが重要になります。

具体的には、200〜400字程度で経験年数、担当領域(フロントエンド・バックエンドなど)、得意技術、主な実績を簡潔にまとめましょう。その際は、抽象的な表現を避けることがポイントです。

幅広い経験がありますといった曖昧な表現ではなく、「Webアプリケーション開発を5年間担当。自社サービス開発に従事し、パフォーマンス改善で表示速度を30%向上」など、具体性を持たせましょう。

短い文章の中に強みと成果を盛り込み、続きを読みたくなる内容に仕上げることが求められます。

職務経歴

職務経歴は、これまでどのような業務に携わり、どのような役割を果たしてきたのかを具体的に示すための重要な項目です。企業名や在籍期間だけでなく、参画したプロジェクトごとに整理して記載することで、自身のスキルや経験を効果的にアピールできます。

基本的には、参画したプロジェクトごとに整理して記載すると分かりやすくなります。各プロジェクトについて、概要や担当業務、担当工程、使用技術、成果・実績を明確に示すと、内容が伝わりやすくなります。

特にWebエンジニアの場合、「どの工程を担当したのか」が重視される傾向にあります。そのため、要件定義から関わったのか、実装中心なのか、運用・保守まで担当したのかを具体的に示しましょう。

単なる業務の羅列ではなく、どのような役割を果たし、どのような価値を生み出したのかを意識して書くことが重要です。

資格・スキル

資格・スキル欄では、自身が保有している知識や技術を整理して記載します。資格は取得年月を含めて明記し、業務との関連性が高いものを優先的に記載すると効果的です。

テクニカルスキルについては、単に言語名を並べるのではなく、カテゴリごとにまとめると見やすくなります。たとえば、「開発言語」「フレームワーク」「クラウド・インフラ」「データベース」「ツール」などに分類しましょう。

また、実務経験年数や得意度(例:実務5年、設計から対応可能)を補足すると、スキルレベルがより明確になります。読み手が一目で技術スタックを把握できるよう、整理された形式で記載することがポイントです。

自己PR

自己PRは、これまでの経験を踏まえて自分の強みを総合的に伝える項目です。そのため、技術力だけでなく、課題解決力やコミュニケーション力、主体性なども含めてアピールしましょう。書き方のポイントは、具体的なエピソードを交えることです。

例えば、「開発効率を向上させるためにコードレビュー体制を整備し、不具合件数を削減した」など、実際の行動と成果を示します。これによって単なる自己評価ではなく、経験に裏付けられた内容にすることで説得力が高まります。

また、応募企業の求める人物像に合わせて強みを調整することも重要です。自分の特性が企業の課題解決にどう役立つかを意識してまとめましょう。

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Webエンジニアが職務経歴書で効果的にアピールするコツ

職務経歴書は、自身の経験やスキルを伝えるだけでなく、この人と一緒に働きたいと思ってもらうための重要なアピール資料です。特にWebエンジニアは、技術領域や担当工程、成果によって評価が大きく変わるため、書き方次第で印象が大きく左右されます。

ただ情報を網羅するのではなく、読み手の視点を意識し、戦略的にまとめることが大切です。ここでは、職務経歴書を通して自分を効果的にアピールするための具体的なコツを解説します。

経験よりも成果や実績を重視する

職務経歴書では、単に何をやったかを並べるだけでは十分とはいえません。企業が知りたいのは、その経験を通じてどのような成果を出したのかという点です。

例えば「Webアプリを開発した」と書くよりも、「新機能の実装によりユーザー継続率を15%向上させた」と記載することで、具体的な貢献度が伝わります。Webエンジニアはチームで開発を行うことが多いため、自身の役割や工夫した点も明確にすることが重要です。

また、パフォーマンス改善やバグ削減、開発効率向上などは、数値を用いて表現すると説得力が高まります。経験の量だけでなく、そこから生み出した価値を意識してまとめることが効果的なアピールにつながります。

2~3ページ程度にまとめる

職務経歴書は情報量が多くなりがちですが、一般的には2〜3ページ程度にまとめるのが適切とされています。この文量であれば、経歴や強みを十分に伝えつつ、読み手が負担なく全体を把握できます。

長すぎると要点がぼやけてしまい、短すぎると情報不足になる可能性があります。各プロジェクトの内容やスキルを整理し、重要な部分に絞って記載することで、内容にメリハリが生まれます。

読みやすさを意識し、見出しや箇条書きを活用して整理することも大切です。適切な分量にまとめることで、採用担当者に好印象を与えやすくなります。

プロジェクトが多い場合はメリハリをつける

複数のプロジェクトを経験している場合、すべてを同じ分量で詳細に書く必要はありません。応募先企業に関連性の高いプロジェクトや、自身の強みが発揮された案件は詳しく記載し、それ以外は簡潔にまとめるといったようにメリハリをつけることが重要です。

特に直近のプロジェクトや成果の大きい案件は、重点的に説明すると効果的です。一方で補足的な経験は要点のみを簡潔に記載することで、全体のバランスが整います。情報を取捨選択することで、読み手にとって分かりやすく印象に残る職務経歴書になるでしょう。

フォーマットテンプレート(雛形)を活用する

職務経歴書のフォーマットに悩む場合は、テンプレート(雛形)を活用するのも有効です。テンプレートを使うことで、構成やレイアウトを一から考える手間や時間を削減し、内容の作成に集中できます。

インターネット上には無料でダウンロードできるテンプレートも多く、基本的な構成が整っているため、体裁を簡単に整えられます。また、サンプル付きのものを参考にすれば、どの程度の情報を書けばよいのかの目安にもなります。

形式に不安がある場合は、まず雛形を活用してそこに自分の内容を当てはめていく方法がおすすめです。

応募先によって微調整を行う

職務経歴書は一度作成したら終わりではなく、応募先ごとに内容を調整することが重要です。特に自己PRや職務要約は、企業が求めるスキルや人物像に合わせて内容を微調整することで、マッチ度を高められます。

たとえば、自社開発企業の場合は、主体性や提案力を強調すると効果的です。一方で受託開発企業であれば、顧客対応力や納期管理能力を前面に出すなど、企業の特徴に応じてアピールポイントを変えると評価されやすい傾向にあります。

汎用的な内容ではなく、この企業のために作成した書類という意識を持つことで、選考通過の可能性を高められるでしょう。

転職エージェントで添削してもらう

転職エージェントは求人紹介を始め、応募書類の添削や面接対策などの面から転職活動のサポートをしてくれるサービスです。業界や企業ごとの傾向を把握しているため、職務経歴書の改善点を具体的にアドバイスしてもらえます。

自分では十分に書けていると思っていても、第三者の視点から見ると改善の余地がある場合も少なくありません。表現の工夫やアピールの方向性について専門的な意見をもらうことで、より完成度の高い書類に仕上げられます。

客観的なフィードバックを活用することも、効果的なアピールにつながる大切なポイントです。

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まとめ

職務経歴書は、応募者が企業にマッチする人材かどうか、そして入社後に活躍できるかを判断するための重要な材料です。特にWebエンジニアの場合、扱える技術や担当工程、成果によって評価が大きく変わるため、職種に合った書き方を意識することが欠かせません。

作成前には、これまで関わったプロジェクトや自身のスキル・強みを整理し、応募先が求める人物像を把握しておくことが大切です。そのうえで、職務要約・職務経歴・資格/スキル・自己PRといった各項目の役割を理解し、具体性のある内容にまとめましょう。

本記事を参考に、Webエンジニアとしての強みや実績がしっかり伝わる職務経歴書を作成し、選考通過につなげていきましょう。

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