ITエンジニアの履歴書の書き方は?意識したいポイントを解説

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  • 履歴書の基本的な書き方を押さえつつ、ITエンジニアとしてアピールできる内容にする
  • 資格や志望動機、趣味・特技などはアピールポイントとして特に意識して書く
  • 体裁を整えることはもちろん、応募先の企業に合わせた内容になっているかも重要

履歴書は就職活動や転職活動で必ず必要になるものですが、自身を効果的にアピールするために意識しておきたいポイントもあります。本記事では、ITエンジニアの履歴書の書き方について、特に意識したい項目や質の高い履歴書に仕上げるコツを紹介します。

目次

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  1. ITエンジニアが履歴書を書く際のポイントとは
  2. 履歴書でITエンジニアが意識したい項目
  3. 質の高い履歴書に仕上げるコツ
  4. まとめ

ITエンジニアが履歴書を書く際のポイントとは

ITエンジニアが履歴書を書く際は、基本的なポイントを押さえたうえで、ITエンジニアとして強みをアピールできるような履歴書に仕上げるのがポイントです。入職後に貢献の可能性が高いと採用担当者に思わせると、採用の確率アップが見込めます。

本記事では、ITエンジニアが履歴書を書く際のポイントについて具体的に解説します。エンジニア職への就職・転職を検討している場合はぜひ参考にしてください。

そもそも履歴書の役割とは

履歴書は、企業に自身の基本的なプロフィールを伝える「自己紹介」の役割を果たし、採用担当者が自社の求める人物像や要件に合致するかの判断材料となる書類です。

履歴書には正確な身元情報に加えて、志望動機や自己PRも記載します。これにより、「どのような経験・スキルがあるか」を客観的に伝えながら、「それを活かして入職後にどう働きたいか」を企業に簡潔にアピールできます。

採用担当者にとっては「どのような人物が応募してきたか」が一目で分かり、興味を持ってもらえる可能性が高くなります。反対に、履歴書から人物像を掴みにくい場合は自社との相性を判断しかねるため、書類選考でふるい落とされる場合があります。

履歴書と職務経歴書の違い

履歴書は「どんな人が応募してきたか」を伝えるのに対し、職務経歴書は「その人に何ができるのか」を具体的に伝えるための書類です。

職務経歴書には、過去に携わったプロジェクトやその中でのポジション、担当工程、具体的な業務内容、開発環境や成果物を具体的に記載します。特にITエンジニア職は即戦力が求められることから、選考判断は職務経歴書の内容に左右されることが多いです。

しかし、履歴書の段階で採用担当者が興味を失っている場合は、職務経歴書には目を通さないかもしれません。自身の詳しいスキル・経歴をアピールするためにも、まずは履歴書で好印象を残すことが重要になります。

履歴書の基本構成

履歴書の基本的な構成は次の通りです。

  1. 日付:履歴書の提出日
  2. 基本情報(氏名・生年月日・住所・電話番号・メールアドレス)
  3. 学歴
  4. 職歴
  5. 免許・資格
  6. 志望動機
  7. 自己PR
  8. 趣味・特技・備考欄

ITエンジニアの選考では、スキル・経歴に加えて人柄も重視される傾向にあります。志望動機や自己PR、趣味・特技・備考欄は詳しい人物像を伝えられる項目であるため、できる限り多くの情報を簡潔に記しましょう。

履歴書でITエンジニアが意識したい項目

履歴書の中でもITエンジニアが特に意識すべきなのが、次のような項目です。それぞれのポイントをみていきましょう。

履歴書でITエンジニアが意識したい項目

  1. 学歴・職歴
  2. 免許・資格
  3. 志望動機・自己PR
  4. 趣味・特技

学歴・職歴

学歴・職歴は、自身の能力や得意分野、経歴を時系列で伝える項目です。いつどこで何を学び、その経験を活かしてどう働いたのかを通して、採用担当者に自身の人物像を掘り下げてもらう役割を果たします。

基本的に学歴は「高校の卒業年月」から書き始め、以降は「入学」「卒業」の年月を明記します。学校名は略さずに正式名称を記載しましょう。また、職歴は社会人からの経歴を書くのが基本で、短期間の経歴も記載します。

正式な会社名・入社年月・担当業務や部署・退社年月と理由・雇用形態のほか、自己アピールの一環として役職を簡潔に記すのもおすすめです。詳しい業務内容やスキルまで書き込むと履歴書が見づらくなるため、職務経歴書に分けて記載しましょう。

正社員以外の職歴の書き方

原則として、正社員の職歴を書く際は雇用形態の記載は必要ありません。一方、派遣社員・アルバイト・フリーランスで働いた場合は、正式な会社名の横に「丸括弧()」で雇用形態を記すのが一般的です。

その他の書き方は正社員と同様で、入社年月と担当業務・退社年月と理由などを会社ごとに分けて時系列で記します。なお、派遣社員の場合は最初に派遣された年月とともに、派遣元・派遣先の両方を記すのが基本的なルールです。

アルバイトも記載するのが一般的ですが、数日〜数週間など期間が極端に短い場合は省略も可能です。フリーランスの場合は、事業を始めた年月とともに「個人事業主として開業」と記載しましょう。

雇用形態記載内容
派遣派遣元の会社・派遣先の会社・業務内容・
派遣期間を記載
・派遣期間が終了した際は
「派遣期間満了につき退職」と記載
アルバイト「会社名(アルバイト)」の形で記載
フリーランス・活動期間の年月と「個人事業主として活動」
「個人事業主として開業」を記載
・事業内容を記載
・開業届がある場合は屋号を明記
・利用したクラウドソーシングサービスの名称も明記

免許・資格

免許と資格は取得した順に記載するのが一般的です。基本的には、「自動車運転免許証」「TOIEC」などの汎用性の高い資格と、業務に関連するものを中心に記載しましょう。ITエンジニアであれば、「基本情報・応用情報技術者」や「AWS認定」などが代表的です。

書き方としては、取得年月の横に免許・資格を正式名称で記載します。自身のスキルや能力をアピールする項目でもあるため、選考に有利になりやすい免許・資格は漏れなく記載しましょう。

志望動機・自己PR

志望動機・自己PRは応募の熱意や、入職後にどのように企業に貢献するかを伝えるための項目です。学歴や経歴を踏まえた志望動機と自己PRに仕上げることで人物像に一貫性を持たせ、採用担当者にも興味を持ってもらいやすくなります。

また、志望動機と自己PRに矛盾がないことも重要です。例えば、「オリジナルのAI開発をしたい」という志望動機に対し、「チームでは裏方の仕事が得意」といった自己PRはズレがあり、本当は何がしたいのかが伝わりづらくなります。

そのため、志望動機にはその企業・職種を希望する理由を記載し、自己PRには自分にしかない強みを簡潔に伝えましょう。それぞれ、そう思い立った根拠やエピソードを付け加えるとオリジナリティと説得力が増し、自身の人物像に深みを与えられます。

インターネット上をはじめ、さまざまなテンプレートや例文が紹介されていますが、この通りに書くと個性が失われるため、できる限り自分の経験に沿って肉付けをしましょう。

また、志望動機や自己PRをたくさん書くと、1つ1つの印象が薄くなって説得力に欠けるリスクもあるため、志望動機や自己PRはそれぞれ1〜2個程度に留めるのがおすすめです。

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趣味・特技

履歴書における趣味・特技には、経歴だけでは伝えきれない人となりを補完する役割があります。間接的にでも業務につながるような内容を書くと、志望動機や自己PRにも一貫性を持たせやすくなります。

例えば、ITエンジニアならば「パソコン自作」や「オリジナルアプリ開発」などと書くと、スキルや熱意を伝えられるでしょう。このような趣味や特技がない場合は、採用担当者の興味を引くような内容を意識することが大切です。

趣味・特技は面接時の会話の糸口にされることも多いため、自分が話しやすい内容にすることをおすすめします。プライベートで夢中になっている物事や、自分だけの珍しい特技など、オリジナリティの高い内容を考えましょう。

質の高い履歴書に仕上げるコツ

ITエンジニアの履歴書は、上記を押えたうえで、次のようなポイントにも留意するとさらなるクオリティアップを図れます。ここでは、ITエンジニアが質の高い履歴書に仕上げるコツを解説します。

PCで作成する

従来は、丁寧さや人柄が伝わりやすいため手書きの履歴書が好まれていましたが、現在は読みやすさ・管理のしやすさの面から、パソコンで作成するケースも増えています。特にITエンジニアは、スキルをアピールする意味でもパソコンでの作成がおすすめです。

WordかExcelでの作成が一般的で、フォントはMS明朝・ゴシック体など読みやすいものを選びましょう。デジタルでの提出の場合はPDF形式、紙媒体の場合はA4サイズでの出力が通例です。

パソコンで作成する場合でも、手書きと同様に、フォントや文字サイズ、行間など、採用担当者の読みやすさに配慮しましょう。

テンプレートを活用する

テンプレートを活用すれば履歴書のフォーマットを作成する手間が省け、体裁も整えられます。また、Web上のダウンロードサイトのサンプルを参考にするのもおすすめです。

パソコンで作成する場合は、記入欄の配置やサイズを自身で調整できるため、書きやすいようにカスタマイズしましょう。志望動機や自己PR欄を大きめに取ると、応募の熱意をしっかりと伝えられます。

表記の揺れ・間違いに注意する

履歴書を作成する際は、表記揺れや誤字・脱字に注意しましょう。日付・学歴・職歴などに記載する年号は和暦か西暦のどちらかに統一する必要があります。学校名・企業名・資格名は正式名称で記載するのが基本的なルールです。

パソコンで作成する場合は、全角・半角の表記にも配慮しましょう。これらができていない場合は、採用担当者に「だらしない人物」という印象を与える恐れがあります。

企業研究をしたうえで書く

履歴書を作成する前には入念な企業研究が重要です。企業が求める人物像に合わせて志望動機や自己PRを練り上げることができ、採用担当者にも良い心証を与えられる可能性があります。

例えば、企業の理念や事業内容、実績、今後の展望などについて調査しておきましょう。これらに自分がどう貢献できるかを志望動機・自己PRに織り込むと、選考通過率のアップが見込めます。

転職エージェントで添削してもらう

転職エージェントとは、応募者と企業の間に入って転職活動全般を手助けするサービスです。応募者に合った求人紹介から選考対策、内定獲得後の交渉代行などをワンストップで支援します。

多くの転職エージェントは、履歴書をはじめとする応募書類の添削や模擬面接を実施しているため、自身の履歴書に不安がある場合は一度チェックを依頼するのもおすすめです。

企業ごとに対策されたアピール方法や言い回しなどをアドバイスしてもらえる可能性もあり、スムーズな選考通過にも期待できます。

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まとめ

ITエンジニアが履歴書を書く際は、自身の能力やスキル、人柄がしっかりと伝わるような内容に仕上げるのがポイントです。特に学歴・職歴や免許・資格、志望動機・自己PRは、採用担当者が自身の人物像を判断する材料になるため、コツを押さえて仕上げましょう。

応募先が求める人物像と自身のミスマッチをなくすために、事前の企業研究も重要です。履歴書の作成に不安がある場合は、書類添削サービスのあるIT転職エージェントの利用を検討しましょう。

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