WebデザイナーとWebエンジニアの違いは?仕事内容などについて解説

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  • WebデザイナーとWebエンジニアは別の職種であり、求められる専門分野などが異なる
  • Webデザイナーはデザイン設計を行い、Webエンジニアはシステムや機能の実装を担う
  • 未経験から目指す場合にどちらがいいかは、学習内容や評価されるポイントで判断する

WebデザイナーとWebエンジニアは、どちらもWebサイトやWebサービスの制作に関わる職種です。しかし、担当する役割や求められるスキルには違いがあります。本記事では、WebデザイナーとWebエンジニアの違いについて、仕事内容、必要なスキル、年収などを中心に解説します。

目次

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  1. WebデザイナーとWebエンジニアの違いとは
  2. WebデザイナーとWebエンジニアの業務範囲の違い
  3. Webデザイナーの仕事内容
  4. Webエンジニアの仕事内容
  5. WebデザイナーとWebエンジニアのスキルの違い
  6. WebデザイナーとWebエンジニアの年収・求人傾向の違い
  7. WebデザイナーとWebエンジニアの適性の違い
  8. 未経験から目指すならどちらがいいのか
  9. まとめ

WebデザイナーとWebエンジニアの違いとは

WebデザイナーとWebエンジニアは、どちらもWebサイトやWebサービスの制作に関わる職種であるため、同じような仕事だと誤解されることも少なくありません。しかし実際には、担当する役割や業務範囲、求められるスキルには明確な違いがあります。

Webデザイナーは主にデザインやUI・UX設計を担い、見た目や使いやすさを形にする役割です。一方、Webエンジニアはシステムや機能の実装を担当し、Webサイトやサービスを技術的に動かす役割を担います。

本記事では、WebデザイナーとWebエンジニアの違いについて、仕事内容や必要なスキル、年収などの観点からわかりやすく解説します。

WebデザイナーとWebエンジニアは別の職種

WebデザイナーとWebエンジニアは、どちらもWeb制作に関わる職種ですが、求められる専門分野や評価基準は大きく異なります。Webデザイナーは、デザインセンスやUI・UX設計力、ビジュアル表現力など視覚的なスキルが重視されます。

一方でWebエンジニアは、プログラミングスキルやシステム設計力、技術的な問題解決力が評価の中心です。そのため、企業の採用やキャリア区分においても、両者は基本的に別職種として扱われます。

必要とされる知識領域や成長の方向性も異なるため、自身の適性や志向に合わせて選ぶことが重要です。

中小企業や制作会社では兼任することもある

人員が限られている中小企業や制作会社では、WebデザイナーとWebエンジニアの業務を兼任するケースもあります。たとえば、デザイン制作だけでなく、HTML/CSSコーディングや簡単なJavaScriptの実装まで1人で担当することも少なくありません。

特に小規模なWebサイト制作では、企画からデザイン、コーディングまでを一貫して担う人材が求められることもあります。このような環境では幅広いスキルを身につけやすい一方、専門性を深めるには自ら学習を重ねる姿勢が必要になります。

フロントエンドエンジニアは中間的な役割を担う

WebデザイナーとWebエンジニアの中間的な役割を担う職種として挙げられるのが、フロントエンドエンジニアです。フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接触れる画面部分の実装を担当するWebエンジニアの一種です。

デザインをそのまま再現するだけでなく、動きやインタラクションを加え、使いやすい画面を構築します。HTMLやCSSに加え、JavaScriptやフレームワークの知識も求められます。

このようにデザイン理解と技術力の両方が必要とされるため、両職種の橋渡し的な存在といえるでしょう。

WebデザイナーとWebエンジニアの業務範囲の違い

WebデザイナーとWebエンジニアは、同じWeb制作の現場で働く職種ですが、担当する業務範囲には明確な違いがあります。

WebサイトやWebサービスは、企画・設計・デザイン・実装・運用といった複数の工程を経て完成しますが、それぞれの工程で求められる専門性は異なります。ここでは、担当する工程と成果物の観点から両者の違いを解説します。

担当する工程の違い

Webデザイナーは、主に企画段階でのワイヤーフレーム作成や、デザイン設計、UI・UX設計などを担当します。ユーザーにとって見やすく、使いやすい画面を設計し、ビジュアル面を形にする工程が中心です。

一方でWebエンジニアは、設計書やデザインをもとに実際にWebサイトやWebサービスを動かすための実装を行います。プログラミングやデータベース構築、サーバー設定など、技術的な部分を担うのが特徴です。

つまり、デザイナーが見た目や使いやすさを設計する役割であるのに対し、エンジニアは機能や仕組みを実現する役割といえます。

関連する成果物の違い

Webデザイナーの主な成果物は、デザインカンプやバナー画像、ワイヤーフレーム、UIデザインデータなどです。これらは、サイトの見た目や操作性を具体化し、クライアントやエンジニアに完成イメージや設計意図を共有するための成果物といえます。

一方でWebエンジニアの成果物は、HTML・CSS・JavaScriptなどで構成されたWebページのコードや、システムプログラム、データベース設計書などです。実際に動作するWebサイトやアプリケーションそのものが成果物となります。

このように、Webデザイナーはデザインデータを、Webエンジニアは動く仕組みを成果物として生み出す点が大きな違いです。

Webデザイナーの仕事内容

Webデザイナーは、WebサイトやWebサービスの「見た目」や「使いやすさ」を設計・製作する職種です。単にデザインを作るだけでなく、ユーザーの行動や目的を考えながら、成果につながる画面を設計します。

ここでは、Webデザイナーの主な仕事内容について解説します。

Webサイトのデザイン設計

Webサイト全体のデザイン方針を決め、コンセプトに沿ったビジュアルを設計する業務です。企業のブランドイメージやターゲット層を踏まえ、トーンや世界観の選定や、ユーザーが迷わず目的の情報にたどり着けるかを考えます。

コーポレートサイトやECサイト、採用サイトなど、目的に応じてデザインの方向性も変わります。ブランド訴求や購買促進、応募獲得など、それぞれのゴール達成につながるデザイン設計が求められます。

UI・レイアウト設計

UI設計は、ユーザーがWebサイトやアプリを直感的に操作できるように画面を構成する重要な工程です。具体的には、画面全体のレイアウト設計、ボタンやメニューの配置、情報の優先順位付け、そして目的のページへ自然に誘導する導線設計などを行います。

設計する際は、ユーザーが迷わず次の行動に進めるよう、視線の流れや操作のしやすさを意識することが大切です。たとえば、購入や問い合わせなどの重要なボタンは目立つ色や配置にする、ファーストビューに要点をまとめるといった工夫が求められます。

また、スマートフォン利用を前提とした設計も重要で、タップしやすいボタンサイズやスクロールのしやすさなども考慮します。

ビジュアル制作

ビジュアル制作は、Webサイトやサービスの印象を形づくる重要な業務です。具体的には、配色設計やフォント選定、画像の加工・調整、バナーやアイキャッチ画像の制作など、視覚的な要素全般を担当します。

ブランドイメージやターゲット層に合わせて色や書体を選び、統一感のあるデザインを構築することが求められます。例えば、色はユーザーに与える印象を大きく左右し、青は信頼感、赤は行動喚起といった心理的効果も考慮しながら設計することが重要です。

また、フォントの種類や文字間隔によって、読みやすさや高級感などの印象も変わります。こうした細かな調整を積み重ねることで、完成度の高いビジュアルが生まれます。

設計資料の作成

Webデザインの現場では、完成したビジュアルをいきなり制作するのではなく、まず設計資料を作成して全体像を整理します。代表的なものがワイヤーフレームとデザインカンプです。

ワイヤーフレームは、ページの構成や情報の配置、コンテンツの優先順位を示す設計図のような資料です。色や装飾は最小限に抑え、どこに何を配置するのかを明確にします。これにより、情報設計や導線の確認を行い、方向性のズレを防ぎます。

一方、デザインカンプは完成イメージを具体化したビジュアルデータです。配色やフォント、画像などを反映させ、実際の見た目に近い形で提示します。クライアントとの合意形成や、エンジニアへの実装指示に欠かせない重要な成果物です。

コーディング(実装)

企業によっては、WebデザイナーがHTMLやCSSによるコーディングまで担当することもあります。デザインカンプをもとに、レイアウトや装飾をWeb上で再現するフロントエンド実装を行うケースです。

一方で、JavaScriptによる高度な動きの実装やシステム連携などは、高度なプログラミングはエンジニアが担当する場合が多いです。ただし、小規模な制作会社やインハウス体制では、簡単なアニメーションや動的表現までデザイナーが担う場合もあります。

このように実装範囲は企業によって異なり、デザインと実装の両方を担うかどうかは、職場環境や役割分担によって変わります

Webエンジニアの仕事内容

Webエンジニアは、WebサイトやWebサービスを技術的に構築し、実際に動く仕組みを作る職種です。デザインや設計をもとに、プログラミングを通じて機能を実装し、ユーザーが快適に利用できる環境を整えます。

Webエンジニアの業務は、大きくフロントエンド業務とバックエンド業務に分かれます。ここでは、Webエンジニアの仕事内容について詳しく解説します。

フロントエンド業務

フロントエンド業務は、ユーザーが直接操作する画面部分を構築する仕事です。HTMLやCSSでページ構造やデザインを実装し、JavaScriptなどを使って動きやインタラクションを加えます。

デザインを正確に再現するだけでなく、操作性や利便性も意識する必要があります。ユーザーがストレスなく利用できる環境を整え、見た目と機能の両立が求められる重要な分野です。

画面表示の制御

画面表示の制御は、ユーザーの操作に応じてページの内容や見た目を動的に変化させるための重要な業務です。主にJavaScriptを用いて実装され、クリックやスクロール、入力といったアクションに反応して画面を制御します。

たとえば、ボタンを押した際のポップアップ表示や、フォーム入力時のリアルタイムなエラーチェック、画像のスライドショーを自動で切り替えるなどの処理が挙げられます。

また、メニューの開閉アニメーションや、スクロールに合わせた表示切り替えなども代表的な機能です。こうした動きのある表現は、単なる装飾ではなく、ユーザーの操作性や理解しやすさを高める役割を持ちます。

表示最適化

表示最適化では、スマートフォンやタブレットなどさまざまな端末に対応するレスポンシブ設計を行います。面幅に応じてレイアウトを調整することで、どのデバイスでも見やすく操作しやすい表示が実現します。

また、画像の圧縮やコードの軽量化などにより、ページの表示速度を改善する作業も最適化の一種です。表示速度はユーザー満足度だけでなく、検索エンジンの評価にも影響する要素です。

そのため、見た目の再現だけでなく、パフォーマンス面や可用性を考慮した調整が求められます。快適な閲覧環境を維持するための技術的な最適化は、Webサイト運営において重要な業務です。

バックエンド業務

バックエンド業務は、サーバー側で動作する処理やシステム全体のロジックを構築する仕事です。ユーザーからは直接見えない部分ですが、Webサービスの中核を担います。

具体的には、プログラミング言語やフレームワークを用いて、データ処理や機能実装を行います。安定稼働やセキュリティ対策も重要で、サービスの信頼性を支える役割を担っています。

データ処理

データ処理は、Webサービスの裏側で情報を安全かつ正確に扱うための重要な業務です。具体的には、データベースを操作し、会員情報や商品情報、注文履歴、問い合わせ内容などを保存・更新・取得する仕組みを構築します。

ユーザーがフォームに入力した内容を適切に保存し、必要なタイミングで正確に呼び出せるよう設計することが求められます。また、データの整合性を保つための制約設定や、誤ったデータが登録されない仕組みづくりも重要です。

さらに、個人情報を扱う場合はアクセス制御や暗号化などのセキュリティ対策も欠かせません。利用者が増えても安定して処理できるように、効率的なデータ設計やパフォーマンスの最適化も求められます。

機能実装

機能実装では、ログイン機能や予約システム、決済機能など、Webサービスの中心となる仕組みを構築します。ユーザーの操作に応じて、入力内容の検証、データベースとの連携、結果の返却までを一連の処理として設計・実装します。

たとえばログイン機能では、IDやパスワードの照合、認証処理、セッション管理などを行います。また、予約機能では空き状況の確認や重複防止処理、決済機能では外部決済サービスとの連携や取引データの記録などが必要です。

さらに、エラー発生時の処理や不正アクセス対策を講じることも重要です。将来的な機能追加や仕様変更に対応できるよう、保守性や拡張性を意識した設計が求められます。

WebデザイナーとWebエンジニアのスキルの違い

WebデザイナーとWebエンジニアは同じWeb制作の現場で働きますが、求められるスキルの方向性は大きく異なります。

Webデザイナーは見た目や使いやすさを形にするための表現力や設計力が重視されるのに対し、Webエンジニアは機能や仕組みを実現するための技術力が求められます。ここでは、それぞれに必要なスキルを具体的に解説します。

Webデザイナーに求められるスキル

Webデザイナーには、単に美しいデザインを制作する力だけでなく、ユーザー視点で物事を考えられる設計力が求められます。企業のブランドイメージやサービスの目的を理解し、それを視覚的に表現する力が重要です。

また、Webサイトは最終的に成果を出すためのツールであるため、見た目の良さだけでなく、コンバージョンや回遊性を意識した設計も必要です。

さらに、クライアントやエンジニアとの連携も欠かせないことから、専門知識をわかりやすく共有できる伝達力も大切なスキルの一つです。

デザイン理論

配色やレイアウト設計、視線誘導といったデザイン理論は、Webデザイナーの基礎となる重要な知識です。色にはそれぞれ心理的な効果があり、ブランドイメージや訴求内容に応じて適切に選定する必要があります。

また、情報を整理し、ユーザーが自然な流れで読み進められるレイアウトを構築することも重要です。視線の動きや余白の使い方を理解することで、見やすく使いやすいデザインが実現できます。

単なる感覚ではなく、理論に基づいた設計ができることが、質の高いWebデザインにつながります。

ツール操作スキル

FigmaやCanva、Photoshopなどのデザインツールを使いこなすスキルも欠かせません。ワイヤーフレームやデザインカンプの制作、画像の加工やバナー作成など、日常業務の多くはツール操作に支えられています。

近年では共同編集機能を備えたツールも増えており、チームで効率よく作業を進めるための理解も必要です。ツールはあくまで手段ですが、操作に習熟していることで表現の幅が広がり、作業効率も向上します。

新しいツールや機能に柔軟に対応できる姿勢も、プロとして重要な要素です。

コミュニケーション能力

Webデザイナーは、クライアントの要望や課題を正確にくみ取り、それをデザインとして形にする役割を担います。そのため、ヒアリング力や要点を整理する力が求められます。

また、エンジニアと連携して実装を進める場面では、デザインの意図を明確に伝えるために専門用語をかみ砕いて説明する力や、相手の立場を理解した対話力も重要です。

円滑なコミュニケーションが取れることで、制作過程のトラブルを防ぎ、より完成度の高いWebサイトづくりにつながります。

Webエンジニアに求められるスキル

Webエンジニアには、WebサイトやWebサービスを安定して動かし続けるための高度な技術力が求められます。単にプログラムを書けるだけではなく、システム全体の構造を理解し、拡張性や保守性を意識した設計ができることが重要です。

また、データの扱い方や通信の仕組み、セキュリティ対策など、幅広い分野の知識が必要になります。正確性と論理的思考力をもとに、問題を切り分けて解決できる力がWebエンジニアとしての基盤となります。

プログラミングスキル

Webエンジニアにとって最も基本となるのがプログラミングスキルです。HTMLやCSS、JavaScriptといったフロントエンド技術に加え、バックエンド言語や各種フレームワークの理解も求められます。

単に機能を実装するだけでなく、可読性や保守性を考慮したコードを書くことが重要です。将来的な機能追加や修正がしやすい構造を意識することで、長期的に安定した運用が可能になります。設計に基づいて効率よく開発できる力が、エンジニアとしての基礎を支えます。

データベースやサーバーの知識

Webサービスでは、会員情報や商品情報、注文履歴など多くのデータを扱います。そのため、データベースの仕組みや設計方法を理解しておくことが不可欠です。データの保存・取得の流れを正しく設計しなければ、サービスの安定性や安全性に影響が出ます。

また、サーバーの仕組みや通信の流れを理解していないと、トラブル発生時の原因特定や対処が難しくなります。安定したサービス運用のためには、バックエンドの基盤知識が重要です。

セキュリティ・保守意識

Webサービスは常にインターネット上に公開されているため、不正アクセスや情報漏洩のリスクがあります。そのため、脆弱性対策やアクセス制御、データ暗号化などのセキュリティ対策を意識することが欠かせません。

また、システム障害が発生した場合に迅速に対応できる体制づくりも重要です。定期的なメンテナンスやアップデートを行い、安全かつ安定して運用できる環境を維持する姿勢がWebエンジニアには求められます。

WebデザイナーとWebエンジニアの年収・求人傾向の違い

WebデザイナーとWebエンジニアは同じWeb制作業界に属しますが、年収や求人状況には傾向の違いがあります。これはそれぞれの職種が求められる役割やスキルセット、業界内での需要の広がりが異なるためです。

両者の平均的な給与水準や求人の特徴を押さえることで、自分のキャリア選択の参考になります。以下で、WebデザイナーとWebエンジニアの年収目安と求人傾向について解説します。

Webデザイナーの年収目安

Webデザイナーの年収は、厚生労働省の職業情報などによると、400万円台前半〜中盤程度が一つの目安とされています。経験やスキル、勤務先の規模によって差があり、都市部ではやや高めの水準になる傾向があります。

実務経験を積み、UI/UX設計やディレクション業務まで担えるようになると、500万円台に到達するケースもあります。さらに、アートディレクターやリーダー職では600万円以上を目指すことも可能です。

求人傾向としては、Web制作会社だけでなく、事業会社のインハウスデザイナーやEC運営企業、ITベンチャーなど幅広い業界で募集が見られます。特にUI/UX設計やコーディングスキルを併せ持つ人材は評価が高い傾向にあります。

参考:Webデザイナー(Web制作会社)- 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

Webエンジニアの年収目安

Webエンジニアの平均年収は、厚生労働省データによると500万円台前半〜中盤程度とされています。これは日本全体の給与所得者平均と比べても高水準であり、Web・IT領域での技術職として安定した給与水準があることがわかります。

求人傾向としては、企業のデジタル化が進む中でWebサービス開発の需要が高く、バックエンドやフルスタック開発者、フレームワークに精通したエンジニアの応募が活発です。

また、Webエンジニアは正社員採用だけでなく、契約社員やフリーランス案件も多く、経験やスキルを活かした働き方の選択肢が豊富です。

参考:システムエンジニア(Webサービス開発)- 職業詳細|職業情報提供サイト(job tag)

WebデザイナーとWebエンジニアの適性の違い

WebデザイナーとWebエンジニアは、同じWeb制作に関わる職種ですが、向いている人のタイプには違いがあります。Webデザイナーは視覚的な表現やユーザー体験の設計に強みを発揮する職種であり、感性や発想力が活きやすい仕事です。

一方、Webエンジニアは論理的思考や技術的探究心が重要となる職種で、仕組みづくりや問題解決にやりがいを感じる人に向いています。ここでは、それぞれに向いている人の特徴を具体的に解説します。

Webデザイナーに向いている人の特徴

まず大前提として、デザインやビジュアル表現が好きであることは大きな適性です。色の組み合わせやフォント選び、レイアウトの工夫などを考えること自体を楽しめる人は、仕事として継続しやすいでしょう。

また、流行のデザインや新しい表現方法に興味を持ち、自ら研究できる姿勢も重要です。見た目の美しさだけでなく、ユーザーにとって心地よい体験を届けたいという気持ちを持てる場合、Webデザイナーに向いているといえるでしょう。

以下は、Webデザイナーに向いてる人の特徴です。

  1. デザインやビジュアル表現が好き
  2. 色やレイアウトを考えることを楽しめる
  3. 流行やトレンドに敏感
  4. ユーザー目線で物事を考えられる
  5. 細部まで丁寧に作り込める
  6. クライアントやチームと円滑に連携できる

Webエンジニアに向いている人の特徴

Webエンジニアは、Webサービスを技術的に構築し、安定して動作させる役割を担う職種です。そのため、論理的に物事を考える力がある人に向いています。

プログラミングは条件や処理の流れを組み立てる作業であり、エラーが発生した際には原因を冷静に分析し、筋道立てて解決する力が求められます。また、開発現場では想定外のトラブルも起こるため、問題解決に前向きに取り組める姿勢も重要です。

論理的思考力と学習意欲を持ち、粘り強く取り組める人はWebエンジニアに適しているといえるでしょう。以下は、Webエンジニアに向いてる人の特徴です。

  1. 論理的に物事を考えるのが得意
  2. 問題解決にやりがいを感じる
  3. プログラミングや技術に興味がある
  4. 集中して作業に取り組める
  5. 新しい技術を学び続けられる
  6. システムの安定性や安全性に責任を持てる

未経験から目指すならどちらがいいのか

WebデザイナーとWebエンジニアのどちらを目指すべきかは、単純に難易度で比較できるものではありません。必要とされるスキルの方向性が異なるため、興味や得意分野、将来どのようなキャリアを築きたいかによって適した選択は変わります。

デザインや表現に魅力を感じる人もいれば、仕組みづくりや技術探究にやりがいを感じる人もいます。また、将来的にマネジメント職や専門職を目指すのか、フリーランスとして独立したいのかによっても選択は異なります。

未経験から目指す場合は、それぞれの特徴を理解し、自分の適性や目標に合った道を選ぶことが重要です。ここでは、それぞれを目指す際のポイントを解説します。

Webデザイナーを目指す場合のポイント

Webデザイナーを目指す場合は、まずデザインの基礎理論を学び、配色やレイアウト、タイポグラフィなどの知識を身につけることが重要です。あわせて、FigmaやPhotoshopなどのデザインツールの操作にも慣れておく必要があります。

採用選考では、実務経験の有無よりもポートフォリオが重視される傾向があります。そのため、自分で制作したWebサイトデザインやバナー、UIデザインなどをまとめ、制作意図や工夫点を説明できるようにしておくと評価されやすいでしょう。

Webエンジニアを目指す場合のポイント

Webエンジニアを目指す場合、プログラミング学習が必須です。HTML・CSS・JavaScriptなどの基礎から始め、バックエンド言語やフレームワークの理解へと段階的に進めていきます。単に知識を覚えるだけでなく、実際にコードを書いて動くものを作ることが重要です。

評価の際には、WebサイトやWebアプリなどの成果物が重視されます。自分で作成したサービスやアプリをポートフォリオとして提示できれば、実践力の証明になります。エラーを解決した経験や設計の工夫などを説明できると、より高い評価につながります。

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まとめ

本記事では、WebデザイナーとWebエンジニアの違いについて、仕事内容やスキル、年収、適性、未経験から目指す際のポイントまで幅広く解説しました。

Webデザイナーは見た目や使いやすさを設計する職種であり、デザイン力や表現力、ポートフォリオの完成度が重視されます。一方、Webエンジニアは機能や仕組みを構築する職種であり、プログラミングスキルや論理的思考力、成果物による実力の証明が重要になります。

どちらが良いかは単純に難易度で決められるものではなく、自分の興味や得意分野、将来のキャリア設計によって選択が変わります。未経験からでも、基礎学習と実践を積み重ねることで十分に目指すことは可能です。

本記事を参考に、自分に合った道を見極め、一歩ずつ着実にスキルを磨いていきましょう。

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