【最新比較表付き】eラーニングシステム(LMS)の比較12選!メリット・デメリット、企業におすすめの選び方も解説【口コミあり】

Check!
- 厳選したeラーニングシステム12選を企業向け・個人向けなどのタイプ別にご紹介
- 2025年最新のカオスマップであなたにぴったりのeラーニングシステムがわかる
- eラーニングシステム選びでは教材・対象人数・機能への着目が重要
時代に伴い変化した「学び」のスタイルには、時間や場所を問わずに学習できる環境が必要です。本記事ではeラーニングシステム(LMS)のおすすめ12選を選び方とともに紹介。無料で使えるシステムや種類・評判などを、一覧表などで分かりやすく解説します。
目次
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eラーニングシステム(LMS)とは

eラーニング(e-Learning/イーラーニング)とは、スマホやタブレットなどの電子端末やインターネットを介して学ぶ学習形態です。通勤時間や業務の合間など、時間や場所を問わず好きなタイミングで学習する事ができます。
eラーニングの「e」はelectronicの略称で「電子的」を意味するため、CD-ROMを視聴する教材もeラーニングの1つです。
eラーニングシステムとは
eラーニングシステムは、インターネット上で学習を管理・提供できる画期的なツールです。このシステムは通常、学習管理システム(LMS)と、実際に学習する教材コンテンツの二つの主要な要素で構成されています。LMS(Learning Management System:学習管理システム)は、オンライン学習やeラーニングを効果的に運用するための基盤となるプラットフォームであり、現代の企業においては、従業員のスキルアップやコンプライアンス教育といった人材育成におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する上で、もはや不可欠な存在となっています。
企業におけるeラーニングシステム(LMS)の広がる利用例
企業におけるeラーニングシステムの最も代表的な利用例は、やはり社内研修です。かつては集合研修が主流でしたが、eラーニングシステムの導入により、その形態は大きく変化しました。
例えば、新入社員に対して行われる新人研修は、eラーニングシステムによって劇的に効率化されます。会社の基本理念、組織構造、主要な業務プロセスなどを動画やインタラクティブな教材で学ぶことで、新入社員は自身のペースで着実に知識を習得できます。また、質疑応答はオンラインフォーラムやチャットを通じて行えるため、疑問を抱え込むことなくスムーズに学習を進めることが可能です。
さらに、全従業員に必須となるビジネスマナー研修や、法改正に対応したコンプライアンス研修なども、eラーニングシステムとの相性が抜群です。全社員が同じ質の研修を、場所や時間にとらわれずに受講できるため、研修の公平性を保ちつつ、漏れなく実施できます。特に、情報セキュリティ研修やハラスメント研修など、定期的な更新が必要な内容も、LMS上で最新のコンテンツを簡単に配信できるため、常に従業員の知識をアップデートできるメリットがあります。
その他にも、特定のスキル習得を目指す専門スキル研修(例:営業職向けの製品知識研修、開発者向けのプログラミング研修)、管理職向けのマネジメント研修、さらにはグローバル展開している企業であれば、各国拠点の従業員に対する多言語対応の研修なども、eラーニングシステムを通じて効率的に実施されています。従業員が自主的にキャリアアップを目指せるよう、幅広いテーマのコンテンツを提供し、受講履歴や習熟度を管理することで、個々の成長を強力にサポートできるのです。

株式会社矢野経済研究所が行った市場調査によると、2024年度の国内eラーニング市場規模は、前年度比0.1%増の3,693億5,000万円が予測され、BtoB市場では、企業のDX推進やリスキリングへの対応としてeラーニングを指向する動きが見られ、今後も導入が増える見込みです。
eラーニング市場に関する調査を実施(2024年)- 株式会社矢野経済研究所
eラーニングシステム(LMS)の始め方

eラーニングシステム(LMS)の多くは資料請求をすることで、運用を開始できます。これは公式サイトから検討した場合も同様です。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、複数の製品を比較して自社に最適なeラーニングシステムを選びましょう。
おすすめのeラーニングシステム12選

ここでは数あるeラーニングシステムを厳選し判明した、eラーニングシステムおすすめ12選を紹介します。資料請求と合わせて自社にあった最適なサービスを選びましょう。
一覧表で見る\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
タイプ別 | eラーニングシステム特徴比較
※1サービスのダウンロードページから、複数サービスの資料をダウンロードできます。
eラーニングシステム(LMS)の選び方

eラーニングシステム(LMS)選びを失敗しないための重要な比較ポイントを4点紹介します。より詳しく知りたい方は、「【もっと詳しく】eラーニングシステムの選び方」をご覧ください。
\気になる項目をクリックで詳細へジャンプ/
教材の種類で選ぶ
eラーニングシステムには多くの商品が展開されていますが、システムによって利用できる教材の種類はさまざまです。自社で作成した教材を使用したい場合や、職種に応じた専門的な教材を使用したい場合など、用途に合わせて選びましょう。
自社にとって効果の高いeラーニングシステムを導入するためには、ポイントを押さえて検討することが必要です。以下に、教材を選ぶ上での3つの重要ポイントを挙げています。
教材作成の方法
教材の作成方法にはいくつか種類があり、自社でオリジナルの教材を制作するか、ベンダーあるいは他者が提供する教材を使用するかによってシステムとの相性が変わってきます。
自社で作成する場合、参加者に伝えたい内容をピンポイントで押さえた教材を作れます。また、研修に適した教材があらかじめ揃っている会社では、導入コストが抑えられるというメリットもあります。
一方で、外部から提供された教材を使用する場合は、内容のチェックや選別などの作業が必要になります。研修内容を指定し外部へ制作を委託する場合はコストがかかるため、費用的な問題も考慮した上で、自社が使用する教材に適合したシステムを選びましょう。
教材の内容
eラーニングシステムが提供している教材は、サービスによって職種や専門領域が異なります。また、特徴や内容によって汎用型と専門分野特化型に分類できます。
汎用型のeラーニングシステムでは、マナー研修・ハラスメント研修・コンプライアンス研修など、多くの企業で一般的に利用される汎用的な教材が多く揃うという特徴があります。基礎的な内容の研修から取り組みたい企業に適していると言えるでしょう。
一方で、専門分野特化型は、ITやセキュリティ技術などの専門的な分野に特化した教材を展開しています。社員教育に専門領域の教材を取り入れていきたい企業に向いており、基礎的な研修を終了した後のステップアップにもおすすめです。
コンテンツの種類
eラーニングシステムで使用するコンテンツには、テキスト・音声・動画などの種類があります。近年では動画によるコンテンツが主流になっていますが、システムによって対応できるコンテンツの種類が異なる場合があるため、注意が必要です。
自社の研修で使用した紙の資料やPDFをアップロードするものや、講師が実際の講義を行う動画タイプのものなど、使用したいコンテンツの種類に合わせたシステムを選びましょう。
対象人数で選ぶ
eラーニングシステムの中には、同時に受講できる人数の上限が定められているものがあります。従来の研修講座に比べると多人数に対応可能な場合が多いですが、企業の規模によっては不足する場合があります。
一般的に、対応可能な人数が多いものは費用が高額になる傾向があります。研修内容によっても参加状況は変わってくるため、実際の利用者数を確認し、人数に合わせた無駄のないプランを選ぶのがおすすめです。
機能で選ぶ
eラーニングシステムには、オンラインの環境があれば場所を選ばず学習を進められるというメリットがあります。一方で、システムの機能性が学習効率に影響を及ぼす場合もあります。学習を進めやすいシステムを導入するために、以下のポイントに注目しましょう。
テスト・アンケート機能
eラーニングでは受講者の反応がわかりにくく、学習内容の定着度の把握が難しいです。ただ研修を実施するだけではなく、効果を定着しやすくするためにテスト機能やアンケート機能を利用するのがおすすめです。
テスト機能では、学習コンテンツの最後に学習内容に関するテストを設問できます。回答によって受講者本人は自分の理解度を把握でき、管理者側は研修効果のフィードバックを得られるというメリットがあります。
また、受講後にアンケートを回収する機能を搭載しているシステムも存在します。参加者本人が自分の言葉で学習内容を振り返ることによって、アウトプットによる知識の定着が見込めます。
コミュニケーション機能
eラーニングによる学習は独学に近い状態になるため、モチベーションの維持が難しいと言われてます。また、行き詰まった時や質問したい時なども1人で解決しなければならず、学習が停滞してしまうこともあります。
受講者同士や受講者と管理者がやりとりできる環境を整えたい場合は、コミュニケーション機能を備えたeラーニングシステムが適しています。コミュニケーションの方法には掲示板・チャット・問い合わせ・FAQなどの種類があり、用途に合わせて選べます。
また、コミュニケーション機能の1つである進捗管理機能では、進捗状況が遅れている受講者をアラート通知し、管理者側から個別にアプローチすることもできます。これによって質疑応答が活発化し、全体的な理解度の向上に繋がります。
外国語対応
外国人従業員がいる場合は、使用言語に対応しているシステムを選びましょう。英語や中国語など一部の外国語にだけ対応可能なものやグローバル企業向けのものなどがあるので、自社に在籍する従業員に合ったものを選ぶことが重要です。
日本人従業員だけが学習できる環境は、平等な労働環境とは言えません。外国人従業員が在籍している企業は、全従業員が平等に学習できるよう外国語対応は必須機能です。
提供形態で選ぶ
eラーニングシステムの提供形態は、大きく分けてオンプレミス型とクラウド型の2種類があります。どちらのタイプを選ぶかは、企業の予算、求めるカスタマイズ性、運用体制などによって最適な選択が異なります。
オンプレミス型eラーニングシステム
オンプレミス型は、自社のサーバーやデータセンター内にeラーニングシステムを構築・運用する形態です。すべてのシステムやデータが企業内部で管理されるため、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 高いカスタマイズ性: 自社にとって必要な機能を柔軟に設定し、独自の業務プロセスや既存システムとの連携に合わせて、ゼロからシステムを構築・カスタマイズできます。企業にとって、最適な環境を構築できる点が最大の魅力です。
- 強固なセキュリティ管理: システム全体を自社で管理するため、セキュリティポリシーを厳格に適用し、情報漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。機密性の高い情報を扱う企業や、厳しいセキュリティ要件を持つ業界に適しています。
- 長期的なコストメリット: 初期費用は高額になりますが、一度導入してしまえば月額利用料などは発生せず、長期的に見ると運用コストを抑えられるでしょう。
デメリット
- 高額な導入費用と運用コスト: システムの構築には、サーバーやソフトウェアの購入費、設置費用、開発費用などがかかります。また、導入後もシステムの保守・運用、セキュリティ対策、バージョンアップ作業などに専門知識を持つ人材やコストが必要です。
- 運用負担の大きさ: システムの安定稼働を維持するために、定期的なメンテナンスやトラブル対応など、IT部門に大きな負担がかかります。
- 導入までの時間: システムの設計、開発、テストなどに時間がかかるため、サービス開始までに期間を要します。
クラウド型eラーニングシステム
クラウド型は、eラーニングシステムを提供するベンダーが管理するクラウドサーバーにインターネットを通じてアクセスし、サービスとして利用する形態です。SaaS(Software as a Service)形式で提供されることが一般的で、近年多くの企業で導入が進んでいます。
メリット
- 導入の手軽さ: インターネット環境とデバイス(PC、タブレット、スマートフォンなど)があれば、IDとパスワード一つですぐに利用を開始できる手軽さが最大の魅力です。サーバー構築やソフトウェアのインストール作業は不要です。
- 初期費用と運用コストを安く抑えられる: 自社で高額なサーバーを購入する必要がなく、月額利用料やID数に応じた費用を支払う形式が多いため、初期投資を大幅に抑えられます。システムのメンテナンスやバージョンアップはベンダー側が行うため、自社の運用負担も軽減されます。
- 拡張性・柔軟性: 利用ユーザー数の増減や、必要な機能の追加・削除に柔軟に対応できるサービスが多く、企業の成長やニーズの変化に合わせてスケールを調整しやすいです。
- 常に最新の機能を利用可能: ベンダーが定期的にシステムをアップデートするため、常に最新の機能やセキュリティ対策が適用された状態で利用できます。
デメリット
- カスタマイズ性の制限: 既存のシステムを利用するため、オンプレミス型に比べて機能の拡張性やデザインの自由度はやや劣ります。特定の独自機能が必要な場合は、利用できない可能性があります。
- セキュリティのリスク: システムがクラウド上にあるため、ベンダー側のセキュリティ対策に依存することになります。信頼できるベンダーを選ぶことが重要です。
- インターネット環境への依存: インターネットに接続できない環境ではサービスを利用できません。
- 月額利用料の継続発生: 利用している限り、継続的に費用が発生します。長期的に見た総コストは、オンプレミス型と比較検討が必要です。
どちらの提供形態が自社に適しているか?
どちらの提供形態が最適かは、企業の状況によって異なります。
- 大規模で複雑なシステム連携や高度なセキュリティ要件、独自の機能が必要な場合、あるいは初期投資を許容し長期的な運用コストを抑えたい場合はオンプレミス型が適しているでしょう。
- 一方、迅速な導入を望み、初期費用を抑えたい場合、運用負担を軽減したい、あるいは標準的な機能で十分な場合は、クラウド型がおすすめです。
自社の研修目的、予算、ITリソース、セキュリティポリシーなどを総合的に考慮し、最適なeラーニングシステムの提供形態を選択することが重要です。
導入実績が豊富
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Mogic株式会社
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ここがおすすめ!
- 企業の規模に合わせた料金体系があり、どれだけ費用が掛かってくるか予算を立てやすい
- 年に4回以上のアップデートが行われており、PCの最新のOSにも対応できる
- デザインの選択やロゴの登録が可能で、オリジナル感ある資料が作れる
- 独自の教材をアップロードし、自由に設定した価格でエンドユーザーへ再販売することができる「OEM制度」も展開している
ここが少し気になる…
- 教材は自社で作成する必要があるため、1から始める場合は時間や労力が掛かる可能性も
インプットだけで終わらない!学んだことをすぐに実践できる「Smart Boarding」
株式会社FCE
Smart Boarding




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ここがおすすめ!
- 内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まであらゆるシーンで活用
- 属人化を防いでいつでも何回でも学習できる環境を実現
- 自社オリジナルコースの作成や学習進捗管理も行える
ここが少し気になる…
- 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートを受けられるのは「充実サポートプラン」のみ
英語学習に利用したい
TOEIC対策からビジネス英語まで成果に繋がる英語研修「Reallyenglish」
株式会社EdulinX
Reallyenglish



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ここがおすすめ!
- 「総合力向上」「スピーキング」「ライティング」「TOEIC対策」など、コースが充実!
- 個々の英語レベルに合わせてカリキュラムを自動で生成するため、効率よく学べる(一部のコース)
- オンライン英会話は業界内で評判のいい「QQEnglish」が提供
ここが少し気になる…
- 期間内にコースを修了しなければならない(別途料金を払えば延長可能)
教育機関の英語研修に必要な機能が低コストで導入できる「Pholly」
Mogic株式会社
Pholly


学修記録をシステムのクラウド上で可視化し、さまざまな教育現場・企業研修で煩雑化する作業の利便性を高めるなら、Phollyの導入がおすすめです。


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ここがおすすめ!
- 共有機能やコミュニケーション機能なども備え、オールインワンで使える
- 100ユーザーまで月額2万円からと、低コストで導入できる
- 学生から教員まで、年齢問わず扱いやすいシンプルな機能と画面
ここが少し気になる…
- 動画配信はオプション扱いで、ライトプランでは一部利用できない機能がある
社員育成に利用したい
コンプライアンス領域に特化したビジネス・法人向け研修サービス「OneCompliance」
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
コンプライアンスに特化!上場準備中/IPO準備中、上場企業、大手グループ会社、監査法人、金融機関/フィンテック、中堅/中小企業の方に特におすすめ

ここがおすすめ!
- 上場準備中/IPO準備中の企業にも最適
- ダッシュボードや自動リマインダーなど管理工数を最小化
- 初期費用なし、受講人数に合わせた料金体系のためコストを最適化
ここが少し気になる…
- 費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせで確認
現役エンジニアからキャリアに繋がるスキルを学ぶ「CodeCamp」
すぐに役立つ実践的なコンテンツでビジネスの人材育成ができる「SAKU-SAKU Testing」
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing

ここがおすすめ!
- 不慣れな方でも作成・登録しやすいコンテンツ機能を多数搭載
- ユーザー管理機能を備えているため、より細かな対象でカテゴリーやグループを紐づけられる
ここが少し気になる…
- 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとなる
オンライン研修と自己啓発学習の掛け算で学び続ける組織を作る「Schoo for Business」
株式会社Schoo
Schoo for Business
ここがおすすめ!
- 7,000本以上の動画が見放題かつ、普段の生活にも役立つプログラムが豊富なためスキルアップにつながる
- スマホからでも動画を視聴することができ、移動をしている際でも効率よく学ぶことが可能
ここが少し気になる…
- 研修のような基礎的な動画が多いため、内容が浅いと感じてしまう可能性も
-
たくさんのコンテンツがあり、自発的に利用する人が増えた。これまでの研修は時間を決めて行う必要があり、業務の都合上参加できないことも多かったが、時間や場所を気にする必要がなくなった。
-
管理画面の操作がシンプルでわかりやすく、生配信(時間指定配信)がある為、社内でのschoo活用が浸透させやすい仕組みが整っている。
-
勤怠状況が可視化でき、わかりやすい
階層別・スキル別のeラーニングで効果的な人材育成に「etudes Plus」

ここがおすすめ!
- 階層やテーマに合わせて学ぶべき教材があらかじめセットになっているため、受講コース決定がスムーズ
- 自社教材のアップロード数は無制限で、動画やテストを組み合わせたオリジナルコース作成も可能
ここが少し気になる…
- 階層・テーマ別セットなど提供教材を利用するには「etudes Plus」プランを契約する必要がある
スモールスタートで始められる
1,000種類以上の動画研修コンテンツが受け放題「AirCourse」
KIYOラーニング株式会社
AirCourse

ここがおすすめ!
- 定額制では750コース・4,500本以上の動画を備えており、コンテンツ不足解消にもうってつけ
- 1つの動画は5分程度で終わるため、隙間時間の活用にもなる
ここが少し気になる…
- 自社コースでコンテンツ不足になった場合はコンテンツプラスプランへの切り替えが必要
-
・好きなタイミングで講義動画を視聴できる点が大きなメリットでした。倍速再生や途中からの再開機能もあり、限られた時間の中でも効率的に学習を進められました。また、受講履歴が一目で分かるため、学習の進捗管理もしやすく、目標達成に向けた計画的な学習が可能でした。 ・別料金ですが、参考書の配布があったのが良かったです。
初めてでも安心!使いやすいUIと万全のサポート体制「e学びばこ」
株式会社テクノカルチャー
e学びばこ

ここがおすすめ!
- パソコンに慣れていない方でも使いやすい機能とUI
- 販売している教材コンテンツは修正・加工が自由で自社に合わせて使える
ここが少し気になる…
- 教材コンテンツは別途購入の必要あり
- 「同時接続数管理」「IPアドレス制限」「多言語化」などはオプションでカスタマイズが必要
-
誰にとっても使いやすいシンプルな設計で、直感的に操作できます。初めて使う人でも迷わず使えるため、年齢やITスキルに関係なく安心して活用できます。
-
メリットはやはりユーザー数に制限がなく無制限というところが一番大きい。 サポート体制も電話メールで他に比べると対応してもらえるので助かっている。 オンプレ対応なのでセキュリティが厳しい業界にも強いところもメリットである。
-
マニュアルだけではなかなか浸透しなかった運用ルールなどを、オンラインでの教育教材として研修に利用。進捗状況や理解度なども判定、管理できるので、人材育成ツールとしてもメリットが大きい
教材を自分たちで制作したい
eラーニングシステムの新規開発・カスタマイズなら「SpeedLMS Pro」
株式会社ITBee
SpeedLMS Pro

ここがおすすめ!
- 医療業界や官公庁など幅広い分野での導入実績があり、操作性や画面デザインまでカスタマイズできるためITリテラシーが高くない現場にも◎
- 一からのシステム開発ではないため安価で、環境構築費用も不要
ここが少し気になる…
- カスタマイズして利用する場合は、すぐに運用開始できないため注意
eラーニングシステム(LMS)のおすすめ比較一覧表
提供形態 | 特徴 | 機能 | マルチデバイス | 無料トライアル | ||
![]() | クラウド | リーズナブル | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | 社員教育に◎ | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | リーズナブル | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | 受け放題あり | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | 動画豊富 | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | 受け放題あり | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | コンプラ特化 | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | 英語特化 | ![]() | ![]() | – | |
![]() | クラウド・ 研修 | エンジニア特化 | ![]() | – | – | |
![]() | クラウド | 受け放題あり | ![]() | ![]() | – | |
![]() | クラウド オンプレ | 作成・配信◎ | ![]() | ![]() | ![]() | |
![]() | クラウド | カスタマイズ◎ | ![]() | ![]() | ![]() | |
【早見表】あなたに合うeラーニングシステム(LMS)はこれ!

eラーニングを構成する2つの要素
eラーニングは「学習管理システム(LMS)」と「学習教材」の2つの要素で構成されています。2つの主な機能について、簡単に解説していきます。
学習管理システム(LMS)
LMS(Learning Management System/学習管理システム)とは、eラーニングを効果的に実施・運用するための基盤となるプラットフォームです。このシステムでは、学習コンテンツの一元管理をはじめとして、受講者ごとの履歴や学習の進捗状況の把握・管理などが主要な機能として提供されています。これにより、企業や教育機関などでの教育・研修の効率化が図られています。
さらに近年では、LMSの機能は進化を続けており、タレントマネジメントシステム(TMS)と連携して人材育成をトータルでサポートしたり、専用ツールを使ってオリジナルの教材を作成・配信できたりと、利便性や柔軟性が格段に向上しています。学習の質を高めるための工夫も各社で進められており、分析機能やフィードバック機能の充実も注目されています。
なお、LMSは「学習管理システム」という名称が一般的ですが、同様の意味合いを持つ言葉として「eラーニングシステム」「教育管理システム」「研修管理システム」なども使われることがあります。呼び方に違いはありますが、これらは基本的に同様の機能や目的を持ったシステムであり、ほぼ同じものとして扱われています。

LMS(学習管理システム)の主な機能
受講者向けの機能 | ・システムログイン ・コースや成績などコンテンツの閲覧 ・インプット・アウトプット学習機能 ・テスト・レポート機能 ・質問機能 |
管理者向けの機能 | ・受講者登録・管理機能 ・履修登録機能 |
指導機能 | ・受講履歴閲覧機能 ・レポート管理機能 ・質問管理機能 |
教材管理機能 | ・コースの作成・編集 ・学習素材割り当て機能 |
学習教材
eラーニングの学習教材にはテキスト教材から動画・音声・インタラクティブ教材などさまざまな学習形態があります。教材の質は受講者の満足度や学習効果を左右するため、eラーニングの重要な要素です。
- 資料配布型
- アニメーション型
- 動画配信型
- VRやゲームなど体感型
近年では自社の学習内容に合わせて、教材を作成する機能が備わったLMSも登場しています。

eラーニングとは、パソコンやタブレット、スマートフォンを使ってインターネットを利用して学ぶ学習形態です。本記事では、eラーニングをよく知らない方のために、eラーニングのメリット・デメリットやeラーニングシステムの機能、選び方を解説しています。
eラーニングシステム(LMS)のメリット

eラーニングを導入することで得られるメリットは主に3つの視点に分類されます。ここでは、eラーニングシステムのメリットについて、管理者・受講者それぞれの目線から詳しく解説します。
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【管理者・受講者】教育の質が均一になる
eラーニングは、受講者全員に同じ内容・質の学習教材を提供できるため、教育の質が均一になるメリットがあります。例えば対面型の講座の場合、同じ教材を使用しても講師によって教え方が異なり、教育の質にバラつきが出ることが考えられます。
講座内容はシステム上で管理できるため、常に教材がアップデートしやすく、質の高いコンテンツを提供し続けられることも大きなメリットです。
また、受講生は内容を理解するまで繰り返し学ぶことができます。自分のペースで学習を進められるため、各々が理解度に応じて学び、公平な教育が可能です。
【管理者】学習の進捗状況やフィードバックを一元管理できる
eラーニングは、受講者の学習状況やテスト結果をシステム上で簡単に管理できます。そのため、誤ってテスト結果や課題を紛失するという心配はありません。
また、データの手入力が不要なため、手間が省ける上に誤入力やフィードバックの対象者を間違えるといったミスの防止にもつながります。システム上の結果がそのまま反映されることで、信頼度も上がります。
eラーニングのテスト結果やアンケートを集計・分析したデータをもとに、教育ノウハウの蓄積や教育施策の改善ができることも期待されています。eラーニングは教育だけではなく、組織力の向上につながることは大きなメリットです。
【管理者】手間やコストを削減できる
eラーニングは集合研修に比べ、コストや手間が抑えられるメリットがあります。集合研修の場合、運営費や外部講師の派遣や研修生の交通費の負担など、準備にコストが掛かります。場所を選ばないeラーニングは、様々な面でのコストカットにつながります。
また、対面型である場合、受講者の管理や学習履歴の集計などの業務が発生しますが、eラーニングはシステム上で一括で行うことが可能です。社員の業務を負担できるため、非常に画期的と言えます。
【管理者】素早い情報共有が可能
eラーニングで使用する教材は、システム上のアップデートにより簡単に追加や修正ができるため、素早く情報共有できるメリットがあります。社内マニュアルの変更の変更が生じた場合でも、システムを通じて早い段階で学習させることができます。
社内での情報情報伝達力が上がり、スピード感が出ることで組織全体の生産性の向上も見込めます。
【受講者】職場や自宅で自分のペースで学習できる
eラーニングはスマートフォンなどを利用することで、場所や時間を選ばずに自分のペースで学習できるメリットがあります。不規則な勤務で対面型の講座を受けられない方や、忙しい方でも学習する機会を増やせます。
また、スマホやタブレットで学習できる手軽さから、通勤の移動時間や待ち時間を有効活用できます。学習することがより身近になるため、社員の学習意欲の向上にもつながります。
【受講者】学習の質が向上する
eラーニングは、動画コンテンツの配信やシステムの特徴により、学習の質が向上するメリットがあります。ここでは、学習の質が向上する理由を詳しく解説します。
音声と映像で理解度が深まる
eラーニングでは、動画コンテンツなどを活用することで、紙媒体の教材に比べ理解度が深まります。音声と映像で訴えることにより、テキストや図形より受け取れる情報が多く、細かい表現を伝達しやすいです。
例えば、レジ打ちのような動作を伴う研修をマニュアル化する場合、紙媒体では「テキストを読み、写真でイメージする」という方法で覚えます。映像で動作をそのまま表現すれば、実際の現場をイメージしやすく早期の定着化が図れます。
管理側としても、テキストで分かりやすい表現を考えながら資料を作るより、映像と音声を利用することで業務の簡略化にもつながります。
何度も復習を行える
eラーニングは各々の理解度に合わせて何度も復習ができるため、学習の質が上がります。集合研修は一度きりの受講のため、時間が過ぎると終わったり、再度教えてもらうことが難しかったりします。
そのため、一度受講しても正しく理解できていないことや、浅い知識のまま終わってしまうことも多いです。eラーニングの場合は同じ内容を繰り返して学習できるため、知識の定着度が上がりやすいメリットがあります。
また、繰り返し学ぶことで新たな気づきの発見や、理解度の深化につながることも注目されるべき点です。
【受講者】手軽で継続しやすい
eラーニングは、インターネット環境があれば簡単に学習できるため、継続しやすいメリットがあります。外出する気分にならない時や忙しくて時間を取れない時でも、自宅でPCや移動時間のスマホですぐに学べることで、継続が容易になります。
また、集合研修のように現場に赴く必要がないため、本来移動するために使っていた時間を他の学習に時間を当てることもできます。学習を効率よく行えるため、受講生にとって「学ぶこと」のハードルが低く、ポジティブな印象になることもメリットです。
eラーニングシステム(LMS)のデメリット

eラーニングシステムの導入には大きなメリットがある一方で、デメリットもいくつか存在します。デメリットに関してもメリット同様に、管理者・受講者の目線に分けて詳しく解説します。
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【管理者・受講者】その場で質疑応答ができない
eラーニングは、ライブ配信を除いてリアルタイムの学習ではないため、その場で疑問を解決できないデメリットがあります。理解が不十分なままでは、不安に感じる受講生も出てくるでしょう。
受講生から問い合わせを受けることの多い内容の把握や、受講生が疑問に感じやすい点の想定はできます。「よくある質問コーナー」のようにコンテンツを作成しておくと、ある程度の問題解決に役立ちます。
質疑応答のために、専用の掲示板やチャットを設置しておくことも方法の1つです。管理者が稼働している時間帯であれば、速やかな対応ができます。分からないことがあれば、まずは確認する場所を設けておくことで、受講生の不満解消にもつながります。
【管理者・受講者】受講者同士の交流が減る
eラーニングは個人で学習するシステムのため、受講者同士が直接関わることはありません。そのため、集合研修でできるような受講者同士の交流ができないというデメリットがあります。孤立しての学習が、モチベーションの低下につながることも考えられます。
最近では掲示板やブログ、SNSなどオンラインでのコミュニケーションツールを組み合わせて、交流を活性化する手法も用いられています。
学習のモチベーションを保つために、時には受講者同士の交流が必要です。オンラインならではのコミュニケーションツールを使用して、デメリットを解消しましょう。
【管理者・受講者】講義を行うための環境が必要
eラーニングで講義を行うためには、インターネット環境と視聴する端末が必要です。受講環境を整えるためには、システムの導入や関連機器の調達などに、コストや時間がかかるデメリットがあります。
会社用の業務端末を導入している場合は、業務端末を通してeラーニングを実施できるよう整備することができます。しかし、受講のしやすさを鑑みると、PCをはじめとしたマルチデバイスに対応させることが求められます。
受講者側は、インターネット環境が整っていないと受講が難しくなります。インターネット環境を求めて移動が発生する場合、講座の内容によっては集合研修のほうがメリットが大きいこともあります。
導入までにかかる時間やコストを想定し、あらかじめ計画することで予想とのギャップを埋めましょう。
【管理者】eラーニング教材の制作にコストや手間がかかる
オリジナルの内容で教育を行うには配信する学習教材を作る必要があるため、コストが掛かります。分かりやすく充実したコンテンツにするためには、作成技術も求められ、それなりに手間がかかります。
一度作成すれば何度も繰り返し使用が可能ですが、コンテンツ内容によってはまめに改正が必要です。例えば、コンプライアンスや法令に関わることは、法改正により随時更新が必要であり、eラーニングでは逆に手間がかかる可能性もあります。
eラーニングで配信する学習教材は、自社の社員規模や運用に割ける人員を加味して、内容ごとに運用方法を検討しましょう。
【受講者】モチベーション維持が難しい
集合研修とは違い、進め方が各々のペースに任されることになります。自ら学習意欲を持って取り掛からなければならないため、やる気が起きないと受講しないままドロップアウトにつながることもあります。
管理者は、受講者が交流できる機会を作るなど、モチベーションを維持するための対策方法を考えることが必要です。また、受講を促すための通知表示や期限の周知も、学習意欲を促す効果があります。
【受講者】実技の習得が難しい
eラーニングは学習コンテンツを視聴するため、映像や音声によるイメージはできますが、実技の習得は難しいことがデメリットの1つです。道具などを用いた実技の習得は、コンテンツ上のみで説明することが難しいです。
特に高度な知識が必要なことや取り扱いに注意を要する操作は、eラーニングのみでは不十分と言えます。eラーニングを使用するにしても、場合によってはコンテンツだけでは学べない部分の補完教育が必要です。
集合研修の前の自己学習や、実技研修と組み合わせて一環の研修内容にするなど、eラーニングを上手く活用することもできます。eラーニングで学んだことは、現場で説明する必要がなくなるため、研修にかかる時間を減らすことも可能です。
eラーニングはただ学習させるだけではなく、内容に合わせて柔軟に使いこなすことが求められます。
現場で内容をすぐに確認できるのはメリット
eラーニングのみの習得は難しい実技ですが、実際に現場で作業をしていて疑問や不安が生じたとき、すぐに内容を確認できるのはeラーニングのメリットです。スマホやタブレットでeラーニングシステムにアクセスすることができるので、確認の手間がかかりません。
研修などで作業方法を学んでも、実務を始めると疑問点などが生じることも多くあります。そのような時の自己解決方法としてeラーニングの教材があることは従業員にとっても管理者にとっても安心でしょう。
管理者側がeラーニング実施のために用意するもの

eラーニングを実施する管理者は、提供・管理するためのプラットフォームや学習教材などの準備が必要です。ここでは、管理者としてeラーニングを実施するために必要なものを詳しく解説します。
学習管理システム(LMS)
LMSは、eラーニングを実施するためのプラットフォームであり、受講者・仕様教材の広報管理や受講状況、学習の成果を一括で管理できます。受講者がアクセスし、ログインしてして学習することが多いです。
LMSは「学習管理システム」や「eラーニングシステム」、「教育管理システム」などと呼ばれ、一般的にはGoogle ChromeやMicrosoft Edge、SafariなどのWebブラウザを利用します。
eラーニングにはSCORMと呼ばれる世界規格があり、eラーニングを共通化するための標準規格が定められています。使用しているLMSと学習教材に互換性がない場合、eラーニングの利用ができないなど弊害が生じることがあります。
SCORMは学習教材とLMSとの通信を統一化し、運用性を高める役割を果たします。そのため、SCORMの規格を満たすLSMシステムを選ぶことで、eラーニングの運用の幅が広がります。
教材・学習材
eラーニングの教材には写真や文章、動画、問題集など様々なコンテンツがあります。教材の質は受講者の満足度や学習効果を左右するため、eラーニングの重要な要素です。
学習教材は編集用のソフトで各自が作成したものをLMSに登録し、コンテンツとして提供する方法が主流でしたが、近年は教材を作成する機能が備わったLMSもあります。また、既存の教材を購入することもできます。
メンターや学習支援体制
eラーニングは学習教材任せにせず、学習者に助言する学習支援者(メンター)・アドバイザーや、質問に回答するチューターを配置する学習支援体制も大切です。学習を進める中で、理解できない箇所や教材自体の不備があることも考えられます。
学習者のモチベーションを保つためにも、eラーニングの足りない部分をカバーできる人材の配置が必要です。
受講者はデジタルデバイスの準備が必要
受講者はスマートフォン・PC・タブレットなどのデジタルデバイスがあれば、いつでもeラーニングを始められます。OSや機器によっては、eラーニングシステムをはじめとする提供教材に対応していない場合もあるため、受講前に確認しましょう。
eラーニングシステム(LMS)の主な機能

eラーニングシステムには、学習教材を配信するためだけではなく、学習の効果をさらに引き出すための様々な機能が搭載されています。ここでは、eラーニングシステムに備わっている主な機能を解説します。
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機能 | 主な内容 |
---|---|
講義配信機能 | ・プログラムを配信する ・時間や場所を問わずアクセスできる ・マルチデバイスに対応 |
ドリル機能 | ・小テストの解答の確認 ・重要語句の確認 ・隙間時間で繰り返し学習できる |
研修プログラム作成機能 | ・研修で使用する動画の編集サービス ・教材を組み合わせて自社に適したプログラムの作成 |
コミュニケーション機能 | ・不明箇所の問い合わせ ・受講者同士の情報交換 ・アドバイス機能 ・SNSや掲示板、ブログツールを搭載 ・グループディスカッション |
テスト機能 | ・動画視聴後の理解度チェックテスト ・採点機能 ・合否判定 ・採点結果の管理 |
レポート機能 | ・受講者に向けたアンケート ・フィードバック機能 |
学習管理機能 | ・成績の管理(集計や分析) ・進捗度管理 |
通知機能 | ・メールやプッシュ通知 ・未読のものが分かる |
講義配信機能
講義配信機能は、動画などの学習コンテンツをインターネットなどを介して受講者に配信する機能です。受講者はシステムにアクセスすることによって、時間や場所にとらわれず学習できます。
自分が納得できるまで受講を繰り返すことができるため、自分のペースで勉強を進めることが可能です。eラーニングシステムの操作性やマルチデバイスの対応の幅も、システムによって異なります。
ドリル機能
ドリル機能は、一問一答形式のクイズや重要語句の暗記のように、短い時間で学習できる機能です。仕事の休憩時間や通勤電車の中など、短い時間で簡単に学習できるため、隙間時間を有効活用したい場合に便利です。
eラーニングはインプットが多く、アウトプットする機会がやや少ない傾向にあるため、ドリル機能でアウトプット学習ができる点は大きな魅力と言えます。
研修プログラム作成機能
研修プログラム作成機能では、特別な知識を必要とせず研修プログラムの作成ができます。新入社員研修や階層別研修、ビジネスマナー研修など、研修の目的に合わせたプログラムの作成が可能です。
研修プログラムに組み込む講座の選択やプログラムの順番の設定、修了判定など、作成から修了に関わるプロセスをシステム上で行うことができます。
動作により細かい表現が伝わりやすいため、動画コンテンツが活用されることが多いです。eラーニングのシステムでは、動画の編集やスライドの組み合わせができるサービスもあるため、動画編集ソフトの導入の手間が省けます。
コミュニケーション機能
eラーニングに備わっているコミュニケーション機能は、受講者や講師と意見交換や質疑応答が行え、学習効果を最大限に引き出すことができます。自分の学習の進捗状況や気づきを発信することで、切磋琢磨できる環境が構築されます。
また、アドバイス機能を活用すれば、eラーニングだけでは不足している点の補完が可能です。受講者の疑問の解決や悩みの相談ができる場があることで、モチベーションも上がりやすくなります。
コミュニケーションツールには、主にSNSやブログ、掲示板があります。ライブ配信による授業の場合、リアルタイムでチャットによるコミュニケーションが取れるため、対面で講義を受けているような感覚になれます。
テスト機能
eラーニングに備わっているテスト機能では、学習した内容の成果を把握できます。テスト結果に必要な採点や合否判定を行い、採点結果の管理が行えます。
また、動画コンテンツを視聴した直後にテストを配置しておけば、学習内容の飲み込みも早くなることが見込めます。動画の学習効果を測ることも可能です。
レポート機能
eラーニングシステムは、レポート機能やアンケート機能により、受講者の意欲調査や意見収集ができます。受講生一人ひとりの状況を把握することで、適切なフィードバックが行え、学習内容の定着を図ることが可能です。
また、レポート機能によってフォローが必要な受講生が明らかになるため、受講者それぞれが学習の効果を得やすくなります。
学習管理機能
学習管理機能では、進捗状況の管理や成績管理、データの集計と分析ができます。会社の研修で必ず確認してほしい動画や受けてほしい学習教材がある場合、きちんと受講されているか管理が必要です。
学習管理機能によって受講の履歴が確認できるため、誰が受けていないか正確に把握できます。知識の定着度を把握することで、社員の内容の浸透度を図ることにもつながります。
また、収集したデータを分析して、配信する学習教材の参考にしたり、受講生の傾向を把握したりなどの機能の応用ができます。社員教育で用いられる場合は、分析したデータを基に人員配置を考え、組織の生産性の向上に役立てることも可能です。
通知機能
eラーニングの通知機能は、システムや管理者から受講者に向けて、一斉にお知らせを送信できる機能です。受講決定通知や受講開始予定のお知らせ、受講を催促するためのアラート機能のような役割を果たします。
eラーニングは、受講の手軽さゆえに日時や期限を忘れやすいです。システムメンテナンスがある場合は、受講したい日にできない可能性もあります。通知機能があることによって、学習をスムーズに進めることが可能です。
通知方法はメール通知やプッシュ通知に加え、eラーニングシステムへのログイン後に表示される通知もあります。通知範囲まで設定できる機能があれば、なお便利です。
eラーニングシステム(LMS)選び3つのポイント

以上で、eラーニングシステムの選び方についての着目すべきポイントなどについて解説しましたが、実際に、eラーニングシステムの導入が決定した際の手順や注意点について、具体的に解説します。
1. 自社の課題・学習目的を洗い出す
eラーニングシステム選びでは、自社が必要とする教材・機能が備わっているかが重要な比較ポイントですが、「何のための学習なのか」「自社が必要とする機能とは一体何か」を明確にするために、まずは学習や研修における課題の洗い出しを行います。
課題を洗い出すことで、教材の優先度やシステム導入で実現したいこと、つまり導入の目的が見えてきます。欲しい教材・機能に優先順位をつけてシステムの比較を行いましょう。
2. サービスを比較検討する
eラーニングシステムによって教材やプランの内容、機能、料金体系、価格、連携できるサービスなどが異なります。そこで、自社のeラーニングシステムを導入する目的をもとに、最適なeラーニングシステムを選びましょう。
導入するサービスを比較検討する際には運用のシミュレーションを行うことが効果的です。初期費用やランニングコストを見積るとともに、費用対効果を見極めましょう。
3. 無料トライアルで導入を判断する
eラーニングシステムは、無料トライアルを利用してテスト運用を行うのがベストです。無料トライアルを行うことで、操作性などを実際に体験することができ、システム選定の判断がつきやすくなります。
また、機能面など自社の欲しい要素が備わっているかどうか、操作画面はシンプルなものか、実際に教材を作成してみるのも良いでしょう。無料トライアルを利用してからシステムを導入すれば、失敗が少なくなります。
eラーニングシステム(LMS)を導入する際の注意点

eラーニングシステムを導入する前に、注意点も必ず確認しましょう。注意点も含めてeラーニングシステムを選ぶことでトラブルを回避できるでしょう。
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eラーニングシステムを導入する際の注意点
導入目的を明確にする
システム導入の効果を最大限に引き出すためには、導入目的を明確にしておきましょう。自社の現状の課題を把握し、導入によって得たい効果を洗い出すことで、本当に必要な機能を絞り込めます。
得たい効果や目的を定めておくことでイメージが具体的になり、導入後のミスマッチを防止できます。また、無駄な機能を備えたシステムを選んでしまうリスクも回避でき、適切な費用対効果が得やすくなります。
モチベーション維持の工夫ができるか確認
eラーニングシステムでは参加者一人ひとりが個人で学習を進めるため、集団での学習に比べてモチベーションの維持が難しくなります。モチベーションが低下すると学習を継続できなくなる場合もあるため、サポートできる機能を備えたシステムを選びましょう。
クイズ作成機能を備えたものなら、学習内容をクイズ形式で出題し、楽しみながら知識の定着を促進することができます。また、学習の進捗状況を把握し、受講者に合わせた適切な教材を設定することも効果的です。
個人での学習は相対的な評価がわかりにくく、達成感や充実感を得られにくいという弱点がありますが、これらの機能によってモチベーション維持の工夫を取り入れましょう。
実技学習の場を別途用意する
eラーニングは動画などを視聴して学習するため、資格取得などの知識を増やすといった学習には向いていますが、実技技能の取得には不向きです。動画で技術を見ることはできますが、見るだけでは技術を磨くことはできません。
そのため、医療現場や介護などの技術が求められる場合は、実習など実技学習の場を別で用意する必要があります。
準備期間やコストを確認
eラーニングシステムの課金方式には、従量課金制と定額制の2種類があります。アカウント数や利用人数に応じて金額が変動する従量課金性に対し、定額制は人数に関わらず金額が一定です。
一般的に利用者が少ない場合は従量課金制が有利になるケースが多いです。一方で、人数の多い大企業では定額制が割安になる場合があります。同じ課金制度でも細かいルールや金額が異なるため、自社の利用状況に合わせて適切なコストのものを選びましょう。
また、eラーニングシステムは、提供形態や教材の内容に応じて準備期間が異なります。教材を自社で作成するか外注を行うかにもよりますが、課題の把握・システムや使用教材の選定・管理体制の構築などを考慮し、導入までの期間を見積もっておきましょう。
【もっと詳しく】eラーニングシステム(LMS)の選び方

eラーニングシステム選びでは上記以外にも、以下のような比較ポイントがあります。自社のニーズを把握し、最適なシステムを選びましょう。
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eラーニングシステムの選び方:その他のポイント
カスタマイズ性で選ぶ
社内教育で使用される教材には、内容のブラッシュアップやカリキュラム設定の見直しなどが頻繁に発生します。必要なタイミングで教材の修正や入れ替えができることは、eラーニングシステムを利用する上で必須の機能と言えます。
システムによっては、カスタマイズの内容に応じてコストが発生するものや修正や追加に多くの手間を要するものがあります。コンテンツのカスタマイズ機能がどれくらいの柔軟性を備えているかを事前に確認しておくことで、余分な手間やコストの増加を防止できます。
対応端末で選ぶ
スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末はパソコンに比べて持ち運びしやすく、どこでも利用できるというメリットがあります。利用者に合わせた快適な学習環境を提供するためには、モバイル端末への対応機能が欠かせません。
モバイル端末に対応したシステムなら、利用者が都合のよいタイミングで学習を進めやすくなります。操作性が悪いとモチベーションの低下にも繋がりかねないため、モバイル端末に対応可能なものを選びましょう。
セキュリティ対策で選ぶ
eラーニングはインターネットによってコンテンツを提供するため、一定のセキュリティリスクを抱えています。第三者による不正アクセスが行われると情報の漏えいや盗用などに繋がるため、セキュリティ対策が万全かどうかを十分に確認しましょう。
セキュリティに関する機能は、使用者の認証機能やIPアドレスによるアクセス制限機能などの有無で確認ができます。また、SSLによるデータの暗号化が行われているか・ISMSを取得しているかどうかも1つの基準となります。
その他のおすすめeラーニングシステム

本記事では、対象や目的別におすすめのeラーニングシステムをご紹介しています。ここでは、記事冒頭では紹介しきれなかったサービスをご紹介しています。気になるところからチェックしてみましょう。
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タイプ別|eラーニングシステム特徴比較
汎用型(企業・法人向け)

ここがおすすめ!
- eラーニングにも活用できるタレントマネジメントシステムで、学習情報と人材データを一元管理できる
- 人材データに基づいた「おすすめ講座レコメンド」や「受講リマインダー」などの学習サポート機能が便利
- 多様なグラフとデータで学習状況を多角的に分析
ここが少し気になる…
- ビジネス関連のプリセット教材以外は自社で作成する必要がある
-
カオナビの導入により、従業員の顔写真やスキル、評価履歴などの情報を一元管理できるようになりました。これにより、評価や人材配置の際の情報収集が効率化され、適切な人材活用が可能となりました。また、評価ワークフロー機能「スマートレビュー」を活用することで、評価プロセスの透明性が向上し、従業員の納得感も高まりました。
-
本サービスの導入により、全社員の経歴や評価に関して、一元管理できるようになり、業務効率化に繋がった。また、全社員の氏名から顔写真の検索が可能となり、社員間のコミュニケーション活性化に寄与した。
-
UIがわかりやすく、そもそもシステムに慣れるまでに利用者が離脱することや敬遠されることが少なかった。またそれぞれで俗人化していた教育研修コンテンツなどを共有することでナレッジのシェアや、そのようなコンテンツを作ることなどに興味を持つ人間なども把握することができ、社内の人材配置などにも間接的にポジティブな影響を与えていたと感じる。
株式会社富士通ラーニングメディア
KnowledgeC@fe

ここがおすすめ!
- 「富士通クラウドCERT」による24時間365日体制の強固なセキュリティ
- 全体的な社内研修用のプランと一斉研修特化型のプランの2種から選べる
- モバイル端末に対応でいつでもどこでも学習が可能
ここが少し気になる…
- 利用は100IDからで、動画やファイル配信をする場合はオプション扱い
-
以前はツールもUIも煩雑だったが、統一化された。学習進捗の一元管理が個人、企業、部署でも可能となったので受け忘れも減ったと思う。動画にテストもあるので、社員のスキルアップとレベル感の把握にも使えるし、社内のナレッジ共有促進と属人化の解消するメリットも大きい。
-
PCからのサービス利用が多いですが、スマホからも使用可能です。分量の多い教材は途中まで実施し、途中保存したところから開始できるので、忙しい時は隙間時間に利用できて便利です。 また、どのサービスにも受講履歴があると思いますが、本サービスの受講履歴は見やすいです。「進捗率」「受講完了」「未完了」「期限超過」などを、一目で確認可能です。
東芝デジタルソリューションズ株式会社
Generalist®/LM
ここがおすすめ!
- 機能が豊富で受講者も管理者も学びやすい
- 個人のレベルを可視化し、受講者ごとに強化すべき分野のレコメンドが可能
- クラウド型・オンプレミス型など自社に合った提供形態が選べる
ここが少し気になる…
- 人事制度との連動面で工夫が必要
株式会社manebi
manebi eラーニング
ここがおすすめ!
- 5,000超の教材から最適なプログラムを構築する「AI搭載LMS」でカリキュラム設計時間を大幅に削減
- 初心者に嬉しいマニュアル要らずのシンプルなUI設計やAIによる教材作成機能もあり
- 専任チームによる手厚い伴走サポートが導入前から運用後、研修実施後まで受けられる
ここが少し気になる…
- 自社教材を多用したい場合、アップロードストレージ上限が100GBまで
-
新人研修やコンプライアンス教育が属人的で毎回工数がかかっていたのですが、playse.を導入してからはオンボーディングや基礎研修を自動化でき、教育の標準化とコスト削減が同時に実現しました。進捗状況の可視化も可能で、受講漏れや理解度のバラつきも減りました。
-
社員のスキルや志向性、キャリア志望などがバラバラに管理されていたのが、タレントパレットで統合・可視化できたことで、配置や育成の意思決定が明確になりました。従来は感覚で行っていた評価や配置も、データドリブンな判断ができるようになり、上層部への説明も説得力が増しました。
-
従来コストや手間がかかっていた教材の配布業務が不要になり、オンライン上での一元管理が可能になりました。受講履歴も可視化できるため、受講状況の確認が容易になった点が大きなメリットです。職種や階層別に適した学習パッケージを柔軟に設定できるため、教育の質や効率も向上しました。テレワーク中の学習にも活用されており、利便性の高さが際立っています。
特化型(企業・法人向け)

ここがおすすめ!
- 最短10日で導入でき、カリキュラム提案からフォローまで手厚いサポート
- 忙しいビジネスマンでも無理なく続けられる受講サポート体制
- ビジネス経験や英語力が高いトレーナーを採用
ここが少し気になる…
- カリキュラムの詳細は問い合わせが必要で、Bizmates TESTはオプション扱い
-
英語を使う場面に対する苦手意識や不安がなくなり、自信を持って臨めるようになりました。実際のビジネスシーンを想定した内容だったため、自然と実践力が身につきました。英語が特別なものではなく、日常の一部として捉えられるようになったことが、大きな成長だと感じています。
-
Bizmatesを使うことで、「実際に使えるビジネス英語が身につかない」「学習が続かない」などの課題を解決できます。一画面設計で集中しやすく、レッスン録画やUseful Phrases機能により復習効率もアップ。専任コンサルの支援で目標設定・振り返り・習慣化を促し、学習が定着しやすい環境が得られます。
-
英語を使う場面に対する苦手意識や不安がなくなり、自信を持って臨めるようになりました。実際のビジネスシーンを想定した内容だったため、自然と実践力が身につきました。英語が特別なものではなく、日常の一部として捉えられるようになったことが、大きな成長だと感じています。
株式会社ジージー
TOP ESLオンライン英会話

ここがおすすめ!
- 24時間いつでもどこでも予約可能で、一括管理ができる「マイページ」を搭載
- オリジナル教材で受講する場合はPDFでダウンロードが行える
- 出席率やスコア管理、学習記録といった管理者向け機能も充実
ここが少し気になる…
- 英語の授業になるため、活用シーンや人材が限られる
株式会社ギブリー
CODEPREP(コードプレップ)

株式会社Progate
Progate for Business
ここがおすすめ!
- 3つの職種別のコースの提供があり、無駄なく専門スキルを学べる
- 1名からの利用も可能で、気軽に基礎スキルを身につけられる
- 受講レッスンの提案、導入サポートといった支援を受けられる
ここが少し気になる…
- 支払い方法によって自動更新の有無や支払い方法などが異なる
-
Progate for Businessを導入したことで、「初心者が基礎学習で立ち止まる」「進捗がバラバラで管理が大変」といった課題を解消できました。従業員それぞれが自分のペースで学習を進められ、進捗ダッシュボードで全体の把握が容易に。結果として教育担当の負担が減り、学習途中で脱落する人が少なくなったという声も出ています 。
株式会社ビジネスバンク
プレジデントアカデミー


ここがおすすめ!
- 「経営の基本」を学べ、成功し続けられる安定した経営力を身につけられる
- スマホ対応かつ、ショートセミナー化された動画で忙しい方でも学びやすい
- 実践して成果につなげられる仕組みが整っている
ここが少し気になる…
- キャンペーンや講師サポートなどは申込数に限りがある

ここがおすすめ!
- 年間500社17年コンサル実績をもつ専門チームが監修しており、常に最新のセキュリティ情報が学べる
- リアルな攻撃メールのテンプレートを使って訓練が可能、開封率などのレポーティング機能もあり
ここが少し気になる…
- セキュリティ研修以外の教材は自社で作成する必要がある
-
メールによる定期的な情報配信や教育実習のお知らせなど、情報セキュリティ強化に特化したユーザーフレンドリーに優れたサービス。配信情報もサイバー攻撃の直近の実例などもあって形骸化していないため、社員教育にたいへん優れている。
-
情報セキュリティ研修など大掛かりな準備を必要とせず、従業員個人に情報保護マインドを定着させることが出来る点は評価できる。セキュリティークイズが定期的に送信される為、情報意識が習慣化され、情報事故の軽減には一定の効果はあると感じた。テストで間違った場合でも、解説がされるため、受けて終わりの研修とは異なる点も良い。
株式会社アイデミー
Aidemy Business
ここがおすすめ!
- 230以上の豊富なコンテンツで、初心者から実務経験者まで最新のDX学習ができる
- 管理機能が充実しており、さまざまなデータ分析でDXリーダー人材を発掘できる
- 専任のカスタマーサクセスでカリキュラム設計やDX人材育成に最適な環境をサポート
ここが少し気になる…
- DX学習やAI技術以外の教材は自社で作成する必要がある
運用重視型(企業・法人向け)
株式会社デジタル・ナレッジ
KnowledgeDeliver

ここがおすすめ!
- 日本初の「eラーニング専門会社」で、導入実績が2000社以上もある安心感
- ワンストップで総合的かつ専門分野に優れたスタッフによるサポート支援
ここが少し気になる…
- 教材制作時にミスがあっても修正するのに時間や手間がかかり面倒な点がある
株式会社ライトワークス
CAREERSHIP


ここがおすすめ!
- 5か国語に対応し、グローバル展開している企業にもぴったり
- バージョンアップは毎月、機能追加を伴うバージョンアップは年4回行われ、常に最新
ここが少し気になる…
- スキル管理やキャリアカルテを利用したい場合は「HRDクラウド」に契約する必要がある
-
CAREERSHIPを導入することで、社員の学習進捗やスキルを可視化し、個別の学習ニーズに応じた教育が可能になりました。これにより、研修の効率化や学習モチベーションの向上が実現しております。さらに、eラーニングや集合研修を一元管理することで、運用コストの削減や業務負担の軽減にもつながっています。
-
全社教育などの管理業務を全自動化する機能が備えてあります。そうすることで管理者の労力削減に繋げることもできる。また、eラーニングコンテンツの数が豊富です。1000本以上のコンテンツがあるので、階層別教育、全社教育などにすぐ使えるものが多く見受けられます。多種多様なコンテンツがあるので、別職種の自己研鑽も可能です。
東日本電信電話株式会社
ひかりクラウド スマートスタディ

ここがおすすめ!
- 2週間の「無料体験」が行える
- 受講者IDごとの月額料金で無駄を省き、予算を抑えられる
- 既存資料を組み合わせて「オリジナル」の学習を組め、ドリルの自動採点機能もある
ここが少し気になる…
- 無料プランは20ユーザーまでしか使えず、商用利用ができない制限がある
株式会社プラスアルファ・コンサルティング
タレントパレット

ここがおすすめ!
- 採用から育成・研修はもちろん、労務や最適配置、健康管理など幅広い機能をワンプラットフォームで行える
- 未受講者へのリマインド・テスト採点・研修レコメンドなどあらゆる管理作業を自動化
- 研修内容に対するレビュー機能で、教材の見直し・改善が図れる
ここが少し気になる…
- 教材やカリキュラム設計は自社で行う必要がある
- 提供教材はビジネスの必須カテゴリメインなので内容が浅く感じることも
-
上司との面談の際は、こちらのツールをみながらフィードバックなどをもらっています。考課の際は進捗状況などこちらを確認すればOKです。オンライン研修もできるのは便利だと思いました。
-
人事考査を一定の役職以上が評価において管理できるメリットがある。一般社員からするとブラックボックス化していることになるが、評価側は見えない点がよいため、管理設定しやすいメリットがある。
-
Todoをシステム側に通知できるので、システムに入りさえすればやらなければいけないことが流れずにまとまって閲覧できた。また、同様に動画研修への動線もスムーズに配置でき、受講漏れなどが減った。
コンテンツ活用型(企業・法人向け)
株式会社サイバー大学
Cloud Campus

ここがおすすめ!
- 月額固定・ユーザー登録無制限で従業員が多いほど割安になる
- 初心者でも簡単に作れる「動画・スライド」コンテンツを搭載し、自由に作成可能
ここが少し気になる…
- 機能が1番少ないEntryプランでもある程度の価格になるため、受講者数が少ない場合は割高になる可能性も
株式会社シェアウィズ
WisdomBase


ここがおすすめ!
- 豊富な機能で幅広いニーズに対応が可能
- 導入前から運用後も手厚いサポートで問題を解決
- 直感的な操作で学習環境を簡単に構築できる
ここが少し気になる…
- 同一アカウントの登録ができないため、複数の研修に参加したい際に運営側でアカウントを考える必要がある
株式会社manebi
派遣のミカタ


ここがおすすめ!
- デモアカウントで「無料体験」することができ、導入前に使用感を確かめられる
- スマホやタブレットにも対応
- 理解しているか確認できる「習得度チェックテスト」機能を備え、エビデンスとしても使える
ここが少し気になる…
- 自社教材も扱えるが、有料オプションとなる
-
オフィスワークの内容が充実しており、人には聞きにくいことやもっと学びを深めたいことを隙間時間をつかって自分の理解度に合わせてスキルアップやブラッシュアップをしていけるので良いと思います。実際にエクセルの知識が深くなった方が多くおられ、業務の作業効率化にもつながりました。
関西ビジネスインフォメーション株式会社
Learning Tracker
ここがおすすめ!
- シンプルかつカスタマイズ性がよく、企業規模や業種を問わず利用できる
- 1ヶ月の無料トライアルがあり、商用利用も可能
- レポートやコメント回答、受講免除の設定などが行える「成績管理」機能を搭載
ここが少し気になる…
- 料金プランは問い合わせて確認する必要がある
株式会社SIGNATE
SIGNATE Cloud

ここがおすすめ!
- デジタルスキル標準に完全対応で研修成果が可視化できる
- 社員それぞれのレベルに合わせた各種プログラムを用意
- 事業企画からデータ分析まで、学習したことを即実践できる
ここが少し気になる…
- スマホやタブレットが扱えるかは問い合わせで確認
ユームテクノロジージャパン株式会社
UMU

ここがおすすめ!
- 1,000件以上の豊富な教材は自社用にカスタマイズ可能、AIによるビデオコンテンツ作成も
- 助成金など各種申請に必要な学習データの取得が可能
- 研修後のアウトプット動画配信など、学習者同士のフィードバック環境が学びを後押し
ここが少し気になる…
- 専任のカスタマーサクセスやAPI連携などを利用したい場合は「エンタープライズ版」の契約が必要
- AI機能などスタンダード機能以外の利用はオプション契約が必要
-
UMUを使ってWEBでの研修を受けました。ただ動画を視聴するだけでなく、動画に関する質問や試験、提出物などを設定し、インプット・アウトプット両方しながら進められるので、知識を深めることができたと感じています。また試験は合格者の名前や点数のランキングが出たり、提出物やアンケートについても他の人のものを見ることができるので、一緒の研修を受けている人同士、刺激を受けることができると感じました。
コンテンツ作成型(企業向け)

ここがおすすめ!
- ビジネスに役立つ講座や資格対策講座の提供があり、研修のライブ配信にも対応
- 「VR動画」による体験型教材や、映像・マンガ教材の取り扱いも
- 分析レポーティングサービスの提供や、ユーザーサポートの代行も可能
ここが少し気になる…
- 別途LearningWareの利用料が必要になる
-
テキスト教材だけでなく動画教材での学習もできるため、内容によってより効果的な学習が可能です。また管理者は受講状況を簡単に確認することができ、受講されていない場合にはシステムから自動で催促通知がされるなど、忙しい職務の合間を縫っての学習漏れも防げます。
learningBOX株式会社
learningBOX

ここがおすすめ!
- 10種類以上のクイズや問題を作成でき、楽しく学習が行える
- 学習管理機能を搭載し、最適なフィードバックが可能に
- 無料プランの提供があり、さまざまなシーンに活用できる
ここが少し気になる…
- 1ユーザーあたりの価格は安いが、利用は100IDからで人数が必要
-
文字を読むだけで、わかったつもり、やったつもりになってしまう、紙のテキストとは違って、自分で理解しているか採点しながら学べること。苦手な部分を、何度も見返すことができること。できているかできていないかを、点数で数値化して確認できること。
株式会社キバンインターナショナル
SmartBrain


ここがおすすめ!
- 作成した教材を販売できる「コンテンツ販売」を標準装備
- WordやExcelなどの電子データを教材としてそのまま利用できる
- eラーニングを使って無料で利用方法を学べ、専門家によるサポートも受けられる
ここが少し気になる…
- コンテンツ販売をしたい場合は「コンテンツ販売プラン(ECプラン)」の利用が必要
個人向け
ストリートアカデミー株式会社
ストアカ


ここがおすすめ!
- 副業や実績を作りたい方におすすめ
- 登録者数が84万人以上と多いため、講師としても活躍ができる
- 直接の金銭のやり取りがなく、トラブル防止にも効果的
ここが少し気になる…
- 個人の習い事の学習向けなので企業では活用できない場面も
-
自身が講座を先生として掲載することはもちろんですが、生徒側の立場からしても比較的安価で受けたい講座が探せるのは大きなメリットと感じます。
-
前職に入社した当初エクセルがあまり得意ではなかったのですが、ストアカの外資系投資銀行出身者が講師のエクセル講座を受講したところ、とても得意になりました。また新入社員がエクセル初心者の場合はこちらの講座をお勧めし、すぐにみんな上達したので本当に助かりました。講師が実際の実務で使いこなしてきた人なので、実践的な知識が身につきます。
-
他のサービスに比べてかなりコスパが良いサービスなので今まで数十万かかると思ってあきらめていたような講座でも気軽にチャレンジができるようになったのが良いと思います。入会金もかからず、口座の種類も多いのでとても良いと思います。
株式会社イー・ラーニング研究所
フォルスクラブ

その他
株式会社フライヤー
flier business

ここがおすすめ!
- 音声機能搭載で、車移動が多い方や活字に苦手意識がある方にもぴったり
- 著者や出版社が最終チェックを行い、許可があったものだけを公開
- 17カテゴリ・3,100冊以上の要約を備え、幅広い分野でビジネス書籍を楽しめる
ここが少し気になる…
- 料金プランは問い合わせで確認で、聞けるものはビジネス書籍のみ
まとめ

eラーニングシステムとは、インターネットを活用して学習に必要な教材やコンテンツを提供するシステムであり、企業の研修や教育現場で広く導入されています。時間や場所を選ばずに受講できる柔軟性があり、従来の集合研修と比較して、大幅なコスト削減や学習効率の向上が期待できます。特に、全国に拠点を持つ企業や、育成対象者が多い組織では、その効果は顕著です。
このようなeラーニングシステムの代表的な形態が「LMS(Learning Management System/学習管理システム)」です。LMSは、教材配信だけでなく、受講者の進捗管理や成績評価、修了管理など、教育に必要な機能が統合されたプラットフォームであり、効率的な学習運用を支える中核的な存在といえます。市場にはさまざまなLMSが存在しており、自社に最適なシステムを選定するためには、複数の製品を比較し、機能性・操作性・サポート体制などを総合的に検討することが重要です。
また、eラーニングシステムを効果的に活用するには、導入目的を明確にし、対象となる人数や必要な機能を整理したうえで、それに合った教材とLMSを選定する必要があります。特に、教材の内容や形式(動画・スライド・クイズ形式など)は学習成果に大きく影響するため、導入前の準備段階でしっかりと検討しましょう。
さらに、学習者のモチベーションを維持し、継続的な学びを促すためには、LMSに搭載されたゲーミフィケーション機能やコミュニケーションツールなどの活用も効果的です。あわせて、必要に応じて実技や対面研修と組み合わせることで、より実践的なスキルの習得を支援できます。
このように、eラーニングシステムやLMSを導入する際には、複数の製品やサービスを比較検討しながら、自社にとって最適な学習環境を整えることが成功の鍵となります。単なるコスト削減だけでなく、人材育成の質を高める投資として、戦略的に導入を進めていきましょう。
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