【経営コンサル監修】手数料が安い決済代行サービスおすすめ7選を徹底比較
Check!
- 決済手数料が安い決済代行サービスを比較して検討できる!
- 決済代行の手数料にまつわる質問に経営コンサルタントが答える!
- 手数料の安い決済代行サービスの選び方をビジコン編集部が解説!
本記事では、「キャッシュレス決済を導入したいけど、決済手数料や振込手数料を少しでも抑えたい」と考える事業者に向けて、手数料の安い決済代行サービスを厳選してご紹介します。記事中盤では経営コンサルタントの中野さんに、決済代行サービスの手数料にまつわるよくある質問について解説いただいています。ぜひこの記事を参考に決済代行サービスを選択しましょう。
※監修者は「決済代行の手数料にまつわるよくある質問」についてのみ監修をおこなっております。その他の部分については監修者が監修したものではありません。

編集部
この記事の編集者
ビジネスコンシェルジュ編集部
ビジネスコンシェルジュは、国内シェアNo.1ドメイン公式登録サービス「お名前.com」が個人事業主・中小企業の方々に向けて、ビジネス効率化がより身近になる情報をお届けするメディアです。
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監修者
税理士法人V-Spiritsグループ代表
中野 裕哲
起業コンサルタント®、経営コンサルタント、税理士、特定社会保険労務士、行政書士、CFP®、大正大学招聘教授(アントレプレナーシップ論、ファイナンス基礎) 起業コンサルV-Spiritsグループ創業者。東京池袋を本処に全国の起業家・経営者さんを支援! 「あの起業本」の著者。著書・監修書22冊、累計30万部超。経済産業省後援「DREAM GATE」で12年連続相談件数日本一。 【まるごと起業支援®・経営支援】 起業コンサル(事業計画+融資+補助金+会社設立支援)+起業後の総合サポート(経理 税務 事業計画書 融資 補助金 助成金 人事 給与計算 社会保険 法務 許認可 公庫連携 認定支援機関)など
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株式会社 スマレジ
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評判・口コミを紹介
前のレジを入れ替えたとき、各店のスタッフ教育がネックでして、集合教育を実施したり色々しないと駄目だったのですが、今回はほとんど集合教育を取らずにマニュアルベースで、あとは各エリアマネージャーから落とし込んでもらうという形を取りました。 販売員さんの年齢も様々ですが、とくにそんなに抵抗なく。操作説明が要らないって凄いですね。
導入事例(靴下専門店 Tabio)|株式会社 スマレジ
ここがおすすめ!
- 入出荷管理やPL管理・販売管理機能も搭載
- 無料プランや飲食店向けプランを含む5つのプランから目的に合わせて選択可能
- 「免税」や「軽減税率」にも対応
ここが少し気になる…
- 月額費用が安いプランもあるがかなり機能が限られている
手数料が安い決済代行サービスのおすすめ7選
ここではできるだけコストを抑えたい事業者様に向け、手数料が安い決済代行サービスをご紹介します。また、先述したチェックすべき項目が確認できるように表にまとめました。検討する際にぜひご活用ください。
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手数料が安い決済代行サービスのおすすめ7選
実店舗+ECサイト対応の決済サービス3選
こちらでは、実店舗またはECサイトでビジネスを展開している事業者におすすめの決済代行サービス4選をご紹介します。

Squareでは、期間限定のキャンペーンの開催や、サービスのアップデートを積極的に行っています。2024年9月には対応するQRコードの決済サービスが大幅に増え、今後のアップデートにも期待です。

また、Square 資金調達では、スピーディーな資金調達が可能です。申し込みはすべてオンラインで完結し、利用にかかる手数料は固定手数料のみとなっています。個人事業主や店舗運営のオーナーにも人気のおすすめプランです。
ここがおすすめ!
- 事業規模・種類で決済手数料が変わることのないシンプルな料金体系
- 「業界最先端」のセキュリティや、充実したサポートが受けられる
- オンラインでの申込みや最短で当日審査が完了し、すぐに利用できる
- 新規のお客様はVISA&・Mastercardの決済手数料が業界最安の 2.5%で導入が可能(2024年11月1日~)※詳細は公式ページを確認※
ここが少し気になる…
- 翌営業日に振込対応しているのは「三井住友銀行」「みずほ銀行」のみ
STORES 株式会社
STORES決済

ここがおすすめ!
- 手動入金・自動入金の2種類から選べる
- 世界標準のセキュリティ基準に対応している
- 決済手数料1.98%〜で、主要な決済手段を利用できる
ここが少し気になる…
- 複数店舗で利用する場合は、店舗ごとに申し込みが必要
-
支払い方法で、自分の口座番号を購入者に間違って教えてトラブルになったり、商品発送後に、まだ振り込まれていなかったというミスが一切なくなり、プライバシーも守られ、購入者も販売者も安心して取引できるようになります。
-
同社の予約サービスと連携することで、予約サイト上で回数券の価格や内容を事前に確認・購入していただけるようになりました。また、オンライン決済により、お客様と対面しないサービス提供でも安全に決済が完了し、業務効率が向上しました。
-
ECサイトで利用しているあとに、実店舗での決済も必要になりキャッシュレス決済用のカードリーダーも導入し、EC・対面の両方を同じ口座にて処理できました。売り上げの取りまとめや入金サイクルなどが共通化していることで会計処理も楽で作業効率のアップに繋がりました。

アルファノート株式会社
アルファポータブル
ここがおすすめ!
- 最短1日からレンタルができ、屋外利用や複数台の導入にも対応
- 「レシート広告出力」「分割決済」など、充実した機能を搭載
- 専任担当者がつき、24時間体制のカスタマーサポートも利用可能
- 最短5分でお申込み完了、以降の煩雑な審査や手続きは全て対応
ここが少し気になる…
- 導入に伴う必要書類を確認するには問い合わせが必要

EC向け決済代行サービス1選
こちらでは、ネットショップでのビジネスのみ行なっている事業者向けにおすすめの決済代行サービスをご紹介します。
株式会社もぐら
月額パンダ

ここがおすすめ!
- 初期費用や月額費用は0円かつ利用のない月は無料で、導入ハードルが低い
- 個人事業主にも対応し、ネットだけで簡単に利用開始できる
- クレジットカードと口座振替の決済状況はスマホからも確認可能
ここが少し気になる…
- 請求書の発行や郵送代行には非対応

実店舗向け決済代行サービス1選
こちらでは、実店舗でのビジネスのみ行なっている事業者向けにおすすめの決済代行サービスをご紹介します。
SMBC GMO PAYMENT株式会社
stera pack

ここがおすすめ!
- 決済端末とPOSレジが1台だけで完結でき、レジ回りもすっきりした状態に
- 30種類以上のキャッシュレス決済対応で、支払いもスムーズに
- 会員証アプリ機能で、キャンペーン告知やポイントカードの電子化が手軽に行える
ここが少し気になる…
- Visa、Mastercard、銀聯、電子マネーの利用開始までに約1か月半ほど日数が必要

BtoB向けの決済代行サービス2選
こちらでは、BtoBビジネスを行っている事業者向けの決済代行サービスをご紹介します。大きな特徴として、見積もりで金額が確定した後の後払い(請求書払い)ができます。
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード 掛け払い
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード 掛け払い
与信・請求書・消込・督促ぜんぶおまかせ!請求業務の課題を解決したい企業におすすめ
ここがおすすめ!
- 煩雑な手続きゼロで口座振替の負荷もなく導入が可能
- 連携機能が充実していて、仕訳登録の自動化ができる
- インボイス制度・電子帳簿保存法などの法改正などにも対応
ここが少し気になる…
- 業種や商材によって対応できない場合もある
株式会社ネットプロテクションズ
NP掛け払い
経営コンサルが答える!決済代行サービスの手数料にまつわるよくある質問

ここでは、決済代行サービスの手数料にまつわるよくある質問について、経営コンサルタント・起業コンサルタント®・税理士など多岐に渡る分野で活躍をしている中野裕哲さんにご回答をいただきました。経営の専門家ならではの回答ばかりなので、導入前の疑問や不安を解消できるはずです。ぜひ参考にしてください。
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決済代行サービスの手数料にまつわるよくある質問
Q1. 決済代行導入の際「手数料が安いものを」という気持ちが強くなってしまうのですが、手数料の安さを重視して選ぶことの注意点があれば教えてください
Q2. 手数料がかかって利益が削られるのが不安で、導入に踏み切れません。経営的にはどのように「手数料の価値」を判断すればよいのでしょうか?

税理士法人V-Spiritsグループ代表
中野 裕哲
決済業務を担当する方の人件費と手数料を照らし合わせて比較する方法があります。 例えば、1件1件請求書を作成し送付する業務がある場合、要する時間×担当者の時給でその業務にかかる人件費の算出ができます。一方で、決済代行を導入することで想定される手数料が担当者の人件費と比較して高いのか?安いのか?を試算する必要があると思います。 このようにコストを金額になおしたうえで、導入するメリットの有無を判断しましょう。また、導入することで担当者の業務が効率化されますので、新たにできた時間で別の業務を行うことで生産性の向上にも寄与することができる可能性があります。
Q3. 手数料の負担を少しでも軽く感じられるような経営の工夫(価格設定やサービス設計など)があれば教えてください

税理士法人V-Spiritsグループ代表
中野 裕哲
一つ前の質問でも回答した通りで、従来決済業務にかかっていた人件費と比較してみることが有効だと思います。 これまでかかっていた人件費を決済代行を導入することで安く抑えられる。また、空いた時間を売上を上げるために活用できると考えられれば、手数料の負担は軽く感じられると思います。 そのためにも、会社にとって決済代行の導入がどれだけメリットがあるのかを考えて導入を検討することが重要です。
手数料が気になるなら必見!決済代行サービスの手数料の種類

決済代行サービスを利用する際にはさまざまな種類の手数料が発生します。これらの手数料はサービスの品質・利便性・セキュリティレベルなどに関わり、発生する手数料の種類や料金設定はサービス提供者によって大きく異なります。ここでは、手数料が気になるなら把握しておくべき決済代行サービスの手数料の種類や相場をご紹介します。
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決済代行サービスの手数料の種類
決済手数料
決済手数料は顧客が商品やサービスを購入する際に発生する費用です。この手数料は一律ではなく、クレジットカード決済・コンビニ決済・電子マネー決済などの決済手段ごとによって異なります。
一般的にクレジットカード決済の手数料は2.5%〜3.5%、コンビニ決済は100〜200円、電子マネーは1%〜3%が相場とされています。決済手数料は取引量や契約内容を考慮した交渉が可能な場合もあるので、問い合わせの際に相談してみましょう。
振込手数料
振込手数料は、決済代行サービスが売上金を事業者の指定した銀行口座に振り込む際に発生する費用です。この費用は、ベンダー・振込先の銀行・振込頻度などによっても変化します。
一般的には数百円から数千円程度が相場です。ただ一定額以上の売上がある場合、長期契約・高額な月額プランを選ぶことで、振込手数料が割引されたり完全に無料になる場合もあります。
また、振込手数料は一括での振込みと分割での振込みで異なる場合もあります。例えば月末の決まった日に一括での振込みを行えば、手数料が一度しか発生しないためコスト削減につながります。
トランザクション費用
トランザクション費用は、商品購入やサービス利用ごとに発生する手数料です。通常、数十円から数百円程度が相場とされていますが、特定の高額商品や複雑な取引においてはそれ以上の費用が発生することもあります。
特に大量の取引を行う事業者にとっては、このトランザクション費用が積み重なると、月々の運営費用が大きな負担になる可能性があります。
一部の決済代行サービスでは、取引量が一定量を超えた場合にトランザクション費用が割引されるプランも提供されています。
取消手数料
取消手数料は、顧客が購入をキャンセルした場合や返品を行った場合に発生します。事業者が顧客から受け取った支払いを返金する際の手続き費用や、その他の関連する管理作業にかかる費用として設定されています。
数百円から数千円程度が一般的な相場です。ただ、ベンダーの性質・決済手段の種類によっては、これ以上の費用が発生する場合もあります。
一定の取引量や金額を超えた場合には、取消手数料が割引、または免除されるプランを提供している決済代行サービスもあります。
決済代行サービスの選び方|重要な3つのポイント

決済代行サービスを選ぶ際は、手数料以外にも決済方法や課金方式・コスト・セキュリティ対策などをチェックするのがおすすめです。ここからは、手数料に加えて確認すべき項目について解説します。より詳しく知りたい方は、「決済代行サービス選びのその他の比較ポイント」をご覧ください。
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決済代行サービス選びに重要な3つのポイント
どのような決済方法・課金方式に対応しているか
まずは、希望している決済手段や課金方式に対応しているかどうか確認しましょう。決済手段には、キャッシュレス決済(クレジットカード・キャリア・コード・電子マネー決済)やコンビニ決済・銀行決済などがあり、取引の相手や企業規模などによって適したものが異なります。
個人向けのECサイトには、クレジットカード決済・電子マネー決済・コンビニ決済、キャリア決済などがおすすめです。一方、法人向けではクレジットカード決済はもちろんですが、金額が大きくなるケースもあるため銀行振込などに対応したものが最適です。
課金方式には、都度課金方式や継続課金といった複数の課金方式があります。自社の企業規模や取引相手・頻度などに応じて選択しましょう。
コストが適切か

決済代行サービスの多くは、先述した決済時の手数料に加え導入時の費用・利用料に当たる月額固定費が発生します。手数料同様に初期費用・月額固定費も決済代行会社によって金額が異なります。ここからは、決済代行サービスにかかるコストとその特徴について解説します。
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初期費用
初期費用は決済代行サービス導入時にかかる費用です。この初期費用はサービスによって大きく異なりますが、一般的には数万円から数十万円程度が相場とされています。決済代行サービスの種類が増えてきた現在では、初期費用が無料のサービスも出てきています。
初期費用は一度だけの支払いですが、初期費用が高いと導入のハードルを上げてしまうため、しっかりと比較検討することが重要です。
月額固定費用
月額固定費用は、決済代行サービスを利用するために月額で支払う費用です。サービス提供者やプランによって大きく異なり、多くの基本プランでは数百円から数千円程度または無料となっています。
無料や低額の月額固定費用サービスでは機能に一定の制限があることも多く、取引量が一定数を超えた場合や特定の機能を使用する場合に、追加費用が発生することもあります。そのため、必要な機能を追加した結果、月額固定費用が数万円になることも少なくありません。
また、月額固定費用が完全に無料である代わりに、決済手数料が高めに設定されている場合もあります。月額固定費用が低くても、長期的には決済手数料のコストが負担となる可能性があるため注意が必要です。
各種手数料
決済代行サービスでは、決済手数料・振込手数料・取消手数料・トランザクション費用などの複数の手数料が発生する場合があります。これらの手数料はサービスや決済金額ごとに価格が異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
特に、高額な商品やサービスを提供している場合、手数料が高いと大きな負担となる可能性があるため、自社が提供するサービス内容などを考慮しながら確認を行いましょう。
セキュリティ対策は万全か
決済代行サービスを利用する場合、顧客がクレジットカードなどの個人情報を入力する場合があるため、ベンダーがどのようなセキュリティ対策を行っているか確認しましょう。万が一個人情報などが流出した場合、企業の信用性の失墜や訴訟に発展する恐れがあるため、セキュリティは重要なポイントです。
確認すべきは、クレジットカード情報の保護における国際基準である「PCI DSS認証」や、個人情報の管理体制整備を証明する「プライバシーマーク」、情報セキュリティを適切に管理・運用していることを証明する「ISMS認証」などを取得しているかどうかです。
これらの認証は厳しい審査を突破して得られるものなので、セキュリティの安全性を判断する指標となります。
決済代行サービス選びのその他の比較ポイント

決済代行サービスを選ぶ際は重要な4つのポイント以外にも、以下のような点に注意しましょう。
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決済代行サービス選びのその他の比較ポイント
売上金の入金サイクルを確認
売上金の入金サイクルとは、売上が立った日から入金されるまでの期間を指します。決済代行サービスでは、一般的に「締め日」と「入金日」が設定されており、締め日までの売上額が入金日に事業者の登録口座に振り込まれる仕組みです。
入金日や締め日は月末や月末の15日、月末の20日など決済代行サービスによって異なります。そのため、決済代行サービスの売上金の入金サイクルは、事業者の資金繰りに大きく影響します。
入金サイクルが長い場合、売上が立った日から入金されるまでに時間がかかるため、事業者は資金繰りに苦労する可能性があります。入金サイクルが短い決済代行サービスを利用すると、資金繰りに余裕が生まれます。経営にもかかるポイントのため、事前に把握しておくのがおすすめです。
サポート体制は充実しているか
決済代行サービスを選ぶ際は、サポート体制が充実しているかも比較要素になります。サポート体制が充実している決済代行サービスを選択できれば、急なトラブルやエラーが発生した際もリアルタイムで対応してくれるため、顧客を逃すことがありません。
確認しておくべき事項は、「夜間や休日でも対応してくれるか」「問い合わせ先がしっかり明記されているか」です。ベンダーによっては対応日時が限定的だったり、問い合わせ先がわかりにくかったりする場合があるので、注意してください。
特に初めて決済代行サービスを利用する場合には、手厚いサポートのある決済代行会社が適しています。分からないことや不明点があっても、丁寧なサポートがあれば導入もスムーズに進められます。
導入実績は豊富か
決済代行サービスを厳選する際は、導入実績についても確認するのもおすすめです。同業種の企業の導入実績があると、決済方法や課金方式が自社に合っている可能性が高いと考えられます。また、大手企業など豊富な導入実績のあるサービスなら安心して使うことができます。
導入実績は決済代行会社の公式ホームページなどに掲載されているため、導入前に確認しましょう。自社と同業種の企業が多く導入しているか、導入実績が豊富にあるかどうかを確認し、信頼できるサービスを見極める必要があります。
「キャッシュレス決済を導入してどう変わったか」「取引先とのやり取りがどう楽になったか」など、導入事業者のコメントを掲載しているサービスも一部あるので、導入後のイメージを明確にしたい方はぜひ探してみましょう。
他システムと連携できるか
決済代行サービスを選ぶ際は、他システムとの連携にどれくらい対応しているかをチェックするのもおすすめです。連携できるシステムには、会計システム・CRMシステム・SFAシステム・ERPシステムなどがあります。特にすでにこれらのシステムを導入している事業者は、自社が使っているものに対応しているか確認してください。
今お使いの決済代行サービスから乗り換える際の注意点

この記事を読んでいる事業者様の中には、すでに決済代行サービスを利用していて、別のサービスに乗り換えを検討しているという方もいるのではないでしょうか。そこでここでは、決済代行サービスを乗り換える際に注意したいポイントを解説します。
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決済代行サービスを乗り換える際の注意点
利用できる決済方法がどう変化するか確認する
決済代行サービスを乗り換えたらどの決済方法が使えるようになるか、逆にどの決済方法が使えなくなるのかを確認してください。決済代行サービスによってクレジットカードブランドや決済の取り扱い数は異なるので、これまで使用していた決済が使えなくなる場合もあります。
既存の決済サービスが利用できなくなると、顧客が使いにくくなったと感じる可能性があります。できるだけ今まで使用できた決済方法を引き継げるサービスを導入する方がいいでしょう。
顧客のカード情報が引き継げるか確認する
ECサイトへの導入に限りますが、決済代行サービスを乗り換える場合、顧客のクレジットカード情報が引き継げるかどうかを確認しましょう。基本的にカード情報を登録すると2回目以降は入力不要になりますが、引き継ぎができないと再入力を顧客に依頼する必要が出ます。
契約やシステムの関係で引き継げるか否かは変わるので、今契約中のものとこれから契約しようとしているものどちらも対応してるかチェックしてください。
導入しているカートシステムが対応しているか確認する
こちらもECサイトへの導入を検討している事業者様に限った話ですが、現在導入しているカートシステムが新しく導入したい決済代行サービスに対応しているかをチェックしてください。決済代行サービスによっては連携できるカートシステムが少ない場合があります。
まとめ
決済代行サービスでは、さまざまな決済方法に対応し、企業や個人事業主がオンラインで商品やサービスを販売する際に、決済処理を代わりに行ってくれます。
利用時には、初期費用、月額費用、各種手数料がかかる場合がありますが、それぞれの費用相場をしっかりと理解し、損をしない選び方をすることが重要です。そして、自社に最適な決済代行サービスを選ぶことで、業務の効率化や簡素化が見込めます。
本記事を参考にし、決済代行サービスを利用することによる費用対効果や、搭載されている機能を十分に比較検討しながら、自社のニーズに合った決済代行サービスを導入しましょう。
\決済代行サービスについてもっと知りたいならこちら!/

【経営コンサル監修】決済代行サービスのおすすめ19選を徹底比較
決済代行サービスとは、クレジットカード決済やQR決済などをはじめとする複数の決済手段を一括契約で導入できるサービスのことです。本記事では、決済代行サービスの導入を検討している方のために、おすすめの決済代行サービスや選び方、導入する際の注意点を解説しています。













税理士法人V-Spiritsグループ代表
中野 裕哲
1円でも経費を抑えたい気持ちはよくわかりますが、手数料だけで判断するのは経営判断としてよくありません。 まず大事なことは導入した際のメリットを明確にすることです。導入するメリットとなり得るのは機能面であり価格面ではありません。もちろん同じ機能を有しているのであれば、最後は価格で選択することは間違いではありません。 しかしながら、最初から手数料が低いものばかりを選択肢に入れてしまうと、当初の導入する目的から離れてしまう可能性があります。 まずは、「なぜ導入するのか」を明確にして検討してみてください。そして、導入するための費用に上限がある場合には、予算内で必要な機能を有したものを導入することが最善策だと思います。