個人事業主向け決済代行サービスおすすめ15選を徹底比較|キャッシュレス決済からBtoB向けまで!比較表からぴったりの決済サービス選びを

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- 個人事業主が決済代行サービス導入で抱える課題とは?
- 比較表であなたにぴったりの決済代行サービスがわかる
- 厳選した個人事業主向け決済代行サービス15選をご紹介
本記事では、「キャッシュレス決済に対応できれば…」「BtoB向けの決済代行サービスがないか」などのお悩みを抱える個人事業主に向けて、複数の決済手段を一括契約で導入できる「決済代行サービスのおすすめ15選」をご紹介します。どれがいいサービスなのか分からず困っている方は、この記事を読めば自分に最適なサービスが導入できます。

目次
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株式会社 スマレジ
【PR】スマレジ

評判・口コミを紹介
前のレジを入れ替えたとき、各店のスタッフ教育がネックでして、集合教育を実施したり色々しないと駄目だったのですが、今回はほとんど集合教育を取らずにマニュアルベースで、あとは各エリアマネージャーから落とし込んでもらうという形を取りました。 販売員さんの年齢も様々ですが、とくにそんなに抵抗なく。操作説明が要らないって凄いですね。
導入事例(靴下専門店 Tabio)|株式会社 スマレジ
ここがおすすめ!
- 入出荷管理やPL管理・販売管理機能も搭載
- 無料プランや飲食店向けプランを含む5つのプランから目的に合わせて選択可能
- 「免税」や「軽減税率」にも対応
ここが少し気になる…
- 月額費用が安いプランもあるがかなり機能が限られている
【先着順】Squareをお得に利用するなら今がおすすめ!
現在Squareでは、キャンペーン期間中に発生した決済手数料が実質無料になる「売上高3億円分の決済手数料山分けキャンペーン」を実施しています。キャンペーンページからアカウントを作成した新規の方・キャンペーン期間中に、対面もしくは非対面の決済を行った方が対象になり、Squareの導入に悩んでいる店舗は検討がおすすめです。
キャンペーン期間中に発生した決済額と、同額の決済手数料が無料になるクレジットを付与するため、お得にキャッシュレス決済を運用できます。ただし、キャンペーンは、応募条件を満たした方全員が対象で、3億円に到達すれば即日終了する可能性もあるため、なるべく早めにキャンペーンページからアカウントを作成しましょう。
Squareは、オンライン上でたった5分でアカウントを無料作成でき、最短当日で決済利用を始められます。そのため、手軽かつコストを抑えてキャッシュレス決済を展開したい店舗は、この機会にSquareの導入を検討してみましょう。

Squareでは、期間限定のキャンペーンの開催や、サービスのアップデートを積極的に行っています。2024年9月には対応するQRコードの決済サービスが大幅に増え、今後のアップデートにも期待です。

また、Square 資金調達では、スピーディーな資金調達が可能です。申し込みはすべてオンラインで完結し、利用にかかる手数料は固定手数料のみとなっています。個人事業主や店舗運営のオーナーにも人気のおすすめプランです。
ここがおすすめ!
- 事業規模・種類で決済手数料が変わることのないシンプルな料金体系
- 「業界最先端」のセキュリティや、充実したサポートが受けられる
- オンラインでの申込みや最短で当日審査が完了し、すぐに利用できる
- 新規のお客様はVISA&・Mastercardの決済手数料が業界最安の 2.5%で導入が可能(2024年11月1日~)※詳細は公式ページを確認※
ここが少し気になる…
- 翌営業日に振込対応しているのは「三井住友銀行」「みずほ銀行」のみ
導入前に知っておきたい!決済代行サービスの始め方
決済代行サービスで導入する際、自社に最適なものを選ぶのは容易ではありません。決済代行でキャッシュレス決済を導入すると言っても、クレジットカード決済・QR決済など手段は多岐に渡り、決済代行サービスごとに提供できる種類も違います。加えて、初期費用や月額固定費や利用できるシステムなども異なってきます。

どれがいいサービスか判断が難しそうな決済代行サービスですが、多くは資料請求して比較検討することで、自分に合ったサービスを選択できます。
本サイトでは複数のサービスをまとめて比較・資料請求することができます。資料請求は無料なので、すぐに1つに絞る必要はありません。決済代行サービスで売上や入金の管理を簡潔化して、複数のクレジットカード会社やキャッシュレス決済会社と個々に契約を結ぶという手間を省き、事業の効率化を目指しましょう。
個人事業主でも決済代行サービスでキャッシュレス決済を導入できるが…課題もあり!
キャッシュレス決済会社(クレジットカード会社・電子マネー会社)や銀行などと事業者を仲介する決済代行サービスは、個人事業主でも利用できます。ただ、個人事業主が決済代行サービスを導入する際にはいくつか課題があります。課題は主にこの3つです。

まず、審査が通りにくい場合があることです。求められた書類をしっかり提出したり、事前に対策をしたりすればさほど問題でない場合がほとんどですが、個人事業主への審査が厳しめの決済代行サービスもあるとされています。対策については記事後半で紹介します。
次に、決済システムを導入する際やそれに伴うサポートサービスに発生する初期費用、顧客情報の管理やキャッシュレス決済で使用する端末にかかる月額固定費の負担です。収入が不安定になりやすい業種の場合、特にこの点が課題になっているのではないでしょうか。
最後に、入金サイクルの長さです。決済代行サービスで導入できるキャッシュレス決済や請求書払いは、売上発生から手元にお金が入るまでのラグがあります。収入が不安定な業種の場合、発生から売上額が振り込まれるまでが長い決済代行サービスを利用すると、資金繰りが難しくなる可能性があります。
個人事業主が導入しやすい決済代行サービスのおすすめ15選
この記事では、先述したような課題を抱える個人事業主に向け、「課題を解決または乗り越えて導入しやすい決済代行サービスの条件」を設定しました。

以下からは、この条件に2つ以上該当する決済代行サービスをご紹介します。オンラインショップ・対面・BtoBのどれに対応しているのか、どの決済手段に対応しているか等の詳細もチェックして、表にまとめました。導入したいと思うサービスがありましたら、ぜひ資料請求またはお問い合わせまでお進みください。
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個人事業主が導入しやすい決済代行サービスのおすすめの15選
実店舗・ECサイト両対応の決済サービス4選
こちらでは、実店舗またはECサイトでビジネスを展開している個人事業主向けにおすすめの決済代行サービス7選をご紹介します。

Squareでは、期間限定のキャンペーンの開催や、サービスのアップデートを積極的に行っています。2024年9月には対応するQRコードの決済サービスが大幅に増え、今後のアップデートにも期待です。

また、Square 資金調達では、スピーディーな資金調達が可能です。申し込みはすべてオンラインで完結し、利用にかかる手数料は固定手数料のみとなっています。個人事業主や店舗運営のオーナーにも人気のおすすめプランです。
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ここが少し気になる…
- 翌営業日に振込対応しているのは「三井住友銀行」「みずほ銀行」のみ
アルファノート株式会社
アルファポータブル
ここがおすすめ!
- 最短1日からレンタルができ、屋外利用や複数台の導入にも対応
- 「レシート広告出力」「分割決済」など、充実した機能を搭載
- 専任担当者がつき、24時間体制のカスタマーサポートも利用可能
- 最短5分でお申込み完了、以降の煩雑な審査や手続きは全て対応
ここが少し気になる…
- 導入に伴う必要書類を確認するには問い合わせが必要

ソニーペイメントサービス株式会社
Sony Payment Services

ここがおすすめ!
- ECサイトやBtoBの掛け払い決済に加えて、実店舗向けの決済サービスにも対応
- 豊富なECカートを完備
- 業種に合わせた決済サービスやオプションサービスを提案してくれる
ここが少し気になる…
- 費用については問い合わせるまでわからない

EC向け決済代行サービス5選
こちらでは、ネットショップでのビジネスのみ行なっている個人事業主向けにおすすめの決済代行サービスをご紹介します。
株式会社もぐら
月額パンダ


ここがおすすめ!
- 初期費用や月額費用は0円かつ利用のない月は無料で、導入ハードルが低い
- 個人事業主にも対応し、ネットだけで簡単に利用開始できる
- クレジットカードと口座振替の決済状況はスマホからも確認可能
ここが少し気になる…
- 請求書の発行や郵送代行には非対応

GMOペイメントサービス株式会社
GMO後払い

GMOペイメントサービス株式会社
GMO後払い
未回収リスク軽減!現金支払い中心のEC事業者や新規拡大を狙いたい方にもおすすめ
口コミ一部抜粋
未回収リスクを減らせる安心決済
ここがおすすめ!
- 与信審査通過かつ正常に完了した取引は、未回収リスクを100%保証
- 請求書の発行から入金確認・督促まで代行可能
- 安心かつ便利な「コンビニ・銀行・郵便局」払いなどに対応
ここが少し気になる…
- サイトが未完成の場合や対面販売・電話受注は申込みできない
GMOイプシロン株式会社
Epsilon by GMO
ここがおすすめ!
- 売上連動型のビジネスカードが年会費永年無料で使える
- 定期購入・継続課金にも対応
- イプシロン加盟店のみ限定の融資サポートがある
ここが少し気になる…
- 国内特化ということもあり、海外取引には不向き

PayPal Pte. Ltd.
PayPal

実店舗向け決済代行サービス3選
こちらでは、対面でのビジネスのみ行っている個人事業主におすすめの決済代行サービスをご紹介します。
SMBC GMO PAYMENT株式会社
stera pack

ここがおすすめ!
- 決済端末とPOSレジが1台だけで完結でき、レジ回りもすっきりした状態に
- 30種類以上のキャッシュレス決済対応で、支払いもスムーズに
- 会員証アプリ機能で、キャンペーン告知やポイントカードの電子化が手軽に行える
ここが少し気になる…
- Visa、Mastercard、銀聯、電子マネーの利用開始までに約1か月半ほど日数が必要

株式会社リクルート
Airペイ

株式会社ジェイエムエス
JMSおまかせサービス


ここがおすすめ!
- 71種ものブランド数の取り扱いや、豊富な支払方法に対応
- 店舗にあわせた決済端末が選べ、導入費用も0円で使える
- 月々の振込額や売上明細はWebでまとめて確認でき、導入前後の支援も手厚い
ここが少し気になる…
- 「JMS中小企業応援プログラム」に適用した場合のみ手数料率が2.48%

BtoB向けの決済代行サービス3選
こちらでは、BtoBビジネスを行っている個人事業主向けの決済代行サービスをご紹介します。大きな特徴として、見積もりで金額が確定した後の後払い(請求書払い)ができます。
株式会社マネーフォワード
マネーフォワード 掛け払い

株式会社マネーフォワード
マネーフォワード 掛け払い
与信・請求書・消込・督促ぜんぶおまかせ!請求業務の課題を解決したい企業におすすめ
ここがおすすめ!
- 煩雑な手続きゼロで口座振替の負荷もなく導入が可能
- 連携機能が充実していて、仕訳登録の自動化ができる
- インボイス制度・電子帳簿保存法などの法改正などにも対応
ここが少し気になる…
- 業種や商材によって対応できない場合もある
GMOペイメントサービス株式会社
GMO掛け払い

ここがおすすめ!
- 「消し込み」や「督促(架電・再発行)」「入金管理」といった業務負荷のかかる作業を代行
- 未回収リスクも負担
- 買い手は事前の手続きが不要で初回取引から利用できる
ここが少し気になる…
- 手数料や固定費の幅が広く、取り扱いの商材や販売方法によっては高くつく場合も
その他の決済代行サービスも確認したい方はこちら
こちらでは、導入しやすいとされる条件には当てはまらないものの、個人事業主の方も検討可能な決済代行サービスをご紹介します。
先ほどの条件には当てはまらないものの、BtoB取引で多い後払い(請求書払い)やサブスク決済に対応しているものなど、特化しているポイントが異なるためぜひチェックしてください。
株式会社ROBOT PAYMENT
サブスクペイ

株式会社ネットプロテクションズ
NP掛け払い
決済代行サービスとは

決済代行とは、クレジット会社や電子マネーによるキャッシュレス決済や銀行やコンビニなどへの振込決済を一元化し、管理業務の負担を軽減する代行サービスです。複数の決済方法を準備できるため、顧客が望む決済方法を提供することができます。
特に、クレジットカード会社の加盟店契約をする際、個人での手続きは審査が厳しく、複雑な手続きやセキュリティ対策の証明など、さまざまな障壁が存在します。また、電子マネーに関しても、個々に審査の申し込みが必要なので、導入までに時間がかかります。
これらの悩みを解決してくれるのが決済代行サービスです。1つの窓口で、複数のクレジット会社・電子マネー・QRコード決済など顧客のニーズに合った決済方法を利用できます。さらに、顧客の流出を防止し、個々への手数料も一本化できるため大変便利です。
\詳しくはこちらの記事をチェック/

決済代行とは?仕組みやメリット・デメリット、選び方のポイントを解説
決済代行とは、各種決済サービスを提供する会社と企業の間に立ち、売上入金管理の一元化やセキュリティ対策など、決算に関する業務を代行することを指します。本記事では、決済代行についての仕組みやメリット・デメリット、決済代行サービスを選ぶポイントなどを解説します。
個人事業主が決済代行サービスを利用するメリット

個人事業主が決済代行サービスを導入するメリットとしては、販売機会損失防止や決済導入をスムーズに行えることなどが挙げられます。以下で、メリットを4つに分けて詳しく解説します。
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個人事業主が決済代行サービスを利用するメリット
販売機会損失の防止
決済代行サービスの利用は、販売機会損失の防止に効果的です。販売機会損失とは、顧客が商品やサービスを購入する意思を持っているにもかかわらず、何らかの理由で購入を断念してしまうことを指します。販売機会損失が増えれば、売上が落ちてしまいます。
決済方法の選択肢が限られていると、販売機会を損失する可能性が高いです。決済代行サービスを利用すれば、利用者が増加しているキャッシュレス決済(クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など)や、銀行振込決済などのさまざまな決済手段を導入することができます。その結果として、販売機会損失を防げます。
決済導入がスムーズ
決済代行サービスを利用すると、キャッシュレス決済の導入がスムーズに行なえるのが特徴です。サービスの利用により、決済機関との契約や決済システムの導入・運用を決済代行会社に一括して任せられるため、決済代行会社と契約するだけで複数の決済手段を導入できます。
また、決済機関との契約・決済システムの導入・決済システムの運用・決済データの管理などが不要になります。決済代行導入にかかる時間を大幅に短縮できるほか、決済の処理や入金管理が簡単に行えることで、業務効率化にも繋げられるのもメリットです。
この導入のスムーズさは、後々「事業拡大に伴いキャッシュレス決済ブランド数を増やしたい」となった際に活きます。ビジネスシーンの移り変わりに柔軟に対応できるのは、嬉しいポイントです。
売上・入金を一元管理できる
決済代行サービスの利用により、売上・入金を一元管理できるのも大きなメリットです。複数のキャッシュレス決済代行サービスを利用しても、決済された売上は決済代行会社がまとめて管理してくれます。
そのため、事業者は決済代行会社の管理画面から売上や入金状況を簡単に確認できます。複数の決済手段で決済された売上を一覧で確認できるほか、売上と入金の差異や売上・入金の推移をグラフで見られるのも嬉しいポイントです。
売上・入金管理にかかる手間と時間を大幅に削減できるだけでなく、売上や入金の状況をリアルタイムで確認できることで、経営判断の精度を高められます。
契約手数料を削減できる
決済代行サービスを利用することで、クレジットカード会社やキャッシュレス決済ブランドなど複数の決済機関との契約で発生する契約手数料コストを削減できます。
例えば、決済代行サービスを利用せずにクレジットカード会社3社と契約する場合、3社すべてに契約手数料が発生します。
しかし、決済代行サービスを利用する場合は、契約するクレジットカード会社が3社であっても決済代行会社の契約手数料のみになります。導入コストの削減は、資金に制限のある個人事業主にとって大きなメリットと言えます。
決済代行サービスの選び方|重要な3つのポイント

決済代行サービスを選ぶ際は、決済方法や課金方式・コスト・セキュリティ対策の3つを必ずチェックしましょう。ここからは、チェックすべき理由について詳しく解説します。より詳しく知りたい方は、「決済代行サービス選びのその他の比較ポイント」をご覧ください。
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決済代行サービス選びに重要な3つのポイント
どのような決済方法・課金方式に対応しているか
まずは、希望している決済手段や課金方式に対応しているかどうか確認しましょう。決済手段には、キャッシュレス決済(クレジットカード・キャリア・コード・電子マネー決済)やコンビニ決済・銀行決済などがあり、取引の相手や企業規模などによって適したものが異なります。
個人向けのECサイトには、クレジットカード・電子マネー・コンビニ決済、キャリア決済などがおすすめです。一方、法人向けではクレジットカード決済はもちろんですが、金額が大きくなるケースもあるため銀行振込などに対応したものを選びましょう。
また、課金方式には、都度課金方式や継続課金といった複数の課金方式があります。自社の企業規模や取引相手などに応じた決済方法、課金方式が選択できる決済代行サービスを選ぶ必要があります。
手数料などコストが適切か
決済代行サービスを利用する場合、基本の利用料のほかに決済時の手数料を支払う必要があります。基本利用料は月額や年額で定められており、一定の金額をランニングコストとして支払いますが、手数料は決済が発生する度に別途支払うことになります。
基本利用料・手数料共に選ぶ決済代行会社によって料金が異なったり、クレジットカードでもブランドごとに決済手数料に差があったりするので、自社の予算に合っているものを選びましょう。利用料が安価でも手数料が高額だと、決済の度に負担が大きくなるので注意が必要です。
セキュリティ対策は万全か
決済代行サービスを利用する場合、顧客がクレジットカードなどの個人情報を入力する場合があるため、ベンダーがどのようなセキュリティ対策を行っているか確認しましょう。万が一個人情報などが流出した場合、企業の信用性の失墜や訴訟に発展するリスクがあります。
そうならないためにも、「プライバシーマーク」の有無や「ISMS認証」があるかどうかを確認しましょう。また、クレジットカード情報の保護における国際基準である「PCI DSS」といった認証を取得しているかどうかも、1つの判断基準となります。
決済代行サービスを導入の流れ

決済代行サービスを導入する際には、自社のビジネスにマッチしたサービスか確認しながら、複数のサービスを比較検討するのがおすすめです。ここからは、決済代行サービス導入の流れを解説します。
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決済代行サービスの導入の流れと注意点
自社のビジネスにマッチしたサービスか確認
決済サービスには、BtoB向けやBtoC向けなど多くの種類があり、業界・業種によっても選ぶものが異なります。その中でもECサイト向けや実店舗向けなど複数のサービスがあるため、自社のビジネスに合っているか確認した上で検討しましょう。
自社のビジネスに合っていない場合、希望しているキャッシュレス決済ブランドや課金方式が使えない可能性があります。そのため、必ず自社のビジネスにマッチしたサービスかどうかを確認しましょう。
複数のサービスで資料請求し比較する
決済代行サービスの導入を検討する際は、1つのサービスに絞って考えるのではなく、複数のサービスを比較検討しましょう。気になるサービスを複数選んで資料請求を行い、社内で比較検討しながら自社にピッタリのものを選ぶのがおすすめです。
1つのサービスに絞ると、本当に自社に合っているか分かりにくく、他にもっと良いサービスがあっても比較できません。そのため、必ず複数のサービスを比較しながら最も自社に合ったものを選びましょう。
申し込み方法・導入までの日数を確認
決済サービスを利用する際には、審査に通過する必要があるため導入までに時間がかかります。一般的には1週間から2週間程度で審査結果が通知されますが、場合によっては1か月以上かかることもあるため、必ず導入までにかかる日数を確認しておきましょう。
審査の期間を含めると、利用開始までには1ヶ月前後かかります。いつまでに導入したいかを考え、導入までにかかる期間を逆算して考えましょう。審査は長引くケースもあるため、余裕を持ってスケジュールを立てるのがおすすめです。
要確認!個人事業主が決済代行サービスの審査を通過するためのポイント

決済代行サービスでキャッシュレス決済を導入する際は必ず審査が発生し、信用情報や財務状況がチェックされます。個人事業主の場合、これらの必要情報が厳しく確認され不足していると判断されるケースがあります。
しかし、対策をしておけば審査が通過しやすくなります。そこでここは、決済代行サービスの審査を個人事業主が突破するためにクリアしておくといいポイントをご紹介します。
なお、ご紹介する項目をすべてクリアしても、審査が必ず通るとは言えません。あくまで通る確率をあげる可能性があるものとして参考にしてみてください。
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個人事業主が決済代行サービスの審査を通過するためのポイント
信用情報の問題を解消する
信用情報に問題がある個人事業主の方で、その問題が解消できるものであればすぐ改善を試みてください。信用情報の傷は決済代行の審査にダイレクトに影響する項目です。
仮に決済代行会社を介さずにクレジットカード会社等と契約をするとなっても、キャッシュレス決済やBtoB向け決済の導入に審査は必須です。延滞がある場合は支払いを済ませましょう。
なお、信用情報機関に任意整理や自己破産などの債務整理の事故履歴がある方は、審査が厳しくなります。登録される年数は任意整理は借金完済後5年、自己破産は5〜7年なので、規定期間までは審査に落ちやすいです。
開業届を出す
開業届を出していない個人事業主の方は、税務署に開業届を提出しましょう。開業届は事業の開始を証明でき事業の継続性も明確になるので、信用性が向上して決済代行サービスの審査が通る確率を上げることができます。
開業後1ヶ月の提出が義務付けられている開業届ですが、1ヶ月を過ぎてからの提出でもペナルティはありません。提出しないことで青色申告が受けられない・屋号名義の銀行口座が作れないなどのデメリットもあります。これを機に手続きに動きましょう。
固定電話を設置する
信頼性の向上のために固定電話を検討してみましょう。固定電話があると事業の実態があると判断され、決済代行の審査が通る確率を上げると言われています。
現状、個人事業主の開業に固定電話は必須ではありません。しかし、携帯電話による詐欺行為が多い昨今、事業用の番号が携帯番号だと不信感を抱かれるポイントになりえます。
決済代行サービス選びのその他の比較ポイント

決済代行サービスを選ぶ際は重要な4つのポイント以外にも、以下のような点に注意しましょう。
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決済代行サービス選びのその他の比較ポイント
売上金の入金サイクルを確認
決済代行サービスの売上金の入金サイクルとは、売上が立った日から入金されるまでの期間を指します。決済代行サービスでは、一般的に「締め日」と「入金日」が設定されており、締め日までの売上額が入金日に事業者の登録口座に振り込まれる仕組みです。
入金日や締め日は月末や月末の15日、月末の20日など決済代行サービスによって異なります。そのため、あらかじめ売上金の入金サイクルを確認しておく必要があります。決済代行サービスの売上金の入金サイクルは、事業者の資金繰りに大きく影響します。
入金サイクルが長い場合、売上が立った日から入金されるまでに時間がかかるため、事業者は資金繰りに苦労する可能性があります。入金サイクルが短い決済代行サービスを利用すると、資金繰りに余裕が生まれるため、導入前に確認しておきましょう。
サポート体制は充実しているか
決済代行サービスを利用する際は、サポート体制が充実しているかどうか確認しましょう。サポート体制が充実していると、急なトラブルやエラーが発生した際もリアルタイムで対応してくれるため、顧客を逃すことがありません。
また、サポート体制について確認する際は、対応時間や問い合わせ先もチェックしておくのがおすすめです。夜間や休日でも対応してくれるか、問い合わせ先が明記されているか確認しましょう。
特に、初めて決済代行サービスを利用する場合には、手厚いサポートのある決済代行会社が適しています。分からないことや不明点があった際、丁寧に対応してくれるサービスを選ぶと導入もスムーズに進められます。
導入実績は豊富か
決済代行サービスを選ぶ際には、導入実績についても確認するのがおすすめです。同業種の企業の導入実績があると、決済方法や課金方式が自社に合っていると考えられます。また、大手企業など豊富な導入実績のあるサービスなら安心して使うことができます。
導入実績は決済代行会社の公式ホームページなどに掲載されているため、導入前に確認しましょう。自社と同業種の企業が多く導入しているか、導入実績が豊富にあるかどうかを確認し、信頼できるサービスを見極める必要があります。
「キャッシュレス決済を導入してどう変わったか」「取引先とのやり取りがどう楽になったか」など、導入事業者のコメントを掲載しているサービスも一部あるので、導入後のイメージを明確にしたい方はぜひ探してみましょう。
他システムと連携できるか
決済代行サービスは他システムと連携させると、より便利に活用できます。連携できるシステムには、会計システムやCRMシステム、SFAシステム、ERPシステムなどがあります。各種多様な種類があるため、自社が使っているものが対応しているか確認しましょう。
他システムと連携させることで売上管理の効率化などが行えるため、どのようなシステムと連携できるのかを確認しておくのがおすすめです。
トラブルに対応しやすい現金支払いにも対応しているか
最近では、キャッシュレス決済のみの実店舗も増えています。キャッシュレス決済は、支払いに関する業務が効率化され、人件費削減などが見込めます。しかしその一方で、停電やサーバーダウンによって、突然利用できなくなるリスクがあります。
特にサーバーダウンの場合、営業自体は問題なくできても決済ができないために一時的に休業する必要がでてきてしまい、売上損失にも発展します。
また、現金での支払いを希望している顧客を逃すことにもなるため、決済代行サービスと並行し現金払いにも対応できるよう運営していくのがおすすめです。

決済代行サービスのおすすめ19選を徹底比較!BtoB向けサービスや実店舗向けサービスも紹介
決済代行サービスとは、クレジットカード決済やコンビニ決済などの複数種類の決済を一括の契約で導入できるサービスのことです。本記事では、決済代行サービスの導入を検討している方のために、おすすめの決済代行サービスや選び方、導入する際の注意点を解説しています。
期間中に発生した決済手数料が実質無料になるキャンペーン開催中!

Squareでは、期間限定のキャンペーンの開催や、サービスのアップデートを積極的に行っています。2024年9月には対応するQRコードの決済サービスが大幅に増え、今後のアップデートにも期待です。

また、Square 資金調達では、スピーディーな資金調達が可能です。申し込みはすべてオンラインで完結し、利用にかかる手数料は固定手数料のみとなっています。個人事業主や店舗運営のオーナーにも人気のおすすめプランです。
ここがおすすめ!
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- オンラインでの申込みや最短で当日審査が完了し、すぐに利用できる
- 新規のお客様はVISA&・Mastercardの決済手数料が業界最安の 2.5%で導入が可能(2024年11月1日~)※詳細は公式ページを確認※
ここが少し気になる…
- 翌営業日に振込対応しているのは「三井住友銀行」「みずほ銀行」のみ
まとめ
決済代行サービスによるキャッシュレス決済導入は企業がターゲットというイメージがありますが、実際にはフリーランスや個人事業主も利用できます。ただし、個人事業主に対する審査が厳しいケースもあるため、現実的に導入可能性が高いものの中から最適なサービスを見つけましょう。
また、個人事業主向けの決済代行サービスを選ぶ際は、対応している決済方法や課金方式を確認しておくことが重要です。ターゲット層に合ったキャッシュレス決済に対応しているサービスを選び、サポート体制や導入実績にも注目して選びましょう。