無料で使えるチャットボットおすすめ3選|選ぶ際のポイントも解説

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  • 無料のチャットボットで、本格的な導入前に自社に合ったタイプや機能が比較検討できる
  • 無料のチャットボットの機能は限定的であり、自動で有料プランへ切り替わるものもある
  • 無料のチャットボットには、無料トライアルがあるものと完全無料のものがある

問い合わせ対応を自動化できるチャットボットには、無料で利用できるものもあります。本格的に導入する前に、無料のチャットボットで自社に合ったタイプや機能を比較検討しましょう。この記事では、無料で使えるおすすめのチャットボットや選ぶ際のポイントなどを解説します。

目次

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  1. チャットボットを無料で利用しよう
  2. 無料のチャットボットのメリット
  3. 無料のチャットボットのデメリット
  4. 無料のチャットボットを選ぶ際のポイント
  5. 無料のチャットボットの導入を成功させるコツ
  6. 無料で使えるチャットボットおすすめ3選
  7. その他のチャットボットの選び方
  8. チャットボットを無料で利用するその他の方法
  9. まとめ
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チャットボットを無料で利用しよう

チャットボットは、コンピュータープログラムを通じて自動化された会話を提供するツールです。これらはユーザーからの質問に応答し、情報提供・サポート・タスクの実行など多岐にわたる用途で活用されます。

チャットボットには、無料で使えるプラットフォームも存在します。これらのプラットフォームを利用すれば、企業や個人が比較的低コストでカスタマイズ可能なチャットボットを作成し、Webサイトやアプリに統合できます。

チャットボットとは?導入のメリット・デメリットと機能について解説

チャットボットとは、チャット(会話)とボット(ロボット)を組み合わせた言葉で自動会話プログラムのことを指します。チャットボットにはAI型や非AI型の技術の違いがあります。この記事では、チャットボットの技術や機能についてメリット・デメリットを交えて解説します。

無料のチャットボットのメリット

無料のチャットボットには多くの魅力があります。コスト面の他、さまざまなメリットを提供してくれます。ここでは、無料のチャットボットのメリットについて詳しく解説していきます。

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コストを抑えられる

無料のチャットボットの最大のメリットは、コストを抑えられることです。無料プランを利用することで、導入・開発・運用にかかる費用を最小限に抑えることができます。

また、一部の無料プラットフォームは、カスタマイズや設定を容易に行えるツールやテンプレートを提供しており、開発コストを軽減します。さらに、チャットボットは24時間稼働して多くの業務を自動化するため、人件費を節約して運用コストを最適化できます。

AI型とシナリオ型を比較して検討できる

無料のチャットボットには、AI型とシナリオ型の2つの主要なタイプが存在します。AI型は高度な自然言語処理を活用して柔軟な対話が可能ですが、通常は有料で提供されます。一方、シナリオ型は設定されたスクリプトに従って動作し、基本的なタスクを自動化します。

無料トライアルを活用することで、どちらのタイプが自社に合っているかを検討できます。AI型は高度な機能が魅力ですが、シナリオ型は初期コストを抑えつつ効率化することが可能です。無料トライアルはリスクを最小限にし、ツールの最適な選定を支援します。

必要な機能を検討できる

チャットボットを導入する際、本格的な導入前に無料トライアルを利用することで、自社にとって必要な機能と不要な機能を見極められます。トライアル期間中にチャットボットの動作や対応範囲をテストし、ユーザーのフィードバックを収集できます。

これにより、ボットに統合すべき業務やカスタマイズが明確になり、無駄なコストの発生を防ぎます。必要な機能を選択して無駄な機能を省くことで、最適なチャットボットを構築し、ビジネスプロセスを効率化できます。

UI・UXを体験できる

無料トライアルを活用することで、UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)を体験できます。実際にツールをテストし、使いやすさを評価することで、ユーザーフレンドリーな設計や使いやすいインターフェースを把握可能です

また、本格的な導入前にユーザーのフィードバックを取り入れ、調整や改善を行う機会が得られます。ユーザーがスムーズに対話し、必要な情報やサポートを簡単に取得できるようにすることは、チャットボットのスムーズな運営に直結します。

無料のチャットボットのデメリット

無料のチャットボットには魅力的なメリットがありますが、デメリットも考慮すべきです。ここでは、無料のチャットボットの制約や課題について解説します。

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機能が限定されている

無料のチャットボットは有料プランと比べて機能が限定されていることがあります。特に、FAQ(よくある質問)の登録数が制限されることが多いです

この制約により、対応できるトピックや情報が制限され、企業のニーズに合わない場合があります。有料プランではより多くの機能やカスタマイズが可能であり、ビジネスの成長に対応することが可能です。

自動で有料プランに切り替わることがある

多くの場合、無料トライアルは期間限定で提供されており、その期間が終了するとユーザーは自動的に有料プランに移行され、サービス利用に対して課金が発生します。ユーザーがトライアル終了時にこれを認識していない場合、意図せず課金が発生する可能性があります。

無料トライアル期間中の利用規約や料金について十分に理解し、必要であれば有料プランへの切り替えを検討しましょう。

日本語に対応していないものもある

チャットボットがユーザーとの円滑な対話を実現するためには、正確で自然な日本語処理が必要ですが、無料のプランではそれが保証されていない場合があります。

このため、無料のチャットボットを利用する前に言語サポートについて確認し、日本語での適切な対話が可能かどうかを検討することが大切です。

無料のチャットボットを選ぶ際のポイント

無料のチャットボットを選ぶ際には、注意すべきポイントがあります。これらのポイントを把握し、適切な選択をすることが重要です。以下では、無料のチャットボットを選ぶ際のポイントを解説します。

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無料のチャットボットを選ぶ際のポイント

  1. 無料で使える期間
  2. 無料で使える機能

無料で使える期間

無料のチャットボットは、主に2つのタイプがあります。1つは無料トライアル期間が設けられており、一定期間内に有料機能を試用できます。もう1つは、永続的に無料で使えるプランが提供されているツールです。

どちらを選ぶかは、企業のニーズや予算に合わせて検討する必要があります。特に、無料トライアル期間がある場合、その期間終了後に課金されるかどうかも確認することが重要です。

また、無期限に無料で使えるツールは、機能が限定的であるケースが多いです。入念にプランの詳細を理解し、予算との調整を考えながら選定しましょう

無料で使える機能

多くの場合、無料プランでは一部の機能が制限されているため、自社のニーズに合った機能が無料で提供されているかどうかを確認する必要があります。

無料プランの制約によって、本格的な運用に支障が出る可能性があるため、自社の要件に合致するかどうかを検討し、必要な機能が有料プランで提供されるかも確認しましょう。その上で、最適な選択肢を見つけることが重要です。

無料のチャットボットの導入を成功させるコツ

チャットボットをただ導入するだけでは十分に活用することができず、導入に失敗する可能性があります。ここでは、無料のチャットボットの導入を成功させるコツを2つ解説します。

定期的に見直す

チャットボットを導入したら、ユーザーのニーズに合わせてシナリオの追加などを定期的に行いましょう。ユーザーのニーズはトレンドなどの移り変わりによって変化し、それによってチャットボットに投げかけられる質問も変わります。

そのため、ユーザーからの問い合わせに的確に対応できるようシナリオの追加やAIの学習などを繰り返し行い、精度の向上を図る必要があります。特にAIチャットボットは学習量が精度に大きく影響するため、定期的に見直しましょう。

チャットボットの運用チームを立ち上げる

チャットボットは定期的な見直しや学習が必要なため、チャットボットの運用チームを立ち上げましょう。運用チームはチャットボットの精度だけでなく、スムーズな運用を実現します。

トラブルなどが発生した際も迅速に対応でき、タイムロスを防げます。安定した運用と精度の向上を実現するために、チャットボットを導入する前に運用チームを立ち上げておきましょう。

無料で使えるチャットボットおすすめ3選

株式会社GoQSystem

GoQSmile

通販サイトも◎社内・社外にも使いたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 「Yahoo!ショッピング」や「auPayマーケット」といった通販サイトにも設置可能
  • 社内・社外どちらでも使いやすく、シナリオはサンプルを活用してすぐに利用できる
  • 有人チャットにも対応!

MORE
ここが少し気になる…

  • それぞれの機能に特化したプランで分かれているため、すべて使いたい場合はそれなりの金額になってしまう
価格(税別) ・スタンダードプラン 1ヶ月あたり10,000円
・外部連携プラン 1ヶ月あたり15,000円
・有人チャットプラン 1ヶ月あたり20,000円
社内・ヘルプデスク向け
社外・カスタマーサポート向け マーケティング向け
設置場所 ・Webサイト
・Yahoo!ショッピング
・auPayマーケット
シナリオサンプル
画像表示 リンク設定
オペレーター・有人チャット対応 AI搭載
カスタマイズ 連携サービス ・LINE公式アカウント
・Facebook
・Google
・Chatwork
・slack
その他のサービス ・類義語・単語登録
・親ロボットの回答を共有
・ダッシュボード
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株式会社 L is B(エルイズビー)

AI-FAQボット

Excelデータで簡単!社内外で使いたい企業におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • Excelに質問と回答を入力するだけで利用できる手軽さが魅力!
  • 未登録の単語でも2回目以降では適した回答が出せるように自動で学習
  • 「受付機能」機能を備え、問合せや申込みにも自動で対応

MORE
ここが少し気になる…

  • 料金はQA数ごとに分類されており、質問が多い企業の場合割高になる可能性も
価格(税別) ・月額費用 30,000円~
・年間一括支払い 10ヶ月分
社内・ヘルプデスク向け
社外・カスタマーサポート向け マーケティング向け -
設置場所 - シナリオサンプル -
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オペレーター・有人チャット対応 - AI搭載
カスタマイズ 連携サービス ・direct
・LINE WORKS
・Slack
・Teams
・Garoon
・desknet's NEO
その他のサービス ・言葉の揺れの自動学習
・カテゴリーボタンの自動生成
・ヒアリング機能
・受付機能
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JTP株式会社

Third AIコンタクトセンターソリューション

AIと有人のハイブリッド対応を行いたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 自然な受け答えと高い回答精度を実現した、最新の言語処理エンジンを搭載
  • 有人オペレーターへの切り替えがスムーズに行える
  • 対話履歴を元にして、生成AIが質問の要約や応対の手順を作成

MORE
ここが少し気になる…

  • プランの詳細や費用は公開されておらず、問い合わせが必要
価格(税別) 問い合わせで確認 社内・ヘルプデスク向け
社外・カスタマーサポート向け マーケティング向け
設置場所 ・Webサイト
・LINE
・Skype
・X
・Slack
・その他
シナリオサンプル -
画像表示 - リンク設定 -
オペレーター・有人チャット対応 AI搭載
カスタマイズ - 連携サービス
その他のサービス ・回答精度を分析するBIツールの無償提供
・教育サポート
・トライアルプラン
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その他のチャットボットの選び方

チャットボットを選ぶ際の重要なポイントとして、設置可能な場所を確認することが挙げられます。設置場所としては、Webサイト上の特定のページ・ランディングページ・アプリ内・特定のソーシャルメディアプラットフォームなど多岐にわたります。

自社のビジネス戦略や顧客の行動パターンに合わせて最適な設置場所を選ぶことで、チャットボットの効果を最大化できます。また、設置場所によって対象となるユーザー層や目的が異なるため、選択肢を検討して目標達成に適した場所を選ぶことが重要です。

また、その他の比較ポイントとして「外部ツールと連携できるか」「カスタマイズ性は高いか」「サポート体制は充実しているか」についてもチャットボットを選ぶ際には、事前に確認することをおすすめします。

【重要なポイント】

チャットボットの設置場所を確認

【その他の比較ポイント】

  1. 外部ツールと連携できるか
  2. カスタマイズ性は高いか
  3. サポート体制は充実しているか

チャットボットを無料で利用するその他の方法

無料で使える方法は、上記で解説したツール以外にもいくつかあります。ここでは、その方法として「APIを使って構築する」「開発フレームワークを使って構築する」の2つについて解説します。

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チャットボットを無料で利用するその他の方法

  1. APIを使って構築する
  2. 開発フレームワークを使って構築する

APIを使って構築する

API(Application Programming Interface)は、異なるソフトウェア間で情報をやり取りするためのインターフェースです。APIを利用してチャットボットを構築することで、既存のプラットフォームの機能を組み合わせ、カスタムチャットボットを作成できます

APIを利用するメリットは柔軟性とカスタマイズ性にありますが、注意が必要です。まず、APIを提供しているプラットフォームやサービスに依存するため、その変更に追従する必要があります。

また、APIを使用するにはプログラミングスキルと開発リソースが必要で、技術的なハードルが高いケースが多いです。セキュリティにも注意が必要で、APIキーの適切な管理が求められます。

開発フレームワークを使って構築する

開発フレームワークは、ソフトウェアやアプリケーションを効率的に構築するための基盤です。開発フレームワークを使用することで、チャットボットを開発することができます。

開発フレームワークは再利用可能なコードやライブラリを提供するため、チャットボットの開発を迅速化できます。 また、 チャットボットを自社のニーズに合わせて自由にカスタマイズでき、特定の機能やデザインを追加できます。

さらに、多くの開発フレームワークは広範なコミュニティに支えられており、問題解決やサポートを受けるのが容易です。

ただし、開発フレームワークを使用するにはプログラミングのスキルや技術的な知識が必要です。また、開発から運用・保守までの全体的な負担も考慮する必要があります。

まとめ

チャットボットは、自動化されたプログラムを通じてユーザーと対話するツールです。一部のチャットボットは無料で利用可能でき、多くのメリットがあります。まず、無料のプランを選ぶことで、導入コストを最小限に抑えることができます。

また、無料プランを利用してAI型とシナリオ型のチャットボットの違いを比較検討でき、自社に必要な機能やニーズを確認し、無駄なコストの発生を防げます。さらに、UIとUXを無料で評価して最適な体験を得ることもできます。

一方で、無料のチャットボットを選ぶ際のポイントとして、無料で使える期間や提供される機能の制限を確認することが重要です。用途や機能に応じて最適な選択を行うために、詳細を把握した上で比較検討しましょう。

無料のチャットボットは、低コストで導入して機能や利用価値を評価するための優れた選択肢です。そのメリットを活かして自社のニーズに合ったチャットボットを探し、ビジネスや顧客サポートに活用しましょう。

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