CSVデータ出力ができるPOSレジおすすめ2選|選び方も解説

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  • POSレジには、CSVデータを出力したり取り込んだりできるものもある
  • CSVファイル対応のPOSレジなら、売上分析や商品情報などの取り込みも容易である
  • 出力できるデータ内容はサービスにより異なるため、導入前に確認する必要がある

POSレジには、CSVデータの出力や取り込みができるものもあります。POSレジに蓄積されたデータをCSV出力すれば、売上分析や検証なども容易になります。この記事では、CSVデータ出力ができるおすすめのPOSレジや選ぶ際のポイントなどを解説します。

目次

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  1. POSレジのCSVデータ出力を活用しよう
  2. CSVデータ対応のPOSレジのメリット
  3. CSVデータ対応のPOSレジを導入する際の注意点
  4. CSVデータ出力ができるPOSレジを選ぶ際のポイント
  5. CSVデータ出力ができるPOSレジおすすめ2選
  6. その他のPOSレジの選び方
  7. まとめ
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POSレジのCSVデータ出力を活用しよう

POSレジとは、POSシステムを搭載したレジ端末のことです。POSレジには、商品販売時点におけるさまざまな情報を管理する機能が備わっており、会計と同時に、在庫管理や顧客データなどを取得できます。

POSレジの中には、取得したデータをCSV形式で出力できる機能を備えたものがあります。また、利用するサービスやレジの種類によっては、出力する項目のカスタマイズや集計期間の設定なども可能です。

POSシステムとは?機能や導入のメリット・デメリットを解説

POSシステムとは、小売業の日々の売上や販売した商品をデータ化して管理するシステムを指します。POSシステムを活用することで、売上管理の効率化や商品在庫の最適化が実現します。この記事では、POSシステムの機能やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを解説します。

CSVとは

CSVとは「Comma Separated Values」を略した言葉で、テキスト形式のデータファイルを指します。CSVデータは、行と列がそれぞれ異なる情報を表しており、各フィールドがコンマで区切られているという特徴があります。

テキスト形式のデータであり、可読性に優れています。そのため、データファイルに関する知識がなくても直感的に編集できます。また、プレーンテキストで保存されるため、多様なプログラムから開くことができます。

加えて、CSV形式のファイルは容量が小さく、データの転送や取り込みが容易です。これらの特徴から、CSVは汎用性の高いデータフォーマットとして、さまざまな場面で活用されています。

CSVデータ対応のPOSレジのメリット

CSVデータ対応のPOSレジによって、データの分析や検証が容易になります。また、データの取り込みを簡単に行うことができます。ここでは、これらのメリットについて解説します。

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データ分析・検証が容易になる

CSVデータ出力が可能なPOSレジでは、蓄積されたデータをExcelなどに取り込んで、分析や検証を行えます。CSVデータは、コンマで区切られたテキストが羅列されている状態であり、一見しただけでは内容を把握することが困難です。

そのため、Excelによって、CSVのデータを表やグラフなどに加工します。Excelで加工することにより、データの推移や詳細な内容を視認しやすくなります。また、日時順・数量順などの並び替えも容易に行えるため、販促に必要なデータ分析に役立つでしょう。

データの取り込みも簡単にできる

CSVデータの出力に対応しているPOSレジでは、CSVによるデータの取り込みも可能です。Excelなどで商品情報や顧客情報を管理している場合、そのままではレジにデータを登録できません。

しかし、CSVデータに変換することで、CSV対応のレジにデータを取り込むことができます。CSVデータをレジに取り込むと、レジ端末でのデータ登録作業が不要になります。これにより、データ登録にかかる時間や手間の削減や入力ミスの防止にも繋がります。

売れ筋・死に筋商品を把握できる

POSレジに蓄積されている売上データをCSVデータに出力することで、各商品の売れ行きを確認できます。これは、売上金額でデータを並び替えによって、簡単に行えます。

売れ行きの確認により、売れ筋・死に筋商品を容易に把握でき、データに基づいて適切なアプローチができます。さらに、CSVデータ出力によって、販促キャンペーンを行う前と行った後のデータを比較できるため、簡単に効果検証が可能になります。

CSVデータ対応のPOSレジを導入する際の注意点

CSVデータ対応のPOSレジの活用を検討している際は、欠損値の発生に注意することが必要です。欠損値とは、存在しない・欠落している空白の値を指します。

例えば、会計時に顧客の年代や性別などのデータを収集したい場合、データ入力を忘れるとその会計時のデータは欠損値となります。本来得られるはずだったデータが得られなくなるため、欠損値が多くなると正確なデータ分析が難しくなります。

そのため、CSVデータ対応のPOSレジを導入する際は、入力漏れを防ぐための対策や従業員への周知を行うなどの工夫が重要です。

CSVデータ出力ができるPOSレジを選ぶ際のポイント

CSVデータ出力が可能なPOSレジを選ぶ際は、出力できるデータの種類や項目に注意しましょう。例えば、商品別売上・従業員別売上・決済方法別売上などの分析を個別に行いたい場合、これらのデータ出力に対応しているものを選ぶ必要があります。

必要なデータを出力できないと、POSレジのデータを分析に活用できなくなる場合があります。また、データの加工に多くの手間がかかってしまう可能性もあるため、導入前に確認しておきましょう。

CSVデータ出力ができるPOSレジおすすめ2選

株式会社 スマレジ

スマレジ

飲食店向けプランも◎細かく管理したい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 入出荷管理やPL管理・販売管理機能も搭載
  • 無料プランや飲食店向けプランを含む5つのプランから目的に合わせて選択可能
  • 「免税」や「軽減税率」にも対応

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ここが少し気になる…

  • 月額費用が安いプランもあるがかなり機能が限られている
価格(税別) ・スタンダード
・プレミアム 1ヶ月あたり5,000円
・プレミアムプラス 1ヶ月あたり8,000円
・フードビジネス 1ヶ月あたり11,000円
・リテールビジネス 1ヶ月あたり14,000円
汎用型
小売店向け 飲食店向け
サロン向け 会計システム機能
キャッシュレス決済 顧客管理機能
データ収集・分析機能 在庫管理機能
予約・注文機能 プロモーション機能
通知機能
リテールビジネスのみ
その他の機能 ・販売管理機能
・出入荷機能
・飲食店向け機能(オーダーシステム・オフライン対応・セルフオーダー)
30秒で完了!かんたん入力 資料を無料ダウンロード

株式会社ビジコム

BCPOS

リサイクルショップも◎機能を組み合わせたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • お客様専用ページ機能つきのサポートは無料で利用できる
  • クラウド連携が可能で、一元管理や在庫や顧客情報の共有もしやすい
  • リサイクルショップ向けのオプションも用意

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ここが少し気になる…

  • 土日祝・365日の電話サポートは「有料」サポートになる
価格(税別) ・ベーシックプラン 1ヶ月あたり5,000円
・スタンダードプラン 1ヶ月あたり10,000円
・ダブルプラン 1ヶ月あたり13,500円
・トリプルプラン 1ヶ月あたり16,000円
・追加オプション 1オプションあたり4,000円
汎用型 -
小売店向け 飲食店向け -
サロン向け - 会計システム機能 -
キャッシュレス決済 - 顧客管理機能
データ収集・分析機能 在庫管理機能 ◯(オプション)
予約・注文機能 - プロモーション機能 -
通知機能 - その他の機能 -

その他のPOSレジの選び方

POSレジを選ぶ際は、まず利用可能な端末の種類を確認しましょう。また、自社の規模や将来性を考慮し、自社と同じ業種・業界における導入実績を確認するのもおすすめです。これらは、POSレジを選ぶ上で特に重要なポイントとなります。

重要なポイントに続いて、操作性・外部システムとの連携機能・登録可能な商品数などにも注目しましょう。また、サポート体制についても確認しておくと安心です。これらのポイントに考慮することで、自社のニーズに合ったPOSレジを選ぶことができます。

【重要なポイント3つ】

  1. 利用可能な端末を確認
  2. 自社の規模や将来性に合っているか
  3. 自社と同じ業種・業界の導入実績を確認

【その他の比較ポイント】

  1. 使いやすい操作性か
  2. 登録できる商品数を確認
  3. 外部システムと連携できるか
  4. サポート体制は充実しているか

まとめ

POSレジには、CSV形式でデータを出力できるものがあります。POSレジに蓄積されたデータを分析や検証に役立てたい場合は、CSVによるデータ出力が可能なものがおすすめです。

CSVはテキスト形式のデータであり、Excelをはじめとするさまざまなシステムとの互換性に優れています。そのため、Excelによるデータの加工が容易であり、販促などの施策に役立つ分析を簡単に行えます。

CSVデータ出力ができるPOSレジを選ぶ際は、自社で利用可能な端末のものを選びましょう。また、サービスによって出力できるデータの種類や内容が異なるため、自社が求める機能を備えたものを選ぶことが重要です。

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