美容室におすすめのPOSレジ11選|選ぶ際のポイントも解説

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- レジ業務を効率化できるPOSシステムには、美容室向けの機能を持つものものもある
- POSシステムの導入で本来の接客・施術に集中でき、顧客満足度の向上に貢献する
- 美容室には、カルテ作成機能やメール配信機能などを搭載したPOSシステムがおすすめ
レジ業務を効率化できるPOSレジには、美容室やサロン特有の管理や業務の負担を軽減する機能を持つものもあります。POSレジを導入することで接客・施術に集中でき、提供するサービスの品質向上につながります。本記事では、美容室におすすめのPOSレジや選ぶ際のポイントを解説します。

目次
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導入前に知っておきたい!POSレジの始め方
POSレジを導入したい担当者の方にとって、最適なPOSレジを判断するのは容易ではありません。会計作業や売上作業は接客や店舗経営において極めて重要であり、効率的かつ正確に行うことが求められます。

POSレジの多くは資料請求やお問い合わせの申し込みをすることで、運用を開始できます。本サイトでは複数のサービスをまとめて比較し、公式サイトで申し込みまで進むことができます。複数の製品を比較して自社に最適なPOSレジを選びましょう。
美容室・サロンで広く使われている美容室向けPOSレジとは

POSは、「Point of Sale」の頭文字をとったもので訳は「販売時点情報管理」です。そして、商品の販売によって得られた情報を即座にデータ化し、管理情報と連携させる販売時点情報管理システムを搭載したレジを「POSレジ」と言います。
その中でも美容室向けPOSレジは、会計処理だけでなく美容室・サロン運営に必要な管理機能が備わったPOSレジです。具体的には、顧客の情報を記録した電子カルテ管理・予約の一元管理・クーポン発行などの機能があるものが挙げられます。
一方POSレジが使われる以前まで利用されていた従来型のレジスターは、基本的に会計とその記録をする機能しか備わっていません。比較すると、POSレジの導入で大幅に業務負担軽減が狙えるのが分かります。
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POSシステムとは、小売業の日々の売上や販売した商品をデータ化して管理するシステムを指します。POSシステムを活用することで、売上管理の効率化や商品在庫の最適化が実現します。この記事では、POSシステムの機能やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントを解説します。
美容室・サロンにPOSレジを導入するメリット

美容室・サロンにPOSレジを導入することで、接客・施術に集中でき、同時にレジ業務を効率化できるメリットがあります。ここでは、美容室・サロンにPOSレジを導入するメリットについて詳しく解説します。
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美容室・サロンにPOSレジを導入するメリット
接客・施術に集中できる
施術をするスタッフがレジ業務も兼務している店舗では、POSレジの導入により、接客・施術に集中しやすくなるメリットがあります。POSレジでは、施術メニューと代金とをあらかじめ紐付けられるので、メニューを選択するだけで正しい合計代金を表示できます。
そのため、手打ちでメニューや代金を計算して入力する手間がかからず、レジ業務の時間が短縮化されます。接客や施術により時間を割り当てられるようになるため、サービス品質と共に顧客満足度の向上にも期待できます。
顧客情報を管理しやすい
美容室やサロンでPOSレジを活用することで、来店・施術内容・注意事項・クレームなど、顧客ごとの履歴を一元で管理できるようになります。顧客の潜在的なニーズを可視化し、より戦略的なマーケティングやセールスにつなげられる点もメリットです。
タブレットを活用したカウンセリングができる
POSレジの中でもタブレット型の形態を導入すれば、タブレットを使ったカウンセリングが可能になります。タブレット内のPOSシステムに登録されている顧客情報を閲覧しながら、どんな形で施術を行うか検討できます。
また同時に、タブレット内にあるヘアスタイル写真やビフォーアフター写真、施術の解説資料などを見せながら説明が行えます。顧客と施術者の意思疎通がしやすくなるので、施術後のトラブル回避も期待できます。
移動をしない決済が導入できる
1つ前の項目と同様にタブレット型のPOSレジを導入すれば、顧客が施術をした席に座ったまま会計まで行えるシステムを作ることも可能です。美容室やサロンでは、顧客一人ひとりに用意された座席で施術を行います。そのため、施術後に荷物を抱えて会計を行うよりも、座席に座ったまま会計を行った方が効率的です。
多数の決済方法に対応可能
POSレジを導入することで、さまざまな決済方法に対応できます。たとえば、クレジットカード決済・タッチ決済・QRコード決済など、キャッシュレス決済に対応可能です。
美容室にはなるべく手軽に来店したい顧客も多いため、クレジットカードやスマートフォンで決済できることで、顧客満足度が向上します。また、決済の状況はシステム上で簡単に把握できるため、店舗側も売上の確認がしやすくなります。
美容室・サロンにPOSレジを導入するデメリット

美容室・サロンがPOSレジを導入する際は、いくつかの注意点を把握しておきましょう。特に、以下のような注意点には留意が必要です。
電波状況や機器の故障に左右される
提携形態によって異なりますが、基本POSレジはインターネットに接続してレジ業務の効率化を図ります。そのため、電波状況が悪かったり機器の故障が発生したりすると、業務に支障をきたす可能性があります。
顧客情報や売上データを活用する場合、バックアップなどの対策が必要です。また、インターネットや電力に障害が発生した際の対策についても、導入前にしっかりと把握しておくようにしましょう。
導入時の初期費用や運営のためのランニングコストがかかる
導入費用やランニングコストがかかる点です。POSレジの導入には、初期費用だけで数十万円ほどかかることが多い上に、一部のプランでは月額料金が必要となる場合もあります。
また、機能が豊富なほど導入費用は高額になりやすく、無駄なコストが発生するリスクがあります。そのため、POSレジ導入前には、自店舗に必要な機能を洗い出すことで、機能の持て余しが減ってコストを抑えた導入につながります。
美容室向けPOSレジの選び方

ここからは、美容室・サロンに導入するPOSレジの選び方を解説します。自社にピッタリのPOSレジを選ぶために、こちらの内容を把握してからサービスを検討してみてください。
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飲食向けPOSレジの選び方
POSレジの種類で選ぶ
美容室・サロンが導入を検討できるPOSレジは、大きく高機能汎用型と美容室・サロン特化型の2つに分けられます。サービスを検討するときは、この2つのうち自社と相性がいいものをチェックするのがおすすめです。以下では、それぞれの特徴について解説します。
高機能汎用型POSレジ
高機能汎用型POSレジは、美容室やサロンに限らず飲食店や小売店など業種・業態に関係なく導入できるタイプです。レジ機能・売上管理・などの基本的な機能はもちろんのこと、豊富なプランや決済方法を選択できたり、自社に合わせて機能を追加するなどカスタマイズ性が高かったりするサービスもあります。
よって、自社に合わせた柔軟な運用がしたい方におすすめなタイプです。ただ、機能を追加するあまりプランやオプションの料金が増え、コストが高額になる可能性があるので、検討時は注意が必要になります。
美容室・サロン特化型POSレジ
美容室・サロン特化型POSレジは、美容室特有の業務を効率化するための機能が備わったタイプです。具体的には、電子カルテの作成 or 連携機能・カウンセリングシートの作成と管理・DM配信・来店履歴・顧客の好み・ヘアスタイル写真などの一元管理などが挙げられます。
ただ、美容室・サロン特化型は高機能汎用型に比べて導入できる決済手段が少なかったり、別の決済代行サービスと契約して連携をしないといけないなどの場合があるので、選ぶ際は注意が必要になります。
課題を把握して必要な機能があるか
導入において重要なのは、自社が抱える課題を解決できる機能が備わっているかどうかです。まずどんな課題がありどんな機能が必要なのか把握しましょう。本当に必要なものを把握しておけば、あれもこれもとオプションをつけて不要なコストが上がる心配も少なくなるのでおすすめです。
その上で、自社に必要な機能があるかないかで比較すると、導入すべきPOSレジが絞りやすくなります。自社の課題や達成したい目標に合わせて、POSレジに求める機能や特徴を絞り込みましょう。
POSレジの主な機能
会計機能 | 個別会計割引レシート・領収書・割引券等の発行複数商品の登録など |
決済機能 | ・さまざまなキャッシュレス決済方法に対応 ・クレカ・電子マネー・コード決済など |
販促支援機能 | クーポンやポイントカードの発行 |
売上管理機能 | ・月や時間別の売上情報を管理・分析 ・複数店舗や各スタッフの売上分析 |
在庫管理機能 | ・商品の在庫数の把握 ・複数店舗の在庫をリアルタイムで確認 |
美容室・サロン向けの機能
顧客管理機能 | ・来店履歴の管理 ・電子カルテで顧客の顧客の好み・ヘアスタイル写真を管理 |
同意書・カウンセリングシートの電子化機能 | 店ごとに最適な同意書・カウンセリングシート作成できる |
予約管理機能 | 予約情報を一元管理する |
勤怠管理機能 | ・スタッフの出退勤管理 ・個々のスタッフの売上管理 |
DM配信機能 | 顧客にDMを配信する |
POSレジの形態が導入しやすいか
POSレジの導入の形態は大きく3つあり、使い方や特徴が異なります。以下、POSレジの形態一覧です。自社に最適な形態のものはなにかチェックして、サービスの絞り込みに活用しましょう。
中でも、美容室・サロンにおすすめなのはタブレット型です。顧客とカルテ・過去の施術写真を見ながらカウンセリングができるという点で、美容室・サロンではタブレット型が重宝されています。タブレット内の資料や画像で説明しながらのカウンセリングを検討しているならぜひおすすめです。
形態種類 | 使い方 | おすすめ層 | 特徴 |
---|---|---|---|
ターミナル型 (据え置き型) | 据え置きの端末 を使用 | 中規模〜大規模の店舗 を経営する事業者 | ・機能が豊富 ・操作が安定している ・複数台の連携がしやすい |
タブレット型 | タブレットにアプリを インストールしてレジ として使用 | ・小規模の店舗を経営する事業者 ・カウンセリングにタブレットを活用したい | ・初期費用が安め ・置き場に困りにくい |
パソコン型 | パソコンにアプリをインストールしてレジとして使用 | ・小規模の店舗を経営する事業者 | ・初期費用が安め ・パソコン操作に慣れている人は導入しやすい |
初期費用や運営費用などの料金は予算内か
初期費用・月々でかかる運用費などの料金が予算範囲内かどうかも確認しましょう。先述した選び方に沿って必要な機能を明確にしていれば、最低限のコストになっているはずですが、それでも予算を超える場合は、再度ベンターや機能、受けられるサポートを見直す必要が出るかもしれません。
料金相場は、月額費用が10,000円前後が多く、機能やサービスが充実していくと20,000円以上になることもあります。初期費用は導入する端末・周辺機器によって変動するので明確な相場はありませんが、数万円から10万円以上になることもあると認識しておきましょう。
美容室向けPOSレジおすすめ11選
ここでは、数あるPOSレジを比較して判明した美容室・サロンにおすすめのPOSレジをご紹介します。自社に最適なサービスを検討しましょう。
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タイプ別|POSレジ特徴比較
高機能汎用型POSレジ6選
評判・口コミを紹介
以前との違いとして感じる一番大きな変化は、普段着でこの辺りを散歩しているようなお客様がふらりと来店されて、カードでお買い物をするようになったことです。現金を持たずに、クレジットカードやQR決済できるスマホだけを持ち歩いている方も多いということですよね。客単価としては大きな変化はないですが、こうした新規のお客様が増えたことで売上も上がっています。
導入事例(フランス菓子ルリス)|株式会社リクルート
ここがおすすめ!
- レジに必要な基本機能はもちろん売上管理や分析機能も備え、月額費用も無料で利用できる
- 「Freee会計」や「出前館」といった各種会計ソフトやさまざまなサービスとの連携が可能
ここが少し気になる…
- 初期費用や月額費用は無料だが、利用するには周辺機器を購入する必要がある
-
多様な決済方法に対応した日々の入出金管理が格段にスムーズになった点です。現金だけでなく、クレジットカードや電子マネーなど、様々な決済手段が増える中で、それぞれの入出金を一元的に把握できるようになったのは大きなメリットでした。 これにより、売上データの集計作業が簡素化され、経理部門への報告も迅速かつ正確に行えるようになりました。
SMBC GMO PAYMENT株式会社
stera pack POS
SMBC GMO PAYMENT株式会社
stera pack POS
初期コスト0円!無くなっているお店でのゆとりを取り戻したい企業におすすめ
評判・口コミを紹介
stera pack POSの端末はコンパクトなので、置くスペースも最小限で済みますし、複数の決済端末を操作する必要もありません。お客様には、対面したままでカードを差し込んでいただき、こちら側の画面でピッと操作すればいいので、スピーディーかつスマートに決済できます。
導入事例(STUDIUM ATELIER SHOP)|SMBC GMO PAYMENT株式会社
ここがおすすめ!
- 決済端末とPOSレジが1台だけで完結でき、レジ回りもすっきりした状態に
- スマートフォンでバーコードを読み取るだけで、商品管理や棚卸作業の効率化が実現
- 売上・在庫状況がリアルタイムでわかり、売り逃しや過剰在庫の削減が可能に
ここが少し気になる…
- 初期設定やダッシュボード参照にはパソコンで操作するため、別途パソコンの用意が必要
-
以前の決済端末では、決済の方法によっては、操作が全く別の方法になり、オペレーションの煩雑さを招いていたが、このサービスの導入で、ある程度は解消された。操作がわかりやすく従業員の教育コストも下がったと感じた。

Squareでは、期間限定のキャンペーンの開催や、サービスのアップデートを積極的に行っています。2024年9月には対応するQRコードの決済サービスが大幅に増え、今後のアップデートにも期待です。

また、Square 資金調達では、スピーディーな資金調達が可能です。申し込みはすべてオンラインで完結し、利用にかかる手数料は固定手数料のみとなっています。個人事業主や店舗運営のオーナーにも人気のおすすめプランです。
評判・口コミを紹介
Square ターミナルを導入してから、作業は2倍ほどスピーディーになったと思います。電話回線を使った決済は読み込みに時間がかかるし、端末はキッチンの奥に設置していたのでカードを持って行って決済しなければなりませんでした。決済スピードが速いことと、客席で会計ができることで時間が大幅に短縮できました。
Square ターミナル導入事例(epais coup)|Square株式会社
ここがおすすめ!
- Androidスマートフォンの「タッチ決済」にも対応
- 「複数店舗管理」「eギフトカード」「勤怠管理」など、充実した機能数
- 電話やメールでのサポートが受けられ、導入後も安心して利用できる
- 新規のお客様はVISA&・Mastercardの決済手数料が業界最安の 2.5%で導入が可能(2024年11月1日~)※詳細は公式ページを確認※
ここが少し気になる…
- 払い戻しやオフラインモード時に対応している決済が限られている
STORES株式会社
STORES レジ

評判・口コミを紹介
一番よかったのは、店舗の売上を期間別で絞って見れる機能があることです。店舗にいなくても、管理画面から確認できるので、毎日必ず店舗ごとの売上やアイテム別売上を見ています。
導入事例(Parker’s choice)|STORES株式会社
アイテム別売上では、売れ筋商品をランキング形式で見ることが可能です。毎日売れ筋商品をチェックして接客に生かすことで、売上アップにも繋がっています。
ここがおすすめ!
- 販売やサービス業など、さまざまな業種に特化したPOSレジを提供
- 商品情報・在庫確認・注文確認がアカウントひとつで連携が可能
- iPadがあれば簡単に導入ができる
ここが少し気になる…
- レジ ベーシックプランは、利用する店舗ごとに契約が必要
評判・口コミを紹介
問い合わせに対してユビレジは迅速で対応が早い、と感じています。例えば、何かの影響でインターネットに繋がらない、という不具合が発生した時に、それがインターネットによる問題なのか、またはiPad本体なのか、周辺機器なのか、状況からの判断が非常に早いので、施設としての対応も早くなり助けられています。
テナント様をお待たせする時間がなるべく少なくなるよう対応ができているようで良かったです
導入事例(豊洲 千客万来(万葉倶楽部株式会社))|株式会社ユビレジ
ここがおすすめ!
- 「カンタンがいちばん」をコンセプトにしており、多機能なのに直感的に使える
- 飲食・小売り・サービス業といったさまざまな業種に対応
- 「複数店舗管理」機能を備え、各店の売上がリアルタイムで集計可能
ここが少し気になる…
- 「在庫管理」や「QRオーダー&決済」「ハンディ」はオプション対応
【比較表】高機能汎用型おすすめPOSレジ
美容室・サロン特化型POSレジ5選
ポスタス株式会社
POS+ beauty

評判・口コミを紹介
レジ周りがすっきりしたのはもちろんのこと、レジクローズが直感的でわかりやすく、短時間で出来るようになったことです。また、お客様の予約確認がスタッフのスマートフォンでどこにいても出来たり、予約連動システムを有効活用する事でホットペッパーなど他サイトからの予約キャンセルもポスタスでできるようになりました。
導入事例(株式会社アースホールディングス)|ポスタス株式会社
ここがおすすめ!
- スタイリストの目標管理ができ、スタッフ育成にも効果的
- 複数店舗で扱え、各種管理やプロモーションにも対応
- 365日電話サポートや無制限駆けつけサポートなど、手厚い支援
ここが少し気になる…
- 店舗アプリ・会員管理・シフト作成や勤怠打刻はオプション対応
エクシードシステム株式会社
SalonAnswer

評判・口コミを紹介
売上集計や顧客データの細分化が可能になったことで、集計による戦略立てがより明確に。抽出条件や設定ルールを明確にすることができ、店舗と本社ともに相違のない管理が可能になりました。また、タブレットなどによる作業も可能なため、サロンワークに集中したいサロンスタッフの作業負担軽減につながっています。
導入事例(株式会社エアーエンターテイメント)|エクシードシステム株式会社
ここがおすすめ!
- 「一元管理サービス」と連携することで、ダブルブッキングを防止
- サロンに特化した専用POSで、直感的でわかりやすいデザインが魅力
- さまざまなPOS連携や機能を搭載し、効率向上とコスト削減に貢献
ここが少し気になる…
- 外部連携や勤怠・在庫管理などはオプションのため問い合わせで確認
タカラベルモント株式会社
SALONPOS LinQ2
評判・口コミを紹介
「LinQ2」導入前は、締め日に合わせた給与計算ができなかったので、スタッフの個人売上を手作業で管理していました。今はワンタッチで計算できるので日々の業務がひとつ減って助かっています。3店舗運営しているのでリアルタイムで各店の売上が確認できる機能もすごく役立っていますね。
導入事例(DISPATCH HAIR)|タカラベルモント株式会社
ここがおすすめ!
- 基本機能やオプションが多彩で、費用や目的にあわせてプランが選べる
- 14種類の分析機能・報告書作成サービスなど、経営の見直しや強化につながる
- サロン経営で得たノウハウやサロンづくりの総合的支援を提供
ここが少し気になる…
- 初期費用や専用端末が必要な場合があり、一部機能は有償オプション扱い
評判・口コミを紹介
新しいメニューを追加する時、管理画面に登録すればすぐに利用できるのが良いです。電話すればすぐサポート対応もしてくださいますし。 チケット機能も最初は使い方に迷った部分もありましたが、何回か練習して今ではスタッフも問題なく使えています。
導入事例(脱毛サロン NRエヌアール)|株式会社 アライズ
残り何回という表示もわかりやすく、お客様にはその場で一緒に画面を見ていただき「残りあと何回使えますね」と確認を取りながら進めています。
ここがおすすめ!
- メモや画像を残して来店状況がひと目でわかる
- 予約サイトや外部サービスとの連動で予約管理業務の負担が軽減される
- サロン専用アプリが作成でき、予約やチャットが可能なためリピーターを生みやすい
ここが少し気になる…
- レジ周辺機器は別途用意が必要
株式会社リレーションズ
Store Touch

ここがおすすめ!
- 初期費用・月額費用が他社と比較して安く、導入しやすい
- データはクラウド管理で、データの同期やバックアップは自動的に行う
- 複数店舗があっても、複数毎の売上管理が可能
ここが少し気になる…
- iPadの用意が必須
【比較表】美容室・サロン特化型POSレジ
美容室・サロンにおけるレジ業務の課題

美容室やサロンでは、飲食店や小売業とはまた違ったレジ業務の課題が発生します。ここでは、多くの美容室・サロンが抱える課題について整理して解説します。
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美容室・サロンにおけるレジ業務の課題
人材不足によるレジ業務負担
美容室・サロンの中でも特に小規模な店舗は慢性的な人手不足に陥りやすく、スタッフが受付〜施術〜会計と次回の予約の対応まで行うことが多いです。顧客1人に対して使う時間コストが増えてしまうのはもちろん、多岐に渡る業務をコンスタントにこなさないといけないという負担がスタッフにかかってしまいます。
人材不足に対応するための手段として、より短時間で会計・予約処理ができるPOSレジの導入し、負担を少しでも軽減すべきと言えそうです。
予約管理が煩雑化
美容室・サロンは定期的に来店するリピーターが多いため、レジ業務に加えて次回の予約取りも行うケースが多いです。その際に予約を紙などの簡易的なやり方管理していると、重複や時間の管理ミスが発生して顧客に混乱を招いてしまう可能性があります。
また、電話・ネットなど複数手段の予約を行っている場合、上手く連携が取れていないと予約管理のミスを誘発してしまいます。美容室向けのPOSレジには、予約状況を一元管理できる機能が搭載されているものがあるので、課題を解消できそうです。
閉店後も作業に追われる
美容室・サロンは閉店してからも、レジ締め・精算などのキャッシュカウント業務を毎日行わなければなりません。これは時間のかかる作業であり、金額が合わないといった問題も起こりやすいです。そのため、オーナーやスタッフが残業せざるを得なくなるケースも見受けられます。
残業の増加はスタッフのストレスの原因になり、最悪人手不足のさらなる悪化につながります。POSレジがあれば会計処理はシステム上で行われるので、負担は軽減可能で
POSシステムの仕組みとは

会計の際にPOSレジで商品情報を入力することで、POSシステムのサーバーに売上利益はもちろん、顧客の年齢や性別などの詳細なデータを蓄積できます。クラウド型のPOSシステムなら、サーバーを別途用意する必要がなく、インターネットを介して場所を問わずデータの参照・分析が可能です。
そのため、複数店舗の情報をリアルタイムで把握でき、本部にいながら複数店舗の売上状況を確認して効率的にマーケティング戦略を立てられます。在庫商品の管理もスムーズに行えるため、素早く商品を発注できて在庫不足による販売機械の喪失も防げるでしょう。
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POSシステムとPOSレジの違いとは?メリット・デメリットも解説
POSシステムとPOSレジは混同されがちですが、2つは異なるものです。POSレジとはPOSシステムを備えたレジのことであり、多岐に渡る業界で導入が進んでいます。この記事ではPOSシステムとPOSレジの違いの他、メリットや導入時のポイントなどを解説します。
POSレジの形態の種類

POSレジは、システムによって導入端末が異なり、場合によっては自由に選べるケースもあります。ここでは、POSレジの端末の種類について解説します。それぞれ特徴が異なるため、自社に適したPOSシステムを導入するためにもメリット・デメリットを確認しておきましょう。
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ターミナル型
ターミナル型とは、キャッシュドロアやレシートプリンターなどの機器が一体化し、POSシステムが内蔵されたタイプです。商品の管理や自動釣り銭機能・金額表示・決済機能などがひとつの端末で利用可能です。
3タイプの中でも機能性が高く操作も安定して行えるタイプなので、スーパーやコンビニなどさまざまな業種で導入されています。
ただターミナル型は大型のものもあるため、小規模店舗では設置スペースの確保が必要なほか、初期費用がかかる点に注意しましょう。
タブレット型(カウンセリングに使うならおすすめ)
タブレット型は、スマホやタブレット端末にアプリをインストールしてPOSレジを利用するタイプで、「クラウド型POSレジ」とも呼ばれます。自由に持ち運びができて設置場所に困らないため、飲食店や美容室、小規模店舗などでも導入されています。
アプリをインストールすることで機能を拡張できる一方で、プリンターやドロワーといった周辺機器を別途揃えたり、アプリ利用料などのランニングコストがかかる点に留意しましょう。
パソコン型
パソコン型のPOSレジは、WindowsやMac、LinuxなどのOSがインストールされたパソコンに、必要なPOSシステムをインストールして利用するタイプで、「クラウド型POSレジ」とも呼ばれます。手元にパソコンがあれば、ソフトやアプリをインストールして使用できるため、導入コストを抑えられる点がメリットです。
必要な情報やシステムを随時アップデートできるため、本来のパソコンの用途にも使える手軽さも人気があります。さらに、レジ機能もアプリケーションの導入で使用でき、レシートプリンターやキャッシュドロア、リーダー機器などの必要な周辺機器とつなげて運用できます。
一方で日々のメンテナンスやアップデートが必要なため、パソコンの知識が浅い・操作に不安を感じる場合には注意が必要です。
美容室におすすめのPOSレジの機能

POSレジの機能には、美容室・サロンでの業務を効率化できる機能があります。ここでは、POSレジの機能の中でも小売店の経営に便利な機能について詳しく解説します。
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美容室・サロンにおすすめのPOSレジの機能
顧客管理機能
顧客管理機能とは、会員カード内に登録されている個人情報をデータ化して管理する機能です。来店履歴・電子化したカルテやカウンセリングシートの情報・注意点やアレルギーの有無なども一元管理することができます。
顧客のニーズに注目することで、より質の高いサービスが生まれて売上に繋がります。美容室やサロンなどのリピート客を集めたい業種にとって、必要不可欠な機能です。
同意書・カウンセリングシートの電子化機能
同意書・カウンセリングシートの電子化機能とは、施術前の確認事項をまとめた同意書やカウンセリングシートをシステムに登録すれば、タブレット上で内容の確認と署名まで進められる機能です。紙だと管理に場所を取る同意書・カウンセリングシートですが、電子化なら管理負担がなくなり確認するのも容易になります。
予約管理機能
予約管理機能は、予約情報を一元管理する機能です。電話・Web・対面での予約をまとめて管理できるので、重複や時間管理のミスで混乱するケースを防ぐことができます。また、この予約管理に過去の施術情報をリンクさせることで、来店時におすすめのメニューを提案できるなど接客サービスにつなげられます。
また、予約管理機能によって顧客のニーズが高まって予約が増える時期やリピーターの来店頻度も可視化できるので、売上の予測も立てやすくなるでしょう。
勤怠管理機能
勤怠管理機能は、スタッフ個々の出退勤の状況のチェックや、シフトの作成・管理を行える機能です。複数店舗のスタッフの出退勤も一目でチェックできるため、本部での一括管理が可能になり、1日ごとの各スタッフの売上収益をデータ化して集計することもできます。
そのため、スタッフの働き方の改善やモチベーションアップにつなげることも可能です。数カ国語の言語に対応しているサービスもあり、海外店舗の経営や進出への実現もスムーズに行えます。
DM配信機能
DM(ダイレクトメール)配信機能とは、POSシステムに登録された顧客の住所やメールアドレスを活用して、おすすめの情報やクーポンなどのお得情報を配信する機能です。顧客の再来店を促す効果が期待でき、売上の向上に繋げられます。
POSレジの基本機能

POSレジの基本機能には、会計機能や決済機能、顧客管理機能などがあります。自店舗に必要な機能を確認・洗い出すためにも、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
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会計機能
POSレジの会計機能は、従来のレジスターの機能はそのまま搭載した上で、多くの顧客や業者のニーズに対応できる機能性を備えています。レシートや領収書の発行だけでなく、飲食店では事前のオーダー受付や支払い時の個別会計も可能です。
軽減税率などの細かな設定も事前に登録しておけば、会計時にスムーズに対応できるため顧客の待ち時間削減や業務の効率化につながります。
決済機能
従来のレジスター機能が現金のみ対応であることに対して、POSレジの決済機能は、クレジットカード・電子マネー・コード決済などのキャッシュレス決済はもちろん、ポイント払いなどさまざまな決済方法に対応しています。
決済機能によって、現金受け渡しの際は過不足計算を行い、クレジットカードの有効性を確認するなど正確な会計作業を行えます。多様な支払い方法を提供できて、顧客は希望の方法で支払いが実現可能です。これは、顧客満足度の向上にもつながり、結果として客単価のアップにも期待できます。
販促支援機能
販促支援機能とは、クーポンやポイントカードなど顧客の販売促進に繋げるための施策を実施できる機能です。LINEと連携できるシステムもあり、誕生日限定クーポンやキャンペーン情報の配信などもでき、クーポンの利用回数も把握できます。
また、会員ランクに応じてポイントの付与率を変えられる場合もあるため、顧客のリピート率向上にも期待できます。
売上管理機能
売上管理機能では、いつ・どこで・だれが・どのメニューを受けたのかを即座にデータ化して、リアルタイムで売上を管理できます。データは、日・月・時間・個別の商品ごとやカテゴリー別などさまざまな分類で集計できるため、季節ごとや店舗のエリアごとに売れ筋商品を分析できます。
また、データをグラフなどに変換して視覚的に把握できる機能もあり、一目で売上情報の管理ができます。売れ筋商品のランキング化などを通して、客単価・セット購買率の向上などマーケティング戦略にも活用できます。
在庫管理機能
POSレジで購入された商品の購入データが蓄積されることで、リアルタイムでの在庫の管理がしやすくなります。他にも在庫数や売れ筋商品を常に把握できるため、入荷処理の対応をスムーズに行えます。美容室・サロンで使用しているアイテムやオリジナルグッズを販売している場合、とても重宝する機能です。
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在庫管理をPOSシステムで行うメリット|その他の管理方法も解説
在庫管理を行う方法の中の1つに、POSシステムを搭載したPOSレジによる在庫管理があります。本記事では、在庫管理に役立つPOSシステムの機能や、使用するメリット・デメリットの他、POSシステム以外で在庫管理を行う方法について解説します。
その他のPOSレジの選び方

ここからは記事上部では紹介できなかった、より細かいPOSレジの選び方をご紹介します。サービスを絞りきれず悩んでいる方は、こちらの項目もチェックしてみましょう。
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美容室向けPOSレジのその他の選び方
自社の規模や将来性に合うか
POSレジは、自社の規模・将来性に合致したものを選ぶことも大切です。地域密着型の小規模店舗と全国に複数店舗を展開する企業では、必要とする機能が異なります。
例えば、小規模店舗に導入する場合、シンプルな機能のPOSレジでも十分に対応できるケースが多いです。地域密着型の店舗では、顧客一人ひとりに合わせてきめの細かなサービスを提供したい場合もあるため、顧客管理機能を備えたPOSレジがおすすめです。
一方、複数店舗やECサイトを有する企業の場合は、高機能な汎用型POSレジの導入が望ましいです。店舗間の在庫移動機能や他店舗とのチャット機能、ECサイト連携機能を備えたものがおすすめです。
現在は小規模店舗であるものの、将来的に複数店舗の展開を予定している場合も、高機能な汎用型POSレジの導入が向いています。店舗数に合わせて、機能を柔軟にカスタマイズできるような拡張性のあるPOSレジを検討してみましょう。
他システムと連携できるか
POSレジの中には、会計ソフトや勤怠管理システムなどの他システムと連携できるものもあります。日々の会計処理や給与計算の効率化を狙う場合は、外部システムとの連携性が高いPOSレジを選ぶのがおすすめです。
また、すでに予約システム・キャッシュレス決済などを個別に契約して導入している場合は、既存のシステムと連携ができるものか確認しましょう。連携機能がないと、これまで集めていたデータが使用できなくなってしまいます。
ただ、ここまで記事でご紹介した通り、POSレジには豊富な機能が搭載されているものも多いです。これまで導入してきたシステムや機能がまとめて1つのPOSレジサービスから受けられ、コストも抑えられるとなるケースもあります。連携をするのか、POSレジサービスにまとめるのか検討してみましょう。
サポート体制が充実しているか
POSレジがエラーなどで利用できなくなると、販売機会の損失となって売上が低下したり、レジが利用できないことから一時的に休業しなければならないリスクがあります。トラブルの解決までに時間がかかると、損失も大きくなるため、問い合わせから迅速に対応してくれるベンダー選びが大切です。
例えば、24時間365日体制でサポートしてくれるか、疑問点を素早く解決できるFAQが充実しているかを確認しましょう。また、メールでの問い合わせは無料の一方、電話やチャットは有料など、対応範囲によってコストがかかるケースもあるため、自店舗に適したサポート体制かは重要なポイントです。
まとめ
美容室のレジ業務を効率化するには、美容室向けに特化したPOSレジの導入がおすすめです。POSレジを選ぶ際は、基本的な会計機能に加え、顧客管理機能・予約管理機能・売上分析機能の有無に注目する必要があります。
現代では、キャッシュレス決済のニーズが高まっていることから、さまざまな決済方法に対応しつつ、顧客満足度の向上につなげることが求められます。他との差別化のためにも、美容室向けのPOSレジを導入し、正確で効率的なレジ業務の実現を目指しましょう。