法人向けブラックカードはこれ!おすすめカード7選を紹介|プラチナカードとの比較も

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  • ブラックカードについての解説
  • 法人向けブラックカードはほぼ存在しない
  • ブラックカードが欲しい企業におすすめの法人カード7選

「ブラックカードを作りたい」「ブラックカードに憧れる」といった企業は多いはず。しかし、実は法人カードの中にブラックカードはほぼ存在していません。それではブラックカードがほしい企業はどうすればいいのか、本記事で詳しく解説しています。ブラックカードに興味のある方はぜひご覧ください。

目次

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  1. そもそもブラックカードとは?
  2. 法人カードにブラックカードはほぼない
  3. 法人向けブラックカードならこれ!
  4. ブラック並み!高ステータスな法人カードおすすめ6選
  5. なぜブラックカードが選ばれる?
  6. 法人カードのメリット
  7. ステータスカードは経営者や役員向け
  8. 法人向けブラックカードは数が少ないので要注意
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そもそもブラックカードとは?

ブラックカードとは、クレジットカードにおけるカードランクのことで、一般カード・ゴールドカード・プラチナカードよりも上の最高峰です。

ブラックカードの始まりは1999年。ステータスが高いカードブランドとして有名なアメックスが、最高ランクのカードとして券面がブラックのカードを発行したことが由来となっています。

ブラックカードを問わず、カードランクの色は券面のデザインにも直結しているものが多いため、ブラックを基調とした券面のクレジットカードは「ブラックカード」と呼ばれるようになりました。

法人カードにブラックカードはほぼない

クレジットカードとして最高峰のブラックカードですが、実は法人カードにはほぼ存在しません。法人カードのブラックカードについて詳しく解説します。

基本的に法人向けブラックカードは存在しない

冒頭で、「カードランクのうちブラックカードは最高ランク」と述べましたが、それは個人向けのカードにおける場合です。前述したように、法人カードにはブラックカードはほぼ存在しません。そのため、法人カードを選ぶ際にブラックカードに限定しているとなかなか見つかりません。基本的に、法人カードにブラックカードは存在しないことを念頭に入れておきましょう。

法人カードの最高ランクは「プラチナ」

基本的にブラックカードがない法人カードは、プラチナが最高ランクです。さらにブラックカードが存在する「ラグジュアリーカード」では、ブラック以外にチタンとゴールドが存在するものの、ランク順はチタン・ブラック・ゴールドの順番となります。

法人カードにおいては、ブラックカードが最高ランクとは限りません。カード会社ごとにランクが異なる可能性があるので、法人カードを選ぶ際はカードランクに注意してください。

法人向けブラックカードがほしいときの対処方法

法人向けブラックカードがあまり存在しない中でも、ブラックカードにこだわりたい企業やブラックカード並みのカードがほしい企業が多いはず。それぞれの対処方法は、以下の2つです。

ブラックカードにこだわるなら「ラグジュアリーカード」

ステータスは関係なく、ブラックカードに憧れがあり「とにかくブラックカードを持ちたい」という企業は、「ラグジュアリーカード ブラック」一択です。ラグジュアリーカードは、法人カードの中で数少ないブラックカードを発行できるカード会社です。

ただし前述したように、ラグジュアリーカードは通常の法人カードとランク順が異なります。カード会社独自のランク順があり、ブラックカードは最高ランクではありません。一般的な法人カードとラグジュアリーカードのカードランクは以下になります。

【一般的な法人カード】

ランク低
一般ゴールドプラチナ

【ラグジュアリーカード】

チタンブラックゴールド

カードランクにはこだわりがなく、ブラックカードに憧れのある企業は「ラグジュアリーカード ブラック」がおすすめです。

ステータスにこだわるならプラチナカードも検討する

なぜブラックカードがほしいのかを考えたとき、ステータス性を重視してブラックカードを持ちたいと考えている方も多いはず。高ステータスの法人カードを持ちたい場合は、プラチナカードを検討してください。

一般的に法人カードの最高ランクとなるプラチナカードは、いろいろなカード会社から発行されておりいくつも種類があります。複数のカードを比較して選びたい方にとっても、プラチナカードを視野にいれるといいでしょう。

法人向けブラックカードならこれ!

金属&カーボン製のハイステータスカード|ラグジュアリーカード ブラック

見た目のデザイン性はさることながら、ポイント還元率1.25%と高還元で、税金の支払いでもポイントが貯まる実用性も兼ね備えた法人カードです。

やや高価な年会費11万円は経費に含めることができ、リムジンのお迎えやハイクラスのコミュニティ参加など、ラグジュアリーカードならではの特典が充実しています。

Black Card I株式会社

ラグジュアリーカード ブラック

あらゆる充実したサービスを受けたい経営者の方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 金属製のブラックカードで高いステータス性を示せる
  • LCオーナーズコミュニティに所属することが可能
  • 国内外を問わず保険が非常に充実している
  • 高額になりがちな納税でもポイントが貯まる
  • リムジンでの迎えやコンシェルジュのチャット対応などハイクラスなサービスを受けられる
  • カード番号や名前は裏面印字なのでセキュリティ対策もされている

MORE
ここが少し気になる…

  • 年会費が110,000円と非常に高い
  • 追加カードの年会費も年会費27,500円/枚と他カードと比較して非常に高い

ブラック並み!高ステータスな法人カードおすすめ6選

ブランド力で選ぶならこれ|アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

高額な年会費も払える、圧倒的なステータス性を手に入れたい方におすすめ

【新規入会特典】最大195,000ポイント*付与

*利用額に応じた通常加算ポイントを含む

主要スペックとカード発行フロー

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(年会費・発行可能枚数・還元率・国際ブランド・電子マネー対応・発行期間)

GOOD
ここがおすすめ!

  • 誰もが憧れるアメックスのプラチナカード
  • 専任コンサルタントのサービスを受けることが可能
  • 空港で専用ラウンジを利用することができる
  • 対象ホテルグループの上級会員プログラムに無条件で登録可能
  • シェアオフィスやコワーキングスペースの自由席を利用できる(登録制)
  • 追加カードが4枚まで無料

MORE
ここが少し気になる…

  • 年会費が165,000円と非常に高い
  • ポイント還元率を上げるためには「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録(3,300円)が必要

ANAマイル還元率が高い|ダイナースクラブ ビジネスカード

三井住友トラストクラブ株式会社

ダイナースクラブ ビジネスカード

会食が多い方や、充実したサービス・保険を享受したい方におすすめ

ダイナースクラブビジネスカードの新規入会特典

主要スペックとカード発行フロー

ダイナースクラブビジネスカード(年会費・発行可能枚数・還元率・国際ブランド・電子マネー対応・発行期間)

GOOD
ここがおすすめ!

  • 追加カード2枚まで年会費無料、3,4枚目も年会費5,500円で利用できる
  • 6名以上の予約で2名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
  • 予約困難店の予約代行をしてくれる
  • 無料のコンパニオンカードでMastercard加盟店でも利用可能
  • 自動付帯の海外旅行保険を含め保険が充実
  • 高いステータス性を誇る

MORE
ここが少し気になる…

  • 年会費が27,500円と高く、割引などもない
  • 会食が多くない場合メリットを活かしきれない
  • 27歳以上でないと発行できない

プライオリティ・パス付帯|JCBプラチナ法人カード

JCB

JCBプラチナ法人カード

ETCカードの複数枚発行が可能!営業車が多い会社におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • ETC利用のみのETCスルーカードNが年会費無料で複数枚発行できる
  • 遅延時の客室料や食事代、手荷物の遅延・紛失時に補償が受けられる
  • 【キャンペーン】使用者カードの申し込み・参加登録で、3,000円/1名のJCBギフトカードをプレゼント(使用者カード申込期間:2024年4月1日(月)~2025年3月31日(月) キャンペーン参加登録期間:2024年4月1日(月)~2025年4月30日(水))

MORE
ここが少し気になる…

  • 利用額に応じた年会費の割引がない
  • 追加カードの年会費が6,600円/1名とやや高め

分割決済に対応!選べる引き落とし日|三井住友ビジネスカード for Owners プラチナカード

三井住友カード

三井住友ビジネスプラチナカード for Owners

従業員含め出張が多く、充実した出張・保険サービスを受けたい方におすすめ

GOOD
ここがおすすめ!

  • 国内外を問わず保険が充実している
  • 締め日・支払日を2パターンから選択できる
  • 空港ラウンジを無料で使えるプライオリティ・パスに無料で登録できる

MORE
ここが少し気になる…

  • 30歳以上でないと発行できない
  • 年会費が55,000円(税込)と高く、割引などもない
  • ポイント還元率が高くない

年会費を抑えたセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

クレディセゾン

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

初年度年会費無料!低価格で質の高いコンシェルジュサービスを受けたい方に

【新規入会特典】対象店舗・サービスの利用額をキャッシュバック*

*事前エントリー必須

主要スペックとカード発行フロー

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(年会費・発行可能枚数・還元率・国際ブランド・電子マネー対応・発行期間)

法人口座を引き落とし先に設定できる、登記簿謄本や決算書の提出が不要な個人名義のクレジットカードです。カード利用で貯まる永久不滅ポイントは有効期限がなく、特にJALマイルは最大1.1.25%のお得な還元が受けられます。限度額が高いため、税金支払いでマイルを貯めたい方にぴったりです。

GOOD
ここがおすすめ!

  • 年会費22,000円でプラチナカードを持てる
  • 年200万円以上の利用で次年度の年会費が半額になる
  • マイルの還元率が高い
  • 空港ラウンジを無料で使えるプライオリティ・パスに無料で登録できる
  • 充実した保険が受けられる

MORE
ここが少し気になる…

  • 200万円利用できないと年会費が22,000円かかる
  • ステータスを強く気にする場合、そこまでステータス性が高くない

apollostationでの給油でもポイントが貯まる|apollostation PLATINUM BUSINESS

出光クレジット株式会社

apollostation PLATINUM BUSINESS

税金の支払いや広告費など、ビジネスシーンにあわせて柔軟に限度額を設定したい方

【新規入会特典】10,000円相当のポイントプレゼント

主要スペックとカード発行フロー

apollostation PLATINUM BUSINESS(年会費・発行可能枚数・還元率・国際ブランド・電子マネー対応・発行期間)

GOOD
ここがおすすめ!

  • 審査のもと、希望の利用額で使用可能なため、大きな支払いにも対応可能
  • 法人名義・個人名義のどちらの口座も設定でき、従業員またはご家族分のカードを9枚まで発行
  • ネットワーク管理や情報セキュリティなど、万が一のサイバー保険が充実

MORE
ここが少し気になる…

  • キャッシング金利が最大18%と高め
  • 次年度の年会費無料に年間300万のショッピング利用が必要

おすすめの最強法人カード・ビジネスカード18選を比較|人気の高還元率カードや選び方を紹介

失敗せずに最強の法人カード・ビジネスカードを選びたい。けれど、気にすべきことが多すぎてよくわからない。そんな経営者や経理担当者の方も多いと思います。本記事では、重視したいことに観点を絞りわかりやすく解説しています。中小企業や個人事業主の方は必見です。

なぜブラックカードが選ばれる?

そもそも、ブラックカードはなぜ憧れを持たれ人気があるのでしょうか。ブラックカードの特徴と併せて解説していきます。

ステータスが高い 

ブラックカードの一番の特徴は、ステータスの高さです。「ブラックカード=富裕層が持っているカード」といったイメージがあるほど、そのステータス性の高さが世間で定着しています。ステータスが高いカードが富裕層のイメージを持たれる理由は、高額な年会費と利用限度額にあります。

ステータスの高いカードは、一般カードよりも付帯しているサービスが充実しているので、その分年会費が高額になります。さらに、支払い能力があると判断されれば利用限度額も高額に設定されます。

本記事でおすすめした法人向けブラックカード「ラグジュアリーカード ブラック」も、年会費は110,000円と高額で、限度額は公式サイトに記載がされていないほどです。こういった特徴から、与信審査が一般カードより厳しくなるといった特徴もあります。

厳しい与信審査を通って発行されたブラックカードを持っているということは、「ハイステータスの法人カードを所持できるだけの業績がある」というイメージに繋がり、富裕層であることや、業績が安定しているアピールに使えるアイテムとなります。

付帯サービスが充実している 

前項で少し触れましたが、ブラックカードは付帯サービスの充実度に大きな差があります。一般の法人カードでは、付帯サービスといえばETCカードと海外旅行保険、よくて空港のラウンジ利用ができる程度です。

しかしブラックカードほどのハイステータスとなると、さらに以下の付帯サービスが期待できます。

  1. ホテルの優待利用(割引やランクアップ)
  2. レストランの割引
  3. コンシェルジュサービス
  4. リムジンでの送迎サービス
  5. 旅行保険補償額の増額

どれも一般カードでは受けられないサービスで、ハイステータスなブラックカードならではと言える内容ばかりです。年会費が高額になるブラックカードが多いものの、特典を有効に使うことで十分に元がとれるほどの充実度です。

法人カードのメリット

一般カードとステータスカードを合わせると、多くの種類がある法人カード。法人カード自体にはどんなメリットがあるのか、その中でもステータスの高さに注目して法人カードを作るメリットはどんな点なのか、法人カードを効率よく使うために詳しく解説します。

法人カード全体のメリット

企業として法人カードを作ると、業務面や経済面などで多くのメリットがあります。

経費管理が楽になる

会社全体で法人カードを使うことにより、経費が引き落とされる窓口を一括化できるので、経費管理が楽になります。カードの明細がそのまま経費を使った履歴になり、計上漏れが減って立替分の精算が不要です。

従業員の個人カードを使ってしまうと、後から従業員が領収書を提出し、経費担当者が確認・精算・管理をする必要があります。大企業ほど従業員が多くない中小企業でも、すべての経費でこの行程を行っていては、効率が悪くミスが発生するリスクも上がります。

また、クレジットカードを使わず現金での精算を続けていると、多額の現金を会社や個人で管理したり持ち歩いたりすることになります。経費管理が大変なだけでなく、紛失や盗難に遭う可能性もでてきて危険です。

とくに従業員が少ない中小企業は、経費担当者の人数も少ない会社が多いですよね。そんな中小企業でも、法人カードを使うことで経費管理を簡略化できます。大企業だけでなく、中小企業でも役立つのが、法人カードの大きな利点です。

個人カードよりも限度額が高い

法人カードは、個人カードより利用限度額を高く設定できるのが特徴です。会社での経費は、個人で買い物をするよりも高額な金額が動きます。そのため個人カードを使っていると、限度額を越えてしまい必要なときに利用できない事態が発生する可能性が出てきます。

法人カードであれば、個人カードより利用限度額に余裕が持てますし、万が一限度額に達してしまった場合も経費を会社で管理しているため、スムーズに別の支払い方法で対応ができます。支払いが多い企業ほど、より法人カードを作るメリットが実感できるでしょう。

計画的な資金管理・運用ができる

法人カードに限らず、クレジットカードの利点として、利用日には即時支払いをせず引き落としまでに約30~60日の期間があります。実質支払いまでに期間ができることで、財源の確保の時間を設けられ経費を圧迫することもほぼありません。

さらに近年では、決済方法がクレジットカードに限られているサービスや取引も出てきています。法人カードを持っていないことによって、会社での物品購入や取引が滞っては元も子もありません。

現在社会に適応していきながら、支払いは月に1回かつ決済準備の時間が設けられて、安定したキャッシュフローができる法人カード。会社資金の運用・管理も計画的に行える利便性が、メリットのひとつです。

追加カードが作れる

法人カードも個人カード同様、発行申請をした法人の代表のみが利用できます。しかし、法人カードでは「追加カード」が発行できるため、それを従業員たちが使える仕組みです。

追加カードを発行することによって、前述した「経費管理の簡略化」に繋がります。立て替えや立替金の申請など、従業員への負担が軽減されるので従業員満足度の向上にもプラスに働きます。

ポイントが貯まる

個人カードを利用すると、利用金額に応じてポイント還元が受けられますよね。法人カードでも、そのポイント還元があります。さらに法人カードは個人カードより利用金額が大きいため、ポイント還元が高額になりお得です。

還元されたポイントは支払いに充てられる場合もあるので、経費削減にもなります。支払いに充てられない場合もギフト券や優待券に交換できるサービスがあるので、従業員に還元することも可能です。

ステータスカードのメリット

本記事でおすすめの法人カードを紹介しているように、法人カードには多くの種類が存在します。数ある法人カードのうち、ブラックカードが含まれるのが「ステータスカード」。ステータスカードのメリットは以下があげられます。

会社の信頼度が高まる

ステータスカードは、年会費や限度額が高額であることから、与信審査が厳しい傾向があります。ステータスカードを持っていると、高い年会費を継続して支払える業績があり、厳しい審査を通っているということは、クレジットカードを持っている経営者や従業員の中では共通認識です。

「ステータスカードを持っている=企業の業績が安定している」という印象を与えるため、持っているだけで会社の信頼度が高くなります。

高額な限度額によって機会損失をしない

前述したように、ステータスの高い法人カードは一般カードに比べて限度額が高額です。企業での取引では、個人で動かす金額よりはるかに大きな金額が動きますよね。そんな時に支払える現金がなかったり、法人カードを持っていても限度額に達していてカードが使えなかったりすると、得られたはずの利益を逃してしまう「機会損失」が生まれてしまいます。

「すぐに現金を用意するのは難しいけど、今支払いしなければけない」かつ「限度額に余裕が必要」という場面で使えるステータスカードは、機会損失をするリスクが減ります。

一般カードよりポイント還元率が高い

法人カードのメリットで紹介したように、法人カードでは各カード会社が設定しているポイントが貯まります。カードによってポイント還元率は異なりますが、一般的には年会費が高いカードほどポイントの還元率も高くなります。

一般カードのポイント還元率は、0.5%あれば高い方です。しかしステータスカードであれば、還元率が高いカードは1.5%ほどまであります。

法人カードを作る際、支出を把握するためにどの程度利用する可能性があるか計算しますよね。自社に必要な金額を見直したとき、利用金額が大きい企業ほどポイント還元率の重要性は大きいです。

利用金額が月々100万円だった場合を例に、ポイント還元率によるお得さの違いを確認してみましょう。

ポイント還元率1ヶ月のポイント還元1年のポイント還元
0.3%の法人カード3,000pt36,000pt
0.5%の法人カード5,000pt60,000pt
1.0%の法人カード10,000pt120,000pt
1.5%の法人カード15,000pt180,000pt

1ヶ月のポイント差が数千ptでも、1年間で見るとポイント差が大きくなります。さらにステータスが高くなるほど、更新月や利用金額に応じてボーナスポイントが付与される場合もあります。

利用状況によってはポイントだけで年会費がペイできる可能性があるので、ポイント還元率の高いステータスカードをおすすめします。

付帯サービスが充実している

法人カードには、一般カードもステータスカードもいろいろなサービスが付帯しています。代表的なサービスが、ETCカードと旅行保険です。さらにステータスカードとなると、旅行保険の内容が充実していたりレストランやゴルフなどの施設で割引されたりします。

ステータスカードを持っていると、カード会員だけが入れる空港のラウンジも利用できるので、出張が多い企業はさらにお得さを感じられるでしょう。接待で使えるような施設が付帯サービスにあれば、経費の削減にも繋がります。

高い年会費ばかりに目がいってしまいがちですが、使い方次第で利益がプラスになるのもステータスが高い法人カードを選ぶメリットのひとつです。

ホスピタリティのサービスがある

ブラックカードの特徴で紹介したように、ステータスカードでは一般カードでは受けられない付帯サービスが受けられます。ホスピタリティとは、「心からのおもてなし」の意味合いで使われることが多いです。法人カードにおけるホスピタリティとは、接遇や待遇の面でのおもてなしを意味しています。

ブラックカードの付帯サービスとして紹介したホテルの優待利用やコンシェルジュサービスなどは、最高ランクであるプラチナカードにも付帯していることが多いです。

コンシェルジュサービスでは、365日24時間体制でコンシェルジュがさまざまな予約を代行してくれたり、旅行全般についてアシスタントしてくれたりするサービスです。接待で使うレストランや出張時のホテルはもちろん、航空券やレンタカーなどの予約にも対応してくれますし、取引先への手土産を手配することもできます。

このコンシェルジュサービスを利用したいがために、ステータスカードを所持する経営者も少なくありません。それほど魅力的なサービスがあるのが、ステータスカードです。

ステータスカードは経営者や役員向け

法人カードの使い方として、追加カードを発行して従業員に持たせる場合があります。しかし、ブラックカードを含めたステータスカードは、追加カードにも別途年会費がかかり、1枚の平均年会費は2~5万円です。

ステータスカードは経営者や役員向けに作り、一般ランクで追加カードが無料または低額のカードを従業員用といった使い分けが必要になるでしょう。

法人向けブラックカードは数が少ないので要注意

本記事は、法人向けブラックカードにスポットを当てて解説してきましたが、一番の注意点は「法人向けブラックカードはほぼ存在しない」という点です。ブラックカードに縛られて法人カードを選んでしまうと、選択肢が少なく自社に合った法人カードを見つけられない可能性があります。ブラックカードだけにこだわらず、自社の事業内容や規模に合った法人カードを作成しましょう。

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