API連携ができるSMS送信サービスおすすめ3選|選び方も解説

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  • SMS送信サービスは、API連携することでSMSの自動送信が可能になる
  • 連携したいシステムがAPIに対応していないと、SMS送信サービスとの連携はできない
  • API連携ができるSMSサービスは、到達率を高める機能があるものを選ぶ

SMS送信サービスには、API連携できるものもあります。API連携することで手間をかけずにSMS送信のシステムを導入でき、SMSの自動送信によって業務効率化が図れます。本記事では、API連携できるおすすめのSMS送信サービスや選ぶ際のポイントなどを解説します。

目次

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  1. SMS送信サービスはAPI連携が可能
  2. SMS送信サービスをAPI連携するメリット
  3. SMS送信サービスをAPI連携する際の注意点
  4. API連携できるSMS送信サービスの選定ポイント
  5. API連携できるSMS送信サービスおすすめ3選
  6. その他のSMS送信サービスの選び方
  7. まとめ

SMS送信サービスはAPI連携が可能

SMS送信サービスは、顧客に短いテキストメッセージを送信するためのシステムです。サービスの中には、APIを介して自社システムと連携できるものもあります。

API連携することで手間をかけずにSMS送信のシステムを導入でき、SMSの自動送信による業務効率化が図れます。本記事では、API連携できるおすすめのSMS送信サービスや選ぶ際のポイントなどを解説します。

SMS送信サービスとは?導入のメリットや選び方のポイントも解説

SMS送信サービスとは、大手携帯キャリアの携帯電話にあるショートメッセージサービスを利用し、メッセージの一斉送信ができるサービスです。この記事では、SMS送信サービスの主な活用方法やシステム導入のメリット・デメリット、選び方のポイントなどを詳しく解説します。

SMS送信サービスのAPI連携でできること

SMS送信サービスのAPI連携を利用すると、SMSの自動送信が可能です。その結果、さまざまな業務を効率化しながら、顧客に迅速かつ確実に情報を提供できます。

例えば、二要素認証やパスワードリセットなど、アカウントの安全な管理をするためにSMSを活用できます。また、オンラインストアなどで注文システムと直接連携し、注文確認や配送情報をリアルタイムに顧客に通知することも可能です。

SMS送信サービスをAPI連携するメリット

SMS送信サービスをAPI連携することで、手間をかけずにSMS機能を実装できるなど多くのメリットを得られます。ここでは、SMS送信サービスをAPI連携するメリットについて詳しく解説します。

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手間をかけずにSMS機能を実装できる

自社サービスからSMSを自動送信したい場合、SMS送信機能を一から独自に開発・実装するのは非常に複雑であり、多くのコストと時間がかかります。しかし、API連携を利用すれば、既存のSMS送信サービスの機能を簡単に取り入れることができます。

そして、複雑な開発作業を省きつつ、比較的短期間でSMS送信機能を導入することが可能です。特に、初めてSMS送信を導入する企業にとっては、API連携が可能なサービスを選定すれば、即座に運用を開始できるため便利です。

運用コストを削減できる

SMS送信サービスをAPI連携することで、運用コストを大幅に削減できます。自社でSMSシステムを構築・運用する場合、サーバーの導入費用や保守費用、専門の技術者の人件費など、多くのコストが発生します。

しかし、API連携では、これらの固定費を抑えることができ、月額利用料や従量課金制による料金体系で、実際の使用量に応じた支払いが可能です。

さらに、システムの監視やメンテナンス、セキュリティ対策なども専門業者に任せることができるため、運用担当者の工数を削減できます

誤送信や送信漏れがなくなる

API連携によるSMSの自動送信は、手作業に比べて誤送信や送信漏れを防げるのがメリットです。従来の手作業では人為的なミスが発生しやすく、誤って別の相手にSMSが送信されたり、送信が漏れたりする可能性があります。

API連携によってSMS送信を自動化すると、手作業によるリスクの大幅な削減が可能です。さらに、API連携による自動送信で顧客へのリアルタイムな通知が実現します。

顧客満足度向上につながる

SMSの自動送信によって、予約確認や配送情報の通知をリアルタイムで自動送信することで、顧客は自分の注文や予約状況をすぐに把握できます。顧客への対応がスピーディーに行えるだけでなく、安心してサービスを利用できるため、顧客満足度が高まります。

さらに、顧客の行動を確認してから手動で対応するといった手間が省けるため、業務の効率化を図ることも可能です。例えば、予定のリマインドメッセージを自動送信すれば、顧客が忘れずに予定を遂行し、企業側はキャンセルや遅刻のリスクを減らせます。

SMS送信サービスをAPI連携する際の注意点

SMS送信サービスをAPI連携する際には、安全な運用のためにいくつかの注意点を把握しておくことが大切です。ここでは、SMS送信サービスをAPI連携する際の注意点について解説します。

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既存のシステムが対応しているか確認する

連携したい既存のシステムがAPIに対応していない場合、SMS送信サービスとの連携はできません。APIを介してシステム同士を接続するためには、それぞれのシステムがAPIを提供している必要があります。

一般的なSMS送信サービスはAPI連携に対応していますが、中にはWebブラウザからの送信のみに対応しているものや、メールからの送信にのみ対応しているものも存在します。そのため、サービスの提供会社にAPI連携が可能かどうかを必ず確認しましょう。

さまざまなセキュリティリスクを考慮する

API連携には、APIキーやシークレットキーが必要であり、それらが外部に漏れると第三者が勝手にSMSを送れてしまいます。さらに、API通信時にHTTPを使うと盗聴や改ざんの危険性があるため、HTTPS(SSL/TLS)を使用したデータの暗号化が必要です。

SMS送信サービスの中には、IPアドレスの制御や、不正な番号・危険な本文をフィルタリングできる機能を搭載したものも存在します。API連携する際には、さまざまなセキュリティリスクを考慮しつつ、安心・安全な保管・監視体制を構築しましょう。

テスト環境で十分に検証する

SMS送信サービスをAPI連携する際は、本格運用前にテスト環境での十分な検証を行いましょう。これは、予期せぬエラーや不具合による誤送信、送信漏れといったトラブルを未然に防ぎ、安定した運用を実現するために非常に重要です。

正常の送信テストだけでなく、異常値入力や大量送信時の挙動、エラー発生時の処理なども検証する必要があります。また、送信されるメッセージの内容、送信先の電話番号、送信タイミングなどが想定通りであるかどうかも確認することが重要です。

API連携できるSMS送信サービスの選定ポイント

API連携ができるSMS送信サービスは、選定時に搭載している機能と連携性について確認する必要があります。ここでは、API連携ができるSMS送信サービスの選定ポイントを解説します。

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API連携できるSMS送信サービスの選定ポイント

  1. 到達率を高める機能があるか
  2. 簡単に連携できるか

到達率を高める機能があるか

API連携できるSMS送信サービスでは、到達率を高める機能があるかどうかが重要です。キャリア自動判別や他人接続判定、キャリア直収接続のような機能が備わっているSMS送信サービスを選ぶことで、メッセージの到達率を最大限に高められます。

以下の表は、到達率を高める機能の簡単な概要です。

キャリア自動判別送りたい先の電話番号からキャリアを自動的に判別する機能
他人接続判定以前登録された電話番号が別の人に使用されていないか判定する機能
キャリア直収接続キャリアの設備と直接接続してメッセージを送信する方式

簡単に連携できるか

SMS送信サービスの導入時、対象のサービスが提供するAPIの方式によって連携方法が異なります。一部のサービスでは、APIの仕様が複雑であったり、技術的な理解や実装に高いレベルのスキルが必要だったりします。

SMS送信サービスを選定する際には、そのサービスが提供しているAPIの仕様や方式を把握しましょう。特に、連携作業が自社の開発リソースや技術スキルに適しているかどうかを確認し、効率的な導入と運用につなげることが重要です。

API連携できるSMS送信サービスおすすめ3選

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

空電プッシュ

空電プッシュ
出典:www.karaden.jp

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社

空電プッシュ

高セキュリティ◎豊富な機能でさまざまな業種におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 高いセキュリティ機能で顧客情報をしっかり守る
  • 送信性能に優れており、大規模案件でも遅延なく送信が可能
  • キャリア共通番号でなりすましやフィッシング詐欺リスクを削減
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ここが少し気になる…

  • 1つのアカウントに同時接続ができない

AI CROSS株式会社

絶対リーチ!SMS

絶対リーチ!SMS
出典:aicross.co.jp

AI CROSS株式会社

絶対リーチ!SMS

高い到達率と即効性!オーダーメイドしたい企業におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 業界最大規模の豊富な導入実績と充実したサポート体制で支援を行う
  • メッセージ到達率は99%に上り、格安SIM契約の携帯番号にも対応
  • 多種多様なプランの組み合わせで、さまざまなニーズに合わせたプランを提供
MORE

ここが少し気になる…

  • 文字数の上限が少なく、価格は問い合わせる必要がある

株式会社ジンテック

Push!SMS

Push!SMS
出典:www.jintec.com

株式会社ジンテック

Push!SMS

高セキュリティで安心!導入後の支援重視の企業にもおすすめ

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ここがおすすめ!

  • 万全なセキュリティで日本の銀行の導入率が高い
  • 「アンケート」や「配信拒否受付」といった+α機能が充実
  • SMS送信後にデータ分析が行え、開封率アップのためのコンサルティングもある
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ここが少し気になる…

  • 機能が多く、決まった機能や作業しか使わない場合は持て余す可能性も

その他のSMS送信サービスの選び方

SMS送信サービスを選ぶ際には、自社に適した機能が提供されているかを確認しましょう。例えば、自動化された配信スケジュールや受信者グループの管理、カスタマイズ可能なテンプレートなど、自社のニーズに合った機能が必要です。

また、送信件数とコストのバランスが見合っているかも検討する必要があります。一定の送信件数に対して、適切な価格設定がなされているかを確認しましょう。

そして、導入前には無料トライアルの利用がおすすめです。自社のニーズに合うかどうかや使い勝手を確認するため、積極的に無料トライアルを活用しましょう。

【重要な2つのポイント】

  1. 自社に適した機能が搭載されているか
  2. 自社の送信件数とコストが見合っているか

【その他の比較ポイント】

  1. 使いやすいか
  2. セキュリティ対策は万全か
  3. サポート体制が充実しているか

まとめ

SMS送信サービスには、API連携できるものがあります。API連携を活用することで、手間をかけずにSMS送信のシステムを導入し、業務効率化が図れます。

SMS送信サービスをAPI連携するメリットは、自社内で実現したいSMSの自動送信やデータの自動取得が可能になることです。しかし、連携したい既存システムがAPIに対応していない場合には注意が必要です。

API連携できるSMS送信サービスを導入する際には、本記事で紹介したポイントを確認しながら、自社に適したサービスを選びましょう。

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