経費精算システムのおすすめ11選|経費精算システムの相場も解説
Check!
- 経費精算システムは、クラウド型とオンプレミス型、企業形態で初期費用などが異なる
- 中小・大企業が導入する経費精算システムのコストは、アカウント数や機能により異なる
- 経費精算システムを選ぶ際は、自社の規模と予算が見合っているかを確認する
経費精算システムを選ぶ際には、導入コストや料金相場が企業にとって非常に気になる部分です。本記事では、経費精算システムの初期費用・月額費用の相場や、中小企業と大企業が経費精算システムを導入する際にかかる平均費用、おすすめの経費精算システムと選び方を解説します。
おすすめ経費精算システム6選(全26製品)を比較!【2024年最新/比較表付き】
経費精算システムは、経費申請・承認業務を効率化してくれるツールです。しかし、さまざまな製品があるため、どのシステムを選べばよいのかわからないというケースも多いでしょう。この記事では、経費精算システム選びのポイントやおすすめのシステムを紹介します。
目次
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そもそも「経費精算システム」とは
経費精算システムとは、従業員が立て替えている交通費や備品の購入費・接待費などの経費を精算する際、申請・承認から経理上の処理、従業員への支払いまでの流れを自動化するシステムのことです。
システムは経費精算をするだけでなく、OCRによる領収書の自動読み取りや、ICカードなどとの連携による交通費の自動計算など、便利な機能も多く搭載しています。そのため、経理担当者だけでなく、申請者や経営者にとっても業務負担軽減のメリットがあります。
近年では、電子帳簿保存法の改正により、領収書の電子保存のハードルが低くなったことで、経費精算システムを導入する企業も増加しています。
経費精算システムと会計システムの違い
経費精算システムとよく混在する会計システムとは、企業の財務会計や管理会計などの会計業務をシステム化したものです。財務諸表の作成業務、経営状況に関する情報や債権債務の情報を管理できるなど、会計業務の効率化をサポートします。
会計システムと経理精算システムは、いずれも経理関連のシステムですが、会計システムを利用するのは経理部門などの専門の担当者です。そのため、専門でない従業員が会計システムに触れることはほぼありません。
一方、経費精算システムは経費精算業務を効率化して、経理担当者の負担を減らすのが目的です。そのため、経理担当者より一般の従業員が触る機会が多く、入力業務を頻繁に行います。
経費精算システムにかかる費用
経理精算システムを導入するにあたって、有料版の場合では基本的に初期費用や月額費用が必要です。また、他のシステムとの連携などをする場合における、オプション費用も考慮しなければいけません。ここでは、各費用の相場について解説します。
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初期費用(無料~数百万)
初期費用は、従業員情報の登録や初期設定など使用する前の準備にかかる費用です。この初期費用は、システムの提供方法がオンプレミス型かクラウド型かによって異なっています。
オンプレミス型は、自社で用意したサーバにシステムをインストールする、買い切り型のシステムです。オンプレミス型の場合、サーバや周辺機器を自社で準備する必要があるため、その費用を含めると、一般的に数十万円から大規模なもので数百万円かかります。
一方、クラウド型はサーバを準備する必要がないため、初期費用はかなり抑えられます。中には、初期費用無料で提供されているものもありますが、およそ10万円から30万円程度と考えていいでしょう。
オンプレミス型 | 数十万~数百万円 |
クラウド型 | 0円~30万円程度 |
月額費用(300円~数十万)
月額料金もオンプレミス型かクラウド型かによって異なります。オンプレミス型は導入後もメンテナンスなどの費用として、月に数十万円ほどかかります。しかし、自社で運用・管理ができる場合、月額費用が不要になることもあります。
対してクラウド型の場合、アカウント数分の月額料金がかかります。1アカウントの月額料金は、300円から800円が相場です。ただし、提供会社の多くはアカウント数の増加に応じて割引制度を設けているため、使用者が増えると1アカウントあたりの単価は下がります。
オンプレミス型 | 月額数十万円 |
クラウド型 | 1アカウントあたり月額300円~800円 |
オプション費用(1機能につき1000~3000円)
経費精算システムはさまざまな機能を搭載していますが、機能の中には標準搭載のものとオプションで搭載されるものがあります。また、同じ機能でも製品によって標準かオプションかは異なっています。
たとえば、会計システムなど他システムとの連携は、オプションとして本体の価格と別に設定されているものが多くみられます。オプションの価格は、1機能につき1000円から3000円あたりが相場です。
また、オプションを導入する際には、工事費や備品代も別にかかってくることにも注意しましょう。
マネーフォワードクラウド経費 | TOKIUM 経費精算 | SmartGo® Staple | 経費BANK | バクラク 経費精算 | ジンジャー 経費 | ジョブカン経費精算 | rakumo ケイヒ | 楽楽精算 | MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算 | |
初期費用 | 0円 | 要問い合わせ | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 100,000円 | 50,000円 |
月額料金 | 3,980円~ | 10,000円~※ | 1ユーザーあたり1,100円 | 1ユーザーあたり1,500円 | 20,000円~ | 1ユーザーあたり500円 | 1ユーザーあたり400円 | 1ユーザーあたり300円 | 30,000円~ | 50ユーザー30,000円 |
クラウド型の経費精算システムを導入する際の相場
経費精算システムには、オンプレミス型とクラウド型の提供方式がありますが、現在ではサーバーや周辺機器の準備が不要なクラウド型が主流です。よって、ここではクラウド型を導入した場合の費用の相場について、大企業と中小企業を例に解説します。
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クラウド型の経費精算システムを導入する際の相場
中小企業が経費精算システムを導入する際の平均費用
中小企業の場合、クラウド型を導入する際の初期費用は、無料から30万円あたりが相場と考えて良いでしょう。
月額料金は1アカウントあたり300円から800円までに設定している製品がほとんどです。そのため、従業員が50名程度なら月額で15,000円から40,000円あたりが相場です。
しかし、製品によっては取り扱う最低アカウント数が決まっていることがあります。よって、個人事業主や従業員が非常に少ない企業の場合は、1アカウントの登録から取り扱っている製品を選ぶようにしましょう。
大企業が経費精算システムを導入する際の平均費用
大企業がクラウド型の経費精算システムを導入する場合、初期費用は中小企業とそれほど変わらず、無料から数十万円で済むでしょう。
月額料金は1アカウントあたり300円から800円までが多く、仮に従業員が500名なら15万円から40万円程度が相場です。また、オプション機能を付けるとこの価格に加算されます。
ただし、従業員が1,000人以上などの大企業の場合、社内規定やフローの複雑さ、長期的な運用を考慮するとオンプレミス型の方が合っている場合もあります。システムの管理体制や自社の必要性を考慮して、さまざまなシステムを比較検討するようにしましょう。
中小企業と大企業で経費精算システムの平均費用が異なる理由
経費精算システムにおける必要費用の平均値は、特に月額費用において中小企業と大企業とで値が異なっています。それは、クラウド型では月額料金が1アカウントごとで計算されるためです。
たとえば、月額料金が500円の場合、従業員50名なら月額料金は25,000円ですが、従業員が500名になると月額料金は25万円となります。
しかし、経費精算システムの多くは、使用するアカウント数が増えるほど単価が下がる料金体系になっています。また、従業員1,000名までを対象としている製品も多く、それ以上の人数は提供会社に問い合わせの上、見積もりを必要とする場合があります。
▼1アカウントあたり500円のサービスの月額料金
従業員数 | 月額料金 |
---|---|
1~10人 | 500~5000円 |
10~50人 | 5千~3万円 |
50~100人 | 3~5万円 |
100~150人 | 5~8万円 |
150~200人 | 8~10万円 |
経費精算システム比較一覧表
サービス名 |
マネーフォワード クラウド経費
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TOKIUM経費精算
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SmartGo® Staple
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経費BANK
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バクラク経費精算
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ジンジャー経費
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ジョブカン経費精算
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rakumoケイヒ
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楽楽精算
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MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算
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資料を無料ダウンロード | 資料ダウンロード | - | - | - | 資料ダウンロード | 資料ダウンロード | - | - | 資料ダウンロード | - |
対象規模 |
全規模に対応
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10名~
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全規模対象
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全規模対象
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10名〜
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全規模に対応
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全規模に対応
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全規模に対応
|
・初期費用 100,000円
・1ケ月あたり 30,000円~ |
50名~
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料金(税別) |
スモールビジネス 3,980円/月〜
ビジネス 5,980円/月〜 |
ビジネスプラン 10,000円/月~
エンタープライズプラン 100,000円/月~ |
1ヶ月あたり1ユーザー 1,100円
|
1ケ月あたり1,500 円~
|
20,000円/月〜
|
1ユーザー 600円/月〜
|
・1ケ月あたり1ユーザー 400円
・大規模(500名目安) 問い合わせで確認 |
1ユーザーあたり 300円/月~
|
◯
|
・初期費用 50,000円
・1ヶ月あたり50ユーザー 30,000円 |
経路検索・交通費計算機能 |
◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
|
入力補助機能 |
・領収書読み取り(OCR・オペレーター代行)
・ICカードリーダーアプリで交通費読み取り ・経路検索から交通費入力 ・新幹線、飛行機、ホテルなどのサービスと連携 ・クレジットカード、電子マネーと自動連携 |
・領収書画像の自動データ化(オペレーター代行入力)
・各種交通系ICカード・モバイルSuicaと自動連携 ・乗換案内「駅すぱあと」と連携 ・ETC、エクスプレス予約、JapanTaxi等交通系システムと自動連携 ・各種クレジットカード・法人カードと自動連携 ・日当、手当の自動算出 |
・ICカードの取込機能
・交通系電子マネー決済と連携 ・自動計算機能 |
・自動読み取り機能
・ICカードの取込機能 ・クレジットカード連携機能 ・自動計算機能 |
・領収書一括自動読み取り
・二重申請自動検知 ・交通経路検索 ・定期区間控除 ・スマホでの申請・承認 |
・自動仕訳機能
・クレジットカード連携 |
・ジョルダンの乗換案内と連携
・鉄道系ICカード読み取り ・コーポレートカード連携 ・Amazonビジネス連携 |
・NAVITIMEの運賃・乗換情報と連携
・rakumo カレンダーと連携で交通費を自動計算 |
・領収書・請求書の自動読取
・交通系ICカード取込み ・乗換案内ソフト内蔵 ・クレジット・プリペイドカード連携 ・BTMシステム連携 ・日当、手当の自動算出 |
・記入漏れ、矛盾自動チェック
・自動仕訳会計システム ・ICカードの取込 ・日当、宿泊費自動計算 |
ワークフロー機能 |
汎用ワークフローでフォーマットを自由にカスタマイズ
|
・申請フォーマット設定
・承認フロー設定・申請フォーマット設定 |
・申請の承認機能定
・経費の入力 ・申請機能 |
・経費の入力・申請機能
・承認ルートの分岐機能 ・経費精算のワークフロー設定 ・代理承認機能 ・申請へのコメント機能 ・申請の規定違反の自動チェック ・印鑑登録機能 |
・承認経路分岐
・稟議との紐付 ・事前稟議との消化率管理・承認経路分岐 |
・経費の入力・申請機能
・経費精算のワークフロー設定 ・承認ルートの分岐機能 ・承認のリマインド機能 |
・承認経路分岐・作成
・代理申請・承認 ・チャットツール連携による申請・承認の通知 ・ジョブカンワークフローと連携で機能拡充 |
rakumoワークフロー
|
・申請フォーマット設定
・承認フロー設定 ・カテゴライズ |
・申請の承認
・申請書機能 ・申請の規定違反の自動チェック機能 ・印鑑登録機能 |
会計ソフトとの連携機能 |
・シリーズ各種
・CSV ・API |
CSV
|
CSV
|
・CSV
・API ・FBデータ作成 |
API
|
・freee
・マネーフォワードクラウド会計 ・勘定奉行シリーズ ・弥生会計 ・PCAシリーズ ※CSVにて連携可能 |
CSV連携
|
CSV
|
CSV
|
・CSV
・API |
電子帳簿保存法対応 |
◯
|
◯
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◯
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◯
|
◯
|
◯
|
◯(オプション)
|
◯
|
◯
|
◯
|
セキュリティ対策 |
・情報の暗号化
・サーバへのアクセス制限・情報の暗号化 |
・IPアドレス制限
・SAML認証・IPアドレス制限 |
・ISO・IEC27001
・電子決裁等代行業として登録 ・カード申し込み時に本人・法人確認 ・反社チェック審査を実施 ・決済情報のリアルタイム通知 ・チャージ金額による利用上限の設定 ・リモートロック |
Pマーク
|
ISMS
|
・冗長化
・通信の暗号化 ・IP制限 |
・高防災性能のデータセンター
・ファイヤウォール ・暗号化通信 ・IPアドレスによるアクセス制限 |
・Google Workspace のユーザー管理・認証
・セキュリティ機能の共通利用 |
・通信の暗号化
・データセンターで24時間365日監視 ・IPアドレスでアクセス制限 ・プライバシーマーク取得 |
・ISMS
・IP制限 |
他言語・外貨対応 |
・外貨
・英語 |
・外貨
・英語 |
外貨対応
|
・英語
・外貨 |
-
|
・外貨
|
・英語
・韓国語 ・タイ語 |
-
|
・外貨
・英語 |
・英語
・中国語 ・外貨 |
スマホ利用 |
◯
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◯
|
◯
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◯
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◯ |
◯
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◯
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◯
|
◯
|
◯
|
サポート体制 |
・メール
・チャットサポート ・無料のサポートコンテンツ ・データ移行 ・導入支援プラン・メール |
・専任の導入コンサルタント
・サポートセンター・専任の導入コンサルタント |
初期設定サポート
|
・導入支援
・運用支援 ・メール ・電話 |
・有償導入支援サービス
・有料専任担当サポート ・ヘルプページ ・ウェビナー・有償導入支援サービス ・有料専任担当サポート |
・導入支援
・運用支援 ・チャット ・メール ・電話 |
・メール
・チャット ・電話 |
・導入支援オプション
・各種トレーニング講座 ・サポートサイト ・メール問い合わせ対応 |
・専任スタッフがメール・電話で導入支援
・設定代行プラン ・サポートサイト、サポート総合窓口 |
メールサポート
|
お試し期間 |
◯
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◯
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-
|
-
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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◯
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おすすめの経費精算システム11選
気になる情報を今すぐチェック
個人事業主・小規模企業向け経費精算システム3選
GOOD
ここがおすすめ!
- オンライン上でまとめて経費申請できる
- 従業員や費目ごとに経費利用額が自動でグラフ化
- 不備入力防止アラート機能で入力ミスが減るため、差し戻しの手間が軽減
MORE
ここが少し気になる…
- OCR機能の精度があまりよくない
マネーフォワード クラウド経費の特徴
対象規模 | 全規模に対応 | 料金(税別) | スモールビジネス 3,980円/月〜 ビジネス 5,980円/月〜 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・領収書読み取り(OCR・オペレーター代行) ・ICカードリーダーアプリで交通費読み取り ・経路検索から交通費入力 ・新幹線、飛行機、ホテルなどのサービスと連携 ・クレジットカード、電子マネーと自動連携 |
ワークフロー機能 | 汎用ワークフローでフォーマットを自由にカスタマイズ | 会計ソフトとの連携機能 | ・シリーズ各種 ・CSV ・API |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・情報の暗号化 ・サーバへのアクセス制限・情報の暗号化 |
他言語・外貨対応 | ・外貨 ・英語 |
スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・メール ・チャットサポート ・無料のサポートコンテンツ ・データ移行 ・導入支援プラン・メール |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- 無駄のない10名ごとの価格体系で小規模企業でも導入しやすい
- 各種情報をチェックしやすい画面レイアウト
- マスタ設定をサポートしてもらえる支援の手厚さ
MORE
ここが少し気になる…
- 使わない機能を非表示にできない
対象規模 | 10名~ | 料金(税別) | ・初期費用 100,000円 ・1ケ月あたり1ユーザー400円 ・100ユーザー以上 問い合わせで確認 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・交通系電子マネー決済と連携 ・AI-OCR読み取り ・ETCカード利用履歴の取り込み ・自動仕訳機能 |
ワークフロー機能 | ・申請の承認機能 ・捺印申請書設定 ・契約稟議書設定 ・代休取得届設定 ・代理承認機能 ・承認フロー設定 |
会計ソフトとの連携機能 | FBデータ作成 |
電子帳簿保存法対応 | ◯(オプション) | セキュリティ対策 | ・WAFによるWebアプリケーションの保護(クロスサイトスクリプティング,リモートコマンドインジェクション対策等) ・クラウド標準のDDoS(分散型サービス拒否)攻撃からの保護(軽減) ・SHA-256アルゴリズム対応のSSL/TLS証明書による通信データの暗号化 ・データベース機能(TDE)による保存データの暗号化 ・パスワードポリシーを利用者のポリシーに応じて設定可能 |
他言語・外貨対応 | 外貨 | スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・メール ・電話 ・導入支援 ・マスタ設定 ・導入マニュアル |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- 交通費の立替精算業務が不要になり、経費精算をスマートに!
- 膨大な量のレシート、領収書のチェック業務がペーパーレスにより効率化できる
MORE
ここが少し気になる…
- 1ユーザー1,100円と従業員が多い企業ではコストがかかる
対象規模 | 全規模対象 | 料金(税別) | 1ヶ月あたり1ユーザー 1,100円 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・ICカードの取込機能 ・交通系電子マネー決済と連携 ・自動計算機能 |
ワークフロー機能 | ・申請の承認機能定 ・経費の入力 ・申請機能 |
会計ソフトとの連携機能 | CSV |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・ISO・IEC27001 ・電子決裁等代行業として登録 ・カード申し込み時に本人・法人確認 ・反社チェック審査を実施 ・決済情報のリアルタイム通知 ・チャージ金額による利用上限の設定 ・リモートロック |
他言語・外貨対応 | 外貨対応 | スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | 初期設定サポート | お試し期間 | - |
中小企業向け経費精算システム5選
GOOD
ここがおすすめ!
- コストパフォーマンスが高く小規模の中小企業でも導入しやすい
- 交通系ICカード・コーポレートカード連携などにより、企業のDX化・ペーパーレス化が可能
MORE
ここが少し気になる…
- UIが独特で操作が分かりづらく、慣れるまで時間がかかる
対象規模 | 全規模対象 | 料金(税別) | 1ケ月あたり1,500 円~ |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・自動読み取り機能 ・ICカードの取込機能 ・クレジットカード連携機能 ・自動計算機能 |
ワークフロー機能 | ・経費の入力・申請機能 ・承認ルートの分岐機能 ・経費精算のワークフロー設定 ・代理承認機能 ・申請へのコメント機能 ・申請の規定違反の自動チェック ・印鑑登録機能 |
会計ソフトとの連携機能 | ・CSV ・API ・FBデータ作成 |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | Pマーク |
他言語・外貨対応 | ・英語 ・外貨 |
スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・導入支援 ・運用支援 ・メール ・電話 |
お試し期間 | - |
GOOD
ここがおすすめ!
- 差戻しや確認に時間をかけずに済む「ミス防止機能」を複数搭載
- アプリやチャットツールから承認が行え、社内にいなくても承認時間の確保が可能
- 複数枚の領収書でも自動で読み取れる
MORE
ここが少し気になる…
- 導入前のサポートを受けたい場合は有償での対応となる
バクラク経費精算の特徴
対象規模 | 10名〜 | 料金(税別) | 20,000円/月〜 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・領収書一括自動読み取り ・二重申請自動検知 ・交通経路検索 ・定期区間控除 ・スマホでの申請・承認 |
ワークフロー機能 | ・承認経路分岐 ・稟議との紐付 ・事前稟議との消化率管理・承認経路分岐 |
会計ソフトとの連携機能 | API |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ISMS |
他言語・外貨対応 | - | スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・有償導入支援サービス ・有料専任担当サポート ・ヘルプページ ・ウェビナー・有償導入支援サービス ・有料専任担当サポート |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- 社内に散らばる勤怠・給与・人事・経費などを1つに集約できる
- 担当者の面倒の原因を解決し、効率的な経費精算業務を実現可能
- さまざまな企業規模に対応し、特にペーパーレス化したい企業にぴったり
MORE
ここが少し気になる…
- 導入までに最長3ヶ月ほどかかる
ジンジャー経費の特徴
対象規模 | 全規模に対応 | 料金(税別) | 1ユーザー 600円/月〜 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・自動仕訳機能 ・クレジットカード連携 |
ワークフロー機能 | ・経費の入力・申請機能 ・経費精算のワークフロー設定 ・承認ルートの分岐機能 ・承認のリマインド機能 |
会計ソフトとの連携機能 | ・freee ・マネーフォワードクラウド会計 ・勘定奉行シリーズ ・弥生会計 ・PCAシリーズ ※CSVにて連携可能 |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・冗長化 ・通信の暗号化 ・IP制限 |
他言語・外貨対応 | ・外貨 | スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・導入支援 ・運用支援 ・チャット ・メール ・電話 |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- 通知機能で承認漏れを防止できる
- 低コストで従業員数が10人以下の企業でも導入しやすい
- ダウンロードした仕訳データを会計ソフトに取り込むだけで経理処理が完結!
MORE
ここが少し気になる…
- 初期設定が複雑で使用するまでに時間を要する場合も
対象規模 | 全規模に対応 | 料金(税別) | ・1ケ月あたり1ユーザー 400円 ・大規模(500名目安) 問い合わせで確認 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・ジョルダンの乗換案内と連携 ・鉄道系ICカード読み取り ・コーポレートカード連携 ・Amazonビジネス連携 |
ワークフロー機能 | ・承認経路分岐・作成 ・代理申請・承認 ・チャットツール連携による申請・承認の通知 ・ジョブカンワークフローと連携で機能拡充 |
会計ソフトとの連携機能 | CSV連携 |
電子帳簿保存法対応 | ◯(オプション) | セキュリティ対策 | ・高防災性能のデータセンター ・ファイヤウォール ・暗号化通信 ・IPアドレスによるアクセス制限 |
他言語・外貨対応 | ・英語 ・韓国語 ・タイ語 |
スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・メール ・チャット ・電話 |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- スケジュールから交通費を自動計算!申請作業の手間を大幅に削減
- 作業の効率や情報の正確性が向上し、集計・仕訳作業を大幅に効率化できる
- サポートオプションが充実
MORE
ここが少し気になる…
- PCとスマホで操作が異なる
rakumoケイヒの特徴
対象規模 | 全規模に対応 | 料金(税別) | 1ユーザーあたり 300円/月~ |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・NAVITIMEの運賃・乗換情報と連携 ・rakumo カレンダーと連携で交通費を自動計算 |
ワークフロー機能 | rakumoワークフロー | 会計ソフトとの連携機能 | CSV |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・Google Workspace のユーザー管理・認証 ・セキュリティ機能の共通利用 |
他言語・外貨対応 | - | スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・導入支援オプション ・各種トレーニング講座 ・サポートサイト ・メール問い合わせ対応 |
お試し期間 | ◯ |
大企業向け経費精算システム3選
GOOD
ここがおすすめ!
- 領収書やICカードはスマホで読み取れ、社外からでも申請や精算が可能
- 経費精算から会計ソフト連携まで便利な機能が充実している
MORE
ここが少し気になる…
- 外国語対応は英語のみ
楽楽精算の特徴
対象規模 | ・初期費用 100,000円 ・1ケ月あたり 30,000円~ |
料金(税別) | ◯ |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・領収書・請求書の自動読取 ・交通系ICカード取込み ・乗換案内ソフト内蔵 ・クレジット・プリペイドカード連携 ・BTMシステム連携 ・日当、手当の自動算出 |
ワークフロー機能 | ・申請フォーマット設定 ・承認フロー設定 ・カテゴライズ |
会計ソフトとの連携機能 | CSV |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・通信の暗号化 ・データセンターで24時間365日監視 ・IPアドレスでアクセス制限 ・プライバシーマーク取得 |
他言語・外貨対応 | ・外貨 ・英語 |
スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・専任スタッフがメール・電話で導入支援 ・設定代行プラン ・サポートサイト、サポート総合窓口 |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- スマホで領収書を撮って専用ポストに投函するだけの簡単申請
- 専任コンサルタントや導入支援・運用開始後のサポートなどが充実している
MORE
ここが少し気になる…
- 操作がわかりにくく、慣れるまで時間がかかる場合も
TOKIUM経費精算の特徴
対象規模 | 10名~ | 料金(税別) | ビジネスプラン 10,000円/月~ エンタープライズプラン 100,000円/月~ |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・領収書画像の自動データ化(オペレーター代行入力) ・各種交通系ICカード・モバイルSuicaと自動連携 ・乗換案内「駅すぱあと」と連携 ・ETC、エクスプレス予約、JapanTaxi等交通系システムと自動連携 ・各種クレジットカード・法人カードと自動連携 ・日当、手当の自動算出 |
ワークフロー機能 | ・申請フォーマット設定 ・承認フロー設定・申請フォーマット設定 |
会計ソフトとの連携機能 | CSV |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・IPアドレス制限 ・SAML認証・IPアドレス制限 |
他言語・外貨対応 | ・外貨 ・英語 |
スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | ・専任の導入コンサルタント ・サポートセンター・専任の導入コンサルタント |
お試し期間 | ◯ |
GOOD
ここがおすすめ!
- タブレットやiOS・Androidなど幅広く対応し、デバイスや使用場所を問わない
- 品目を選ぶだけで勘定科目や税区分を自動仕訳
- 複数拠点でそれぞれの経費精算を管理可能
MORE
ここが少し気になる…
- メール問い合わせのみで、電話サポートに対応していない
対象規模 | 50名~ | 料金(税別) | ・初期費用 50,000円 ・1ヶ月あたり50ユーザー 30,000円 |
経路検索・交通費計算機能 | ◯ | 入力補助機能 | ・記入漏れ、矛盾自動チェック ・自動仕訳会計システム ・ICカードの取込 ・日当、宿泊費自動計算 |
ワークフロー機能 | ・申請の承認 ・申請書機能 ・申請の規定違反の自動チェック機能 ・印鑑登録機能 |
会計ソフトとの連携機能 | ・CSV ・API |
電子帳簿保存法対応 | ◯ | セキュリティ対策 | ・ISMS ・IP制限 |
他言語・外貨対応 | ・英語 ・中国語 ・外貨 |
スマホ利用 | ◯ |
サポート体制 | メールサポート | お試し期間 | ◯ |
経費精算システムの主な機能
経費精算システムの大きな導入目的は経費精算業務の効率化ですが、それを実現するには自社に合った機能を使うことが大切です。企業によって経費の種類や業務フローは異なるため、必要とする機能もそれぞれ違います。特に重要なチェックポイントは以下の3つです。
入力補助機能
自社の経費の種類や支払い方法とマッチした入力補助機能を使えば、経費入力を効率的かつ正確に行うことができます。次のような機能が入力補助機能の例です。
領収書のOCR読み取り | 領収書を撮影するだけで自動でデータ入力できる |
ICカードやクレジットカードとの連携 | 明細の自動取り込みができる |
スマホ決済アプリとの連携 | スマホ決済アプリの利用履歴から申請できる |
航空券やタクシー、ホテルの予約サービスとの連携 | データを自動で取り込むことができる |
代理入力 | 他の担当者が申請・承認業務を行える |
交通機関の利用や出張が多く交通費・旅費の精算を効率的に行いたい、法人カードを使っているためカード連携を行いたい、スマホの決済アプリとも連携させたいなど、企業によってニーズが異なるため、適切なものを選びましょう。
ワークフロー機能
自社の承認ルートに合わせてシステムのワークフロー機能をどこまでカスタマイズできるのかも重要なポイントです。
経費申請時の承認ルートは企業によって異なります。特に規模の大きい企業は組織構成が複雑で内部統制が厳しく、承認ルートも複雑な場合が多いです。
ワークフロー機能で条件をきちんと設定することで、差し戻しの手間なども省けて効率化につながるため、組織構造や内部規定を考慮して、条件による承認フローの分岐などが細かく設定できるか確認しましょう。
さらに、チェック・承認すべき申請があることを知らせるアラート機能があれば、各々が滞りなく業務を行うことができ、承認漏れも防げます。
会計ソフトとの連携機能
経費精算システムを会計ソフトと連携させれば、経理担当者の業務負担を大幅に削減することが可能です。既に会計ソフトを導入している場合は、既存ソフトと連携しやすいシステムを選びましょう。主な連携方法は3つです。
シリーズ連携 | 同じシリーズの製品を連携 |
API連携 | それぞれのサービスのデータ・機能をAPIを使って自動連携 |
CSV連携 | 経費精算システムのデータをCSV出力し、 会計ソフトにインポート |
同じシリーズの製品は連携を前提に作られていることが多く、簡単に連携させることができます。なお、API連携では自動でデータを取り込むことができますが、CSV連携はデータの出力・入力の手間がかかるので注意が必要です。
また、経費精算にとどまらず会計業務を含めバックオフィス業務全体をカバーできるような製品もあります。1つのシステムでどこまで対応できるのか、対象の業務範囲を確認しておきましょう。
無料の経費精算システムのメリットと注意点
経費精算システムの多くは有料ですが、中には無料で使える製品があります。しかし、使用にあたっては注意すべき点もあります。ここでは、無料の経費精算システムのメリットと注意点について解説します。
無料の経費精算システムのメリット
無料版の経費精算システムには、さまざまなメリットがあります。特に、初めてシステムを使う場合や、有料版の料金で躊躇している場合にはおすすめです。
コストがかからないため、いつでも利用開始できる
有料版の経費精算システムの場合、導入から料金を払う必要があることから、思い立ってすぐに使い始めるわけにはいきません。しかし、無料の経理精算システムなら、使ってみたいと感じた際にすぐ利用開始ができます。
また、有料版の場合は、自社に合わなかったからといってすぐに止められません。その点、無料のものなら、合わないと分かった時点で使うのを止めて、別のシステムに移ることができます。
システムの比較検討・必要な機能の把握をしやすい
一度、有料版の経費精算システムを導入してしまうと、その後で機能が自社のニーズに合わない、または操作性が悪いことに気づいてもすぐに変更することができません。そのため、事前に自社に必要な機能が何かを把握しておくことが大切です。
無料の経費精算システムは、機能の数や性能に制限があるものの、基本的な経費精算業務が行える機能を備えています。よって、実際にシステムに触れることで、自社に必要な機能が何なのかを具体的に把握することができます。
また、有料版の多くは無料トライアル期間を設けています。どの製品が良いのかすぐに判断が付かない場合は、複数の製品を試してみて、どの製品が自社に合っているかを比較検討するといいでしょう。
無料の経費精算システムの注意点
無料の経費精算システムは、料金がかからず気軽に使用できる反面注意しなければならない点がいくつかあります。ここでは無料の経費精算システムを使う上で注意すべきことを解説します。
利用できる機能・期間に制限があるシステムが多い
経費精算システムには、経費を精算することのほか、領収書の読み取りや仕訳、支払の処理など多くの機能が搭載されています。また、経費精算システムの種類によっては、会計システムなど、他システムとの連携も可能です。
しかし、無料の経費精算システムの場合、これらの機能が少なかったり、有料版より性能が落ちたりすることがよく見受けられます。また、他システムとの連携が不可能だったり、使えるユーザー数や期間に制限があったりすることもあります。
セキュリティに不安がある
無料版の経費精算システムは、誰でも気軽に使えることから、有料版ほどセキュリティが高くない製品も見受けられます。
経費精算を含む経理関係のデータは、企業にとって非常に重要な情報です。セキュリティ性が弱く、システムの運用に不安が残る場合、システムの脆弱性をついてデータを抜き取られる可能性があります。
そのため、導入する前には、データの暗号化やアクセス制限、ログ保存などのセキュリティ機能があるかをしっかりと確認しましょう。
その他の経費精算システムの選び方
経費精算システムを選ぶ際には、特に重要なポイント2つを考慮して、複数の製品を比較検討していきましょう。事前に自社にとって必要な機能の確認はもちろんのこと、近年改正が進んだ電子帳簿保存法に対応しているかも確認が必要です。
また、従業員数や業種・出張やリモートワークの多少などに基づき、その他の比較ポイントも考慮に入れて比較検討しましょう。もし、メンテナンスやトラブルの解決ができる担当者がいないのなら、サポート体制が充実している製品がおすすめです。
【重要なポイント2つ】
- 必要とする機能が搭載されているか
- 電子帳簿保存法に対応しているか
【その他の比較ポイント】
- 他言語や外貨に対応しているか
- スマホで利用できるか
- サポート体制は充実しているか
- お試し期間があるか
経費精算システムのおすすめ6選を比較|選び方のポイントも解説
経費精算システムは、経費申請・承認業務を効率化してくれるツールです。しかし、さまざまな製品があるため、どのシステムを選べばよいのかわからないというケースも多いでしょう。この記事では、経費精算システム選びのポイントやおすすめのシステムを紹介します。
まとめ
経費精算システムの導入には、基本的に初期費用と月額費用がかかり、搭載機能によってオプション費用が必要なことがあります。有料版を利用する際にも、事前に無料トライアルなどで比較検討し、必要な機能を具体化しておきましょう。
クラウド型の場合、初期費用は無料から30万円程度、月額料金は1アカウントが300円から800円までです。オンプレミス型は初期費用が高額なものの、月額費用は運用の仕方によってほぼかからなくなることもあります。
従業員が多い大企業は、オンプレミス型の方が合う場合もありますが、クラウド型でも多くの製品がアカウント数が増えるにつれ割引を設けているため、数が多いほど単価が減る傾向です。製品によって特徴はさまざまであるため、複数の製品を比較検討していきましょう。