
Kirokuとは|特徴や導入するメリットを解説
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- Kirokuは、1つのシステムで勤務管理とプロジェクト管理が可能な使いやすい管理ツール
- マニュアルレスを目指したツールで、PC操作に慣れてない人でもストレスなく利用可能
- 簡単登録で無料から始められ、36協定を遵守しながらテレワークの長時間労働を防げる
Kirokuとは、簡単登録ですぐに始められる工数管理システムです。シンプルかつ誰でも使いやすいUIで、テレワーク時代における社員の勤務やプロジェクトの工数・経費を管理できます。本記事では、Kirokuの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。
目次
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Kirokuとは

Kirokuとは、勤務管理とプロジェクト管理ができるテレワーク時代に最適な工数管理システムです。シンプルなUIで使いやすく、登録データがWeb上で一元管理されるため、専門の担当者がいない場合でも安心して利用できます。
本記事では、Kirokuの特徴や導入するメリット、料金体系などを解説します。リモートワークにおける作業管理をはじめ、リアルタイムなプロジェクトの進捗管理など、勤務・工数を見える化してコストダウンにつなげたい場合は、ぜひ参考にしてください。
Kirokuの特徴

Kirokuは、テレワーク時代の勤務・工数管理ツールとして誰でも使いやすいUIとなっており、登録データはWeb上で一元管理されます。ここでは、Kirokuの特徴について解説します。
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社員の勤務やプロジェクトの工数・経費を管理
Kirokuは社員のタイムカード・勤務管理と、プロジェクトの工数・予算管理が1つのシステムで行えます。従来のエクセルや紙による管理を削減可能なため、社員の提出・報告にかかる作業をなくし、コストの見える化によって予算や稼働を随時把握できます。
例えば、タイムカード機能によって出勤・退勤・休憩がワンクリックで行え、経費の登録も簡単です。さらに、予算管理では登録されたプロジェクトの予算・工数を集計し、特定のプロジェクトにおける稼働時間などを把握できるため、効果的な経費削減につなげられます。
細部まで丁寧に設計し作り込まれたUIで使いやすい
マニュアルレスを目指したKirokuは細部まで丁寧に設計されており、作り込まれたUIによって誰でも使いやすいです。いかに簡単に操作できるかを考慮し、PC操作に慣れていない人でもシンプルな使い方で覚えやすく、全員がストレスなく利用できます。
通常のタイムカード・工数管理ツールは、搭載されている機能が多い反面、複雑な操作性が難易度を高めてしまうことも多いです。しかし、Kirokuは操作マニュアルを参照せず、すぐに利用開始できるため、利用者の負担を抑えながら正確な登録・管理を続けられます。
テレワークに最適な長時間労働を防げるツール
Kirokuはインターネット環境があれば、いつでもどこでも利用できるため、テレワークに最適なツールです。すでにテレワークの働き方が浸透している企業や、これからの導入を検討している企業でも、簡単登録ですぐに始められます。
無料トライアルが用意されており、利用申し込みに難しい手続きは一切ありません。また、ツールで事前に設置した時間以上の稼働が発生した場合、管理者へ通知されるため、未然に長時間労働を防げるなど、テレワークにおける適切なリスク管理も可能です。
Kirokuの主な機能

Kirokuはワンクリックでログイン可能であり、出退勤の管理に必要なタイムカード機能、プロジェクトごとの分析ができる機能など、さまざまな機能が搭載されています。ここでは、Kirokuの主な機能について詳しく解説します。
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ワンクリックログイン
通常のID・パスワードをはじめ、Google、Azure Active Directory、Facebookといったソーシャルログインを利用し、ワンクリックでログインが可能です。ソーシャルサービス認証後は、文字列を指定すれば部分一致した場合にログインできます。
なお、ログインするためにはアカウントの追加が必要です。アカウントは「システム設定」の「アカウント一覧」から、登録されているアカウントを確認できます。また、セキュリティ強化に向けたSAML認証の利用・設定も可能です。
タイムカード機能
タイムカード機能では、出勤・退勤時間の登録、休憩時間の設定ができます。勤務開始時に「出勤」ボタン、勤務終了時には「退勤」ボタンを押すだけで、その時間が出退勤の時間として登録されます。修正を行う場合は、ボタンをもう一度押せば変更が可能です。
休憩時間は、事前に初期値を設定しておくと、出勤・退勤時間が登録されたタイミングで自動的に休憩時間が登録されます。丸めの単位に対応しており、5分単位、10分・15分・30分・60分単位から選択し、端数の切り捨て・切り上げも可能です。
日・週・月・年の稼働時間を管理しながら、1日の区切り時刻や1ヶ月のタイムカードのレポートを集計する開始日の設定もできます。その他、メモ機能も備わっており、午前半休や早上がりといった特例の事項を記載しておくことが可能です。
レポート機能
レポート機能は、プロジェクト別・タスク別・ユーザー別で記録されたデータを抽出し、一覧表示できる機能です。さまざまな切り口でフィルターし、一覧表示したデータはCSVでの出力・ダウンロードも可能です。
主に稼働レポート、経費レポート、タイムカードレポートの3つがあり、それぞれでフィルターと集計期間の指定ができます。例えば、稼働レポートにおけるフィルター指定では、集計する項目をクライアント、プロジェクト、タスク、所属、ユーザから選択します。
CSV出力する際も同様に出力項目を設定し、出力順序を決めればその通りにレポートが出力されます。
プロジェクトの分析
Kirokuのダッシュボードでは、各種サマリー情報を確認しながらプロジェクトごとの傾向を分析できます。左メニューの「プロジェクト」を選択し、クライアント名やプロジェクト名など各項目を入力して画面下部の「登録」ボタンを押せば、プロジェクトが登録されます。
登録したそれぞれのプロジェクトごとに、各ユーザーがどの程度稼働しているか、適切に作業分担されているかをリアルタイムで確認可能です。集計した実績時間の比率や推移が円グラフ・棒グラフでも表示され、一目で状況の把握と分析ができます。
さらに、ユーザー別の稼働率も、日別・週別で標準稼働時間との差異が表示されるため、超過傾向を把握しつつ対策につなげやすいです。
作業時間の記録
日々の業務は、Kirokuの「時間登録」で時間を記録する項目のタスクを登録します。「+タスクの追加」のボタンを押し、該当するプロジェクトとタスクを選択して「登録」ボタンを押すと、時間登録画面へ追加されます。
すでに用意されているタスク、または追加したタスクに予定の作業時間を登録し、「記録」ボタンを押すと記録が始まります。業務が終了したら「停止」ボタンを押すことで、合計時間に加算されて実績時間の記録が可能です。
この機能の活用により、作業の予定時間と実績時間を記録しながら、作業にかかった時間・人・作業内容・作業量などを正確に把握できます。なお、時間登録は値の入力を含め、タイマー機能で正確に時間を記録することも可能です。
経費登録機能
経費登録機能は、時間単価の設定や経費レポートにより、プロジェクトにかかった経費を管理できる機能です。時間単価は各ユーザーにおける1時間の経費を指し、予算から人件費を集計する際に役立ちます。
事前に時間単位を設定しておけば、プロジェクトの損益を正確に把握することが可能です。また、経費レポートでは、クライアント・プロジェクト・ユーザー・科目から項目を選択し、週・月・年・年度・カレンダーから任意の期間を指定して集計が可能です。
Kirokuを導入するメリット

Kirokuの導入により、スムーズな作業時間の記録を促しながら36協定を遵守した管理ができ、迅速な業務改善を図ることもできます。ここでは、Kirokuを導入するメリットについて解説します。
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Kirokuを導入するメリット
質の高いマネジメント管理を実現できる
Kirokuにはレポート機能をはじめ、サマリーで傾向を分析したり社員の稼働状況を把握できたりする、リーダー向けの機能が搭載されています。リーダーは、日々の作業時間を記録しながら各メンバーの業務を可視化することで、さまざまなマネジメント管理が可能です。
例えば、蓄積されたデータを活用してメンバーごとの業務負担を調整すれば、公平かつ適切な振り分けによって業務の効率化を図れます。さらに、ムダやムラが発生している事案を見つけ出し、状況に合わせた適切な指示や対処が可能です。
これらにより、テレワークで発生しやすい働き過ぎや生産性の低下を防ぎつつ、質の高いマネジメント管理を実現できます。
36協定の遵守とスムーズな作業時間の登録が可能
タイムカード機能の設定では、36協定における各種時間・日程の設定も可能です。月45時間以内・年360時間以内といった延長可能時間の設定をはじめ、限度時間を超える場合の特例事項についても細かく設定できます。
また、毎日のログイン後にタイムカード画面を自動で表示させられるため、スムーズな作業時間の登録を促すことが可能です。36協定を遵守しながら、担当者と社員の双方における労務管理業務の負担を軽減し、健全な企業経営を目指せます。
問題のあるプロジェクトを早期に発見できる
Kirokuでは、レポート機能でのフィルター検索や、ダッシュボードで各種サマリー情報の傾向分析が可能です。そのため、リアルタイムで状況を確認しながら問題のあるプロジェクトを早期に発見し、不採算や滞りが生じている部分に対して適切かつ迅速な対処ができます。
また、作業時間から人件費を割り出し、プロジェクトごとの損益を可視化することで、生産性の向上に向けた業務改善を図れます。プロジェクト・タスク別の時間を確認しながら、人員配置や業務の割り当てなどを検討し、リカバリーしやすい環境を整えることが可能です。
Kirokuの口コミ・評価

Kirokuの利用者は、「正確な費用の算出と作業者の偏りなどを視覚的に確認できる」と評価しています。登録されたデータをさまざまな切り口でフィルターし、一覧表示できることにより、コストの損益を把握しやすい点が好評です。
また、「事前に実績を見積もれる」という口コミもあります。それぞれのタスクに作業予定の時間を登録することで、リーダーはプロジェクトの進捗をある程度予測した上で指示が可能なため、質の高いマネジメント管理につなげられます。
Kirokuの料金体系

Kirokuには、ユーザー数やプロジェクト数、ストレージ、利用できる機能、サポート内容に合わせて4つのプランが用意されています。事業規模や管理するデータの容量など、自社に最適なプランを選択して導入が可能です。
中でも、「ビジネスプラン」と「プラチナプラン」は、ユーザー数・プロジェクト数が無制限となっており、将来的な事業拡大を検討している場合におすすめです。さらに、操作ログ、アクセスログは「プラチナプラン」のみで提供しています。
なお、経済産業省・中小企業庁が推進するIT導入補助金制度を利用すれば、最大2年分の導入費が実質半額となる場合もあります。
ライトプラン | スタンダード プラン | ビジネスプラン | プラチナプラン | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 3,300円 | 6,600円 | 11,000円 | 33,000円 |
ユーザー数 | 5 | 10 | 無制限 | 無制限 |
プロジェクト数 | 50 | 100 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ | 1GB | 2GB | 10GB | 10GB |
※価格はすべて税込
参考:プラン
Kirokuの導入の流れ

Kirokuを導入する際は、まず専用のページで利用プランと支払方法を選択し、見積もりを行います。選択時期に応じて、自動でトライアル期間・契約期間・契約後の料金を表示し、見積書のPDFが自動生成されます。
申し込み日から翌月末日までが無料トライアル期間となり、本契約に進む場合はkirokuにログイン後、メニューの「システム設定」から「契約/お支払」へ進み、必要事項を入力して「確認」ボタンを押すと申し込み完了です。
申し込み後は、契約した内容ですぐに利用できます。
Kirokuを導入する際の注意点

Kirokuを導入する際、無料ですべての機能が使い放題のトライアル期間は、申込日の翌月末日までであることに注意が必要です。契約申し込みのタイミングに関係なく終了するため、トライアル期間はしっかりと把握しておきましょう。
そして、無料トライアル期間後に本契約をしない場合、終了後は一部機能が制限された状態となります。お試しとして利用する場合は、業務に支障が出ないよう、トライアル期間の終了までに導入するか否かを決断しておくことが大切です。
まとめ

Kirokuは、勤務やプロジェクトの工数・経費など、リモートワークで可視化しづらいデータを記録し、Web上で一元管理できる工数管理システムです。レポート機能やプロジェクトの分析、作業時間の記録などにより、社員・プロジェクトごとに細かく状況を把握できます。
出退勤の登録、休憩時間の設定はじめ、延長可能時間の設定も行えるため、36協定における法令を遵守しながら、働き過ぎや生産性の低下を防ぐことが可能です。また、特定のプロジェクトにおけるコストを見える化し、経費削減にもつなげられます。
無料トライアルでは、すべてのKirokuの機能が使い放題であり、簡単登録ですぐに始められるため、難しい操作は不要です。社員の勤務やプロジェクトの状況を迅速かつ正確に把握し、長時間労働を防ぎながら労働管理の見直しを図るなら、Kirokuの導入がおすすめです。