警備フォースとは|特徴や主な機能、導入するメリットを解説
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- 警備フォースは、配置・上下番・給与・請求などの警備業務を一元管理できるシステム
- 充実のサポートプログラムと万全のセキュリティ対策により、安心して利用できる
- 誰でも効率的な配置業務ができ、隊員コミュニケーションもスムーズになる
警備フォースは、警備会社の業務を一元管理できるクラウド型システムです。配置・上下番管理・給与計算・請求などの作業負担を軽減し、警備会社の業務効率化や人件費削減を実現します。本記事では、警備フォースの特徴や主な機能、導入メリット、料金体系などを解説します。
警備フォースとは

警備フォースとは、警備業向けの機能を備えたクラウド型の一元管理システムです。簡単な操作によって、配置・上下番・給与・請求にかかる作業負担やミスを軽減し、業務を効率化しながら人件費の削減につなげることができます。
本記事では、警備フォースの特徴や導入するメリット、料金体系などについて詳しく解説します。警備業務において、配置業務・退院管理・経理といった負担になりやすい業務を改善したい場合は、ぜひ参考にしてください。
警備フォースの特徴

警備フォースは誰でも使いやすい操作性で、効率的な配置業務とコスト削減を実現しながら、豊富な機能の活用によって生産性の向上も図れます。ここでは、警備フォースの特徴について解説します。
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効率的な配置業務とコスト削減を実現
警備業特有の機能設計がされている警備フォースは、直感的に使用できる操作性で、誰でも効率的な配置業務が可能です。また、配置の際に注意が必要なポイントも把握しつつ、さまざまな機能によって適切に隊員を配置できます。
例えば、過去に配置した隊員の再配置機能や不仲関係・クライアントNGのアラート表示などの機能が備わっているため、トラブル・クレームを未然に防ぎながら現場での業務をスムーズに進められます。
さらに、隊員ごとの現場までの距離・交通費を自動計算でき、現場付近の隊員を配置することでコスト削減も可能です。簡単な配置業務で担当者の属人化を防ぎ、管制側の業務負担軽減にも期待できるでしょう。
隊員画面からのスムーズな出発・上下番連絡
警備フォースには、現場情報の1タップ送付、LINEによる上下番報告などの便利な機能が備わっており、隊員連絡がスムーズに行えます。例えば、隊員画面から現場の日時・住所・地図・備考情報をまとめて送付できるため、連絡時に都度入力する必要がありません。
また、下番時には警備報告書を回収でき、回収にかかる工数の削減も可能です。相互の負担になりがちなコミュニケーションコストが簡略化されることで、情報伝達ミスやコストの削減につながるでしょう。
給与計算・請求計算の自動化と年末調整対応
警備フォースでは、社会保険や所得税、住民税などの控除も自動で計算されます。変形労働時間制にも対応しており、マスタを登録すれば自社の勤務形態・手当などに合わせて柔軟に給与計算を行うことが可能です。
また、年末調整にも対応しているため、煩雑になりがちな経理業務をまとめて効率化でき、手動での業務にかかる手間を省きつつ、他のコア業務に時間を割けます。請求状況はステータス管理も可能であり、請求漏れを防いで業務を確実に遂行できる点も魅力です。
警備フォースの主な機能

警備フォースにはAll in oneの機能として、配置、上下番管理、給与・勤怠などの機能が豊富に搭載されています。ここでは、警備フォースの主な機能について解説します。
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配置
配置の機能では、1号・2号警備の業務に対応した日次/月次画面や現場情報の確認、隊員情報の表示など、必要な情報を一画面で確認できます。これにより、最適な隊員配置をスピーディに行うことが可能です。
いつ・誰が配置業務を行ったかといったログの確認もでき、配置効率の向上やコストカットにつながります。また、隊員に1タップで現場情報を送付でき、隊員はLINE・SMSで確認するため、予定連絡にかかる時間の短縮も可能です。
上下番管理
上下番管理の機能では、隊員の打刻連絡の確認や打刻の修正・記入、上下番位置の確認ができます。各現場の状況をリアルタイムで把握することで、管制業務の負担が軽減され、延長や不足・時間調整の対応、交通費集計も可能です。
なお、下番の際に必要となる警備報告書は、必要な情報を入力するだけで管理者画面から出力できるため、作成に手間がかかりません。複雑になりやすい上下番ですが、警備フォースでは管理を正確かつ効率的に実行しやすいです。
給与・勤怠
警備フォースでは、勤怠情報に基づいて残業・深夜手当を自動計算し、手当や控除の追加、有給・賞与などの管理もできます。隊員ごとに勤怠情報を確認することで、確実なチェックを実現してミスの防止も可能です。
また、明細書の発行ができ、メール送付や印刷に対応しています。複雑になりがちな年末調整などを含め、給与に関するすべての項目を管理し、業務にかかる手間や時間を大幅に削減できます。
予定の確認
隊員はいつでも警備フォースから配置された現場の情報を確認でき、情報の伝達ミスを防いで確実な業務遂行が可能です。システム上で現場情報が表示されるため、配置表の変更や確認のために事務所へ戻る必要がありません。
また、現場住所と紐づいたGoogle Mapが自動で表示されることで、現場の位置情報も把握しやすいです。隊員は、予定の確認情報を管理者に1タップで簡単に連絡できるため、報告にかかる手間をなくしてストレスが軽減されるでしょう。
シフト申請
隊員画面から、シフト希望日申請や申請後のシフト確認が可能です。シフトは管理者側で確定後、隊員側での変更・申請が不可となるため、期日以降の無断申請を未然に防げます。
さらに、シフト回収は、管理者画面からの操作で電話・メールからでも対応でき、自社に合った方法でシフト回収が行える点も魅力です。シフト提出に手間がかからず、従業員の負担軽減やミス・漏れの防止につながるでしょう。
警備フォースを導入するメリット

警備業務を一元管理できる警備フォースは、サポートプログラムやセキュリティ対策が整っており、安心して導入できます。ここでは、警備フォースを導入するメリットについて解説します。
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警備フォースを導入するメリット
警備業務の一元管理で業務を自動化できる
警備フォースは、配置・上下番・給与・請求など警備業務を一元管理できるシステムであり、日々の複雑な業務が簡略化されます。1つのシステム内で各情報が自動連携しているため、情報の突合や検索に時間がかからず、コア業務へ集中する時間の確保が可能です。
また、手動で対応していた業務が自動化されることで、抜け漏れ・ミスを減らしてトラブルを防げます。作業に携わる従業員のストレスを軽減しつつ、長く働ける環境づくりによって定着化も図れるでしょう。
充実のサポートプログラムで不慣れでも安心
警備フォースでは、マスタ情報の入力代行や使用方法レクチャーなどのサポートプログラムが充実しています。利用前の導入支援プログラムでは、マスタ情報の入力代行を行っており、簡単に運用をスタートできます。
利用中は、操作マニュアルの共有やチャットサポートといった遠隔の即時対応により、疑問・トラブルを解決しやすいです。また、機能要望の開発にも対応しているため、運用しながら必要な機能が随時リリースされていくでしょう。
使用方法のレクチャーは何度でも受けられ、社内に専門家が不在の企業やシステムに不慣れな場合でも安心して利用できます。このように、システムを活用して課題解決までサポートを受けられる点が魅力です。
情報と利益を保護する万全のセキュリティ対策
警備フォースのセキュリティ対策は、ISMSクラウドセキュリティ認証取得やデータの暗号化通信、IPアドレス制限設定機能など、万全な体制が整えられています。第三者機関に認められる安心のセキュリティ基準によって、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
また、外部からの対策だけでなく、データの自動バックアップにも対応しているため、データの不正利用や消失を防ぎつつ、自社の重要な情報と利益を確実に保護できます。適切なガバナンスの強化により、安心かつ健全な事業運営を図れるでしょう。
なお、システムは2週間〜1ヶ月に1度、継続的にアップデートが行われる点も安心です。
警備フォースの料金体系

警備フォースは、初期費用と月額基本料金は問い合わせにて確認できます。31名以上で隊員数に応じた料金が加算され、500名以降の料金は要相談となるため、事業規模に合わせて検討しましょう。
オプション機能としては、1支店あたりの支店管理機能、経営分析機能が用意されています。また、LINEでのメッセージを利用する際は別途契約が必要となり、月に200通を超える場合は月額プランとなるため、自社の運用方針に合わせた検討が必要です。
| 初期費用 | 月額基本料金(30名まで) |
| 問い合わせ | 問い合わせ |
| 月額従量課金 | |
| 隊員数 | 月額 |
| 31〜100名 | 問い合わせ |
| 101〜500名 | 問い合わせ |
| 500名以降 | 要相談 |
※価格はすべて税別
警備フォースの導入の流れ

警備フォースを導入する際は、Webサイト・電話・メールのいずれかで問い合わせが必要です。利用規約を読んで同意したら、利用申込書に記入して契約となります。契約後は現場情報等をマスターシートに入力しますが、警備フォースへの代行依頼も可能です。
その後、必要なユーザー数に合わせてアカウントが作成・付与されます。続いて、利用に必要な情報の登録後、使い方の説明やマスター設定が行われます。その際、操作マニュアルも渡されます。
利用開始後は、電話・メール・チャットによるサポートが用意されており、導入から運用まで継続的なサポートを受けられます。契約後から最短1ヶ月で利用ができ、データ移行が不要の場合は2週間での利用開始も可能です。
警備フォースを利用する際の注意点

警備フォースを利用する場合は、いくつかの注意点があります。はじめに、配置通知・リマインド・アラートなど、公式LINEからメッセージを送信する際には、LINEとの契約が必要です。
さらに、1ヶ月の無料通数が200通を超える場合は、月額費用が発生します。利用人数や連絡頻度に合わせて、必要なプランを検討しておくのがおすすめです。
次に、操作説明会以外で訪問でのサポートを希望する場合は、別途費用がかかる場合があります。なお、訪問を依頼する前には可能な限り電話やメール、チャットでのサポートを活用することで、コストの発生を抑えられるでしょう。
まとめ

警備フォースとは、配置・上下番・給与・請求を一元管理できる、警備業向けのクラウド型システムです。給与・請求計算の自動化や1タップでの連絡、リアルタイムな上下番の状況把握などにより、警備業にかかる業務を大幅に効率化できます。
さらに、再配置機能や不仲関係・クライアントNGのアラート表示といった機能により、トラブルを未然に防ぐことも可能です。管理者画面・隊員画面は誰でも簡単に利用しやすい操作性で、管制業務の負担を削減しながら属人化も防止できます。
システムは2週間〜1ヶ月に1度、継続的にアップデートが行われるため、常に最新版を利用できて便利です。従業員の作業負担やミスを減らし、配置業務・隊員管理・経理における業務を円滑に進めながら改善したい場合には、警備フォースの導入がおすすめです。
