freeeカード Unlimited

freeeカード Unlimitedとは、freee会計ユーザーの経理処理を楽にする法人向けクレジットカードです。追加カードは何枚でも発行が無料です。本記事では、freeeカード Unlimitedの特徴や利用するメリット、注意点などを解説します。

目次

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1. freeeカード Unlimitedとは
2. freeeカード Unlimitedの特徴
3. freeeカード Unlimitedを利用するメリット
4. freeeカード Unlimitedの利用の流れ
5. freeeカード Unlimitedを利用する際の注意点
6. まとめ

freeeカード Unlimitedとは

freeeカード Unlimitedとは、年会費・発行手数料すべて無料であり、枚数無制限で発行できる法人向けクレジットカードです。利用明細などをWeb管理画面から一元管理できるため、freee会計ユーザーの経理処理の効率化を図れます。

本記事では、freeeカード Unlimitedの特徴や機能、利用するメリットなどを解説します。freee会計を利用中で業務にかかる手間を省きたい場合や、freee会計の利用を検討している場合は、参考にしてください。

freeeカード Unlimitedの特徴

freeeカード Unlimitedは、低コストで経理処理を簡略化できる上、利用上限額の設定などでガバナンスの強化も実現できます。以下では、freeeカード Unlimitedの特徴について解説します。

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freee会計での経理処理がさらに楽になる

freeeカード Unlimitedでは、最短数秒でfreee会計に明細が取り込まれ、AIが領収書と明細を自動で紐づけます。メールやスマホから領収書を回収できるため、照合作業も不要になり、手入力の手間やミスの削減につながります。

また、インボイス番号も領収書から自動で読み取ることができ、法令への対応もスムーズです。担当者の負担が軽減され、作業時間もスピーディーになることで、他の業務へ集中する時間を捻出できます。

年会費・発行手数料・外貨決済手数料が無料

freeeカード Unlimitedは年会費・発行手数料・外貨決済手数料が無料で、コストをかけず運用できます。追加カードは何枚でも無料で発行できるため、事業の拡大に合わせて従業員が増えた場合でも負担となりません。

また、最大与信5億円で上場企業の利用にも対応しているなど、幅広い規模の事業者が希望に応じた資金繰りをしやすい点も魅力です。低コストでできることで、経理業務などにおける幅広い課題を解決できます。

支出の可視化で法人のガバナンスを強化

freeeカード Unlimitedでは、Web上からいつでも利用上限額の個別設定やタイムリーな支出管理、利用停止の手続きが可能です。使いすぎや不正利用のリスクを軽減できるため、法人のガバナンス強化を図れるでしょう。

また、紛失や盗難があった場合も管理画面から操作するだけで利用を停止でき、万が一に備えて安心して利用を続けられます。このようにfreeeカード Unlimitedを導入することで、従業員の支出の把握からトラブルの対策まで行えます。

ビジネスを加速させる革新的かつ便利な機能

freeeカード Unlimitedには、領収書自動リマインド機能や領収書自動紐づけ機能など、革新的かつ便利な機能が豊富に搭載されており、ビジネスの加速につながります。煩わしい作業やコスト削減、人手不足など、企業が抱えがちな課題の解決ができるでしょう。

また、さまざまな作業の自動化や細かな設定により、ミス・漏れを防ぎながらスムーズな業務を実現できる点が魅力です。以下では、freeeカード Unlimitedに搭載されているそれぞれの機能について解説します。

領収書自動リマインド機能

領収書自動リマインド機能では、領収書が添付されていない利用明細に対し、カード所有者・閲覧者に提出を催促する通知を送付できます。任意のタイミングで領収書を自動でリマインドすることで、回収漏れを防いで締め日などには領収書を揃えられるでしょう。

また、リマインドは全ての明細に対して送付でき、通知ミスを防いで督促のストレスから解放されます。担当者の作業工数に加え、催促に必要な従業員とのコミュニケーション負荷が軽減されるため、スムーズな領収書の回収が可能です。

領収書自動紐づけ機能

領収書自動紐づけ機能では、AI-OCRによって領収書をアップロードし、カードの利用明細に自動で紐付けを行います。アップロードされた領収書の金額・日付を参照し、ワンクリックで利用したカード明細に自動で紐付けられるため、手作業によるミスを未然に防げます。

また、業務の担当者は、従業員から送付されてくる領収書をカード管理画面から一括で紐付けすることが可能です。週次・月次単位で一括での紐付けもできることで、利用都度の紐づけが不要となり、作業効率の大幅な向上につながるでしょう。

領収書は、電子帳簿保存法とインボイス制度に対応した形式で保存され、法令対応もfreeeの利用で実現できます。

カード切替アシスト

カード切替アシストは、ワンクリックで支払い用のバーチャルカードの発行・切り替え作業ができる機能です。他社のクレジットカードをfreee会計に同期し、カード画面から切替可能な取引先リストの生成をすることで、ワンクリックでカードを発行できます。

また、取引先ごとにリストアップされるため、各取引先にどのカードで決済しているかをわかりやすく把握できます。支払方法変更画面もレコメンドされるため、スムーズかつ正確に支払業務を進められ、作業ミスを防ぎます。

購買申請との紐付け機能

購買申請との紐づけ機能では、freee会計で作成した購買申請を、freeeカード Unlimitedのカード管理画面からカード明細に紐づけができます。領収書は一括でアップロードされ、複雑な操作は必要ありません。

明細から事前申請までドリルダウンで簡単に確認できるため、事前に購買申請の承認を受けた取引であるか、予算を超過していないかなど把握しやすいです。そのため、従業員による経費の使い込みを防ぎ、内部統制の強化にもつながるでしょう。

利用報告機能

利用報告機能では、カード利用者が決済後に承認者に対して利用内容を報告できます。指定された承認者は、通知をもとに利用内容の確認・承認ができるため、複数の明細が混在しても利用者の特定が容易です。

上長による承認ができることで、カードの利用内容の妥当性が経理部内で判断が難しい場合も、スムーズに業務を進められます。また、承認の際の確認において、領収書・レシートの添付漏れや不正なカード利用を未然に防ぎます。

freeeカード Unlimitedを利用するメリット

freeeカード Unlimitedは、便利な機能により業務の効率を高めながら、経費の使い過ぎを抑えることができます。以下では、freeeカード Unlimitedを利用するメリットについて解説します。

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無駄な支出や経費の使い過ぎを防げる

freeeカード Unlimitedは、カードごとに利用上限・報告ルールなどを柔軟に設定できます。従業員に合わせて上限を設定することで、適切な資金の運用につながり、ムダな支出の防止につながるでしょう。

また、カード利用者は決済後に承認者へ報告し、承認者は利用内容を確認できます。管理画面から利用者の特定がしやすいため、経費の使い込みが発生する心配がありません。従業員ごとの柔軟な設定により、ガバナンスの強化や健全な経営の実現を進められます。

領収書の回収・照合を大幅に効率化できる

freeeカード Unlimitedでは、領収書がスマホから簡単に提出できるため、経理担当者における領収書の回収・照合の大幅な効率化につながります。提出された領収書はAIが読み込むことで、ミスや漏れを防ぎ、確実性の高い業務が可能です。

また、提出する従業員においても申請にかかる手間が省けるため、満足度の向上が期待できます。作業の簡略化によってミスが軽減すると、他の業務に集中する時間を確保でき、業務のスピードアップにつながるでしょう。

バーチャルカードで紛失リスクを減らせる

freeeカード Unlimitedは、物理カードだけでなく、バーチャルカードも無料かつ枚数無制限で発行できます。そのため、物理カードを使用する際に起こりがちな紛失や盗み見などのリスクの軽減につながり、トラブルの対策が可能です。

また、持ち運びも不要になるため、携行忘れも防げます。カードはオンライン上ですぐに発行でき、急に必要となった場合にも速やかに対応可能な点も魅力です。

物理カードにおいては、券面にカード番号のない「ナンバーレス」仕様にも対応しています。物理カードを利用する場合でも、外部にナンバーを知られるリスクを抑えながら運用できて安心です。

freeeカード Unlimitedの利用の流れ

freeeカード Unlimitedを利用する際は、はじめにWebから申込みが必要です。申し込みにはfreeeアカウントの作成（無料）が必須になり、情報を入力して最短5分で手続きが完了します。

入力された情報やfreee会計のデータをもとに発行審査が行われ、通過するとカード発行となります。代表者が申し込みを行った場合は、申し込みから最短3時間でバーチャルカードが利用でき、リアルカードは最短1週間程度で登記住所に送付されます。

一方、代表者以外が申込みを行う場合は委任状が必要となり、利用開始はリアルカード到着後となる点に留意しましょう。また、申込みにはfreee会計のログインが必須であるため、口座閲覧権限（管理者権限）を有する方が必要になります。

freeeカード Unlimitedを利用する際の注意点

freeeカード Unlimitedを利用する際には、いくつか注意点があります。まずは、利用できるクレジットカードの国際ブランドはVISAに限られます。VISAは世界でも加盟店数がトップですが、他のブランドを希望している場合は留意しておきましょう。

また、ポイント還元は0.3〜0.5%ですが、freeeサービス以外の決済では貯まったポイントが利用できない点にも注意が必要です。例えば、freee会計やfreee経理などの製品・サービスの支払いの際に、保有ポイントの全ポイントが自動充当されます。

そのため、ポイント充当をしたいfreeeサービスや、充当したい金額を選択することはできません。しかし、高額でカードを利用するほど、貯まったポイントでfreee製品をお得に使えます。

まとめ

freeeカード Unlimitedは、freee会計ユーザーの経理業務を大幅に効率化する、法人向けのクレジットカードです。豊富な機能により、領収書に関わる業務の自動化や法令への対応が可能で、作業ミス・漏れの防止につながります。

年会費・発行手数料すべて無料で、バーチャルカードは枚数無制限で発行できます。コストをかけずに導入できる上、バーチャルカードは持ち運びが不要なため、紛失・盗難などのリスクを未然に防止します。

また、カードごとの上限額や報告ルールなど柔軟な設定に対応していることで、ガバナンス強化も可能です。freee会計のユーザーやfreee会計の導入を検討している場合には、freeeカード Unlimitedの利用がおすすめです。