Wevoxとは|主な機能や特徴、導入するメリット・料金体系を解説
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- Wevoxでは、さまざまなサーベイを活用して従業員の心理状態や特性を可視化し、改善サイクルを回す
- AIがサーベイ結果の読み解きをサポートし、現場主体での組織づくりを応援
- 豊富な回答データを用いた機械学習を応用した分析で、効果的な組織づくりが可能
Wevoxはビッグデータ解析により、組織・チームの効果的な変化を実現できる組織力向上プラットフォームです。経営課題を可視化し、改善サイクルの支援を行います。本記事では、Wevoxの強みである特徴・主な機能・導入のメリット、口コミによる評価や料金体系を解説します。
目次
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Wevoxとは
Wevoxとは、様々なサーベイを活用して、従業員の心理状態や特性、組織カルチャーを可視化し、エンゲージメント・組織力の向上をサポートするプラットフォームです。
Wevoxを導入することで、従業員が個人的に抱える悩みや組織の課題をリアルタイムで発見でき、的確な個人フォローやチーム改善を実現しやすくなります。
本記事では、Wevoxの特徴やメリット、料金体系をご紹介します。人材の定着率や生産性が低いなど、エンゲージメントに関する課題を抱える企業は、ぜひ参考にしてください。
Wevoxの特徴
Wevoxは、タイムリーに組織課題を可視化するだけでなく、課題に取り組むためのノウハウを活用できる点に特徴があります。ここでは、主なWevoxの特徴を3つ解説します。
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パルスサーベイでタイムリー&簡単に組織課題を可視化
Wevoxは、現場主体で組織の改善サイクルを回しやすくする点に大きな特徴があります。具体的には、社員が使いやすい機能や操作性を備えており、サーベイの回数が増えても現場に負担がかかりにくいです。
例えば、Wevoxのサーベイでは、定期的な「パルスサーベイ」を配信することができます。毎月配信であれば2~3分程度で回答が可能です。さらに、利用しているメールやツールと連携して、ログイン不要でアンケート回答ができます。回答はリアルタイムで自動集計された後、結果がスコアやグラフで表示されるため、誰でも直感的な理解が可能です。
このように、Wevoxは、従業員の回答における手間や、管理者のデータ解析における負担を必要最低限に抑え、従業員のエンゲージメントを分かりやすく表示することに長けています。
つまり、人事・労務部門のような特定の部署だけでなく、どのような部門でも活用しやすいため、現場主体で組織改善サイクルを回すのに役立ちます。
AIがサポートするから現場主体で改善サイクルを回しやすい
AIサポートでエンゲージメントの改善に向けた相談ができる点も、Wevoxの特徴の1つです。Wevoxでは、チーム別・個人別のサーベイ結果をAIが自動分析し、その結果をサマリーや数値・グラフで表示された内容についてAIに質問することもできます。
例えば、アクションや参考事例などを聞くことも可能です。参考にしていただける様々なノウハウをご提供します。
この機能を活用することで、「サーベイ結果をどう見たらいいかわからない」「何をしたらいいのかわからない」などのお困りごとを解決し、サーベイの結果を元にしたアクションがしやすくなります。
サーベイ結果を元にした個人フォローも行いやすくなり、効率的に従業員のエンゲージメント向上を図ることができます。
目的やニーズに合わせて、柔軟にカスタマイズ可能
Wevoxではエンゲージメントサーベイや個人特性診断、組織カルチャーサーベイなど様々なサーベイをご提供しています。
サーベイを活用する目的は組織によって様々です。例えば、離職率・休職率の低減や、ミッション・ビジョンの浸透、新入社員のオンボーディングなどがあるでしょう。目的が違えば、サーベイ結果の活用方法や必要な機能やサポートも異なります。
Wevoxには、サーベイの機能以外にも活用できる機能や活用支援が豊富にあります。利用料金は月額300円(税抜)~/人とコンパクトに抑えつつ、必要に応じて機能や活用支援を追加することができます。活用支援の1つに、サーベイを活用してエンゲージメントの向上に取り組む際の活動の全体設計を伴走する「Inhouse Support」というプランがあります。
この他にも、研修やレポーティングなど複数のオプションがあるので、目的に応じてカスタマイズすることができます。
Wevoxの主な機能
Wevoxには、負担の少ないサーベイによって組織やチームの課題を可視化し、従業員のエンゲージメント向上をサポートする機能が充実しています。ここからは、Wevoxの主な機能について解説します。
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Wevoxの主な機能
回答データのリアルタイム集計
Wevoxには、サーベイの回答データをリアルタイムで集計する機能が備わっています。一般的に、サーベイの実施規模が大きいほど、回答結果の集計・分析には時間がかかります。
しかし、Wevoxでは、回答した時点で結果を自動集計していくため、従業員数が多い場合でも、集計・分析結果をすぐに確認できます。これらの一元管理により、迅速に組織改善サイクルを回すことができます。
また、回答率や回答状況をリアルタイムで確認できる機能も備わっており、回答漏れや未回答の従業員の発見も効率的に行えます。さらに、チームまたは個別の自動リマインド設定も可能で、管理者が対象の未回答者に個別リマインドする手間を削減できます。
多角的な結果分析とデータ解析機能
Wevoxは、1回あたり約3分のパルスサーベイを定期的に実施することで、従業員のエンゲージメントにおける僅かな変化もリアルタイムで把握できます。また、AIが多角的な切り口でサーベイ結果を分析するため、柔軟な観点から自社の組織状況を可視化できます。
人的な先入観を取り除き、客観的な視点から自社の状況を俯瞰することで、新しい課題や改善点を発見できるでしょう。その結果、これまで気づかなかった自社の強みを知ることもでき、効果的な組織改善や組織強化に繋げることが可能になります。
組織カルチャーサーベイで可視化
組織カルチャーサーベイでは、簡単なサーベイに回答するだけで、組織ごとのカルチャーを可視化でき、組織強化に繋げることができます。
組織カルチャーは、「適応性」「チーム志向」「顧客志向」「業績志向」「質のこだわり」「一貫性」「多様性」「挑戦志向」の8つの要素で測定されます。
これらの要素を基に、組織の現状と今後を測定することで、組織の改善に必要な要素をリアルタイムで確認できます。また、Wevoxには、分析結果を組織内の各グループでモデル化し、比較する機能も備わっています。
組織カルチャーの経年変化や、階層間・組織間の差も一目で把握できるため、事業部やチームごとに課題解決や組織強化に取り組めます。その他にも、組織・チーム作りに役立つオンライン学習講座や、各組織に対する活用支援が利用可能です。
※組織カルチャーサーベイは「スタンダードプラン」の利用が必要です。
個人特性診断によるプロフィール機能
個人特性診断によるプロフィール機能では、個人特性診断の結果を基に従業員の内面を可視化することで、各個人の特性を理解することができます。診断結果は、プロフィール機能によって個人のプロフィールページに集約され、いつでも各自で確認できます。
この機能を活用することで、社員は自身の強み・弱み・変化などを知ることができます。他メンバーのプロフィールページや診断結果も閲覧できるため、従業員間の相互理解を深め、エンゲージメントを高める円滑なコミュニケーションを実現しやすくなります。
さらに、プロフィール機能では、各従業員の価値観・特徴タイプ・メンバー同士の相性などをマッピングで閲覧できます。他メンバーの特性を一目で把握できるため、日頃のコミュニケーションの質が向上しやすくなるでしょう。
※個人特性診断は「スタンダードプラン」の利用が必要です。
個人フォローのメンバーサポート機能
個人フォローのメンバーサポート機能では、AIが個人別のサーベイ結果を分析し、優先順位や重要なポイントをサマリーで表示できます。
例えば、チーム内で優先的にフォローが必要なメンバーを自動で抽出し、個々人の状況はスコアや変化を基に15パターンの「トレンド」で通知されます。トレンドとは、簡潔にいえば、エンゲージメントを低下させる要因のことです。
フォローの優先順位と併せて各自のトレンドを確認することで、管理者は、メンバーがいつ・どのようなフォローを求めているかを個別に把握できます。
なお、Wevoxでは、現在だけでなく、将来的にエンゲージメントが低下しそうな従業員の抽出も可能です。先手を打ってフォローに当たることで、エンゲージメントの悪化を防ぎ、離職率の上昇や生産性の低下を防ぐことができます。
独自のサーベイ作成・配信機能
Wevoxには、自社独自のサーベイを作成・配信する機能として、カスタムサーベイを備えています。カスタムサーベイでは、用途に合わせて自由に質問項目を作成できます。作成したサーベイは、対象者を絞り、希望のタイミングで何度でも配信可能です。
さらに、エンゲージメントサーベイとの同時配信も可能であり、複数のサーベイとの併用により、多角的な観点からデータ分析を行えます。
また、回答結果は、設問ごとにスコア・グラフ・テキストなど、様々なグラフ化によって表示が可能です。このように、直感的に集計結果を理解できる機能が備わっているため、データ分析に不安がある企業でも、安心して利用しやすいでしょう。
なお、Wevoxは多言語にも対応しており、外国人労働者の割合が多い企業でも、スムーズにサーベイを配信できます。
Wevoxを導入するメリット
Wevoxの導入により、従業員のエンゲージメントを低下させる課題を特定し、効率的に組織改善を行えるメリットがあります。ここからは、Wevoxを導入するメリットを具体的に解説します。
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Wevoxを導入するメリット
蓄積されたビッグデータ解析で課題を特定
Wevoxでは、AIやビッグデータを用いた機械学習によるサーベイ結果の解析により、自社の見えない課題を特定できるメリットがあります。それは、データ解析が、パルスサーベイによって得た2億件以上の回答データと、蓄積されたビッグデータを基に行われるためです。
自社のエンゲージメントを膨大なデータと照合することで、自社内の調査だけでは気づかなかった課題も容易に特定できるでしょう。また、手間のかかるデータ分析作業を自動化することで、担当者の負担を大幅に軽減できる点もメリットです。
組織やチームの可視化と比較・課題解決
Wevoxには、カルチャーサーベイによって組織状態を可視化し、計測時期・グループごとの比較を簡単に行えるメリットがあります。その結果を確認することで、組織カルチャーのねじれや浸透不全などの課題を特定できます。
組織カルチャーは、チームメンバー同士の団結に欠かせない要素です。特に、組織内や組織間でカルチャーの不一致が起こると、組織全体での連携性が失われるため、迅速に対応することが求められます。
よって、組織カルチャーを可視化できるWevoxを導入することで、組織カルチャーに関する課題解決や、組織カルチャーの強化が効率的に行えます。そして、組織の意思統一や、組織実行力向上に期待できるでしょう。
バランス分析で業界他社との差分を比較
ビッグデータを活用したバランス分析によって、業界他社との比較を簡単に行える点も、Wevoxを導入するメリットです。
他社との比較は、「仕事への熱中」「組織への共感」「チームワーク」「健康的な職場」「待遇」の5つの項目で偏差値化して行います。数値上で他社との差分を把握することで、業界における自社の課題や強みを発見できるでしょう。
このように、Wevoxでは、ビッグデータを基にした同業界の様々な企業との比較を容易に行えます。その結果、多角的な観点から組織改善や組織強化のヒントを得ることができます。
さらに、他社の成功事例を基にした改善施策案を無料で学べる点も、効率的な組織改善に繋がるメリットです。
質の高いコミュニケーション構築が可能
Wevoxを導入することで、質の高い社内コミュニケーションの構築に期待できます。その理由は、自己認知や他者との相互理解を深める機能が充実しているためです。
例えば、Wevoxの個人特性診断は、自分自身や他メンバーの内面的な特徴や振る舞いの癖を可視化できます。
自分の行動の特徴や、相手との相性を理解した上でコミュニケーション構築に臨めるため、無用な衝突や誤解を回避し、スムーズな意思疎通を図れるでしょう。また、管理者が個別フォローを行う際も、相手に合わせた方法を取りやすくなります。
豊富なカスタムサーベイテンプレート
Wevoxのカスタムサーベイでは、豊富なテンプレートを利用したサーベイ作成も可能です。具体的には、仕事の取り組み方に関するアンケートや、健康状態の調査など、内容別に質問項目がまとめられており、これらのテンプレートを基にサーベイをカスタマイズできます。
管理者が一から質問を作成する手間がかからず、サーベイ作成にかかる時間を短縮化できるでしょう。また、自社の組織風土などに合わせて質問を自由に変更することで、回答者の負担を軽減することにも繋がります。
なお、カスタムサーベイの集計結果の表示は、目的に応じてスコア表現やグラフなどに切り替えできます。様々な方法で集計結果をグラフ化して理解を深めることで、スコアにおける解釈の幅が広がり、新たな観点での組織改善施策や組織強化施策の立案に繋がります。
Wevoxの口コミ・評価
Wevoxの口コミ・評価で多いのは、「社員のエンゲージメントを簡単に可視化できる」という意見です。様々な指標を基に、目に見えない社員の内面を深堀りできるため、的確なケアやフォローが行いやすくなるという意見が見られます。
また、「組織・チームのエンゲージメントが見やすい」「回答者の負担が少ない」など、システムの使い勝手についても一定の評価が寄せられています。
その他にも、「エンゲージメントのスコアが上がるのに比例して離職率が下がった」という声も見られ、職場定着率の向上にも期待できます。
Wevoxの料金体系
Wevoxの料金体系は、導入したい規模に応じて「月額300円(税抜)〜/人」で利用可能です。ただし、料金プランは「Basic」と「Standard」の2種類があり、それぞれ月額料金が異なります。
「Basic」では、従業員データの管理・エンゲージメントサーベイ・カスタムサーベイ・組織分析、といった基本的な機能が利用できます。月額料金は、上述の通り「月額300円(税抜)/人」です。
「Standard」では、「Basic」の機能に加え、カルチャーサーベイ・個人特性診断・個人分析・AIサポートを含めた、全ての機能を利用できます。こちらは「月額600円(税抜)/人」から利用可能です。
また、Wevoxには、追加料金で利用できる高度分析・セキュリティなどのオプションサービスも用意されています。これらを含めた利用料金を知りたい場合は、公式サイトの専用フォームから見積もりを依頼するのがおすすめです。
Standard | Basic |
---|---|
600円(税抜)/人・月額料金 | 300円(税抜)/人・月額料金 |
参考:料金プラン
Wevoxの導入の流れ
Wevoxは初期費用0円で、最低利用期間や最低利用人数もないため、少人数のチームでの試験運用が可能です。また、Wevoxは、契約書の締結やクレジットカードの登録不要で、1ヶ月無料トライアルから利用を開始できます。
トライアル終了後も、自動で有料更新されることはなく、安心してトライアルに臨めるでしょう。なお、トライアル中は基本的な機能を一通り利用しながら、カスタマーサポートによる支援も受けられるため、システムの操作性や効果を十分に確認できます。
Wevoxを導入する際の注意点
Wevoxを導入する際の注意点は、「Standard」と「Basic」で利用可能な機能が異なる点です。特に、「Standard」内の機能をほぼ全て利用できる無料トライアルから、「Basic」に移行した場合は、一部の機能が使えなくなる点に留意が必要です。
よって、スムーズにWevoxを運用開始するためには、事前に各プランに標準搭載されている機能を確認することが大切です。そして、無料トライアルを活用しながら、自社に必要な機能を備えたプランを選択しましょう。
「Standard」と「Basic」では月額料金が異なりますが、いずれのプランにおいても初期費用は無料であり、サーベイの回答はスマホで約3分で完了します。従業員に負担をかけずに、エンゲージメントを把握したい企業にもおすすめです。
まとめ
Wevoxは、簡単なサーベイを定期的に配信することで、従業員の心理状態や特性の変化を把握し、組織やチーム改善、個別フォローに繋げるプラットフォームです。エンゲージメントサーベイ・組織カルチャーサーベイ・個人特性診断も、全てWevox内で完結できます。
また、ビッグデータを活用したAIによるデータ解析や、偏差値化による業界他社との比較も簡単に行うことができ、様々な切り口から組織の状態を可視化できます。個人別の重要ポイントや対応方法も自動で提供され、管理者は効率的なフォローが可能になります。
以上のことから、従業員のエンゲージメントの低下に悩んでいる企業は、Wevoxの導入がおすすめです。