みなさんは「中古ドメインは新規ドメインと比較して検索上位に表示されやすい」「中古ドメインはWebサイトを公開してからインデックスされるまでのスピードが速い」というような話を聞いたことはありますか?
一般的に中古ドメインは過去の”検索エンジン評価”を活用できることからSEO的に有利と言われており、新規ドメインと比較すると各観点でリードを得られる可能性が高いとされています。しかし、本当に中古ドメインの方がSEO的に有利なのでしょうか?
そこで今回、中古ドメインと新規ドメインでそれぞれWebサイトを作成し、インデックス速度などを実際に比較してみました。
1. 中古ドメイン・新規ドメインとは?
まずは中古ドメインと新規ドメインについて簡単に説明します。
中古ドメインとは
過去に第三者に取得され、サイトの運用歴があるドメイン。その過去に運用されていたサイトの評価が引き継がれるため、SEO対策に効果的であると言われています。
新規ドメインとは
サイトの運用歴のない、まだ誰にも取得されていない新しいドメインのことです。
中古ドメインのメリット・デメリット
メリット
- ・過去に運用されていたサイトの被リンク(バックリンク資産)が活用できる
- ・インデックススピードが速い
- ・検索上位に表示されやすい
デメリット
- ・高額になる場合がある
- ・過去の悪い評価も引き継いでしまう
過去にそのドメインを使用していたサイトに貼られていたリンクや検索エンジンからの評価を引き継ぐことを考えると、SEOの観点となると中古ドメインを利用することのメリットはとても大きいです。そのためサイト集客の効率化が期待でき、労力や時間のコストダウンが見込めます。
しかし、過去に運用されていたドメインがペナルティを受けていたなどの悪い評価も引き継いでしまう可能性があるため、注意も必要となります。また、高品質な中古ドメインは高額になる可能性もあるため、ドメイン購入費用が高くなる可能性もあります。
メリット
- ・過去に運用されていたサイトの被リンク(バックリンク資産)が活用できる
- ・インデックススピードが速い
- ・検索上位に表示されやすい
デメリット
- ・高額になる場合がある
- ・過去の悪い評価も引き継いでしまう
過去にそのドメインを使用していたサイトに貼られていたリンクや検索エンジンからの評価を引き継ぐことを考えると、SEOの観点となると中古ドメインを利用することのメリットはとても大きいです。そのためサイト集客の効率化が期待でき、労力や時間のコストダウンが見込めます。
しかし、過去に運用されていたドメインがペナルティを受けていたなどの悪い評価も引き継いでしまう可能性があるため、注意も必要となります。また、高品質な中古ドメインは高額になる可能性もあるため、ドメイン購入費用が高くなる可能性もあります。
新規ドメインのメリット・デメリット
メリット
- ・安価で取得できる
- ・今までの運用歴に左右されない
デメリット
- ・検索エンジンから評価を受けるまでに時間がかかる
SEO観点でみたときに、中古ドメインと比較すると新規ドメインはどうしても不利になってしまいます。しかし、新規ドメインは安価で取得できる・今までの運用歴に左右されない、というメリットもあります。
それぞれのドメインのメリット・デメリットを理解した上で中古ドメインと新規ドメインを使い分けるのも一つの手かもしれないですね。
とはいえ、集客数を上げたいWebサイトにとって検索順位は非常に重要なポイントとなります。そうなると、検索エンジンからのインデックス登録ののち検索順位で上位に上がるためには、更新頻度やページ数、コンテンツの品質、リンク数といったSEO対策が必須。これらの量や質を良いものにするためにはある程度の期間の運用が必要不可欠となります。
そのため、新規ドメインでサイトを作成するよりも少ない手間と時間で検索順位を上げられる可能性のある中古ドメインは、とても魅力的なドメインとなります。しかし、本当に中古ドメインと新規ドメインで評価までの時間に差が出るのでしょうか。
そこで実際に、中古ドメインと新規ドメインでそれぞれWebサイトを作成し、インデックス速度などを実際に比較してみました。
メリット
- ・安価で取得できる
- ・今までの運用歴に左右されない
デメリット
- ・検索エンジンから評価を受けるまでに時間がかかる
SEO観点でみたときに、中古ドメインと比較すると新規ドメインはどうしても不利になってしまいます。しかし、新規ドメインは安価で取得できる・今までの運用歴に左右されない、というメリットもあります。
それぞれのドメインのメリット・デメリットを理解した上で中古ドメインと新規ドメインを使い分けるのも一つの手かもしれないですね。
とはいえ、集客数を上げたいWebサイトにとって検索順位は非常に重要なポイントとなります。そうなると、検索エンジンからのインデックス登録ののち検索順位で上位に上がるためには、更新頻度やページ数、コンテンツの品質、リンク数といったSEO対策が必須。これらの量や質を良いものにするためにはある程度の期間の運用が必要不可欠となります。
そのため、新規ドメインでサイトを作成するよりも少ない手間と時間で検索順位を上げられる可能性のある中古ドメインは、とても魅力的なドメインとなります。しかし、本当に中古ドメインと新規ドメインで評価までの時間に差が出るのでしょうか。
そこで実際に、中古ドメインと新規ドメインでそれぞれWebサイトを作成し、インデックス速度などを実際に比較してみました。
2. 中古ドメインと新規ドメインの違いを検証してみた!
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作成するサイトのテーマを2つ設定
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それぞれのテーマで中古ドメインと新規ドメインを一つずつ取得し、ブログサイトを作成
実際育児する中で起こったことや病気に関しての記録や調査についてまとめたブログ
準体重・体高、しつけのしやすさや運動量、かかりやすい病気などについて犬種ごとにまとめたブログ
子供 | 犬 | |
---|---|---|
WayBack初回記録年 | 2007 | 2010 |
バックリンク数 | 445 | 1948 |
バックリンクドメイン数 | 88 | 128 |
ソーシャルメディア共有数 | 1 | 19 |
バックリンク元のページスコア合計 | 61 | 98 |
- ・中古ドメインは設定したキーワードを連想することのできる文字列かつ、過去そのキーワードに関連するサイトを運用していたドメインを取得。
- ・新規ドメインは中古ドメインと似た文字列ドメインを取得。
- ・同じサーバーでWordpressを利用し、テーマやプラグインなども全て同じに設定するなど、環境は全て統一。
- ・Googleのサーチコンソールで状況を確認。
インデックススピードを比較
本来、同じ内容のサイトはGoogleからコピーサイトなどとして認識されペナルティを受けてしまう可能性が高くなるため、実際のサイト作成では絶対にやってはいけないことですが、今回は中古ドメインと新規ドメインの比較のため、敢えて全く同じ内容の記事を登録していきました。すると、幸いペナルティを受けることはなかったものの、新規ドメイン側ではインデックス登録されないページが続出しました。それに比べて中古ドメインのサイトはすべてのページが公開後すぐにインデックスされるという結果になりました。
子供サイト
犬サイト
※それぞれ23ページ公開
一方、新規ドメインはほとんどのページがインデックスされない、という結果になりました。
サイト公開後30日間の表示回数・クリック数の比較
次にサイト公開後の表示回数とクリック数を比較していきましょう。
表示回数:ユーザーの検索結果にサイトへのリンクが表示された回数
クリック数:検索結果表示後にクリックされサイトにアクセスされた回数
子供サイト
犬サイト
中古ドメイン
新規ドメイン
中古ドメインは、子供サイトも犬サイトともにほぼ毎日、検索結果に表示されました。子供サイトについてはクリックも発生しています。
一方、新規ドメインはインデックス登録されたページもほとんど検索結果に表示されずクリック数に関しては0。
インデックス登録に続き、表示回数やクリック数に関しても中古ドメインと新規ドメインで大きな差がつくことになりました。特に検索結果への表示回数の差は一目瞭然です。
さらに中古ドメインと新規ドメイン、どちらもインデックス登録された状態での表示回数やクリック数を検証すべく新規ドメイン側がインデックス登録されるようSEOを調整(metaタグ・titleタグの変更など)していきました。
インデックス登録後の表示回数・クリック数の比較
新規ドメインもすべてインデックスされた状態になったのはサイトを公開してから8か月後となりました。
次のグラフはすべてのページがインテックスされてからの新規ドメインと中古ドメインの30日間の表示回数などをまとめたものになります。
子供サイト
犬サイト
中古ドメイン
新規ドメイン
犬サイトに関しては、表示回数/クリック数ともに中古ドメインは新規ドメインの約5倍の数値。子供サイトに関しては、表示回数は約5倍、クリック数についてはなんと約38倍もの数値になりました!
この検証を通して新規ドメインと比較して、中古ドメインの方がインデックススピードが速いこと
検索表示されるページ数が中古ドメインの方が多く、その後のクリック数つまりは訪問数も伸びやすいということ
という結果が数値として表れました。
3. 中古ドメインの取得方法
さて、それではそんなSEO対策に有利な中古ドメインはどこで取得できるのか?
お名前.comでは下記サービスにて中古ドメインを提供しております。
.jpドメインオークション
.jpドメインオークションは中古.jpドメインの取得権利をオークション形式でご購入いただくサービスです。参加費は無料で出品されている全てのドメインに対して、どなたでも入札することができます。中古ドメインを活用し、早期にWebサイトの集客力をつけたい方!ぜひオークションにご参加ください!
おまけ. 中古ドメインの選び方 ~中古ドメイン検討時にチェックしたい指標をご紹介~
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ドメインオーソリティ
MozというSEO会社が出している指標の一つで、ドメインパワーとも呼ばれます。検索エンジンでの順位においてどの程度評価されるのか、ドメイン名に対する評価をわかりやすく数値化したものです。
▼無料調査ツール
Moz (※無料会員登録が必要) / small SEO Tools「ドメインオーソリティチェッカー」 など。
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被リンク数
外部サイトから自分のサイトに向けられたリンクのことで、良質な被リンクが多ければ多いほど検索エンジンからの評価を受けやすく、SEOにおいて有利になります。
▼無料調査ツール
hanasakigani.jp / SEOTOOLSなど。
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ドメイン年齢(ドメインエイジ)
ドメイン取得後、検索エンジンにインデックスされてから経過した年月のことで、一般的にはドメイン年齢が長いほど検索エンジンからの評価が高くなる傾向があります。
▼無料調査ツール
ohotuku.jp / ドメイン年齢 など
ドメインオーソリティ
MozというSEO会社が出している指標の一つで、ドメインパワーとも呼ばれます。検索エンジンでの順位においてどの程度評価されるのか、ドメイン名に対する評価をわかりやすく数値化したものです。
Moz (※無料会員登録が必要) / small SEO Tools「ドメインオーソリティチェッカー」 など。
被リンク数
外部サイトから自分のサイトに向けられたリンクのことで、良質な被リンクが多ければ多いほど検索エンジンからの評価を受けやすく、SEOにおいて有利になります。
hanasakigani.jp / SEOTOOLSなど。
ドメイン年齢(ドメインエイジ)
ドメイン取得後、検索エンジンにインデックスされてから経過した年月のことで、一般的にはドメイン年齢が長いほど検索エンジンからの評価が高くなる傾向があります。
ohotuku.jp / ドメイン年齢 など
ご紹介した各種ツールの数値は提供各社算出による参考指標です。SEO効果を保証するものではありませんので、あらかじめご了承ください。