【最新版】ブログのジャンルが決まらない方必見!選び方&おすすめ5選

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ブログのジャンルが決まらないので最初の一歩を踏み出せないという人はいないでしょうか。
考えるよりも行動あるべしと見切り発車で進めてしまう人もいますが、ここは焦る気持ちを沈めてじっくり考えましょう。

ブログはジャンルによって難易度が大きく代わり、その後の展開を大きく左右します。
そのためブログのジャンル選びに苦戦するのはある意味当然で、簡単に決めていいものではない、というところから始めなければなりません。

今回は、ブログのジャンルが決まらないときに検討したいポイントと、最新のおすすめのジャンルを紹介します。

ブログのジャンルを決める際の5つのポイント

ブログを始めるにあたってジャンルを決められないという悩みはよく耳にしますが、その原因は、ジャンルの利点や欠点を理解していないことにあります。
ジャンルを要素に分解することで、ポテンシャルを多角的に検討してみましょう。

ここではジャンルの可能性を調べる上で重視したい、5つのポイントを紹介します。

ポイント1:収益性

ジャンルを選ぶ際にまず着目したいのが収益性です。

そのジャンルの「稼ぎやすさ」の度合いで、具体的にはアフィリエイトの単価や成約率、アドセンスの場合はクリック単価によって数値化されます。

収益性はジャンルによって大きな違いがあり、アフィリエイト単価では1件あたり数百円のものから1万円を超えるものまで存在します。

収益性次第で、商材をどれだけ売ればいいかが決まることもあって、最初に確認すべき要素となります。

ポイント2:市場規模

ジャンルの市場規模も、ブログの成否に影響する重要な要素です。

市場規模は、そのジャンルで消費活動を行うユーザーの潜在的な数で、大きければ大きいほどブログの成長の余地も拡大します。

市場規模の大きなジャンルでは、サイト間の競争が激しくても、膨大なユーザーを分け合うことで複数の大手サイトが共存できる可能性がありますし、逆に市場規模の小さなジャンルでは、最大手にのし上がっても少ないアクセス数しか獲得できない恐れがあります。

ポイント3:持続性

そのジャンルの人気の持続性です。

ジャンルの中には持続性に欠けるものがあり、一時的には盛り上がるものの、ブームが去るとほとんど関心を持たれなくなるケースがあるため注意が必要です。
特に、バズワードとして流行したジャンルは、将来性は不透明なので、ブログのテーマにするのは一定のリスクがあることを覚えておきましょう。

逆に、長期間安定したアクセスを得られているジャンルは、将来的にも人気が持続する可能性が高いですが、多くの場合、古参サイトが君臨しているので、そのシェアを奪う必要があります。

ポイント4:競合優位性

競合優位性は、他サイトとの競争の度合いで、具体的には検索エンジンの表示順位の上位争いの厳しさを指します。

ブログにユーザーを誘導する導線としてもっとも有力なのは検索エンジンですが、多くのユーザーが検索する人気のキーワードは、幾多のサイトが上位表示を狙って熾烈な争いを繰り広げています。

検索順位の競争では、先行して評価を得ているサイトが有利で、人気のキーワードでは大手サイトが上位を独占しています。
後発のサイトはそれらのサイトが進出していない、新しいキーワードの組み合わせの領域に参入するのが定石です。

ブログのジャンルを選ぶ場合、「検索で勝てる」ジャンルを選ぶことは最重要課題となります。

ポイント5:自身の適性

ブログのジャンルが自分に向いているかどうかも重要なポイントです。

ここでの適性とは、そのジャンルに興味関心があるか、ジャンルの知識や技術を学ぶことに抵抗がないか、といった部分で、ブログを始めると膨大な時間をそこに投じることになるため、適性のないジャンルを選ぶと後悔することになりかねません。

自分が好きなテーマを選ぶのはもちろん、趣味にしていたり、仕事で関わりのあるジャンルを選ぶと、ブログの更新と情報収集や勉強を兼ねられるのでおすすめです。

これからブログを始める際のおすすめジャンル10選

これからブログを始めるという方のために、今後大きく伸びると予想されるおすすめのジャンルを紹介します。

前章で挙げた収益性、市場規模・持続性・競合優位性の4つのポイントでの評価も付けているので、ジャンルを選ぶ際の参考にしてみてください。

①英会話学習

英会話の学習関連のサービスで、オンライン英会話、英会話スクール、英語教材などです。

長年、安定して需要のあるジャンルで、今後も人気の高止まりは確実でしょう。
英会話ブログは多いのでジャンルの競争は厳しいですが、市場規模が大きいので、切り口次第でのし上がる余地はあります。

収益性   ★★★★
市場規模  ★★★★
持続性   ★★★★★
競合優位性 ★★

②メンズコスメ

男性向けの美容商品で、近年、多くのメーカーが参入して注目を集めています。

従来の毛髪系のケア商品とは一線を画す、スキンケア、化粧品といった新しい商品がニーズを開拓し、市場拡大の真っ最中です。
現時点での市場規模はそこまで大きくはありませんが、将来性を期待しての早期参入はアリです。

収益性   ★★★
市場規模  ★★
持続性   ★★
競合優位性 ★★★★★

③スポーツジム

スポーツジムも収益化しやすいジャンルです。

長年ブームが続いている定番のジャンルですが、ダイエット専門のパーソナルジム、都心の24時間無人ジム、ビルの個室の時間制貸し切りタイプなど、多彩なニーズに応じたサービスが登場しているため、新しい切り口でのコンテンツ化の余地があります。

収益性   ★★★
市場規模  ★★
持続性   ★★★★
競合優位性 ★★

④電子コミック

電子コミックは定期的にヒットが出続けているため、まだまだ市場規模の拡大を期待できます。

特に近年は、スマホに特化した韓国発の電子コミック、ウェブトゥーンが人気を集めており、国内の新たな需要を掘り起こしているので要注目です。

収益性   ★★
市場規模  ★★★★
持続性   ★★★
競合優位性 ★★★

⑤プログラミング学習

プログラミングのスクール、情報商材、オンライン教室などで、近年の副業ブームやリスキリングの影響もあって、高いニーズがあります。

エンジニアであれば、自分の経験に基づいた記事や学習を兼ねて解説記事を書いてユーザーを集めるといったことも可能です。

収益性   ★★★
市場規模  ★★★
持続性   ★★★
競合優位性 ★★★

⑥VOD

VOD(ビデオオンデマンド)、いわゆるサブスクリプション型の動画サービスです。

ここ数年の動画コンテンツの人気の高まりと合わせて、ブログのジャンルとしても定番の座を確立、映画やドラマ、アニメのヒット作の紹介と合わせて入会を促す手法が流行しています。

最大手のNetflixがアフィリエイトを展開していないのは残念ですが、それ以外の多くのサービスでアフィリエイトを利用できます。

収益性   ★★★
市場規模  ★★★★
持続性   ★★★
競合優位性 ★★

⑦仮想通貨

ビットコインを始めとする仮想通貨は、一時期ほどの勢いはありませんが、現在でも高い人気を誇るジャンルです。

世の中を席巻したジャンルだけあって、競合のサイトは非常に多く、流入を確保するのは並大抵ではありませんが、新しい用語やトレンドに関連したキーワードが出てきやすいため、新興のブログにもチャンスはあります。

収益性   ★★★★
市場規模  ★★★
持続性   ★★
競合優位性 ★★

⑧通信サービス

光回線、ポケット型Wi-Fi、ホームルーターなどの通信サービスです。

アフィリエイトの利益率が高いことから人気のジャンルで、市場規模が広範な点も魅力です。

特に最近は5Gの登場もあって、ポケット型Wi-Fi、据置型ホームルーターが固定回線と遜色のない通信速度を実現していることから、乗り換えの需要も多くあります。

収益性   ★★★★
市場規模  ★★★★★
持続性   ★★★
競合優位性 ★★

⑨副業

副業も近年、注目を集めているジャンルのひとつです。

副業関連のキーワードでユーザーを集めて、教材や投資などのアフィリエイトで収益化するのが基本ですが、副業というジャンルの性質上、切り口が非常に広く、書き手の体験を元に記事を作れる点も魅力です。

ただし、競合する副業系ブロガーは非常に多いため、抜きん出るための自己プロデュース力が欠かせません。

収益性   ★★★
市場規模  ★★★★★
持続性   ★★★
競合優位性 ★★

⑩マッチングサービス

男女の出会いのきっかけを作るアプリやサービスで、近年はマッチングサービスでの婚活に抵抗を抱かない層が増えていることから、市場規模は微増中です。

長く続いているジャンルで、今後も廃れることはないであろう持続性が特徴ですが、競合するサイトは非常に多く、またコンテンツの内容で差別化が難しいのが課題です。

収益性   ★★★★
市場規模  ★★★
持続性   ★★★★★
競合優位性 ★

ジャンル選びでやってはいけない3つのこととは?

ジャンル選びで確実に成功する方法はありませんが、間違いなく失敗する禁じ手はいくつかあります。

ここでは、ジャンル選びの際に初心者が陥りやすい典型的なミスを紹介するので、まずはこれらを回避することを頭に入れておきましょう。

1、検索ニーズのないジャンルを選ぶ

ジャンル選びの失敗でもっとも多いのが、検索ニーズのないジャンルを選んでしまうケースです。

ブログではユーザーの流入の大半を検索エンジンが占めることになるため、検索ニーズのないジャンルを選んでしまうと、そのブログにはほとんどアクセスが発生しません。

筆者は以前、「コンテンツの品質が高ければ読者はついてくる」という信念の元、検索ニーズよりも記事の面白さを重視するブログを立ち上げたことがありますが、結果は惨憺たるもので、SNS経由のわずかなアクセス以外は、ほとんどユーザーが訪れることがありませんでした。

検索ニーズのないジャンルでは、記事の品質や量にこだわっても全く意味がありません。
検索ニーズは念入りにチェックし、必ず勝算を持ってから取り組みましょう。

2、収益化の方法がないジャンルを選ぶ

収益化の手段が乏しいジャンルを選んで袋小路に陥るブログは珍しくありません。

ブログで収益を稼ぐ方法はウェブ広告が基本で、成果報酬型のアフィリエイトとクリック報酬型のアドセンスがありますが、いずれにおいても収益化しやすいジャンルとしにくいジャンルが明確に分かれており、後者ではなかなか利益が得られません。

例えば、筆者はおすすめの書籍を紹介するブックレビューのブログを開設したことがありますが、書籍の場合、収益化の手段がAmazonや楽天のアフィリエイトしかありません。

書籍の紹介料率は電子書籍が8%、紙の書籍が3%となっていますが、書籍は単価が安いために、1冊あたりの収益は100円に届かないことが多く、月に1000円前後の利益を稼ぐのがやっとでした。

収益化の効率が悪いブログでは成長の限界に突き当たりやすく、労力が報われづらいので、ブログを立ち上げる前に、収益性について見極めておきましょう。

3、YMYL対象のジャンルを選ぶ

ジャンル選びで最大のNGは、YMYLの対象のジャンルを選ぶことです。

YMYLは「Your Money or Your Life」の頭文字をとった略語で、ユーザーの生命や金銭に直接的に関わるジャンルのことを指します。

YMYLに該当するのは医療、健康、投資、不動産、法律、人種、宗教、ジェンダー、時事問題などで、これらに関するコンテンツでは、検索エンジンが厳しく内容を精査するため、検索上位に進出できるのは権威性(Authoritativeness)に優れた有資格者の記事に限られます。

士業などの特別な資格を持たない一般のブロガーが、YMYLのジャンルで勝ち筋を見出すのは事実上不可能と言えるため、出来るだけ最初から避けておくようにしましょう。

ブログのジャンルはなぜ大事?

ブログにおいてジャンル選びが重要ということは、多くの経験者が指摘するところで、ブログ歴が長いベテランブロガーほど、最初のジャンル選びには時間と手間をかけています。

なぜブログのジャンルはこれほどまでに重要なのか、その理由は次の通りです。

ブログの成否はジャンル選びで大半が決まる

ブログのジャンルが重要なのは、そのブログの成功・失敗を決める最大の要因が、最初のジャンル選びだからです。

ブログの運営にはさまざまな技術や能力が求められますが、ここまでに説明してきた通り、ジャンル選びはそれら以上に重要度が高く、熟達したブロガーであっても、ジャンル選びの時点で失敗すると、その失点をあとから取り返すことはなかなかできません。

ジャンル選びでブログの行く末の大半が決まってしまうからこそ、ここまで重視されているのです。

ジャンル選びに失敗するとどうなる?

ジャンル選びに失敗したブログで起きるのは、端的にいうと「努力が報われない」現象です。

渾身の力を込めた記事を書いても、大量の記事を量産しても、それがアクセス数や収益といった成果に結びつくことがありません。

ブログに投じた時間と労力が報われないだけでなく、試行錯誤の余地がないため、得られる経験値もほとんどないという、虚無感を味わうことになりかねません。

ブログのジャンルが決まらないのはある意味当然

ブログのジャンル選びはそもそも非常に難しいものです。

考えるべき要素が多い上に、確実に上手くいく方法は存在せず、失敗した場合には多くの時間と労力が無駄になるため慎重にならざるをえません。
ジャンル選びに「絶対」はないので、知識や経験、ノウハウを蓄積し、少しでも成功率が高くなるように努力していきましょう。

ブログのジャンル選びのQ&A

ここではブログのジャンル選びでよく寄せられる質問とその回答を紹介します。
ブログのジャンル選びで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

Q:特化ブログと雑記ブログどっちがいい?

アクセスの集めやすさやアフィリエイトの収益性を追求するなら特化ブログです。
雑記ブログはジャンルを決めずに始められますが、検索エンジンからの集客が難しくアフィリエイトにも向いていません。

雑記ブログで成功しているブログも実際には特定のジャンルに特化していることがほとんどです。

Q:あまり詳しくない分野で始めてもいい?

ジャンルの勉強を兼ねつつブログの更新を進めることもできるので、詳しくないジャンルで始めるのもアリです。
ただし、成果が出るまでに時間がかかるため、挫折しやすい点には注意が必要です。

ジャンルの勉強と記事の更新を平行して進めるのは大変なので、仕事でどうしても必要な分野や、趣味に目覚めた分野など、強いモチベーションがある場合にのみおすすめします。

Q:成功例がないジャンルに取り組むのはあり?

先行する成功例がないジャンルは、既に誰かがチャレンジして挫折している場合がほとんどなので、おすすめできません。

インターネットには億単位の数のサイトがあり、あらゆるジャンルの可能性が試され尽くしています。
現時点で成功例が見当たらないジャンルは、基本的に勝ち目がないジャンルと思った方がよいでしょう。

Q:途中でジャンルを変えることはできる?

あるジャンルでブログの更新を始めてから、途中で方向を転換することは可能です。

ただし、検索エンジンの評価が分散するので、全く関係のないジャンルへの変更はおすすめできません。

元のジャンルと近い領域に変更する場合にはそのままで問題ありませんが、全く無関係のジャンルに方向転換したい場合は、新しく別のブログを立ち上げた方が良いでしょう。

Q:どうしてもジャンルを決められないときは?

どうしてもジャンルを決められない場合は、とりあえず雑記ブログから始めて見るのもありです。
雑記ブログはアクセスや収益の面では効率が悪いですが、テーマに縛られずに記事を更新できるので、興味のあるいろいろなジャンルの記事を書いてみて、手応えを試してみるといいでしょう。

検索エンジンで上位入りに成功して多くのアクセス数を得たり、読者の反響が大きかったりした記事があったら、その方向の記事を増やすことで、ブログのジャンルを決めることもできます。

まとめ

今回は、ブログのジャンルの選び方について解説しました。

ブログのジャンル選びは、正解のない、非常に難しい作業です。
過去にブログを成功させたことがあっても、次のブログも上手く行くとは限らず、ベテランのブロガーが新メディアを始めたものの大失敗に終わる、といったことも珍しくはありません。

そのため、ブログのジャンルはあまり厳密に固めず、ある程度の遊びを用意しておくことが重要で、上手く行く見込みがないときは、周辺のジャンルにピボットする柔軟性も重要です。

奥が深いジャンル選びの世界について、しっかり調べた上で、ブログのジャンルを決定しましょう。

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逢坂 秀範

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