18年書き続けて分かった、ブログを「人生の資産」に変える独自ドメインの価値。

2007年から年間、一日も欠かさずブログを更新し続けているオカモトさん。 平日は渋谷で働き、週末は南伊豆の別荘や西伊豆のキャンプ場で過ごすという、公私ともに充実した生活を送る彼が、なぜ「独自ドメイン」にこだわり、ブログを「人生そのもの」として書き続けるのか。その深い理由と歩みを伺いました。
「さぷら伊豆!渋谷の平日・伊豆の休日」
渋谷在住・渋谷勤務のオカモトさんが、平日の渋谷ランチ情報や休日の伊豆グルメ、観光情報を日記形式で毎日発信する人気ブログ。
2008年から毎年恒例となっている「さぷら伊豆グルメオブザイヤー」は、訪れた数多くの飲食店の中からその年最高の店を選出する人気企画です。 ラーメンや定食といった日常の食事から、国内外への旅行記まで、圧倒的なボリュームと写真で綴られています。
ブログと共に歩んだ「人間を取り戻す」旅(第1章〜第3章)
―― オカモトさんはご自身の人生を「章」で捉えているそうですね。これまでの歴史を教えてください。
オカモト: はい。僕にとってブログを始める前は、いわば「第0章」でした。当時は仕事のストレスで毎日怒り狂っていて、お酒に逃げるような、およそ「人間ではない」生活を送っていたんです。
そこから2007年に友達に600万円の借金をして伊東に別荘を買って、週末は伊豆へ行く生活が始まり、自分をリセットする時間を持てたことでやっと人間らしくなれた。これが第1章です。
その3年後、自分たちでゼロから場所を作る楽しさに目覚めてキャンプ場を始めたのが第2章。
そして2020年のコロナ禍をきっかけに、伊東の別荘を売却して、南伊豆へ移住し、新しい仲間と出会いを楽しんでいるのが今の第3章です。
この18年間の喜怒哀楽、すべての「人生の証明」がブログに刻まれています。
「ネットへの恩返し」から始まった、18年間のアーカイブ
―― ブログを始めたきっかけを教えてください。もう18年も続けていらっしゃるとか。
オカモト: きっかけは2007年頃、趣味の伊豆通いでネットの情報にすごく助けられたことでした。1年ほど遊んだ後、「自分も散々楽しませてもらった。今度は自分が発信する番だ」という恩返しの気持ちで、まずはホームページから始めました。でも、当時はHP制作ソフトを使って作ってたんですが、誰も見に来ない。客観的に見ても本当につまらなくて(笑)。
―― そこから、どのように今のブログスタイルに辿り着いたのですか?
オカモト: 当時、日記形式で新しい情報がどんどん流れてくる「ブログ」が出始めた頃で、「これだ!」と思って切り替えました。某ブログサービスを経てライブドアブログへ移行したのですが、決め手は「写真をアップロードした時の並び順」です。僕は写真を1記事に10枚以上載せるのですが、ライブドアブログは撮った順番に並ぶのでスムーズに貼れる。そのストレスのなさが、18年間「毎日更新」を支えてくれています。ブログを始めたことで、仕事のストレスで荒んでいた時期から「人間」を取り戻せたと感じているんです。
―― 更新のタイミングや内容にも、かなりのこだわりがあるとか。
オカモト: 食べた直後の「めちゃくちゃテンションが高い時」に書くのが鉄則です。1週間経つと感動が薄れてしまう。その瞬間の「美味しい!みんなに知ってほしい!」という熱量をそのままパッケージして届けることが、読んでくれる人への一番の「おもてなし」だと思っています。
食べている最中からもうブログに書きたくなっちゃっているくらいですからね(笑)。旅行に行っているときとかにご飯を食べて終わると、早く帰ってブログを書きたくなっちゃうんです。台湾旅行なんて1日目でもう帰りたくなっちゃったくらい(笑)それぐらいブログを書くことが好きですし、もう息を吐くようにブログを更新していて、ブログを書くことが完全に生活の一部になっているんです。
SNSは「報告」、ブログは「世界中へ放散する自由」
―― 今はSNSが主流になってきていると思いますが、あえて「ブログ」で発信し続ける理由はどこにありますか?
オカモト: 「リーチする相手」と「自由度」が全く違いますね。FacebookなどのSNSは知り合いに向けて話す感覚ですが、ブログは僕を知らない「不特定多数」に向けて発信するもので、そこには圧倒的な自由があるんです。
―― その「自由」とは、具体的にどういうことでしょうか。
オカモト: SNSだと興味がない人のタイムラインにまで情報を流してしまう申し訳なさを感じることもありますが、ブログは「その情報を探している人」が自ら見に来てくれる場所です。おじさんの独り言でも、誰に気兼ねすることなく全力で表現できる。また、SNSは情報が流れてしまいますが、ブログは蓄積されます。自分のブログを検索すれば、「あの店には2011年から118回通っている」といったことも瞬時にわかる。ブログは20年経てば単なる日記ではなく、「人生そのもの」を証明するアーカイブになるんです。
「間借りのカレー屋」にはない、独自ドメインという信頼の積み重ね
―― そうした大切な資産を積み上げる場所として、なぜブログのドメインを「独自ドメイン」にしようと思ったのですか
オカモト: 僕はよく「間借りのカレー屋さん」の話を例に出すんです。夜だけバーを借りて営業しているお店は、どれだけ味が良くても「明日にはなくなってしまうかも」という不安があって、なかなかファンが定着しにくいですよね。
―― ブログのURL(住所)も、借り物か自分専用かで「信頼」が変わるということですね。
オカモト: その通りです。独自ドメインを持つことは、ネット上に自分の住所をどっしりと構えることです。読者から見て「この人はずっとここで発信を続けるんだな」という信頼があるからこそ、安心して通ってくれるし、ブックマークもしてくれる。
また、万が一ブログサービスが終了するようなことがあっても、独自ドメインなら住所は変えずに引っ越すことができる。大切な読者を迷わせず、自分の人生の記録を守り抜くための、最強の「保険」でもあるんです。
まずは検索!ドメインは早い者勝ち
「自分の城」を整えることで、ふと広がる新しい景色
――ブログを運営していると、新しい発見や可能性を感じることはありますか?
オカモト: 面白いことに、Google Discoverなどを通じて、僕を知らない多くの方に記事が届くことがあるんです。自分の場所でコツコツ運営し、ファンがしっかりついているという「土台」があるからこそ、チャンスが生まれている気がします。
―― 収益化(AdSense)についても、実験的に始められたそうですね。
オカモト: はい、去年の4月から始めてみました。これが将来、僕の夢を支えるちょっとした「味方」になってくれたら面白いなと思っています。
お名前.comで見つけた、自分だけの「ど真ん中」
―― ドメイン名や、取得する際のこだわりを教えてください。
オカモト: ドメインを取るなら「お名前.com」という安心感がもともとありました。10年、20年と一生続く「自分の城」を築くわけですから、その基盤となる登録サービスには絶対的な信頼性が欲しかったです。国内最大級のシェアを誇る実績は、長く使い続ける上での大きな安心材料になります。
ドメイン名は「okamooo.jp」というシンプルで間違いようのないものを選んでいます。ブログメディアが用意しているブログ特有のドメインにすると文字数も多くなるし、複雑な名前だと後で迷わせてしまいますから、打ち込みやすく、自分でも一発で愛着が持てる名前にこだわりました。
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まずは検索!ドメインは早い者勝ち
―― 自分のドメインを持つことで、ブログへの向き合い方は変わりましたか?
オカモト: アドレスバーにそのドメインを打ち込んで自分のページがバーンと出てきたとき、「うわっ、自分のだ!」という感動があるんです。この「自分の作ったものを更に愛せるようになる」という感覚こそが、ブログを長く楽しく続けていく一番のコツだと思います。
―― ブログ名の「さぷら伊豆(sapuraizu)」ではなく、あえて「okamooo」を選んだ理由はどこにあるのでしょうか。
オカモト: 単純に、読者がURLを直接打ち込む時に「分かりやすいから」です。「さぷら伊豆」だと、ローマ字で「sapuraizu」と打つのか、英語の「surprise」なのか迷ってしまいますよね。だから、一発で間違いようのない名前にしたかったんです。「okamooo」というのも深い意味はなく、本名の「オカモト」の最後の「TO」を打つのが面倒で「O」にしただけなんですよ(笑)。
ただ、独自ドメインを持つこと自体には強いこだわりがあります。ドメインはネット上の「持ち家(自分の住所)」です。
僕は自分の人生や価値観が変化していく過程を「続き物」としてブログで見てもらいたいと思っています。だからこそ、費用対効果などは気にせず、読者からの信用を得るための看板として自分だけの住所(ドメイン)を維持し続けているんです。
ブログは「人生そのもの」。第4章、第5章へと続く物語
―― これからの「第4章」についても構想があるとか。
オカモト: いつか仕事を引退して、キャンピングカーで世界中を放浪したいという夢があります。その旅の記録を綴り、アドセンス収益がガソリン代や食事代をちょっとだけ支えてくれる相棒になったら最高ですね。これからも、ブログが自分の新しい生き方を後押ししてくれる存在として、第4章、第5章と続いていくのが楽しみなんです。
―― 最後に、これからブログを始める方、今のブログを独自ドメインに切り替えようか迷っている方へ一言お願いします。
オカモト: ブログは自由です。固定概念にとらわれず、自由に自分を表現することを楽しんでください。その第一歩として、自分自身が一番気に入る「ど真ん中」の独自ドメインを手に入れてみてください。自分の「城」を構えることで、ブログは単なる日記から、あなたの一生を支えるかけがえのない資産に変わっていくはずです。
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