持っていると副業で有利になる鉄板の稼げる資格4選

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副業を始めたいが、何のスキルも資格もない。こうした悩みを抱える方は多いのでは。

今回は、副業する上で役立つおすすめの資格のなかから、比較的取得しやすい資格を4つ、ご紹介します。

また、資格を取得したいけど、日中は仕事をしているため、勉強時間がなかなか取れないという方に向けて、働きながら資格を取得するコツについても終盤に紹介しています。

なぜ副業で資格があると有利なのか

大前提として、副業は資格がなくても行えます。

副業で成果を出している人の大部分は、資格を持たないままビジネスを展開していて、例えばライター業であれば、読みやすい文章を書くスキルがあれば十分に仕事を受注できます。

しかし、資格を持っていれば、持っていない人との差別化が可能になります。

例えば、簿記の資格を持っている人は、経理の仕事を副業で受けられるのはもちろんのこと、ライターとして簿記に関する記事を執筆することができます。

ライターの仕事をしていて、かつ簿記資格を持っている人は割合的に多くはないので、希少価値の高さから、仕事の依頼を得やすくなり、また通常より高額な報酬も期待できます。

副業に活かしやすい資格4選

資格と一口にいっても世の中には様々な種類があるため、どんな資格でもすぐに役に立つ、というわけではありません。

資格の中には、用途が広くて応用しやすく、社会的に信用評価を得やすいものがいくつかあります。

ここでは、持っておくと副業でも本業でも選択肢が大いに広がるおすすめの資格4つを紹介します。

フィナンシャルプランナー

フィナンシャルプランナーとは、依頼者から資産の状況負債収支といった情報をヒアリングし、それに基づき将来設計を提案する職種のことです。FPと呼ばれることもあります。

一般的にFPは二種類に分類されます。

ひとつは金融機関などに勤める企業系FPで、もうひとつは自営・独立して業務を行う独立系FPです。

副業として業務を行う場合は、後者の独立系FPとなります。

フィナンシャルプランナーの資格を取得する難易度についてですが、3級は基礎的な問題が多いため、毎年、受験者の7割近くが合格しています。

一方、2級以上は難易度が高く、合格率は40%前後となっています。とはいえ、6割の得点を取ることができれば合格可能な資格試験なので、他の資格の取得難易度と比べると、比較的取りやすいといえるでしょう。

FPを活用した副業として代表的なのが、コンサルティング業務でしょう。

資金関係の悩みを抱える人にアドバイスを行い、報酬として相談料を受け取る仕事です。

例えば、赤字の家計を黒字にしたい、加入している保険を見直すので助言が欲しい…といった相談が考えられるでしょう。

こうしたお金周りの悩みは多くの人が抱えているため、FPのコンサル業務は常に需要が高いといえます。

さらに、土日に資産運用セミナーの開催を実施して稼ぐことも可能です。

宅地建物取引士(宅建)

宅地建物取引士(通称宅建)とは、土地や建物の売買、または賃借における取引が、法に基づいた誠実かつ公正なものになるようサポートする職種のことです。

宅建の資格取得難易度は、例年20%前後の合格率であることを鑑みると、比較的難易度の高い資格試験といえるでしょう。

合格率が低い要因として、受験資格についての制限がないこと、つまり誰でも受験可能であることが挙げられます。

他の国家資格の場合、法科大学院の卒業など、受験に制限がかかるものが多く、受験者の母数が少なくなる傾向にありますが、宅建はそういった制限がないため、受ける人数が多くなり、結果として合格率が低くなっているといえるでしょう。

宅建資格所持者の副業としては、週末宅建士が挙げられるでしょう。

これは、土日のみ企業の独占業務を宅建士として実施することです。

人手不足の不動産会社に足を運び、宅建士の独占業務である「契約書の記名」や「重要事項の読み合わせ」などを行うことです。

週末になると契約業務が平日に比べ増加し、不動産会社に常勤している宅建士だけでは回らなくなることが多いため、週末宅建士は需要が高いといえます。

さらに、現在ではコロナの関係からオンラインでの業務遂行が多く、自宅内で作業を進めることができるのも魅力のひとつです。

さらに、資格学校で講師を勤めるという副業もあります。

平日夜や土日のみ、宅建士資格の講座で講師を勤める、または受講生の相談のみを担当するケースもあります。

日商簿記検定

日商簿記検定(通称簿記)とは、簿記業務の際に有利となる資格です。

簿記とは、経済取引によって生じる資産の増減負債などを管理・記録することです。企業内では経理がこの業務に該当します。

簿記の資格取得の難易度ですが、級によって変動します。

3級は40%前後、2級が30%前後、1級が10%前後の合格率となっています。

宅建同様、受験者が多いため、その分だけ合格率が低くなっているといえるでしょう。

一般的に、会社の簿記業務社内経理が担当します。

しかし、業務量が膨大になり社員のリソースが取れなくなったり、経理担当の社員が突然退職するケースもあります。こうした場合、社外から簿記業務を行える人を集める場合があります。

こうした案件に応募し、副業的に簿記業務を行う際、日商簿記検定の資格が有利に働くのです。

経理業務はどの会社でも存在し、前述したような人手不足になるケースが少なくないことを考えると、副業としての簿記業務は需要が高いといえるでしょう。

TOEIC

英語技能を証明する資格です。グローバル化の進展により、英語の需要はあらゆる業種で高まっており、英語関連の資格を持っていることは、それだけで就職転職昇進において有利に働きます。

英語の資格を使っての副業では、まず翻訳が考えられるでしょう。

海外の記事や書籍を訳する出版翻訳のほか、契約書や説明書などを扱う産業翻訳、動画の字幕や吹き替えを作成する映像翻訳などの仕事があります。

また、観光客向けのガイド英会話講師の仕事を個人で受けることも可能となります。

社会人向けの英語の資格として最もメジャーなのがTOEICです。

TOEICには厳密には「TOEIC Listening&Reading Test」「TOEIC Speaking&Writing Test」「TOEIC Bridge Test」の3種類がありますが、このうちに世間一般でよく言われているTOEICは「TOEIC Listening & Reading Test」を指していて、英語の能力のうち「聞く力」と「読む力」を試す試験となっています。

マークシート方式でリスニングとリーディングがそれぞれ100問ずつ出題され、その得点によって英語の能力が測定されます。

990点満点のうち、一般的に600点以上であれば履歴書に記載できますが、英語を扱う仕事に就くには最低でも700点は必要と言われています。

試験は年10回とほぼ毎月行われているため、受験しやすいのもメリットです。

英語の資格にはTOEIC以外にも英検、TOEFL、日商ビジネス英語などがあり、自身の英語力を証明できるのであればどれを選択してもよいですが、どれか一つを選ぶのであれば、社会的な認知度の点から、TOEICが一番でしょう。

働きながら資格を取得する3つのコツ

社会人で資格を取るために、仕事をしながら勉強をしている人は大勢いますが、継続できずに断念してしまう人は少なくありません。

中には、資格の勉強に挫折して、自分は駄目な人間だと落ち込んでしまうケースもあるようです。

そもそも、仕事と資格の勉強を両立させるのは、非常に難しいことです。

特に、多忙な仕事に従事している人の場合、資格の勉強のための時間精神力を捻出するのは至難の技でしょう。

これは気合い根性で乗り越えようとしても限界があります。

人間の体力が有限である以上、資格の勉強には精神論ではなく、方法上の工夫が欠かせません。

働きながら資格の勉強をする人に活用してほしいのは、次のテクニックです。

YouTubeなどのオンライン教材を活用する

資格試験の勉強といえば、書籍を読んだり過去問を解くといったやり方が一般的ですが、仕事で疲れている中での活字での学習は、負担が大きすぎて長く続けられません。

そこでYouTubeで公開されているオンライン動画の教材を利用しましょう。YouTubeには資格の学習用動画が豊富に公開されています。

動画であれば、インプットの負担が比較的少ないので、疲れている状態でも学習を続けることができます。

動画であれば、食事や家事の片手間でも観ることができるでしょう。同じテーマについて複数の講師による解説を観れば、いろいろな角度から学ぶことによって学習効率をアップできます。

スマホアプリや電子書籍で隙間時間に勉強

働きながらの資格の勉強では、日常生活の中のちょっとした隙間の時間を学習に活かせるかが鍵となります。

そこで上手く使いたいのが、スマホから利用できる学習アプリ電子書籍です。

スマホに学習教材があれば、移動中の電車の中や、飲食店での待ち時間、昼休みの休憩時間や、トイレの中といった、手持ち無沙汰になる短い時間を学習に充てることができます。

こうした隙間時間を蓄積すれば、1日に30分〜1時間程度の学習時間は捻出できるでしょう。

十分な学習にならないと不満を抱く人もいるかもしれませんが、短時間断続的に知識を頭に入れる学習の効果は高く、特に暗記系の勉強には、大きな効果を発揮します。

家で勉強できないならスクールに通う

資格の勉強のための時間余力はあるものの、いざ勉強しようとしても気が散って別のことを始めてたり、数日でやる気を失って三日坊主に終わってしまうという人もいると思います。

その場合は、お金を払ってスクールに通うことをおすすめします。

資格試験のスクールは教室での授業となるため、強制的に集中する環境が用意されます。

自腹でお金を払うため、サボればサボるほど損になるため、嫌でも通い続けざるをえません。

さらに、同じ資格取得を目指す仲間が見つかれば、モチベーションにも繋がるでしょう。

最近では、オンラインで授業を受けられるスクールも増えています。

これも画面の向こうに先生クラスメイトがいることで簡単には投げ出せない環境になります。

荒療治ではありますが、本気で資格取得を目指すなら、検討してみましょう。

資格の勉強は、学校の試験と違って明確な期限がなく、何年勉強しても最終的に資格が取れれば成功と言えます。

しかし、期限がないがゆえに切迫感に欠け、ダラダラと身にならない勉強を続けてしまう恐れもあります。

資格を取ると決めたら、日常生活を資格関連の予定で埋めて、勉強するのが当たり前の環境を作り上げることが、成功の秘訣となるでしょう。

まとめ

今回は、副業で活用できる資格について解説しました。

すぐに副業を始める予定がない人でも、仕事に関連した資格を取得しておけば転職で有利に働いたり、社内での昇進人事評価に好影響を与える可能性があります。

また、すぐに資格を取れなくても、資格を勉強する過程で習得した知識は、さまざまな局面で役に立ちます。

特に、今回紹介したFP、宅建、簿記、英語は、普段の生活にも密接な関わりがあるため、知っておくと世の中の理解が深まります。

資格取得は、自分の可能性を広げる大きなチャンスになるので、積極的に取り組みましょう。

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逢坂 秀範

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