名刺作成ソフトおすすめ8選【無料・有料】パソコンで簡単に自作する方法も解説

名刺作成ソフトを使えば、デザインの知識がなくてもパソコンで簡単に名刺を自作できます。ただ、無料・有料あわせて多くのソフトがあり、「どれを選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、目的別に選べるおすすめの名刺作成ソフト8選を厳選してご紹介します。ソフトの種類や選び方まで丁寧に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
まず確認!どのタイプのソフトを使えばいい?
名刺作成ソフトには「ブラウザで使えるもの」「パソコンにインストールするもの」「印刷まで一括でできるもの」など複数のタイプがあります。まず自分の目的・環境に合ったタイプを選ぶことが、失敗しないソフト選びの第一歩です。以下のフローチャートで確認してみてください。
名刺作成ソフトおすすめ8選|目的別早見表
タイプが絞り込めたら、以下の早見表で各ソフトを比較してみてください。無料6選・有料2選に分けて掲載しています。各ソフトの詳細はこの下で解説します。
| ソフト名 | 料金 | タイプ | 対応OS | テンプレート数 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| Canva | 無料〜 | ブラウザ完結型 | Win/Mac/スマホ | 10万点以上 | デザイン初心者・おしゃれ重視 |
| Adobe Express | 無料〜 | ブラウザ完結型 | Win/Mac/スマホ | 数万点以上 | ビジネス用途・Adobe品質重視 |
| ラベル屋さん | 無料 | インストール型 | Win/Mac | 5,000点以上 | 自宅プリンターで印刷したい人 |
| らくちんプリント3.0 | 無料 | インストール型 | Win/Mac | 随時追加 | エレコム用紙で自宅印刷したい人 |
| グラフィック | 無料〜 | 印刷一体型 | ブラウザ(OS不問) | 多数 | 作成〜印刷を一括で依頼したい人 |
| Microsoft Word | 無料(Office契約者) | Office活用型 | Win/Mac | 数十点〜 | 新しいソフト導入なしで作りたい人 |
| フォト名刺倶楽部7 Pro | 有料 | インストール型 | Win | 1,000点以上 | テンプレートを豊富に選びたい人 |
| Adobe Illustrator | 有料 | インストール型 | Win/Mac | ― | プロ品質のデザインを追求したい人 |
無料と有料の名刺作成ソフト|何が違う?
名刺作成ソフトには無料と有料があります。どちらを選ぶかは「どんな名刺を作りたいか」によって異なります。以下の比較表を参考にしてください。
| 比較項目 | 無料ソフト | 有料ソフト |
|---|---|---|
| テンプレート数 | 数十点〜10万点以上(ソフトにより異なる) | 1,000点以上が多い |
| デザイン自由度 | やや制限あり | 高い |
| フォント種類 | 少なめ | 豊富(和文フォント収録も多い) |
| トンボ(とんぼ)印刷 | 非対応が多い | 対応していることが多い |
| コスト | 0円〜 | 3,000〜7,000円程度 |
| こんな人向け | 少量・試しに作りたい人 | ビジネス本番・品質重視の人 |
個人用・副業用など少量だけ作りたい場合は無料ソフトで十分対応できます。一方、ビジネスの本番用として大量に作る・印刷会社への入稿を前提にする・デザインにこだわりたいという場合は有料ソフトへの移行を検討しましょう。まず無料ソフトで試し、物足りなさを感じたら有料に移行するのが一般的な流れです。
※トンボとは、印刷会社が断裁位置を把握するためのガイドマークのことです。印刷会社への入稿を想定している場合は、トンボ対応の有無を確認しておきましょう。
名刺作成ソフトの選び方|3つのポイント
ソフトの種類が多く迷ってしまいがちですが、以下の3つのポイントを順に確認するだけで、自分に合ったソフトが絞り込めます。
①目的に合わせてタイプを選ぶ
記事冒頭のフローチャートを参考に、まず「ブラウザ完結型」「インストール型」「印刷一体型」「Office活用型」の4タイプから自分に合うものを選びましょう。インストール不要で手軽に始めたいならブラウザ完結型、自宅プリンターでの印刷と連動させたいならインストール型が向いています。
②テンプレートの種類・デザインテイストをチェック
テンプレートはソフトによってデザインの傾向が大きく異なります。ビジネス向けのスタイリッシュなもの、おしゃれでポップなもの、シンプルなものなど、業種や渡す相手のイメージに合ったテンプレートが揃っているかを事前に確認しておきましょう。テンプレート数の目安としては、100点未満だと選択肢が限られ、300〜500点あれば十分、1,000点以上なら選択に困らないと覚えておくと便利です。
おしゃれなテンプレートの選び方や業種別のデザイン事例については、以下の記事も参考にしてください。
③対応OS・動作環境を必ず確認する
ソフトによってWindows専用・Mac対応・ブラウザで動くタイプなど、動作環境が異なります。購入後に「自分のパソコンで動かなかった」というトラブルを防ぐために、対応OSは必ず確認してください。スマホでも作業したい方は、スマホアプリに対応しているブラウザ完結型ソフトを選ぶのがおすすめです。
【無料】名刺作成ソフトおすすめ6選
まずは無料で使える名刺作成ソフトを6つご紹介します。いずれも基本的な名刺作成には十分な機能を備えており、はじめて名刺を自作する方にも安心して使えるソフトを厳選しました。
①Canva(キャンバ)-デザイン初心者に最もおすすめ
Canvaは、10万点以上のテンプレートを無料で利用できるブラウザ完結型のデザインツールです。直感的な操作性が高く評価されており、ドラッグ&ドロップで文字・画像・ロゴを自由に配置できます。パソコンだけでなくスマホアプリからも利用でき、場所を選ばずデザイン作業を進められます。
Canvaのポイント
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GOOD:テンプレートが10万点以上と圧倒的に豊富。業種・テイスト問わず見つかる
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GOOD:ブラウザで完結するためインストール不要。スマホからも利用できる
-
MORE:一部の高品質テンプレートや素材は有料プラン(Canva Pro)のみ
| 料金 | 無料〜(Canva Pro:月額1,500円程度) |
|---|---|
| 対応OS | Windows/Mac/iOS/Android |
| テンプレート数 | 10万点以上 |
| こんな人におすすめ | デザイン初心者・おしゃれな名刺を無料で作りたい人 |
②Adobe Express(アドビエクスプレス)-Adobeブランドの本格デザイン
Adobe Expressは、Adobeが提供するブラウザ完結型のデザインツールです。ビジネス用途に適したスタイリッシュなテンプレートが数万点以上揃っており、ロゴや画像の挿入・フォントのカスタマイズなども直感的に操作できます。Adobeの他ツール(PhotoshopやIllustratorなど)との連携もスムーズです。
Adobe Expressのポイント
-
GOOD:Adobeブランドならではの洗練されたテンプレートが揃い、ビジネス名刺に最適
-
GOOD:無料プランでも基本機能は十分。ブラウザとスマホアプリの両方で利用できる
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MORE:全機能を使うには有料プランへの移行が必要
| 料金 | 無料〜(Adobe Expressプレミアム:月額1,380円程度) |
|---|---|
| 対応OS | Windows/Mac/iOS/Android |
| テンプレート数 | 数万点以上 |
| こんな人におすすめ | ビジネス用途・Adobeツールをすでに使っている人 |
③ラベル屋さん-自宅プリンターで印刷したい人に最適
ラベル屋さんは、エーワンが提供する無料の名刺・ラベル作成ソフトです。Web版はブラウザ上で利用できるためインストール不要で手軽に始められます。エーワン製の名刺用紙と完全に連動しており、品番を選ぶだけで印刷位置の設定が完了するため、ズレが起きにくいのが最大の強みです。
ラベル屋さんのポイント
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GOOD:テンプレートが5,000点以上と豊富。多国語テンプレートも用意されている
-
GOOD:エーワン製用紙と連動しているため、自宅プリンターでもきれいに印刷できる
-
MORE:エーワン製以外の用紙では印刷位置がずれる場合がある
| 料金 | 無料(用紙は別途購入) |
|---|---|
| 対応OS | Windows/Mac(Web版はブラウザ) |
| テンプレート数 | 5,000点以上 |
| こんな人におすすめ | エーワン製用紙で自宅印刷したい人 |
④らくちんプリント3.0(エレコム)-エレコム用紙と組み合わせてすぐ印刷
らくちんプリント3.0は、エレコムが提供する無料の名刺・ラベル作成ソフトです。Web版とインストール版の両方が用意されており、エレコム製の名刺用紙と連動しているため用紙サイズの設定が不要で、そのまま印刷を開始できます。操作画面がシンプルで、パソコン操作に不慣れな方にも扱いやすいのが特徴です。
らくちんプリント3.0のポイント
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GOOD:無料で使える。Web版はインストール不要ですぐに始められる
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GOOD:エレコム製用紙と連動しており、自宅プリンターでの印刷ズレが起きにくい
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MORE:エレコム製以外の用紙には対応していない
| 料金 | 無料(用紙は別途購入) |
|---|---|
| 対応OS | Windows/Mac/iOS/Android(Web版はブラウザ) |
| テンプレート数 | 随時追加 |
| こんな人におすすめ | エレコム製用紙で自宅印刷したい人・シンプルな操作を重視する人 |
⑤グラフィック-デザインから印刷注文まで一括で完結
グラフィックは、印刷会社が提供するオンラインデザインツールです。テンプレートを使って名刺をデザインしたあと、そのままグラフィックへ入稿・印刷注文まで一括でできるのが大きな特徴です。仕上がりのクオリティが高く、ビジネス本番の名刺にも安心して使えます。
グラフィックのポイント
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GOOD:デザインから印刷・納品までワンストップ。自宅プリンターが不要
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GOOD:印刷品質が高く、ビジネスシーンでも安心して使える仕上がり
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MORE:印刷費が別途かかる。納品まで数日〜1週間かかる場合がある
| 料金 | デザインツール無料(印刷費用は別途) |
|---|---|
| 対応OS | ブラウザ(OS不問) |
| テンプレート数 | 多数 |
| こんな人におすすめ | デザインから印刷まで手間なく一括で依頼したい人 |
⑥Microsoft Word(ワード)-Office契約者は追加費用ゼロ
Microsoft 365(旧Office)を契約していれば、追加費用ゼロ・使い慣れた操作環境のままWordで名刺を作れます。Microsoft公式サイトから名刺用テンプレートを無料でダウンロードして使うのが一般的な手順です。デザインの自由度は専用ツールより低めですが、シンプルなビジネス名刺であれば十分な仕上がりになります。
Wordでの名刺作成で必要な「差し込み文書の設定・A4用紙への10枚印刷・テンプレートの活用法」については、専用記事で詳しく解説しています。
Microsoft Wordのポイント
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GOOD:Office契約者は追加費用ゼロ。新しいソフトを覚える必要がない
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GOOD:Microsoft公式サイトから名刺テンプレートを無料でダウンロードできる
-
MORE:デザインの自由度はブラウザ完結型より低め。差し込み文書の設定が必要
| 料金 | 無料(Microsoft 365契約者) |
|---|---|
| 対応OS | Windows/Mac |
| テンプレート数 | 数十点〜(公式サイトから追加ダウンロード可) |
| こんな人におすすめ | 新しいソフトを導入せずに手軽に作りたい人 |
【有料】名刺作成ソフトおすすめ2選
より本格的な名刺を作りたい方や、印刷会社への入稿を前提とした高品質データが必要な方には有料ソフトがおすすめです。有料ソフトはテンプレートの豊富さ・フォントの多さ・トンボ印刷への対応など、無料ソフトでは補えない機能を備えています。
①フォト名刺倶楽部7 Pro-1,000点以上のテンプレートで選択肢が豊富
フォト名刺倶楽部7 Proは、メディアナビが提供する有料の名刺作成ソフトです。Pro版ではビジネス向けテンプレートを中心に1,000点以上が収録されており、業種・テイスト問わず自分に合ったデザインを見つけやすい点が最大の強みです。QRコード作成・ロゴ作成・トンボ印刷機能も搭載しており、印刷会社への入稿データも作成できます。
フォト名刺倶楽部7 Proのポイント
-
GOOD:Pro版はテンプレート1,000点以上。QRコード作成・トンボ印刷にも対応
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GOOD:写真付き名刺にも対応。フォトカードのような個性的な名刺も作れる
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MORE:Windows専用のためMacユーザーは利用できない
| 料金 | 有料(パッケージ版・ダウンロード版) |
|---|---|
| 対応OS | Windows |
| テンプレート数 | 1,000点以上(Pro版) |
| こんな人におすすめ | テンプレートを豊富に選びたい・写真入り名刺を作りたい人 |
②Adobe Illustrator-プロ品質のデザインを追求したい人向け
Adobe Illustratorは、多くのプロデザイナーが愛用する高機能なベクター(vector:拡大縮小しても画質が劣化しない形式)編集ソフトです。デザインの自由度はすべてのソフトの中でトップクラスで、印刷用の高解像度データ出力やトンボ印刷にも完全対応しています。印刷会社への入稿を前提とした本格的な名刺を作りたい方に最適です。
Adobe Illustratorのポイント
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GOOD:デザインの自由度が圧倒的に高く、細部までこだわったオリジナル名刺を作れる
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GOOD:トンボ印刷・高解像度データ出力に対応。印刷会社への入稿に最適
-
MORE:月額サブスクリプション制でコストが継続的にかかる。操作習得にも時間が必要
| 料金 | 月額2,728円〜(Adobe Creative Cloud) |
|---|---|
| 対応OS | Windows/Mac |
| テンプレート数 | ―(テンプレートなし・ゼロからデザイン) |
| こんな人におすすめ | デザインを徹底的に作り込みたい人・印刷入稿向けデータを用意したい人 |
パソコンで名刺を作る基本的な流れ
ソフトが決まったら、実際の作業に入りましょう。名刺作成はツールに関わらず以下の流れで進みます。
①名刺に載せる情報を準備する(氏名・会社名・役職・電話番号・メールアドレス・URLなど)
②ソフト・タイプを選ぶ(本記事のフローチャートを参照)
③テンプレートを選んでデザインを作成する
④誤字・脱字・レイアウトを確認してデータを保存する
⑤自宅プリンターで印刷、または印刷会社へデータを入稿する
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名刺を自分で作る方法4選|ツール選びから印刷まで完全解説
名刺作成ソフトに関するよくある疑問(FAQ)
- エクセル(Excel)でも名刺は作れますか?
作れますが、デザインの自由度やテンプレートの種類に限界があります。Excelは表計算ソフトのため、フォントの配置や細かいデザイン調整がしにくく、印刷位置がずれやすいデメリットもあります。無料で使えるCanvaやラベル屋さんなどの専用ツールの方が操作が直感的で仕上がりもきれいです。
- スマホだけで名刺を作ることはできますか?
CanvaやAdobe Expressはスマホアプリからも利用できるため、スマホだけで名刺を作ることは可能です。ただし細かいデザインの調整や文字の入力はパソコンの方が作業しやすく、仕上がりの品質も高くなりやすい傾向があります。
- 無料ソフトで作った名刺を印刷会社に入稿できますか?
ソフトによって異なります。CanvaなどはPDF形式での書き出しに対応しており、印刷会社への入稿に使えることが多いです。ただし印刷会社によってはトンボが付いたデータを必須とする場合があります。入稿前に各社のデータ入稿ガイドラインを必ず確認してください。
まとめ|自分に合った名刺作成ソフトを選ぼう
名刺作成ソフトは、目的や環境に合ったものを選ぶことが大切です。選び方の3ポイントを振り返っておきましょう。
・目的に合わせてタイプを選ぶ(ブラウザ完結型・インストール型・印刷一体型・Office活用型)
・テンプレートの種類・デザインテイストが自分のイメージに合っているか確認する
・対応OS・動作環境を購入・使用前に必ず確認する
まずは無料ソフトで試してみて、物足りなさを感じたら有料ソフトへの移行を検討するのがおすすめです




