メールアドレスの決め方のコツを紹介!シーン別の例やポイントも
メールアドレスは1度作ったら、基本的には何年も使い続けます。そのため後悔がないよう、しっかりポイントをおさえて決めておきたいところですよね。
利用シーンごとにもどういったメールアドレスが適しているかが異なったりもするため、余計に迷うこともあるでしょう。
この記事では、プライベートやビジネスなど、各シーンごとにどのようにメールアドレスを決めるとよいかのコツやポイントを紹介します。
ご自身でメールアドレスを作成する際の参考にしていただけると幸いです。
シーン別!アドレスを決めるときのポイント
ビジネスやプライベートなど、シーンごとにどのようなメールアドレスにするべきでしょうか?以下、シーン別にメールアドレスを決めるときにおさえておきたいポイントを紹介します。
ビジネスで使うとき編
ビジネスで使う場合は、やはりお客様や取引先にみせて恥ずかしくないメールアドレスを作成します。基本的にはプライベート用のように、「遊び」の要素は入れません。
ビジネス用として最も一般的なのは、個人名・屋号・会社名を使うパターンです。以下のように、「何を表現しているのか」が一目で相手に伝わるようなメールアドレスにします。
フリーランスの方は以下のように自分の職種を入れて、相手に「どんな人か」イメージしてもらいやすくするのも手です。
アカウント名がすでに使われている場合は、以下のように社員番号などの数字を入れる方法もあります。
数字をいれるときは相手が覚えにくくならないように、できるだけ短くまとめるようにしましょう。
なお自分の仕事にちなんでいるなどの理由で、ビジネス用でも遊びの要素を入れる場合もあります。
たとえば「playgolf_everyweek@ドメイン名」といったメールアドレスにすれば、ゴルフ好きの取引先などから覚えてもらいやすいでしょう。ゴルフのお誘いが来て、新しい関係性ができるかもしれません。
一方で相手に「プライベート用を仕事に使っている?」と思われるリスクもあります。ビジネスで遊びの要素を入れる際は、慎重に検討しましょう。
就職活動で使うとき編
就職活動で使うメールアドレスは、シンプルに自分の名前を入れて作るのが無難です。奇抜な言葉を入れるのは避け、以下のように相手に分かりやすいようにします。
数字を入れる場合は、相手が覚え辛くならないように、できるだけ短くおさえるようにしましょう。長過ぎると、入力するのも手間がかかります。
プライベートで使うとき編
プライベートで使うものは、ビジネス用や就活用のような制約はありません。自分にとって使いやすいもの、飽きないものをつけてみましょう。
以下、いくつか例をあげるので参考にして下さい
まず、仕事用と同じようにシンプルに名前を使うパターンです。自分の名前なので、飽きることもありません。
子供やペットの名前を入れて、愛着を感じられるようにするのも手です。
以下のように、自分の趣味や好きな食べ物を含める方法もあります。そうすれば、自分のアピールにもなるでしょう。
プライベート用は、このように自由に決められます。長く使い続けるものなので、3年後・5年後も後悔のないメールアドレスを作りましょう。
おまけ:ちょっとおしゃれに!編
アイデア次第で、おしゃれなメールアドレスを作ることもできます。たとえば以下のように、字面の美しい海外の言葉を使うのも手です。
Google翻訳などを使えば、簡単に目的の言語に訳せます。気になる文字列があれば、まずは翻訳してみて字面がきれいかチェックしてみるとよいでしょう。
その他、以下のようにかわいらしい顔文字を使うのもおしゃれで、相手の印象に残りやすいかもしれません。
メールアドレスを作るときの注意点
利用シーンに限らず、メールアドレスを作るときは共通する注意点があります。この項では、主な注意点を紹介するので参考にしてみて下さい。
使えない文字がある
メールアドレスに使える文字列は、半角英数字と一部の記号です。もちろん日本語や全角文字は使えません。またサービスによって使える記号が制限される可能性もあります。使えることが多い記号は以下の通りです。
- 「-」(ハイフン)
- 「_」(アンダーバー)
- 「.」(ピリオド)
記号を使いたい場合は、サービスを契約する前に何が使えるかチェックするとよいでしょう。サービスによっては「『-(ハイフン)』しか使えない」といったこともあります。
できるだけ分かりやすく打ち込みやすいメールアドレスにする
長過ぎたり記号を多用し過ぎたりすると、自分でも覚えにくくなってしまうでしょう。また、メールを送るときにメールアドレスが長過ぎると打ち込むのが大変です。打ち込みミスで、メールが届かないこともあるかもしれません。
そういった不便がないように、できるだけわかりやすく打ち込みやすいメールアドレスを作るようにしましょう。分かりやすい方が、ビジネスなどで相手の印象も良くなるかもしれません。
今後長く使い続けることを意識して作る
メールアドレスは1度作ったら、基本的に長く使い続けることになります。人によっては一生使い続ける場合もあるでしょう。
そのため後悔がないように、慎重に決めましょう。
たとえば、そのときだけに流行っているものを入れるのはあまりおすすめできません。そのものに強い愛着があればよいですが、流行りはいつか廃れるもの。流行が過ぎ去ったときに、流行おくれの言葉が入ったメールアドレスを使っていると、「変えたいなぁ…」感じる可能性もあります。
また、そのときのノリで奇抜なメールアドレスを作ってしまうのも注意が必要です。あとで冷静になって考えてみて、後悔する可能性が高くなります。
メールアドレスで使うドメインを検索する
迷惑メールが届きにくいアドレスは作れる?
迷惑メールがたくさん受信箱へ届き、煩わしいと感じている人は少なくないでしょう。「迷惑メール白書2021」によると、2021年3月度における国内ISPが扱う国内発着メールのうちなんと45%(※1)ものメールがが迷惑メールだったとのことです。
受信箱の邪魔になる迷惑メールを、「受け取りたくない」と考えるのは自然でしょう。
作り方を工夫することで、迷惑メールが届きにくいよう対策することは可能です。迷惑メールを完全に遮断するのは難しいですが、対策しない場合に比べ減らせる可能性があります。
以下、実際にどんな対策があるかみていきましょう。
最低でも10文字以上にしてみる
迷惑メールの送信業者は、短い単語などを組み合わせて総当たりでメールを送り付ける場合があります。「下手な鉄砲も数撃てば当たる」の原理で、ランダムに迷惑メールを送り付けるわけです。
この方法では、より短いメールアドレスの方が迷惑メールは届きやすいことになります。どうしても迷惑メールを避けたいときは、@前の文字列を最低でも10文字以上にしてみましょう。
ただし、長くなればなるほどシンプルではなくなり覚えにくくもなります。メールアドレスの分かりやすさか、迷惑メールを予防するかどちらを優先するか決める必要があるでしょう。
記号・数字・アルファベットをまぜてみる
ランダムに送り付ける方法では、よりシンプルな方が迷惑メールは届いてしまいやすくなります。迷惑メールをどうしても避けたいときは、以下のように記号・数字・アルファベット全てを織り交ぜて決めるとよいでしょう。
個人情報は絶対に入れない!
メールアドレスに、以下のように電話番号や生年月日といった個人情報を入れるのは避けましょう。
この方が覚えやすいですが、結果的に個人情報を外部に漏らしていることになるからです。個人情報が分からない(推測されない)文字列にしましょう。