【徹底解説】noteって何?ブログとの違いと収益化方法

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クリエイター向けのプラットフォームとして人気を集めている「note」。
多くの著名人が参入し、話題を呼ぶ記事も数多く投稿されています。

ブログとは違った特徴を持つnoteについて、ブログとの違いからメリット・デメリットについてまで解説します。

noteとは?他のブログと何が違う?

最近、話題になる記事の多くが「note」というサービスに掲載されていることに、お気づきの人もいるかと思います。

noteは2014年にサービスを開始した、コンテンツ配信用のプラットフォームです。
運営はnote株式会社。

日本企業が運営している国産のサービスですが、2010年代中盤にポスト・ブログとして世界的に注目を集めたMediumというサービスの強い影響のもとで登場したサービスのひとつです。

noteは一見、普通のブログサービスのように見えますが、実は特徴的な機能を数多く備えていて、そのことで多くのユーザー、特にコンテンツを発表するクリエイターサイドからの熱い支持を集めるに至っています。

その特徴を挙げるなら、以下の3点に集約されるでしょう。

  • ファンからの直接課金モデル

    noteの最大の特徴が、コンテンツの対価をファンから集める直接課金モデルを採用していることです。

    ブログをはじめとするこれまでのウェブサイトは、バナー広告を表示したり、アフィリエイトで商品を紹介することで収益を稼ぐ広告型のモデルでしたが、noteでは読者が読みたい記事を購入したり、ファンがクリエイターを金銭的に支援することによって収益が発生する形態となっています。

  • 決済手段と紐付いたユーザーアカウント

    noteのユーザーアカウントには決済手段としてクレジットカード、入金先として銀行口座の登録が紐付けられています。

    これによりユーザー間では、購入ボタンをクリックするだけでコンテンツの料金が支払われます。

    デジタルコンテンツの課金は決済の手間をいかに簡略化するかが鍵となりますが、noteではユーザーアカウントに決済や入金のシステムが直結しているため、コンテンツの売買が極めてスムーズ。

    これまであまり行われてこなかった少額の売り買いが活発に行われています

  • 入力と出力が一致したUI

    noteでは、文字入力の画面がそのまま出力画面となるWYSIWYG(What You See Is What You Get:見たままが得られる)を実現したユーザーインタフェース(UI)を採用しています。

    従来のウェブサイトでは、書き手がテキストやコードを入力する画面と、読者が完成品として目にする出力先の画面が分離していましたが、noteでは両者は見た目上、同一となっています。

    そのため紙に文字を書くような、人間本来の感覚に近い操作感でテキスト入力が行えます。

これらの特徴は、従来のブログに対する機能的な不満を解決するものでした。

まず、ユーザー間の課金システムが整備されたことで、多くの著名人やクリエイターがnoteに参入しました。
熱量の多いファンを持つ彼らにとって、アフィリエイトやアドセンスといった広告モデルは必ずしも効率的ではなく、有料のコンテンツで直接ファンから収益を集められるプラットフォームの方が、利益を上げやすいからです。

また、noteのWYSIWYGなユーザーインタフェースは、記事作成の敷居を大きく下げました。

ブログも従来のサイトと比べて更新が簡単であることが強みとされてきましたが、記事の段組みや画像配置の乱れを防ぐために、HTMLを編集しなければならない場面が多くあります。

その点、noteはソースコードの編集を一切行わずに、完璧なルックスの記事を作成できます
これはTwitterやInstagramといったHTMLの編集機能のないSNSを使い慣れている層にとっては自然に受け入れられたようです。

noteの収益化の方法

noteの特徴は、クリエイターがユーザーからの直接課金によって収益を得られるところにあり、その課金方法については様々なものが用意されています。

ここではnoteを特徴付ける5つの収益化の仕組みについて確認してみましょう。

有料記事

noteでは記事単品を有料にして販売することができます。
記事の途中までを無料公開、続きを有料にすることもできますし、記事全文を有料にすることもできます。

1記事の価格は100円から1万円の間で自由に設定可能で、有料会員になると最大5万円まで設定できるようになります。

とはいえ、実際にnoteで販売されている記事のほとんどが1記事500円以下に設定されているようです。

有料マガジン

noteでは公開した記事をひとまとめにし、「マガジン」としてパッケージで扱うことができます。

マガジン単位で新たに値段を設定し、記事をまとめ売りすることも可能です。
その場合、記事単品をバラバラに買うよりも、マガジンで一度に買った方が得になる価格設定にすれば、読者はより購入しやすくなるでしょう。

定期購読マガジン

毎月決まった料金を支払うことで、常に最新のマガジンを読めるのが「定期購読マガジン」です。

購買するとその月にマガジンに追加された新着記事と、マガジン内の過去記事の全てが読めるようになります。

雑誌の気に入った連載を毎月読むように、進行中の記事を追いかけながら読むための機能です。

サークル

note内でファンコミュニティを運営する機能です。
サークルの会員はnoteが用意した掲示板を通じて、会員間の交流を図れます。

また、月額料金が異なる最大3つのプランがあり、それぞれに金額に応じた会員向け特典が用意されています。

会員はプランを選ぶことで、サークルへの関与の度合いを選択できます。
プランの金額設定は最大で1万円となっています。

クリエイターサポート

noteをコンテンツ発表の場としているクリエイターを金銭的に支援する機能です。
記事やマガジンへの課金とは別に、クリエイターの活動をサポートするという名目で、任意の金額をクリエイターに対して支払うことができます。

サポート可能な金額は最大1万円で、クリエイターはそれに対してお礼のメッセージを送ることができます。
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noteの有料記事は500円以下が相場なので、有料記事の単品販売だけでは小規模な成果に留まりますが、定期購読マガジンやサークルといった月額料金制の機能を活用すれば、継続的で成長性の高いビジネスを展開できます。

特にサークルは、会員が選択したプランによって課金額が変わるため、熱心なファンを多く抱えるクリエイターほど収益が大きくなります。

オンラインサロンのようなファンコミュニティの運営に向いている機能といえるでしょう。

noteの基本的な使い方

それではnoteの実際の使い方について見ていきましょう。

noteの操作方法は、一般的なブログとほとんど同じで、ユーザーインタフェースも洗練されているので、初めての利用でも戸惑うようなことはないはずです。

ただし、有料記事の設定には、注意が必要で、noteでは記事の途中に有料部分への切り替え地点を設けるペイウォール方式を採用しています。

ペイウォールの設置場所は書き手が自由に選べるので、続きを読みたくなるような記述の後に、有料への切り替えを配置するといった手法が有効です。

ここでは、noteのアカウントの作成方法と、無料と有料それぞれの記事を公開する手順、有料記事から得た収益の振込先となる金融機関の登録方法を解説していきます。

noteのアカウントを作成する

noteのトップページを開いて、アカウントを作成しましょう。
必要な入力内容は、クリエイター名、note ID、メールアドレス、パスワードですが、Twitterのアカウントを使って登録することもできます。

初回のみ、Twitterとの連携を促すダイアログが表示されます。
Twitterでフォローしているユーザーがnoteを利用している場合、見つけ出すことが可能です。連携が不要な場合は「キャンセル」をクリックします。

興味のあるジャンルを選択して「次へ」をクリック、選んだジャンルからおすすめのクリエイターが紹介されます。
特に紹介は不要という場合は「スキップ」を選択しましょう。

選択したジャンルのおすすめのクリエイターが一覧で表示されますので、興味のあるユーザーがいたら「フォロー」をクリックしましょう。

選択したジャンルに関連したおすすめのマガジンが紹介されますので、興味があるマガジンはフォローしてみましょう。
最後に「noteをはじめる」をクリックします。

noteへのログインが行われ、トップ画面が開きます。初回起動時のダイアログはそのまま進めて終了させましょう。

最初に登録したメールアドレスに、確認のメールが送られてきます。
メール内の「本登録を完了する」ボタンをクリックすれば、noteのアカウント登録は完了です。

noteのプロフィールを作成する

noteにログインして右上のアイコンをクリック、表示されたメニューの一番上にあるクリエイター名をクリックします。

クリエイターページが表示されます。右上の「設定」ボタンをクリックしましょう。

プロフィールページの設定画面が表示されますので、アイコンやヘッダー画像、自己紹介などを入力しましょう。

最初に設定したクリエイター名を変更できるほか、Twitterやオンラインストアとの連携もここで設定が可能です。

noteで無料記事を投稿する

右上の「投稿」ボタンをクリックすると、作成する記事形式を選ぶメニューが表示されます。ここでは「テキスト」を選択します。

テキストの入力画面が表示されますので、ヘッダー画像、タイトル、本文を入力して、記事を作成していきましょう。

文章に装飾を加えたい場合には、文字をドラックして選択しましょう。
メニューが表示され、見出し、太字、中央寄せ、リンク、引用といった処理が行なえ、「code」では、プログラムのソースコードをシンタックスハイライトで表示できます。

記事を作成したら、右上の「公開設定」をクリックします。
なお、未完成の場合は「下書き保存」をクリックすることで、書きかけの状態のまま未公開で保存しておくことも可能です。

公開設定の画面が表示されますので、ハッシュタグと販売設定を入力しましょう。
ここでは販売設定で「無料」を選択し、「公開」ボタンをクリックします。

記事の公開が完了しました。この記事は無料なので、誰でも自由に閲覧することができます。

noteで有料記事を投稿する

記事の公開設定の画面で販売設定の「有料」を選択、「価格」に記事の料金を指定します。

「返金設定」では、記事の購入後の返金の受付の可否を選択できますので、設定が完了したら「有料エリア設定」をクリックしましょう。

「ラインをこの場所に変更」を移動させて、無料エリアと有料エリアの境界線(ペイウォール)の位置を決定します。

指定した箇所に「このラインより上のエリアが無料で表示されます」と表示されたら、右上の「公開」をクリックしましょう。

記事が有料で公開されました。

記事の冒頭は無料で読むことができますが、ペイウォール以降の部分はnoteでユーザー登録を行った上で、書き手が指定した料金を支払わないと読むことができません。

なお、ペイウォールは記事の先頭に設定することも可能で、その場合は料金を払わないと一文字も読むことができなくなります。

記事の収益の支払先を設定する

noteの右上のアイコンをクリックしてメニューを開き、「アカウント設定」をクリックします。

アカウント設定の左メニューの中から「お支払先」を開きます。
ここで代金の振込先となる金融機関の情報を入力、振込みは売上が発生した月の月末に行われます。

noteのデメリット

noteは有料コンテンツの収益化を、効率よく行うことに特化したプラットフォームですが、その効率化の過程で意図的に切り捨てられた機能も少なくありません。

人によっては自由なメディア運営が制限されているようで、不満を感じる部分もあるでしょう。noteのデメリットとしては以下のような項目が挙げられます。

デザインの変更ができない

noteでは基本的にデザインを変更できません
背景もフォントもボタンもすべて初期設定で固定されています。

タイトルの場所やカラムの配置にも選択肢はなく、一方的に指定された所与の状態でしか利用できません。

ビジュアル面で表現にこだわる余地があるのは、トップ画面や記事の冒頭に配置されるバナー、ユーザーアカウントに使われるアイコンくらいのものです。

コードの一括処理ができない

noteにはHTMLをはじめとするソースコードを表示する機能がありません
そのため検索や置換による一括処理が行えなくなっています。

例えば、記事中に大量の画像を挿入する際、HTMLであればサイズや枠線などの設定を、エディタの置換機能を使ってまとめて変更できますが、noteの設定はすべてマウスからの操作になるので、項目ごとにひとつひとつ手作業で変更しなければなりません。

初心者に合わせて操作の敷居が低くなっている分、上級者が求める高度な処理はできなくなっています。

バナー広告やアフィリエイトを掲載できない

noteにはバナー広告を掲載できません
Googleアドセンスも利用不可です。またアフィリエイトについては、Amazonアソシエイトのみが例外的に認められていますが、それ以外の事業者については全て禁止となっています。

楽天市場やYahoo!ショッピングのようなモール型、A8.netのようなASP型、いずれの形態のアフィリエイトも利用できません。

独自ドメインの利用が難しい(月額5万円)

noteで独自ドメインを利用するには、企業向けの「note pro」を契約しなければなりませんが、月額5万円とかなり高額な料金が設定されています。

note proではダッシュボードの高機能化やブランドカラーの導入など、通常版のnoteにはない機能が追加されますが、月額料金を考えると個人用途での導入は難しいでしょう。

以上が、noteを利用する上で覚えておきたいデメリットです。

ある程度パソコンに習熟している人は、デザインの変更ができなかったり、ソースコードの編集が行えなかったりするのを不便に感じるかもしれませんが、これはクリエイターがパッケージに気を取られることなくコンテンツの制作に専念できるよう、意図的に省かれた機能です。

サイトを細部まで自分色に染め上げたいという人には向いていませんが、デザインやプログラミングに自信がないからブログを始められないという人にとって、記事の内容だけで勝負できるnoteは願ってもない環境でしょう。

noteで露出を強化しフォロワーを増やすには?

noteで難しいのは、露出を強化してフォロワーを増やすことです。
noteはマネタイズの機能に優れている一方で、サービス自体に集客を促す機能が少なく、note単体の運用ではほとんどPVを得ることができません。

noteで集客をするためには、導線の役割を果たす外部のサービスが必要になります。

noteの導線として最も強力なのは、TwitterやInstagramなどのSNSでしょう。
これらのSNSの運用は、単に集客に役立つだけでなく、書き手の個性を周知させることで、記事やマガジンの購買を促進する効果もあります。

SNSで話題になることで、どんな人物なのか、何を書けるのかを周囲に知らしめ、書き手としてのキャラクターを確立。
そこからファンをnoteに誘導してマネタイズするという一連の流れを生み出すことができるのです。

もう一つ、集客のための強力な手法が検索エンジンです。
noteはSEOに強いサービスで、2019年にサービス全体のドメインを「note.mu」から「note.com」に移行した効果もあり、Google検索で上位に表示されやすくなっています。

ただし、noteの記事が上位表示されやすいのはスモールワードをターゲットにした場合のみです。
ビックワードではnote内部で競争が起きることから、カニバリゼーション(食い合い)が発生します。

Google検索では、ひとつのドメイン下で表示される記事数に制限があり、例えば「SEO」のようなビックワードで上位表示されるのは、note全体の中から2記事程度。

どんなにいい記事を書いてもnoteの枠は2記事しかないため、noteのドメイン下にある以上は、サービス内部でその数少ない枠を争うしかありません。
noteでGoogle検索の上位を狙うのであれば、note内に競合する記事のないスモールワードを軸に記事を作るようにしましょう。

ブログに向いている人、noteに向いている人

ブログとnoteの間には明確な優劣はなく、書き手のタイプによって適性が決まります。
これまで見てきた両者の特徴から、ブログに向いている人、noteに向いている人について、考えてみましょう。

ブログに向いている人

ブログに向いているのは、書き手自身よりもコンテンツを読者に提示したいタイプの人でしょう。

初期のブログは書き手のキャラクターを強くアピールするメディアであり、多くの有名ブロガーを輩出しましたが、現在その座は各種SNSやnoteに取って代わられています。

現在のブログは、強力なSEOの効果により、コンテンツを効率良く検索エンジンの検索結果の上位に送り込めるメディアとして支持されており、書き手自身についてとやかく書くよりも、ユーザーが求める情報を分かりやすく提供することに興味のある人が選ぶべき媒体となっています。

noteに向いている人

noteに向いているのは、個人を前面に押し出したコンテンツを作りたいタイプの人です。

noteはサービスの理念としてクリエイターファーストを標榜しており、プロの作家も数多く参加していることから、作り手が自身をブランディングする媒体としての実績があります。

また、noteのマネタイズにおいては、定期購読マガジンが重要になりますが、書き手のパーソナリティが見えない匿名性の高いコンテンツでは、なかなか定期購読には至りません

書き手の素顔や個人情報まで公開する必要はありませんが、プロフィールやパーソナリティをある程度、読者と共有した上でのコンテンツ制作に興味があるなら、noteはうってつけの媒体です。

まとめ

今回はnoteの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。
noteの新しさは、従来の広告モデルとは異なる、ユーザーからの直接課金による収益化の仕組みを確立したことにあります。

それにともないウェブのクリエイティブのトレンドにも変化の兆しがあり、検索エンジン最適化(SEO)による、広告ターゲット層の流入を重視するコンテンツから、ユーザーへの価値提供を重視するコンテンツへと、パラダイムの転換が起きつつあると言えるかもしれません。

noteやMediumに影響を受けた直接課金型のサービスは、ほかにも登場してきています。
ブログやSNSの後継となる、ウェブの新潮流を形成しつつあるサービスなので、ぜひとも使ってみてください。

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このサイトの管理人
泉 賢

GMOインターネット株式会社お名前.com事業部所属。
お名前.comのドメインに関するマーケティング業務を担当し、現在はオウンドメディアサイト運営を中心に活動中。

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