ホームページ関連の用語20選!基礎からウェブ制作を勉強しよう

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ホームページを制作する際には、さまざまある専門用語について理解を深めることが大切です。

ホームページやブログのウェブ制作業務の中には、ウェブ関連のいろいろな専門用語が登場するため、初心者にとっては逐一つまずいてしまうことも少なくありません。

前もって基礎となる用語をチェックしておけば、説明が理解できずに制作が進まない……という事態も避けられます。

今回は、ホームページに関する20個の用語を、意味や概念の考え方と一緒に解説していきます。

ホームページ制作に関する基礎を押さえて、ウェブ制作スキル・知識を高めていきましょう。

そもそも「ホームページ」とは?サイト・ブログ等類似用語との違い

ホームページ制作を始める際には、そもそも「ホームページ」とは何なのかという基礎を押さえておきたいところです。

インターネットが普及した現代では、多くの組織や個人がホームページを構えることで、商品やサービスを紹介したり、有益な情報を発信したり、ユーザー同士で交流する場を設けたりしています。

そのためホームページという言葉はすでに当たり前のように使われていますが、改めて意味を問われると、具体的な回答はできない……という人は多いのではないでしょうか。

ほかにも「サイト(ウェブサイト)」や「ブログ」といった類似する言葉が存在し、これらの用語もインターネットでは頻繁に使用されているため、ホームページについて知る際には、サイトやブログとの違いを知ることも大切です。

ここからは、

  • ホームページ
  • サイト(ウェブサイト)
  • ブログ

これらの意味について詳細を解説した上で、違いも合わせて整理していきます。

ホームページ

ホームページは、本来は「家(=ホーム)」となるウェブページのことを指し、元々の意味でいえば、ホームページはブラウザを開いたとき起点となるページを意味しています。

しかし現在は、ホームページは自社の情報を記載するウェブページ、PRする場所といったとらえ方をされているのが一般的です。

また、ホームページは複数あるウェブページの集合体としての意味を持つこともあります。

例えば企業のホームページなら、会社概要や経営理念、沿革、事業内容、お知らせ、採用情報などさまざまなページで構成されますが、これらのページの集合体がホームページになるということです。

サイト(ウェブサイト)

ホームページとよく似た用語の一つに、サイト(ウェブサイト)があります。

サイトはホームページと同じように、ウェブページの集合をまとめて言及するときに使われるのが特徴です。

したがって企業のホームページは、企業ホームページともいわれますし、コーポレートサイト(企業サイト)とも表現されます。

ホームページとウェブサイトという言葉の間には、明確な違いはありません。

ブログ

ホームページやサイトと類似する用語といえば、ブログもあります。

ブログはウェブログが元になって生まれた用語で、ログとは記録や履歴のことを指します。

ブログは、ホームページやウェブサイトと同じように複数のウェブページの集合という点では同じですが、日記のように時系列式にページを追加していくという特徴を持ちます。

大まかな意味ではホームページ・サイトと変わりませんが、頻繁に情報発信をしてページを追加・更新していくホームページ・サイトは、現在はブログと呼ばれる傾向が強くなっています。

ホームページ制作の際に覚えておきたい基本用語

続いて、ホームページ制作の際に覚えておきたい基本用語を紹介していきます。

ピックアップする基本の用語は次のとおりです。

  • サーバー
  • ドメイン
  • SEO
  • キーワード
  • アクセス解析
  • クローラー
  • HTML
  • CSS
  • タグ
  • CMS
  • コンテンツ
  • パンくずリスト
  • ウィジェット
  • CTA
  • コンバージョン
  • SSL
  • ユーザビリティ

これらの用語はホームページ制作の際に欠かさず覚えておきたい用語になります。

意味や概要、使い方をチェックして、ウェブ制作の知識を充実させていきましょう。

サーバー

ホームページは、特定の場所に保管されているデータになります。

このデータを保管しておく場所をサーバーといい、そのサーバーを稼働させるサーバーマシンは、自社もしくはサーバー提供会社などで管理されています。

私たちはインターネット上にあるホームページにアクセスする際に、どこかのサーバーに保管されているホームページのデータを閲覧しているのです。

なお、自社でサーバーマシンを運用するには多くのコストと手間がかかります。

そのためホームページを制作する際には、他社が管理・運用を行うレンタルサーバーを使用するのが一般的です。

ドメイン

ドメインは、インターネット上の住所のようなものです。

インターネット上でホームページにアクセスするためにはURLが必要になりますが、ドメインはそのURLの中で使用されます。

ホームページのURLはhttps://~で始まりますが、https://以降の文字列がドメインにあたる部分です。

レンタルサーバーなどを利用する際には、サーバー会社があらかじめ用意しているドメインが付与されますが、そうなるとサイトのURLがサーバー会社のドメインになってしまいます。

そこでオリジナルのドメイン(=独自ドメイン)が良いときは、別途ドメイン取得サービスを利用して取得手続きを行います

SEO

SEOは、Search Engine Optimizationの略で、直訳すると「検索エンジン最適化」を意味します。

これは簡単に言うと、特定のキーワードで検索したときにホームページやブログが上位に表示されるよう、さまざまな対策を施すことです。

検索結果にホームページが表示されなければ、多くのアクセスを集めることはできません。

そのためホームページ集客にはSEO対策が基本的に必須になります。

キーワード

キーワードとは、SEOの観点から制作したウェブページが検索順位で上位表示されるよう意識して対策するワードのことです。

通常、1語~3語ほどのキーワードで対策をします。

具体的な例を挙げると、ホームページの作り方をレクチャーするサイトを立ち上げるなら、「ホームページ 作り方」などのキーワードを意識しページを作っていくことになります。

その際には、不自然にならないかたちでページ内にキーワードをちりばめることが重要です。

すると、「ホームページ 作り方」でユーザーが検索をしたときに、うまくいけば上位表示されやすくなります。

アクセス解析

アクセス解析とは、ホームページのアクセス数やアクセスの時間帯、よく閲覧されているページなど、アクセスに関するさまざまな統計を取ることです。

または集めた統計データを見ることを指します。

アクセス解析によってユーザーの動きをチェックすることは、アクセスされやすいホームページを作ることに大きく役立ちます。

クローラー

クローラーは、Googleなどの検索エンジンを提供する会社が運用する、各ホームページを自動巡回するプログラムです。

このプログラムは各ホームページでさまざまな情報を集め、検索結果に反映させていきます。

ウェブページは星の数ほどあるため、検索エンジンはこのようにプログラムで自動巡回を行い、検索結果を作っているのです。

HTML

HTML(Hyper Text Markup Language)は、ホームページを作成するために使用するプログラミング言語の一種です。

ウェブページはHTMLを記述することによって構成されており、文字の大きさや太さ、行間や表、画像などはすべてHTMLで指示を書くことによって表現されています。

最近はHTMLをほとんど理解していなくてもホームページ制作は可能ですが、本格的にウェブ制作を実践するなら、HTMLの習得は必須になります。

CSS

CSS(Cascading Style Sheets)は、HTMLによって構成されているウェブページを装飾するために用いられるプログラミング言語です。

ウェブ系の言語を学ぶ際には、初歩としてHTMLとCSSの両方を学ぶところから始めます。

HTMLはホームページの基本構成となる部分を指示しますが、CSSでは装飾やレイアウトなどを指示していくのが特徴です。

CSSを用いることで、本格的でデザイン性のあるホームページの制作が可能になります。

タグ

タグは、HTMLで使用するさまざまな情報表示の命令文になります。

タグによる様々な命令文によってHTMLは構成されています。

例えば、ページ内に大きな見出しを作る際には、

<h2>見出しのタイトル</h2>

といったように記述をします。

タグは、<〇〇></〇〇>といったように半角の山かっこで記述し、閉じるときは</〇〇>というように半角スラッシュが入るのが特徴です。

CMS

CMS(Contents Management System)は、直訳するとコンテンツ管理システムになります。

CMSではHTMLやCSSの知識がなくてもホームページの制作が可能になっており、現在は多くのウェブ制作の場面でCMSが活用されています。

CMSにはさまざまな種類がありますが、最も有名なのはWordPressです。

世界的にもWordPressのシェアは圧倒的に高く、CMS全体で60%以上のシェアを誇ります。

コンテンツ

コンテンツは、ホームページを構成するテキストや画像、あるいはウェブページそのものを指します。

ホームページの質を高めてアクセスアップを目指すには、コンテンツの魅力を高めて充実させる必要があります。

そのためホームページ制作やSEOの分野では、コンテンツという用語は頻繁に取り沙汰されます。

ホームページ制作を行う際には、コンテンツの意味を理解した上でその良質化を意識したいところです。

パンくずリスト

パンくずリストは、ホームページの階層構造をわかりやすく表示させるためのものです。

ホームページは複数のウェブページから成り立っているため、ページ内にパンくずリストが表示されていると、ユーザーはホームページの構造や、現在閲覧している位置などを把握しやすくなります。

例えばホームページ制作のノウハウを発信するブログの場合、パンくずリストが次のように表示されていると構造がわかりやすくなります。

トップページ>ホームページ制作>SEO対策>〇〇(ページタイトル)

この場合だと、「ホームページ制作」という大カテゴリ内にある、「SEO対策」という小カテゴリ内の「〇〇」という記事を閲覧していることが、すぐにわかるようになっています。

ウィジェット

ウィジェットは、ホームページの利便性やデザイン性をより高めるために、さまざまな位置に配置できるアプリケーションや機能のことを指します。

例えば検索ボックス、最新記事のリスト、カレンダーなどいろいろなタイプのものが挙げられます。

ウィジェットを配置しておくとユーザーにとって見やすいホームページになるため、SEOにも良い影響を与えます。

CTA

CTA(Call To Action)は、日本語に訳すと「行動喚起」という言葉になりますが、ホームページ関連においては、そのページの最終的なゴールへユーザーを誘導すること、または、その誘導をするためのテキストや画像のことをいいます。

CTAの例としてわかりやすいのは商品購入や会員登録です。

ウェブページを閲覧したユーザーに商品を購入してもらいたい、会員登録をしてもらいたいという意図でページを制作する際には、主にページ下部に商品購入・会員登録のCTAボタンを配置します。

コンバージョン

コンバーション(CV)は、ユーザーがそのページにおいて最終ゴールとなっている行動を起こすことを指します。

つまり、上述のCTAボタンが押されて、商品購入や会員登録などのゴールまでユーザーがたどり着いた状態のことです。

ホームページを制作し、商品のセールスの向上などの成果につなげるためには、コンバージョン率(CV率)を高める工夫をする必要があります。

また、アクセス解析などを用いてコンバージョン率のデータを参照し、コンバージョン率を向上させるための課題を見極めることも大切です。

SSL

SSL(Secure Socket Layer)は、通信を暗号化する技術のことを指します。

昨今、多くのホームページで重要な個人情報がやり取りされています。

これらの情報を第三者から盗み見されないようにするには、通信を暗号化してわからないようにする必要があるのです。

そのためホームページを制作する際には「SSL化」を施し、ページ内でやり取りされる情報の暗号化を図ることで、セキュリティ性を高めることが重要です。

なお、SSL化されたホームページは、URLが「http://」ではなく「https://」の表記になります。

ユーザビリティ

ユーザビリティは、ホームページを閲覧するユーザーにとっての利便性や使い勝手を指します。

ページ全体の見やすさ、読みやすさ、何がどこにあるのかわかるよう整理整頓されていることなどがユーザビリティを高める主なポイントです。

検索エンジンのSEO評価を高めて上位表示を狙うには、キーワードを工夫するだけでなく、ユーザビリティの高いホームページ作りを意識する必要があります。

まとめ

今回は、ホームページの制作や運用で知っておきたい用語について解説しました。

ホームページ制作の際には、さまざまな用語を目にすることになります。

基本用語を知っているだけでも制作は進みやすくなるため、ウェブ制作初心者の人は、早めに用語についての知識を充実させておきたいものです。

「ホームページとは何か?」「ブログとの違いは何か?」という点も含めて、ホームページ制作の際には基本の用語をしっかりと整理しておきましょう。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

ウェブメディアやメールマガジンのコンテンツ制作のプロ。
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