社名の決め方|占いを活用しつつ、商標→ドメインまで一気通貫

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この記事でわかること

  • 社名決定の正しい順番(占い→商標→ドメイン)
  • 可読性・発音・検索性の3条件と現場テスト
  • 商標の初期チェックと衝突を避ける考え方
  • 同綴りドメインの同時取得と綴り・TLDの決め方

社名決定は「占い→商標→ドメイン」の順で進める

なぜこの順番か

  • 占い:発想を広げ、最後の微調整で活用します。
  • 商標:被り・近似を避けるための法的な地ならしです。
  • ドメイン同綴りでの到達口を確保し、名刺・メール・SNSまで一貫させます。

まず満たすべき「実務3条件」

  • 可読性:l/1、O/0、S/5、B/8 などの似字回避。英字は小文字基調
  • 発音:母音の連続や子音の重複を避け、**電話口テスト(3名×3回)**を実施。
  • 検索性:指名検索で同名強者に埋もれない一意性を確保。

占いは「発想源+最終調整」に使う

  • 占いの吉凶だけで決め切らず、3条件を満たしたうえで微調整に使います。
  • 調整例:略称化接尾辞追加(ラボ・スタジオ等)二語化(brandstudio 等)

商標の初期チェック:衝突の芽を早期に潰す

まずは「当て・近似・区分」を見る

  • 当て:同一・酷似がいないかをざっと確認。
  • 近似:読みが近い、語尾が似る、語順違い等の紛らわしさを洗い出し。
  • 区分:自社の事業に該当する区分での競合度を見る。

衝突リスクが高い時の調整パターン

  • 語順入替(brand tech → tech brand)
  • 接尾辞(-works、-studio、-inc)
  • 二語化略称化
  • ドメイン(TLD切替と組み合わせ、同綴り確保へ寄せます。

ドメインは“同時取得”が正解:綴り・TLD・運用

綴り設計の基準

  • 文字数は512を目安に。
  • 小文字統一、ハイフンは1個まで。無意味な数字列は避けます。
  • 似字を排除し、**現場テスト(口頭→メモ→手入力)**で3回連続ミスなし。

TLDの考え方

  • .com:国際的な馴染み。SaaS・海外展開に相性。
  • .jp:国内中心で実在性・安心感を与えやすい。
  • 日本語ドメイン:サイト用途で有効(メールは英字推奨)。

ドメイン取得の運用フロー

  • 候補3〜5案の英字綴り+TLDを用意
  • 空き確認取得

詳細はこちら

ドメインを取得でない時の代替10パターン

優先順に検討

  • 接尾辞追加(-jp/-co/-inc/-hq)
  • 略称化(母音間引き・重子音整理)
  • 二語化(brand+studio/lab/app)
  • 語順入替
  • 最小綴り調整(紛らわしさのみ修正)
  • ハイフン1まで許容
  • 意味ある数字のみ(例:創業年)
  • 地域語追加(tokyo 等。将来拡張を考慮)
  • カテゴリ語追加(tech/foods/ai)
  • TLD切替(.com不可でも国内中心は.jpで十分)

社内での表記ガイド:ゆれをなくす

1枚で決める範囲

  • 正式社名/英字表記/省略形
  • URL表記(wwwの有無・大小・末尾/)
  • メール署名・SNSハンドル同綴り小文字で統一)
  • ロゴ最小サイズ・色(RGB/HEX/CMYK)

 → ロゴ設計の詳細

よくある落とし穴

ここに注意

  • ドメイン確保を後回し→先取りされ表記が崩れる
  • www/大小のゆれ放置→印刷物とWebで不一致
  • メール認証未設定→迷惑メール判定増加
  • ロゴ最小サイズ未定義→小さく潰れる(名刺・SNSアイコン)

まとめ

占い→商標→ドメインの順で、同綴りの一貫性を確保すると、名刺・メール・SNS・PRまで到達率が上がります。.com が空いていなくても、国内中心なら
.jpで十分。今この瞬間に候補名と綴りを固め、同時取得で前に進めてください。

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このサイトのライター
逢坂 秀範

ウェブメディアやメールマガジンのコンテンツ制作のプロ。
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