スマホ・タブレット対応のeラーニングおすすめ10選|選び方も解説

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- スマホ・タブレット対応のeラーニングなら、いつでもどこでも効率的に学習できる
- eラーニングに社員のスマホ・タブレットを使う際は、セキュリティ対策が必要になる
- スマホ・タブレット対応のeラーニングは、画面の操作性や見やすさを確認して選ぶ
eラーニングには、スマホやタブレットに対応したものも多数あります。スマホ・タブレット対応なら場所を選ばず学習でき、マイクロラーニングを定着化させる際にも効果的です。本記事では、スマホ・タブレット対応のおすすめのeラーニングや選ぶ際のポイントを解説します。
目次
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eラーニングをスマホ・タブレットで進めよう

eラーニングとは、PCなどの電子機器を活用して学習を進める方法で、近年ではスマホやタブレットに対応したeラーニングプログラムも増えています。
これらのデバイスを使うことで、時間や場所を問わずに学習を進められるため、通勤時間や空き時間を有効活用できます。また、短時間で集中的に学ぶ「マイクロラーニング」を取り入れれば、知識の定着にも効果的です。
本記事では、スマホ・タブレット対応のおすすめのeラーニングや選ぶ際のポイントを解説します。

eラーニングとは、パソコンやタブレット、スマートフォンを使ってインターネットを利用して学ぶ学習形態です。本記事では、eラーニングをよく知らない方のために、eラーニングのメリット・デメリットやeラーニングシステムの機能、選び方を解説しています。
スマホ・タブレット対応の需要が高まっている背景
リモートワークの普及や多様な働き方の浸透により、学習スタイルにも柔軟性が求められるようになっています。働く場所や時間が固定されない現代において、学習ツールにも柔軟な対応が求められます。
そこで、スマホやタブレットを活用したeラーニングが注目されており、出張先、カフェ、自宅などどこでも学習が可能です。空いた時間を有効活用し、効果的な学習につなげられることから、スマホ・タブレット対応のeラーニングの需要が高まっています。
スマホ・タブレット対応のeラーニングのメリット

近年、スマホやタブレットで利用できるeラーニングが注目されています。ここでは、スマホ・タブレット対応のeラーニングがもたらす主なメリットについて解説します。
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スマホ・タブレット対応のeラーニングのメリット
いつでもどこでも学習できる
スマホやタブレット対応のeラーニングは、場所や時間を選ばず学習を進められるのが大きなメリットです。PCを立ち上げる手間がないため、学習を始めるハードルが低く、少しの空き時間でも気軽に取り組めるのが魅力です。
業務中や作業現場などで急に知識が必要になった場合にも、その場ですぐに教材を確認し、ミスを防ぎながら実務を進められます。例えば、現場での作業手順や製品情報を調べられます。
マイクロラーニングを習慣化できる
マイクロラーニングとは、短い時間で少しずつ学習を進める方法で、1〜5分程度の短時間で行う学習スタイルを指します。
eラーニングでは、5〜10分ほどの動画や簡単なクイズをスマホ・タブレットで手軽に受講できるため、忙しい日常の中でも続けやすいのが特徴です。短時間で集中して学ぶことで、知識が効率的に定着しやすいという利点もあります。
スマホやタブレットを活用すれば、いつでもどこでもマイクロラーニングを実践できるため、特別な時間を確保しなくても学習を続けやすく、手軽に習慣化も可能です。
スマホ・タブレットの機能を活用できる
スマホやタブレットの機能を活用することで、学習効率を大幅に高めることができます。例えば、通知機能の利用により、学習の進捗状況やスケジュールをリマインダーとして表示でき、受講の滞りを防げます。
また、音声入力機能を活用することで、テキスト入力の手間を省きながら質問やメモを記録でき、カメラやスキャン機能を使えば、資料をデジタル化していつでも簡単に見返せます。
このように、スマホやタブレットに搭載された便利な機能を学習に取り入れることで、単に知識を得るだけでなく、より効率的な学習が可能です。
社員の端末が使える
スマホやタブレット対応のeラーニングは、社員自身の端末を活用できるため、会社が新たに端末を用意する必要がありません。専用端末の購入や管理にかかる費用を削減できるだけでなく、導入時の準備期間も短縮されます。
また、社員が日常的に使っているデバイスで学習することで、操作を新たに覚える必要がなく、ストレスなく学びを進められるのも利便性が高いポイントです。このように、コスト面と利便性の両方で優れた効果を発揮します。
スマホ・タブレット対応のeラーニングのデメリット

スマホやタブレットを活用したeラーニングは多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットも存在します。セキュリティのリスクや学習環境について把握しておきましょう。ここでは、スマホ・タブレット対応のeラーニングのデメリットについて説明します。
以下では、そのデメリットについて詳しく説明します。
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スマホ・タブレット対応のeラーニングのデメリット
セキュリティ対策が必要
スマホやタブレットを利用したeラーニングは便利ですが、個人所有の端末が使われることが多いため、セキュリティ面での懸念が伴います。例えば、学習データや会社の機密情報が端末を通じて漏洩するリスク、端末の紛失による不正アクセスが挙げられます。
これらの問題を防ぐためには、端末にパスコードロックや生体認証を設定し、基本的なセキュリティ対策を施すことが重要です。また、eラーニングシステム側で、アクセス権限を限定する仕組みを取り入れることで、不正利用を未然に防げます。
事前のセキュリティ対策により、社員が安心して自分の端末を使いながら学習を進められるでしょう。
学習に集中しづらい
スマホやタブレットの画面はPCと比べて小さく、文字や図が見づらいことがあり、長時間の学習では視覚的な負担を感じることがあります。また、簡単に他のWebサイトやアプリに切り替えられるため、通知やSNSの誘惑によって集中力が削がれるケースも多いです。
こういった集中しづらい問題への対処としては、学習時間中は通知をオフに設定したり、集中力を維持しやすい短時間の教材を選んだりすることが効果的です。
スマホ・タブレット対応のeラーニングの選定ポイント

スマホやタブレット対応のeラーニングを導入する際には、学習者が快適に利用できるよう、システムや教材の品質を十分に確認する必要があります。特に、操作性や教材の対応状況が学習体験を大きく左右します。
ここでは、スマホ・タブレット対応のeラーニングの選定ポイントを解説します。
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スマホ・タブレット対応のeラーニングの選定ポイント
操作性・見やすさを確認
スマホやタブレットの画面サイズはPCに比べて小さいため、ユーザーインターフェースの操作性や見やすさが重要です。文字サイズが小さすぎないか、ボタンが押しやすいかなどを事前に確認する必要があります。
また、直感的に操作できるシンプルなデザインであることもポイントです。ユーザーがスムーズに学習を進められるよう試用期間を設けて、実際に利用しやすいかどうかをチェックしましょう。
レスポンシブ対応の教材で学習できるか
スマホやタブレットで学習する場合、教材がレスポンシブデザインに対応していることが大切です。レスポンシブデザインとは、画面サイズに合わせてレイアウトが自動的に調整される仕組みを指します。
レスポンシブ対応していない教材では、文字や画像が画面からはみ出して読みづらくなる恐れがあります。特に、スマホやタブレットの画面はPC画面よりも小さく、レイアウトが自動調整されないと、すべての情報が認識しづらいです。
そのため、教材はレスポンシブ対応しているものを選びましょう。また、新たに教材を作成する場合には、レスポンシブ対応の制作ツールの使用がおすすめです。
スマホ・タブレット対応eラーニングおすすめ10選
Mogic株式会社
LearnO




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【2025年最新】LearnO vs Phollyを徹底比較|どちらがあなたに合う?評判・機能・料金で検証!
今、eラーニングシステムを導入する企業が増えています。特に「LearnO」と「Pholly」は2大人気サービスで、評価を見てもどちらが本当に自社に合うサービスなのか悩んでいる方も少なくありません。本記事では、徹底比較したビジコン編集部が目的別・使い方別に違いを明確に解説します。
ここがおすすめ!
- 企業の規模に合わせた料金体系があり、どれだけ費用が掛かってくるか予算を立てやすい
- 年に4回以上のアップデートが行われており、PCの最新のOSにも対応できる
- デザインの選択やロゴの登録が可能で、オリジナル感ある資料が作れる
- 独自の教材をアップロードし、自由に設定した価格でエンドユーザーへ再販売することができる「OEM制度」も展開している
ここが少し気になる…
- 教材は自社で作成する必要があるため、1から始める場合は時間や労力が掛かる可能性も

ここがおすすめ!
- ビジネスに役立つ講座や資格対策講座の提供があり、研修のライブ配信にも対応
- 「VR動画」による体験型教材や、映像・マンガ教材の取り扱いも
- 分析レポーティングサービスの提供や、ユーザーサポートの代行も可能
ここが少し気になる…
- 別途LearningWareの利用料が必要になる
-
テキスト教材だけでなく動画教材での学習もできるため、内容によってより効果的な学習が可能です。また管理者は受講状況を簡単に確認することができ、受講されていない場合にはシステムから自動で催促通知がされるなど、忙しい職務の合間を縫っての学習漏れも防げます。
株式会社キバンインターナショナル
SmartBrain


ここがおすすめ!
- 作成した教材を販売できる「コンテンツ販売」を標準装備
- WordやExcelなどの電子データを教材としてそのまま利用できる
- eラーニングを使って無料で利用方法を学べ、専門家によるサポートも受けられる
ここが少し気になる…
- コンテンツ販売をしたい場合は「コンテンツ販売プラン(ECプラン)」の利用が必要
株式会社Progate
Progate for Business
ここがおすすめ!
- 3つの職種別のコースの提供があり、無駄なく専門スキルを学べる
- 1名からの利用も可能で、気軽に基礎スキルを身につけられる
- 受講レッスンの提案、導入サポートといった支援を受けられる
ここが少し気になる…
- 支払い方法によって自動更新の有無や支払い方法などが異なる
-
Progate for Businessを導入したことで、「初心者が基礎学習で立ち止まる」「進捗がバラバラで管理が大変」といった課題を解消できました。従業員それぞれが自分のペースで学習を進められ、進捗ダッシュボードで全体の把握が容易に。結果として教育担当の負担が減り、学習途中で脱落する人が少なくなったという声も出ています 。
関西ビジネスインフォメーション株式会社
Learning Tracker
ここがおすすめ!
- シンプルかつカスタマイズ性がよく、企業規模や業種を問わず利用できる
- 1ヶ月の無料トライアルがあり、商用利用も可能
- レポートやコメント回答、受講免除の設定などが行える「成績管理」機能を搭載
ここが少し気になる…
- 料金プランは問い合わせて確認する必要がある
株式会社FCE
Smart Boarding




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ここがおすすめ!
- 内定者・新人教育からリーダー・管理職育成まであらゆるシーンで活用
- 属人化を防いでいつでも何回でも学習できる環境を実現
- 自社オリジナルコースの作成や学習進捗管理も行える
ここが少し気になる…
- 電話やメール相談、教育プログラム設計といった手厚いサポートを受けられるのは「充実サポートプラン」のみ
株式会社Schoo
Schoo for Business
ここがおすすめ!
- 7,000本以上の動画が見放題かつ、普段の生活にも役立つプログラムが豊富なためスキルアップにつながる
- スマホからでも動画を視聴することができ、移動をしている際でも効率よく学ぶことが可能
ここが少し気になる…
- 研修のような基礎的な動画が多いため、内容が浅いと感じてしまう可能性も
-
手作業による経費入力や承認の手間が大幅に削減され、申請ミスや不正の防止にもつながりました。交通系ICカードや領収書の自動取り込みにより精算が簡略化され、外出先からスマホで申請・承認できる点も利便性が高く、業務全体の効率化ができるのがメリットかと思います。
-
勤怠状況が可視化でき、わかりやすい
-
いつでも好きなタイミングで自学可能。
その他のeラーニングの選び方

eラーニングを選ぶ際には、学習者のニーズやシステムの特性をしっかりと把握しましょう。特に、教材の種類や対象人数、学習を進めやすくする機能が備わっているかが重要な選定ポイントです。
さらに、提供形態(オンプレミス・クラウド)、カスタマイズ性、セキュリティ対策の充実度なども比較検討することで、自社に最適なeラーニングを導入できます。これらの要素を考慮し、運用後の効果を最大化できるサービスを選びましょう。
【重要なポイント3つ】
- 教材の種類を確認(内容やコンテンツのタイプなど)
- 対象人数を確認
- 学習を進めやすくする機能があるか
【その他の比較ポイント】
- 提供形態を確認(オンプレミス・クラウド)
- カスタマイズ性が高いか
- セキュリティ対策は万全か
スマホ・タブレット対応のeラーニング導入時の注意点

スマホやタブレット対応のeラーニングを導入する際には、利便性を活かしつつ、運用時の課題に対応する準備が欠かせません。学習環境やルールの整備、進捗管理の仕組みを事前に設けることで、学習効果を高められます。
ここでは、導入時の注意点について詳しく解説します。
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スマホ・タブレット対応のeラーニング導入時の注意点
学習時間などルールを決めておく
スマホやタブレットを使ったeラーニングは、いつでもどこでも学習できる利便性が魅力ですが、自由度が高すぎる環境は学習時間が不規則になる原因になります。
就業時間とプライベートの境目が曖昧になりやすいため、事前に学習時間や場所についてのルールを設定しておくことが重要です。
例えば、就業時間外に学習を義務付けない方針や、特定の時間帯に学習を集中させる仕組みを取り入れることで、学習者の負担を軽減し、効率的な学習環境を整えられるでしょう。

eラーニングの学習は労働時間に含まれる?研修効果を高める受講時間の目安やよくある不満への対処法も解説
eラーニングは場所を選ばず社外でも学習できるのが魅力ですが、eラーニングによる学習は労働時間に含まれるのでしょうか。本記事では、労働時間に含まれる学習ケースを解説。学習効果を高める受講時間の目安やその他のよくある不満についても対策を踏まえ紹介します。
進捗管理・評価を行う
進捗や成果を管理しない場合、社員が自分の進捗を把握しづらくなり、モチベーションの低下を招く恐れがあります。これらを防ぐには、定期的な進捗確認やテストの実施、評価システムの導入により、学習状況を見える化することが大切です。
また、評価を行う際は、単に学習時間や達成度の数値だけを見るのではなく、学んだ内容がどれだけ業務に活かされているか、知識の定着度にも注目しましょう。進捗管理と適切な評価を行うことで、学習に対する積極性を維持できます。
動画コンテンツのデータ容量に注意
スマホやタブレットでのeラーニングは、動画教材が学習効果を高める一方で、データ通信量の増加という課題も伴います。
特に、高画質な動画は情報が多く見やすい反面、モバイルデータ通信では数分の視聴でも容量を大きく消費し、通信制限や追加料金の発生につながる恐れがあります。
そのため、導入前に動画の画質やファイルサイズを調整できるか、ストリーミングとダウンロードの両方に対応しているかを確認しましょう。事前に端末へダウンロードしてオフライン再生できれば、移動中や電波の弱い場所でも快適に学習できて便利です。
安定した通信環境の整備
オンライン学習は通信の安定性に依存します。接続が途中で切れると、学習意欲が下がったり、再試聴による時間のロスが発生したりします。
対策として、受講者には可能な限りWi-Fi環境での利用を推奨し、企業側でも社内ネットワークの速度や安定性を確認するのが大事です。同時にアクセスが集中する時間を考慮し、動画・大容量ファイルの読み込み遅延を生じさせないような対策を施しましょう。
安定した通信環境の用意により、受講者も学習に集中しやすくなり、継続率や満足度の向上にもつながります。
まとめ

スマホやタブレット対応のeラーニングは、場所を選ばず効率的に学習できる利便性があり、現代の働き方や学習スタイルに適しています。手軽に学びを深める方法としても非常に有用です。
しかし、セキュリティ対策や学習環境の整備、進捗管理など、導入時にはいくつかの注意点があります。また、選定時には操作性や見やすさ、レスポンシブ対応などのポイントを確認することが大切です。
これらのポイントを踏まえつつ、自社に最適なeラーニングを選び、学習効果を最大限に引き出しましょう。