雛形が使える電子契約システムおすすめ10選|選ぶ際のポイントも解説

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  • 電子契約システムには、契約書・同意書・承諾書などの雛形が利用できるものもある
  • 雛形を使えば、手間のかかる書類作成・契約業務が効率化され、人的ミスも防止できる
  • システムを選ぶ際は、利用できる雛形数や料金を確認し、トライアルで試すのがおすすめ

電子契約システムには、契約書・同意書・承諾書などの雛形(テンプレート)が利用できるものもあります。雛形を使えば書類作成の手間が大幅に削減され、契約業務を効率化できます。この記事では、雛形が使えるおすすめの電子契約システムや選ぶ際のポイントを解説します。

目次

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  1. 電子契約システムの雛形を活用しよう
  2. 雛形が使える電子契約システムのメリット
  3. 雛形が使える電子契約システムを選ぶ際のポイント
  4. 雛形が使える電子契約システムおすすめ10選
  5. その他の電子契約システムの選び方
  6. まとめ

電子契約システムの雛形を活用しよう

電子契約システムとは、紙を使った契約締結と同等の手続きをインターネット上で行うツールです。電子ファイルに電子署名やタイムスタンプを付与することで、法的に有効な契約を締結できます。

紙の契約書にかかる郵送や保管の手間を省くことができ、契約サイクルが迅速化することにより、契約件数の増加にも柔軟に対応できます。また、紙の契約書に伴う改ざんや外部への持ち出しのリスクが少なく、安全な契約書管理が実現します。

電子契約システムには、契約書の雛形(テンプレート)機能を備えたものも多数あります。本記事では、電子契約システムの雛形について解説します。

電子契約システムとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

電子契約システムとは、契約時のやり取りを電子上で行うことができるシステムです。この記事では、電子契約システムの仕組みや、メリット、導入する際の流れや注意点などを解説します。

電子契約システムの雛形の種類

電子契約システムの雛形には、次のような種類があります。

  1. 雇用契約書
  2. 業務委託契約書
  3. 売買契約書
  4. 賃貸借契約書
  5. 代理店契約書
  6. 同意書
  7. 通知書

取締役会議事録や株主総会議事録などの雛形を備える電子契約システムもあります。さまざまな分野における契約書の雛形を利用でき、利便性が高いです。

雛形が使える電子契約システムのメリット

雛形が使える電子契約システムの導入により、契約業務の効率化や人的ミスの防止などのメリットに期待できます。ここでは、雛形が使える電子契約システムのメリットを解説します。

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雛形が使える電子契約システムのメリット

  1. 契約業務を効率化できる
  2. 人的ミスを防止できる

契約業務を効率化できる

雛形の利用により、契約締結のたびにゼロから契約書を作成せずに済みます。担当者は、契約書作成にかかる手間を削減することで、契約内容の精査など他のコア業務へ専念できるため、契約業務が効率化します。

また、契約サイクルを迅速化でき、リソース不足の企業でも契約件数の増加にも柔軟に対応しやすいです。これにより、商談機会の損失を防ぎ、売上の向上にもつなげられます。

人的ミスを防止できる

雛形の利用により、契約書作成における人的ミスを防止できます。電子契約システムの雛形は、弁護士が作成・監修したものも多く、自動的に法令に準拠しています。

契約書作成には法的な知識が求められますが、電子契約の雛形を利用すれば、基本的には事業者名や年月日、金額などの空欄を埋めるだけで契約書を作成できます。

そのため、担当者は契約書の作成ごとに定型文を入力したり、関連法案を確認したりする必要がありません。契約書上の不備の心配が少なく、業務経験の浅い人でも有効な契約書を簡単に作成できます。

雛形が使える電子契約システムを選ぶ際のポイント

雛形が使える電子契約システムを選ぶ際は、利用できる雛形の数や利用料金、無料トライアルの有無に注目するのがおすすめです。ここでは、雛形が使える電子契約システムを選ぶ際の注意点を解説します。

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雛形が使える電子契約システムを選ぶ際のポイント

  1. 利用できる雛形数は十分か
  2. 利用料金をチェック
  3. 無料トライアルはあるか

利用できる雛形数は十分か

電子契約システムを選ぶ際は、利用できる雛形の数が十分であるかを確認しましょう。既存の雛形数自社で新たに登録できる雛形の数は、システム・プランによって異なり、例えば、3~5件のシステムや10件以上登録できるシステムなどがあります。

さまざまな分野の取引を行う企業では、雛型の数が多いシステムの導入が望ましいです。自社の取引件数や形態に応じて、十分な数の雛形を利用できるシステムを選びましょう。

利用料金をチェック

同じ電子契約であってもプランによっては雛形が利用できません。一般的に雛形が使えるのは上位プランであり、下位プランに比べて高い利用コストがかかります。

そのため、電子契約システムを選ぶ際は雛形の利用可否に加えて、利用料金の確認が必要です。長期的な費用対効果を試算して、自社の予算に見合うサービス・プランを選択しましょう。

無料トライアルはあるか

無料トライアルの有無も電子契約システムの重要な選定基準です。試験運用することで、搭載されている雛形の見やすさ・入力のしやすさを実際に確かめることができます。

無料トライアルを活用して複数社のサービスを比較し、自社にとって使いやすい雛形を備えた電子契約サービスを選定しましょう。

雛形が使える電子契約システムおすすめ10選

株式会社マネーフォワード

マネーフォワード クラウド契約

マネーフォワード クラウド契約
出典:biz.moneyforward.com

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電子契約書の送付料が従量課金制でないサービスをお探しの方

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3.8 (8件)

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出典:www.gmogshd.com

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オプションが豊富で自社にあった機能を選びたい方におすすめ

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4.7 (16件)

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コスパ抜群の電子契約サービス

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  • 機能やオプションが豊富でマルチに使えるが、全て必要な場合はオプション料金が高額になってしまう

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freeeサイン

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出典:www.freee.co.jp

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全体評価
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必要な機能はこれで揃う

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jinjer株式会社

ジンジャーサイン

ジンジャーサイン
出典:www.gingersign.jp

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すべてを効率化したいジンジャー既存ユーザーにおすすめ

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人事まわりと一括管理できて便利!

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ここが少し気になる…

  • シンプルで見やすいUIな一方で操作がやや複雑で不慣れな方は扱いにくさがある

株式会社NXワンビシアーカイブズ

WAN-Sign

WAN-Sign
出典:wan-sign.wanbishi.co.jp

株式会社NXワンビシアーカイブズ

WAN-Sign

高機能で安心・安全!初期費用やオプション費用が無料でコストをかけずに導入したい企業におすすめ

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4 (1件)

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ここが少し気になる…

  • サービスの利用に条件があり、プランによっては高くついてしまう

弁護士ドットコム株式会社

クラウドサイン

クラウドサイン
出典:www.cloudsign.jp

弁護士ドットコム株式会社

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国内電子契約利用シェアトップ!実績重視の方におすすめ

全体評価
4.2 (25件)

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  • 「合意締結証明書」が発行でき、自社にあったプランも選びやすい
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ここが少し気になる…

  • 陰影画像の貼り付け機能がなく、署名時にフリーテキスト欄を設けておくと誤入力される恐れもある

アドビ株式会社

Adobe Acrobat Sign

Adobe Acrobat Sign
出典:www.adobe.com

アドビ株式会社

Adobe Acrobat Sign

圧倒的な実績かつ多言語対応でグローバルな事業におすすめ

全体評価
4 (4件)

口コミ一部抜粋

機能はとても充実しているも、慣れるまで少し戸惑う部分も有り。

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ここがおすすめ!

  • 全世界で利用されており、多言語やアプリ連携にも多数対応
  • 契約書の作成はもちろん、締結から保管までの契約業務をまとめて管理できる
  • 個人版と法人版とでプランが分かれている
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ここが少し気になる…

  • 契約関連業務が一元管理できる反面、機能を絞って使いたい方には不向き

ContractS株式会社

ContractS CLM

ContractS CLM
出典:www.contractsclm.jp

ContractS株式会社

ContractS CLM

確認・検索作業やリスクを減らして効率化したい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 導入直後でも扱いやすいシンプルな操作感
  • 他部署からの相談内容を蓄積でき、契約フローの情報・共有管理も行える
  • 契約書のステータスが視覚化されており、進捗の確認が容易
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ここが少し気になる…

  • 価格については問い合わせる必要がある

ドキュサイン・ジャパン株式会社

ドキュサインの電子署名

ドキュサインの電子署名
出典:www.docusign.jp

ドキュサイン・ジャパン株式会社

ドキュサインの電子署名

44言語に対応!豊富なプランで機能性重視の方におすすめ

全体評価
4.4 (8件)

口コミ一部抜粋

契約締結までスピーディに完結

GOOD

ここがおすすめ!

  • 英語はもちろん44言語にも対応しており、「文書送信・管理」は14言語、「署名」は44言語で行える
  • 相互コメントや価値計算ツールといった独自の機能が使える
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ここが少し気になる…

  • 送信失敗しても料金が発生し、取り消すことができない

株式会社LegalOn Technologies

LegalOn Cloud

LegalOn Cloud
出典:www.legalon-cloud.com

株式会社LegalOn Technologies

LegalOn Cloud

案件管理から契約書審査、管理まで使いたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 1つのプラットフォーム上で法務業務が完結
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  • 自社のニーズや課題に合わせて自由にサービスを追加導入できる
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ここが少し気になる…

  • 1700点以上のひな形や英文サポートは有償オプション対応

その他の電子契約システムの選び方

電子契約システムを選ぶ際は、上記のポイントに加えて、以下のようなポイントにも注目するのがおすすめです。特に電子署名のタイプは、契約の流れや本人の担保性に違いがあるため、契約の目的や取引形態に適したものを選ぶことが大切です。

この他にも、スマホ対応や複数言語対応の可否、セキュリティ対策などに注目することで、安全で使いやすい電子系割くサービスを選定できます。

【重要なポイント】

  1. 電子署名のタイプは当事者型か立会人型か

【その他の比較ポイント】

  1. スマホに対応しているか
  2. 複数言語に対応しているか
  3. セキュリティ対策は万全か
  4. サポート体制は充実しているか

まとめ

電子契約システムとは、電子ファイルに電子署名やタイムスタンプなどを付与し、法的効力を有した契約締結をインターネット上で行うツールです。

契約書の雛形を備えたシステムも多くあり、雇用契約書や業務委託契約書、同意書など、さまざまな分野の契約書の雛形の利用が可能です。契約締結のたびにゼロから契約書を締結する手間がかからず、契約業務の効率化に期待できます。

また、弁護士が作成・監修した雛形であれば、法的不備を心配せずに済み、安心して契約締結に臨めます。電子契約システムによって、利用できる雛型の数が違うため、自社の取引状況に適しているかを確認しましょう。

また、利用料金の確認や、無料トライアルを活用して実際に雛形の使いやすさを確かめることも大切です。本記事を参考に、自社が使いやすい雛形を備えた電子契約サービスを導入して、契約業務の効率化につなげましょう。

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