おすすめのLINE予約システム11選|選び方や注意点も解説

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  • LINE予約システムは、業種や用途に適した機能・自動化につながる機能があるかが重要
  • LINE予約システムは使いやすさも大切であるため、操作性を十分に確かめる
  • 集客やリピート率の向上につなげるにはマーケティング機能も視野に入れる

LINE予約システムとは、LINE公式アカウントを通じて顧客であるユーザーが来店予約などを行うためのシステムです。電話・メールよりも、手軽に予約業務の効率化やリピート率の向上を図れます。本記事では、選び方を交えておすすめのLINE予約システムを紹介します。

目次

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  1. LINE予約システムで予約業務の効率化を図ろう
  2. LINE予約システムは機能や操作性で選ぶ
  3. LINE予約システムの選び方で重要な3つのポイント
  4. LINE予約システムのその他の比較ポイント
  5. おすすめのLINE予約システム11選
  6. LINE予約システムの導入フローと注意点
  7. まとめ

LINE予約システムで予約業務の効率化を図ろう

LINE予約システムとは、LINE公式アカウントと連携して来店予約を受け付けるシステムです。顧客は日頃から使い慣れたLINEを使って、いつでもどこからでも簡単に来店を予約できるため、来店頻度の増加や集客につなげられます。

また、企業側の予約管理業務を自動化できるのもメリットです。なお、LINE予約システムにはさまざまなサービスがあるため、自社での運用体制に適したものを導入する必要があります。

本記事では、LINE予約システムの選び方のポイントやおすすめの製品を紹介します。

LINE予約システムは機能や操作性で選ぶ

LINE予約システムを選ぶ際は、自社にとって使いやすいかを重視することが大切です。具体的には、「業種や用途に合った機能の有無」「自動化につながる機能の有無」「操作のしやすさ」に注目しましょう。

LINE予約システムを選ぶ際に重要なポイントについて、次の章から解説していきます。

【重要なポイント3つ】

  1. 業種や用途に適した機能があるか
  2. 自動化につながる機能を確認
  3. 誰でも負担なく使いこなせるか

【その他の比較ポイント】

  1. 予約数や利用規模に合った価格か
  2. 既存システムとデータ連携できるか
  3. 導入支援とサポート体制の充実度
  4. マーケティングにも活用できるか

LINE予約システムの選び方で重要な3つのポイント

LINE予約システムの中には、予約受付以外の業務を強化したものや、自動化につながるものもあるため、業種や用途に合わせて使い分けることが大切です。また、一般的に多機能なツールほど操作が複雑であるため、誰でも使いやすいかどうかも重視する必要があります。

ここでは、LINE予約システムを選ぶうえで特に重要な3つのポイントを解説します。

業種や用途に適した機能があるか

自社に必要な予約受付の工程をLINE上で完結できるかどうかは、LINE予約システムを選ぶ上で重要なポイントです。例えば、美容院の予約受付では日時の選択に加えて、メニューやスタイリストの指名までLINE上で行えるものが望ましいです。

また、予約データに顧客カルテや購買履歴を紐づけて管理できるシステムであれば、予約受付から顧客管理までを一本化できて利便性が向上します。このような業種・用途に合わせたカスタマイズの可否にも注目しましょう。

自動化につながる機能を確認

LINE予約システムによって予約管理業務の効率化を図るには、自動化につながる機能に注目する必要があります。

例えば、予約完了メッセージ・リマインドの自動送信や、システム上で事前決済できる機能があると、確認のための折り返し電話の手間を削減できるうえ、無断キャンセルの防止にもつなげやすいです。

また、美容サロンのように施術者のダブルブッキングが想定される業種・業態では、予約重複を自動で回避する機能を備えたシステムがおすすめです。

誰でも負担なく使いこなせるか

LINE予約システムは、LINEから来店予約ができる便利さが魅力ですが、一方で操作しにくいツールはかえって顧客に負担をかけてしまいます。そのため、顧客側にとって予約画面が見やすく、簡単な操作で予約できるかどうかは、重要な選定基準となります。

あわせて、企業側の予約管理のしやすさも考慮する必要があります。例えば、管理画面で予約状況を一覧的に確認できるツールや、ワンクリックで受付予約の詳細に移行できる機能があれば、デジタルツールに慣れていない人でも直感的に操作しやすいでしょう。

LINE予約システムのその他の比較ポイント

LINE予約システムを選ぶ際は、上記のような3つのポイントに加えて、次のようなポイントにも注目するのがおすすめです。ここでは、LINE予約システムのその他の比較ポイントを解説します。

予約数や利用規模に合った価格か

LINE予約システムの料金体系には、毎月一律の料金で利用できる「月額固定制」や、予約件数に応じて料金が変動する「従量課金制」など、さまざまな料金体系が存在します。

無駄なコストを抑えるためにも、月々の予約数や利用規模を考慮しながら、費用対効果の高いプランを検討しましょう。例えば、月額固定制のシステムは、毎月の予約受付件数に上限が設定されていることがあり、上限に達すると追加料金が発生する恐れがあります。

また、LINE予約システムによっては、売上管理機能や勤怠管理機能といった有償オプションを提供しています。このような追加料金やオプション料金を含めて、総額を計算したうえで料金の妥当性を判定しましょう。

既存システムとデータ連携できるか

カレンダーツールやPOSシステム、CRMなど、LINE以外の既存システムとの連携性もLINE予約システムの選定基準の1つです。これらの既存ツールとの連携により、予約データを軸に幅広い業務を1つのシステム上で一本化でき、店舗運営がさらに効率化します。

連携可能な外部ツールはLINE予約システムによって異なるため、自社で運用中のシステムと相性の良い製品を選ぶことが望ましいです。また、ワンクリックで連携できるかなど、連携のしやすさにも注目しましょう。

導入支援とサポート体制の充実度

LINE予約システムの導入に不安がある場合は、導入支援の有無に注目しましょう。例えば、システムの初期設定や、他ツールとの連携を支援してくれるサービスであれば、管理者・現場双方の負担を抑えながら運用を開始できます。

運用開始後にも、操作方法の問い合わせやトラブル時の対応支援があると、さらに安心です。また、LINE予約システムを活用した効果的な集客方法の提案が受けられるサービスならば、導入直後からツールを最大限に活用しやすいです。

マーケティングにも活用できるか

より効果的な集客や売上向上を狙う場合は、マーケティング機能を備えたLINE予約システムを検討しましょう。例えば、セグメント配信機能を備えた製品ならば、顧客の購買行動や志向にあわせたアプローチを自動化できます。

また、クーポンやポイント付与機能があると、自然にリピート来店を促せます。このようにツール選定においては、顧客とのコミュニケーション強化に役立つ機能の有無も判断材料になります。

おすすめのLINE予約システム11選

株式会社REシステムズ

RE:RE

RE:RE
出典:rere-salon.com

株式会社REシステムズ

RE:RE

無料トライアルあり◎LINEユーザーの多い美容系サロンにおすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • LINEで24時間予約受付でき、予約管理を自動化
  • 外部予約サイトとLINE経由の予約を自動連携し、ダブルブッキングを防止
  • 顧客カルテのデジタル化で店舗内の情報共有もスムーズ
MORE

ここが少し気になる…

  • オプション機能ごとに追加料金が発生する

エキステム株式会社

LOYCUS

LOYCUS
出典:loycus.jp

エキステム株式会社

LOYCUS

セグメント配信も◎LINEの友だちを活かしたい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 友だちが「顧客データベース」になるため、LINEに全データを集められる
  • 分析と効果を可視化し、対応アクションは全て自動化可能
  • パック送信や外部連携などの機能が充実
MORE

ここが少し気になる…

  • プランごとに利用できる機能制限があり、かんたん送金は契約がないと利用不可

edii株式会社

CRAFT

CRAFT
出典:lp.craftapp.jp

edii株式会社

CRAFT

低価格で導入◎スタッフのシフトと予約管理を連携させたい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 月額980円から手軽に利用できるLINE予約管理アプリ
  • パソコン操作は不要、スマホ1台で予約管理から顧客対応まで完結
  • 最短5分で設定が完了し、即日から予約受付を開始できる
MORE

ここが少し気になる…

  • 予約管理に特化しているため、機能が限定的

株式会社Play Technologies

ポチコ

ポチコ
出典:pochico.app

株式会社Play Technologies

ポチコ

前日リマインドも自動化!定期予約が必要なサービスにおすすめ

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ここがおすすめ!

  • LINE公式アカウントと連携するだけの簡単導入
  • 月額3,000円と低コストながら予約件数・顧客登録数・受付期間は無制限
  • 予約者に自動でリマインドメッセージも送れる
MORE

ここが少し気になる…

  • サポートはメールのみのため、緊急時の対応は難しい

株式会社コネクター・ジャパン

リピッテ

リピッテ
出典:repittebeauty.cnctor.jp

株式会社コネクター・ジャパン

リピッテ

サポートも充実◎予約の偏りや無駄な空き時間を減らしたい方におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 予約状況に応じて最適な空き枠のみを表示できる
  • スタッフ管理や顧客管理など、豊富な機能で店舗業務を効率化
  • 無料トライアル・サポートミーティング・電話サポートで初めての導入でも安心
MORE

ここが少し気になる…

  • オプション機能が多く、追加していくと最終的なコストが高くなる可能性

株式会社ミライク

KAKERU

KAKERU
出典:x-kakeru.com

株式会社ミライク

KAKERU

既存システムと連携!保有データを活用したLINE配信におすすめ

GOOD

ここがおすすめ!

  • 基本機能に加え、7つの追加機能と個別カスタマイズで自社フローに最適化
  • 既存の顧客データやECサイトなどと連携し、LINEメッセージ配信を自動化
  • 必要な機能だけを選んで導入できる柔軟な構成
MORE

ここが少し気になる…

  • 多機能な反面、初期費用が220,000円からと高額

ソーシャルデータバンク株式会社

Liny

Liny
出典:line-sm.com

ソーシャルデータバンク株式会社

Liny

顧客情報を自動で収集!顧客との関係性を強化したい企業におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 顧客の好みに合わせたメッセージ配信で反応率・売上アップを目指せる
  • さまざまな自動化機能でLINE運用を効率化し、工数を削減
  • 導入から運用までチャットやZoomで丁寧にサポート
MORE

ここが少し気になる…

  • 料金プランは問い合わせで確認

株式会社ミショナ

L Message

L Message
出典:lme.jp

株式会社ミショナ

L Message

フリープランあり!LINEマーケティングを試験的に始めたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 集客・予約受付・決済・データ分析などの機能が無料から使える
  • 直感的なインターフェースで初心者でも操作しやすい
  • 市場動向とユーザーの声を反映し定期的に機能を追加
MORE

ここが少し気になる…

  • フリープランは月間配信数1,000通までの制限あり

株式会社リザービア

リザービア

リザービア
出典:rsvia.co.jp

株式会社リザービア

リザービア

LINEやGoogleで予約!リピーターを増やしたいサロンにおすすめ

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ここがおすすめ!

  • 予約操作が4ステップで完了する簡単設計で、離脱を最小限に抑えられる
  • 電話・メール・チャットによる手厚いマンツーマンサポート体制を完備
  • クーポンサイトに頼らない予約で集客コストを削減
MORE

ここが少し気になる…

  • サロン向けのシステムなので、他業種での利用には不向き

STORES株式会社

STORES 予約

STORES 予約
出典:stores.fun

STORES株式会社

STORES 予約

フリープランも◎LINEやPOSレジと連携したい方におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 予約・顧客管理・メッセージ配信などを自動化し、業務を効率化
  • LINE連携で、リマインド送信や顧客とのコミュニケーション強化が可能
  • 規模に応じてプランを選択でき、無料プランもあり
MORE

ここが少し気になる…

  • 無料プランは月間予約件数や予約ページ公開数の制限が厳しい

株式会社ホンゴウ

予約onライン

予約onライン

出典:j-jp.jp

株式会社ホンゴウ

予約onライン

公式アカウントを活用!リピーターの予約管理におすすめ

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ここがおすすめ!

  • 会員登録は不要、LINEの友だち追加だけで予約を開始できる
  • 電話からの予約も管理パネルに追加すれば一元管理可能
  • 前日・当日の自動リマインドで無断キャンセルを防止
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ここが少し気になる…

  • 無料期間や無料体験は無く、最低2ヵ月の契約が必要

LINE予約システムの導入フローと注意点

LINE予約システムの導入には、公式アカウントの準備や適切なシステムの選定、テスト運用といった工程を踏む必要があります。ここでは、LINE予約システムの導入フローと各注意点を解説します。

1.LINE公式アカウントを用意する

LINE予約システムを利用するには、まず店舗のLINE公式アカウントの開設が必要です。パソコンやスマートフォンから専用のWebサイトにアクセスし、LINEビジネスIDの登録やアカウント情報の入力、基本設定の登録などを済ませましょう。

なお、LINE公式アカウントには、審査を経た上で青色のアカウントバッジが付与される「認証済アカウント」と、審査不要で開設できる「未認証アカウント」の2つの種類があり、ニーズに合わせて使い分けが可能です。

2.予約システムの選定と設定を行う

上記で解説したポイントを参考に選んだ予約システムと、LINE公式アカウントを連携させる必要があります。連携方法は導入する予約システムによって異なるため、各サービスの連携方法を確認しましょう。

連携後は、顧客へ自動配信するメッセージの設定や、トーク画面下部に固定表示される「リッチメニュー」の設定などが必要です。

また、LINE公式アカウントのプロフィールに予約ボタンを設置すると、友だち以外の顧客の予約も自動受付でき、効果的な集客に期待できます。

3.テスト予約をしてみる

各種設定の完了後は、テスト予約をして、システムの動作に問題がないことを確認しましょう。例えば、日時・メニュー・担当者の指名情報などが管理画面に正確に反映されているかや、ダブルブッキングがどのように処理されているかをチェックします。

あわせて、顧客側の予約フローが適切であるかも確認が必要です。予約画面の見やすさや、メニュー選択が簡単にできるかなど、実際に操作して確かめましょう。

まとめ

LINE予約システムとは、LINE公式アカウントを活用して顧客からの来店予約を受け付けるシステムです。業種・業態によって予約受付のステップが異なるため、自社の予約フローに対応できるかどうかを確認する必要があります。

例えば、メニューや担当者の選択機能のほか、リマインドメールの配信や事前決済の対応可否に注目しましょう。店舗側の運用のしやすさに加えて、顧客にとって操作しやすいかどうかも十分に考慮する必要があります。

LINE予約システムを導入するには、公式アカウントの開設やツール連携、初期設定が必要であるため、これらの導入支援の有無にも注目するのがおすすめです。本記事を参考に、適切なLINE予約システムを導入して、売上の向上や店舗運営の効率化につなげましょう。

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