ドメインの取り方とは?取得までの手順やドメイン管理の注意点も解説

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  • ドメイン取得では、まずトップレベルドメインを決めたあと、独自ドメインを考える
  • ドメイン取得サービスを選ぶ際は、Whois情報の代理公開を行っているか確認する
  • ドメイン取得後は定期的な更新が必要なため、自動更新を設定しておくのがおすすめ

企業や個人がビジネス目的でWebサイトを運営する場合は、独自ドメインが必要です。しかし、その取得方法や手順をよく知らないという方もいるでしょう。この記事では、ドメインの取り方を初心者にもわかりやすく説明し、取得・管理する上での注意点も解説します。

目次

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  1. ドメイン取得にはサーバーも契約できるサービスがおすすめ
  2. そもそもドメインとは
  3. ドメインの取得方法・手順
  4. ドメイン取得・管理に関する注意点
  5. ドメイン・サーバーを一元管理できるドメイン取得サービス
  6. まとめ

ドメイン取得にはサーバーも契約できるサービスがおすすめ

ドメインの取得を考えている場合、同時にサーバーの契約も必要になるため、管理の手間やコストの負担が気になる方も多いと思います。

お名前.comは、GMOインターネット株式会社が運営する国内最大級のドメイン公式登録サービスです。630種類以上のドメインを国内最安値で多数用意しており、国内シェアは15年連続No.1※、3,800万件を超えるドメイン登録実績を誇ります。

お名前.comでは、超高速かつ安定して利用できるレンタルサーバーも提供し、ドメインとサーバーの同時申し込みによって、ドメイン料金が永久無料になります。費用対効果の高いドメイン・サーバー管理が可能になるため、運用コストが気になる場合にもおすすめです。

また、ドメインとサーバーは共通の管理画面で一元管理でき、一つの窓口でサポートを受けられるため、管理や問い合わせにかかる手間も削減できます。

コストを抑えて、ドメインとサーバー管理の効率化を図るなら、お名前.comがおすすめです。

※「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。

日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。

レジストラ「GMO Internet, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。

2025年3月時点の調査。

GMOインターネット株式会社

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出典:www.onamae.com

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  • レンタルサーバーとセットで取得料と更新料が永久無料
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  • .comと.netドメインの2個目以降は750円の料金が適用

そもそもドメインとは

ドメインとは、インターネット上に存在するWebサイトやサーバーの「住所」です。ドメインによって、インターネット上の居所を特定することで、そのWebサイトやサーバーとデータを送受信できる仕組みになっています。

つまり、新しくWebサイトを開設する場合は、必ずドメインを取得しなければなりません。特にビジネスのために運営するWebサイトであれば、独自ドメインの取得によって信頼性の向上やブランド力の向上につなげられます。

本記事では、企業や個人がビジネスのために独自ドメインを取得する方法や注意点などを解説します。

独自ドメインを取得するメリット

ビジネスのために独自ドメインを取得すると、ブランド力の強化や信頼性の向上につながります。独自ドメインによって、企業名やブランド名を文字列に組み込むことができ、訪問者に自社のWebサイトであると認識されやすくなるためです。

また、WebサイトのURLとドメインによって統一感が出るため、訪問者に安心感を与えるだけでなく、検索エンジンにも信頼性が高いと判断されやすくなります。その結果、SEO効果が向上し、検索結果で上位表示される可能性が高まるのも魅力的です。

さらに、独自ドメインを取得すれば、ドメイン名と同じメールアドレスを取得できます。独自ドメインのメールアドレスは、一般的なメールアドレスよりもセキュリティ性が高く、フィッシング詐欺などのリスク軽減にも繋がります。

ドメインの取得方法・手順

独自ドメインは誰でも比較的簡単に取得できます。ここでは、ドメインの取り方について順番を追って解説していくため、ぜひ参考にしてください。

1. トップレベルドメインを決める

トップレベルドメインとは、そのWebサイトやサーバーの国・地域や組織属性を表わす文字列です。具体的には「.com」や「.jp」などのように、ドメイン名の末尾の「.(ピリオド)」の後ろの文字列を指します。

トップレベルドメインには、「gTLD」と「ccTLD」の2種類があります。どちらを選ぶかによってWebサイトの信頼性が変わるため、自社のビジネスモデルやターゲット層に併せて最適なものを選びましょう。ここでは、「gTLD」と「ccTLD」の特徴を解説します。

gTLD

gTLDは「分野別のドップレベルドメイン」で、「.com(商業)」「.net(ネットワーク)」「.org(非営利組織)」「.info(情報)」などが代表的です。企業のWebサイトには「.com」が利用されることが多いです。

国・地域といった地理的制約がなく、世界のどこからでも取得できるため、グローバルな市場でのビジネスを目指す企業・個人に向いています。なお、gTLDはccTLDに比べると厳しい取得資格がないため、簡単に取得がしやすく費用も安い傾向にあります。

しかし、その分競争率が高いため、取得したい文字列がすでに他者に使用されている可能性に留意しましょう。

ccTLD

ccTLDは、「国・地域別のドップレベルドメイン」で、「 .jp(日本)」「.us(アメリカ)」「.uk(イギリス)」「.fr(フランス)」などがあります。基本的に、その国・地域のユーザーしか取得できないため、特定の国・地域でのビジネスに特化したい場合に向いています。

範囲が限定されることからgTLDよりも信頼性が高いですが、一方で、その国・地域以外での信頼性はさほど高くありません。主に国内でのビジネス展開や信頼性向上を目指す場合は、ccTLDを検討しましょう。

2. 独自ドメインを決める 

トップレベルドメインを決めたら、独自ドメインを決めていきます。独自ドメインは自由に文字を組み合わせられますが、ビジネス目的であれば、文字列はできる限りシンプルなものが望ましいです。

例えば、複雑だったり長い文字列は、第三者から見ると覚えづらく、自社のドメインと認識してもらえない可能性があるためです。そのため、企業名やブランド名を含めながら、誰が見ても分かりやすい・覚えやすい文字列を考案しましょう。

なお、独自ドメインの文字数は3文字以上63文字以内、かつ利用できる文字の種類は半角英数字と半角ハイフン(-)が基本的なルールとなっています。

3. ドメイン取得サービスを選ぶ

ドメインの取得には、ドメイン取得サービスを利用するのが一般的です。具体的には、「レンタルサーバー会社」と「ドメイン専門会社」の2種類のサービス形態があります。

レンタルサーバー会社は、サーバーとドメインの一括契約が可能です。また、Webサイト開設に伴う各種設定も代行するサービスが多く、自社でのWebサイト開設を減らしたい場合におすすめです。しかし、その一方でサポート範囲が広い分、取得費用は高額になります。

ドメイン専門会社は、ドメインの取得に特化したサービスを提供します。比較的安価なため、コストを抑えたい場合はこちらが向いていますが、サーバーの準備や各種設定は自社で行う点に留意しましょう。

なお、ドメインサービスを選ぶ際は、上記のポイントに加えて「料金」や「Whois情報の代理公開」にも注目するのがおすすめです。

料金をチェック

基本的にドメインは長期にわたって利用するため、維持費が適正であるかどうかに配慮する必要があります。具体的には、初回の取得費用に加えて、更新料やサーバーのレンタル料金が安いサービスを選びましょう。

一般的にはレンタルサーバー会社のほうが取得費用は高額ですが、レンタルサーバーを同時契約すれば、ランニングコストを抑えられる可能性があります。

対して、ドメイン専門会社はドメイン取得費用は安いものの、サーバーを別途レンタルするため、長期的に見ると総合コストが高くなることもあります。中長期的な視野からコストを算出し、自社予算に見合ったサービスを選びましょう。

Whois情報の代理公開を行っているか

Whoisとは、ドメイン登録者の個人情報が登録されたデータベースで、原則として誰でも閲覧できます。Whois情報の代理公開は、ドメイン登録者の代わりにドメイン管理サービス会社の情報をWhoisに公開するサービスを指します。

ドメイン登録者が自身の個人情報を明かしたくない場合は、Whois情報の代理公開を行っているドメイン取得サービスを検討しましょう。これによって、プライバシーを守りながらWhois情報を公開しないと受信できない相手ともやり取りができます。

4. ドメイン名の空き状況を調べる

ドメイン取得サービスを選んだら、サービスを活用して取得したいドメインが利用できるかを調べましょう。基本的にドメインは世界に1つだけしかないため、すでに他ユーザーがその文字列を取得していた場合は、そのドメインは使えません

ドメイン取得サービスの多くは、公式サイトなどにドメインの空き検索フォームを設置しています。ドメイン取得サービスの申し込み前に空き状況を確認しておけば、契約後のサービス会社とのやり取りがスムーズになります。

5. ネームサーバー設定を行う

取得したドメイン名をホームページやメールアドレスで使用するには、ドメインとネームサーバーを紐づけるための設定が必要です。詳細な設定手順はレンタルサーバーごとに異なるものの、一般的には取得先から提供された情報を入力する必要があります。

なお、レンタルサーバー会社のドメイン取得サービスでは、このネームサーバー設定は省略されていたり、大幅に簡略化されている場合が多いです。

また、ドメインとサーバーを一括管理できるため、運用・保守の手間を減らしたい場合はレンタルサーバー会社のサービスを検討しましょう。

ドメイン取得・管理に関する注意点

ドメインの取得・管理はさほど難しくありませんが、注意点も複数存在します。ここからは、ドメイン取得・管理に関する注意点を解説します。

ドメイン取得・管理に関する注意点

  1. 更新手続きを忘れない
  2. サーバーの契約も必要

更新手続きを忘れない

基本的に、ドメインは1年ごとに更新が必要です。ドメインの権利を維持したい場合は、定期的な更新手続きと更新料の支払いを忘れないようにしましょう。

なお、ドメインの更新には猶予期限が設けられることが多く、この期間内に更新すれば、更新期限を過ぎても権利を維持できます。ただし、更新期限を過ぎると、更新料に加えて延滞手数料がかかる恐れがある点に留意してください。

なお、ドメイン取得サービスによっては、ドメインの自動更新に対応しているケースもあります。更新忘れを防止したい場合は、このようなサービスや機能を活用しましょう。

サーバーの契約も必要

Webサイトの開設には、ドメインだけでなく、ドメインを運用するためのサーバーも必要です。特にドメイン専門会社を利用する場合は、サーバーは自社で準備するケースが多いため、忘れずに用意しましょう。

サーバーとドメインを同時契約も検討する

ドメイン取得サービスによっては、ドメインとサーバーレンタルを同時に契約できます。同時契約すると、割引料金が適用されるケースやドメイン料金が無料になるケースも多いため、契約の手間だけでなく、初期費用・ランニング費用も節約できます。

レンタルサーバー会社が提供するドメイン取得サービスは、ドメインとサーバーを一括管理できる場合が多いです。また、Webサイト開設の全般的な支援を受けられるサービスもあるため、リソースに応じて検討してみましょう。

ドメイン・サーバーを一元管理できるドメイン取得サービス

GMOインターネット株式会社

お名前.com

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出典:www.onamae.com

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レンタルサーバーとセットでお得に使いたい方におすすめ

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ここがおすすめ!

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  • 630種類以上のドメインから自社ニーズにあわせて好きなドメインを選べる
  • 充実したオプションから自社の規模や成長にあわせて選択可能
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ここが少し気になる…

  • .comと.netドメインの2個目以降は750円の料金が適用

まとめ

ドメインとは、インターネット上に存在するWebサイトやサーバーの場所を識別するための文字列です。企業や個人がビジネスのためにWebサイトを立ち上げる場合は、企業名・ブランド名を含んだ独自ドメインを取得することで、信頼性の向上が見込めます。

ドメインの取得には、ドメイン取得サービスを利用するのが一般的です。「レンタルサーバー会社」と「ドメイン専門会社」の2種類のサービス形態があるため、予算やニーズにあったものを選択しましょう。

本記事を参考に、自社の独自ドメインを取得して、自社におけるブランド力強化や認知度向上につなげましょう。

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