図形商標を検索するには?検索方法とおすすめのツールを紹介

図形商標とは、企業のロゴやキャラクターなど文字以外の視覚的要素で構成される商標です。文字の商標と同様に、他社とかぶらないよう登録前に既存の商標を検索する必要があります。この記事では、図形商標の検索方法や、商標の調査におすすめのツールなどを解説します。

目次

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  1. 図形商標は登録前に検索を
  2. 「J-PlatPat」を利用した図形商標の検索方法
  3. 図形商標が検索できるその他の公的サービス
  4. 商標の検索には知財・商標調査ツールもおすすめ
  5. おすすめの知財・商標調査ツール10選
  6. 図形商標を登録するメリット
  7. 登録後は商標登録のマークを付けよう
  8. まとめ

図形商標は登録前に検索を

図形商標とは、企業のロゴやキャラクター、シンボルマークなど、文字以外の視覚的要素で構成される商標を指します。文字商標と同様に、すでに他社が登録している商標と類似している場合は登録できないため、出願前に既存の図形商標を検索することが重要です。

特に図形商標は見た目の印象が重視されるため、意図せず類似と判断されるケースも少なくありません。図形商標には主に以下の3種類があり、それぞれ特徴が異なります。

図形のみからなるもの文字を含まず、マークやイラスト、
シンボルなど図形のみで構成された商標
図形と文字の結合商標ロゴマークと社名・商品名など図形と文字を
組み合わせた商標
文字を図案化した商標文字をデザイン化や図案化し、図形的な要素として
表現した商標

「J-PlatPat」を利用した図形商標の検索方法

J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)は、特許・実用新案・意匠・商標などの情報を無料で検索できる公的データベースです。インターネット環境があれば誰でも利用でき、図形商標の事前調査にも広く活用されています。

図形商標は文字検索ができないため、J-PlatPatでは「図形等分類表」を使って、図形の特徴をコード化して検索する仕組みが採用されています。ここでは、J-PlatPatを使って図形商標を検索する際の基本的な流れを、ステップごとに解説します。

参考:特許情報プラットフォーム|J-PlatPat

1. 「図形等分類表」を選択する

まずはJ-PlatPatのサイトにアクセスし、トップページの「商標」メニューから「図形等分類表」を選択します。図形商標の検索は、通常のキーワード検索ではなく、図形の種類やモチーフに基づいて行うため、この分類表の利用が必須です。

図形等分類表では、人間・動物・植物・幾何学模様など、大まかなカテゴリごとに分類されており、ここから検索を進めていきます。

2. 「細分化図形等分類表」でコードを検索

図形等分類表を選択すると、さらに詳細な細分化図形等分類表が表示されます。ここでは、ロゴやマークのイメージに近いモチーフを順に選択していきます。

例えば、「動物」→「鳥」→「翼を広げた鳥」といった形で絞り込むことで、対応する分類コードが表示されます。このコードは、図形商標検索のための重要な情報となるため、適切なコードを特定しましょう。

AND検索・OR検索もできる

分類コードが表示されている欄の下にある「追加」ボタンを押すと、複数の図形等分類コードを組み合わせた検索ができます。ロゴや図形商標は、単一のモチーフだけで構成されているとは限らず、複数の図形要素を組み合わせてデザインされているケースも多いです。

このような場合、AND検索やOR検索を活用することで、より実態に即した商標調査を行えます。AND検索を選択すると、指定したすべての分類コードを含む商標のみが表示されるため、類似性の高い商標を効率的に絞り込むことができます。

また、検索欄に複数の図形等分類コードを入力すると、OR検索を行えます。OR検索は、類似の可能性がある商標を網羅的に確認したいときに有効なため、検索用途に合わせて使い分けましょう。

3. 検索を押して登録済み・出願中の商標を表示

必要なイメージの分類コードをすべて追加したら、「商標検索にセット」を選択しましょう。「検索」をクリックすると、登録済みおよび出願中の図形商標が一覧で表示されます。

表示された商標を確認し、デザインや構成が類似していないかをチェックすることで、登録前のリスク判断に役立てられます。

商標検索とは?目的や基本的な検索方法、注意点などを解説

商標検索とは、商標の出願前に同一または類似の商標が既に登録されていないか調べることです。拒絶や権利侵害のリスクを避けるためにも、特許庁のデータベースの活用や商標調査ツールの利用も有効です。この記事では、一般的な検索の方法や注意点、おすすめツールの紹介をします。

図形商標が検索できるその他の公的サービス

図形商標の調査では、国内向けの検索だけでなく、海外での登録状況も確認しておくことがおすすめです。その際に活用できる公的サービスとして、「Global Brand Database」が挙げられます。

Global Brand Databaseは、世界知的所有権機関(WIPO)が提供する商標データベースで、コストをかけずに無料で利用できます。また、各国・地域の商標情報を横断的に検索でき、画像検索やAI技術を活用した検索を行えます。

図形商標については、キーワード検索に加えてウィーン分類(図形分類)を使った検索が可能で、図形の特徴をもとに類似商標を調査できます。海外展開を検討している場合や、国際的な商標リスクを確認したい場合に有効なサービスです。

参考:Global Brand Database|WIPO

商標の検索には知財・商標調査ツールもおすすめ

商標の検索や登録をより効率的に進めたい場合には、民間の知財・商標調査ツールを活用する方法もあります。これらのツールは、複数の公的データベースを横断的に検索できたり、操作性や検索精度が高く、初心者でも使いやすい点が特徴です。

また、図形商標の類似判定を支援する機能や、検索結果を整理しやすいレポート機能が備わっている場合もあります。

商標調査や出願手続きを自社だけで行うことに不安がある場合や、調査にかかる時間を短縮したい場合には、こうした民間サービスの利用も有効な選択肢といえるでしょう。

おすすめの商標登録代行10選|利用メリットや費用、選び方も解説

商標登録代行とは、特許庁への商標出願を依頼できるサービスです。専門業者に代行してもらうことで、時間と手間のかかる商標登録業務を迅速化できます。この記事では、おすすめの商標登録代行や利用メリット、選ぶ際のポイントなどを解説します。

おすすめの知財・商標調査ツール10選

Molton株式会社

クラウドリーガル

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出典:www.cloudlegal.ai

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ここが少し気になる…

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出典:www.forest-tm.com

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出典:rakuny.com

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弁理士法人Toreru

Toreru 商標登録

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出典:toreru.jp

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弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK

弁理士法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK

弁理士法人HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
出典:www.harakenzo.com

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弁理士法人みなとみらい特許事務所

Brandock

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出典:brandock.net

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弁理士法人オンダ国際特許事務所 株式会社オンダテクノ

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弁理士法人オンダ国際特許事務所
出典:www.ondatechno.com

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弁理士法人ベリーベスト国際特許事務所

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弁理士法人ベリーベスト国際特許事務所
出典:www.vbest-ip.jp

弁理士法人ベリーベスト国際特許事務所

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弁理士法人 太陽国際特許事務所

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出典:www.taiyo-nk.co.jp

弁理士法人 太陽国際特許事務所

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東京金子特許事務所

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出典:www.tokyo-kaneko-po.com

東京金子特許事務所

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  • 費用節約サポートサービス利用時の自治体間との手続きは自身で行う

図形商標を登録するメリット

図形商標は、企業のロゴやマーク、キャラクターなど、視覚的なデザインを保護するための商標です。ブランドイメージを象徴する要素として活用されることが多く、近年では文字商標とあわせて図形商標を登録する企業も増えています。

図形商標を登録することで、法的な保護を受けられるだけでなく、ブランド価値の向上やマーケティング面での効果も期待できます。ここでは、図形商標を登録することで得られる主なメリットについて解説します。

類似した図形の利用を抑止できる

図形商標を登録することで、他社による類似した図形の利用を抑止できる点は大きなメリットです。商標権を取得すると、登録した図形と類似するデザインが同一、または類似の商品・サービス分野で使用されることを防ぐことができます。

文字商標の場合は、読み方や意味といった要素も考慮して類否判断が行われますが、図形商標は主に外観にもとづいて判断されます。

そのため、どの範囲まで権利が及ぶのかが比較的明確になりやすい点も特徴です。ロゴやマークの独自性を守りたい場合、図形商標の登録は有効な手段といえます。

消費者にアピールしやすくなる

図形商標は、文字商標と比べて形や色、デザインによる視覚的なインパクトを与えやすく、消費者に強く印象づけられるというメリットがあります。言語に依存しないため、直感的にブランドを認識してもらいやすくなり、国内外を問わず訴求力を発揮します。

また、ロゴやマークが繰り返し使用されることで、消費者の記憶に残りやすくなり、ブランドイメージの定着にもつながります。図形商標の登録によって、こうした視覚的なブランド資産を安心して活用でき、マーケティングやブランディングの強化にも役立ちます。

登録後は商標登録のマークを付けよう

商標登録を行うと、自社のロゴや名称などの商標が法律によって保護されていることを第三者に示せます。その際に活用できるのが商標登録を示す各種マークです。

これらのマークを商品やWebサイト、広告物などに表示することで権利について証明し、無断使用や模倣の抑止につなげる効果が期待できます。商標の状況に応じて適切なマークを使い分けることが重要です。

ここからは、商標登録のマークについて詳しく解説します。

商標登録のマークについて

  1. Rマーク
  2. TMマーク
  3. SMマーク

Rマーク

Rマーク(®)は、特許庁により正式に商標登録が完了していることを示すマークで、「登録商標マーク」とも呼ばれます。日本では、商標権が発生している商標にのみ使用が認められており、出願中や未登録の段階でRマークを付けることはできません。

Rマークを商品やサービス、Webサイト、広告物などに表示することで、その商標が法律によって保護されていることを第三者に明確に示す効果があります。これにより、他社による無断使用や類似したデザインの利用を抑止しやすくなり、トラブル防止にもつながります。

また、商標権を適切に管理・主張している企業であることを示す意味でも有効です。Rマークは任意表示ではありますが、登録後は積極的に活用することで、商標の保護とブランド価値の維持に役立ちます。

TMマーク

TMマークは、Trademark(商標)を意味する表示で、商標登録や商標出願の有無にかかわらず自由に使用できるマークです。

例えば、現在使用している名称やロゴを自社の商標として主張したい場合に用いられることが多く、商標出願前や出願中、まだ登録が完了していない段階でも表示できます。そのため、新しいブランド名やロゴを使い始めた直後でも活用しやすい点が特徴です。

ただし、TMマークは法的に登録商標であることを示すものではなく、Rマークのような商標権の発生や独占的な効力を示す効果はありません。あくまで、商標として使用している意思を周囲に示すための表示であり、注意喚起的な意味合いが強いマークです。

将来的に商標登録を予定している場合には、TMマークを使用しつつ、登録完了後にRマークへ切り替える運用が一般的です。

SMマーク

SMマークは、Service Mark(サービスマーク)の略で、サービスに関する名称やロゴを商標として使用していることを示すマークです。

例えば、飲食店やITサービス、コンサルティング、教育サービスなど、形のない役務を提供する事業において用いられ、物品に付される商標との区別を示す役割があります。

SMマークはTMマークと同様に、商標登録の有無に関係なく使用できるため、サービスを開始した段階や商標出願前・出願中でも表示可能です。ただし、法的に登録商標であることを示すものではなく、Rマークのような商標権の効力を主張できるわけではありません。

日本ではTMマークとほぼ同じ位置づけで扱われており、実務上は区別せずに使われるケースも少なくありません。サービス名やロゴを継続的に保護したい場合には、商標登録を行い、登録後にRマークへ切り替えることが一般的です。

まとめ

図形商標とは、企業のロゴやキャラクターなど、文字以外の視覚的要素で構成される商標です。文字商標と同様に、登録前には既存の商標と類似していないかを十分に検索・確認する必要があります。

J-PlatPatやGlobal Brand Databaseといった公的サービスに加え、民間の商標調査ツールを活用することで、より効率的な事前調査が可能です。また、登録後は商標登録マークを適切に表示することで、権利の存在を第三者に示し、模倣防止にもつながります。

本記事を参考に、図形商標の調査から登録、活用までを適切に進めていきましょう。

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