API連携ができる予約システムとは?連携によるメリットを解説
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- 予約システムにはAPI連携できるものもあり、外部システムとリアルタイムな連携が可能
- 予約システムのAPI連携では、SNSやPOSシステム・CRMなどと連携できる
- 予約システムを選ぶ際は、API連携の可否だけでなく連携内容も確認する
予約システムには他のシステムとAPI連携ができるものがあります。API連携によって、システム間でリアルタイムに情報をやり取りでき、結果的に顧客満足度の向上にもつながります。この記事では、予約システムにおけるAPI連携のメリットやおすすめのシステムを紹介します。
予約システムのAPI連携とは

予約システムの中には、他システムとAPI連携できるものもあります。例えば、SNSやPOSシスム、CRMとの連携により、リアルタイムなデータのやり取りだけでなく、開発不要で機能の拡張が可能です。
その結果、業務のさらなる効率化や、顧客の利便性や満足度の向上も図れるでしょう。本記事では、予約システムのAPI連携によるメリットや注意点などを解説します。

予約システムとは?主な機能や導入のメリット・デメリットを解説
予約システムとは、予約の受け付け・変更・キャンセルなどを自動で行い、それらの予約情報や顧客情報を一元管理できるシステムです。この記事では、導入を検討中の方のために、予約システムの主な機能や導入することで得られるメリット、選び方のポイントなどを解説します。
APIとは
API(Application Programming Interface)とは、異なるソフトウェアやシステム同士を連携し、情報や機能を相互に送り合うための技術です。APIで連携すると、規格の異なるシステム同士でもリアルタイムでデータをやり取りできるようになります。
さらに、APIを活用すると、外部サービスの機能を自身のシステムに取り込める場合もあります。現在は、インターネット上でプログラム同士を連携するWebAPIが主流になっています。
予約システムの中にも、WebAPIを活用して他システムとスムーズに連携できるものが多いです。
予約システムとAPI連携できる外部システム

APIを活用すると、広範なシステムとの連携が可能です。特に予約システムにおいては、業務効率化や顧客の利便性向上を目的に、GoogleやSNS、カレンダーアプリのほか、POSシステムやCRMなどの業務ツールとAPI連携することが一般的です。
ここでは、予約システムとAPI連携できる外部システムの例や、その効果について解説します。
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予約システムとAPI連携できる外部システム
GoogleやSNS
予約管理システムをGoogleビジネスプロフィールやSNSとAPI連携すると、自社の公開ページや公式アカウントに予約機能を追加できます。顧客は店舗情報を確認し、同じ画面からそのまま予約を入れられるため、利便性が向上するでしょう。
店舗側は予約チャネルを簡単に増設できるほか、受け付けた予約情報を手入力し直す手間がかからないのもメリットです。ユーザーの利用率が高いGoogleやSNSと予約システムとの連携により、効果的な集客を図れます。
カレンダーアプリ
GoogleやLINEのカレンダーと予約管理システムとAPI連携すると、予約と他の予定も一括管理でき、業務効率の向上を図れます。例えば、美容室ではスタッフのシフトと予約状況を1つのカレンダー上でまとめて把握可能です。
個別にカレンダーに手動で転記する必要がなく、担当者の負担軽減と入力漏れなどの人的ミスの防止を見込めます。また、メンバー全員で常に最新の情報を共有できるため、スムーズなサービス提供にもつなげられるでしょう。
自社サイト・アプリ
APIを使えば、自社サイト・アプリに予約ボタンを設置し、直接予約登録できる仕組みを構築できます。顧客は自社サイト・アプリの専用アカウントを使って予約を完了できるため、外部サイトに移動してログインし直す手間がかかりません。
予約にかかる工数を減らし、顧客満足度を高めることができます。その結果、店舗は途中離脱の防止やCVS向上に期待できるでしょう。
POSシステム
POSシステムは、店舗のリアルタイムな会計・売上・在庫を一元管理するツールです。予約システムとのAPI連携により、予約状況とPOS内のデータを連動させて管理でき、さらなる業務の効率化を図れます。
例えば、飲食店では予約情報を参考にすることで、食材の在庫予測や発注が効率化するでしょう。また、過去の売上データと予約情報を照合し、売上予測や適正な人員配置にもつなげられます。
CRM
CRMは顧客に関する情報を一元管理できるツールで、「顧客管理システム」とも呼ばれます。予約システムとCRMをAPI連携すると、予約データと顧客情報を統合して把握でき、最適なサービス提供につなげやすくなります。
例えば、サロンでは過去の来店履歴や注文履歴、顧客の趣味、カウンセリング時の注意メモなども予約情報と一緒に確認できます。
予約日までの準備がスムーズになり、当日は顧客ごとに最適化されたサービスやプロモーションの提供にもつなげられるでしょう。日々の接客品質を高めることは、既存顧客との信頼関係を深める上でも役立ちます。
予約システムでAPI連携を行うメリット

予約システムでAPI連携をすると、自動化できる業務範囲が広くなり、さまざまなメリットにつながります。ここでは、予約システムでAPI連携するメリットを解説します。
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予約システムでAPI連携を行うメリット
リアルタイムで情報を自動連携できる
予約システムと他ツールをAPI連携すると、互いの情報をリアルタイムで自動反映できるのが強みです。別システムに手入力する手間がかからず、登録漏れや予約重複などの人的ミスも同時に防止できます。
さらに、メンバー間での情報共有も効率化し、各人が自身で判断して必要な行動を取れるようになります。管理者への連絡工数を減らし、管理業務における負担軽減にもつながるでしょう。
予約システム内のデータを有効活用できる
API連携すると、予約システムで管理している各情報を他システムに取り込み、分析・活用できるのも魅力です。例えば、予約情報をPOSに取り込めば、マーケティング業務の効率化が見込めます。
また、API連携ではリアルタイムで情報が同期されるため、複数ツールにデータがまたがっている場合でも整合性を保ちやすくなります。正しい情報をもとに自社の状況を多角的に分析でき、最適な意志決定にもつなげやすいでしょう。
開発コストの手間を削減できる
一般的に、連携機能の開発には多くの時間と費用を要し、運用開始後も定期的な点検・改修が必要です。しかし、APIでは原則として開発不要でシステム同士を連携できるため、開発費用に加えて運用コストの削減も図れます。
さらにAPI連携では、使いたい機能を他サービスから自身のシステムに取り込めます。IT人材が不足している組織でも、簡単に機能拡張を図ることができ、より高品質なサービス提供につなげられます。
顧客満足度の向上が図れる
APIによるシステム連携は、顧客満足度の向上にもつながります。例えば、システム同士でアカウント情報をやり取りするため、顧客が複数システムにまたがってサービスを利用する場合でもログインが1度で済みます。
また、予約システムや他システムのデータの一元管理により、顧客の傾向やニーズの把握が容易になり、顧客ごとにパーソナライズ化されたサービス提供につなげやすいです。顧客の満足度を高めることで、リピート来店を促して持続的な売上アップも見込めるでしょう。
API連携できる予約システムの選び方

API連携による予約システムの運用効果を高めるには、自社のニーズに合ったツール選びが重要です。ここでは、API連携できる予約システムの選び方を解説します。
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API連携できる予約システムの選び方
連携させたいシステムに対応しているか
API連携機能を持つ予約システムであっても、実際に連携できる他システムの種類や連携範囲はツールごとに異なります。自社で既に運用しているシステムがある場合は、これらの連携可否を確認しましょう。
例えば、複数の自社システムのうち一部との連携に対応していない場合、そのツールは個別のデータ同期や管理が必要になり、業務の最適化にはつながりません。
なお、予約システムによっては、ベンダーに個別のAPI開発を依頼できるものもあります。別途費用は必要ですが、費用対効果を考慮しながら可否を検討するのもおすすめです。
自社で必要な情報をやり取りできるか
API連携できるデータの種類も、予約管理システムごとに違いがあります。そのため、自社が求める情報のやり取りの可否についても、導入前にしっかりと確認しなければなりません。
必要なデータを自動で同期できると、手動での転記の手間がかからず、どのシステムからでも常に最新情報を確認できます。課題が多い分野を洗い出したうえで、API連携したいデータに優先順位をつけると、自社に必要なシステムを見極めやすくなるでしょう。
連携や操作がしやすいか
予約システムごとにAPI連携の方法が異なるため、ITリソースが少ない組織でも簡単に連携できるかどうかは重要な選定基準です。また、連携機能に加えて、システム全体の操作性も確認しましょう。
特に操作画面が見にくいシステムや、操作が複雑なツールは使い勝手が悪く、かえって業務効率が下がる恐れがあります。無料トライアルやデモを活用しながら、現場担当者にとって使いやすいツールを導入しましょう。
サポート体制が充実しているか
予約システムによっては、API連携や初期設定の際にITの専門知識が求められる場合があります。自社だけでの対応に不安がある場合は、ベンダーによる導入支援やサポートがあると安心です。
分かりやすいマニュアルの整備状況や、電話・チャットによる相談受付の有無を確認しましょう。ITリソースが少ない店舗では、訪問サポートや技術支援があるサービスの導入が望ましいです。
また、飲食店やサロンなど土日祝も営業している店舗では、休日サポートの有無も確認すべきです。自社のリソースを考慮し、必要なサポートを受けられるツールを選びましょう。
費用はどのくらいかかるか
API連携機能は、基本プランに標準搭載されている場合もあれば、上位プラン・オプションでのみ利用できる場合もあります。自社が利用したいプランにAPI連携機能が含まれているか、事前に確認しましょう。
なお、一概に金額だけを見るのではなく、API連携機能の導入によって得られる効果も考慮する必要があります。例えば、予約システムとのAPI連携によって、大幅な業務効率化や千再生工場が見込めるなら、コストをかけても導入の価値があるでしょう。
多角的な観点から費用対効果を算定したうえで、無理なく運用できる予約システムを選ぶことが大切です。
おすすめの予約システム4選
STORES 株式会社
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株式会社リザーブリンク
ChoiceRESERVE
ここがおすすめ!
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- 大手企業や公共機関での導入実績が豊富で、高い安定稼働と強固なセキュリティ対策が特徴
- 専任のサポート担当者が導入時のコンサルティングから運用中のサポートまで手厚く支援してくれる
ここが少し気になる…
- 他のSaaS型予約システムに比べ割高
- 多機能ゆえ、初期設定に時間がかかることも
株式会社インタークエスト
リザエン
SuperSaaS B.V.
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まとめ

予約システムの中には他システムとAPI連携できるものがあり、相互のデータをリアルタイムにやり取りできます。また、予約システムの機能を自社サイトやアプリ、SNSアカウントに簡単に追加でき、開発コストゼロで顧客の利便性を高められるのも魅力です。
顧客利用率の高いシステム・ツールと予約システムのAPI連携により、効果的な集客や提供サービスの質向上にもつなげられるでしょう。
一方で、API連携できるシステムやデータは予約システムによって異なるため、操作性や費用も考慮しながら、自社の運用体制にあったものを選ぶことが大切です。本記事を参考に、API連携機能を有した予約システムを導入し、店舗運営業務の効率化を図りましょう。



