無料で使えるコンプライアンスチェックツール4選|実務で陥る検索の限界
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- 無料トライアルでコンプライアンスチェックツールが使える
- 編集部おすすめのコンプライアンスチェックツールをご紹介
- 無料検索ツールでコンプライアンスチェックをするリスクを解説

編集部
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ビジネスコンシェルジュ編集部
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無料トライアルがあるコンプライアンスチェックツール4選
結論、完全無料で使えるコンプライアンスチェックツールはまだ存在していません。ですが、有料のサービスではあるものの期間限定で無料で試せるものがあります。
無料期間で実際にツールを触ってから導入するかしないかの判断ができるので、導入後に「自社と合わない」「使いにくい」となる事態を防ぎやすくなります。慎重に導入を検討したい事業者様はぜひ活用してみてください。
無料トライアルがあるコンプライアンスチェックツール早見表
| 特徴 | 機能 | サポート | 無料トライアル | |
| \Click/ | 新機能として生成AI/LLM(大規模言語モデル)機能搭載 | ◎ | 〇 | 30日間 |
| \Click/ | 独自のデータベースに基づき、高精度の情報精査を実現 | ◎ | ◎ | 1週間 |
| \Click/ | 240カ国以上のリスク情報を収録した国内最大のリスクカバレッジ | 〇 | 〇 | 1週間 |
| \Click/ | 国内・海外取引先のリスクを検知 | 〇 | ◎ | 期間については問い合わせが必要 |


ここがおすすめ!
- 目視では判断しにくい記事を3段階でリスク判定できて扱いやすい
- 疑わしい記事を「生成AI」が100字程度で要約し、読み込む手間を軽減
- 1件から検索可能で、プランによっては単価を100円に抑えられてコスパがいい
ここが少し気になる…
- 取引先や個人をExcelに取りまとめる必要があるため、手間がかかる可能性も
-
RoboRoboコンプライアンスチェックの導入により、社内での報連相が格段に楽になりました。 AIによる自動判定と記事要約機能で重要な情報が瞬時に整理され、調査結果や証跡も一元管理・一括ダウンロードが可能です。 これにより、担当者間の情報共有や報告作業が大幅に効率化し、確認・承認フローの全体作業時間も大幅に短縮されました。
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コンプライアンス調査を受けて新規取引・継続取引などの判断をするたコンプライアンスチェックを定期的に確実にチェック管理できる点はメリットです。 管理をクラウドで一括管理できるので、作業コストが簡略化され他業務がスムーズになります。
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このサービスを利用したことで日常業務の中で、反社チェックを効率的に行うことができた。このサービスを利用することで、コンプライアンスにおけるリスクの高さを大から小のレベルで認識することができ、その格付けからリスクの高さに応じた対応が可能となるため、リスクの高い項目には重点的なチェックをし、低い場合にはチェックを省略するなどの
評判・口コミを紹介
これまでは手動でチェックを行っていたので、1万件のチェックに約3人/月の労力がかかっていましたが、導入後は作業の工数が約10分の1に減り、大幅な工数削減につながりました。
お客様の声|RoboRoboコンプライアンスチェック
RoboRoboは、わざわざPDF保存する必要がないため全体の工数が大幅に減りました。インターフェースも使い勝手が良く、フィルタリング検索や取引先のグループ分けができるのも良いと感じましたね。
お客様の声|RoboRoboコンプライアンスチェック
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ここがおすすめ!
- AIやフィルタリングをすることで余分な記事を除外し、精度の高い結果を確認できる
- 独自のデーターベースを用いての検索が可能で、直近の反社情報をピンポイントでチェック
ここが少し気になる…
- チェックをする際にどこから手をつければいいかわからず、初心者の方だと扱いきれないことも
-
企業名や代表者名の検索で簡単に反社チェックができ、履歴の確認や検索した新聞記事やWeb記事のPDF保存などができるため、社内共有や退寮件数の調査も簡単にできることがメリットだと思います。
評判・口コミを紹介
工数削減などの課題は大半クリアできており、非常にありがたいです。思ったよりも良かったところを挙げるならば、除外ワード候補の抽出機能など、記事の絞り込み機能は随時改善していただいており、使いやすくなってきていると実感できているところです。(情報通信業)
他社サービスと比べ、RISK EYESは記事ヒット数が97.1%削減できました。(ソフトウェア)
お客様の声|RISK EYES
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ここがおすすめ!
- 1件0.4秒で調査レポートを即表示でき、作業効率を上げることが可能
- 海外リスクについて250万件以上の情報を保有しており、国内外どちらもチェックできる
ここが少し気になる…
- 101検索以上はプロフェショナルプラン契約が必要
-
採用活動など行う際の、判断基準にできます。 内容によって企業に合うかどうかを含めて判断が事前にできるため重宝しています。
評判・口コミを紹介
課題であった毎月の目検作業(新規取引申請、約300件のうち約10%)が減少しました。また、定期モニタリングの活用で、2カ月も要していた取引実績がある取引先全件を対象にしたチェック業務が不要となったことは、業務改善に大きな効果をもたらしています。
お客様の声|RiskAnalyze
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株式会社 日本経済新聞社
日経リスク&コンプライアンス
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ここがおすすめ!
- 顧客の判断だけに頼らず企業内でチェック体制を強化し、効果的にリスクを抑えられる
- 国内だけではなく、海外のリスクも検索できるためグローバルに活用できる
ここが少し気になる…
- 料金についてどれくらい費用がかかるか問い合わせをする必要がある
評判・口コミを紹介
「日経リスク&コンプライアンス」は企業名を入力するだけで、主要全国紙から業界専門紙を検索して新聞記事の状態で結果が出て、さらに官公庁の行政処分情報やWebサイト上の情報なども含め、非常に多くの情報をスクリーニングしているため安心感があります。
社内的には「日本経済新聞社という国内最大手新聞社の、膨大なデータベースを調べた結果なので、自分たちで検索しきれない範囲もカバーできています」と、自信を持って説明できるメリットも大きかったです。
お客様の声|日経リスク&コンプライアンス
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無料でできるコンプライアンスチェックの主要ルート
コンプライアンスチェック(法令遵守・企業倫理の確認)をコストをかけずに行うには、以下の3つの公的情報を使い分けるのが基本です。
行政処分情報の確認
行政処分情報の確認は、対象企業が過去に省庁から法的な命令を受けていないかをチェックすることを指します。主要な省庁は、ネガティブ情報(処分歴)を公表する専用ページが存在していて、それらはネット検索から無料で閲覧可能です。
例えば、消費者庁の「特定商取引法ガイド」なら、業務停止命令や指示を受けた事業者の実名が確認できます。国土交通省なら、無料公開しているネガティブ情報等検索サイトを活用すれば、国土交通省管轄の事業者(建設業や運送業など)の過去の処分歴を照会可能です。
裁判例データベースの照会
裁判所の「裁判例情報」データベースの照会もインターネットで簡単にアクセスできます。最高裁判所だけでなく下級裁判所の主要な判決の全文検索が可能です。不当解雇やハラスメント、商標権侵害といった不祥事の内容を詳細に把握できます。
ただし、日本国内のすべての裁判結果が掲載されているわけではなく、示談で終わったケースや非公開の調停内容は追えないため、これだけで「潔白」を証明するには不十分であると理解しておく必要があります。
Google検索の活用
無料で利用できるGoogle検索を単なる単語入力で終わらせず、検索コマンド(演算子)を駆使することで、精度の高い無料調査が可能になります。特に有効なのが、「企業名 site:*.go.jp」という指定です。政府機関(go.jp)が発行したPDF報告書や議事録内にある、ネガティブな文脈での言及をダイレクトに抽出できます。
他にも、「企業名 (逮捕 OR 訴訟 OR 違反 OR 処分)」のように論理演算子を組み合わせた検索を行うことで、特定のキーワードの情報を探すこともできます。
【実務の落とし穴】無料ツール・自力検索では防げないリスク
ツールを使わないコンプライアンスチェックには限界があり、様々なリスクが潜んでいます。ここでは、手作業によるコンプライアンスチェックの落とし穴について解説していきます。
同姓同名の混同
無料の検索エンジンや公的データベースを利用する際、最大の障害となるのが同姓同名の別人による情報のノイズです。代表者名や役員名で検索を行う場合、一般的な氏名であれば複数件のヒットがあることは珍しくありません。
無料調査では、ヒットした逮捕歴や不祥事が、取引相手と同一人物であるかを特定するための生年月日・住所・経歴といった詳細データが不足していることがほとんどです。この結果、無関係の相手を疑ってしまうのリスクや、逆に別人の情報に紛れて本人の重大なリスクを見逃すリスクが常に付きまといます。
情報の非公開性
ウェブ上で無料で閲覧できる情報には、保存期間や公開範囲の壁が存在します。例えば、官報の破産者情報や行政処分の公表リストは、一定期間を過ぎるとリンクが切れたり、データベースから削除されたりすることが一般的です。多くの新聞社やニュースサイトも、古い記事は有料アーカイブに移行するか、記事そのものを削除してしまいます。
よって、無料検索で見えるのは「現在公開されている断片的な情報」に過ぎません。過去に重大な不祥事を起こしていても、ネット上のログが消えていれば「問題なし」と判断できてしまいます。取引先の企業や個人に隠れた過去まで遡って網羅的に調査するには、専門のツールを活用しないと難しいのが実情です。
リアルタイム性の欠如
公的なデータベースや行政の公表資料は、事件やトラブルが発生してから掲載されるまでに大きなタイムラグがあります。そのため、無料の公報確認だけでは「今まさに水面下で起きているトラブル」や「直近で報じられたばかりの不祥事」をキャッチアップできないリスクがあります。
無料で使えるSNSや掲示板などを活用してリアルな情報も集めることも可能ですが、これらは信憑性の判断が極めて難しく、デマや誹謗中傷も混ざっているため、そのままビジネスの判断材料にするには危険が伴います。
2026年現在のスピード感あるビジネス環境において、情報の鮮度と信頼性を両立させたチェックを行うには、無料の公的情報追跡だけではどうしても一歩遅れてしまうのが現実です。

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