【入門ガイド】Leonardo AIとは|できること・料金・使い方を解説

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  • Leonardo AIはWebブラウザだけで使えるAI画像生成サービス
  • 無料プランから利用でき、有料プランで商用利用や高度な機能が解放される
  • 商用利用・著作権の扱いはプランごとに異なるため、利用前に公式規約の確認が必要

Leonardo AI(レオナルド エーアイ)は、テキストから高品質な画像を生成できるWebベースのAI画像生成サービスです。無料プランから始められ、Webブラウザだけで使えるため、AI画像生成の入門ツールとして利用が広がっています。

「具体的に何ができるのか」「料金はどのくらいかかるのか」「商用利用できるのか」など、導入前に気になる点は多いですよね。本記事ではLeonardo AIの主な機能から料金プラン、登録から画像生成までの基本的な使い方、商用利用や著作権に関する注意点までをまとめて解説します。

目次

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  1. Leonardo AIとは|できることと特徴をまとめて解説
  2. Leonardo AIの主要機能|画像生成からAI動画まで
  3. Leonardo AIの料金プラン|無料版でできること・有料版との違い
  4. Leonardo AIの使い方|アカウント登録から画像生成までの手順
  5. Leonardo AIを使う前の注意点|商用利用・著作権・データの扱い
  6. Leonardo AIをうまく使うためのプロンプトのコツとまとめ

Leonardo AIとは|できることと特徴をまとめて解説

Leonardo AIで画像が生成される流れ テキストプロンプトを入力するとAIモデルが処理し、画像が生成され、Canvas Editor等で編集・保存できる。 テキスト入力 プロンプトで指示 AIモデルが処理 Phoenix等のモデル 画像生成・編集 Webブラウザで完結 テキストから画像生成までの基本フロー

Leonardo AIは、テキストで指示を入力するだけで画像を生成できるAIサービスです。専用ソフトのインストールや高性能なパソコンは不要で、Webブラウザとアカウントがあれば利用を始められます。

Leonardo AIの概要|どんなサービスか

Leonardo AIはオーストラリア発のAI画像生成サービスで、2024年7月にデザインプラットフォームを展開するCanvaに買収されたことが公式に発表されました(Canva公式ブログ「Welcoming Leonardo.Ai to Canva」より)。買収後もLeonardo AIは独立したサービスとして運営されており、Webサイト(leonardo.ai)から利用できます。

特徴は、汎用的な画像生成だけでなく、ゲーム素材・コンセプトアート・マーケティング素材といった商用シーンを意識した機能が早い段階から実装されてきた点にあります。

Leonardo AIで何ができるのか|主な用途

Leonardo AIで生成・編集できるコンテンツの例は次のとおりです。

  • イラスト、写真風画像、アニメ調キャラクター
  • ゲーム素材(背景、アイテム、キャラクターのコンセプトアート)
  • マーケティング用のアイキャッチ画像、SNS投稿用ビジュアル
  • 既存画像の一部修正、背景の差し替え
  • 静止画から短い動画クリップを生成

用途の幅が広いため、デザイン業務に組み込みたい企業担当者から、副業や趣味で画像を作りたい個人まで、ユーザー層は多岐にわたります。

Leonardo AIの主要機能|画像生成からAI動画まで

Leonardo AIの主要4機能 画像生成、Canvas Editor、Real-Time Canvas、Motionの4つの代表機能をカテゴリ別に整理。 画像生成(Image Generation) テキストから画像を生成 用途別モデルを選択可能 Canvas Editor 部分修正・領域拡張 インペイント/アウトペイント Real-Time Canvas スケッチを即座に画像化 プレビュー感覚で調整 Motion(動画生成) 生成画像に動きを付与 短い動画クリップを出力

Leonardo AIには複数の機能が用意されていますが、まずは代表的な4つを押さえれば全体像をつかめます。

テキストから画像を生成する基本機能

最も基本となるのが、プロンプト(prompt)を入力して画像を生成する機能です。生成時には用途に応じてAIモデルを選びます。Leonardo AI独自のモデルとして「Phoenix」「Lightning XL」「Anime XL」などが提供されており、フォトリアル系・アニメ系・汎用といった目的別に使い分けられます。各モデルの詳細と最新ラインナップは公式の「Models」ページで確認できます。

画像編集・拡張機能(Canvas Editor/Real-Time Canvas)

Canvas Editorは、生成した画像の一部を選択して書き換える「インペイント」や、画像の外側を拡張して描き足す「アウトペイント」が行える機能です。たとえば人物の表情だけ差し替える、横長サイズに引き伸ばすといった編集ができます。

Real-Time Canvasは、簡単なスケッチや図形を描くと、リアルタイムでAIが画像として整える機能です。完成形をプレビューしながら微調整できるため、構図を試行錯誤するときに役立ちます。

動画生成機能(Motion)

Motionは、生成した1枚の画像に動きを加えて短い動画クリップを作る機能です。Webサイトのキービジュアルや、SNS用の短尺コンテンツに利用されています。動画の長さや動きの強さなどの仕様は公式機能ページを参照してください。

Leonardo AIの料金プラン|無料版でできること・有料版との違い

Leonardo AIのプラン選びで確認したい4つのポイント 1日の生成枚数、商用利用、プライベートモード、API・高度な機能の4観点でプランを比較する。 1 1日あたりの生成枚数(トークン量) どれくらい毎日生成したいかでプランの目安が変わる 2 商用利用の可否 業務・販売用途に使うなら有料プランが基本 3 プライベートモードの有無 生成物を他のユーザーに見せたくない場合は要確認 4 API・高度な機能の利用 外部システムとの連携や高解像度出力は上位プラン中心

Leonardo AIは、無料プランと複数の有料プランで構成されています。具体的な金額や月間トークン数は改定されることがあるため、本記事ではプランを選ぶときの判断軸を整理します。最新の数値は公式の料金ページで必ず確認してください。

無料プランで試せる範囲

無料プランでは、1日あたり一定数のトークン(生成に必要な「電力」のようなクレジット)が付与され、その範囲内で画像を生成できる仕組みになっています。お試しでLeonardo AIを触ってみたい段階なら、無料プランで操作感を確かめてから判断するのが現実的です。

ただし、無料プランで生成した画像は他のユーザーから見える状態(パブリック扱い)になる傾向があり、商用利用が制限されるケースもあります。詳細はプランごとの利用規約・FAQの最新版を確認してください。

有料プランで広がる用途

有料プランでは、1か月あたりのトークン量が増えるほか、生成物を非公開にできる「プライベートモード」、商用利用権、APIアクセス、より高解像度な出力などが解放される傾向にあります。業務利用を想定するなら、まず「商用利用」「プライベートモード」が含まれるかを確認するのが分かりやすい目安です。

Leonardo AIの使い方|アカウント登録から画像生成までの手順

Leonardo AIの基本的な使い方3ステップ アカウント登録、モデル・パラメーターの設定、プロンプト入力と生成の3ステップで画像が作れる。 1 アカウント登録 メール/Google/Apple 2 モデルと設定の選択 用途に合うモデルを指定 3 プロンプト入力 指示を書いて生成

ここからは、初めてLeonardo AIを使うときの基本的な流れを3ステップで紹介します。

Step 1|アカウント登録(メール/Google/Apple)

公式サイト(leonardo.ai)にアクセスして「Get started」または「Sign up」を選びます。メールアドレスのほか、GoogleアカウントやApple IDでの登録にも対応しています。ニックネームや利用目的を入力するアンケート画面が表示されることがありますが、これは後から変更できます。

Step 2|モデルとパラメーターの設定

ダッシュボードから「Image Generation」を開き、使用するモデルを選択します。フォトリアルな画像を作りたいときは「Phoenix」や写真特化モデル、アニメ調なら「Anime XL」など、目的に合うモデルを選ぶと結果の精度が安定します。画像のサイズや生成枚数、ガイダンス強度などのパラメーターも、この画面で指定します。

Step 3|プロンプトを入力して画像を生成

プロンプト欄に作りたい画像の説明を英語または日本語で入力し、「Generate」を押すと画像が生成されます。英語で書くほうが結果が安定しやすい傾向ですが、日本語にも一定程度対応しています。プロンプトの書き方は次の章でもう少し詳しく扱います。

Leonardo AIを使う前の注意点|商用利用・著作権・データの扱い

Leonardo AIで避けたい運用と推奨される運用の対比 規約未確認のまま商用利用するとリスクが残る一方、規約確認と運用ルールを揃えれば安全に活用できる。 ① 避けたい運用パターン 規約未確認で商用利用 プラン条件を見ずに販売 リスク 権利関係のトラブル 差止め・損害賠償の懸念 ② 推奨される運用パターン 規約・プラン条件を確認 運用ルールを社内で整備 安全 安心して業務活用 継続的に運用しやすい 利用前の規約確認とルール整備でリスクを抑える

便利な反面、Leonardo AIを業務で使うときは、いくつか押さえておきたい注意点があります。

商用利用するときの確認ポイント

商用利用の可否はプランによって異なります。販売物・広告・クライアントワークなど対外的に使う場合は、加入予定のプランで商用利用が認められているかを利用規約の最新版で確認してください。あわせて、Leonardo AI内で他のユーザーが公開しているサードパーティーモデルを使う場合、そのモデル個別のライセンスが追加で適用されることがあります。

著作権・肖像権リスクへの基本的な備え

文化庁が公開する「AIと著作権に関する考え方について」では、AI生成物について「既存の著作物との類似性」「依拠性」が認められると著作権侵害になり得ると整理されています。実務上気をつけたい点は次のとおりです。

  • 実在の人物名・有名キャラクター名・既存ブランドロゴをプロンプトに含めない
  • 既存作品をそのまま模倣するような指示をしない
  • 生成画像をそのまま使う前に、既存作品と酷似していないか目視で確認する

なお、生成物の権利帰属はサービスごとに異なるため、Leonardo AIの利用規約と商用利用条件は必ず原文で確認してください。

プロンプトに入れてはいけない情報

プロンプトに入力した文字列は、サービス提供者側で何らかの形で扱われます。社外秘の資料文言、顧客の個人情報、未公開の製品名などをそのままプロンプトに含めるのは避けてください。社内ルールとして「プロンプトに入れてよい情報」「入れてはいけない情報」を明文化しておくと安全です。

Leonardo AIをうまく使うためのプロンプトのコツとまとめ

プロンプト設計の3ステップ 目的を言語化し、要素を分解して書き、生成結果を見て調整する流れで精度が安定する。 1 目的を言語化 何の用途で使うか決める 2 要素を分解して記述 被写体・スタイル・詳細 3 結果を見て調整 少しずつ精度を上げる

最後に、Leonardo AIで思った通りの画像に近づけるためのプロンプトの考え方をまとめます。

プロンプト設計の基本3要素(被写体/スタイル/詳細)

プロンプトは大きく分けて、被写体(何が写っているか)/スタイル(どんな絵柄か)/詳細(光・構図・色など)の3要素を意識すると整理しやすくなります。

たとえば「カフェにいる女性」と書くより、「窓際のカフェで本を読む20代の女性、自然光、シネマティックな構図、温かみのある色味」と要素を分解した方が、意図に近い画像が出やすくなります。逆に望まない要素(例:背景に文字が入る、人数が増えるなど)はネガティブプロンプトに記載することで除外できます。

まとめと次の一歩

Leonardo AIは、Webブラウザだけで本格的なAI画像生成を始められるサービスです。まずは無料プランで操作感を確かめ、業務で継続利用する見込みが立った段階で、商用利用やプライベートモードに対応した有料プランへ移行する流れが現実的でしょう。

商用利用の条件、著作権の扱い、プロンプトに含めてよい情報の範囲は、利用前に公式の利用規約と社内ルールの両方で必ず確認してください。

参考リンク

  • Leonardo AI公式サイト:https://leonardo.ai/
  • Canva公式ブログ「Welcoming Leonardo.Ai to Canva」(2024年7月公表)
  • 文化庁「AIと著作権に関する考え方について」
  • 経済産業省「AI事業者ガイドライン」

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