saasって何?身近な例でわかるSaaSの意味と使われ方
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- SaaSは、インストールせずにネット経由で使えるソフトウェアです。
- メール、チャット、会計、予約、請求など、普段の仕事で使うツールにもSaaSは多くあります。
- 利用前は「誰が使うか」「どんな情報を扱うか」「月額費用」「やめる時の移行」を確認しましょう。
「saasって何?」と聞かれると、急に専門用語のように感じるかもしれません。けれども実際には、家計簿アプリ、予約管理、グループウェア、請求書作成ツールなど、日々の仕事や生活ですでに触れている仕組みです。この記事では、SaaSを“インターネット経由で使うソフトウェア”として、個人事業主・中小企業・中堅大企業のどの立場でも説明しやすいように、身近な例、クラウドとの関係、使う前の注意点まで順に整理します。取引先への説明や社内研修の入口にも使える、会話に近い言葉で理解していきましょう。 最初の一歩として、自分の周りにあるSaaSを見つけるところから始めます。
💡 SaaSを導入する前に——自社の業務課題を整理していますか?
この記事を読んでいる方の多くは、業務効率化やSaaS導入に取り組む法人担当者です。SaaSの概念を理解する前に、「自社のどの業務課題を解決したいか」を整理しておくと、SaaS導入の判断が格段に精度が上がります。
SaaS導入に取り組む企業が同時に見直すことが多い業務課題を、以下にまとめました。
- 取引先・採用候補者の反社確認を手作業でやっている
→ 反社チェックツールとは?メリット・デメリット、選び方も解説 - 採用管理をExcelで行い、拡大フェーズで限界を感じている
→ 採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説 - 給与計算・労務手続きを担当者1名に依存している
→ 人事労務代行とは?外注できる業務や利用メリット、選び方も解説
⚠️ 成長フェーズで急に限界が来る業務チェックリスト
「今はExcelで回っている」という感覚のまま成長を続けると、ある時点で業務が突然破綻します。SaaS導入と並行して見直しを検討してください。
- ☐ 取引先・採用候補者の反社確認を目視やGoogleで行っている
→ 反社チェックツールとは?メリット・デメリット、選び方も解説 - ☐ 採用管理をExcel・メールで運用し、応募者対応が漏れている
→ 採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説 - ☐ 給与計算・社会保険手続きを担当者1名が手作業で処理している
→ 人事労務代行とは?外注できる業務や利用メリット、選び方も解説 - ☐ 経営者・少数チームがバックオフィス業務を兼務してコア業務に集中できない
→ オンラインアシスタントとは?メリット・デメリット、選び方を解説
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SaaSって何?まずは身近な3つの例で見る
SaaSをいきなり「Software as a Service」と説明されると、少し遠い言葉に聞こえます。そこで、まずは身近な場面から考えてみましょう。たとえば、スマートフォンやパソコンからログインして使う家計簿アプリ、チームで予定を共有するグループウェア、予約や請求をオンラインで管理するツールは、SaaSに近い使い方です。
共通しているのは、ソフトウェアを手元のパソコンに入れて終わりではなく、インターネット経由でサービスとして使う点です。個人事業主なら請求書や予約管理、中小企業なら勤怠・会計・顧客管理、中堅大企業なら部門横断の情報共有やワークフローで見かけやすいでしょう。
SaaSをひと言で説明すると
📋 SaaS導入の前に潰しておきたいボトルネック
SaaS導入企業が「先に整理しておくべきだった」と口を揃える業務課題です。
- 反社チェックの自動化——手作業・目視管理は法務リスクが顕在化した際に対応が遅れる
- 採用管理の仕組み化——採用拡大フェーズでExcel管理が限界を迎え、優秀な候補者を逃す
- 労務業務の外部委託——担当者依存の給与計算・社保手続きは離職・病欠で即座に業務停止リスク
SaaSは「インターネット経由で使うソフトウェア」です。正式にはSoftware as a Serviceの略で、直訳すると「サービスとして提供されるソフトウェア」という意味になります。より詳しい定義を確認したい場合は、SaaSとは(本格解説)もあわせて参照してください。
NISTのSP 800-145では、SaaSをクラウド上で動く提供者のアプリケーションを利用者が使うモデルとして説明しています。利用者は通常、ネットワークやサーバー、OSなどの土台を管理せず、アプリケーションの一部設定だけを扱います(National Institute of Standards and Technology「The NIST Definition of Cloud Computing」2011年、https://csrc.nist.gov/pubs/sp/800/145/final 2026年6月14日取得)。
会話で説明するなら、「買い切りのソフトを自分のパソコンに入れるのではなく、ログインして使うソフト」と言うと伝わりやすくなります。略称そのものを確認したい場合は、SaaSの略称解説で、読み方や正式名称を整理できます。
SaaSとクラウドは同じ?違いを整理
SaaSとクラウドは同じ言葉ではありません。クラウドは、インターネット経由でコンピューター資源やサービスを使う大きな考え方です。その中に、完成したアプリを使うSaaS、開発の土台を使うPaaS、サーバーなどの基盤を使うIaaSがあります。SaaS全体(ピラー隣接)を読むと、カテゴリ全体の位置づけも把握しやすくなります。
たとえば、メールや会計の画面を開いて作業する人はSaaSの利用者に近く、アプリを作る開発者はPaaSやIaaSに触れる場面が増えます。初心者がまず押さえるなら、「自分が完成したソフトを使っているならSaaS」と考えると十分です。さらに詳しい区別は、SaaS・PaaS・IaaSの違いで整理できます。
会社でSaaSが使われる場面
📎 SaaS導入企業が同時に見直していること
SaaS導入を検討する企業の多くは、SaaS活用と並行して以下の業務課題にも着手しています。
会社でSaaSが使われる場面は、業種や規模によって変わります。ただし、目的で見ると「記録する」「共有する」「承認する」「顧客とやり取りする」の4つに分けやすくなります。総務省の情報通信白書や公的なクラウド利用調査では、企業活動におけるクラウド利用がICT活用の重要なテーマとして扱われています(総務省「令和7年版情報通信白書」2025年、https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/ 2026年6月14日取得)。
| 立場 | SaaSを使う場面 | 説明のしかた |
|---|---|---|
| 個人事業主 | 会計、請求書、予約、問い合わせ管理 | 一人で回す仕事を、ログイン型のソフトで整理する |
| 中小企業 | 勤怠、顧客管理、社内チャット、ファイル共有 | 複数人の情報を同じ画面で見られるようにする |
| 中堅大企業 | ワークフロー、グループウェア、営業管理、人事管理 | 部門をまたぐ業務を共通ルールで動かす |
この記事では個別サービスの優劣やランキングは扱いません。具体的にどのような種類があるかを見たい場合は、SaaSの代表例を読むと、業務別のイメージを広げやすくなります。
SaaSを使う前に知っておきたい注意点
SaaSは使い始めやすい一方で、何も確認せずに増やすと、アカウント管理やデータ管理が複雑になります。便利さだけで判断せず、誰が使うのか、どの情報を入れるのか、やめる時にデータを取り出せるのかを見ておくことが大切です。
個人事業主なら、退会時にデータを出せるか。中小企業なら、退職者のIDを止める運用があるか。中堅大企業なら、部署ごとの権限やログ管理をどう扱うかが論点になります。セキュリティや個人情報を扱うSaaSでは、公式資料や契約条件を確認し、自社のルールに合わせて使う範囲を決めましょう。
S-007「saas ってなに」との棲み分け
「saas って何」と「saas ってなに」は、検索する人の疑問が近い表記揺れです。そのため、本記事では漢字表記で調べる読者に向けて、会話で説明できる実例先行の内容に寄せています。より短い会話調で概要を見たい場合は、S-007側の記事とあわせて読む設計です。
| 記事 | 主な役割 | 読者の状態 |
|---|---|---|
| S-007:saas ってなに | ひらがな会話型の入口 | まず雰囲気をつかみたい |
| S-008:saas って何 | 漢字表記の説明手帳型 | 相手に説明できる形で理解したい |
| S-001:SaaSとは | 本格解説・ピラー | 定義、仕組み、導入まで深く知りたい |
よくある質問(FAQ)
Q. SaaSはどう読むのですか?
A. 一般には「サース」と読まれることが多いです。文脈によって「サーズ」と聞こえることもありますが、社内資料では読み方を一つにそろえると混乱を減らせます。
Q. SaaSは無料アプリのことですか?
A. 無料か有料かではなく、インターネット経由でソフトウェアを使う提供形態を指します。無料プランがあるSaaSもありますが、有料契約や人数課金のものもあります。
Q. SaaSとクラウドサービスは何が違いますか?
A. クラウドサービスは大きな分類で、SaaSはその中の一つです。完成したソフトを使う形がSaaS、開発基盤やサーバー基盤を使う形がPaaSやIaaSです。
Q. SaaSを選ぶ時は何を見ればよいですか?
A. まずは用途、利用人数、扱うデータ、権限管理、解約時のデータ取り出しを確認します。価格や機能だけでなく、運用できるかを見ることが大切です。
まとめ|今日からできる3つのこと
SaaSを学んでいる企業が同時に取り組んでいること
SaaSを活用している企業が同時に進めている取り組みをご紹介します。
⚖️ 法務・コンプライアンスリスク
取引先・採用候補者の反社確認を手作業でやっている——SaaS推進で取引先・採用が増えるほどリスクが高まります。
⚠️ SaaS導入と並行して放置すると危険な業務——実際にあった失敗ケース
SaaSを進めながら、以下の業務課題を後回しにしたために発生した問題です。
- 採用拡大フェーズで反社確認が追いつかなくなった——取引先・採用候補者が増え、手作業確認が破綻。
→ 反社チェックツールとは?メリット・デメリット、選び方も解説 - 採用管理のExcel運用が限界を迎え、内定者のフォローが漏れた——応募者数が増えた途端に管理しきれなくなり、辞退者続出。
→ 採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説 - 労務担当者が退職し、給与計算が1ヶ月止まった——業務が1名に集中していた状態で突然のリスクが顕在化。
→ 人事労務代行とは?外注できる業務や利用メリット、選び方も解説
🏢 社員規模別・SaaS導入と同時に見直す業務課題
会社の規模によって「先に解決すべき業務課題」は異なります。
30〜100名規模
採用・労務が急増するフェーズ。管理体制の整備が急務。
採用管理システムとは?機能やメリット・デメリット、選び方を解説 / 人事労務代行とは?外注できる業務や利用メリット、選び方も解説
- 普段ログインして使っている仕事用アプリを書き出し、SaaSかどうかを考える。
- 社内や取引先に説明する時は、「ネット経由で使うソフト」と言い換える。
- 本格的に調べる段階では、SaaS全体、代表例、PaaS・IaaSとの違いを順に確認する。
SaaSは難しい用語に見えますが、まずは「すでに使っているログイン型のソフト」と捉えると理解しやすくなります。次に導入や比較を考える段階では、用途・データ・運用ルールを整理し、自社に合う使い方を検討しましょう。
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参考文献
- National Institute of Standards and Technology「The NIST Definition of Cloud Computing」2011年、https://csrc.nist.gov/pubs/sp/800/145/final 2026年6月14日取得
- 経済産業省「クラウドサービス利用実態調査」公開年要確認、https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/cloud/ 2026年6月14日取得(公開前URL確認推奨)
- 総務省「令和7年版 情報通信白書」2025年、https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/ 2026年6月14日取得
- 総務省「通信利用動向調査」最新版、https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html 2026年6月14日取得
- 独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ」最新版、https://www.ipa.go.jp/security/ 2026年6月14日取得
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