saasって何?身近な例でわかるSaaSの意味と使われ方

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  • SaaSは、インストールせずにネット経由で使えるソフトウェアです。
  • メール、チャット、会計、予約、請求など、普段の仕事で使うツールにもSaaSは多くあります。
  • 利用前は「誰が使うか」「どんな情報を扱うか」「月額費用」「やめる時の移行」を確認しましょう。

「saasって何?」と聞かれると、急に専門用語のように感じるかもしれません。けれども実際には、家計簿アプリ、予約管理、グループウェア、請求書作成ツールなど、日々の仕事や生活ですでに触れている仕組みです。この記事では、SaaSを“インターネット経由で使うソフトウェア”として、個人事業主・中小企業・中堅大企業のどの立場でも説明しやすいように、身近な例、クラウドとの関係、使う前の注意点まで順に整理します。取引先への説明や社内研修の入口にも使える、会話に近い言葉で理解していきましょう。 最初の一歩として、自分の周りにあるSaaSを見つけるところから始めます。

目次

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  1. SaaSって何?まずは身近な3つの例で見る
  2. SaaSをひと言で説明すると
  3. SaaSとクラウドは同じ?違いを整理
  4. 会社でSaaSが使われる場面
  5. SaaSを使う前に知っておきたい注意点
  6. S-007「saas ってなに」との棲み分け
  7. よくある質問(FAQ)
  8. まとめ|今日からできる3つのこと
  9. 関連記事
  10. 参考文献

SaaSって何?まずは身近な3つの例で見る

SaaSをいきなり「Software as a Service」と説明されると、少し遠い言葉に聞こえます。そこで、まずは身近な場面から考えてみましょう。たとえば、スマートフォンやパソコンからログインして使う家計簿アプリ、チームで予定を共有するグループウェア、予約や請求をオンラインで管理するツールは、SaaSに近い使い方です。

図1:あなたも使っているSaaSの例家計簿、グループウェア、予約請求ツールをSaaSの例として示す図。 あなたも実は使っているSaaS ¥家計簿・会計ブラウザやアプリで記録を共有 グループウェア予定・掲示板・資料を同じ画面で確認 予約・請求申し込みや請求をオンラインで処理 共通点:ソフトを買って入れるより、ネット経由で使う
図1:SaaSは、特別なIT用語というより「ネット経由で使う仕事用ソフト」と考えると理解しやすくなります。

共通しているのは、ソフトウェアを手元のパソコンに入れて終わりではなく、インターネット経由でサービスとして使う点です。個人事業主なら請求書や予約管理、中小企業なら勤怠・会計・顧客管理、中堅大企業なら部門横断の情報共有やワークフローで見かけやすいでしょう。

SaaSをひと言で説明すると

SaaSは「インターネット経由で使うソフトウェア」です。正式にはSoftware as a Serviceの略で、直訳すると「サービスとして提供されるソフトウェア」という意味になります。より詳しい定義を確認したい場合は、SaaSとは(本格解説)もあわせて参照してください。

NISTのSP 800-145では、SaaSをクラウド上で動く提供者のアプリケーションを利用者が使うモデルとして説明しています。利用者は通常、ネットワークやサーバー、OSなどの土台を管理せず、アプリケーションの一部設定だけを扱います(National Institute of Standards and Technology「The NIST Definition of Cloud Computing」2011年、https://csrc.nist.gov/pubs/sp/800/145/final 2026年6月14日取得)。

会話で説明するなら、「買い切りのソフトを自分のパソコンに入れるのではなく、ログインして使うソフト」と言うと伝わりやすくなります。略称そのものを確認したい場合は、SaaSの略称解説で、読み方や正式名称を整理できます。

SaaSとクラウドは同じ?違いを整理

SaaSとクラウドは同じ言葉ではありません。クラウドは、インターネット経由でコンピューター資源やサービスを使う大きな考え方です。その中に、完成したアプリを使うSaaS、開発の土台を使うPaaS、サーバーなどの基盤を使うIaaSがあります。SaaS全体(ピラー隣接)を読むと、カテゴリ全体の位置づけも把握しやすくなります。

図2:クラウドサービスの3階層SaaS、PaaS、IaaSを利用者が触れる範囲で比較する図。 クラウドの中にSaaSがある SaaS完成したソフトを使う|メール・会計・チャットなど PaaS開発の土台を使う|アプリ開発者向け IaaSサーバーなどの基盤を使う|情シス・開発向け 初心者が日常で出会いやすいのは、いちばん上のSaaSです。
図2:SaaSはクラウドサービスの一種で、完成したアプリを利用する形です。

たとえば、メールや会計の画面を開いて作業する人はSaaSの利用者に近く、アプリを作る開発者はPaaSやIaaSに触れる場面が増えます。初心者がまず押さえるなら、「自分が完成したソフトを使っているならSaaS」と考えると十分です。さらに詳しい区別は、SaaS・PaaS・IaaSの違いで整理できます。

会社でSaaSが使われる場面

会社でSaaSが使われる場面は、業種や規模によって変わります。ただし、目的で見ると「記録する」「共有する」「承認する」「顧客とやり取りする」の4つに分けやすくなります。総務省の情報通信白書や公的なクラウド利用調査では、企業活動におけるクラウド利用がICT活用の重要なテーマとして扱われています(総務省「令和7年版情報通信白書」2025年、https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/ 2026年6月14日取得)。

立場SaaSを使う場面説明のしかた
個人事業主会計、請求書、予約、問い合わせ管理一人で回す仕事を、ログイン型のソフトで整理する
中小企業勤怠、顧客管理、社内チャット、ファイル共有複数人の情報を同じ画面で見られるようにする
中堅大企業ワークフロー、グループウェア、営業管理、人事管理部門をまたぐ業務を共通ルールで動かす

この記事では個別サービスの優劣やランキングは扱いません。具体的にどのような種類があるかを見たい場合は、SaaSの代表例を読むと、業務別のイメージを広げやすくなります。

SaaSを使う前に知っておきたい注意点

SaaSは使い始めやすい一方で、何も確認せずに増やすと、アカウント管理やデータ管理が複雑になります。便利さだけで判断せず、誰が使うのか、どの情報を入れるのか、やめる時にデータを取り出せるのかを見ておくことが大切です。

図3:SaaSを使う前の4つの確認ID、データ、費用、移行の4項目を確認する図。 使う前に見る4つのポイント 1ID管理退職・異動時に止められるか 2データ保存先と持ち出し方法を確認 3費用人数・機能で変わる条件を見る 4移行やめる時の出口も見ておく
図3:SaaSは便利な面だけでなく、アカウント・データ・費用・移行の確認が大切です。

個人事業主なら、退会時にデータを出せるか。中小企業なら、退職者のIDを止める運用があるか。中堅大企業なら、部署ごとの権限やログ管理をどう扱うかが論点になります。セキュリティや個人情報を扱うSaaSでは、公式資料や契約条件を確認し、自社のルールに合わせて使う範囲を決めましょう。

S-007「saas ってなに」との棲み分け

「saas って何」と「saas ってなに」は、検索する人の疑問が近い表記揺れです。そのため、本記事では漢字表記で調べる読者に向けて、会話で説明できる実例先行の内容に寄せています。より短い会話調で概要を見たい場合は、S-007側の記事とあわせて読む設計です。

記事主な役割読者の状態
S-007:saas ってなにひらがな会話型の入口まず雰囲気をつかみたい
S-008:saas って何漢字表記の説明手帳型相手に説明できる形で理解したい
S-001:SaaSとは本格解説・ピラー定義、仕組み、導入まで深く知りたい

よくある質問(FAQ)

Q. SaaSはどう読むのですか?

A. 一般には「サース」と読まれることが多いです。文脈によって「サーズ」と聞こえることもありますが、社内資料では読み方を一つにそろえると混乱を減らせます。

Q. SaaSは無料アプリのことですか?

A. 無料か有料かではなく、インターネット経由でソフトウェアを使う提供形態を指します。無料プランがあるSaaSもありますが、有料契約や人数課金のものもあります。

Q. SaaSとクラウドサービスは何が違いますか?

A. クラウドサービスは大きな分類で、SaaSはその中の一つです。完成したソフトを使う形がSaaS、開発基盤やサーバー基盤を使う形がPaaSやIaaSです。

Q. SaaSを選ぶ時は何を見ればよいですか?

A. まずは用途、利用人数、扱うデータ、権限管理、解約時のデータ取り出しを確認します。価格や機能だけでなく、運用できるかを見ることが大切です。

まとめ|今日からできる3つのこと

  1. 普段ログインして使っている仕事用アプリを書き出し、SaaSかどうかを考える。
  2. 社内や取引先に説明する時は、「ネット経由で使うソフト」と言い換える。
  3. 本格的に調べる段階では、SaaS全体、代表例、PaaS・IaaSとの違いを順に確認する。

SaaSは難しい用語に見えますが、まずは「すでに使っているログイン型のソフト」と捉えると理解しやすくなります。次に導入や比較を考える段階では、用途・データ・運用ルールを整理し、自社に合う使い方を検討しましょう。

関連記事

参考文献

  • National Institute of Standards and Technology「The NIST Definition of Cloud Computing」2011年、https://csrc.nist.gov/pubs/sp/800/145/final 2026年6月14日取得
  • 経済産業省「クラウドサービス利用実態調査」公開年要確認、https://www.meti.go.jp/statistics/tyo/cloud/ 2026年6月14日取得(公開前URL確認推奨)
  • 総務省「令和7年版 情報通信白書」2025年、https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/ 2026年6月14日取得
  • 総務省「通信利用動向調査」最新版、https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/statistics05.html 2026年6月14日取得
  • 独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ」最新版、https://www.ipa.go.jp/security/ 2026年6月14日取得

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