広告を消す方法|PC・スマホ別の手順と会社のパソコンで使うときの注意点を解説
Check!
- 広告の種類別に、消す方法を早見表で確認できる
- PC・スマホ別の設定と、消せない広告への対処がわかる
- 会社の端末で広告ブロックを使う前の注意点を押さえられる
広告を消す方法は、広告の種類で変わります。勝手に開くポップアップや通知はブラウザの設定で、ページ内のバナーは広告ブロック機能で、アプリの中の広告はアプリ側のプランや設定で減らすのが基本です。ただし、広告を完全にゼロにすることは難しく、会社のパソコンに自己判断で拡張機能を入れると、社内ルールに反したり業務システムが動かなくなったりすることもあります。この記事では、広告の種類別の早見表、PC・スマホ別の手順、消せない広告や偽の警告画面への対処を順に整理し、会社で社員の備えをそろえる方法も紹介します。
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広告を消す方法の早見表|広告の種類別の対処と、会社の端末で先に確認すること
広告を消す方法は、広告の種類によって異なります。勝手に開くポップアップや通知はブラウザの設定で、ページ内のバナーは広告ブロック機能で、アプリの中の広告はアプリ側のプランや設定で対応するのが基本です。
| 広告の種類 | 見え方 | 主な対処 | 手順 |
|---|---|---|---|
| ポップアップ広告 | 別のウインドウやタブが勝手に開く | ブラウザのポップアップブロックをオンにする | PCの手順、スマホの手順 |
| 通知広告 | 画面の隅に広告のような通知が出る | 許可したサイトの通知をブロックする | PCの手順、スマホの手順 |
| ページ内のバナー広告 | 記事の間や画面の端に表示される | 広告ブロックの拡張機能や、広告ブロック機能つきのブラウザを使う | PCの手順、注意点 |
| 追跡型広告 | 閲覧した商品の広告が繰り返し出る | 広告のパーソナライズやトラッキングの設定を見直す | 設定の見直し |
| アプリ内の広告 | ゲームやSNSなどアプリの中に出る | アプリの設定や有料プラン、端末全体の通信先の設定で対応する | スマホの手順 |
| 閉じられない広告・偽の警告 | 閉じるボタンがない全画面表示や、警告音が出る | 広告内のボタンを押さず、タブやブラウザごと閉じる。電話しない | 消せない広告の対処 |
会社から貸与された端末では、広告ブロックの拡張機能やアプリを自己判断で入れず、まずIT管理者や情報システム担当に確認するのが原則です。多くの会社では、入れてよいソフトを社内規程で決めています。拡張機能はページの内容を読み取れる権限を持つものが多く、提供元が信頼できないものを入れると、閲覧している業務システムの情報が外部に送られるおそれもあります。認められた場合も、業務サイトの画面が「広告」と誤判定されて表示されなくなることがあるため、許可リスト(ホワイトリスト)に登録しておくと安心です。
業務端末で本当に警戒したいのは、広告そのものの煩わしさよりも、広告をきっかけにした詐欺やマルウェアです。「ウイルスに感染しました」と表示して電話をかけさせる偽のセキュリティ警告や、便利ツールを装った不審なソフトのダウンロード広告は、社員1人の操作ミスが会社全体の被害につながります。手口と社内ルールを全社員に周知し、受講の記録まで残すには、eラーニングを使う方法があります。検討できるサービスを、役割の違いで並べました。
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PCでネット広告を消す方法
パソコンの広告は、ブラウザ標準のポップアップブロックと広告設定を見直し、それでも足りなければ広告ブロックの拡張機能を追加する、という順番で対策するのが基本です。標準機能だけでも、勝手に開く別ウインドウや、しつこく出る通知はかなり減らせます。
ブラウザ標準の設定で消す
主要なブラウザには、ポップアップをブロックする機能が最初から備わっています。メニューの名前はバージョンによって変わるため、次の表は目安として、詳しくは各社の公式ヘルプで確認してください(Chrome、Edge、Firefox)。
| ブラウザ | 設定の場所 | できること |
|---|---|---|
| Google Chrome | 設定の「プライバシーとセキュリティ」から「サイトの設定」を開く | 「ポップアップとリダイレクト」をブロックに設定。「コンテンツ」の「その他のコンテンツの設定」にある「煩わしい広告」で、広告の扱いを選べる |
| Microsoft Edge | 設定の「Cookieとサイトのアクセス許可」を開く(バージョンによっては「プライバシー、検索、サービス」の「サイトのアクセス許可」) | 「ポップアップとリダイレクト」をブロックに設定 |
| Safari(Mac) | Safariの設定から「Webサイト」タブを開く | 「ポップアップウインドウ」をブロックに設定 |
| Firefox | 設定の「プライバシーとセキュリティ」を開き、「許可設定」まで進む | ポップアップのブロックをオンにする。必要なサイトだけ「許可サイト」に登録できる |
勝手に開くポップアップ広告を消す
ポップアップ広告は、見ているページの上に別のウインドウやタブが勝手に開く広告です。前の表のとおり、ブラウザの「ポップアップとリダイレクト」をブロックに設定すれば、多くは表示されなくなります。それでも出る場合は、次の順で原因を絞り込みます。まず、右下や画面の隅に通知として出ていないかを確認します。通知ならポップアップとは別の設定で止める必要があります。次に、入れた覚えのない拡張機能がないかを確認し、あれば削除します。業務システムのように、ポップアップを使って正しく動くサイトもあるため、設定を変えた後に業務画面が開かなくなった場合は、そのサイトだけ許可に戻してください。ブラウザ別の設定と解除の詳しい手順は、ポップアップブロックの仕組みと設定、ポップアップブロックの解除方法でも整理しています。
通知として出る広告を止める
見落としやすいのが「通知」です。画面の右下に広告のようなメッセージが何度も出る場合、過去にどこかのサイトで通知を「許可」してしまっていることがよくあります。同じサイトの設定画面にある「通知」の一覧から、心当たりのないサイトを削除するかブロックに変えると表示が止まります。
広告ブロックの拡張機能を使う
ページ内のバナー広告まで消したい場合は、広告ブロックの拡張機能を使います。代表的なものを比べると次のとおりです。いずれもブラウザ公式の拡張機能ストアから入手してください。ツールの選び方や法人利用の確認事項は広告ブロックのおすすめと選び方、Chromeに絞った設定はChromeの広告ブロックの方法と選び方で詳しく解説しています。
| 拡張機能 | 特徴 | 留意点 |
|---|---|---|
| uBlock Origin / uBlock Origin Lite | 動作が軽く、ブロックの対象を細かく調整できる | Chromeでは拡張機能の仕様変更により、軽量版のLiteが中心になっている |
| AdBlock / Adblock Plus | 利用者が多く、設定画面がわかりやすい | 初期設定では、基準を満たした控えめな広告は表示される場合がある |
| AdGuard | 広告に加えてトラッキングもブロックできる。PC・スマホ向けのアプリ版もある | アプリ版の一部機能は有料 |
拡張機能は、入れる数が多いほどブラウザが重くなり、どれが原因で表示が崩れているのか分かりにくくなります。広告ブロックは1つに絞り、よく使うサイトが正しく表示されない場合は、そのサイトだけブロックを無効にしましょう。
追跡型広告・しつこい広告を減らす|広告のパーソナライズ設定の見直し
閲覧した商品の広告が別のサイトでも繰り返し出る追跡型広告は、広告の表示設定やトラッキングの設定を見直すことで、内容や出方を調整できます。広告ブロックでページ内の広告を隠す方法とは別の対策です。
Googleの「マイ アド センター」で広告を調整する
Googleは、検索やYouTubeなどのGoogleサービスや、Googleと提携しているサイトに表示される広告を、利用者が調整できる「マイ アド センター」を用意しています。Googleのサービスに出る広告では、広告の「その他」アイコンまたは情報アイコンから「広告をブロック」を選べます。Googleと提携しているサイトやアプリの広告は、「その他」アイコンまたは「AdChoices」から「この広告の表示を停止」を選びます。ブロックした広告は、少なくとも6か月間は表示されないよう可能な限り制限されると説明されています。
広告のトピックや企業ごとに「類似の広告を減らす」を選ぶ使い方もあります。ただし、Googleのヘルプによると、広告をカスタマイズしても広告の全体的な表示回数が増減するわけではなく、閲覧データが設定に影響する場合もあります。広告の数を減らす方法ではなく、見たくない広告の種類を減らす方法と考えるのが現実的です。詳しい操作は、Googleの広告エクスペリエンスを管理するのページで確認できます。
iPhoneでアプリのトラッキングを制限する
iPhoneでは、設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」にある「トラッキング」で、Appからのトラッキング要求を許可しない設定にできます。広告の数は減りませんが、閲覧履歴などをもとにした追跡型の広告を減らせます。これらの設定は、広告ブロックと併用しても問題ありません。会社から貸与された端末では、設定の変更が社内ルールで制限されていることがあるため、IT管理者の方針に従ってください。
スマホでネット広告を消す方法
スマホの広告は、ブラウザのポップアップ設定と通知の許可を見直したうえで、必要に応じて広告ブロック機能付きのブラウザやコンテンツブロッカーを使うと減らせます。iPhoneとAndroidで設定の場所が異なるため、分けて整理します。
iPhone(Safari)の場合
- 設定アプリでSafariの項目(OSのバージョンによっては「アプリ」の中にあります)を開き、「ポップアップブロック」をオンにする(Appleサポート)
- App Storeで広告ブロックに対応したコンテンツブロッカーを入手し、Safariの設定にある「機能拡張」で有効にする
- iOS 18以降では、Safariのページメニューから、ページ内の邪魔な項目を非表示にできる。広告をブロックする機能ではなく、頻繁に入れ替わる広告は完全には隠せない(Appleサポート)
- 見覚えのない構成プロファイルがインストールされていないか、設定アプリの「一般」にある「VPNとデバイス管理」で確認する
Android(Chrome)の場合
- Chromeのメニューから「設定」、「サイトの設定」を開き、「ポップアップとリダイレクト」をブロックにする
- 同じ画面の「広告」の設定を確認し、煩わしい広告が表示されるサイトの広告を制限する
- 「通知」の一覧から、心当たりのないサイトの通知をブロックする
Androidには、端末全体の通信先を指定できる「プライベートDNS」という設定もあります(設定アプリの「ネットワークとインターネット」などにあり、メニューの場所は機種によって異なります)。広告ブロック用のDNSサービスのホスト名を登録すると、ブラウザだけでなく一部のアプリ内広告も減らせるため、手軽で効果の大きい方法として紹介されることが多い設定です。ただし、通信先を外部のサービスに任せることになるため、提供元が信頼できるかを確認してください。会社から貸与されたスマホでは、ネットワーク設定の変更が社内ルールで制限されていることが多いため、変更前にIT管理者へ確認しましょう。なお、どの方法を組み合わせても、広告を完全にゼロにすることは難しい点も知っておくと、ツールを次々に試して端末が不安定になるような事態を避けられます。
広告ブロック機能付きのブラウザを使う
設定の手間をかけたくない場合は、Braveのように広告ブロック機能を最初から備えたブラウザを使う方法もあります。拡張機能を入れなくても多くの広告が表示されなくなります。ただし、ブラウザで消せるのはWebページの広告だけです。
アプリの中の広告やYouTubeの広告は消せる?
ゲームやSNSなどアプリの中に出る広告は、ブラウザの設定では消えません。アプリ内の広告をなくしたい場合は、そのアプリが提供している有料の広告非表示プランを確認しましょう。YouTubeの動画広告も同様で、公式の有料プランであるYouTube Premiumなら、動画の再生前や再生中に広告が表示されない仕組みです(YouTubeヘルプ)。ただし、クリエイターが動画内に組み込んだ宣伝は表示される場合があります。
社内の備えをそろえる3サービスの役割を比較表で見る閉じるボタンがない・消せない広告が出たときの対処
閉じるボタンがない広告や全画面の広告が出たときは、広告内のボタンを押さず、タブやブラウザごと閉じるのが基本です。広告やポップアップには、閉じるボタンに見せかけた偽のボタンが含まれていることがあり、押すと別のページに移動させられることがあります(Appleサポートの案内)。
- 広告の中の「閉じる」「OK」「キャンセル」といったボタンは押さない。
- ブラウザのタブやウインドウを閉じる。スマホでは、タブの一覧からそのタブを閉じる。判断に迷うときは、何も操作せずに閉じる。
- 画面が全体表示になって閉じられないときは、Escキーを長押しして閉じるボタンを表示させる。出ない場合は、警告画面の中をクリックしてから再度試す(IPAの案内)。
- 画面の隅に通知として繰り返し出る場合は、そのサイトの通知をブロックする。
- 警告音や電話番号が表示された画面は、偽のセキュリティ警告の可能性が高いため、電話せずにブラウザを閉じる。業務端末なら、すぐにIT管理者へ報告する。
IPA(情報処理推進機構)は、偽のセキュリティ警告の画面が表示されただけであれば、パソコンはウイルスに感染しておらず、画面を閉じるだけで問題ないとしています。表示された電話番号に電話をすると、思わぬ被害にあうため注意してください。詳しくは、IPAの偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページで確認できます。
| 症状 | 考えられる原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 見ているページの上に別のウインドウが開く | ポップアップの許可 | 「ポップアップとリダイレクト」をブロックに設定する |
| 画面の隅や通知欄に広告のような通知が出る | サイトの通知を許可している | 通知の一覧から、心当たりのないサイトをブロックする |
| アプリを開くたびに広告が出る | アプリ自体の広告表示 | ブラウザの設定では消えない。アプリの有料プランや設定を確認する |
| 全画面で警告音と電話番号が出る | 偽のセキュリティ警告 | 電話せずにブラウザを閉じる。業務端末ならIT管理者へ報告する |
広告ブロックの注意点とリスク
広告ブロックを使うときは、サイトの表示や利用が制限される場合があること、そして広告ブロックを名乗る不審なアプリや拡張機能そのものが危険な場合があることに注意が必要です。メリットとデメリットを先に整理します。
| 観点 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 見やすさ・速度 | 邪魔な広告が減り、ページの表示が軽くなることがある | 必要な表示まで消えて、画面が崩れることがある |
| サイトの利用 | 誤タップで不審なサイトに移動する機会を減らせる | 広告ブロックを検知して、記事を表示しないサイトがある |
| 安全性 | 悪質な広告に触れる機会を減らせる | 拡張機能やアプリ自体が不審だと、閲覧情報を集められるおそれがある |
| 情報との出会い | 関心のない広告を見なくて済む | 広告を通じて知るサービスや情報との出会いが減る |
| 業務への影響 | 業務サイトの閲覧に集中しやすくなる | 業務システムのポップアップ画面が表示されず、手続きが進まないことがある |
無料で読めるニュースサイトや動画サイトの多くは、広告収入で運営されています。そのため、広告ブロックを検知すると記事を表示しなかったり、ブロックの解除や有料プランへの登録を求めたりするサイトがあります。よく使うサイトは許可リストに入れて広告を表示するなど、使い分けを考えましょう。
もう1つのリスクは、広告を装った詐欺と、広告ブロックを名乗る不審なアプリです。「広告を消せる」とうたうアプリや拡張機能の中には、広告を消すどころか別の広告を表示したり、閲覧情報を集めたりするものもあります。公式ストアで提供元や評価、求められる権限を確認し、不必要に多くの権限を求めるものは避けましょう。偽のセキュリティ警告への対処は、前の章で整理したとおり、電話せずに閉じることです。
こうした手口は、個人が気をつけるだけでなく、会社として社員全員に周知しておきたい内容です。業務端末で1人がだまされると、取引先の情報まで危険にさらされるおそれがあります。周知した内容を社員が理解できたかを確かめる段階では、確認テストを備えたeラーニングが使えます。その一例が、株式会社イー・コミュニケーションズのSAKU-SAKU Testingです。ラインナップには、企業の必須研修であるコンプライアンス・ハラスメントとあわせて情報セキュリティが含まれ、受講後にテストで理解度を確認できます。パソコン・スマホ・タブレットから受講できるため、外出の多い社員にも配信しやすい点も特長です。事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いのため、運用体制に合わせて資料で確認してください。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing
株式会社イー・コミュニケーションズ
SAKU-SAKU Testing
初心者にも◎受講者の管理をスムーズに行いたい方におすすめ
おすすめ!
- 不慣れな方でも作成・登録しやすいコンテンツ機能を多数搭載
- あらゆる企業ですぐに役立つ実践的な内容のコンテンツを厳選して用意
- ユーザー管理機能を備えているため、より細かな対象でカテゴリーやグループを紐づけられる
気になる…
- 事務局運営やカスタマーデスクを利用する場合はオプション扱いとなる
「1つでも合格していないテストがある人を対象にリマインドメールを事前に自動で送れるようになったのが大きいです。」
メディカル・データ・ビジョン株式会社の導入事例より。出典:https://www.e-coms.co.jp/jirei/jirei29
広告を消すときによくある失敗パターン
広告対策でつまずくのは、原因を確かめずにツールを増やしてしまうケースがほとんどです。よくある失敗と対策を表にまとめました。
| よくある失敗 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| 広告ブロックの拡張機能を複数入れた | ブラウザが重くなり、表示崩れの原因も特定しにくくなる | 広告ブロックは1つに絞り、不要な拡張機能は削除する |
| 通知の許可を見直さなかった | 広告ブロックを入れても、画面の隅に広告のような通知が出続ける | ブラウザの「通知」の一覧から、心当たりのないサイトをブロックする |
| 会社のパソコンに自己判断で拡張機能を入れた | 社内規程に違反したり、業務システムの画面が表示されなくなったりする | IT管理者に確認し、許可されたものだけを使う。業務サイトは許可リストに登録する |
| 偽の警告画面の電話番号に電話した | 遠隔操作ソフトを入れさせられ、金銭や情報をだまし取られる | 電話せずにブラウザを閉じる。業務端末なら、すぐにIT管理者へ報告する |
| アプリ内の広告をブラウザの設定で消そうとした | 設定を変えても広告が減らない | アプリ内広告は、そのアプリの有料プランや設定で対応する |
| 広告の設定を変えれば広告が減ると考えた | 広告のカスタマイズでは、表示される広告の数は変わらない | 数を減らしたい場合は、ポップアップや通知の設定、広告ブロックと組み合わせる |
表の中でも、偽の警告画面への対応と、業務端末への無断インストールは、個人の失敗では済まない問題です。どちらも「知っていれば防げる」種類のトラブルなので、会社としては一度きりの注意喚起ではなく、定期的な研修で社員の知識を最新に保つことが有効です。自社の状況を、次のチェックで確認してみてください。
広告や偽警告への備え、社内の運用は大丈夫?セルフチェック
当てはまるものを選んでください(登録不要)
会社として備える|偽の警告や不審な広告にだまされないための社員教育
社員教育は、ルールを決めて周知し、手口を学ばせ、受講した記録を残すという3つを回すのが基本です。広告ブロックの設定は個人の工夫に頼りがちですが、広告をきっかけにした被害は、設定よりも社員の判断で防げるかどうかが分かれ目になります。
何を周知し、何を教えるか
周知する内容は、次の4つに絞ると運用しやすくなります。
- 業務端末に入れてよいソフト・拡張機能のルールと、確認先(IT管理者や情報システム担当)
- 偽のセキュリティ警告が出たときの行動(電話しない、ブラウザを閉じる、報告する)
- 不審なダウンロード広告の扱い(公式ストア以外から入れない、提供元と権限を確認する)
- 見かけたときの報告先と、報告までの流れ
社内で対策を進める手順は、IPAの中小企業の情報セキュリティ対策ガイドラインに、経営者向けの指針と実践の手順としてまとめられています。社員向けの基礎知識は、総務省の国民のためのサイバーセキュリティサイトに、職場で使う人向けの解説や事例があります。スマホの業務利用に絞った備えは、スマホのウイルス対策でも整理しています。
受講の管理を仕組みにする
周知した内容が全社員に届いたかを確かめるには、誰が受講し、誰が未受講かを把握できる必要があります。メールやExcelで催促と集計を続けると、担当者の負担が大きく、受講の漏れも出ます。情報セキュリティを含む研修を、年間を通じて全社員に受講させたい場合の一例が、株式会社OysterのOneCompliance(ワンコンプライアンス)です。法務・労務・情報領域の研修コンテンツを提供するコンプライアンス特化のeラーニングで、情報セキュリティのコースでは、リスクや外部からの攻撃、人の不注意や不正、リスクを最小化する対策などを扱います。ダッシュボードや自動リマインダーによって、未受講者への催促や受講状況の集計といった管理工数を抑えられます。費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせで確認が必要です。料金はプランによって異なるため、資料や公式サイトで確認してください。
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
株式会社Oyster
OneCompliance(ワンコンプライアンス)
コンプライアンスに特化!上場準備中/IPO準備中、上場企業、大手グループ会社、監査法人、金融機関/フィンテック、中堅/中小企業の方に特におすすめ

おすすめ!
- 上場準備中/IPO準備中の企業にも最適
- ダッシュボードや自動リマインダーなど管理工数を最小化
- 初期費用なし、受講人数に合わせた料金体系のためコストを最適化
気になる…
- 費用は人数に応じた課金体系のため、問い合わせで確認
自社のルールを教材にする手間を減らす
汎用の研修だけでは、自社の端末ルールや報告先までは伝えられません。自社のルールを教材にして繰り返し見られる形にしておくと、新しく入社した社員にも同じ内容を伝えられます。ただし、教材づくりを担当者が1人で抱え込むと、更新が止まりがちです。作った教材を配信し、進捗やテストの結果まで確認できる仕組みがあると、運用を続けやすくなります。
Smart Boarding
端末のルールを、口頭や社内メールだけで周知していませんか?
こんな会社に向いています
自社のルールや手順を、独自の研修コースにしたい会社
学習の進捗やテストの結果を確認しながら周知したい会社
ここまでの内容を一度にそろえる必要はありません。まずは端末のルールを文書にし、偽の警告が出たときの行動を全社員に伝えるところから始め、手口の理解度を確かめる段階で、確認テストを備えた仕組みを検討すると進めやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 広告を一番かんたんに消す方法は何ですか?
A. まずはブラウザの設定でポップアップとリダイレクトをブロックし、心当たりのないサイトの通知をブロックすることです。ページ内のバナー広告まで消したい場合は、公式ストアから広告ブロックの拡張機能を1つ追加します。広告の種類ごとの対処は、記事冒頭の早見表で確認できます。
Q2. ポップアップ広告を消すにはどうすればよいですか?
A. ブラウザの「ポップアップとリダイレクト」の設定をブロックにします。それでも出る場合は、通知として表示されていないか、入れた覚えのない拡張機能がないかを確認してください。業務システムが開かなくなったときは、そのサイトだけ許可に戻します。
Q3. 閉じるボタンがない広告や、「ウイルスに感染しました」という警告が出たらどうすればよいですか?
A. 画面内のボタンは押さず、表示された電話番号にも電話せず、ブラウザやタブを閉じてください。IPAは、画面が表示されただけであればウイルスには感染していないとしています。全画面で閉じられない場合はEscキーを長押しすると閉じるボタンが出ることがあります。業務端末ならIT管理者へ報告しましょう。
Q4. スマホのアプリの中やYouTubeの広告も消せますか?
A. ブラウザの設定や広告ブロック機能付きのブラウザで消せるのは、Webページの広告です。アプリ内の広告は、そのアプリの有料の広告非表示プランなどで対応します。YouTubeの動画広告は、公式の有料プランであるYouTube Premiumで広告なしの視聴ができます。
Q5. 会社のパソコンに広告ブロックを入れてもよいですか?
A. 自己判断で入れず、IT管理者や情報システム担当に確認してください。社内規程でインストールできるソフトが決まっていることが多く、業務システムの画面が表示されなくなる場合もあります。認められた場合も、業務サイトは許可リストに登録しましょう。
Q6. 社員が不審な広告にだまされないために、会社は何をすればよいですか?
A. 業務端末に入れてよいソフトのルールと、偽の警告が出たときの行動を決めて周知したうえで、手口を学ぶ情報セキュリティ研修を定期的に行うのが効果的です。eラーニングを使えば、全社員の受講状況や理解度も管理しやすくなります。
まとめ|今日からできる6つのこと
ネット広告の多くは、ブラウザの標準設定と通知の見直しだけでもかなり減らせます。最後に、この記事のポイントを整理します。
- 広告の種類を見分ける。ポップアップと通知はブラウザの設定、バナーは広告ブロック、アプリ内広告はアプリ側で対応する。
- パソコンは、ポップアップのブロックと通知の見直しから始め、必要なら拡張機能を1つだけ追加する。
- スマホは、ブラウザ設定と通知を見直し、広告ブロック機能付きのブラウザも検討する。アプリ内広告はアプリ側で対応する。
- 閉じられない広告や偽のセキュリティ警告は、ボタンを押さず電話もせず、ブラウザを閉じる。業務端末ならIT管理者へ報告する。
- 会社の業務端末では、広告ブロックを自己判断で入れず、IT管理者に確認する。業務サイトは許可リストに登録する。
- 社員への周知と受講記録を仕組みにするため、研修用eラーニングの資料を取り寄せて比較する。
参考文献
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページ」
- 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」
- 総務省「国民のためのサイバーセキュリティサイト」
- Google「広告エクスペリエンスを管理する」(マイ アド センター ヘルプ)
- Google Chrome ヘルプ「ポップアップを許可またはブロックする」
- Appleサポート「iPhoneのSafariでポップアップをブロックする」
- YouTubeヘルプ「YouTube Premiumの特典を利用する」
